松永忠二 参議院議員
5期国会発言一覧

松永忠二[参]在籍期 : 4期-| 5期|- 7期- 8期- 9期-10期
松永忠二[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは松永忠二参議院議員の5期(1959/06/02〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は5期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院5期)

松永忠二[参]本会議発言(全期間)
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第33回国会(1959/10/26〜1959/12/27)

第33回国会 参議院本会議 第19号(1959/12/25、5期、日本社会党)

○松永忠二君 ただいま議題となりました女子教育職員の産前産後の休暇中における学校教育の正常な実施の確保に関する法律の一部改正に関する請願(第十四号)外三百四十件は、文教委員会において慎重審議いたしました結果、いずれも願意を妥当と認め、これを院議に付して内閣に送付すべきものと決定いたしました。  以上御報告申し上げます。(拍手)


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第38回国会(1960/12/26〜1961/06/08)

第38回国会 参議院本会議 第20号(1961/04/07、5期、日本社会党)

○松永忠二君 私は、日本社会党を代表し、ただいま提案になりました地方税法改正案について質問をいたします。  まず、この法案の提出がはなはだしくおくれたことであります。地方財政計画は、衆議院予算案審議の最終段階に出されました。ところが、それからまた一カ月おくれて、三月下旬、本法案が国会に提出されました。地方税法の改正が国会に提案される際に、三月に入って提案されたことは、三十一国会以来一度もありません。このため、衆参の予算、地方行政の委員会審議に、はなはだしい支障を与えたのであります。これは、遊興飲食税に対する政府与党の意見が対立したためで、二度にわたって閣議決定をするなど、右往左往醜態の限りでご……


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第39回国会(1961/09/25〜1961/10/31)

第39回国会 参議院本会議 第7号(1961/10/06、5期、日本社会党)

○松永忠二君 私は日本社会党を代表し、ただいま提案になりました災害対策基本法案につき質問をいたします。  過般の梅雨前線集中豪雨、第二室戸台風の被害は甚大であります。災害による被害は、年平均、死者二千百名、負傷者九千二百名、被害総額約二千四百億、まさに、戦争の被害に比すべきものといって過言ではありません。しかるに、災害対策は制度及び実施機関に有機的な連絡が欠け、災害予防、災害復旧も、重点的、効果的に行なわれておりません。したがって、防災の根本を明示し、総合的な災害対策の基本体制を確立することは、国民多年の熱望であり、岸内閣以来の自民党政府の公約でもございました。この法案がはたしてこの熱望にこた……

松永忠二[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院5期)

松永忠二[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第32回国会(1959/06/22〜1959/07/03)

第32回国会 文教委員会 第1号(1959/07/02、5期、日本社会党)

○松永忠二君 従前、請願については、いきなりこの委員会でこれをかけるようなことはやらないわけです。で、事前に懇談会なり理事会で話し合いをして、そうして異議のないものについて請願を取り上げるという形をとっておりましたので、従前のような方法に一つしていただきたいと思うのです。いきなり、委員会にかけて決定するということではなしに……。
【次の発言】 この指定された項目はけっこうだと思うのですが、特にその調査で要望したいのは、国立青年の家がすでに設備されて運営もされているような状況だし、なお、オリンピック招致等に関係して、いわゆるスポーツ振興というような面から、スポーツ関係の施設とか、あるいは社教法等……

第32回国会 文教委員会 第閉会後1号(1959/07/31、5期、日本社会党)

○松永忠二君 文部大臣に一、二お尋ねをするわけでありますが、いろいろこの前の際に所信の表明があったわけでありますが、今、一般の教育者並びに教育関係に関心を深く持っておられる方々が教育の中立というような問題――教育の中立性を確保していくというような問題について新しい大臣に要望する点が非常に多いというようなことを私たちは考えているわけであります。こういうふうな、今の教育の秩序を確立をしていくために教育の中立性を確保していくということの必要性という点について、またその緊急性という問題について、大臣はどういうふうにお考えになっておられるのか、その点をお聞きをしたいわけであります。

第32回国会 文教委員会 第2号(1959/07/03、5期、日本社会党)

○松永忠二君 へき地教育振興法が改正になって、それに伴って僻地の学校の指定基準について文部省と大蔵省との間に交渉が進められているように私たちも聞いているのでありますが、その交渉の経過について、文部省並びに大蔵省の方から一つ御説明をいただきたいと思うのであります。
【次の発言】 大蔵省の方にお聞きをしたいのでありますが、今のお話でもわかりますように、文部省としては基準点数と付加点数、両方をいわゆる人事院の基準とは別個に、教育的な意味から両方面から考慮をしていきたいというのが希望であったと、それに対して大蔵省側では、これはやはり一応人事院の基準をもとにして、それに付加点数によってこれを考慮していき……

第32回国会 文教委員会 第閉会後2号(1959/08/31、5期、日本社会党)

○松永忠二君 ちょっと今のところの関連。今、吉江さんから話の出ている問題、やはり非常に重要な問題で、事実困っている点なんです。で、これは一般的にいえば、すし詰めを解消するとか、あるいは学校の施設をよくするというようなことから、積極的に各町村が校舎を建築をしたのにかかわらず、それが災害を受けて、非常に被災をされたのにかかわらず、基準の坪数よりよけいに建ててあるからそのところはめんどうを見れないというようなことになってしまって、非常に矛盾を地元で感じているわけです、この点については。そこで、やはりこれについては非常に問題があって、これは文部省が政令できめていることなんですから、やろうと思えば政令を……

第32回国会 文教委員会 第閉会後3号(1959/09/01、5期、日本社会党)

○松永忠二君 まず、大臣にお尋ねするわけでありますが、都道府県の教育長協議会から、教職員団体の専従職員及びその構成員について十分に検討され、これに対する対策を樹立されるよう要望するという要望が出ておることは、御承知の通りだと思うわけであります。この要望にこたえて、文部省は今後この問題をどのように処理をしていくというお考えなんでありますか、それを一つ大臣からお聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 各省間の調整を文部省がおやりになってそうして見解というか、意見をまとめて実施をしていこうというような、そういうお考えをすでに決定をされておるのでありますか。それとも、これはやはり、各関係の方面とも十……

第32回国会 文教委員会 第閉会後4号(1959/09/21、5期、日本社会党)

○松永忠二君 私は今、吉江委員の発言された中に、やはり専従者の問題は国政であるというようなことが話されておると私は考える。従って専従者の問題について吉江委員も調査権を発動するということについて、これが違法であるということを断定したものではないと私は思う。ただ、それが今の時期において適当であるのか、その方法についていろいろ意見があるということと思う。この点についてはなお一つやはり十分に論議をし、また自民党の内部でも論議を重ねられて、やはりわれわれとしてはこういう問題が具体に実施をされて混乱をするというような事前において、十分実施者も、またそれから指導助言をする文部省もこの問題について誤まりない行……

第32回国会 文教委員会 第閉会後5号(1959/10/10、5期、日本社会党)

○松永忠二君 私は、吉江委員から特に御異議がなければ、そのようにしていただいてもよし、とにかく当委員会としては、この問題を取り上げて論議をする、そういうことは全く異議がないと思うので、これは当然、文部省側の説明を聞き、なお栗山委員も一つ委員として、この問題についてわかるところを話していただいて、当委員会としては一応論議をした上で、それの事後の処置については、また委員長理事打合会で協議をした上で決定をする、そういう方向で処理をしていけばいいのじゃないかと思います。あるいはそういう論議の段階をおかないで、すぐ委員長理事打合会で問題を論議してもけっこうだと思うのです。

第32回国会 文教委員会 第閉会後6号(1959/10/15、5期、日本社会党)

○松永忠二君 一つお尋ねをいたしたいわけでございますが、この職員団体というものが、地公法が成立の事情から考えてみて、従前、古いときには労働法を適用して、公務員も俸給生活者であるというところから、民間企業の労働者とほとんど変らない適用を受けておった。それが昭和二十二年の二・一ストに基くマ書簡に基いて、政令第二百一号が出て、その精神に基いて地公法というものができたわけです。こういうことを考えてみたときには、職員団体には公務員である職員であると同時に、賃金労働者であるというような意味の性格と二つを合せた職員団体の性格があるように私たちは考えているわけであります。これについて、木下さんはどういうふうな……


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第33回国会(1959/10/26〜1959/12/27)

第33回国会 風水害対策特別委員会 第8号(1959/11/11、5期、日本社会党)

○松永忠二君 最初に大臣にお聞きしたいのでありますが、文部省は、十月の十四日現在に出した十五号台風の文教関係災害が五十五億三千二百四十万円という額が出ているわけであります。それからなお八月十二、十三の豪雨及び台風七号の文教関係の被害として四億一千二百三十七万という被害が出ておりますが、この総計したものに、今度の十億という公立文教施設の関係、なおこの一億には足らない私学の関係の補助、助成というようなことで一体この復旧が完全にできるのかどうなのか、こういう点についてどういう根拠に立ってこういう十億という金が考えられたのか、こういうことについて大臣としてはどういうふうなお考えを持ち、検討をされておる……

第33回国会 風水害対策特別委員会 第10号(1959/11/13、5期、日本社会党)

○松永忠二君 私ちょっとおくれましたので、前に説明されたことに触れるかもしれませんが、この第二条の中に「地方公共団体のうち政令で定めるもの」と、第一条の政令で定める地域、また「地方公共団体のうち政令で定める」というその第二条の政令という内容をちょっと、再度にわたると思うのですが、御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 第一条の中の第一号の中にあります「地方税、使用料、手数料その他の徴収金で命令で定めるものの当該災害のための減免」ということが出ておるわけでございます。これは当然高等学校の授業料免除等がこれに含まれるものというふうに考えて差しつかえないと思うんですが、いかがですか。

第33回国会 文教委員会 第2号(1959/11/05、5期、日本社会党)

○松永忠二君 特殊教育の点でありますが、現在、養護学校と特殊学級そのほかのことについて、中央教育審議会へ諮問をしておるようでございます。これは審議会の審議でありますから、自主的におやりになっていると思うのでありますけれども、やはり文部省としては、諮問をできるだけ年度内に出してもらうというような気持でこの審議会に臨まれておられるのか、その点はいかがでありますか。
【次の発言】 そこで、ここに出ております予算に基づいて養護学校を新たに十二校新設をする、それから特殊学級、五百学級の設備をやるというようなことになりますと、これはその養護学校の義務的な設置ということを考えられておられるのかどうか。それか……

第33回国会 文教委員会 第3号(1959/11/10、5期、日本社会党)

○松永忠二君 少しお尋ねしますが、この前お尋ねをした技術家庭科の問題です。この技術家庭科を実施をするということについて、教員資格というようなものはどういうふうな状況にあるものか。まあ、すでに御調査もなさっておるようでありますけれども、どんなふうな状況にあるのか。それとまた、これについての対策はどういうふうに考えておられるのか、その点を一つ御教示願いたい。
【次の発言】 私の聞いているのは、まあ今お話しのような三カ年計画で実施をしているということは承知をしているわけですが、一体、今の職業家庭科の教員の中で、工業とか、商業とか、そういう面の専門の者というものは一体どのくらいあるものなのか。職業家庭……

第33回国会 文教委員会 第5号(1959/11/26、5期、日本社会党)【議会役職】

○理事(松永忠二君) 次に、清水体育局長から補足説明を求めます。
【次の発言】 これからさっきの災害の報告についての質疑をやるのですか。そうすると、きょう予定した教育白書の質疑ができないと思うのです。だから特にそういう方向をとるか、前々から予定をしているので、この報告に関係した事項については、さっきの説明で満足しないし、また少しそれでは困る点もあるけれども、この際その点はこの次に延ばして前々から用意をしていることを、もうすでに人もそろっているので、あと残すところわずかだけれども、前から質問を続けている人に一応とにかく五時くらいまでやってもらって、きょうはこれで打ち切るか、あるいはそういうことで……

第33回国会 文教委員会 第7号(1959/12/03、5期、日本社会党)

○松永忠二君 それは今お話があったのが、この前とにかく検討を要すると言つたのは、地方公務員や国表公務員との均衡の問題もあるし、地方公務員、国家公務員についてなお検討しなければできないし、ILOの関係もあって検討しなければできない。検討しなければできないということは、法律的に違反の疑いがあるし、またそういうことも考えられるから検討しなければできないし、そういう検討が済むまでは実施することはよろしくないということを明確に言われていたわけです。従って、大臣はこれが法律の違反でないということを積極的に一つ理由をお話下さい、もしそうであるならば。そうでなければ、この前のように検討を要すると言ったことは、……

第33回国会 文教委員会 第9号(1959/12/10、5期、日本社会党)

○松永忠二君 関連。先ほどからの質疑を伺っていますと、負担区分が非常に乱れるというようなお話がだいぶ出てきておるのですが、私は提案の理由の説明に出ているように、負担区分といっても、むしろ全日制の高等学校の教員の市町村立の場合における給与負担を行なっておるのであって、定時制について奨励措置として、つまりこれを府県負担にしていったという、そういうふうな建前から、従ってその奨励措置として行なった措置が事実上奨励措置になっていないという実情から、そこでその五大市から全日制と同様な措置をしてほしいという要望が出ておるのであって、法的にはその提案に書かれておる趣旨説明のように一応筋は通っておる問題だと私は……

第33回国会 文教委員会 第10号(1959/12/15、5期、日本社会党)【議会役職】

○理事(松永忠二君) これより文教委員会を開会いたします。  委員の変更について報告いたします。  去る十二日、林屋亀次郎君及び上林忠次君が辞任され、その補欠として鹿鹿島守之助君及び井野碩哉君が選任されました。
【次の発言】 本日の委員長及び理事打合会の経過について報告いたします。  本日の日程について協議いたしました結果、まず重要文化財の災害対策に関する件を議題とし、次に来年度文教関係予算について取り上げることといたしました。  以上、報告の通り、取り運ぶことに御異議ございませんか。    「異議なしとと呼ぶ者あり〕
【次の発言】 御異議ないと認めます。

第33回国会 文教委員会 第11号(1959/12/17、5期、日本社会党)【議会役職】

○理事(松永忠二君) これより文教委員会を開会いたします。  本日の委員長及び理事打合会の経過について報告いたします。  本日は、まず岐阜県における教職員の組合専従制限に関する件を取り上げ、先日報告に漏れておりました教育長の出席問題に関する報告を行なうことといたしまして、次に昭和三十五年度文教関係予算に関する質疑を行なうことといたしております。  なお、次回の委員会は、二十二日、火曜日でありますが、私立大学に関する件、文化財に関する件及び請願について取り上げることに意見の一致を見ております。以上報告の通り、取り運ぶことに御異議ございませんか。

第33回国会 文教委員会 第12号(1959/12/24、5期、日本社会党)【議会役職】

○理事(松永忠二君) これより請願の審査に入るのでありますが、その前に請願の取り下げについて御報告いたします。  請願第六二号は去る十一月六日付託になっておりますが、昨日請願人より同請願の取り下げがございました。  請願第一四号、女子教育職員の産前産後の休暇中における学校教育の正常な実施の確保に関する法律の一部改正に関する請願外三百五十件を便宜一括して議題に供します。  速記をとめて下さい。    午前十一時三十九分速記中止
【次の発言】 速記をつけて。  次に、建国記念日制定に関する請願について、御意見のある方は順次御発言願います。

第33回国会 予算委員会 第8号(1959/11/21、5期、日本社会党)

○松永忠二君 厚生大臣に質問いたしますが、災害地、炭鉱の不況地に災害救助法あるいは生活保護法を適用しているわけでありますが、これらの法律を適用して実際にその生活の困窮している者を救っていくという点について、いろいろ実施すると不備な点が出てきていると思うわけであります。こういう点を一体今後どんな方向に改めようとするのか、またどういう点で不備な点があるというふうに考えておられるのか、大臣の意見をお聞きしたいわけです。
【次の発言】 災害救助法を適用する場合に、その期間に制限があるし、また、内容等が非常にまあ貧弱である。生活保護法を適用する場合でも、御承知のように、法の第四条によって基準というのが非……


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第34回国会(1959/12/29〜1960/07/15)

第34回国会 社会労働委員会 第27号(1960/04/26、5期、日本社会党)

○松永忠二君 警備局長にお尋ねするわけですが、民訴法の五百三十九条には、夜間執行の許可命令は、強制執行の際でなければならないということが出ているわけです。現在この執行吏のやった執行は強制執行でないと思うのですが、この点はどういうふうにお考えですか。
【次の発言】 先ほどからの御答弁にありますように、この執行吏がそういう判断をしたし、その判断は警察でも正しいと判断をしておったというようなお話があったわけなんです。従って、警察としては、執行吏の職権で職務を執行する場合に、夜間にこういう執行をするのに、これは強制執行でなければできないというくらいは、これははっきりしていると思う。そうすると、この一体……

第34回国会 地方行政委員会 第3号(1960/02/16、5期、日本社会党)

○松永忠二君 一つ、長官にお尋ねをしておきますが、通常国会提出予定法律案の一覧表をいただいたのでありますが、公職選挙法の一部を改正する法律案について、これは、新聞等を見て参りますと、いろいろな報道がされておるわけでありますが、これについては、現在どんなふうな進行の状況を見ておられるのか。その点について長官からお話を聞きたいと思う。
【次の発言】 一応の、自治庁としては、選挙法の一部を改正する法律案について構想をまとめられて、いろいろ折衝をされ、あるいは考えておられると思うのであります。相当な関係では準備を整えられて、そうしてこの一応の考えをまとめられたと思うわけでありまして、いわゆる与党等で相……

第34回国会 地方行政委員会 第4号(1960/02/18、5期、日本社会党)

○松永忠二君 委員長理事打合会で御検討いただきたいのですが、だいぶ関係するところも多いので、実地調査を一つやっていただきたい。それから、参考人あるいは必要あれば公聴会ですが、これについても、一つ適当な時期に開催していただきたい。この点についての日時等についても、一つ委員長理事打合会において検討いただきたい。

第34回国会 地方行政委員会 第5号(1960/03/02、5期、日本社会党)

○松永忠二君 長官にお尋ねいたしますが、道路交通法の提案理由の説明の中に、この新しい法律は、全面的に検討を加えて、新しい時代に即応した道路交通の基本法としてこの法律を立案したと、とういうふうに出ておるわけであります。そこで、そういう基本法を作るにあたっては、単に警察庁における検討だけではなくて、道路交通の安全あるいは円滑をはかるというためには、関係している各省が非常に多いと思うのであります。あるいは通産省あるいは運輸省、建設省、また道路基準の関係からいえば労働省、あるいはもっと広くいえば厚生省も関係をしておるわけでありますが、こういう各省との間にどういう一体検討をされて、そうしてこの道路交通法……

第34回国会 地方行政委員会 第6号(1960/03/03、5期、日本社会党)

○松永忠二君 道路交通法の問題でありませんけれども、昨日起こった横浜公園の体育館の問題について、大臣が来ましたら、大臣からも少し伺いたいと思いますが、よろしゅうございますか。
【次の発言】 昨日の横浜市の中区の横浜公園体育館における惨事については、いろいろ各新聞に報道されており、私たちも、そういう報道に出ているものを総合して、いろいろその状況等を調べたのでありますけれども、その中には、やはり報道機関によってはその状況のばらばらなところもあるので、そういう点で、一応正しいところを一つお聞きをしておきたいと、なおかつ、まあこういう問題についての長官としての考えというようなものについてお聞きしたいと……

第34回国会 地方行政委員会 第7号(1960/03/08、5期、日本社会党)

○松永忠二君 今、桶谷さんからも免許の話が出たわけでありますが、少し免許について、やはり参考人の間で意見の違っている点もあるように思うんです。そこで、やはりお話のあったように、大井さんのお話のあったように、現状では、免許については、条件が整わないというようなことから、相当なきびしい規制が必要ではないか、で、そういう面から事故防止をしていくということが必要ではないかというふうに思うんです。そういう点について、桶谷さんから、今お話の出ております点についてどういうふうなお考えを持っておられるのか、なおお聞きをしたい。  それからなお、大井さんから、同じような問題でありますが、今教習所で、免許の一部を……

第34回国会 地方行政委員会 第9号(1960/03/15、5期、日本社会党)

○松永忠二君 第二条の中のことで一つ。あるいはこれはもうすでに聞かれているかもしれませんが、二条の一号のところに、「一般交通の用に供するその他の場所をいう。」とありますが、これについてはどういう説明でありましたか。ちょっと聞かしていただきたい。
【次の発言】 今のところと関連ですが、道路工事をやっているときに、やはり建設者の方が道路で交通遮断をしたり、あるいは通行制限をしたりするということをやっているわけです。これは一体法律的にはどういう根拠に立ってやっているのか。それとまた、その指示者に対して車両とかあるいは通行人がその指示に従わないとか何とかいう問題については、どういう関係を持っているのか……

第34回国会 地方行政委員会 第10号(1960/03/17、5期、日本社会党)

○松永忠二君 ちょっとお尋ねしますが、九条のところに、新たに道路標示が出てきたわけです。この道路標示というものの規格といいますか、これはどういうふうにして統一をはかっていくのか、その点についてはいかがですか。
【次の発言】 それから、その道路標識令に徐行というのが今ないように思うのですが、これはどういうふうに示しておりますか。
【次の発言】 その点については、やはり静かにということと、徐行ということとは少しやはり内容が違うと思うのですね。こういう点については、関係の省で協力していただいて、この際やはり明確にする方がいいのじゃないかという意見を持っておりますが、いかがですか。

第34回国会 地方行政委員会 第11号(1960/03/22、5期、日本社会党)

○松永忠二君 第十五条の「通行方法の指示」、ここで一つお伺いしたいのですが、ここの第十条、第十二条第二項、第三項、それから第十三条というのは、いずれも歩行者の横断歩道及び横断の方法とか、あるいはそういう点に関係したことなんでありますが、これは、従前の施行令によっても規定されていたことであるけれども、これについては処罰の方法が違っているわけです。この点については、通行者の責任というものも明確にしなければならないということは、当然なことと思うのでありますが、やはりこの点についても少し意見があるわけなんです。警察官がこういう点について歩行者に指示することができるということは、私は当然なことだと思うわ……

第34回国会 地方行政委員会 第12号(1960/03/25、5期、日本社会党)

○松永忠二君 関連してちょっとお聞きしますが、そうすると、集団行進、示威運動について、公安委員会がこれを届出あるいは許可を求めることをきめてない所は、全部これには該当しないわけですね。
【次の発言】 長官にお聞きしますが、そうすると、今問題になっている示威運動ですね。これについて、公安委員会が何らその届出も許可のこともきめてない場合には、これは該当するものではないということなんですか。
【次の発言】 そういう点になると、前の表現の方が非常にはっきりしているということにつきましては、私たちそういうことを感ずるわけです。お話のようなことは、前の政令については、表現として非常に明確によく出ていると思……

第34回国会 地方行政委員会 第14号(1960/03/30、5期、日本社会党)

○松永忠二君 一つお尋ねいたしますが、あなたのその事故防止対策本部で、タクシー事故防止対策の要綱というようなものを決定して、事実これをきめられたことは非常にりっぱなことだと思うのです。このきめられたことは、事実上タクシーの事故防止対策として実行されていれば、ここでいろいろ論議をする必要はないというくらいに、要綱としてはりっぱなものができておるわけなんです。これを実行するかしないかというところに問題がかかってくるわけであるし、また、実行するにあたってこれを実行させる権限というものがやはりあるかないかというところに問題があると思う。こういうふうな点について、今お考えになっているものは、一体決定した……

第34回国会 地方行政委員会 第15号(1960/03/31、5期、日本社会党)

○松永忠二君 教職員については、本年度予算がついて、新しい共済制度の発足に伴う予算措置がなされた。で、地方公務員については、これができないというようなことが現実に出たわけです。話によると、教職員についても、この予算を返上するというようなことを聞いておるわけなんですけれども、これは、大蔵省折衝のときに、大蔵省あたりの見解では、教職員だけが発足して他の市町村公務員は一年おくらすとか、あるいはその後でいいという、そういうふうな理解なのか。また、自治庁としては、来年度はこの問題を処理していくつもりなのか。特に大蔵省がそれを認めないというのか。そういう点について、折衝の状況、それから考え方……。

第34回国会 地方行政委員会 第17号(1960/04/07、5期、日本社会党)

○松永忠二君 選挙局長にお尋ねいたしますが、三月三十日に、三十四年度の公明選挙常時啓発委託事業として、静岡県の選管と浜松市の選管の共催で、浜松市の公会堂で謹演と映画の会を催そうとした。そして松竹の十六ミリ映画の「黄色いカラス」を上映しようとしたところが、浜松市の興業者協会は、興業に影響があるので、系統館から半径八キロ以内の土地で上映することは困るということでそれを拒否した。そこで、独立プロの「異母兄弟」を上映しようとしたところが、これまたいけないということで中止をさせた。無理にやるならやってみろというようなことで、相当な覚悟が必要だぞというような話もあったようであるし、またこれが全県的に波及を……

第34回国会 地方行政委員会 第18号(1960/04/12、5期、日本社会党)

○松永忠二君 具体的に指導するということなんですがね。たとえば、扶養控除というようなものは大体どういうふうに権衡していくと――どういう具体的指導をなさるか。
【次の発言】 第二課税ただし書き、それから第三課税ただし書き第一課税によると納めない者がある、そういうので、第二課税ただし書きをやったり、あるいは第三課税ただし書きをやるために、そういうもので負担しなければいけない割合というものは、どういうふうになっているのですか。
【次の発言】 もう一つ。準拠税率によって課税をした場合の税額と、準拠税率によらないで課税をしていった場合の最高の税額、一体それらはどのくらいな率で納めている、市町村が特に多い……

第34回国会 地方行政委員会 第20号(1960/04/19、5期、日本社会党)

○松永忠二君 ちょっと関連して。今のお話ですが、私、やはり今まで任意設置であるべき行政書士会で二項にそういうふうなことをいう。とにかくこれは、試験を受けて合格するわけですから、必要な資格というものはすでに試験で出ているわけなんです。だから、行政書士の必要な備うべき条件というものは、試験によって一応確保されておる。それでなお、それを一そう改善をし指導し連絡をしていくために行政書士会というものがあるのであって、これはあくまでもそういう意味だから、連絡、協議、向上の機関として設置することはできるというふうにしていくべき、そういう二項の趣旨が出てきたと思うのです。だから、こういうような強制的にやってく……

第34回国会 地方行政委員会 第21号(1960/04/21、5期、日本社会党)

○松永忠二君 少し税外負担の問題についてお尋ねをしたいと思っております。  まず先に、自治庁が税外負担について持っておられる調査の結果、実態を、一つ簡単にまとめてお話をいただきたいと思うんです。
【次の発言】 その中で、文部省にお尋ねをするのでありますが、同じ昭和三十二年の会計年度におけるいわゆる学校経費の市町村で負担をすべきもので、PTA負担として出されている資料が出ているわけであります。これは金額的に幾らですか。
【次の発言】 これは、文部省が出している予算の小さい冊子なんです。これには、百八十億というような数字を出しているわけです。昭和三十三年の会計年度におけるいわゆる小中学校における特……


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第35回国会(1960/07/18〜1960/07/22)

第35回国会 地方行政委員会 第閉会後2号(1960/08/11、5期、日本社会党)

○松永忠二君 一つ、今度の勧告にあたって、従来金額も等級によって共通したものが相当あったわけなんですが、今度の勧告では、各級で金額が共通したものが非常に少ないわけです。各級別に金額が非常に共通点がないわけです。従って、非常に複雑になってきているという感じがするわけで、何かわれわれは、給与の面については、あまり複雑にするということについてはよくはないのじゃないか、ある程度職種という点を非常に考えるとしても、金額なんかについては共通点を求めていくような、まあある意味では単一的なグラフを描かれるような給与というものが必要ではないかという感じがするわけですが、これなんかについては、やはり地方の公務員の……

第35回国会 地方行政委員会 第閉会後3号(1960/09/07、5期、日本社会党)

○松永忠二君 農林と、それから建設省の関係もちょっと聞くのですが、小災害の被害については調査をしていないのか、あるいは小災害被害については大体従来からの数字から見て、どのくらいの被害になるというふうにお考えになっているのか、その点を農林省と建設省の方からお聞きしたい。
【次の発言】 それで、建設省の方では従来の災害の例から考えてみるし、また今度の災害の一つの特色から見て、小災害についてはどういうふうなお考えを持っておられるのですか、被害の額というものは大体相当あるというふうに考えておられるのですか、あるいはおおよその推定については考えておられるのか、特に府県の十五万から十万の間の小災害、従前対……


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第36回国会(1960/10/17〜1960/10/24)

第36回国会 地方行政委員会 第閉会後2号(1960/12/01、5期、日本社会党)

○松永忠二君 それでは災害の関係のことを少し伺いたいのですが、先に農林省それから建設省の方から災害復旧の補正予算について、どんなことを考えておられるのか、その概要をちょっとお伺いしておきたいと思います。
【次の発言】 自治省とそれから建設省の方へお伺いをするのですが、本年の災害復旧について特別な立法を作って、そうして災害復旧を促進するという、そういうふうな考えを持たれておられるのか、どうなのか、そういう点を一つお尋ねいたします。
【次の発言】 河川局長にお尋ねするのですが、特別な立法は用意をしていない、それから特別な措置も考えていないというと、これについては現行法だけで措置をしていこう、こうい……


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第37回国会(1960/12/05〜1960/12/22)

第37回国会 地方行政委員会 第2号(1960/12/15、5期、日本社会党)

○松永忠二君 一つ伺いたい。
【次の発言】 大臣にちょっと、退職手当債を明年起債の中に考えていく、そういう計画、五億ぐらいの金額を考えておるというようなことを言われておるのですが、この点については、やはり大体大蔵省あたりと意思統一ができているのか。そしてまた、これは今お話の出ている問題と関連して考えておられるのか、こういう点はいかがですか。
【次の発言】 いや、私の聞いているのは、退職手当債は今までしばらくやらなかった、それを実施をするということと、たとえば、今言う退職年金の制度あるいは定年制というものと関連して検討されておられるのか、そういうこととは別個に検討されておられるのか、どうか。

第37回国会 地方行政委員会 第3号(1960/12/21、5期、日本社会党)

○松永忠二君 ちょっと関連。私は、局長の答弁を聞いてると、非常にこれはいいんだと、地方財政のことを非常に思ってやっているのだと、しかも、積極的な意欲をもって答弁をされているので、この点について少し問題があるのじゃないかと思うのです。あなたは、行政水準を引き上げるということは必要だと、しかし、それじゃ財源がないときにはそれを切り下げてしまうということになるのじゃないかというお話だけれども、あなた方は今池田内閣で所得倍増の計画をやっておられるんでしょう。経済の成長率というものも明確に計画されているのでしょう。そういうことを考えましたときに、今年出てくるこういうような交付税の増額について、この際行政……

第37回国会 地方行政委員会 第4号(1960/12/22、5期、日本社会党)

○松永忠二君 行政局長に少し御質問いたしますが、この前要求した資料出していただいたのですが、この資料を見て、この前質問したようなことが現実に起こっているのだというようなことを私たちは思うのですが、その点について二、三お尋ねしたいのでありますが、その表の五等級というところが、ここの表で見ますと、まず号俸の開きなのですが、国家公務員は十八号俸である。今度の勧告もやはり十八号俸ですか、そうすると、この表で見てくるように、東京都のごときは二十八号である。それから青森あたりで二十三号になっているというので、号俸がまず非常に開いているということが言えると思う。それから十三カ月の昇給であるのは、国家公務員は……


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第38回国会(1960/12/26〜1961/06/08)

第38回国会 建設委員会 第14号(1961/03/23、5期、日本社会党)

○松永忠二君 それじゃ二、三お尋ねしますが、まず最初に第一回の関係各省の協議会を持たれた、また大臣からは関係閣僚の間で協議をしていきたい、こういうお話があったのですが、これは協議された結果今後こういうことについてどういうふうな、たとえば現地に対策連絡の事務所を作るとか、あるいは常時しばらく協議会を定期的に開くとか、そういう結論を持たれたのかどうなのか、その点についてはいかがでありますか。
【次の発言】 そこで今後恒久的な防止方法というようなものについては、関係者の協議した結果施行をするというようなことを考えておられるのか。それからまた恒久対策について明確になってくる時期というのは一体いつごろに……

第38回国会 地方行政委員会 第閉会後1号(1961/06/15、5期、日本社会党)

○松永忠二君 施行令のことですが、問題になってまだ明確になっていない点が一つあるのではないかと思うのです。特に二十四ぺ―等の義務」というところですね。この中の第七十五条の二項で、「過労、病気その他の理由により正常な運転ができないおそれがある状態で車両等を運転することを命じ、又は車両等の運転者がそのような状態で車両等を運転することを容認してはならない。」、ここについては、やはりこのことを明確にするということがあの際相当問題になって、これは修正点として入った場所だと思うのですが、お調べいただけばわかると思うのですが、これは当時修正として、非常によい修正であって、これについては、運行の標準というよう……

第38回国会 地方行政委員会 第閉会後2号(1961/07/10、5期、日本社会党)

○松永忠二君 まず最初に資料ですが、消防庁の方から全然その資料が出ていない。これは委員長に申し上げたいのですが、消防は各地で非常に活躍をいたしておるわけです。出動している人員が非常に多い、これに関連したいろいろな予算的な面の各市町村における支出というものが非常に大きい、こういうようなことについてやはり消防庁が的確に資料をつかんでないので、自然その措置について地方に依存してしまうというような結果になる。しかも非常に各地では、ここに出ている防衛庁あるいは警察庁と同様な、あるいはそれ以上の人員とかを出して働いているのです。これについては一つ消防庁の方から説明を聞くような措置を要求します。

第38回国会 地方行政委員会 第3号(1961/02/21、5期、日本社会党)

○松永忠二君 一つ伺いたいですが、都道府県、それから市町村の給与の切りかえについては、どんなような状況で進んでいるのか。私たちの聞いておるところでは、市町村ではだいぶ給与の切りかえについて、非常にいろいろな問題が起こっておるように聞いておるのですが、この状況はどんなふうに把握されているのですか。
【次の発言】 資料を出していただきたいと思うのですが、都道府県市町村の給与の切りかえの実施の状況のわかるもの、それからなお、中だるみ是正を市町村でまだ実施をしていないところがあるように私聞いておるのですが、この前の中だるみ是正が実施されている状況、それから今度の新しい勧告に準ずる、特に市町村の切りかえ……

第38回国会 地方行政委員会 第4号(1961/02/23、5期、日本社会党)

○松永忠二君 この前要求しておりました、特に市町村の公務員の給与の実施状況その他の関連の資料を、来週には出すように、一つ委員長にも促進方をお願いしたいと思います。

第38回国会 地方行政委員会 第9号(1961/03/16、5期、日本社会党)

○松永忠二君 ちょっと関連。その答弁を伺う前に、私もそれと同じ実は具体的な例を持っているわけなんです。たとえばある町で購入費が百八十二万かかった、一般財源は全然なしで、補助金を五十三万出して寄付金が百二十九万、こういうようなのが出ておるわけです。あるいはある町は二百六十八万の消防ポンプを作るのに、一般財源で二十七万、補助金が六十二万で寄付金が百七十九万、こういうのがある。こういうような例は幾つもあるのです。そうすると今秋山委員に御答弁になったようなことは事実上徹底をしていない。ほとんどいわゆる割当で、それを各県が配分をするような形をとってそういうことをやっておる。そういう意味では、そういう場合……

第38回国会 地方行政委員会 第11号(1961/03/28、5期、日本社会党)

○松永忠二君 関連。文部省の方ね、教育長の給与の三分の一を国は出すわけですね。そうして今現実に教育長の質的な向上もはかって充実したいという考えですがね、そうなってくると、三分の一国が出しているにもかかわらず、校長が教育長になった場合に、それががたっと下がってしまう。そのために教育長は非常に年令の多い者で退職した者が、あるいは校長にもならない人が退職して、うんと安い給料でもいいから教育長になる、校長経験もない者が、かつて教員であった者が教育長になって、市町村の教育をやっているという事例がこの結果から出てきているわけですよ。で、私たちとしては、市町村の教育長は若い校長で、教育長になって再度また現場……

第38回国会 地方行政委員会 第12号(1961/03/30、5期、日本社会党)

○松永忠二君 この点は、今までいつも災害のあったとき問題になることで、大へんけっこうなことと思うのでありますが、これは自治省の方に聞くのは少し筋違いですが、これは学校の教職員の共済組合についても、この項目はその点を新たに改正をして入れたのですか。
【次の発言】 静岡県由比町の地すべりの問題について、自治省に何か府県か、あるいは地元の町村から特に要望があったんですか。その点はいかがでしょう。
【次の発言】 その問題については、今のところどういうようなお考えですか。
【次の発言】 この前、関係の人のお話を聞きますと、関係の各省の連絡協議会を持っておられる。これには自治省の関係の方が全然出ておらない……

第38回国会 地方行政委員会 第18号(1961/04/26、5期、日本社会党)

○松永忠二君 ちょっと関連、今鈴木さんからいろいろお話が出ていますが、税の公平というような意味からいうと、所得税で白色申告を新たに認めて、そうして所得税の中における白色申告と青色申告については、一応均衝をとるというか、そういう考え方に変わったわけですね。ところが今度、住民税にそれをはね返えさせないということになれば、そういう税の公平というような点について、所得税で考えているような趣旨が地方税において実現できないという、そういう点が出てきていると思うのです。この点はこれでいいというふうにお考えになっているのか、問題はあるがどうというように考えているのか、その辺はいかがでございますか。

第38回国会 地方行政委員会 第19号(1961/04/27、5期、日本社会党)

○松永忠二君 それでは文部省の関係から先にいたしたいと思います。  地方財政法の一部が改正をされて、市町村が住民に負担をかけてはならないものについて政令で規定をされた。その内容としては、市町村の職員の給与に要する経費、それから市町村立の小学校及び中学校の建物の維持及び修繕に要する経費、こういう二つのものがあげられておるけれども、まず、自治省の方にお尋ねをするのですが、これについて、今年度交付税の単位費用の改定で財源的な裏づけをどの程度持っておられるのか、その点をまず……。
【次の発言】 その点は文部省の方でははっきりした数字を持っていますか。

第38回国会 地方行政委員会 第20号(1961/05/11、5期、日本社会党)

○松永忠二君 今、加瀬委員からお話が出ているように、地方税の財源としての交付税をふやしていくという努力から、どちらかというと、国庫補助金にウエートを置いて、地方団体の財源の獲得をある程度考えるという方向が来たのではないか。そういう点になると、従来の基本的な線が、やや薄れてきているというようなお話が出ているわけでございます。私どももそういう感じを強く持っているわけですが、そうなってくると、今、企画庁が出しております低開発地域工業開発促進法案というのがありますが、これについては、その指定された地域について、たとえば事業税とか不動産の取得税であるとか、あるいは固定資産税について非課税にしていく、ある……

第38回国会 地方行政委員会 第22号(1961/05/18、5期、日本社会党)

○松永忠二君 消防庁の長官にお尋ねをするのですが、去る十四日の福岡市の東公園において消火演習の際に耐熱服を着た消防員が燃えるバラックの中に飛び込んで重傷した、この問題についてはいろいろな新聞がこれを書いております。また、これに関連をしていろいろな消火器の問題等もやはり相当考えなければならない問題があるのではないか、そういうようないろいろな意味で二、三お尋ねをするわけであります。  事柄の内容というものについては、一応新聞等で報道されておるのですが、概要を一つ簡単にお話をいただきたい。
【次の発言】 焼けどをした者については、傷害の内容というものが、一人は非常に重傷だ、一人は何週間ですかという、……

第38回国会 地方行政委員会 第23号(1961/05/23、5期、日本社会党)

○松永忠二君 後進地域の開発について、基本的な問題はだいぶもう論議をされたようですので、数字の点を少しお聞きしておきたい。  この法律を作ったために、従来あった各地域の開発によるかさ上げ、そういうものを除外をして、これだけによって増加をする金額というのはどのくらいあるのですか。
【次の発言】 そうすると、百七、八十億から百四億を引いた残りが、結局この法律案ができたために増加になった予算額だ。金額でいうと大体六十億くらいのものですか。
【次の発言】 これは大臣にお聞きをするのですが、今ある後進地域の法律を一本化する、そういうようなことで整理をする、こういうような意味も一つあってこういう法律ができ……

第38回国会 地方行政委員会 第25号(1961/05/30、5期、日本社会党)

○松永忠二君 局長にお尋ねしますが、局長が今答弁をされていることについて、私は一応よくわかると思うのです。法律できめられ、政令できめられて禁止したものについては、直接たると間接たるとを問わず、厳重に実行していく、そうしてそれについては、財源的な措置も十分してある、こういうお話なんです。ところが、その今禁止をされている政令の中の、市町村の職員の給与、それから維持修繕の費用について、やはりそういう姿が完全に出ていないのじゃないか。で、実情は特に小中学校において、市町村の職員であるべきものが、財源的な措置が十分でないから、今なおそれがそのまま残っておるというのが実情です。従って、今の答弁から考えると……

第38回国会 地方行政委員会 第27号(1961/06/06、5期、日本社会党)

○松永忠二君 委員長、ちょっと議事に入る前に議事進行。きょうの議事に入る前に一つ、少しお聞かせをいただきたいし、また私たちも少し意見を持っていることについて申し上げもしたいのでありますが、この前の六月一日の委員会のことについて、私たちの欠席をしている間に三つの法律案が可決されて本委員会を通過して本会議にかけられたのですが、どうもその議事の進め方について私たちとしては納得しがたいものがあるのです。どういう順序で一体この審議が進められたのか、委員長に一つその経過をお聞かせをいただきたいと思うのであります。
【次の発言】 鈴木理事からまあ今自民党と社会党の幹部で話し合いを進めているので、いましばらく……


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第39回国会(1961/09/25〜1961/10/31)

第39回国会 災害対策特別委員会 第3号(1961/10/20、5期、日本社会党)

○松永忠二君 それに関連して、その各府県別の区分けをするときに、一緒に農林関係の種目別の被害をひとつ出して下さい。よろしゅうございますか。
【次の発言】 建設省にひとつお願いいたしますが、天竜川の川筋の被害状況、これをひとつ建設省と農林省に出していただきたい。  それからなお、建設省では、住宅金融公庫と公営住宅の貸付について、全壊、流出の戸数を比較したものを、狩野川台風と伊勢湾台風と、この前の昨年の集中豪雨について出していただきたいと思います。  それから住宅金融公庫で建設、修理に貸し付けた件数、それから公営住宅で建てた件数とを比較したものを出していただきたい。  それから同じく農林、建設にお……

第39回国会 災害対策特別委員会 第4号(1961/10/25、5期、日本社会党)

○松永忠二君 質問の前にちょっと、議事進行。委員長にお伺いいたしますが、この前、最初に災害の特別委員会をやったときに、提案の説明に大臣が出て来ない。で、大臣が出て来ないということについて椿委員からやはりそういうようなことがあっては困るというお話があったわけです。委員長も、今後そういう点については、十分努力をするというお話もあったのです。きょうは最初の総括の質問です。ところが、今出て来ている大臣は自治大臣が一人。あとは全部政務次官が出て来ているわけです。私が要求した大臣の中で一人、厚生大臣だけは都合が悪いから政務次官でというお話があったのです。ほかの方からは何にもそういう話もないわけです。ですか……

第39回国会 災害対策特別委員会 第5号(1961/10/26、5期、日本社会党)

○松永忠二君 質問を始める前に、農林大臣に出席を求めていますが、ひとつ出ていただきたい。出てくるまで建設大臣に質問をしておりますから。
【次の発言】 建設大臣にお尋ねをいたしますが、きょうの新聞を見ても、政府は治水十カ年計画の練り直しをやろう、今質問に出ている高潮対策については緊急三カ年計画でひとつ充実をしていこう、こういうことが出ておるわけであります。治水十カ年計画を練り直していくという段階において、特に私は治水十カ年計画は非常に総額においても不足しておるのではないか、そういうふうなことを考えておるわけです。これについては私がここで申し上げるまでもないわけでありますが、台風等災害対策に関する……

第39回国会 災害対策特別委員会 第6号(1961/10/27、5期、日本社会党)

○松永忠二君 通産大臣に、簡単なことでありますけれども、基本的なことを少々お伺いしたいのであります。  今度の室戸台風や梅雨前線の被害、ここに資料が出ていますが、中小企業庁の関係の被害が非常に多いわけであります。この室戸台風が約七百一億、梅雨前線が百十億、三十四年度災害約千百二億というような金額でありますから、相当大きな被害があるわけです。そこで私は中小企業、商工業者に対するところの災害対策というものは、ほかの農業、漁業者に対する対策よりも非常に不十分ではないかということを考えているわけであります。で、われわれは商工業の関係で災害復旧でいいと思うものは、非常に融資が迅速だということであります、……

第39回国会 地方行政委員会 第2号(1961/10/03、5期、日本社会党)

○松永忠二君 ちょっと行政局長、確かめたいのですが、学校教育法における「必要な職員」であるということは認める、そうすると、その中でも特にほとんど常勤と同じような者、そういう者については定数化する必要があるのだ、こういうようなことで今のお話、それで間違いないわけですね。

第39回国会 地方行政委員会 第閉会後2号(1961/12/08、5期、日本社会党)

○松永忠二君 ちょっと局長に伺いますが、今言ったような程度の通達ではないようですね。また、影響力も相当大きく出ていることは事実だと思うのです。それで、国家公務員に準じて、それを相当破って給与改定するということを規制する。相当強く言うなら、国家公務員に準じていない非常に低い町村の給与もあるわけですね。そのことについて相当はっきりしたことを言わないで、上がるほうばかりそう強く言うというのは、これはおかしいと思うのです。特に町村については、給与条例を持っていないところもあれば、全く前近代的な給与法をやっているところもある。こういう際にこそ、給与改定にあたってそういうことを強く指摘をして、上を制限する……

第39回国会 地方行政委員会 第9号(1961/10/30、5期、日本社会党)

○松永忠二君 大臣にお尋ねいたしますが、中央防災会議の性格ですが、これを読んでみると、単なる諮問の機関ではない。「防災基本計画を作成し、及びその実施を推進する」と、こういうふうに出ておるわけです。中火防災会議の性格というものは、行政的に言うと、どういう性格を持っているものなんですか。
【次の発言】 単なる諮問機関ではなくて、総理府の附属機関だと、こういうお答えでありますが、そこで、中央防災会議の組織を見ると、会長に内閣総理大臣を充てて、委員に指定の行政機関の長を充てる、専門委員を置くことができるということになっておる程度ですが、そうして防災会議の事務局というようなことも出ておる。こういう一体組……


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第40回国会(1961/12/09〜1962/05/07)

第40回国会 地方行政委員会 第13号(1962/03/08、5期、日本社会党)

○松永忠二君 ちょっと関連。今のお話ですがね、高等学校の積算の中に、危険校舎の改築とかそういうものを含んでいるだろうとこういうお話で、そういうものを含んでの数字ではちょっと困るようなお話もあった。ところが、現実に高校急増対策というのは、何も高等学校の急増対策だけやればいいというわけじゃないと思う。ふだん行なっているやはり危険校舎の改築というのが同時に並行して行なわれなければ非常に支障も出てくるわけなんです。だから、やはり地方の実情からいえば、常時行なっている高校の危険校舎の改築とかそういう問題はやはり続けて行なわなければできない。そういう中に、なおかつ高校の急増対策が出てくることによって財源的……

第40回国会 地方行政委員会 第34号(1962/05/06、5期、日本社会党)

○松永忠二君 総理に質問いたしますが、自民党の委員からも質問が出ておった際にお話がありましたが、この法案は参議院に回ってきて非常に時間が少ない。その上に、これは世論からも相当強い批判が出ているわけです。で、衆議院の審議の経過の際も、社会党の委員が欠席のままで採決をされている。こういうふうな状況の中に、また同時に参議院では、野党が全部衆議院の送付に非常に不満だ。原案復帰を主張するという、こういう点についても、意思が統一をされているわけです。そういうふうに非常に問題の多い法案であることは、私が申しあげるまでのこともないわけです。ところが、新聞等で報道されているようなものを見ますと、自民党は衆議院で……


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各種会議発言一覧(参議院5期)

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第34回国会(1959/12/29〜1960/07/15)

第34回国会 地方行政、運輸委員会連合審査会 第1号(1960/03/09、5期、日本社会党)

○松永忠二君 今お話を聞いておりますと、今までも非常に道路行政なり、あるいは自動車行政なり、あるいは警察の行政が円滑にいくことに努力をしてきたというお話をなさっておるわけなんですが、たとえば、私たち、きのう東京都内を一巡してみても、こういう話も具体的に出ておるわけです。第二京浜国道について、たとえば道路構造令によって分離帯が両側に作られている。まん中へ分離帯を持ってきてくれれば非常に衝突も起こらない。そこで、まあそういう点を再三再四交渉しているが、事実上それができていない。そのために非常に事故も多いと言っているわけです。また、今の道路を掘り起こす問題等についても、中仙道の方へ行く道路は、第二国……


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第38回国会(1960/12/26〜1961/06/08)

第38回国会 建設、地方行政、社会労働、農林水産、運輸委員会連合審査会 第閉会後1号(1961/08/01、5期、日本社会党)

○松永忠二君 治山治水の長期計画の再検討の問題が先ほど質問に出たわけでありますが、特に私は、その一つの水系について総合的な計画というものを樹立をするという点について欠けているところがありはせぬか、たとえば具体的に狩野川の治水の問題等については、狩野川に合流する黄瀬川の工事が非常に進捗された。そのために下流に相当の水量が流入され、それから同じく柿沢川とか、大場川とか、いろいろな川があるのでありますが、狩野川の治水と関連して、そういうような準用河川なり小河川の改良が進められていない。それからまた治山として、防災林の事業とか、地すべり防止とか、あるいは水源林の養成というものが必ずしも治水の計画と同時……



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※このページのデータは国会会議録検索システム参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/18

松永忠二[参]在籍期 : 4期-| 5期|- 7期- 8期- 9期-10期
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