松永忠二 参議院議員
4期国会発言一覧

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松永忠二[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは松永忠二参議院議員の4期(1956/07/08〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は4期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院4期)

松永忠二[参]本会議発言(全期間)
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第28回国会(1957/12/20〜1958/04/25)

第28回国会 参議院本会議 第17号(1958/03/28、4期、日本社会党)

○松永忠二君 私はこの際、教育課程を中心とする文教政策に関する緊急質問の動議を提出いたします。
【次の発言】 私は日本社会党を代表し、教育課程を中心として岸内閣の文教政策に対して質問をいたします心  ますその第一点は、岸内閣の文教政策であります。戦後の教育改革は、教育の中央集権的官僚統制を排除し、地方分権的民衆統制を確立すること、極端な国家主義、軍国主義を改めて平和主義、民主主義教育を確立するところにあります。ところが、その根幹である教育委員会法は大幅に改められて教育委員は任命制となり、文部大臣の権限は強化され、府県の教育長は承認制によって、ひもつきとなり、中央政府の地方に対する支配体制は飛躍……


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第29回国会(1958/06/10〜1958/07/08)

第29回国会 参議院本会議 第10号(1958/07/04、4期、日本社会党)

○松永忠二君 私は、日本社会党を代表して、市町村立学校職員給与負担法の一部を改正する法律案に対する修正案を提案いたします。  まず、案文を朗読いたします。   市町村立学校職員給与負担法の一部を改正する法律案に対する修正案   市町村立学校職員給与負担法の一部を改正する法律案の一部を次のように修正する。   第一条の改正規定中「、管理職手当」を削る。  かかる提案をいたしました理由は、法律を改正して、市町村立の学校の教職員に対して通勤手当を支給することについては賛成でありますが、小学校・中学校の校長に管理職手当を支給することについては反対であるからであります。通勤手当は、第二十八国会において、……

松永忠二[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院4期)

松永忠二[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第25回国会(1956/11/12〜1956/12/13)

第25回国会 文教委員会 第2号(1956/11/20、4期、日本社会党)

○松永忠二君 今の点でございますが、勤務評定においては各評語の十分の一以内及び十分の三以内というような割合をつけておるわけでございます。今のお話で昇給については六分の一以上の欠勤をした者であるとか、あるいは懲戒処分を受けた者を除外するということになると、その割合はこれとは全く該当しておらないので、勤務評定の評語と、それから昇給のときの良好だという評語は矛盾をしてくるというふうに解釈されるわけですが、その点についてはどういうふうな見解をお持ちですか。
【次の発言】 私がお伺いしたのは、そういうふうな今の御説明であるので、勤務実績が良好であるということと、勤務成績が良好な成績ということは合致をして……

第25回国会 文教委員会 第3号(1956/11/22、4期、日本社会党)

○松永忠二君 ちょっと、委員長。
【次の発言】 ええ。
【次の発言】 話が少し出たので……。
【次の発言】 今ちょうどお話が出たので、この問題は文教委員長があっせん仲介の労をとられて、そして円満に面接も行われるという状況であるので、非常にけっこうなことだと思っていたので、別に積極的に発言をしなかったわけですが、今のお話があるので二、三、これは文部省の方であるいは御回答を得てもけっこうですけれども、やはりお話に出たときにお話を申し上げたいと思うわけであります。  一つは、私はやはり今吉田さんからお話があったように非常に遺憾だということについては同感でありますけれども、警官が出動するということにつ……

第25回国会 文教委員会 第5号(1956/11/29、4期、日本社会党)

○松永忠二君 一つその点ですが、昇給、昇格が非常に延伸したりストップしておるというお話があるわけですが、それ以外に、私はたとえば旅費の単価が四千円であるけれども、事実上計上されておるのは三千円である、あるいは僻地手当についても定額支給をされておる現状である。あるいは産休補充教員についても事実上は産休がほとんど実施されていないところが非常に多い。あるいは地域給について考えてみても、地公法が改正されたために、何らかの形で地域給というものに見合うものをもらっていたものが、現実にはそれが行われておらないというようなことも、非常に幾つもの事例があるわけで、そういう点からいって、私はやはりただ単に昇給がス……

第25回国会 文教委員会 第6号(1956/12/04、4期、日本社会党)

○松永忠二君 少し御質問申し上げたいと思います。まず教員数についてお尋ねをするわけでありますが、教員の数が小、中学校で増加した生徒について一学級について一人を増員するということが昭和三十一年度でもあるいは明年度の予算でもそういうふうな基準に計算をされておるようでありますけれども、実際には一つの学級の編成の基準である児童数を増加して、現実に文部省が考えているような一学級一名の増員というようなことが現実には行われておらないというのが実情ではなかろうかと思うわけであります。そういうことについてすでに指定統計等も出ておられるわけでございますので、小、中学校で学級増に対して教員増がそれとどういう関係にあ……

第25回国会 文教委員会 第7号(1956/12/06、4期、日本社会党)

○松永忠二君 今の松澤君から文教委員会の持ち方とか感じ方というような点についてお話がありましたのですが、そのことをただ簡単に私はやはり同じような御要望を申し上げ、一つ今後お互いに努力をしていきたいということだけを申し上げたいわけですが、それは今松澤さんからお話しのあったように、たとえば資料にしても、ややわれわれが要望する資料よりも非常に簡略であるというようなこと、あるいはたとえば教育長の持っている来年度の教育予算の状態の把握であるとか、あるいは私どもの関心もあって、定時制の人たちが予算を取りたいために、内容について把握している内容等も非常に詳細をきわめているというようなことなんかも、これはうそ……

第25回国会 文教委員会 第8号(1956/12/12、4期、日本社会党)

○松永忠二君 文部省にお伺いしたいのであります。いろいろ文部省あるいは自治庁としての財源的な面も考慮されるので、本年〇・一五については大体年度内に教職員の手元にこれが渡るというようなことは確実だというふうに思うわけであります。そういう点見通しについてはまそ大体そういうことで誤まりはないわけでありますか。
【次の発言】 その点については一つそういうふうに実施を願うように、特に前年のたとえば増額分についても、非常におくれた県のごときは、二月になってから教職員の手元に渡っておるという実情であるし、年内に渡っておるところは三分の二ぐらいではなかろうかと私は思うわけです。せっかく財源等についてもそういう……


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第26回国会(1956/12/20〜1957/05/19)

第26回国会 社会労働委員会 第閉会後5号(1957/09/11、4期、日本社会党)

○松永忠二君 今の点についてですが、そういうふうなことで法的にはそうであったとしても、今の単純労務に雇用される者を含んでいるということや、それから地公法の第五十八条、労働基準法第二条、あるいは第九十二条を適用して、労働協約等の締結をでき得るような使途を含んでいるということから考えてみて、労働組合の精神というものは十分に尊重さるべきだと思うのです。その点の見解はどうですか。
【次の発言】 自治庁の見解を伺いたいのですが。
【次の発言】 そうすると、今の御答弁では、労働省で答えられたようにそういうものを含んでいる職員団体であるので、労働組合の精神は尊重さるべきだというふうに承わったわけであります。……

第26回国会 社会労働委員会 第閉会後7号(1957/10/11、4期、日本社会党)

○松永忠二君 この前の委員会のときに、静岡市職の問題について調査をしていただきたいということをお願いしてあるのですが、この問題について自治庁の方から来ておりますか。
【次の発言】 来る前に一つ労働省の方にお聞きしたいことがあるのです。この前のときには、まあはっきりしておらなかったので、この点について見解を聞かなかったわけでありますが、静岡の市職労連の中には、水道労組と、高等学校の教職員の組合と、それから市の職員組合とがあるわけでありまして、水道労組については、御承知のように、地方公営企業労働関係法が適用されておるわけであります。そこで、水道労組について八月の十六日に、課長の監視のもとに、市職労……

第26回国会 文教委員会 第4号(1957/02/21、4期、日本社会党)

○松永忠二君 天城参事官に一つ今の関連で……。前に少しお話が出ましたときに校舎の改築、危険校舎についてもその補助については年次計画を立てて実施しているのだというお話があったのであります。この前の予算要求に対して実際の、今度の三十二年度の予算があるわけでありますが、これでもって一体どういうふうな危険校舎を改築をしていく予算措置が、年次計画が実施できるのかということを一つ明らかにしていただきたいと思います。
【次の発言】 老朽校舎、危険校舎になる、自然の危険校舎に入ってくる度合というものは、やはり大体二五、六%程度はそういうふうな率でもって増加をされていくということが考えられるわけなんで、そうなっ……

第26回国会 文教委員会 第5号(1957/02/22、4期、日本社会党)

○松永忠二君 文部大臣に三点にわたって御質問申し上げます。  まずその第一点でありますが、教育の全国的な水準を一体どう保持していくかという点であります。これは御承知のように日本の全国の教職員の昇給昇格というような問題は、地方の県の情勢によって非常に差異があるわけであって、ある地方では非常な延伸をしておるのに、正確に行われているところもあるという状態である。あるいは教員の定数についてももう御承知のように学級編成の基準が小学校で六十四人にもなっているところもあれば、五十四人のところもあるという状態である。あるいは教員の給与の単価のごときは、これは直ちに教員の構成に関係するわけでありますが、一番高い……

第26回国会 文教委員会 第6号(1957/02/26、4期、日本社会党)

○松永忠二君 第二班の御報告を申し上げます。  第二班は去る二月十日から十六日までの七日間、田中委員、常岡委員と私並びに調査室から前田調査員が随行し、山梨、静岡、愛知、神奈川の四県を調査いたしたのであります。  調査の事項はすでに御承知のように、(一)新教育委員会の運営の実態。(二)地方教職員の昇給昇格。(三)教育財政等でありましたが、私たちはこの調査のため、山梨、静岡、愛知、神奈川の各県教育委員会のほか、甲府、静岡、熱海、名古屋、横浜の各市教育委員会について、それぞれ実情を調査し、また特殊教育関係としては、山梨、静岡、神奈川においては県立盲ろう学校を視察し、現地の要望で、甲府市立の僻地学校を……

第26回国会 文教委員会 第7号(1957/02/28、4期、日本社会党)

○松永忠二君 海上保安庁の長官に二、三今の御説明からお伺いしたいのであります。一つはオビ号の砕氷能力というものは非常に不明だというお話がありましたが、今お話を聞くと、十九日の日にすでに宗谷は自力では不可能ではなかろうかということを言われておった。そういうふうなことになりますと、しかもその非常に近い所にオビ号があって連絡を保っているという話もあるわけであります。で、二十六日の日には宗谷も要請をしておるし、こちらでも外務省を通じて要請しているというようなことから考えてみて、その間現在なおかつオビ号の砕氷能力というものは不明なのか。あるいはこれについてやはり何とかそういうものを明確にして、やはり安心……

第26回国会 文教委員会 第8号(1957/03/05、4期、日本社会党)

○松永忠二君 三点ほど神崎先生、あるいはまた高木先生もその点で御承知の点がありましたらお答えをいただきたいと思うのであります。一つは文教地区の問題でありますが、これは東京都では文教地区の条例ができておるようでありますが、県によっては文教地区の条例がまだできておらないところが相当あるように思われるのです。今のお話で東京都が都市においてはやはり文教地区指定は非常に困難であると思うわけでありますけれども、地方においてはやはり文教地区の条例を作ってその体制をこしらえてゆくということが非常に重要なことだと、都市でも文教地区を設定する場合に校地に直接接触した地域を指定していけば幾分でもこれは対策ができるわ……

第26回国会 文教委員会 第9号(1957/03/07、4期、日本社会党)

○松永忠二君 文部省にお尋ねするわけでありますが、今いろいろ御発言があったわけでありますが、環境浄化について特にその世論を起すというような意味から考えてみても、直ちにとにかく文教地区設定の運動というようなものを起す必要があるというように私どもは考えるわけであります。通牒を見ても学校環境の維持保全について万全を期せられるというようなことの抽象的な内容であるわけでありますけれども、今直ちに文部省がこの問題について直接的に効果を上げる問題として文教地区指定の運動等を全国的に起していくというような考えはないのかどうか。もちろん今建設省の方からお話があったように、文教地区の内容というようなものについては……

第26回国会 文教委員会 第12号(1957/03/19、4期、日本社会党)

○松永忠二君 二、三点一つ御質問いたします。  法律案の第二条の点でありますが、ここに第二条の中に、「学術の基礎的研究に通常必要な」という「基礎的」「通常」というような言葉が入っておるのでありますが、この言葉を特に入れた理由について御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 そうすると、付則の方に、私立大学研究設備審議会のところに「私立大学の研究設備の補助に関し」というような言葉が出ておるわけで、こちらの方には特にそういう点について限定をしてないわけなんです。それとの関連はどういうふうなことなんですか。付則の方です。
【次の発言】 普通、設備審議会の方に設備についての補助というふうなことが……

第26回国会 文教委員会 第14号(1957/03/28、4期、日本社会党)

○松永忠二君 一つ大臣にお尋ねいたしたい点でありますが、前の法律でも理振法の一部改正が通り、私大の研究に対する設備助成が出てきた。今度また物性研究所というのが設置されるわけでありますけれども、近ごろ高等学校あたりでも実は理科設備、あるいは旋盤その他のそういう機械類を購入するということは非常に至難になってきておる。そうして実は購入をしたいのだけれども、事実上購入しようとしてもその機械はとうてい手に入らない。これは、この他の産業の方面で非常に産業設備が急速に進んでいるためにその希望する機械が手に入らないという状態が出てきておるわけですが、私の、たとえば静岡県あたりでも水産高等学校の施設として旋盤を……

第26回国会 文教委員会 第15号(1957/03/29、4期、日本社会党)

○松永忠二君 一つ二つお伺いしたいと思いますが、まず第一点としては、補助率が八割というふうに予算に出ておるわけでありますが、あと二割は義務的に、ほとんど確実に市町村に負担させるものなんですか、どうなんですか、その点を一つお伺いしたい。
【次の発言】 で、この就学困難な児童のための法律の施行令の中に、国の補助は限度が限ってあるわけであるけれども、「その給与した教科用図書の定価又は購入費の総額について行うものとする。」というふうに書いてあるわけです。これは一体八割とこれとの関係はどういうふうに考えられるか。
【次の発言】 ちょっと理解しにくいので、もう一度再質問するわけでありますが、その施行令の中……

第26回国会 文教委員会 第18号(1957/04/09、4期、日本社会党)

○松永忠二君 ちょっと文部大臣にお聞きしたいのですが、今湯山委員からお話しになったように、勤務評定そのものは、よく内容を調べてみると、点数をつけて、五十人なら五十人の序列をつけるという、非常に私ども考えてみても妥当ではない。かりに私が自分自身で五十人の教職員に点数をつけて序列を作るということになったらば、これ自身非常にまあ不適当な妥当でない勤務評定の内容を持っておると思うわけです。  それから、今やはり湯山委員からお話しになったように、この勤務評定というものは、昇給昇格の参考にするけれども、標準ではないということは明らかになっておるわけです。  それからまた三月の勤務評定で四月以後の、昨年以来……

第26回国会 文教委員会 第21号(1957/04/18、4期、日本社会党)

○松永忠二君 今の問題について私ども聞いておりまして、勤務評定を尊重して、その勤務評定に近づくために、それを出し得るために県教委、地教委と努力を重ねているということであって順法の精神に欠けているものではないというように私たちは考えるわけであります。なお、あるいは地教委におきましても、最終段階においてもなおかつA、B、Cの評定を受理するという言葉でなくても、受け取ってとにかく県に持って行ったということは、最終の段階まで何とかしてこれで処理をしていきたいという気持もそこに表われているわけでありますので、これが業務命令であって、しかも最終的に拒否をしている、全く勤務評定の法をじゅうりんしようというよ……

第26回国会 文教委員会 第23号(1957/04/25、4期、日本社会党)

○松永忠二君 今のそういった数字を、一体、警察庁の方ではどこから手に入れておられるのか。事前に文部省とも連絡ないというお話であるので、どこから一体どういう調査をとられておるのか。
【次の発言】 そうすると、今の湯山委員の質問でもわかるように、一人一人の人が校長に対して賜暇休暇の申請をして、それについてその職員が校長から、困る、いついつならいいから休んでくれというふうなことを言われたのに、なおかつ、五千百七十一名がそういうことまであえて拒否して出たというのですか、その点はどうなんですか。
【次の発言】 今湯山委員からお話があったように、有給休暇の場合には、この日に休みたいということを校長に申し出……

第26回国会 文教委員会 第24号(1957/04/26、4期、日本社会党)

○松永忠二君 二、三点不明なところがありますので、お尋ねしたいわけであります。  今の御説明で、たとえば日本体育協会というふうなお話でありましたが、ここで該当している、全国的及び国際的な事業を行うことを主たる目的とする社会教育関係団体というのは、日本体育協会をさしているのか、そのほかのものもこれに含まれているのか、その点一つ。
【次の発言】 具体的に、日本体育協会以外にどういう団体があるのかお聞かせいただきたい。
【次の発言】 よくわかりました。  その次の点として、「当該事業に関し必要な経費について行う」こういうようなことが出ておるわけであります。これは、たとえば日本体育協会が国体を行うとか……

第26回国会 文教委員会 第27号(1957/05/13、4期、日本社会党)

○松永忠二君 二、三点お伺いいたします。  養護学校について、職員の給与負担の一部を改正する法律案を提案して整備をしていくということはわかったわけでありますが、これはまあ御承知のように、学校教育法でも義務設置になっておるし、義務の設置については暫定措置として、施行期日について暫定措置がとられているという状況であるわけでありますが、この養護学校について義務設置ということについて大体どういうめどをもって進めておられるのか、文部大臣に一つお尋ねをしたいわけです。
【次の発言】 それでは養護学校について義務設置ができない、まあ直ちにできない、そのほか設置とか整備について非常におくれているというように思……

第26回国会 文教委員会 第28号(1957/05/14、4期、日本社会党)

○松永忠二君 今のお話は、私の要求した資料について提出できない理由をいろいろお話があったわけで、私はそれらの点について納得ができかねるわけであります。まず、最初に検定に当っては、検定の公正を期するということと、採択の公正をはかるということが非常に大切なことだというお話だった、私は検定の公正を期するという意味から今のその検定が果して正しく行われているかどうかということについての検討の資料を要求しているのであって、そういう意味からいって、私の考えている基本的な態度は誤まりではないと思うのです。検定の公正を期するという意味で検定が行われた結果についての検討する資料を出していただきたいことを申し上げて……

第26回国会 文教委員会 第29号(1957/05/15、4期、日本社会党)

○松永忠二君 大臣に一点お伺いしたいわけでございますが、今大臣のお話で検定を強化するというような意味から、たとえば法案に出したと同じような審議会の委員を拡充したり、常設の調査員を作ったりするようなことをおやりになったというお話があったと思うのですが、それと同様な趣旨でいえば、まあ検定を強化し、適正をはかるという意味からいって、従前説明書の交付をしておらなかったのを、説明書の交付をしているというような点なんかも一歩前進して来た事柄であるというように思うわけであります。そういうふうな意味から言うならば、古い前の提案をした教科書法案には、検定を申請したもの、その他から説明または意見を求めることができ……

第26回国会 文教委員会 第30号(1957/05/16、4期、日本社会党)

○松永忠二君 二、三点お伺いしたいことがありますが、ここに不正常授業、二部授業と言われているものがあるわけでありますが、臨時措置法で言われておる不正常授業――二部授業であるとか、普通教室以外の教室を使っているとか、あるいは〇・三五坪以下の普通教室を使用しているとか、あるいは仮校舎、当該学校以外の建物を使用しているというような不正常授業というようなものに含まれる坪数というものは、一体どのくらいあるものでしょうか。そしてこの不正常授業を解消するための計画というものは、どういうふうなものが現在考えられているのか、その点お尋ねをするわけであります。

第26回国会 文教委員会 第31号(1957/05/17、4期、日本社会党)

○松永忠二君 きのう数点お尋ねをしたわけでありますが、二、三追加をしてお聞きをしたいわけですが、今ここで問題になっている不正常授業の問題は主として六大都市を中心としたものであるというお話ですが、六大都市の不正常授業の増加率というものについて先ほどのお話では、昨年ごろから集団住宅が多くなってきたので不正常授業の率が増加をしてきておるというようなお話であったわけでありますが、大体ここ四、五年くらいに不正常授業はどういうふうに六大都市では増加を示しているのか、その率をおわかりであったらばお示しをいただきたいと思う。
【次の発言】 私のお聞きしたのはそういうことではなくて、もう私どもの知り得ている範囲……

第26回国会 文教委員会 第32号(1957/05/18、4期、日本社会党)

○松永忠二君 ちょっと私お伺いしたいのですが、先ほどから赤城さんのお話だと、予算が計上されていたとか、あるいは地方財政計画の中に一億六千五百万とかあるというお話があるのですが、これは私どもちょっとその話がわからぬのですが、法案が通ってもおらないのに地方財政計画の中にこれが盛られておるというのは、どういうわけなんでございますか。
【次の発言】 一つ文部当局の方に御答弁をいただきたいのですが、いろいろわれわれは、この御趣旨は非常によくわかるわけでありますが、各方面において教育予算が非常に逼迫をしている、しかも定数の基準等においてもなかなか通らない、予算単価を引き上げなければできないというようなとき……

第26回国会 文教委員会 第33号(1957/05/19、4期、日本社会党)

○松永忠二君 高田委員から御質問のあった点にも関連するわけでありますが、第二十五条の二の「資格喪失後の継続給付の受給条件」この問題についてでありますが、この法律案の中にある、第三十四条第二項というのは療養とか、家族療養、三十五条二項、分べん、保育とか、傷病手当とか、出産手当、そういうような項目がそこに出ておるわけでありますが、これらの項目を、組合員が資格を喪失した前日まで継続して、一年以上組合員であることを要するという、健康保険と同じような条件に改正をして、どのくらい一体経費の上で節約になるのでありますか……。もし、あれでしたら後刻でよろしゅうございます。  この第二十五条の二の「一年以上組合……


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第27回国会(1957/11/01〜1957/11/14)

第27回国会 文教委員会 第2号(1957/11/05、4期、日本社会党)

○松永忠二君 その点で一つお聞きしたいのですが、非常に慎重に検討中だというお話をたびたび聞くのでありますが、その慎重に研究する仕方が、私は非常に秘密主義的に検討しているように思う。なぜ一体、つまり部内だけで秘密に、何というか内容を研究されている。たとえば研究している経過を一般に発表するとか、あるいはまとまっている現在の状態を公表をして、そうして試案というか、そうでない程度のものでも、できたものの内容を発表して、一般の世論を聞いてみる、そうしてそれからまたそれを練り直して示していくというような、そういう公開的な慎重さを欠いていて、ただ部内でもって秘密に、非常に検討している、こういう御回答で、内容……

第27回国会 文教委員会 第4号(1957/11/09、4期、日本社会党)

○松永忠二君 簡単に一点だけ御質問しておきます。御承知のように、現在文部省が現行法に基いてとにかく基準を作り、試案を作って実施をしていきたいという方向で進められていることはわかっておるわけであります。それと、今提案された一部を改正する法律案の審議との関係をどういうふうに考えておられるのか、その点を一つ御意見を聞かしていただきたい。  なおもう一点、委員長に一つお願いしておくわけでありますが、やはりこの改正する法律案を審議するには、必要なやはり資料があると思うわけです。これは一つは今近藤さんからもお話がありましたが、文部省の主催の校長研究協議会で、校長さんが勤務評定についてどういう発言をされてお……

第27回国会 文教委員会 第5号(1957/11/12、4期、日本社会党)

○松永忠二君 ちょっと局長にお尋ねするのですが、この資料のことであります。この前お願いしておいた資料二つできめておるのですが、公立学校教職員の勤務評定の実施状況について、そこに一枚の紙があるのですが、この前お願いしたのは実施をしている県について、実施を始めた期日を一つそこへはっきりしておいていただきたいということを申し上げたわけです。これら実施をしている県は一体いつから実施をしておるのか、一つ後刻またこれをお知らせいただきたい。  それからなお、この公立学校教職員の勤務評定実施状況については、この程度しかまあ内容についてあるいはその状況について資料がいただけないものなのか、もう少しやはり詳しい……


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第28回国会(1957/12/20〜1958/04/25)

第28回国会 文教委員会 第閉会後1号(1958/06/09、4期、日本社会党)

○松永忠二君 ちょっとお聞きするのですが、今お話しのように映画で天然記念物とか、あるいは文化財等を出していくということは非常にいいことだと思うのですが、紹介するというような意味で、親しまれるというような意味で。しかしロケをするからといって大ぜいに公表をして、たくさんの人を集めて、そして広告を兼ねながらロケをするということに問題があると思うんです。そういう点について京都あたりへ行って、石庭あたりへ行ってロケをやっているのを見ても、やはりこういうロケのやり方でいいのか、こういう文化財のものについてそこをロケをする場合の制約があってもいいんじゃないかと思うのですが、こういう点についてやはり今度の問題……

第28回国会 文教委員会 第2号(1958/02/13、4期、日本社会党)

○松永忠二君 関連して二つ。今秋山委員からの話に出てきている国立学校運営費の内訳の講座、学生、教官研究旅費のことが出ておりますが、その学生増に伴う定員増加の問題、その問題の内訳をやはり一番のその上のものを合せてやはり出していただきたい。  それからもう一つは国立文教施設整備がそこに出ているわけですが、これは公立文教施設のような工合にうまくはまあ出ないと思うのですが、公立文教施設と同じような内訳をやはり出して、資料として提示していただきたい。  資料の関係はそれと、もう一つ午後に初等中等教育局の方に質問があるので、答弁ができるように一つ局長に出ていただきたいと思います。

第28回国会 文教委員会 第4号(1958/02/27、4期、日本社会党)

○松永忠二君 二、三の点についてお尋ねをいたしたいと思うのですが、科学技術の教育振興の方策というのが答申をされて、それに基いて本年度の重点的な文教予算の施策として盛られていることは、ただたび文部大臣からも御説明があったところであります。実は、その科学技術教育の振興に関する中教審の答申についても、一般の批判としては相当やはりいろいろな批判があるわけであります。特にこの振興方策の答申が、一般的な基礎学力であるとか、あるいは専門的な基礎学力、あるいは一般教育の重要性というようなものを、一応は指摘をしているけれども、非常に技術者を養成するというような養成の計画に重点が置かれている。あるいは科学技術の教……

第28回国会 文教委員会 第5号(1958/03/04、4期、日本社会党)

○松永忠二君 前回に引き続いて、少しまとめて教育課程の問題について見解をお聞きしたいと思うわけです。それより前に、この前、初中局長が申されました中で少し……、まあ非常に私ども不穏当だというように考えられるような言葉があったと思うのですが、当分の間、初等中等教育局で作るという「当分の間」というのは、司令部から言われたので、そういうようにしたというお話があったわけですが、そういうことになると、私たちは司令部の方からどういうような話があり、どういうような経過をもってそれがそうなったのかということを明確にお聞きをした上で、私たちは党内でも一つ相談をしてみたいと思うわけであります。ただ、そういう意向があ……

第28回国会 文教委員会 第6号(1958/03/06、4期、日本社会党)

○松永忠二君 道徳教育の時間特設を中心にした教育課程の問題について、やはり相当各方面に意見もあるようでありますので、参考人を呼んで意見を聴取するということについて委員長が委員長、理事打合会において一つ御協議を願いたいと思うわけです。これについては、やはり四月から実施をするということを文部省も希望しているような状態であるから、三月中には、一つその意見聴取ができるように取り計らいをいただきたいと思うわけです。  なお、もう一つ委員長にお願いをしておきますことは、この前初中局長からもお話しのありました教育課程審議会の前の教育課程審議会が道徳教育並びに職業教育に関係して前回の審議会の報告した事項を資料……

第28回国会 文教委員会 第7号(1958/03/13、4期、日本社会党)

○松永忠二君 二、三の点についてお尋ねをいたします。法案の第五条の健康診断の結果に基いて、いろいろな適切な措置をとるというようなことが出ておるわけでありますが、現状において第五条でそういう健康診断が行われて適切な措置がとられるだけの準備ができておるのかどうか。そういう点についてはどういう見解を持っておられるのか、局長から一つ……。
【次の発言】 その点について今お話が出てきておるわけでありますが、盲学校とか、ろう学校、養護学校への就学に関し適切な指導を行うということが出ておりますが、現実には精神薄弱児にいたしましても百万人もある。その中で養護学校へ収容されておるものは一千七百人程度だ、特殊学級……

第28回国会 文教委員会 第8号(1958/03/18、4期、日本社会党)

○松永忠二君 今、参考人を呼ぶということについて、まあ三月は学年末で忙しいというような話、四月になったらばというお話があったんですが、新聞あたりで見ても、これはあとからまた午後にお聞きをしたいんですが、文部大臣あたりも四月には規則ができて、そうしてその各府県の教育委員会は規則を作って九月には全国的に実施できるというようなことが言われておる。そうなってくると、四月にもうすでに各府県が実施規則を作るというときに、私たちとしてはこの問題についてこれを作られた、試案を作られた教育委員会の教育長の方々や、あるいは教育委員長の方に十分お聞きをして、そうして各県で実施規則を作る場合の参考にするために、十分に……

第28回国会 文教委員会 第9号(1958/03/20、4期、日本社会党)

○松永忠二君 法案の内容について二、三お尋ねをして、アジア競技大会について一つ大臣から御答弁いただきたいと思いますが、法案の第十九条に、業務方法書というような内容が出ておるわけですが、国立競技場を特殊法人とした理由の中には、やはり役所の経営の仕方ではなしに、相当民間の知識も取り入れて、自主的な運営をはかっていくという趣旨であろうと思うわけでありますが、第十九条の中に「業務方法書を作成し、これに文部省令で定める事項を記載しなければならない。」ということが出ておるのですが、この文部省令で定める内容というものは、大体どんなことを考えておられるのか、局長の方から御答弁をいただきたいと思うのです。

第28回国会 文教委員会 第10号(1958/03/25、4期、日本社会党)

○松永忠二君 今の秋山委員の質問に関連して一つだけそのことについて、今話を聞いていると、保健法で養護教諭のいろいろな仕事の内容を入れると、学校全体が保健管理をやるのだという印象が非常に薄くなるという御説明だった。そういう点について、やはり法でもって明確にしていって、そして今お話が出てきているように、養護教諭については重要性があるということを一応認めている。しかも、内容については非常に個々の関連が多いので、この中に入れていくことによって、養護教員の必要性も十分強調できるし、そして内容の規定もされるし、しかも、なおかつ法でもって学校全体がやるのだという趣旨が明確になれば、一そうこの定員を獲得する上……

第28回国会 文教委員会 第12号(1958/03/29、4期、日本社会党)

○松永忠二君 二点だけお願いいたしますが、今の矢嶋委員からのお話しにもありました点については、四月に間に合せるというつもりで三月に答申をしたんですか、やはり三月に答申をしたということは、四月に実施をするということを予類して出されたのか、その辺一つお伺いしたい。
【次の発言】 もう一つの点は、先ほどお話しになったように、教育課程というものは非常に重要なものだ、教育内容を改めるというような点にも触れることで重要だというお話があるのですが、現在の教育課程のやり方というものが、御承知のように教育課程審議会にかけて、そうしてその答申に基いて学習指導要領を作り、そうして学習指導要領は初等中等教育局がこれを……

第28回国会 文教委員会 第13号(1958/03/31、4期、日本社会党)

○松永忠二君 湯山委員長から指摘のあった点ですがね。そういうことがやはり法律の上にちゃんと出ているのじゃないかという感じがするのです。だから、昭和三十三年四月一日から施行するということになると、私立の場合にすれば、昭和三十三年三月三十一日までに認可を受けた場合ということには当らないと思うのですがね。これは、昭和三十三年四月一日に認可を受けたということになると思うのですがね。この点はどうなんですか。
【次の発言】 私の聞いているのはそうではなくてもしこれが私立だとすれば、昭和三十三年四月一日から施行するということは、私立の場合にいえば、これが昭和三十三年四月一日に認可を受けたということと同じこと……

第28回国会 文教委員会 第14号(1958/04/01、4期、日本社会党)

○松永忠二君 今のこれですがね。そういう今の御説明ならば、指導要領ができるまでそれまでお待ちになっているという方が筋だと思うのであります。
【次の発言】 それは少し、私は、その文部省という役所なり、あるいはその文部省というところに勤めている役人としては、やはり法律を正しく守っていくのは建前であるし、それから道徳教育の時間についてはあなた方は非常にけっこうなことだとおっしゃっているんだが、これはいろいろ意見もあるわけです。参考人の方のを聞いても現にああいう意見もある。一般に非常に意見もあるのだから、とにかくあなた方は法律的に準備を整えて万全の計画をした上でやられるのが当りまえであって、それまでは……

第28回国会 文教委員会 第16号(1958/04/10、4期、日本社会党)

○松永忠二君 関連ですが、私、きょうこの問題を委員会で討議される経過というものは、まあ御説明をいただいてもわかると思うのですが、私申し上げてもいいわけなんですが、私の方では今、高田委員が話されたように、できるだけこの問題について理事会で決定をして、基本的な線をきめてきたのだ、しこうして今までここに至っている経過から考えてみても、やはり委員会の場でそういたずらに論議をするということは工合が悪い、やはり理事会で一応の見通しをつけた上で、委員会では全面的な御賛成をいただくような方向でいきたいというようなことを提案しておったわけです。従って私の方では、私個人も高田委員の意見に賛成なんであって、やはりこ……

第28回国会 文教委員会 第17号(1958/04/15、4期、日本社会党)

○松永忠二君 その点は、私はやはり拘束力の問題については、食い違いがあるのじゃないか。あなたがお茶の水で言われたところに、この通達に準拠していただきたいということを言われておる。この通達は、どういう通達かというと、この前私が指摘をした通りに道徳の時間を特設し、道徳指導の充実をはかることとする。それから小学校及び中学校に準じて実施することとするというふうに通達が出ている。実施することとする、実施するというそのことが、あくまでこの通達に準拠していただきたいということになれば、これはやはり拘束力あるものとして通達をやられておるわけなんです。ところが、大臣は二月二十七日にこういうことを私の質問したのに……

第28回国会 文教委員会 第18号(1958/04/17、4期、日本社会党)

○松永忠二君 議事進行についてですがね、この前内藤局長から答弁をいただくという予定になっておった問題ですね、この問題はやはり明確にして、そういつまでだらだらやっていくというのは私はよくないと思う。やはりその資料が出なければ、見解も明確になっているでしょうから、すでになさっていることなんですから、それが今見解が明確でないなどというそんなばかな話はないと思う。見解が明確でなければ、今やっていることを撤回なさればいいと思う。私はとにかく内藤局長に出てきてもらって明確な返事をいただきたいと思うのです。事実上そういうふうにこの前議事を進めてきているのですから…。

第28回国会 文教委員会 第19号(1958/04/19、4期、日本社会党)

○松永忠二君 私は一つ勤務評定の問題について、今総理は実施が強制されていないというお話しであったわけですが、御承知のように関東ブロックの教育長協議会が十七日下田で開かれた。そうして二十三日の日に三都四県が同一の日に一斉に実施を決定しようということを言っておる。それからその席には、文部省の木田地方課長が出ておる。そうしてまた、各県には文部省の事務官も派遣をされているということも聞いておるわけです。それから新聞の報道によると、川島幹事長は文部大臣に東京都を突破口として実施を急速にするということを要望しておるし、岸総理もこれに同じ意見であるというようなことも報道がされておる。そうなって参りますと、私……

第28回国会 文教委員会 第20号(1958/04/22、4期、日本社会党)

○松永忠二君 その点については、理事会でその通り協議をしたんですが、私たちがその席で話し合ったのは委員会で決定されたような、決定されたというよりも、当初この立案に――案を作成するに関係した人たちを呼ぶことができるということであるならば、高田委員から出ている意見についても、あるいはわれわれとして了承を求められることができる、またそういうふうに努力をしよう、そういうことを理事会では私たちは発言もして、そうして高田委員にも、もしもそういうふうな人が出席できて、そういう会議が開かれるということであるならば、すべてのことについてはしばらく譲歩もしていただきたいということを申し上げたのであって、従って現在……

第28回国会 文教委員会 第21号(1958/04/24、4期、日本社会党)

○松永忠二君 簡単にお答えをいただいて、要点を一つまとめて参りたいと思うわけであります。「道徳」の時間の実施に関する法的規拠についてというプリントをいただいたわけでありますが、まず、この学習指導要領というものが、どういう性格を持っているかということについて、三月四日の内藤局長の答弁で「教育課程は学習指導要領の基準によると、こういうふうに規定されておるのでございます。ですから、教育課程の基本に関するものは文部大臣がきめ得ると、かように考えております。」それから「法的には文部大臣が作成したところの教育の基本方針である。こういうふうに考えていただいたらけっこうかと思います。」こういうふうに説明されて……


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第29回国会(1958/06/10〜1958/07/08)

第29回国会 文教委員会 第閉会後1号(1958/07/31、4期、日本社会党)

○松永忠二君 一つお伺いしたいのですが、文部省としては実地調査をおやりになる予定なのかどうか。それから、建設省あたりは緊急査定をして直ちに復旧工事へ、緊急査定したものだけについては着工するということを考えて、すでに緊急調査の日程も組まれておる。こういう点については、やはりそういう緊急査定等の必要がないというようにお考えになっておられるのか、あるいはそういうことをおやりになるおつもりか。  もう一つは、土地の流失したというところがあるわけなんですが、これについてはやはり三分の二の国庫負担の対象として復旧工事が行われるものなのかどうか。その三点をお伺いしておきたい。

第29回国会 文教委員会 第閉会後2号(1958/08/01、4期、日本社会党)

○松永忠二君 今の学習指導要領の関連で一つだけ聞きたいんですが、どういうわけで学習指導要領の一般編というのをお作りにならないのか。そうすると、一般編というのは生きておるというふうに考えて差しつか、えないものなのか、その点はどうなんですか。
【次の発言】 その辺はまあ、きのう文部大臣の説明でも全面的な改訂であるというようなことになれば、実は一般編自身の中に結局教科並びに特別教科、特別活動とかそういうものの指導の大綱が出ておるわけなん、で、そこから結局基本が変ってきて、そうしてこういう各綿が出てくるということになれば、まことに順序だと思うんです。そういうものがあとからであって、個々のものが出てくる……

第29回国会 文教委員会 第3号(1958/06/24、4期、日本社会党)

○松永忠二君 まず、作成の経過の問題について本島教育長にお尋ねをしたいと思うのです。大へん御説明も簡単で、時間もありませんので、要点をつかまない点もあると思いますので、その点がありましたら、一つまたお聞かせを願いたいと思うのでありますが、勤務評定が非常に科学的な、合理的な公正妥当なものであって、それによって評定を行われていくということになれば、非常に教育の効果を高めるということは、この試案の作成の、試案の中の御説明にもあるように、そうだと私たちも思うのでありますが、そこで作りましたこの試案について、実はその内容について、幾多の批判が現在あるということは御承知だと、私たち思うのでありますが、いろ……

第29回国会 文教委員会 第閉会後3号(1958/09/10、4期、日本社会党)

○松永忠二君 二、三御質問したいと思います。法務大臣は今見えておりませんようですが、先ほど湯山委員から御質問があったのですが、東京新聞の九月八日の世論調査を見ると、文部省と日教組両方悪いと言っているのが四〇・五%、それから文部省が悪いというのが二〇・六%で、日教組が悪いというのは二〇・五%、こういうふうに出ているわけであります。私はこの世論調査が絶対的なものだということを言っているわけじゃないけれども、やはり今の世論の中に日教組、文部省両方に責任があるのではないかというようなことが、やはり強く一般の世論として出ていると私は思う。文部大臣はこの勤評の問題について文部省のやり方が少し批判を受ける点……

第29回国会 文教委員会 第4号(1958/07/01、4期、日本社会党)

○松永忠二君 今の大谷さんの御意見だと、本日の大臣質問について時間をどういうふうにすべきであるとか、あるいは管理職手当の提案後に審議をすべきであるとかいう問題、それからなお委員長が土曜日、日曜あたりに所用で帰られたということについて等のお話があった。この問題については、委員長理事打合会でもうすでに討議をして結論を得ておることであって、もし自民党内でそういう御異論があるようならば、直ちに休憩をしていただいて、自民党で一つよく御相談をいただいてあらためて委員長理事打合会をなさるのが、私は適当だと思うのであります。そういう点について向うの一つ私は理事の方に、今の御発言は自民党としての意見のまとまった……

第29回国会 文教委員会 第6号(1958/07/08、4期、日本社会党)

○松永忠二君 簡単に一、二伺います。国際地球観測年が終ったあとは、国際協力の形で、ユネスコの中でこれをやっていきたいということを言われておるのです。こういうふうな問題について、日本がどういう形で参加をしていくのか、こういう問題について御検討されておられるのか。  それからなお、南極大陸の平和利用について十二カ国で国際会議を開きたいというような問題が言われておるのです。こういう問題について、積極的に参加をしていくというような点等については、学術会議等で検討をされておられるのか、そういう二つの点についてまずお伺いしたいと思います。
【次の発言】 今、茅先生からお話のありました国際地球観測年が、そう……


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第30回国会(1958/09/29〜1958/12/07)

第30回国会 文教委員会 第2号(1958/10/07、4期、日本社会党)

○松永忠二君 時期については、党内で意向をまとめた上で、九日と十四日という具体的なことを出して理事会で話し合っているわけですから、ずるずるということではなくて、具体的にそういう日も出して協議をして、それに一つ間に合うような自民党側の御協議をいただきたいということを具体的に要望してあるわけですから、その点は一つ誤解のないように。もう具体的に出ているということを一つ御確認いただきたいと思うんですがね。
【次の発言】 今社会党の各委員の方方から御意見があったように、社会党として非常に熱望している点をぜひ自民党の各委員の方々も御理解をいただきたいと思うわけです。そして参考人を呼ぶということについては、……

第30回国会 文教委員会 第3号(1958/10/16、4期、日本社会党)

○松永忠二君 中野委員からいろいろお話しでありますが、この問題についてはこの前の理事会のときにも、前に湯山委員の方からも御希望があったのですよ。それでその際のことについては、この前の理事打合会のときに話をしたわけです。それから、きょう帰って党の打ち合せをしたときにも、湯山委員の方からこの問題について御意見があったのですが、とにかく本日の議事日程を承知された上で、その提案前にその問題の疑義をただしておきたいということであるので、やはり一応ただしてもらって、なお、その結果によって、あるいはその後なお解明を要するという場合もあるであろうし、あるいは明確になるという場合もあるし……。本日の日程を承知の……

第30回国会 文教委員会 第4号(1958/10/21、4期、日本社会党)

○松永忠二君 中野委員からいろいろお話があったのですが、私たちの方は別に変ってきて、非常に前と言い方が違ってきたから検討をし直さにゃできぬという言い方できておるのじゃないのです。最初から今、秋山委員からお話のあったように、実施する立場のものをやったので、ほんとうなら実施されるものを聞かなければできないけれども、ちょうど九月の十五日のあの闘争から第三者的な立場に立って学長グループやあるいは読売調査団も一つの案を出し、また働きもかけたので、こういうような問題も通して一体勤評問題についてどういう考え方をしていくべきであるか、そういう点について文教委員会としても検討すべき必要があるので、学長グループや……

第30回国会 文教委員会 第5号(1958/10/23、4期、日本社会党)

○松永忠二君 二、三点についてお伺いをいたします。  まず、田上さんに一つお伺いをしたいのでありますが、先ほど吉田さんからお話がありました、御意見があったのでありますが、社会教育法の第十二条と第十三条というものについてはどういうふうな関連を持った条文であるというようにお考えでありましょうか、お聞かせを願いたいと思うのであります。
【次の発言】 その関係について、こういうような考え方についてはどういうお考えをお持ちでありましょうか。第十二条に、社会教育関係団体に対して不当に統制的な支配を及ぼして事業に干渉を加えてはならない、これは大きな広い意味におけるそういう根本の方針であって、その中で、特に補……

第30回国会 文教委員会 第6号(1958/10/28、4期、日本社会党)【議会役職】

○理事(松永忠二君) それでは委員会を開会いたします。  委員長及び理事打合会の経過について、まず、報告をいたします。  まず、社会党側から提案されて懸案になっておりました教職員勤務評定を中心とする教育行政一般に関する参考人の出席問題については、自民党側から賛成できない旨の最終的な回答があり、結局本件は理事会において意見の一致を見るに至りませんでした。  次に、逓信委員会に付託されております放送法の一部を改正する法律案について連合審査会開会申し入れの提案がありましたが、本件は次回に協議することといたしました。  本日の委員会の日程につきましては、議員発議の産業教育振興法の一部を改正する法律案及……

第30回国会 文教委員会 第7号(1958/10/30、4期、日本社会党)

○松永忠二君 大臣に一つお尋ねをするのですが、前々からいろいろ委員会でも話が出てきておりますし、また、問題になっております十三条を削るというようなことについては、まあ憲法学者の中でもこれを憲法と関係して違反ではないというような言い方をする方もあるし、あるいは相当これは問題もあるし、むしろ違反するのではないかというような意見もあるわけで、非常に重要な問題だというふうに思っているわけであります。この十三条削除というようなことについて、この憲法との関係もあるし、また、社会教育法の中の非常な重要な案件でもあるということから、こういう問題について社会教育審議会にその答申を求めるとか、あるいは中央教育審議……

第30回国会 文教委員会 第8号(1958/11/04、4期、日本社会党)

○松永忠二君 岡委員の言われた、初中局長が出られないことについては、私は非常に重要な問題だと思う。きょうは前から連絡をしておったように、岸総理に出席をしてほしいというようなことを言っておった。前回もそういうことを要望してあったけれども、岸総理が出られて、この問題はいろいろ質問をされ、大臣も答弁されて、しかも初中局長にそういうふうな関係のある質問があったらどうするのか、それも全然わかつてないことではなくて、もうこのことについてはちゃんとわかっていた日程のことだと私は思うのです。なお、今お話もあったが、地方課長が出てこられておるようですが、むしろそういうところはかわって所管の課長が出て行くならまだ……


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第31回国会(1958/12/10〜1959/05/02)

第31回国会 文教委員会 第2号(1958/12/16、4期、日本社会党)

○松永忠二君 関連して少しお伺いをしたいのですが、神奈川県の出しているその基本方針とか実施要綱等についてはごらんだと思うわけでありますが、その基本方針の中で、本県教師の自発的、自主的教育活動意欲を高め、教育効果の向上を期待するという言葉に尽きるというような、そういう基本的な方針、それからまた反省記録の項目、特に県の教育委員会は記録を活用して、記録の結果に対する措置を講ずるために努力する。そのために教育効果向上対策協議会というものを設けて定期的に会合するというような、こういう実施要綱及び基本方針というものは、私はこの勤務評定は、内容あるいは方法等として非常に尊重するに足るような方針であり、方法だ……

第31回国会 文教委員会 第閉会後2号(1959/06/20、4期、日本社会党)

○松永忠二君 一つ報告の中で、中央教育審議会を開いたと思うのですね、これについてやはり簡単に御報告してもらう。  それから新しい委員を入れての委員について、資料というか、その名簿、なお経歴というものも一つ書いたものを出していただきたい。その第一回をやったようですから、どういうように運用されたのか、簡単に一つ聞かせていただきたい。
【次の発言】 それでは、本日はこれにて散会いたします。    午後一時四十一分散会

第31回国会 文教委員会 第3号(1958/12/18、4期、日本社会党)

○松永忠二君 まず先に、今度の九月の水害において文部省当局の方々が非常に努力されて、こういうような特別措置法案が提案をされるようなことになりましたことは、その御努力に対して深く私たちは敬意を表するわけであります。一、二その内容についてお伺いをし、なお御要望申し上げて今後御努力を願いたいと思うわけでありますが、その第一点として今資料にも出ておりましたが、災害地の地域指定についてどういうふうなお考えを持たれているのか、お伺いをしたいと思うのですが、災害地の指定については政令できめるというふうになっておりますけれども、どんなふうに現在考えられて交渉され、またやっていきたいというお考えをお持ちであるか……

第31回国会 文教委員会 第4号(1958/12/22、4期、日本社会党)

○松永忠二君 まず質問に入る前に、警察庁の長官が十一時半というお話ですが、それについて、やはり土曜日あたりからお願いは申しておったわけだしするので、一つ都合のつく限り、出席の時間を延ばして、委員長でもそういうふうにお願いをして、できるだけ十分な質問のできるように配意を願いたいと思うわけです。
【次の発言】 文部大臣にお尋ねをするわけでありますが、文部省は、文部大臣の名前で高知県の教育委員会の措置要求についての回答をしておるようであります。そこで、私はそれに関連をして二、三お尋ねをするわけでありますが、一体県の教育委員会が市町村の教育委員会に措置の要求をすることができるというような一体法的な根拠……

第31回国会 文教委員会 第6号(1959/02/10、4期、日本社会党)

○松永忠二君 一、二、大臣に御質問したいわけでありますが、就任されて十分に意見をまとめている期間等が非常に少いので、あるいは御検討が、あるいはまとまつた御構想等も、いまだ十分でないと思うわけでありますが、大体今のお話を承わつて、義務教育の充実、科学教育の振興等を重点に置いて参りたいというお話でありましたが、何かやはり大臣としては、教育の制度の上に新たな検討を加えて、審議会等に答申を求めるとか、あるいは答申になっている問題等について、それを具体化していきたいというふうに考えられている点があるかどうか、新しく審議会に答申を求めていきたい点で、具体的にどういう問題がおありなのか、また、すでに審議会が……

第31回国会 文教委員会 第7号(1959/02/12、4期、日本社会党)

○松永忠二君 私、質問は他の方が先におやりになるでしょうが、資料についてですが、この前、予算を要求した原案の数字というものを出していただきたいというふうにお願いをしたわけです。それからまた、すし詰学級の解消の五カ年計画の積算の基礎、それから積算の方法等については、これは非常に資料が不備だったように私思うのです。なお、公立文教の施設についても、これはその内訳面で、やはり五カ年計画という計画表というものがあると思うのですが、こういうものについては資料が出せないのですか。私は科学技術庁あたりの資料では、大蔵省に要求した予算の原案と、そうして査定になったものと比較されたもののこまかくなったものが冊子に……

第31回国会 文教委員会 第8号(1959/02/17、4期、日本社会党)

○松永忠二君 今の点で関連して、少し私、あるいはもうすでに御答弁になっておられるのかもしれませんが、実際はどういうふうに一体各市町村に分けていくのかということであります。ちようど教材費かなんかのように、給食のように、各市町村でそういう人の数を出して、必要費用を県の方へ要求をして、そうしてそれに基いて県が配分をしていくのか。普通の場合には、教材費のような場合には、大体生活保護の児童を調べて、それに配分をして、各市町村へ分けておるわけなんです。ここに出ておるように、二分の一、四分の一の準要保護なりあるいは要保護の児童の費用を市町村で負担しなければできないわけですから、市町村に予算を計上しておかなけ……

第31回国会 文教委員会 第9号(1959/02/19、4期、日本社会党)

○松永忠二君 私は公立文教施設の費用について少しお伺いしたいのでありますが、すし詰め解消というような意味から、文教施設について五カ年計画を持っておるというふうに、まあ公約に基いて政府でも計画を樹立し、実施をされておる段階になっておると思うのであります。それについて資料を提出していただくようにお願いしたのでありますが、具体的にどんな計画で、どういうふうに進めていくのか、お示しをいただきたいと思うのであります。
【次の発言】 今の御説明になりましたものを資料として一つ出していただきたいと思うわけであります。資料に出ているのではこの計画がわかりませんので、一覧された計画を、すでにおありと思うのですが……

第31回国会 文教委員会 第10号(1959/02/24、4期、日本社会党)

○松永忠二君 関連して。大臣からでなくてもけっこうですし、またあれですが、今お話しの点は、少くも今の制度の中でも施設設備費を文部省が負担をしていく、それから同時に定員配置について、分校として認めて定員配置をしていけばまだ解決ができるわけです。ところが、施設設備費は文部省は出すことができないわけです。従って国立の病院では療養的な施設としての施設はできるけれども、教育的な施設は実はできない。従って国立の病院の中の費用を削って、教育施設をするために黒板も買えば、机も買わなければできぬということになってきておるんで、現在の法律でも一体そこの辺のところを、施設設備を、とにかく教育をやる場合における施設設……

第31回国会 文教委員会 第11号(1959/02/26、4期、日本社会党)

○松永忠二君 前回に湯山委員から憲法八十九条と社会教育法の十三条の問題の関連について質疑がかわされまして、その間私も関連として質問したのでありますが、この問題についてやはりまだ幾多の討議をすべき問題があるというふうに私たちは考えておるわけであります、これは後刻またこういう関係の公述人も参りまして、公述もありますので、それらの意見を一つ十分聞いた上で疑義をただしていきたいと、そして明確にしていきたいというふうに思っているわけであります。そこで、きょうはもう一つの問題の点を局長の方から一つ、また大臣の方からも御見解をいただいて、そうして疑義をただしていきたいというふうに考えるわけでありますが、もう……

第31回国会 文教委員会 第12号(1959/03/05、4期、日本社会党)

○松永忠二君 私は、ただいま議題となっております社会教育法等の一部を改正する法律案に対し、三派の共同提案にかかる修正案を提出いたします。  まず、修正案を朗読いたします。     社会教育法等の一部を改正する法律案に対する修正案   社会教育法等の一部を改正する在  律案の一部を次のように修正する。   第一条のうち社会教育法第九条の五の改正規定中「文部大臣又は」及び「若しくは都道府県の教育委員会」を削る。   第一条中社会教育法第十三条の改正規定を次のように改める。    第十三条を次のように改める。    (社会教育審議会等への諮問)   第十三条国又は地方公共団体が社会教育関係団体に対し……

第31回国会 文教委員会 第13号(1959/03/10、4期、日本社会党)

○松永忠二君 ただいま議題となりました学校教育法等の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由と内容の概要を御説明申し上げます。  学校教育におきまして、寮母、養護助教諭、実習助手並びに大学の助手等は、それぞれ特殊な、かつ重要な職責を持っております。それゆえ、それぞれの学校においては、これらの職に携わる人々を置くことができることを明確にしますとともに、その身分を確立いたします規定を設け、法の整備をはかることによりまして、学校教育の運営を一そう円滑にするため本法律案を提出いたす次第でございます。  まず、寮母について申し上げます。近時、特殊教育に対する関心が深まり、特殊教育を促進させる見地か……

第31回国会 文教委員会 第14号(1959/03/12、4期、日本社会党)

○松永忠二君 二、三の点をお願いするわけでありますが、この新しい法律の改正に伴って、就学奨励を受ける対象者の数、それから予算の総額、単価というものをお示しいただきたいと思います。
【次の発言】 ついででありますので、盲、ろう学校、養護学校の就学奨励の教科用図書の購入費、それから学校給食費のものについて、高等部が今問題になっておりますので、高等部について、教科用図書の購入費それから学校給食費を一体単価としてどのくらい支給をされているのか、数を一つお示し願いたい。
【次の発言】 今のお話の教科書の分は、そうすると四千五十六円、これはそれの、補助の、実際補助する単価なんですか、それの二分の一なんです……

第31回国会 文教委員会 第15号(1959/03/17、4期、日本社会党)

○松永忠二君 この法律の実施に伴ういろいろの問題があるわけでありますか、この法律の積算の基礎というようなものについて、内容を一つ御説明をいただきたいと思うわけです。
【次の発言】 もう少しこまかく、千六百二十円、四百四十円というのは、やはりいろいろ基礎があつての話だと思うのです。そういう積算の基礎をどういうふうにとられておるのか、それを一つ。
【次の発言】 二千四十円という費用の中には、いろいろの費用もあると思うのでありますが、大体中学校については宿泊をどういうふうに考えているとか、あるいは内容について一応のめどを持っておられると思うのです。大体距離的のことも考えておられると思うのです。その点……

第31回国会 文教委員会 第16号(1959/03/19、4期、日本社会党)

○松永忠二君 前回質問いたしましたのを私も調べましたところが、国有鉄道公示というもので、団体取扱手数料交付規程というものがあって、それで一カ年国鉄団体旅客運賃の支払い額が一千万円以上のあっせん業者、指定業者に、手数料交付団体としてこれに、時期によっていろいろ違うわけでありますが、二%から五%の手数料を払うというのが国有鉄道の公示によって出ているわけです。これを一応調べてみますと、やはり法律とか、いろいろな規則とか、こうしたものじゃなくて、こういうような公示というものによってやられているので、これはやはり文部省で、努力の方法があるというふうに私たちは考えるわけです。地方の教育委員会、あるいは県教……

第31回国会 予算委員会 第14号(1959/03/19、4期、日本社会党)

○松永忠二君 質問に入る前に、法務大臣は、後ほど文部大臣のあとからでいいですから、それまでに来ていただかなければ、私はそこで質問を打ち切りたいと思うんです。
【次の発言】 なお、委員長において一つぜひ理事を通じて、非常に出席が悪いので、あまりひどく定足数を欠いてくれば、私は途中で一つ休憩をしていただいて、そろえてやっていただきたいと思うわけです。
【次の発言】 一つ御配慮いただきたいと思います。  私は、教育委員会の問題について大臣に少しお尋ねをするわけでありますが、御承知のように、前の教育委員会法には、その目的として、「教育が不当な支配に服することなく、国民全体に対し直接に責任を負って行われ……


松永忠二[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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各種会議発言一覧(参議院4期)

松永忠二[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第26回国会(1956/12/20〜1957/05/19)

第26回国会 内閣・地方行政・文教委員会連合審査会 第1号(1957/04/25、4期、日本社会党)

○松永忠二君 給与担当の労働省並びに人事院、文部省にお尋ねするわけでありますが、教職員の俸給表が、人事院の勧告によると、小中一本になっておるわけであります。ところが、今度出されました政府案によりますと、教育職員の俸給表の国というのが三等級に分れておるのでありますが、これについて、一本であったものを三本にしたというその理由をお聞きをすると同時に、それについて人事院並びに文部省はどういう御見解を持っておられるのか、その点をお聞かせいただきたいと思うわけであります。
【次の発言】 それについて、人事院並びに文部省はどういうふうな見解をお持ちですか。


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第28回国会(1957/12/20〜1958/04/25)

第28回国会 内閣・文教委員会連合審査会 第1号(1958/04/03、4期、日本社会党)

○松永忠二君 関連して。今のお話ですが、そうすると、この科学技術会議を設置するについては、学術会議の意向を聞いておるのですか。それから、もう二つは、「科学技術に関してすぐれた識見を有する者四人」の中に、そういうふうなお考えならば、どういうわけで学術会議の代表者を加えるとか何とかいう規定をしないのですか、その二点を一つお答えを願いたい。
【次の発言】 もう一つ……。
【次の発言】 意見を聞いておられるというお話ですが、学術会議としての意見はどういうふうに出てきておるのか、それを具体的にお聞かせをいただきたい。
【次の発言】 もう少し具体的に開かして下さい。今お諮りになったということなんですが、ど……


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第31回国会(1958/12/10〜1959/05/02)

第31回国会 文教委員会公聴会 第1号(1959/03/03、4期、日本社会党)

○松永忠二君 山本さんに一つお聞きしたいのですが、だいぶ今しまいの方でお話があったのでわかったのですが、私たちは憲法第八十九条というもので、公金――公けの支配に属しない教育の事業に対して金を出してはいけないということを規定されておって、それが教育基本法の第七条に、社会教育というものは国及び地方公共団体によって奨励されなければならないということが規定されておる。そうしてそれを受けて、今、社会教育法の中に、第十二条、第十三条に、統制を加えてはならないし、補助金を与えてはいけないということに関連されたものとして、具体的に規定をされたものだというふうに解釈をしておるわけでありますが、やはりそこに一連の……



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データ更新日:2022/12/18

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