松永忠二 参議院議員
10期国会発言一覧

松永忠二[参]在籍期 : 4期- 5期- 7期- 8期- 9期-|10期|
松永忠二[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは松永忠二参議院議員の10期(1974/07/07〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は10期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院10期)

松永忠二[参]本会議発言(全期間)
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第74回国会(1974/12/09〜1974/12/25)

第74回国会 参議院本会議 第3号(1974/12/17、10期、日本社会党)

○松永忠二君 私は、日本社会党を代表して、総理の所信表明について質問いたします。  田中内閣は、世論と野党の追及と党内対立の中で崩壊しました。私は違反行為はやっていない、地位利用もやっていないし何も悪いことはしていないと首相が釈明していたのに、この事件はなぜ強大な権力の座を根底からゆるがしたのでしょうか。政治家は、総理はこの事件の中に何を学び、どうこれにこたえるかということを真剣に考えなくてはなりません。  まず、田中内閣に対するわれわれの批判は、インフレ対策に対する失敗であります。高まるインフレに有効な歯どめができず、かえって調整インフレ的な立場でインフレに拍車をかけました。多極化した国際情……


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第76回国会(1975/09/11〜1975/12/25)

第76回国会 参議院本会議 第10号(1975/11/07、10期、日本社会党)

○松永忠二君 私は、日本社会党を代表して、補正予算関係三案に反対の立場を明らかにし、その理由を申し述べたいと存じます。  補正予算審議を最大の課題とする本国会は、まれに見る長期の空白と混迷した国会運営の中で審議が行われ、景気回復と物価抑制を望む国民の要望にこたえることが十分できず、かえって政治不信を増大しつつあることはまことに残念なことであります。これは補正予算案の編成を待って開くべき国会が、自民党内の派閥の圧力で値上げ法案の早期成立に固執し、無理を承知で早期に開会したためであります。三木首相の党内統制力の無力を示すものと言わなくてはなりません。  対話と協調を主張しながら、値上げ法案は相次い……

松永忠二[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院10期)

松永忠二[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第73回国会(1974/07/24〜1974/07/31)

第73回国会 災害対策特別委員会 第閉会後1号(1974/08/21、10期、日本社会党)

○松永忠二君 関連。  いまだいぶ詳しいお話を聞かしていただいたんだが、せっかく技術の委員会をつくって根本的に検討される。それはことしじゅうに中間報告を出して、それに基づいてまた来年これを検討するというお話ですが、そうすると相当期間がたつという感じがするわけです。その間の第二次災害を防ぐための措置というのは一体どのくらいのことをやればその間心配なしにやっていけるのか、こういう点の見通しはどういうふうに持っておられるのか、ここをひとつ少し聞かしてください。
【次の発言】 いまのお話で、長官もおっしゃっている点で、応急の措置のことについてこの地帯を林野庁が直轄でやられるという、そういうことについて……

第73回国会 法務委員会 第閉会後3号(1974/11/14、10期、日本社会党)

○松永忠二君 これは視察をした佐々木さんたちには恐縮なんですが、網走刑務所の移転の問題について、地元の町村から多数視察の前に陳情があり、そしてわれわれにも相当な強い要望もあった。私も実は調査に行く予定でありましたが、都合で取りやめたのですけれども、いまの報告を聞いてみると、関係の地元からそういう陳情がなされたようなお話もないし、それからまた一面網走刑務所の一部は改築をされているというお話も出ているので、一体これはどういうことになっているのか。  私は来られたときに、網走市が、網走刑務所というものが網走市の発展の上にも非常な関連性を持っているということで、非常にある意味では重要視をしている。しか……


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第75回国会(1974/12/27〜1975/07/04)

第75回国会 外務委員会 第12号(1975/06/03、10期、日本社会党)

○松永忠二君 外務大臣にお伺いいたしますが、外務大臣は過般アメリカを訪ねたり、あるいはまた、今度パリの国際会議に出席をしてキッシンジャー国務長官などとも会談をしたわけです。  インドシナ情勢とかあるいは朝鮮半島の情勢、今後の見通しというふうな問題についてアメリカ側とやや意見を異にした点はなかったのかどうなのか。新聞の報道などによりますと、アメリカを訪ねた際に、協定侵犯の責任を北ベトナムあるいは解放戦線側に帰することについてアメリカとの見解を異にした、こういうようなことを報道されていたのを私は読んでいるわけです。いま申しましたように、インドシナ情勢とかあるいは朝鮮半島の情勢あるいは今後の見通し等……

第75回国会 外務委員会 第14号(1975/06/17、10期、日本社会党)

○松永忠二君 提案者にお聞きいたしますが、この法律は、対外経済協力計画について国会の承認等について定めて、「もって適正かつ効果的な対外経済協力の実施に資する」目的でつくったと。これは私自身もそう考えておるんですが、適正かつ効果的でない対外経済協力の事実があるというところに提案の一つの理由もあると思うんですが、そういう点で、どういう点についてそういうことをお感じになっておるのか。
【次の発言】 資料問題については後ほどまたお聞きしますが、適正かつ効果的に対外経済協力が行われているとは私は思わない。お話しのように一つ偏りがあるのじゃないかという点で、日韓、特に韓国の経済協力は十五億五千万ドルという……

第75回国会 外務委員会 第15号(1975/06/19、10期、日本社会党)

○松永忠二君 関連。  ちょっと私は意見があるんだけれど。質問者が政府委員を、だれを出席を求めたか私知りませんけれども、きょうは関係の各委員会があるので、政府の方から出る人も非常に少ないと思うのですけれども、役所には審議官もあるし、向こうに大臣が出るというなら局長をこっちに呼んでもいいし、いまの田中さんのような質問になれば、課長が答弁するというのは私は無理だと思うのですよ。それで、官房長もあるし、もう説明員で出て来れる人はあると思うんですよ。
【次の発言】 そうですよ。
【次の発言】 それで、政府委員が出てきて説明員の課長が出てくるならいいけれども、課長が出てきて政府委員が出ていないなんて、そ……

第75回国会 文教委員会 第12号(1975/06/05、10期、日本社会党)

○松永忠二君 河野さんにお聞きします。  いま、いろいろお二人の方の御答弁がありましたので、実は今度の法律は、緊急かつ具体的なもので、各党の合意したものをできるだけ早くまとめたいという意味だと、こういういまお話しがありました。しかし、実際はどうかというと、お話しのとおり、二十五年に制定されて、二十九年に一部改正して、二十五年間そのまま行われた。これが今回改正が行われようとしているので、これは決して私は抜本的という言葉は当たらぬにしても、これはもう広範囲なもので、ある意味では、そう何回もこういう機会はないというものだというふうに思うわけです。この機会をつらまえて、衆議院の皆さんが小委員会をつくっ……

第75回国会 文教委員会 第13号(1975/06/10、10期、日本社会党)

○松永忠二君 先にひとつ、いま、少し私たちのお聞きをする態度でありますけども、私は、実は今回の改正は非常に大幅な改正であるし、それからまた、相当抜本的な性格も持っている。そう再々、法律というのは改正はできないので、この改正の機会にできるだけ要望に応ずるような点をひとつ加えていかなければいけないものだという、こういう考え方を私たちは持っているわけであります。そういうふうな意味で、私はぜひいいものを加えたいというようなことを考えているわけなんです。  まず最初に、櫻井先生と宗さんにお伺いしますが、櫻井先生、いま秋山委員からお聞きいただきましたように、理念的な問題について一つの問題点があるというお話……

第75回国会 予算委員会 第3号(1975/03/06、10期、日本社会党)

○松永忠二君 関連。  いま辻委員からいろいろ中小企業の金融問題でお話が出ています。いま繊維の問題を中心にやられているので、繊維だけについてということでは困るので、私も、実は、社会党のプロジェクトチームで静岡市の鏡台の関係の組合の人たちと話をいたしました。  特に、いまお話のありました不況の金融の借り出しに当たって、その借り出しをする際に、前に借りていたところの金の支払いをその中からさせるということを金融の機関がやっているわけで、金融の機関が不況融資を窓口としてやる。しかし、いままで借りている金をその中から払ってもらって、それであと残りを融資するというようなことをやられているようであります。い……

第75回国会 予算委員会 第5号(1975/03/08、10期、日本社会党)

○松永忠二君 関連。  いま上田委員から質問が出ておりますが、予算編成の際に、本年度の予算だけではなくて、五十一年度、五十二年度を見通しての計画を出す、こういうことを大蔵では決めて、重要な事項についてはそういう措置をした。これは当関発表もされていることですけれども、一体どういうものについて出ておるんですか、現実的に。それで、それは具体的にどういうふうに処理されているんですか。ひとつ大蔵大臣の方からお聞きをしたいわけであります。私たちは、いま上田委員が言いましたように重要な項目については、ことしの予算の際に五十一年度、五十二年度を見通して要求をする、そういう中で本年度の予算が編成をされているとい……

第75回国会 予算委員会 第7号(1975/03/11、10期、日本社会党)

○松永忠二君 関連。  いまの地方の公務員、また教育公務員の給与の問題ですけれども、私は、いまのような公務員なりあるいは教員の給与が決まったのは、そんなに簡単な経過をとって決まったのではないと思うのであります。長い間のいわゆる労使という形、労働組合と使用者の関係というか、これの中で話し合いがなされ、協定書を結んで、しかもその条例ができ、あるいはその都度経費として議会の承認を得てやってきた問題だと思うのであります。何も違法の行為をして現在の教員なり公務員の給与が決まっているのではないと思うんです。いまこの時期に、一方的に何か中央の方で、その給与が高過ぎる、この給与はけしからぬというような態度の中……

第75回国会 予算委員会 第16号(1975/03/26、10期、日本社会党)

○松永忠二君 参考人の方、お忙しいところありがとうございました。  まず竹内参考人にお聞きをしたいのでありますが、今度の不況は、雇用調整先行型というくらいに、労働者に及ぼす影響が非常に大きいと思うのでありますが、特に深刻な影響が中小零細企業の労働者の雇用とかあるいは賃金に出ていると思うのでありますけれども、この点についてひとつお話をいただきたいと思います。
【次の発言】 時間も短いので、少し口早にお願いをいたします。  いろんな数字も出て、私持っておりますが、特に斉藤参考人にお願いをしたいわけでありますが、そういうような深刻な不況が中小零細の経営者に対してどんな影響を与えているのか、それをひと……

第75回国会 予算委員会 第20号(1975/04/01、10期、日本社会党)

○松永忠二君 質問が始まる前に、ちょっと大臣の方に総理初めお願いをしておきたいのは、私も予算委員会によく出てきますけれども、今度の委員会ほど大臣が答弁せぬで局長に答弁させているのは私は初めてです。特に、失礼な言い方ですけれども、総理を初めあるいは通産大臣あるいは労働大臣なども局長にしゃべらせることが非常に多いので、私たちも別にそんなに大して専門家ではないので、われわれの聞いたことぐらいはひとつ大臣からできるだけ御答弁をいただきたい。また、委員長もその指名をしないようにひとつお願いをしたいと思います。  そこで、総理、それから大蔵大臣、副総理にもお聞きをしたいわけですが、今度の予算編成が終わった……

第75回国会 予算委員会 第21号(1975/04/02、10期、日本社会党)

○松永忠二君 いま上田委員から、専門的な立場からああいうお話がありました。私たちの方から言えば、常識的に日本の自衛隊の防衛の範囲はどこかというのは、安保条約審議当時から非常に問題になった。フィリピンから大陸の沿岸だというようなことはよく説明をしてきた。しかし、海域において、東の方でどこまでだろうということがいよいよここで議論をされるときになってきたわけであります。したがって、いま総理が言われるように、文民統制の趣旨を生かして憲法の範囲内でひとつこの問題を処理するように、厳に私からもいまのことを守るようにお願いをしておきたいと思うわけであります。  経済企画庁長官の方から、きのうの答弁、ちょっと……

第75回国会 予算委員会 第22号(1975/06/11、10期、日本社会党)

○松永忠二君 関連。  いま田委員が質問されている点で、聞かれていることをはっきり防衛庁長官に言っていただきたいのは、いまお話のあったように、衆議院の方で、これは上田委員の了解を得てとってあるということを言われた。それからまた予算委員会でこれが問題になったらば、実は了解を得てとったということはこれは間違いであったということをその予算委員会で言われた。そこで、関係のわれわれの方の党では、この問題はまず参議院で解明をした上で処置をするということになっていたが、一度は了解を得てとったと言い、あるいはまた、それは誤りであって、そういうことはなかったと言った。こういう事実があるのかどうかということを田委……


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第76回国会(1975/09/11〜1975/12/25)

第76回国会 外務委員会 第2号(1975/10/21、10期、日本社会党)

○松永忠二君 関連。  いま北海道の沿岸についての話が出ていましたが、例の伊豆沖の問題について、一部産卵期に規制の措置をとるという話が出ておりますけれども、それでは実はここに出ている漁業者の間で非常に不満がある。たとえば東京都、千葉、神奈川、静岡、一都三県のものが重要な漁場として出ているわけでありますが、特に一本釣りをやっているところの漁場なんです。どういった不満があるかということを御存じでしょうか。そしてそれを一体どういうふうに解決をしていこうとしているのか、その点を伺いたいと思います。
【次の発言】 お話しのように、産卵期に一つの抑制措置をとることは当然なことですけども、漁業協同組合等の話……

第76回国会 予算委員会 第2号(1975/10/30、10期、日本社会党)

○松永忠二君 関連。  いま宮之原委員が歳入の欠陥で、三兆四千八百億も歳入欠陥が出ている、それについては大蔵大臣は厳しい責任を感ずるというようなこともお話があった。私は財政の歳入欠陥というのは経済の見通しの上に立っているものだと思うのです。いま盛んに大蔵大臣も言われたことは、経済の見通しをまだ変えていない段階の中で、財政のいわゆる欠陥を云々することはできないというようなことも現に言われている。それは私は事実だと思うのですよ。したがって財政の欠陥というもの、歳入不足というのは、経済の見通しと不離一体のものである。経済の見通しが誤ってきたところに財政の欠陥が出てくるのである。原因は経済の見通しに誤……

第76回国会 予算委員会 第3号(1975/10/31、10期、日本社会党)

○松永忠二君 委員長、議事進行。
【次の発言】 はい。  私たちは、別にこれで長い時間をここで費やしてどうこうしようというようなことはありません。議事を進めていくということは非常に必要なことだと思っているわけであります。ただ、しかし、いまの御答弁でも明らかなように、この文章はどう見ても「本人の出頭を要請するように要望がありましたが、私もごもっともな発言と思いますので、委員長として、政府に対し、善処方を要望しますが、外務大臣、いかがでございますか」と、こういうように言われたのに対して「政府は、国会の御審議を尊重し、ただいまの委員長の御発言の御趣旨を体し、責任を持って委員長の御要望が実現するようお……

第76回国会 予算委員会 第4号(1975/11/01、10期、日本社会党)

○松永忠二君 議事進行。  政府は、金東雲を出頭させる権限がない、私が金東雲の出頭を約束できるはずはないと本委員会でも外相は明言しているのに、責任をもって要望を実現するようお約束いたしますとの外相の発言は誤りであり、適切ではないと私は思います。また、外務大臣は、金東雲の出席の要請を行い、出頭できるよう努力することを約束をしたことについては、本委員会でも繰り返し述べているところであります。したがって、新聞に伝えられているように、金元書記官の再入国を要請するつもりはない、国会の要望を韓国に伝えることを約束しただけだとの言葉は、外相の真意とは異なるものであって、誤りであると私は考えます。したがって、……

第76回国会 予算委員会 第6号(1975/11/05、10期、日本社会党)

○松永忠二君 関連。  いま辻委員がいろいろ質問されて、通産大臣は前進的な面もある答弁をされているわけです。しかし、いまこの担保の評価がえというような問題については、ただケース・バイ・ケースで努力をするという程度では、実際それがどういう方法で徹底するのか。たとえば、ここで大蔵省の方が銀行に対してそういうふうな通達を出していくのか、あるいはまた、通産省自身がそういう点について中小企業庁の関係の金融の機関からそういう措置を具体的に行っていくとか、あるいは、具体的にいまわれわれも調べてみるとずいぶん金融機関の担保の評価というのは低いわけである。この点については中小企業の皆さん非常な不満を持っている。……


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第77回国会(1975/12/27〜1976/05/24)

第77回国会 科学技術振興対策特別委員会 第2号(1976/01/23、10期、日本社会党)

○松永忠二君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。

第77回国会 災害対策特別委員会 第閉会後3号(1976/08/05、10期、日本社会党)

○松永忠二君 調査報告書。  去る七月二十六、二十七日の二日間にわたって、工藤委員長、上田委員、太田委員、内藤委員と私は、伊豆半島南部地域における梅雨前線豪雨による災害の実情調査を行いました。私は、調査団を代表して、その調査の概要を簡単に御報告いたします。  まず最初に、日程について申し上げます。  第一日目の二十六日は、東京を早朝に出発し、三島からのマイクロバスの中で、県当局者から今次災害の概況を聴取し、国道百三十六号線を南下、西伊豆町、松崎町及び南伊豆町における主な被災地を視察するとともに、それぞれ町当局者から災害状況等について聴取、また、下田財務事務所において、県災害対策本部下田支部にお……

第77回国会 文教委員会 第3号(1976/02/12、10期、日本社会党)

○松永忠二君 それどころじゃない。何で理事会でそんなこと決めたか。大体こういう話をゆっくりやらぬから納得がいかないのであって、こんなことをこう短時間にやるから話が変になっちまう。こんな問題になっているときに、何で一体委員長理事打合会はこんな短い時間でこういう問題をやるだね。ぼくは異議があるよ、そんなようなやり方は。本当の意味の国民にこたえるゆえんじゃないじゃないかね、こんな短い時間で。この重大な問題になっているときに、ごたごたごたごたしているときに、何で一体そんな短い時間でこんなことをやらせるだね。それだから、指導職とかそういうことの問題なんかが十分理解ができないんじゃないかね。  ぼくは、不……

第77回国会 文教委員会 第4号(1976/03/04、10期、日本社会党)

○松永忠二君 ちょっと関連。  ただ、しかし、これはその程度のことでは済まないのじゃないかというふうに私は思いますよ。地方公務員法で言えば「(交渉)」の第三項に該当するという話を、第一項の事項じゃないということを言われているのですね。そういうふうなことになると、極端に言えば、三項でないとすれば、これは手当を出さない、主任手当を出さなくてもいいというところへもこう理屈は進んでいくわけですね。しかし、一方で、地方教育行政法の第三十三条で、予算を伴うもので協議をしなければいけない事柄に相当しているから十分に協議も必要だと、こう言っているわけでしょう。そうすると、協議をして、当然手当の伴うものだとして……

第77回国会 文教委員会 第5号(1976/05/11、10期、日本社会党)

○松永忠二君 ちょっと関連。  せっかく鈴木さんがおやりになったんで、ちょっと私が聞いていてわからないことと、それから私も実は援護局で調べたことがございます。五十年に三年で一応めどをつけたいということで、厚生省ではこれで打ち切りじゃないと言っているわけだけれども、めどをつけるということが一般に知られたので、これでもう遺骨収集はやらぬのじゃないかということで非常に影響を受けたようです。したがって、治安がまだ十分でないところへ戦友を置いてきたような人たちがそこへ調査に行きないということの話があったというので、私も厚生省の援護課の人に尋ねてみると、そういうことは厚生省としては考えていない。ただしかし……

第77回国会 文教委員会 第6号(1976/05/13、10期、日本社会党)

○松永忠二君 関連。  久保委員が言われていることは、私はいまや地方大学の人たちのすべての人がいろいろ主張されていることだと思うのですよ。たとえば教官研究費だとか、教官旅費だとか、学生の費用なんかについて、積算の基礎は違っていないことは明らかだと思うのです。しかし、講座制大学と課程制の大学とは、これはもう教授やあるいは助手の定員などには差があるということは明確である。こういう点について、やはり課程の大学はこれを講座制と同様にしてもらいたいという希望が出ておることは明らかでありましょう。そうしてまた、現実に講座制の大学でもいわゆる昔の七大学とほかの地方大学とでは講座の定員の数にアンバランスがある……

第77回国会 文教委員会 第7号(1976/05/18、10期、日本社会党)

○松永忠二君 今度の法律にも、無医県解消のための医科大学とか医学部、いろいろな設置のものが出ていますけれども、これから後、医科大学、医学部の充実についてどういう計画があるか、お伺いしたいと思います。
【次の発言】 それじゃ具体的にお聞きしますが、今後の無医県解消のために福井、香川、山梨については創設準備を来年行って、五十四年四月から学生を受ける用意があるのかどうか、沖繩についてはいつ設置をするのか。  それから歯学部については、鹿児島大学の創設を準備しているようだけれども、そうして五十三年四月に学生受け入れを予定しているようだが、その後の一体計画はあるのかどうか。


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第78回国会(1976/09/16〜1976/11/04)

第78回国会 科学技術振興対策特別委員会 第3号(1976/10/22、10期、日本社会党)

○松永忠二君 質問を始めます前に浅田参考人、大沢参考人、お忙しいところありがとうございました。先生のお話等を中心にし、また各関係の大臣を初め、皆さんに御質問したいと思うわけです。特に参考人の先生、ひとつ比較的はっきりと明確にお答えをいただきたいと思います。  先生が十月十四日の朝日「論壇」にこういうことを書いているわけですが、「なぜ中国では地震予知が出来て、日本では出来ないかということである。この答えはきわめて簡単であって、中華人民共和国は一九六六年以来、地震発生を予知しようとする強い意志を持ちつづけていたのに対し、我が国はそのようなことはさらさら考えていなかったからである。地震研究者にその意……

第78回国会 災害対策特別委員会 第5号(1976/10/29、10期、日本社会党)

○松永忠二君 二、三お尋ねいたします。  三人の参考人の方に。駿河地震は明日起きるかもしらぬし、五十年、六十年先かもしれぬ、こういうのがいま地震を研究している皆さんの集約した統一見解のように思うのですけれども、あすかもしれぬし、また五十年、六十年先だかもしれぬという考え方についてどういうようにお考えになるか、そして、そのためにはいま一体何が一番必要なのか、こういうことについて簡潔に三人の方にひとつ御意見をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 そこで萩原先生、十一月の二十九日に、地震予知連絡会としては駿河湾の大地震についての予知連としての正式な見解を表明する、同時に政府に対して八項目にわたる地……

第78回国会 社会労働委員会 第5号(1976/10/26、10期、日本社会党)

○松永忠二君 総理府の長官が十時半ごろまでというお話ですから、少しその関係を先にお聞きをいたすようにいたします。  まず先に、ここに「福祉の町づくり」の冊子をお上げしてありますけれども、条例とかその指導の基準をつくって、福祉の町づくり、つまり身障者や老人や妊婦などのハンディキャップを持つ人たちに利用しやすい町づくりを進めているその市、都道府県にどんなものがあるのか、そこにも書いてありますが、町田市が四十九年八月に建築物等に関する福祉環境整備要綱というものをつくって、千五百平方メートル以上の劇場、映画館、銀行、公会堂など、公共建築物を建てるときには事前に市と協議をして一つの基準を守ってもらうよう……

第78回国会 文教委員会 第2号(1976/10/14、10期、日本社会党)

○松永忠二君 質問始める前に、いまの久保、宮之原委員の質問聞いたわけですけれども、私はいまの大学の許可基準からいっても、この基準は一度通ればそれでいいというわけのものじゃない。それから学則は届け出をしなきゃいけないものである。その届け出が違っているということになればこれは十分監督する責任はある。だから、いまの法律をもってしても私は規制し得るものが相当あると思うのです。だから、そういう意味でひとつ十分にその法律を活用して適確なひとつ指導をしていただくように、決してただ私学を余分に規制する意味じゃなくて、いま規定されている法律の中で規制し得るものがたくさんあると思うので、これはもう明らかに大学の基……


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第80回国会(1976/12/30〜1977/06/09)

第80回国会 文教委員会 第4号(1977/03/03、10期、日本社会党)

○松永忠二君 まあ、文部大臣に就任されまして、教育の行政の中で最も重点的に力を入れていきたい、こうお考えになっているのはどういう点でありましょうか。
【次の発言】 まあ、新聞記事でありますが、いま大臣申されたことを四つにまとめて、文教行政の重要課題だというふうに言われておったと、まあ予算委員会でも。私は、いま言ったことは非常に賛成でありますが、そういうことがはっきりわかるように、やっぱし所信表明の中に焦点をはっきりさせることが必要だと私は思うんですね。だから、海部さんが今度文部大臣として重点的におやりになることはこういうことだということが、所信表明の中にこうはっきり浮き彫りされることが重要だと……

第80回国会 文教委員会 第5号(1977/03/10、10期、日本社会党)

○松永忠二君 関連。  大臣の言われておることはわかります。ただしかし、久保委員が言っておるように、本年度実施をした、本年度といいますか、五十一年度実施をしたものは三月までに支給されなければいけないものである。法律というのは、あるいはあなたのおっしゃるように、その後今国会はまだ五月まで続くわけでありますから、法律があるいは成立するかもしれない、あるいは不成立になるかもしれないわけです。ただしかし、その三月三十一日までに五十一年度のいわゆるいま言った数千人の人たちの給与の保障というものをやはりそこではっきりしなければいけない段階にくるわけです。そのことをつまり久保君は言っているわけです。だから、……

第80回国会 文教委員会 第7号(1977/04/05、10期、日本社会党)

○松永忠二君 一、二お尋ねをいたします。短い時間の御意見の開陳でありますし、また私の質問をいたします時間も短いことでありますので、要約をしてまたお答えをいただきたいと思うんです。  まず松崎参考人にお願いをしたいと思うのでありますが、私はいま話のあった企業の社会的責任というものは、この際やはり果たしていかなけりゃいけないのではないかと思います。これだけに大学が大きくなったとか、あるいは大学の多様性というものも、相当大きな力で経済団体がその考え方を述べて、それに影響されて出てきた面も非常にあったと私は思うわけであります。しかも、いま現在指定校制度なり学歴偏重というものが中学校なり高等学校の教育の……

第80回国会 文教委員会 第8号(1977/04/07、10期、日本社会党)

○松永忠二君 関連。いま大塚委員が言われているのは、そういう事実を調査してくれと、調査ですね。調査して報告してくれと言っているんです。調査する必要もないと感じているわけじゃないでしょう。また、文部省の宗教法人の関係も――行為自身は、しかし、この訴えようとした内容はわれわれのところへもそういうものがたくさん来ている。そういう宗教法人の行為の問題についてのことだから、文部省が調査をしたからといって別に悪いことでも何でもない。ただ、変更になった事情は放送局が言えないということであれば、言えないという事実を報告すればいいわけです。事実を調査してもらいたいから、それははっきり調査した結果を報告してもらい……

第80回国会 文教委員会 第9号(1977/04/12、10期、日本社会党)

○松永忠二君 お忙しいところを御出席いただきました参考人の先生には、質問の中でひとつお答えをいただきたいと思いますが、大学入試センター及び国大協の共同第一次入試問題等を中心にして、それにしぼってきょうはお聞きをしたいと思っております。  まず大学入試センターの性格というのは一体、法的な性格はどういうものでありますか、簡単に。
【次の発言】 そうすると、こういう規定でいいんでしょうか、国立大学の独立の共同利用機関だと。いわゆる国立大学の共同利用機関というのが第三章の三に規定されているわけですな。国立大学の独立したいわゆる共同利用機関だと、こういう性格づけでいいんですか。

第80回国会 文教委員会 第10号(1977/04/14、10期、日本社会党)

○松永忠二君 各参考人に少しずつお伺いをしたいと思います。時間も短いので簡潔にひとつまたお答えいただきたいと思います。  湊参考人にお尋ねをしたいわけでありますが、いま少し高等学校の先生からも、森さんからも出ておりますように、また第一次試験を足切りにしていこうではないか、初めこういう試験が考えられたときに、足切りとしてやる第一次試験をもしやるとすればみんなでやったらどうかというのが一つの発想の出発点だったというような話も聞いたこともありますが、足切りに使おうというような学校がふえてくるのではないか。その場合には三倍くらいはというようなことまで出しておるようであります。それからまた第二次試験が非……

第80回国会 文教委員会 第12号(1977/04/21、10期、日本社会党)

○松永忠二君 それでは、大臣にお尋ねいたしますが、いろいろ議論を重ねてきましたけれども、大臣として、今度の共通第一次試験と第二次試験を組み合わせるこのやり方で、こういうような点が留意をされ、注意をされれば、結果としてはいいものが出てくるのではなかろうかと、そういうふうにお考えになっている点を、お気づきの点を少し話していただきたい。こういう点を特に留意をされ、注意をされれば、大体これで効果をおさめる、目的を達成することができるのではなかろうかと、こういうふうに考えられる重要な点について二、三御説明願いたい。
【次の発言】 いま大臣が言われたような点は、たとえば共通第一次試験の内容等から予想外、た……

第80回国会 文教委員会 第13号(1977/04/26、10期、日本社会党)

○松永忠二君 労災とか、国公災、地公災の災害補償法の改正に準じて、今回、公立学校の学校医等の公務災害補償に関する法律の改正が出されたわけです。この法律の改正が提案されたのは、労災とか、国公災に比べて約一年ぐらいおくれているわけです。実施の期日については同一のようでありますが、提案はどういうわけでこういうふうにおくれるのですか、これはどういうことでしょう。
【次の発言】 この法律は、国家公務員の災害補償法の規定を準用するというようなふうに規定されているわけです。したがって、議員立法ではあるけれども、別に期限をおくらして提案をする必要はないと私は思う。たとえば恩給法の改正、それに準用して既定の地公……

第80回国会 文教委員会 第14号(1977/05/12、10期、日本社会党)

○松永忠二君 政府の方から説明をいただきたいわけでありますが、法改正に伴って五十二年度に支出の増加される金額は一体どのくらいあるのか。
【次の発言】 そうすると、法改正に伴って長期給付の財源率というのはどんなふうに変化をするんですか。
【次の発言】 千分の〇・幾ら……。
【次の発言】 いま少し内容を聞かしていただきますが、学校種別の加入の状況でありますが、一応調査室等からも資料を出していただきましたけれども、私学共済加入促進協議会というのがつくられて加入促進を図ろうとしているわけですが、この加入状況の中で大学の加入の率をひとつ具体的に聞かしてください。それから最も加入率の低い一体学校種別は何な……

第80回国会 文教委員会 第15号(1977/05/24、10期、日本社会党)

○松永忠二君 私は、ただいま可決されました昭和四十四年度以後における私立学校教職員共済組合からの年金の額の改定に関する法律等の一部を改正する法律案に対し、各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  まず、案文を朗読いたします。    昭和四十四年度以後における私立学校教職員共済組合からの年金の額の改定に関する法律等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   私立学校教育の重要性と私立学校教職員共済組合の実情にかんがみ、政府は左記の事項について検討し、速やかにその実現を図るべきである。  一、長期給付に要する費用に対する国の補助率を百分の二十以上に引き上げるよう努力すること。  二、……


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第75回国会(1974/12/27〜1975/07/04)

第75回国会 予算委員会公聴会 第2号(1975/03/15、10期、日本社会党)

○松永忠二君 ちょっとお聞きいたしますが、税の負担率の問題ですが、国際的に比較してみて日本の税負担率は低い、あるいはまた社会保険なんかの負担も非常に低いというようなことをよく言われるわけで、これについては結果的にもう少し負担率を高くするにはいかぬものなのか、この税負担率そのものが、いまお話のようにただ平均したものであって、どこから一体負担がかかっているのかというような問題は何ら表現をされてない、それからまた税そのものが、国民の生活水準でも環境水準のようなものであるとか、どういう生活の中でこの税が取られているかという、そういうことも問題があると思うわけです、しかし、結果的には財政負担はだんだん多……


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第80回国会(1976/12/30〜1977/06/09)

第80回国会 予算委員会第一分科会 第1号(1977/04/13、10期、日本社会党)

○松永忠二君 地震予知推進本部が第二回の会議で東海地震判定会というものをつくった。予知連の下部組織として、データを常時監視している地震課員が異変をキャッチしたときに、判定会長に連絡をとって、会長が全員に、気象庁に非常招集した上で、地震の発生が緊迫だという結論が下れば、気象庁を通じて各省庁や報道機関に警告を発することになる、こういうことが報道されておりますが、そこで警報を出そうという結論を認めて、警報を発することを決定する一体責任者というのはだれなんでしょうか。――できるだけ大臣から答弁してくださいね。そんな細かいことじゃないのだから。

第80回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1977/04/13、10期、日本社会党)

○松永忠二君 非常に短い時間ですので、端的にひとつお答えをいただきたいと思います。  五十一年十二月に川崎市の東急バスで、川崎市の脳性マヒ者協会の二人が五人の介護者を入れて車いすのまま降車口から乗ろうとして拒否された。そこで乗車口からということで乗客も手伝って乗せようとしたけれども狭くてだめだと、で、車いすからおろして抱えて車内に入って、折り畳んで持ち込んだいすを開いてその中に座らせたところが、車内には車いすを固定する設備はないからだめだと、乗客も私たちが持っていればいいじゃないかと言ったけれどもだめだと、車内灯も消しちまうし暖房も消して、十一時まで籠城して帰ったという、それからまたその後五十……



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※このページのデータは国会会議録検索システム参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/18

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