このページでは松永忠二参議院議員の8期(1968/07/07〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は8期国会活動統計で確認できます。
○松永忠二君 私は、日本社会党を代表して、総理の所信表明に関連して質問をいたします。 まず、冒頭、私は、総理の所信表明に対する感想を述べて、総理の反省を求めたいと思うのであります。 総理は、世界はいま重大な転換期であり、日本またその一環として数々の困難な問題に直面し、新しい試練に立つことを指摘しているのであります。かかる重要な際、しかも、佐藤三選内閣最初の国会であります。国民は、国内外の重要な課題に対し、総理の率直な考えや具体的政策を聞くことを期待し、切望していると存じます。しかし、一体、この所信表明は、はたしてこの期待にこたえているでありましょうか。新しい国際情勢の展開に応じて日本の外交……
○松永忠二君 私は、日本社会党を代表して、政府提案の昭和四十四年度予算三案に対し、反対の討論を行ないます。(拍手) 討論に先き立ち、ぜひ一言述べなくてはなりません。今回の予算審議の途中において、政府、自民党の衆議院における無暴な国鉄運賃値上げ法案の強行によって国会が混乱し、分科会審議を十分行なうことができなかったのみでなく、審議を中断させ、充実した予算審議を妨害したことは、まことに憤慨にたえないところであります。これ全く、政府・自民党の参議院における予算審議の軽視によるものであり、許しがたい暴挙であります。われわれはこの責任を強く追及するものであります。 さて、佐藤総理は、佐藤内閣発足当時……
○松永忠二君 あとで災害対策特別委員会があって、時間がきまっておりますので、毎回こういうことでは困ると思うので、委員長のほうでこれはひとつお考えいただきたいと思うのです。
時間も短いようでありますから、御答弁もひとつ簡潔にお願いをしたいと思うわけでございます。私は、あとで説明をされました八月二十五日から三十一日の台風第十号及び集中豪雨、この被害の中の特に天竜水系の地域についてお尋ねをします。
まず、天竜の中の横山地区については、大体昭和四十年の災害と同様な災害を受けたと考えて差しつかえありませんか。
【次の発言】 横山地区が急激に浸水した時間というのは、午後の九時から十一時、大体その時間だ……
○松永忠二君 実はいまからお聞きいたしますのは、静岡県の一地方の被害ですけれども、私がここで取り上げたのは、これが建設省の直轄工事であるということですね。それからどうも被害について少し疑念が持たれるので、こういう点について明確にしていきたい。これはまた他の災害にも関連をして共通の問題であるので、ここで問題にしたのでありまして、その点をひとつ御了承をいただいて質問をしたいと思うのです。 そこでお聞きいたしますのは、この四号台風の余波として、静岡県の大井川町大井川吉永海岸というところの、これは駿河湾の西海岸は特定海岸でありまして、建設省の直轄工事として行なう地域であります。ここの防潮堤が被害を出……
○松永忠二君 少し質問を重ねた上で大臣にお聞きしたほうがいいと思っていたのですが、そういうわけにいきませんので、ただちょっと先に質問いたしておきます。
秋葉ダムと佐久間ダムの間の河状の調査は、どこが一体やっているのか、建設省は河床の、河状の調査に、変化についてどういうことを承知しているのか、この点をひとつお聞きしたいと思います。
【次の発言】 そういうふうに私聞いているのは、河状の調査が、河床の変化がどうなっているのかということを承知しているか、ということを聞いているわけです。
【次の発言】 かなりあるじゃなくて、現実にどのくらいあるかということを承知しているのかどうか、ということを聞いてい……
○松永忠二君 関連。いま山本委員のほうから学生運動の問題についてお話がありました。学生運動については、お話がありましたように、いまの政治の情勢というものに対して、学生としての考え方というものが一つあって、一つの運動の原因をつくっていることは事実だと思うわけであります。それと同時に、私は、このいまの大学の教育の中に非常な欠陥が出てきている。特に私立大学等における非常な大量の生徒に対する教育ということが、事実上生徒と教授の間の個人的な接触の機会を非常に失わしている。また、その私学の授業料というものに対する国立との差、それに対して教授の数あるいは建物の施設、設備の充実という度合いにおいて非常な差があ……
○松永忠二君 関連で、数項目一度に聞きますので、お答えをいただきます。 いま田中委員からお話があったように、新聞などで非常に実は建設省の態度が、新しい考え方がどんどん出るわけです。これは一つは非常に歓迎するところであって、一般にこういうふうな施策が考えられているという点では非常にいいことだと思うのです。同時にまたいまお話のように法律案として出てくるものについては、まとまったものを出すならば意見を聞くのが当然だと、こういうことだと思うのです。そこで、そういう関連のことですが、二ページのはうの都市の問題について、ここに「先行的な整備をはかる所存であります。」と、「都市施設の計画的」というのはよく……
○松永忠二君 関連。
【次の発言】 いまの山本委員の答弁については、要求のあったようにしていただきたいと思います。
私は、総合予算だからむしろ給与の完全実施などの問題を考えるべきだと思う。お話しのように、私は、総合予算のたてまえの上に立って、国債の償還の金額あるいはその他の予算の配分というものをきめてきたと思うのです。ところが、自然増収が予定したより二千億多くなったのだから、したがって、国債償還についてもある程度増額していかなければできない。しかし予定していた予備費の中の千二百億ではまかなえないような事情の出てきた食管会計の問題とかあるいは勧告の問題なども、当然このバランスの上で考えていかな……
○松永忠二君 資料要求、これはいまの基本的な問題は出してもらう、これが通ったならば本年度実施をしようと思っている地域、予定をされている地域、それからそれに関連した公共施設についてどの程度の予算を考えているのか、本年度、それをひとつ出してもらいたい。
○松永忠二君 まず最初に、都市の再開発をどうしても必要でやらなきゃならない、こういうふうに考えられる面積、そしてまたその経費の概算というのは一体どういうふうに考えておられるのか。国土建設の長期構想等にもいろいろ出ているわけですが、これはどのくらいでしょうか。
【次の発言】 そういうことじゃありません。都市再開発の法律を出すのだから、現在日本の国の都市で、再開発が必要だと考えられる一体面積、そしてまた、それを行なうとすれば大体どのくらいな経費が必要なのか、こういう基本的な調査はやられていると思うのだが、その点についてお聞かせをいただきたい。
○松永忠二君 ちょっと関連……。 これは、さっき五カ年計画の話しが出ておりますが、最初三年くらいは五万戸ずつふえているわけなんですね。ことしは七万戸ふえている。来年十五戸ふえれば七十六万二千というのが達成できるわけです、公営住宅についてですね。したがって、私は、必ずしもその努力いかんによっては、公的資金による住宅の計画を一〇〇%できないということはないと思うのですね。そのくらいの決意は持っておられると私は思うので、まあそうでなしに、自力建設のほうは六十五万戸だから、これが上がれば、両方合わせて一緒になれば計画は一〇〇になるなんということを考えているのじゃなかろうと思うのですね。したがって、特……
○松永忠二君 この前、松本委員が質問いたしましたときに、私が質問をしたことで、ちょっと勘違した点がありますので、まずその点をお聞きします。現在の住宅五カ年計画の実施の見通しですけれども、公的資金による住宅を四十五年に七十六万二正月余り実施しなければならぬ、従来、四十四年の戸数に比べると十八万八千戸ふやさなきゃいけない。これは現実問題としてできないんじゃないかと思うのですね。公営住宅については十万戸ふえれば目的を達成できるわけでありますが、この点についてはどういうふうな見通しを持っておられるのか、まずこの点をお尋ねいたしたいと思います。
○松永忠二君 いまのに関連してお伺いいたしますが、そういうふうにして評価をした場合には、地価公示価格と相続税のときの評価の価格とそれから固定資産税の評価額というのは、大体どういうふうな割合になるんでしょうかと推測をされておるのですか。各省ひとつ言ってみてください。大蔵省は評価した土地の価格水準は呼び値と言われる価格の五〇%から七〇%であるというふうに言われておるわけですね。
【次の発言】 内容はいいですから、結論のところを聞かしてほしい。
【次の発言】 自治省は。
【次の発言】 建設省は。あわせて判断を言ってみてください。
【次の発言】 そうすると、事実上はこれは統一はできないということだと思……
○松永忠二君 この法律案の目的としておるところは、第一条に出ているわけですが、この法律案で一般の土地の取引価格に対して指標を与えることができる、こういう証明、確信というものを、どういうところからそういうことかできるというふうに判断されるのか、それをひとつ簡潔に御説明ください。
【次の発言】 鑑定士によって正常な価格というものは出る自信はおありだと思うのです。それが一般の土地の取引の価格に対して指標を与えることができると確信できる理由はどこですか。
【次の発言】 私は鑑定士によって土地の正常な価格が鑑定できるということについて、それほど疑問を持っているわけじゃないのですが、ただ、それが一般の土地……
○松永忠二君 それでは少し条文に基づいてお尋ねをしたいと思うんです。第二条の中に「もっぱら自転車の通行の用に供することを目的とする道路の部分」というのがありますね。これは現在の道路でいうと、どういうところなのか。またどういうことを考えておられるのか、まずそれをお聞かせいただきたいと思います。
【次の発言】 そうすると現在国道などで自転車、いわゆる二輪車の道として分離してある分離帯、あすこがここにいう「もっぱら自転車の通行の用に供することを目的とする道路の部分」こういうふうに考えていいんですか。
【次の発言】 私が聞いておるのは、現在一体こういうところがあるのかないのかということを聞いておるんで……
○松永忠二君 関連。ちょっとおかしいと思うのです。私たち委員長提案ですら、あまりこまかいことまではあれだと思って審議をしているわけですが、不動産鑑定士と不動産鑑定士補というのは同じ資格の者なんですよ。同じ資格の者がかつて、それは施行令によって十年、いまお話のように大学出た者が経験を持って、「十年以上の実務の経験を有するもの」となっておった。それを今度十三年にみな延ばしてあるわけですよね。そうすると結局当時の有資格者であった人でその試験に落ちた人は、その経験を生かして今度の特例の試験に応ずることができるわけなんですね。ところがそれ以後の人は、結果的には経験年数が足らぬわけですから結局これに応ずる……
○松永忠二君 ちょっと私は別な角度で、法律にいろいろ規定してあることが事実上具体的に整っておるのかどらかというそういう観点からお聞きしたい、こう思います。 まず第三条に、この前の答弁の残りもひとつお聞かせをいただきたいのですが、第三条に「国及び地方公共団体は、自転車道整備事業が有効かつ適切に実施されるよう必要な配慮をしなければならない。」というようなことが出ていますね。国が必要適切な配慮をしなければいけないということは、具体的にどういうことなんですか、一体費用負担というのはどうなるのか、この点をひとつ、法律が通った場合にはどういうことになるのか、これを道路局長のほうからまずお聞きをしたいので……
○松永忠二君 ちょっと内藤さんと村井さんにお伺いしたいと思います。 内藤さんには、法の執行のお話がありまして、その告発の件数が千件に対して一だと、三十四件しかないというお話が出ておりましたね。私たちも九条の各項目を読んでみると、相当現在の法律でも執行をきびしくやっていくということによって違反の建築を是正をしていくことができるのではないか、というようなことを感ずるわけであります。そこで、これについてはいろいろ各参考人の皆さんから、政策的な背景というものが伴わないために自然無理が出てきて、そうして違反せざるを得ない状況もまた他面にあるというお話も、もちろんわかるわけでありますけれども、特にここで……
○委員以外の議員(松永忠二君) 先にちょっとごらんをいただきまして、修正をしておきます。 お手元の提案理由の一ページのところ、しまいから五行目、まん中に「増加率」とありますが、その上に「人口」を入れて「人口増加率」としていただきたい。 それから二ページの六行目、一番上のほうですが、「教育施設設備費」というのは「整備費」です。 それから三ページの一行目の下のほうですが、「住宅地の造成等の行われる」とありますが「な」というのが落ちておりますので入れていただきたい。 ただいま議題となりました「児童生徒急増地域等に係る小学校及び中学校の施設の整備に関する特別措置法案」につきまして、提案の理由及……
○委員以外の議員(松永忠二君) 御質問のありました点、特に趣旨に賛成であるというお話でありました。特に私たちの聞いておりますところは、ここに提案いたしましたような特別の措置を文部省自身が大蔵省に要求をしておったということも伝えられておるのであります。しかし、なかなかその目的が達成されなかった、こういう話であります。一部土地について整地費が予算化された点があるわけでありますが、そういうふうな点からいえば、この趣旨を生かすのにはどうしてもやはり立法という措置を行なうということが必要である、そういうことによって、すでに政府自身も考えておる事柄が、関係の文部省だけでは実現できないという状況にも入ってお……
○松永忠二君 関連。今度の財政の性格からいっても、高度な経済の成長をはかると一緒に物価の安定を柱として財政が組まれておる。しかも、公共料金というのはいまお話があったように、極力国鉄の運賃値上げを除いて抑制するという、そういう方針を立てておる。したがって、公共的な企業で、どうしても合理化ができないとか、あるいはどうしても手当をしなければできないという問題については、この予算を編成する段階で私は一応検討しておると思う。そういう検討があるからこそ公共料金は国鉄の運賃を除いて極力抑制する、こういっておると思う。したがって、いま出てきているタクシー料金の問題については、少なくもそういうような要素がたくさ……
○松永忠二君 総理にお尋ねいたしますが、総理は国会の答弁で、大学の問題について、憲法の精神に基づいて学問の自由を尊重し、同時に学園の自治はこれを尊重していくということを言明されておりますが、この態度については堅持をされていく方針でありますか。
【次の発言】 そこで学問の自由、大学の自治というのは、権利を成文法で保障されているという例は非常に少ない。憲法という形で保障されているという形がとられているわけです、日本の国で言えば。第二十三条の「学問の自由は、これを保障する。」と、これが基盤であるように思うのですが、これは誤りないでしょうか。
○松永忠二君 関連。その問題ですが、四十三年が八百五万トンで、結果的には千十万トンだった。今度食管会計のほうで予算化しているのは七百五十万トンで、それにいま話の出てきている自主流通米を合わせて百七十万トン。そうなってくると、いまお話しのように自主流通米で売ることを承知しないものは全量買い上げるということになると、千十万トン四十三年に補正をして石高を買い入れたのに、七百五十万トンしか予算化していない。そうすると二百六十万トン前年と比べてみて不足をする。それを、百七十万トン自主流通米が全部予定したようにあったとしても、九十万トン前年と比べると不足するつまり七百五十万トンを予算化しているわけです。一……
○松永忠二君 関連。いま、捕捉率の問題が出ておるわけです。これは、まあ率直なところ、同じ税負担をしておる農家、事業所得の人々、給与所得の家計の実態というものを見てみると、同じ税負担をしているものと、非常に差があるという感じを率直に持っているわけですよ。こういうことについては、大臣がどういうふうにお考えになるのですか。私は捕捉率がどうこうということと関連があると思うのですけれども、給与所得で納めている税負担の金額と、事業所得で納めている税負担の同じ人と、それからまた、農家所得で納めている税負担の金額と、同じものを比べた場合に、家計の実態に非常に差が出てきているというのが事実だと思うのであります。……
○松永忠二君 関連。少し前の質問のときに、ちょっと一歩出たけれども、前に関連することですが、四十二年にジョンソンと共同声明をやった当時、中国の核の脅威というものについて、そういうことに脅威を与えないような、アジアの人たちが脅威を受けないようなことにすることが大切だと言われた。声明にも出された。しかしその後、中国の核脅威というものに対して、たとえば先ごろ開かれたアジアの平和と安全に関する日米専門家会議の最終的な結論というのは、中国の脅威というのはいま直ちにそれを心配するほどのものではない、それほど大きなものではないということを、結論的には日米専門家会議の最終的な意思統一をされたところだ。それから……
○松永忠二君 関連。午前中の発言で、私は、文部大臣はいつも非常にこまかく説明されるのに、拒否権の問題について少し説明が不十分であるということが、こういう結果を生んだと思うのです。したがって、文部省の持っている統一見解がそれであるということについては、この前、大学の管理権が問題になったときに、文部省が統一の見解を出して、そうしてこれについてはいまお話のあったように、非常にかつ例外的な場合には任命権者である文相が当然拒否権を持つという統一見解を出された。しかし、これは文部省の見解であって、当時、国立大学協会等については、これはそうではないという見解を持って発表もされておる。いや、それどころか、もっ……
○松永忠二君 きょうは集中豪雨の被害の報告がありませんけれども、今回の集中豪雨あるいはまた関連をしたものでがけくずれによる被害の状況はどんな状況でありますか。
【次の発言】 災害全体のことについては、また書面、書類で出していただくことにいたしまして、またいま隣接の市町村からの技術者の応援の問題であるとか、あるいは集中豪雨における局部的な非常な被害がある。したがって、従来のような激甚地指定の範疇に属しないような集中豪雨的な局部の被害をどうするのか、あるいはまた個人災害に対してどういうふうな救済措置をとるか等、いろいろ全般的に私は問題があると思うんです。こうした問題は、この際時間もあれですから、お……
○松永忠二君 大臣に先にお伺いをしておきたいと思いますが、私は田子の浦のヘドロ問題についてお伺いをいたします。
いま百三十億でつくりました田子の浦の港が、しかも重要港湾に指定されておる港が閉鎖寸前にある。行政というものは正しく行なわれていれば、こんなばかなことはあり得ないという感じを私たちは率直に持つわけでありますが、こういう点について大臣はどんなお考えをお持ちでしょうか。
【次の発言】 いま企業が優先されていて行政がそれについていくことができなかったというようなことを申されました。私は行政が正しく行なわれていれば、百二十億もかけた重要港湾が閉鎖しなきゃならないなどというようなことはできる筋……
○松永忠二君 私は富士川の河川敷の問題について少しお伺いしたいと思います。
富士川の河川敷でヘドロを処理したいというので、使用を許可してもらいたいということを静岡県の知事から要請を受けた、こういうことが伝えられている。そこでどんな方法で投棄するという、こういう説明があったのか、それをひとつ、重要な点だけお話をしていただきたいと思います。
【次の発言】 少しおかしいじゃないですか。貸してもらいたいと言うなら、どういう方法で処理いたしますから貸してもらいたい、こういう方法でやるのだと……。こういうことで、すでに知事、県当局は当該の市に説明をしている。建設省に来て、貸してもらいたいと言うのに、その……
○松永忠二君 まず提案者にお聞きいたしますが、前国会でこれの質疑を重ねました際に、自動車道の道路部分の問題についてはいまの道路整備の五カ年計画の中でも実施をしていく、予算的な措置が幾ぶんでもとにかくあるということは明らかになったのですが、しかしここでいっております自転車の専用道路と自転車歩行者専用道路については、この道路整備五カ年計画の中でこれを考えていくということは、現在すでに決定している道路整備五カ年計画としては非常に無理であると、こういう点が明らかになっております。その際に提案者のほうから、今後道路整備五カ年計画が修正をされるような機会には、フルにこの法律が適用できるように修正をしてもら……
○松永忠二君 委員長を代行しているから、要望ですが、一体こんな出席の状況の中で委員会をやるというようなことは、やはりよくないんじゃないか。午前中あたりも非常に出席が悪いのですが、午前中ほとんど野党で、与党のほうから理事が出ているだけです。基準法という法律は、非常に大事な法律で、審議をやっているのにそんな状況で、特に上げるときだけ出席しているというようなことで、こういう基準法を順調に審議しているということができると思っていられるのか、その点をひとつ伺いたい。
【次の発言】 それじゃひとつ、今後善処をお願いをして質疑を続けます。
それではひとつ質問いたしますが、まず、局長にお尋ねをするわけであり……
○松永忠二君 いまの大臣の御見解について一、二確めておきたいと思うのでありますが、第三の、違法または不当な確認、許可、命令等の処分によって権利または利益を侵害された者、この者はその違法または不当な確認、許可、命令等と考えて、被害を受けた者が不服を申し立てることができるのかどうか。つまり、そういうふうに不当な確認、許可、命令等の処分によって被害を受けたと、こう考えた者もまた不服を申し立てることができるのかどうか、この点をまず私は承っておきたいと思います。
【次の発言】 わかりました。
したがって、いまのお話で、被害を受けたと考えてその隣人がその不当な処分に対して不服を申し立てることができるとい……
○松永忠二君 経済企画庁で今度出しました新経済社会発展計画、これによると社会資本の中の道路投資が十一兆七千億、そうして社会資本の投資の総額が五十五兆円。二の十一兆七千億という道路投資の金額というのは、一体どういう根拠に基づいてそういう数字を出したのでしょうか、その点をお聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 その十一兆七千億の構成比が二一・三%となっているわけですが、古い改める前の社会発展計画だと、これが二二%になっているんですけれども、どういうわけでそういうふうに低い構成比で道路投資がいいというふうに考えたのか、この点の判断はどこから出てきたんですか。
○松永忠二君 先にひとつ新しい第三次下水道整備五カ年計画、その内容について、年度、事業量、排水面積、そんなことについて簡単に御説明をしていただきたいと思います。
【次の発言】 現在行なわれている第二次下水道整備五カ年計画の四十五年度までの進捗率、いまの項目に比較をしてどのくらいになっておりますか。
【次の発言】 四十六年度の下水道関係の予算要求について、一部追加要求を考えているというお話があったわけですが、国庫補助七百一億、起債千三百三十九億を要求しておったけれども、今度の法律改正とか、あるいはその他一連の公害の対策の充実という点から、追加要求をしていきたいということを考えておられるようですが……
○松永忠二君 それでは少し残った問題を追加します。
まず建設大臣なりあるいは局長に流域下水道整備基本計画を定める水域というのは四十九水域である、この新五ヵ年計画によって完成するのは二十五水域である、こういう御答弁でありましたが、これに間違いありませんか。
【次の発言】 時間もありませんので、御答弁をひとつ簡潔にしていただきたい。これはこの前の答弁の結果確認されたことでありまするので、あらためてこれは念を押しただけであります。
経済企画庁長官に、四十九水域というのは、公害基本法第九条一項の「生活環境を保全するうえで維持されることが望ましい基準」ということによって、水域類型の閣議決定によって指……
○松永忠二君 いまお話しのありました大阪大学、大阪市立大学の、入学の何といいますか売買事件、事の非常に意外なこと、また深刻な問題でありますので、そういった原因はどこにあると考えるのか。それで、そのためにはどういうことを検討する必要があると一体文部省や厚生省や法務省は考えているのか、これをひとつ各省からお聞かせ願いたい。だいぶ時間もあれですから、簡潔にひとつお話を聞きたいと思います。原因はどういうところにあると考えて、それについてどういうふうに検討、措置しなければいかぬと考えておられますか。
【次の発言】 間違ったことを言っちゃだめですよ。
○松永忠二君 ただいま議題となりました児童生徒急増地域等に係る小学校及び中学校の施設の整備に関する特別措置法案につきまして、提案の理由及び内容の概略を御説明申し上げます。 最近十年間におけるわが国の経済成長及び社会構造の変化に伴い、人口移動が非常な勢いで起こっていることは御承知のとおりであります。昭和三十五年及び四十年の国勢調査を見ましても、この間の人口集中地区(一平方キロ当たり人口五千人以上の地区)の増加率は一五・八%に達し、国民の半数が人口集中地区に集まり、七〇%は東京、大阪、名古屋の三大都市圏に集中し、なお札幌、仙台、広島、北九州、福岡等の中核都市及び県庁所在地でも人口増加が目立ちまし……
○松永忠二君 私は時間がないので少し短く質問いたします。
高等学校の定時制課程を卒業した者が全日制の課程の者と差別をされて就職している状態、これを少しお聞きしたい。
私はいま話が出てきているように、非常に定時制の生徒も少なくなってきている。そういう中で非常な困難に耐えて定時制を卒業してきたにもかかわらず、全日制の子供と企業内で差別をされている、そういう事実があるのです。これはどういう状況になっているのか。また、古い調査は私は持っておりますけれども、その後改善をされているのかどうか、この点をひとつ聞かせてください。
【次の発言】 二つあるわけですね。企業内で資格をとった場合に、その資格を認め……
○松永忠二君 私はまず人事院の総裁にお尋ねをしたいのであります。
今回の法律を制定するについての意見の申し出に関する説明、これにも、教員の職務と勤務の態様の特殊性に応じたものとする必要がある。教員の職務の特殊性というのは、一体人事院総裁はどういうふうにお考えになっておるか、この点ひとつお話しを願いたい。
【次の発言】 少し人事院総裁、お聞きをしたことを御答弁願いたいと思います。私は勤務の態様の特殊性という問題はあらためてお聞きをするわけでありますが、教員の職務の特殊性、こういうことに職務の特殊性、こういうことについて人事院総裁はどういうふうにお考えになっているか、これを私はお聞きをしたいので……
○松永忠二君 さっき加瀬委員から出たことで、いまお話にあったことで、超勤は命じないということを原則として堅持していく。やむを得ないとき、みだりにはやらないのだというそのことを、どこを根拠にしてそういうことを表現することができるのですか、どこを根拠にして。これだけのものではみだりに、やむを得ないと言ってみたところが、みだりであるか、やむを得ないか、それをどこで判定をするのですか。私は判定をするならば、たとえば合意に達したときにそれをやるというなら、これはみだりに、やむを得ない、それがはっきりしているわけです。みだりに、やむを得ない場合――やむを得ない場合にやるのだ、そうなればそれはつまり合意に基……
○松永忠二君 自治大臣にお尋ねします。
第五十一国会で提案をされて、その後廃案とか継続審議、再度提案をされているものは全く同一なんです。また十年の時限立法というのも同じ内容のものですか。
【次の発言】 四十一年以来継続、廃案を重ねてきた、そういうことは、国会の意向が、都道府県合併特例法のようなものを早急に必要としないというような意向があらわれているというふうに私たちは思うんですが、この点については、自治大臣はどういう御判断をしていますか。
【次の発言】 私の聞いたのはそういうことではなくて、自治省がお考えになっていることはそういうこととして、国会に再々提案をされても成立しないというようなこと……
○松永忠二君 藤田先生に一つお伺いいたします。 私は、先生がおっしゃるように、財政政策の中では支出を調整するということはなかなか容易でない。特に公共投資などについては、やはり民間設備投資との差から、相当充実をしなければいけない。また減税等の消費的な投資にも、これまた国民生活を向上するにおいて相当重要な部面があるので、そう簡単に支出の面の調節はできないから、どうしても収入面の調節をするよりほかにないじゃないか。そうなってくると、間接税とか所得税よりは、やはり法人税が問題になるというようなことを考えておることは全く同じなんであります。ところが、こういうことを申しますと、実は総需要を抑制したり、景……
○松永忠二君 時間もありませんので簡単にお聞きをいたします。
日大の問題についてお聞かせいただきたい。日大は定款を改正をして昨年の末に文部省の承認を得た。新春早々にこれを実行するというようなことで認可を得ているわけなんです。これ一体どういうふうな経過になっておるのか、その運んでいる状況をお聞かせいただきたいと思います。
【次の発言】 これは大臣に御答弁願いたいのですがね、この定款、寄付行為というのは私立の大学のいわゆる設立の基準になるわけです。これに基づいて設立をされ運営をされていくわけなんです。これが改める認可を得ていて、しかもその約束からいえば新春早々にこの定款に基づいて実施をするという……
○松永忠二君 原子力発電所の問題について少しお尋ねをいたします。
科学技術庁でもすでに御承知と思うのですが、静岡県の浜岡というところに中部電力が原子力発電所を建設したいんだ、こういうようなことで着々その仕事を進めているわけです。この浜岡につくろうとしている中部電力の原子力発電所というのはどういうふうな一体規模をもって計画されているのか、技術庁のほうではどういうふうに把握されているのか、その点をお聞きしたいわけです。
【次の発言】 これはもちろん許可の申請を出すときには、事前にその土地の購入であるとか、あるいは設計の問題等一応全部整った上で申請が出てくるわけです。どこでも御承知のとおり、原子力……
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