森元治郎 参議院議員
7期国会発言一覧

森元治郎[参]在籍期 : 4期- 5期- 6期-| 7期|- 8期- 9期
森元治郎[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは森元治郎参議院議員の7期(1965/07/04〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は7期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院7期)

森元治郎[参]本会議発言(全期間)
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第50回国会(1965/10/05〜1965/12/13)

第50回国会 参議院本会議 第8号(1965/11/19、7期、日本社会党)

○森元治郎君 私は、日本社会党を代表して、ただいま議題となりました日韓基本条約その他の案件について、政府の考えをただします。  まず私は、これら案件がどろだらけになって本院に送られてきたことに痛憤するものであります。(拍手)衆議院において、慎重御審議を願いますという口の下から、委員会、本会議と、抜き打ちに万歳で強行可決したことは、わが議会民主政治破壊の暴挙であります。しかも、相手韓国の国会も力で突破いたしております。こんな国民を無視した条約の前途は、まことに暗いものがあると一、言わなければなりません。(拍手)また、衆議院段階にありながら、参議院の自由な審議権を拘束するような計画を練って、二院制……

第50回国会 参議院本会議 第14号(1965/12/11、7期、日本社会党)

○森元治郎君 私は、日本社会党を代表して、ただいま議題となりました日韓条約案件について、若干の質問をいたします。  ただいま草葉委員長代理――われわれは、まだ委員長代理になったことを知らないのでありますが、委員長代理から、委員会における経過並びに結果の御説明がありましたけれども、委員会では、もう単に「委員長」ということばだけで、質疑の打ち切りもなければ、討論、採決もなかったし、委員長にこの委員会の結果の報告書作成について委任をしたこともなかったのであります。まことに暴挙というほかはないのであります。こういう重大な条約が、衆議院でも暴力のもとに採決が行なわれ、参議院でも、それを上回るような、ふか……

森元治郎[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院7期)

森元治郎[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第49回国会(1965/07/22〜1965/08/11)

第49回国会 外務委員会 第閉会後1号(1965/08/31、7期、日本社会党)

○森元治郎君 大要二つばかりのことをお伺いいたします。時間がありませんからやりとりはできませんので、明快にお答えを願いたいのは、沖繩の法律的なステータスはやはり平和条約の第三条だと思う。よく読んでみると、もうアメリカはこれを保持する理由はないのじゃないか。それからもう一つは、保持する資格がないのじゃないかということを感じます。もともとは、アメリカを唯一の施政権者としてこれを信託統治するのだということが書いてあるわけです。今日、安保理事会の非常任理事国にもなったことのある日本の領土の一部を信託統治下に置くというようなことはあり得ないし、また、アメリカが、日本が国連に加盟した以上、主権平等の立場に……


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第50回国会(1965/10/05〜1965/12/13)

第50回国会 日韓条約等特別委員会 第3号(1965/11/24、7期、日本社会党)

○森元治郎君 関連。総理大臣に伺いますが、この日韓の条約、協定、すべてを見て、また、交渉の経過を見て感ずることは、日韓関係の特殊関係であるということ、これを非常に強調される、そのとおりであります。しかし同時に、分離独立をした関係、平等な主権国間の話し合いというならば、情は情、過去の経緯は経緯だが、交渉とか、あるいは問題を詰める場合には、やはり佐藤さんの好きな、がっちりした、合法的といいますか、がっちりした話し合いをしなければならぬと思う。その間が、法律と情がどっちも割り切れないでいるところに、すべての問題が混乱しておると思うが、いかがですか。

第50回国会 日韓条約等特別委員会 第4号(1965/11/25、7期、日本社会党)

○森元治郎君 関連。羽生さんの言うのは、こういうことが頭にあってお尋ねになっておると思うのです。それは衆議院の段階で椎名外務大臣が、この国連憲章による重要事項の指定というのは、簡単にいえば中国を入れないためだ、国連に加盟させないための条項であると、まことに明快に自民党の伝統的政策を明らかにしたと思うのです。どこに重要事項のポイントがあるかというと、三分の二という数の問題ですね。三分の二というものは、この重要事項の中でまた大事な問題です。憲章の中で大事なのは三分の二、三分の二の数でいくならば押えられる、ここが重点なんであります。そうして重要事項だから慎重に審議しなければならない、こう言います。そ……

第50回国会 日韓条約等特別委員会 第5号(1965/11/26、7期、日本社会党)

○森元治郎君 農林大臣ちょっと一言だけ。たいへんおもしろいお話で、休戦ラインの北は、よその国とか何とかの国とかおっしゃっていましたが、何という国か国名をおっしゃっていただきます、国名を。それが一つ。  もう一つは、領海、領海といいますが、領海というのは領土があり、陸地があり、その領土につながって領土と同じような国家の権力が作用するのが領海。海のほうから見りゃ領海を通って領土に入るわけですね、領土。領土といえば、これは何国かの領土でなければならない。韓国ではないはずのように考えられます。ひとつ何国か、領土は一体どこの領土か、単なる地域の外に領海というのはないわけですね。何となくおかがある、その向……

第50回国会 日韓条約等特別委員会 第6号(1965/11/27、7期、日本社会党)

○森元治郎君 関連して。いま条約局長の答弁を聞くと、条約でも共同宣言でもたいして変わりはない。それなら、何で、この交渉が始まってから、この条約の形式論について、最後のとことんまで共同宣言でねばったのですか。そんなにあっさりと共同宣言でもいいし、覚え書きでもかまわないくらいのものならば、何でとことんまでがんばったのですか。やはりその点がすべての問題にそうなんですよ。いま岡田さんの関連だから言わないが、何でとことんまでやったか。
【次の発言】 それは請求権の問題だって、初めからわがほうには個人の財産権はないんだと了解したが、しかし、交渉技術上、三十二年ごろまであるあると言ってやったわけですね。こう……


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第51回国会(1965/12/20〜1966/06/27)

第51回国会 科学技術振興対策特別委員会 第3号(1966/02/24、7期、日本社会党)

○森元治郎君 関連。いまの戸田さんの質問と大臣の御答弁を聞いていると、基礎科学とは何ぞやという概念、あるいはその概念の及ぼす範囲といいますか、そういうものが明確でないので、専門家から、基礎科学、これの説明を、ちょっとしてもらえば、質問がしやすくなるのじゃないかな。

第51回国会 科学技術振興対策特別委員会 第4号(1966/03/10、7期、日本社会党)

○森元治郎君 私は、すわってやりますから、お願いします。  水戸の射爆場の返還問題と、使用済み核燃料の再処理工場、これについて伺おうと思ったんですが、三十分大至急でやっても、一つしかできないと思いますが、ひとつお願いします。  射爆場について、まず伺いますが、それじゃ事務的に、方針を変えて、形容詞を抜きで、ずばり伺いますが、大臣は、ライシャワー大使にお会いになって射爆場返還について御努力をしてくだすったようですが、その結果を伺いたいのです。
【次の発言】 ライシャワー大使にお会いになったのだから、私は何か具体的なものを持っていかれたと思ったのですがね。そうでなければ、お互いによく、もう理解して……

第51回国会 科学技術振興対策特別委員会 第5号(1966/04/14、7期、日本社会党)

○森元治郎君 私、専門家でないので、ひとつわかるような御答弁を願います。だんだん専門家になりますが、ちょっと時間をかしてもらいたい。  ただいま議題となったこの臨時措置法ですね。これの提案理由の説明に関連して主として質問します。  この中に出てくることばのことなんですが、核原料物質開発の促進、「物質開発の促進」というのと、核燃料資源の開発、「資源の開発」――まあ、リソーセスというのですか、資源はね。物質は、マターとかサブスタンスとか言うのでしょうが、どういう意味なんですかな。
【次の発言】 やはり、その二つの、ウランとトリウムということになる。これは法律ですから……。提案理由の説明にあった場合……

第51回国会 外務委員会 第2号(1966/03/01、7期、日本社会党)

○森元治郎君 まあ一番佳境に入ってきたところで、いまの問題に関連して一つ伺うと、「かさ」ということばははずしまして、「かさ」をすぼめてしまって、核による防衛の保障、こういうことなら大臣も好きだと思うのですね。  そこで、下田次官は、核兵器を日本の国内に置くとか置かぬとかいうことには賛成じゃないのだ、こういうふうな意味だというのは、そうじゃなくて、新聞記者の質問に対しての答弁の内容は、次官は、アメリカの核の保障には入っていないのだ、こういうふうに私は新聞を読んだんです。これに対して大臣は、アメリカは偉大なる抑止力を持っておる、全面戦争を抑止する核兵力を持っている、抑止力を持っているし、さきの一月……

第51回国会 外務委員会 第3号(1966/03/24、7期、日本社会党)

○森元治郎君 その前に防衛庁長官の時間はどのくらいおくれそうですか。
【次の発言】 きょうは茨城県の那珂湊の射爆場の返還問題、これについて初めに伺います。  大臣も御承知のように、この問題はもう長い問――十数年かかって解決できない問題である。そこで、ずばりお伺いいたしますが、もう事務的な段階では片づかないから、高い段階で、たとえば内閣全体の問題として、閣議レベルの問題として政治的な折衝で解決する以外にないと私は判断をするのですが、大臣の御所見はいかがですか。
【次の発言】 せんだっての科学技術対策特別委員会で、外務省の安川アメリカ局長、施設庁長官のお二人から、行き詰まっておる、非常にむずかしい……

第51回国会 外務委員会 第4号(1966/03/29、7期、日本社会党)

○森元治郎君 議事進行ですが、もう少し廣田移住局長、この「日本人の海外移住の現状と戦後における推移」という、こんな大きなものを持ってこられたのですが、けさ渡されたんでよくわからないのですが、ちょっとひとつ要領よく大まかに説明してくださいませんか。減っているのかふえているのか、地域別、業種別、そのくらいでいい。
【次の発言】 大臣、この海外移住の形勢はだんだんに細くなってくるが、やっぱり大臣というような人が出先を回ってやって、現状を見て、彼らに希望を持たせ、それからマスコミのほうも書くでしょうし、大いに移住に熱といいますか、関心が深くなると思うので、いろいろの定期協議なんかに、どんどんパリ、ワシ……

第51回国会 外務委員会 第5号(1966/03/31、7期、日本社会党)

○森元治郎君 この事業団に監事若干名を置くようになっているのだが、若干名でしょう。何名くらい置けるのか。それから、いままで国会議員、地方議員がなれない欠格条項があったが、今度は適格になって、なれるというのですが、何人ぐらいであって、どういう人が選任をするんですか。
【次の発言】 今度適格――なれるということになったんですが、いつ交代するんですか。任期とか、いかなる選び方をして監事になるんですか。
【次の発言】 これは有給であるのか。それから、外務大臣が国会議員を選ぶ。それは、大臣の思惑というか、大臣がかってに自分の都合のいい人を監事にするのか。何かそこらがもっとはっきり選任の手続みたいのが、内……

第51回国会 外務委員会 第6号(1966/04/12、7期、日本社会党)

○森元治郎君 参考のために伺っておきますが、世界で国の数――独立国のですね、それから、日本とまだ国交のない国。数は少ないと思うから、国名を教えてもらいたい。  それからもう一つは、ネパールには大使館を置くことになって、大使がおらない。インドの兼轄になっているかと思うのだが、その事情はどうなっているか、その点。
【次の発言】 ネパールに置くつもりがあるのかないのか。そういうことを大蔵省に要求したことがあるのかどうか。それから、独立国として認めているもの百二十四ですが、その他国として国交のないものもあるのだろうが、その全部の数と国名。
【次の発言】 そうじゃなくて、それはわかりました。国交のない国……

第51回国会 外務委員会 第8号(1966/04/21、7期、日本社会党)

○森元治郎君 横山特使の問題ですがね、あれはどういう資格で出たんだか、ふわふわと出ていってしまって、わからないのだが、政府が頼んだのか、売り込んだのか、大臣個人の特使か、内閣のあれか、特使ということばをつけたか、つけないのか、どんなものですか。
【次の発言】 訓令は、ベトナム解決の糸口を見つけてこい、どこへ行って見つけてくるかは特使が見つけてくるのだ、受けるほうも、承知しましたということで出ていったのですか。どっかへ行って拾ってこい。そうじゃなくて、大臣も総理もお会いして、とくと訓令を授けて、どの辺の国を回れ、会ったらこういうことを言え、そういうことは当然あったわけですね。

第51回国会 外務委員会 第9号(1966/04/27、7期、日本社会党)

○森元治郎君 いま政府委員から日独二重課税の説明があったが、簡単でございましたが以上で終わります――簡単じゃない。長過ぎるから、これは印刷して要点を。いつも外務省からもらう書類を見ると、ありったけの知識をさらけ出して書くのだが、新聞記者が書くように要点をぴしっと書いて、国際間の税金の問題なんてほんとうにむずかしいですよ、正直言って。ほんとうに理解するといったら該博な知識がなければならぬ、経験がなければならぬ。だから、要点をよくひとつまとめてお出しを願えば審議が早いと思うんですね。  そこで、委員会の審議の進行にも関係ありますから、すずをちょっと伺っておきます。協定の目的とかあるいは改定の要点だ……

第51回国会 外務委員会 第10号(1966/05/10、7期、日本社会党)

○森元治郎君 時間がありませんから、大臣、質問のおもな項目を申し上げるから、それをよく御検討の上、一括して答弁をしてもらう、そして、時間があれば質疑を若干する。私の質問に落ちたところは、その他の人から、また追加があると思いますが、私の関するのを申し上げます。  第一点は、中国の第三次核爆発について、日本政府はいかに受けとめているか。動揺はないか。従来の、核兵器は持たない、持ち込ませない、こういう方針は断固貫くつもりかどうか。  それから、イスラエルの核の脅威に、アラブ連合も核武装の作業を開始して対抗すると言っております。また、最近非同盟三国が集まって相談をするようですが、どうもこれはインドの核……

第51回国会 外務委員会 第11号(1966/05/12、7期、日本社会党)

○森元治郎君 ソビエトもたいへんよくここまで譲歩したような感じを受けるのです。問題点は、シベリア上空の開放二年間という暫定期間、暫定期間後の状態がどういうふうになるか、モスクワ以遠の権利及びその実態というものが問題でありましょうが、まず常識的に伺いたいのは、この週一便という約束で、赤字でなく黒字でやれるようになるのか。この際、北回りあるいは南回りの日航線というものがどの程度打撃を受けるのか、受けないのか。実質的な利益の面をひとつ明らかにしてもらいたいと思う。単なるあそこに航空路を設定したという名目上のことじゃなくて、実態のほうはどうかということから伺います。

第51回国会 外務委員会 第12号(1966/05/26、7期、日本社会党)

○森元治郎君 まあ一つは条約の締結によって税収の影響ですね、両国の。国の力が同じであれば税収のふえたり減ったりする分も大体均衡すると思うんだが、両国の経済関係から見て、両国の増減関係はどういうふうになりますか。
【次の発言】 デュッセルドルフなんか七、八百人もいるようだが、企業進出の状況と、進出日本人の商業関係に従事している人の数なんかわかりますか。
【次の発言】 過去にも十数カ国とこの種の条約を結んだが、この種の条約を取りきめるのは大体先進国同士ですか。
【次の発言】 後進国といったって、後進国もA、B、C、いろいろあるだろうけれども、アラブ連合なんかも後進国に入るのかな。

第51回国会 外務委員会 第13号(1966/05/31、7期、日本社会党)

○森元治郎君 大臣にお伺いするのは、原子力潜水艦の入港に関連してでありますが、ベトナムにおけるアメリカと北ベトナムとの戦い、戦争、これと日本の立場というものはどういうふうな関係に立つのでしょうか。たとえば、同盟国としてアメリカの軍事、アメリカの行動には全面的に協力、支持を与えるというたてまえなのか。いわゆる戦争の直接の当事国ではないから、中立的――的ですよ――中立的な立場なのか、この関係をまず伺います。
【次の発言】 安保条約のたてまえというのは、大臣はどういうふうに御理解になっておりますか。
【次の発言】 条約が、なるほど条約に書いてあるのは、極東の平和と安全に対して「共通の関心を有する」と……

第51回国会 外務委員会 第15号(1966/06/07、7期、日本社会党)

○森元治郎君 今月に入ってから、総理大臣がインドネシアに三千万ドルの円借款を供与するということがきまったようです。片方では、アジア開発銀行というものができて、たいへん繁雑な慎重な手続きをとって金を貸す、それで開発に資そうという銀行利用の考えが実現しようとしております。どうも、片方はどさっと大きな金を一ぺんで貸す、片方はかたい銀行、政府の、この二国間の援助というものに対する態度と、アジア開発銀行というものを通じてじみちに気長に着実に援助をしていこうというのと、それに対する政府の態度というものをまず根本的に伺います。
【次の発言】 アジア開銀に出資し参加している後進国から見て、金を借りる場合の手続……

第51回国会 外務委員会 第16号(1966/06/09、7期、日本社会党)

○森元治郎君 関連して。通産大臣の御答弁はだいぶ思わせぶりで、何もそういう要求が出ていないじゃないか、それに答えはできないと、まあ、出すなら出してみろ、ケース・バイ・ケースで考えてやる。たいへん前向きですね。ですから、吉田書簡は取り消しなんということは言わなくても、事実上ケース・バイ・ケースでこの金を使えば消えたことになるのですね。それにしても、話がないのに何もできない――たいへんに思わせぶりで前向きで。そういうふうに解釈してよろしいですか。
【次の発言】 出してみろと言うわけだ、あなたは。
【次の発言】 それをやれば総理だ。まあいいです。

第51回国会 外務委員会 第17号(1966/06/21、7期、日本社会党)

○森元治郎君 このアジア開発銀行に二億ドルの出資をするほか、日本の対外経済協力はたいへんな金額になっていく。遠からず国民所得の一%という十億ドル近い金が出ていく。これは非常に大きな問題でありまするから、みんなの意見を集中して、そうして、正しい、効果的な経済協力をすることが大事だと思うんです。そこで、この前の委員会で、審議会をつくったらどうかというような話をしたんです。そのとき三木さんから答弁がちょっとありましたが、外務大臣はこういうものの必要性、こういうものについてどんなふうにお考えになっておられるか。
【次の発言】 あるにはあるが動いておらないという御答弁だが、大きな問題ですから、私はこのア……

第51回国会 外務委員会 第18号(1966/06/23、7期、日本社会党)

○森元治郎君 もう国会もあと幾日もないんで、ちょっと一、二点急いで伺います。  なんといっても、いまのイシコフ漁業相が来ての北洋安全操業問題で、ソ連側からのちょっと予期しない提案が出たようであります。この提案というのは、日本側は甘いことばかり放送しておったが、がく然としたような、水をかけられたような感じがあるんですが、御気分はいかがですか、大臣。(笑声)
【次の発言】 この対ソ外交というのはなかなかこれ渋い外交でしてね、向こうが、芸術でも何でもそうですが、思わざる、なかなか大きなスケールで、大きいこと出てくるんですね。こっちが安全操業だ、漁船員の釈放だ、船を返せという、もう北海道のちょっと隣あ……

第51回国会 予算委員会 第22号(1966/04/01、7期、日本社会党)

○森元治郎君 関連。亀田委員の質問に対して、総理から、日本の核兵器開発の能力、この科学的能力が十分だと、きわめて明快な御答弁があったのです。これは私も外務委員会でも、あるいは予算の分科会で防衛庁長官にも伺ったのです。世間では、日本は核兵器開発の能力があるとアメリカも言っているし、新聞も書いている。能力とはどういうことでございますかと言えば、椎名さんは、森さんも御承知のように、常識的な工業水準だと、工業水準とは一体何だとなると、これは答えない。こういうふうで、非常に私はこの点をはっきり聞きたいと思っていたんだが、幸い科学的能力が十分だとおっしゃるなら、一体、核兵器開発の科学的能力とは何をいうのか……


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第52回国会(1966/07/11〜1966/07/30)

第52回国会 外務委員会 第閉会後1号(1966/11/18、7期、日本社会党)

○森元治郎君 羽生委員の質問に関連して、ひとつこの機会に。政府は、和平的な収拾ということは御賛成たろうと思う。もし賛成ならば、佐藤内閣が考えているベトナムの和平的な収拾の条件、方針を、四点か三点か、五点か知りませんが要約して知らしてくださるといいのですが、今日までは一つも言っていないのですが、ひとつ要点を示してもらいたい。たとえば、北ベトナムの四原則とか、ベトコンの五原則とか、アメリカの二十項目とか、いろいろそれぞれ、みな立場を出している。イギリスあるいはソ連も方針を出しています。だから、いま大臣のようなお考えを結晶して、ひとつ北爆はやめる――たとえばですよ、大臣の頭にやさしくしてあげますから……

第52回国会 外務委員会 第2号(1966/07/15、7期、日本社会党)

○森元治郎君 関連して。いま岡田委員が申した点で、こういうふうな十億ドルに達するような大きな金を出すのだから、一つの調整機関をつくることも一つ。あるいはこの前も外務委員会でお尋ねをした、例の対外経済協力に関する審議会、政令で出ておりますが、これを改組してやっていくということも一法だと思うのです。この点大蔵大臣はどんなお考えですか。調整機関をつくる、審議会を改組、活用していく…………。
【次の発言】 大蔵大臣はやっぱり総理大臣候補だなんていわれておるが、答弁は事務的だね。私が伺ったのは、あんたは将来ホープだからこの構想を聞いたわけなんです。対外援助という、大きな十億ドルというような金を動かして低……

第52回国会 外務委員会 第3号(1966/07/16、7期、日本社会党)

○森元治郎君 総理は十時半からだから、その前五、六分ありますので、特に私が拝借して御質問します。
【次の発言】 外務大臣に御質問申し上げますが、北ベトナムにおけるアメリカ軍の北爆、これはライシャワー大使が京都あたりでお話をしたものによると、解決への一歩である、オーストラリアのホルト首相は、これを軍事的な当然な措置であるということを言っておりますが、大臣はどう考えますか。
【次の発言】 簡単に、その解決への一歩だと思うかどうか、あるいはまた、フランスをはじめとして、カナダ ウ・タント事務総長、その他イギリス、これは平和への道を閉ざすものであるという遺憾の意を表明をしておるのです。大臣に伺いたいの……


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第55回国会(1967/02/15〜1967/07/21)

第55回国会 沖縄問題等に関する特別委員会 第4号(1967/05/12、7期、日本社会党)

○森元治郎君 議題に入る前に一つ長官に伺っておきたいのは、けさの新聞にも出ておる例の沖縄漁船南琉丸百トンがインドネシア海軍に拿捕されたという記事が載っておりましたが、これは新聞によれば、国籍の表示が不明であったのか、そんなような理由ではなかろうか。これについて琉球政府は、アメリカ民政府に対し、及び本土の外務省に対して釈放方の努力をしてくれるように要請したと出ておりますが、もし情報が入っておれば御披露願いたいと思います。
【次の発言】 大臣の答弁にもありますように、原因はやはり表示のしかた、すなわち船舶に掲げる旗の問題が原因のように大臣は言われております。たぶんそうだと思うのですが、臼井前総務長……

第55回国会 沖縄問題等に関する特別委員会 第8号(1967/06/09、7期、日本社会党)

○森元治郎君 お話を伺ってちょっと期待が違ったというか、大浜さんの前提条件――南方同胞援護会の会長、総理府の沖縄問題懇談会の会長、沖縄出身、そういう前提条件。それからもう一つの前提は、大浜さんの行かれた大きな内容の前提としては、軍事基地と施政権を分けて相談を持ちかけたという点にちょっと私は、もう一段前にやはり全面返還、いわゆる条約には軍事基地なんて書いてないから、あの条約のそのままの沖縄、小笠原で、東経、西経何度でいって、次にお分けになったらまたよかったと思うが、議論はいたしません。  そこで、いままで政府は岸・アイゼンハワー、池田・ケネディ、佐藤・ジョンソン、いろんな共同声明を出しながら、一……

第55回国会 沖縄問題等に関する特別委員会 第10号(1967/06/30、7期、日本社会党)

○森元治郎君 ちょっと関連質問をしたいんですが、かねがねおかしいと思っておるのは、アメリカは沖縄を占領し、平和条約で準領土のような扱いをしてきておるわけですね。ですから、当然アメリカは沖縄九十万島民の生活のめんどうを見る義務があると思うんですね、義務が。その義務のある人がさっぱり熱意を入れない。一体アメリカはどの程度の生活水準を沖縄島民に与えようというつもりがあるのか。アメリカもたくさんの委任統治持っております。そこでもうアメリカはほとんど全部生活費のめんどうを見ておるわけです。一体どのくらいの生活水準を認めようとするのか。それがはっきりすれば、アメリカの援助額というものの限度というものもわか……

第55回国会 外務委員会 第2号(1967/03/30、7期、日本社会党)

○森元治郎君 先議に予定されているのはどれ。

第55回国会 外務委員会 第3号(1967/04/25、7期、日本社会党)

○森元治郎君 誤植というのは日本語だけれども、これはちょっと説明してもらおうかな、原文がないので、これは。
【次の発言】 どこがどう違ったのかわからないから、もっと説明してくれよ。条約を持っているからいいけれども、どこがどう違っているのか。
【次の発言】 それから宣言というのはどういう効果があるのですか。この条約の中の間違いを直すのは宣言によるのでしょう。
【次の発言】 誤植というのは誤り……誤植なんですか。日本語で言う誤植という字が適当なんですか。何かごまかしみたいな感じがするのだけれども。
【次の発言】 われわれが常識的にみんながふだん使っている場合には、何か活字がさかさになったり、木へん……

第55回国会 外務委員会 第4号(1967/05/11、7期、日本社会党)

○森元治郎君 電気通信条約の改正点のポイントは三十九条だろうと思うんだが、それをひとつ、補足説明があったけれども、さらに説明してもらいたい。
【次の発言】 宇宙通信と人命の安全ということとの関連が私はよくわからないんだがね。人命の安全と宇宙通信の関係はどういうとこで関係があるのか。
【次の発言】 宇宙というのはこれから国際法あるいは国際政治で大きな問題になるが、どの辺を宇宙という概念で考えておられるのか。電気通信というと、電波ということになるんですね。とすれば、電波の到達距離もあるだろうし、いろんな専門的なこともあると思うんだが、宇宙というのはどの辺までを宇宙と言うのか。エア・スペース、アウタ……

第55回国会 外務委員会 第5号(1967/05/16、7期、日本社会党)

○森元治郎君 外務大臣の三木さんに対する初めての質問であります。問題を一つ伺います。それは、最近ここ数カ月を含んで、国連のウ・タント事務総長の北ベトナムに関する事態の認識が、たいへんせっぱ詰まっておるような感じを受けます。私たちも事務総長という立場、アジア人であるということ、現場にも何回も行って、北とも南とも広く接触をし、しかも、米ソとも意見の交換は十分しておられる立場の人が、悲痛な感じすらする表現で、米中の衝突、また第三次の世界戦争への様相が濃くなっておる、こういうことを言っております。これに対して、格別どこも大きな批判は差し控えておるようであるが、アジアに位する日本、沖縄を使わせておる日本……

第55回国会 外務委員会 第7号(1967/05/30、7期、日本社会党)

○森元治郎君 在外公館の名称、位置についてですが、最近の、最近というか、終戦後の傾向は、公使館及び大使館ということはわかっているが、たとえばバルバドス以下四つ大使館が新設されるわけですね、たとえ兼館であろうと。すると、向こうの相手国はどういうふうになっているのですか。
【次の発言】 これはどっちのイニシアチブでやっておるのですか。日本が役人が余ってしかたがないから、しかも、大使なんていう名前をつけると役人は非常に喜ぶのです。いなかへ帰って大使だと言うと、じいさまあたりは事情を知らないから、大使が来たと言って喜ぶ。まあ、相手側が置いてくれと言うから置くのでしょうが、どうもその点で、向こうで置いて……

第55回国会 外務委員会 第8号(1967/06/06、7期、日本社会党)

○森元治郎君 一つだけ、あと大和君がやりますから、一つだけ伺いたい。  大臣のお話を聞いていると、国連中心で中近東問題は片づけていく、不拡大を願う、厳正中立でいきたいのだ、世界の平和的世論の喚起だ、こういうことでありましたが、ただ一つ御答弁の中に、「背後の大国の責任」ということばがあったのですが、背後の大国の責任云々というところがね。この事件は、背後の大国にあやつられているのかどうか。一体、それはいずれの側がいずれの大国にあやつられているのか。「背後の大国の責任」というのはちょっと大事な発言だと思うのですが、その点の御説明をちょっと伺いたいと思います。

第55回国会 外務委員会 第9号(1967/06/08、7期、日本社会党)

○森元治郎君 その三件のうちの、日ソ領事条約関係で少しく伺います。  大臣、この定期協議に行かれるということですが、これは日にちが決定したのかどうか。国会の審議は、まあ一カ月くらい延びそうだということですが、それとの関係はどうなのか、この二点を伺います。
【次の発言】 三木さん個人の国会じゃないから、国会がそのころまであればこれは無理で、延ばされることになるのですか。
【次の発言】 そういう場合は、国会が延長になっても、きめたものはというのでお立ちになるのか。今国会にはいろいろな条約がたくさん来ていますね。それはうっちゃって行ってしまいますのかどうなんですか。

第55回国会 外務委員会 第10号(1967/06/13、7期、日本社会党)

○森元治郎君 アジア生産性のほうで一点伺いたいんだが、このアジア生産性機構――オーガニゼーション、この種の国際機構というものは、OECDとか、日本国と関係のある国際機構はどんなものがありますか。
【次の発言】 国際機構、国連関係かなんかの、 ○ECDとかいろいろあるね、こういうふうな日本が加わっている機構という名前が。OECDもそうだろう。
【次の発言】 この名前は、このもととなるのはアジア生産性機構規約、この機構規約はコンベンションという表現になっていますね。コンベンションというのは軽くない。条約のほうにトリーティにまで固まっていないが、相当重い表現だと思うんですね。このもととなる生産性機構……

第55回国会 外務委員会 第11号(1967/06/15、7期、日本社会党)

○森元治郎君 シンガポールのほう、ちょっと一つ聞きたいと思うのだが、東南アジア、南太平洋方面に飛ばす飛行機、この場合、政府はシドニーへの乗り入れを最終の、遠いところの目標ということを頭に置かれたんだと思う。それが証拠に、三十八年のインドネシアとの航空協定、四十年のマレイシアとの航空協定、終点はシドニーになっている。今度のシンガポールの航空協定を見ると、シンガポール―ジャカルタどまりにしようというふうに航空路線がなっておるようなんですが、その間の事情を説明してもらいたい。
【次の発言】 そうすると、マレイシアと協定は現在有効なんですね。廃棄すると言ったのを交渉の結果廃棄しないことになったが、しか……

第55回国会 外務委員会 第13号(1967/06/22、7期、日本社会党)

○森元治郎君 それでは、外務大臣にお伺い申しますが、きょうの問題は、国際情勢ではなくて、外交はだれがやっているか、こういう問題です。外務省がやっているのか、政党なのか、政府がやっているのか、その間が、非常に私はずっと終戦後今日まで見て感ずる点なんです、原則的に。それで、大臣の発言などを見ておると、ちょうど戦前、御承知の軍務局の若手高級課員、中佐くらいがつくったやつで、歴代の大臣はロボットみたいなことを言っておった。それと少しは違います。民主主義だから。違うが、依然として外務省の代弁、外務大臣の場合は。で、あなた個人の見識、見解、あるいは党が目ざすものがどこまで表に出ているのかわからないんですが……

第55回国会 外務委員会 第15号(1967/06/29、7期、日本社会党)

○森元治郎君 時間もないですから、きのうの衆議院の特別委員会であった話に、石橋君の質問に関連して事情だけを伺っておきたいと思うのは、一つは、この全面返還をするのだということは総理も外務大臣も常におっしゃっている。いろいろ質問が出てくると、全面とは何だということがだんだんむずかしくなってくるので、外務大臣、政府が考えている全面返還とは一体どういうことか、構想ですね、おっしゃる、その全面返還だと主張される構想をお聞かせ願いたい。
【次の発言】 そうすると、返還というのが、黙っていて向こうが日本に返しましょうと言っていま外交問題になっているのではないので、こちらが返してくれという要請をする立場。そう……

第55回国会 外務委員会 第16号(1967/07/04、7期、日本社会党)

○森元治郎君 政府委員がどっか外出するらしいから、直接これに関係のない日ソ条約について一点だけ伺います。  日ソ条約、昭和三十二年の交渉で、オホーツク海におけるサケ、マスを禁漁にしたいとソビエトが言い出して、三十二年は二つの船団しか認めない、漁獲量は一万二千トンくらい、三十三年はそれをまた減らされ一つの船団になり、漁獲量も六千五百トンくらいに減らされ、三十四年の一月の初めから禁止されて今日まで来ていると思っています。そこで、いつの間にか禁止されたままになっているのですが、これは魚族の持続的生産性という点から日ソ漁業交渉はいつも話を進めておるのですが、約十年近くにもなっている。いつの間にかソ連の……

第55回国会 外務委員会 第19号(1967/07/18、7期、日本社会党)

○森元治郎君 外務大臣に北方領土についての御質問をしたいと思うが、その前に沖縄についてちょっと二つか三つぐらいの点をただしておきたいと思うのです。  これからは日本へ渡航する場合に渡航証明書をもらう、そういうことになるわけですね。それから海外に行く場合は、従来身分証明書をもらっていたのが今度は旅券で海外に出られる、こういうことになったわけですね。
【次の発言】 そこで、日米協議委員会の話し合いというのはこんなふうに聞いておったのだが、要するに、沖縄住民の第一義の外交保護権というのですか、そういうのは日本がこれに当たるのだという趣旨から行くならば、いまから十二年前、五五年のアメリカ民政府の布告百……

第55回国会 外務委員会 第20号(1967/07/19、7期、日本社会党)

○森元治郎君 航空協定について少し伺いますが、日韓航空協定と銘打ってあるが、これは確かに航空協定であって、文化協定でもなければ、科学の協定でもない。これは一つの経済――広い意味での経済、このカテゴリーに入る協定だと思うのだが、いかがでしょう。
【次の発言】 広い意味の経済的性質の強い、商業的性質も加わり経済的性質も加わったものと理解していいわけだね。
【次の発言】 そうすると、これはビジネスに入るわけだ。ビジネスになるわけですよ。ビジネスといえば、商売といえば売った買ったと、こういうことになる。原則としてはお互いがギブ・アンド・テイクで、取ったり、やったり、譲るべきものは譲り、そうして相協力し……

第55回国会 外務委員会 第22号(1967/07/21、7期、日本社会党)

○森元治郎君 オイスカ・インターナショナルというのは、もう少し説明してくれないと―…


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第56回国会(1967/07/27〜1967/08/18)

第56回国会 外務委員会 第閉会後1号(1967/09/06、7期、日本社会党)

○森元治郎君 きょうは大臣にはいろいろいやな質問が多いと思うんで、心を平らかにして御答弁を願いたいと思うんです。  私はいままで、沖繩問題にしても何にしても、外交の問題は外務大臣が主管で、行政長官としての外務大臣、国務大臣として内閣の方針を責任を持って御答弁できるし、だから質問をしておったんだが、けさの新聞、朝日新聞をちょっと見ただけですが、私が心配していたような事態になってきた。大臣が一体政府の方針を責任を持って正確に御答弁願えるのかどうか。個人の御答弁は、これはまあ別席で伺いましょう。政府の方針を、少なくも沖繩に関して御答弁できるかどうか、その点を伺います。


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第58回国会(1967/12/27〜1968/06/03)

第58回国会 沖縄及び北方問題等に関する特別委員会 第14号(1968/05/20、7期、日本社会党)

○森元治郎君 ちょっと伺いますが、従来の国有地とか民有地とかいうものに関する帳簿などもちゃんといま残っているのか、残っていないのか。  それから、渡島ですか、日本におる者が自分かってに船をチャーターして押しかけてかってなことをしていいのかどうか。おそらくある期間待てということになることもあると思うんですがね。そういうところはどうなっていますか。  それから、開発業者あるいは一発屋といいますか、山師といいますか、政府の力にもよらなくて、自分の金で自分でもって食糧を持って行って、観光開発みたいなことで何をしでかすかわかりません、いまは時代が変わりましたから。こんな一発屋をどう押えるのか。そうしない……

第58回国会 外務委員会 第6号(1968/03/28、7期、日本社会党)

○森元治郎君 小さい問題ですがね、これは外務省の事務当局の答弁だと思うんだが、国会にいろんなものを出す場合、条約なら条約を出したときに、交換公文とか、あるいは議事録とか、いろんなものが参考文書として出ますね。それが基準がどこにあるんだか、ある場合には出さなかったり、あわててつけ加えて出したり。たとえば、去年のブラジルとの同じく二重課税の条約のときには、交換書簡を国会に参考文書として出さないんですよね。出してない。それで、官報告示のときに、官報の中に入れて出した。今度、まあそのせいか、今度のデンマークの場合には交換書簡をあとへくっつけてきている。そういうふうな出したり引っ込ましたりはどういう基準……

第58回国会 外務委員会 第7号(1968/04/04、7期、日本社会党)

○森元治郎君 この臨時措置法の要点を簡潔にもう一回説明してください。
【次の発言】 新たに代表を置かなくても、いままでの代表があるんじゃないんですか。
【次の発言】 いまの説明で何か任務がたいへん多くて、ようやり切れないから、特別に今度新しく政府代表をこの臨時措置法で設けようというらしいんです。そんなことは初めっからわかっているんで、なぜ、前に政府代表をきめるときに同じ趣旨の法案が提案されないでやってきたのか。一年と五、六カ月もこの前の政府代表をきめてから時間がたっているわけだが、あのころ、これが第十五条でやることになっているんだから、代表を当然あのときに出せばいいものを、どうして一年半もうっ……

第58回国会 外務委員会 第8号(1968/04/16、7期、日本社会党)

○森元治郎君 レバノンの協定について一番先に伺いたいのは、協定締結は昨年の六月ごろだったと思うのだが、その後一カ月おいて八月くらいにはすでにレバノンの貨物専用線が日本に飛んで来ていたが、まだ協定発効前ですね。その状況、理由を明らかにしてもらいたい。
【次の発言】 協定発効前に飛行機が飛んでおるというのは、どういう理由で飛ばさせておるのですか。
【次の発言】 いまの御説明で、向こう側の強い要望があったので運輸大臣はこれを航空法に従って行政的に許可をした。日本は協定を結ぶ以上、同じ強い要望があって初めて航空協定が合意に達したわけだ。こちらは弱い要望なんですか。やるんなら同じにやったらどうですか。向……

第58回国会 外務委員会 第9号(1968/04/23、7期、日本社会党)

○森元治郎君 アジア=オセアニア郵便条約に日本は調印をして、そうして批准を今日までしてこなかったのはどういうことなんですか。
【次の発言】 ただいまの説明はこの条約をつくるときに集まったときと同じであって、そのときも、日本がすみやかに調印して批准をすればオーストラリアもニュージーランドも入って、日本が条約調印した時点で満足するものができたと思うんですね。いまの説明は一つも納得できないんだが、うかうかとして参加しなければならなかった理由はどこにあるんですか。君たち小さい国と相談したってたいした郵便物もない、航空郵便物もない、小包もない、まだ早いと言って、行かないほうがいいじゃないか、ぬけぬけと、……

第58回国会 外務委員会 第10号(1968/04/25、7期、日本社会党)

○森元治郎君 沖繩がこの条約の中でどういう地位になるのか。と同時に、その沖繩の船舶の日本に入ってくる一体出入りの実態みたいなものがあったら教えてください。
【次の発言】 この条約は七月の二十一日に効力が発生するわけだな。そうすると、日本は旧条約に加盟しておって、そして新たにこの六六年の条約に有効に加入するためには、三カ月内だから、四月の二十一日ぐらいまでに国会の承認を取りつけて寄託をすれば、七月二十一日の発効に間に合うわけですね。そうすると、いまこのような状態であると、七月二十一日に間に合わないわけです。というと、ちょっとある期間、旧条約と新条約と重なる時期があるわけだね。外務省もそこらは事務……

第58回国会 外務委員会 第11号(1968/05/07、7期、日本社会党)

○森元治郎君 この間衆議院の段階で、何か、ポラリス潜水艦及び軍艦の領海通航について、従来と変わったような御説明があったように思うのですが、従来の説明は、たぶん無害通航――害がないんだ、したがって、事前に許可とか事前の通告もなしでよかったんだが、野党からの問い詰めで説明が変わったように記憶しております。残念ながら記憶というのは、時節柄なかなか私もフォローいたしておりませんので、そういう表現を使うほかないのですが、御説明を願います。
【次の発言】 具体的にそういう場合を例示してもらいたい。専門家でけっこうですから、政府委員で。
【次の発言】 いまの御説明がどういうふうに適用――それにアプライされる……

第58回国会 外務委員会 第12号(1968/05/09、7期、日本社会党)

○森元治郎君 いま羽生さんの聞いているのは、趣旨は、私も伺っていると、たぶん五月一日だったと思うが、ガット事務局長のウインダム・ホワイト氏が声明の形で、われわれは繰り上げてやる、アメリカは繰り下げてやるというような条件でひとつアメリカも考えろ、課徴金の問題を考えろとか、ASPの問題を考えろとかいうような声明を発表しましたね。だから、げたはアメリカに預けた形できように至っているのでしょう。だから、いまの羽生さんの質問の要点は、預けられたアメリカがどう出るかということを外務大臣なり企画庁長官はお考えになっておるかということを伺っておるのだと思うので、その見通しを御説明になったらもっと明快になると思……

第58回国会 外務委員会 第13号(1968/05/15、7期、日本社会党)

○森元治郎君 何か「硫黄島の記念碑に関する書簡」というのがあったが、ああいうのはやはりちょっと補足説明があったほうがよかったですね、補足説明脱落の分を。
【次の発言】 関連して。むしろ、その食いものより現ナマをにおわしたほうが多いだろう。どうですか、東南アジア。物も買えるし……。
【次の発言】 第二条の留保で、五十一億の約束は留保したから、援助しないというわけにもいかないので、やむを得ず、やりたくはないけれどもやるというのがこの結果だと思うのだよ。だから、注文がなければ、相手――被援助国が何とも言わないものだから、こちらでお金を積み立てておくというのがほんとうの内容だと思うのだよ、やるつもりは……

第58回国会 外務委員会 第14号(1968/05/16、7期、日本社会党)

○森元治郎君 大蔵大臣がお立ちになるからちょっと伺うのですが、きのう穀物規約、これの中で問題にしたのは、日本が三年間五十一億円というものを義務として出すということはどういう根拠に基づいてやっておるのか、法的な根拠あるいはその他の根拠は何であるのか。一年ぽっきりではなくて毎年ということ、これはどういう根拠に基づいてそういうことがやられるのか。協定に基づいてやるということは、ビルマの経済協力とか技術協力とか、みんな協定に基づいてやっていますね。今度の場合は基づかない。一体何によってやったのかということが一つと、それからまた予算書の中で、本年度は五十一億の半分の二十五億七千四百四十四万九千円、これを……

第58回国会 外務委員会 第15号(1968/05/21、7期、日本社会党)

○森元治郎君 本件に入る前に、ちょっと、去る五月六日佐世保港内で起こったアメリカ原子力潜水艦ソードフィッシュ号の異常放射能排出の問題について二、三ただしておきたいと思います。  あの結末は、いまの段階はどうなっておるのですか。アメリカから調査団が来た。資料出したとか出さないとか、その結論はどうなっておるのか。その現段階のどこで問題がとまっておるのか、宙に浮いているのか、行くえ不明になっているのかを教えてもらいたいのです。
【次の発言】 その報告はいつごろの予定と言われますか。そうむやみに長いことでもないし、科学上の問題でもあり、政治的配慮をする必要もないし、あるかないかということだけをその原子……

第58回国会 外務委員会 第16号(1968/05/23、7期、日本社会党)

○森元治郎君 かねて重大なこの原子力協定に触れたいのですが、けさ見過ごしできない新聞記事があったから、これからまずどうしても触れなければならない。  それは、官房長官が、沖繩の返還に関して本土並み返還がよろしいのではないかと個人的に考える、これは世論だというようなことを、きのうの大浜さんの私的な諮問機関といいますか、基地問題研究会、久住さんがやっているあれの会合でお話をしたのですね。  要点は、国民世論は本土並みを支持しているようだが、琉球政府もそういうことを言っている、とすれば、一つの考えではないか、これはあくまで個人であるが、こういうことで言っております。それからさらに、わりに具体的なのは……

第58回国会 外務委員会 第17号(1968/05/24、7期、日本社会党)

○森元治郎君 きのう大和君が日米の原子力協定についてやったのだけれども、日英も残っておる、また原子力政策全般の質問がたくさん残っておりますが、外務大臣はときどきちょろちょろと構想などというものを出すので、つい触れざるを得ないのです。これは外務委員会で原子力委員会じゃありませんから、だから伺うのですが、けさの新聞を見ると、きのうあたりから見ると、二つの違ったことがある。一つは、ベトナムの復興開発基金構想というのを大臣が持っていて、それを事務当局に指示したというのが大きく報ぜられ、一方では民間の海運会社の正和海運というのですか、それの光徳丸――三千トンクラス発ベトナムの港へ入っている。外務省は行か……


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各種会議発言一覧(参議院7期)

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第50回国会(1965/10/05〜1965/12/13)

第50回国会 日韓条約等特別委員会公聴会 第1号(1965/12/01、7期、日本社会党)

○森元治郎君 高野先生にお願いします。これからお伺いするのは、国会で問題になって、どうもはっきりしなくて今日まで残ってきた問題です。  一つは、日本がこれから条約を批准していこうという韓国というのは一体どんな国なんだろうと国民が聞いた場合、それは朝鮮の半島にあって、人口がどのくらいで、面積がどのくらいだと、国境は鴨緑江で、南は済州島をはさんだあの海であると、玄海灘のところまでだ、こういう説明を、そういうことを聞きたいのです。ということは、そこに条約局長も来ておりますが、われわれは国際法学者じゃないので、衆議院で戸叶君も、領域というのはどこでございましょうと聞くと、この条約は領域には関係しており……


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第51回国会(1965/12/20〜1966/06/27)

第51回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1966/03/29、7期、日本社会党)

○森元治郎君 委員の交代がありまして、私がかり出されてまいりました。まっしろい紙を持って参上いたしました。したがって十分ないい質問ができないかと思いまするが、二、三点伺います。  防衛力の実力は、どういうところにあるか、終戦後平和憲法を持ち、ところが朝鮮事変棒起きて警察予備隊ができ、保安隊ができ、そうして自衛隊に発展をしてきましたが、現在の実力というものはどういうものであるか、過去においてこれまでどのくらいの金をつぎ込んだのか。  今日までどのくらいの金をつぎ込んだか、実力というものはどういうものであるか、実力の内容は軍人の、自衛官の数もありますし、軍艦、航空機の数もお知らせ願いたいと同時に、……

第51回国会 予算委員会第二分科会 第3号(1966/03/31、7期、日本社会党)

○森元治郎君 予算の款項目に触れながら、逐次質問をしたいと思います。  一番最初は、けさ帰ってまいりました五十三海洋丸事件についてであります。今度の事件を見ていて一つ感ずることは、両方の外交というものは外交の経路を通して話し合うんだということは条約協定文の中にも二、三カ所は出てくるし、これが常道でありますが、木村大使が何を向こうで交渉し、どういう結果になったか、釜山の領事がどういうふうな交渉を現地においてやったかというようなことが、何かこうすなおに出てこないで、幕を通したような、水を越したような形で新聞の記事になり、それから政府側の答弁の傾向にもなっているんですが、われわれが昔を知っている時代……



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※このページのデータは国会会議録検索システム参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/18

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