森中守義 参議院議員
4期国会発言一覧

森中守義[参]在籍期 : | 4期|- 5期- 7期- 8期- 9期-10期
森中守義[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは森中守義参議院議員の4期(1956/07/08〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は4期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院4期)

森中守義[参]本会議発言(全期間)
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第31回国会(1958/12/10〜1959/05/02)

第31回国会 参議院本会議 第16号(1959/03/13、4期、日本社会党)

○森中守義君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題となりました放送法の一部を改正する法律案に対し、強く反対の意見を表明しまうとするものであります。  さて、この改正案の具体的な諸問題点を指摘する前に、ぜひ言及しなければならないことがあります。それは、岸内閣が提案をする諸法案のほとんどに対し、国民はひとしく直感的に危険を感じ、疑惑を持ち、警戒をし、不安を持ち続けているということであります。しかもそれは、岸内閣の存続の日数が長くなるにつれまして、きわめて顕著に増高しつつあるということであります。この国民の直感は、単に皮相な見解であったり偶発的なものではなくして、あえて直言をするならば、……

第31回国会 参議院本会議 第23号(1959/04/03、4期、日本社会党)

○森中守義君 私は、日本社会党を代表しまして、ただいまの動議に対し絶対反対の討論を行わんとするものであります。  さて、私は討論に先だちまして、自由民主党及び岸政権を断固糾弾する必要を痛感するものであります。(拍手)それは、かの警職法の審議を通じ、国論はあげてその暴挙を痛撃し、その反動性を徹底的に非難をいたしました。そして国論の袋だたきにあった自由民主党と岸政権は、公党の面目を失い、岸政権はまたその信を喪失いたしたのであります。それは取りもなおさず、自由民主党が国会法を無視し、議会政治を否定する一党独裁、岸専制の許すべからざる日本政治の危局への導入に対する国民の憂いと憤りであったと存ずるのであ……

第31回国会 参議院本会議 第27号(1959/05/01、4期、日本社会党)

○森中守義君 私はただいま議題となりました防衛二法案に対しまして、日本社会党を代表して質問を行わんとするものでありますが、由来この種の質問はこのように本会議で行うべきものではなくして、法案を委員会で審査をする際に十二分に意を尽すよう行うのを当然と私は心得ておる次第である。にもかかわらず、かような状態の中で質問を行わざるを得ないことをはなはだ遺憾に存ずる次第でありまして、永岡内閣委員長及び僚友矢嶋議員と同様に、強く不満の意を表明して質問に入りたいと思います。(拍手)  私は主として岸総理に質問を行わんとするものでありますが、総理は、事実を仮定のものとしたり、あるいは真実を虚偽のものとしたりして、……

森中守義[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院4期)

森中守義[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第25回国会(1956/11/12〜1956/12/13)

第25回国会 逓信委員会 第2号(1956/11/26、4期、日本社会党)

○森中守義君 三、四の点について郵政大臣に御質問いたします。もちろん概括的な説明ということでございますので、後日また本委員会の開催のつど詳細については質問を申し上げることといたしますが、とりあえず第一の点は貯金の問題でありますが、これまで長く簡易保険が大蔵省に運用されまして、先般これは返って参りましたが、この場合に、大蔵省が所管しているいわゆる積立金の運用について、郵政省では簡易保険と同様に郵政省にこれを移管せしむる意思はお持ちであるかどうか、これをまず第一点御質問いたします。  さらに保険の問題でありますが、大体郵政省でも、現行の契約制限額十五万円については大体これは現状に沿わない、こういう……

第25回国会 逓信委員会 第3号(1956/11/28、4期、日本社会党)

○森中守義君 大臣に二、三お尋ねいたします。調停案の実施をめぐって、今激しい郵政省職員組合の論争が展開されているのは周知の事案であります。そこで私どもは調停案の実施が事務的にできるできないという工合に考える前に、なぜ調停案がこういう形で出ざるを得なかったのか、それと同時にまた職員組合の方の実際の実情というものをどの程度まで理解されているか、こういうことを私は少しく所見を述べて大臣の見解を賜わりたいと思います。  まず第一に申し上げたいのは、本来ならば憲法に明確に保障しておりますように、労働組合には当然罷業権が付与されるべきであるのに、これが行われていない。しかるがゆえに、調停委員会あるいは裁定……

第25回国会 逓信委員会 第4号(1956/11/29、4期、日本社会党)

○森中守義君 特定局の問題につきまして、大臣及び小野次官の答弁である程度納得もできるのでありますが、問題は、戦後十年この特定局の問題が正面に郵政省の運営の中に私は非常に大きな問題点として上ってきたのではないかと思います。そこで抜本的に制度そのものを改革してゆくということはにわかにはできないでしょうけれども、少くともいろいろな具体的な措置の中に、ある程度現在われわれが欠陥として指摘するところの局長の任用の問題、あるいはまた人事の停滞の問題、そしてまた局舎の問題等を側面的に解決してゆく一つの方法としては、当然集団管理方式、こういうやり方もありましょう。あるいはもっと卑近な例としては、あたかも特定郵……

第25回国会 逓信委員会 第6号(1956/12/04、4期、日本社会党)

○森中守義君 本件の趣旨としてはきわめて賛成であります。ただし、今までこの種のホームの設置というものは比較的に少いようでありますし、かつまた、簡易保険あるいは郵便年金は全国民を相手とする仕事でもありますから、このように特殊な地域を選抜をして今にわかに設置するということについては、若干問題があります。従ってこの地域ということに限定をせずに、政府側において相対的に、しかも総合的に検討の上、すみやかに地域的に勘案をしながら設置される。こういう付帯的な意味を含めて賛成いたします。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
【次の発言】 この際、松井郵務局長にお尋ねしておきたいことがございます。三十二年度の郵政省にお……

第25回国会 逓信委員会 第7号(1956/12/06、4期、日本社会党)

○森中守義君 私は、この決議の採択に当りまして、特に郵政大臣及び省首脳部に切に望んでおきたいことがあります。それは、およそ紛争の解決ということは、両当事者の誠実と忍耐をもって事の処理に当らない限り、とうてい不可能なことじゃないか、かように考える次第であります。従って、省の相手方の方にはいろいろと事業の内容、あるいは経理の状態、こういったことについて問いただしたいこと、もしくはまた、職員組合側がいろいろと伝えたいこともあるのじゃないか、かように考える次第でございます。従っておよそこの問題の解決に当っては、当然省首脳部も忍耐と誠実をもって当ってほしい。しかもそれはただ単に中央機関のみならず、全国の……

第25回国会 逓信委員会 第8号(1956/12/11、4期、日本社会党)

○森中守義君 時間もありませんので、ごく簡略に二、三の点について質問いたします。  なお、その前に、私は、今まで鈴木委員と靱副総裁の間にかわされた内容については、電電公社の経営の本質に触れるきわめて重要な問題であります。同時に、また靱副総裁の答弁の、ある二、三の点については、国会における答弁としては受け取り得ないような節がある。従ってできますならば、非常に速記課の方も私は大へんだとは思いますけれども、明日の午前中までぐらいに、後半でけっこうですから、靱副総裁の答弁内容を、できるだけ成文化していただきたい、これを私は委員長にお願いしておきます。  大臣がおいでにならないので、事務次官にお尋ねして……


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第26回国会(1956/12/20〜1957/05/19)

第26回国会 社会労働委員会 第6号(1957/03/07、4期、日本社会党)

○森中守義君 私はこの際、厚生大臣に特に質問を求めまして善処をお願いしたいことがあります。その前に、元来、社会労働に私は初めて出て参りまして、きわめてしろうとでありますので、しろうとに納得のいくような御答弁をお願いしたい。一般的な問題をまずお聞きしたいのでありますが、予想されない、いわゆる悪疫あるいは悪病と申しましょうか、こういうものが発生をした場合に、厚生省、政府の方では、一体緊急にどういう措置をおとりになるのか、また、その結末はどういう場合でも必ずついておるかどうか、これを冒頭にお尋ねしておきたいと思います。
【次の発言】 私はその具体的な事実の一つとして特に質問をしたいのでありますが、何……

第26回国会 社会労働委員会 第閉会後6号(1957/09/12、4期、日本社会党)

○森中守義君  次官にお尋ねします。この水俣の奇病の問題は、七月の九日でありましたか、一度本委員会で政府との間に質問をかわしまして、これに対して当時の神田厚生大臣からお約束をいただいておった問題なんであります。しかし、その後の状態は依然として停滞状態にあるようにも思いますので、再度繰り返しになるようでありますが、若干質問を試みまして、政府の所見をただしておきたいと思います。  最初に、厚生次官にお尋ねいたしますが、最近の熊本の新聞によりますと、新しい患者が一名発生をした、こういうことが報道されております。また、こういう事態に対して熊本県の方では、にわかに県条例を作定をして、漁撈禁止の措置をとっ……

第26回国会 逓信委員会 第3号(1957/02/21、4期、日本社会党)

○森中守義君 大臣は当分出席できないのですか。
【次の発言】 私はどうしても大臣に承わらなければいけない事柄があるのですが、この質問については、後日再度大臣に質問をするということで、事務次官及び政務次官、おいでになっていますから、とりあえず事務次官及び政務次官からお答え願いたいと思います。  その第一は、二月の七日に平井大臣が所管事項の説明ということで行われましたこの資料の内容であります。二ページの前段でありますが、「かねてから万全の措置を整えておったのでありますが」、こういったように言われておりますが、この「万全の措置」とは具体的にどういうことをいうのか、この点を最初にお尋ねいたしておきます……

第26回国会 逓信委員会 第6号(1957/03/14、4期、日本社会党)

○森中守義君 非常に大臣の時間が切迫しておるということでありますが、私はこの前の前の委員会で五項目にわたる大臣に対する質問を保留しておりました。これについてお答えをいただきたいと思いますし、なおその前に、どうしても大臣の明確な所見を承わっておきたいと思うことがあります。それは二月七日に、事業報告ということで大臣は相当詳細なプリントを棒読みにされております。私はあのときに所管事項の報告ということで報告を一応承わったわけでありますが、元来期待したのは、ああいう単なる事業報告ではなくして、むしろ相当長い間、前大臣あるいはその前の大臣、歴代の大臣と本委員会の中にいろいろ問題が提起され、しかも、その問題……

第26回国会 逓信委員会 第7号(1957/03/18、4期、日本社会党)

○森中守義君 私は光村委員の御質問に対しまして大臣、事務次官及び保険局長の答えが必ずしも的確でなかったように思います。重複するような質問でありますが、大体五つについて、御質問申し上げます。  その一つは、民間が簡易保険を圧迫しているのか、あるいはまた簡易保険が民間を圧迫しているのか、その問題はともかくとしまして、要するに大蔵省に対して要求をされたいわゆる民間をつぶしていいというようなことは、これはもうあってはならないのでございますが、郵政省としては、どの程度までならばこの簡易保険は上げてもよろしい、つまり大臣は三十万と言われる、事務当局は二十五万、こういう数字的な食い違いがあります。従って、正……

第26回国会 逓信委員会 第9号(1957/03/20、4期、日本社会党)

○森中守義君 私は、今チャンネルの問題が出ましたので、直接NHKに関係がないようにも思いますが、FMがNHKの第二放送でもし実現するということにでもなりますれば、かなり問題にもなりましょうし、特に郵政大臣の方でこれから先のテレビ政策についてどういうお考えをお持ちか、もちろん、これはチャンネル・プランの統合的な審議の際に再びしたいと思いますが、一応二、三の項目についてお尋ねしておきたいと思います。  その一つは、今約三十六万六千の視聴者の中で、実際の視聴の数は、商業が十六万、概数ですね。十六万になっております。それから知能業務者という工合に一般に言われておるようですが、これはごく高級な官公吏、あ……

第26回国会 逓信委員会 第12号(1957/04/09、4期、日本社会党)

○森中守義君 私は、ずっと以前に郵政大臣に答弁を預けてある問題があります。それは電波関係の問題でありますが、あの当時、私は二、三の点を具体的に列挙して、郵政当局としては、電波機構について改革の意思はないか、こういう質問をいたしました。繰り返して申すようでありますが、近年急激に電波行政の業務は増大をして、かつ事業の内容は複雑になっております。にもかかわらず、三十二年度における電波の予算は一億数千万円の増加にすぎない。また定員については二百七十二名を電波当局は要求したようでありますが、これは全然認められていない。従って、このように業務が増大をし、かつ複雑化した現状において、電波の機構について、郵政……

第26回国会 逓信委員会 第15号(1957/04/25、4期、日本社会党)

○森中守義君 わかっています。私は、さっき山田委員が諸外国の例を引用していろいろ質問されました。これに対する石田さんの答弁というものは、本質的にこういうことを、言論報道機関に政府が手を出すことがほんとうに正しいかどうかという確信があるお答えが出ていない、やはり疑念があると思うのですよ。また私も官房長官の話を聞いて、現在は官房長官のニュアンスでやるんで間違いはなかろう、こういうふうに思いますが、いわゆる内閣がかわる、また官房長官かわるかもしれない。要するに今問題になるだろうというのは、運営上の問題であって、一歩この運用を誤まれば、これは大へんなことになりますよ。それですから今まで長く放送法審議会……

第26回国会 逓信委員会 第17号(1957/05/14、4期、日本社会党)

○森中守義君 会期がいよいよ少くなりましたので、どうしてもこの際、郵政省及び外務省に意見をお聞きしておきたいと思うのであります。  それは、衆議院及び参議院におきまして、この前の臨時国会に至るまで両三度にわたって、中共との郵便物の約定について質問が出されておりまして、これに対して、ここ一、二代の郵政大臣は口をそろえて、何とか善処しなければいかぬであろうというようなことが、正確に議事録にも残っております。私どもは、その後かなり期間が経過しておりますので、何分の措置がとり行われたであろう、しかし、いろいろ複雑な外交上の問題もあるので、今なお実現ができていないとは思うのでありますが、国交が回復してい……

第26回国会 逓信委員会 第18号(1957/05/15、4期、日本社会党)

○森中守義君 オート・アラームの問題でありますが、これは私は、新谷委員の方から提案をされた法案の改正案の内容に触れる前に、法案の取扱いについて少し意見を申し述べて、関係者の方で御協議を願いたいと思います。それは御承知のように、もうすでにあと両三日をもってこの国会は終ります。しかも、このオート・アラームの問題は、しばしば今まで私たちはこの案件が議せられた場面におきまして、おそらく運輸委員会あるいはまた運輸省、さらにまた船舶職員法の関係で航行安全審議会が答申を出してきております。こういう関係の意向も十二分に聞かなければならないと思います。かつまた海上における人命及び財産、しかも、それは遠く外国の洋……

第26回国会 逓信委員会 第19号(1957/05/16、4期、日本社会党)

○森中守義君 今の問題、これはこの委員会でもしばしば論議がかわされて参りました。言われておるように、確かに新しい町村の合併等によりまして、区分上あるいは配達上確かにまずい点もあろうかと思いますが、やはりこれでは今の郵政当局の御答弁から申しますと、やはり一行政区に一郵政局という、こういう考えはけっこうでありましょうが、しかし、今までも論議がかわされてきたうちから明らかになっておりますように、従業員の待遇の問題、特に配置転換等、きわめて微妙な、かつむずかしい問題を含んでおります。この点について、私は特に郵政当局の疎漏のない御処置をお願いしておきたいのであります。  なお、この問題は、聞くところによ……

第26回国会 内閣委員会 第15号(1957/04/02、4期、日本社会党)

○森中守義君 私はいまさき岡部部長が定員については責任を行管が持つと、こういうようなお話でありましたが、ここに出ているいわゆる定員法によっては各行政機関の運行が十分ではなかろう、そういう前提に立っておるわけです。それで、各省庁がこの定数でやってみた場合にいろいろな問題が予想されます。どういう問題かといえば、これはもう今までたとえば会計検査院が指摘をしているとか、あるいはまた一年間に行管の方でも各省庁の関係を問題にされておるようです。こういうような問題を考えると、やはり責任に当っている各省庁が責任を結果的にはとっておるようですが、その責任の分限というものはどういうことになりますか。  それともう……

第26回国会 内閣委員会 第16号(1957/04/03、4期、日本社会党)

○森中守義君 昨日の一般質問の中で若干触れた面もありますが、ごく細部の事項にわたって少し質問を展開したいと思います。  その第一は、郵政が毎年定員を大蔵省あるいは行管の方にお話される前提として、全国にその組織を持っている郵政省でありますから、当然地方の郵政局あたりから、郵政省に対して定員の資料と申しましょうか、あるいは要求と申しましょうか、こういうものが当然出されていると思いますので、この全国の郵政局から出ている数字を、まず最初にお示しを願いたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、たとえば今年六千名の要求を出された、これは要するに平素郵政省が全国のサービス提供の状態を見て、要するに非常に……

第26回国会 内閣委員会 第17号(1957/04/04、4期、日本社会党)

○森中守義君 私はあとで、きのう質問を保留した事項についてやりたいと思いますが、その最初に大久保国務大臣と森永主計局長に質問いたします。それは、行政管理庁の設置法の二条の四項には、明らかに定員の設置、それから増減及び廃止に関する審査を行う、こういうことが行政管理庁の権限行使事項としてあります。そこで各省から集まってきた、出されてきた定員について、大蔵省と行管とはどういう関係を生じておるか。今まで田畑委員あるいは北村委員の質問に対して、どうしても最終的には大蔵省の予算編成権ということが優位に立つような印象を特に強く受けるんです。従って、もしそういうことであるならば、この行政管理庁設置法に言う権限……

第26回国会 予算委員会 第28号(1957/05/11、4期、日本社会党)

○森中守義君 私は補正予算の編成方針につきまして、岸総理及び大蔵大臣に伺いたいと思います。  仲裁裁定の完全実施ということで、岸総理は党主会談の約束があって、しかも、その後しばしば国会においても、そのように言明をされておりますが、実際出されてきた予算の内容を見てみますと、これは年度予算の、ほとんど大半が流用されておる。従って私が伺いたいのは、このように、予算総則上あるいはまた制度上、予算の移流用が可能であるということはわかっておりますが、果してこういうような予算の移流用に補正予算を求めたということは、果してこれが各企業体の完全な事業の運行になるかどうか。あるいはまた三十二年度予算は約三カ月間に……


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第27回国会(1957/11/01〜1957/11/14)

第27回国会 逓信委員会 第1号(1957/11/05、4期、日本社会党)

○森中守義君 関連質問ですが、先刻横川委員の予算の問題に対する田中さんの答弁が抜けておる。それは補正予算の問題が出たのであるけれども、これをなぜ組まなかったか、こういう理由が説明に省略されておる。おそらく意識的に逃げたと思うのですが、これを一つもう少し明瞭にしてもらいたい。  それからこれも人事の問題ですが、今光村委員がいみじくも言われたように、はつらつさがない、あるいは暗い、国民に郵政事業が忘れられかけておる、こういうことを主たる人事異動の要因に大臣はあげておられます。それでは、こういうものを排除して、はつらつさを持たしたりあるいは明るいものにしたり国民によく理解されるためには、人事の異動と……

第27回国会 逓信委員会 第2号(1957/11/07、4期、日本社会党)

○森中守義君 二、三点大臣に質問をしておきます。その第一の問題は、三十三年度の予算概計の説明を受けておりませんので、今ここでどうとも言えないのですが、要するにこの提案理由の中で特に主張されているのは、郵便貯金は貯蓄性預金である、こういう見解を郵政省は持っているんですね。そこで、この表の中に出ているいわゆる職業別の構成状況を見てみますと、個人経営の事業主、これの通常貯金が四七・六%、積立が三三・七、定額が四六・九、こういう表が出ております。これを見ればなるほど貯蓄性のものだということも解釈できないでもないのですが、現下の金融状態から見て、果してこういう解釈を郵便貯金計画の中に現状の経済情勢から見……

第27回国会 逓信委員会 第4号(1957/11/11、4期、日本社会党)

○森中守義君 私は郵政関係の定員及び電波関係の定員増強について御質問を申し上げたいと思います。すでに三十三年度の予算編成の時期にもかかっておりますし、こういう時期に、郵政省では長年の懸案である定員問題について、どのような構想で大蔵省と予算折衝に入ろうとしているか、その内容をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 臨時定員の九百何名というのは、数字の誤まりじゃないですか。
【次の発言】 その数字はあとでいいんですが、実は二十六国会のときに、衆議院及び参議院ともに、付帯決議をつけて、すみやかに臨時職員を本定員にしなくちゃならぬ、こういう付帯決議がついております。この問題に対する郵政省の態度と、さら……

第27回国会 内閣委員会 第7号(1957/11/12、4期、日本社会党)

○森中守義君 私は、昨日大蔵大臣及びただいま委員長から指摘をされた政府委員の出席を求めておりましたが、ただいまのような理由で、御出席になっておりませんので、そういう関係の皆さんに対する質疑を暫時保留いたしまして、ここに御出席の皆さん方に対して若干質問を行います。  行政管理庁の政務次官に最初にお尋ねいたしますが、二十六通常国会におきまして、本院及び衆議院が行政機関の定員法の一部を改正する法律案を上げるに当りまして付帯決議がついております。しかも、その付帯決議をつけるに至った本委員会の審査の過程としましては、きわめて慎重に私どもは取り扱ってきたのであります。いよいよ三十三年度の予算編成の時期に当……

第27回国会 内閣委員会 第8号(1957/11/13、4期、日本社会党)

○森中守義君 昨日に引き続きまして、石井行管長官に御質問いたします。  昨日の答弁の中で、企業官庁及び一般行政機関、こういうものを含めて二十八万二千四百三十四名、こういう常勤的非常勤職員が現在各機関の中にある、こういうような御説明に承わっておりますが、この数字を三十三年度の中でどういったように消化されようとするのか。しかも、昨日の答弁の中では、明らかに企業官庁の調査はすでに終了した、あるいは各行政機関も、資料の提出を求めて、ほぼ構想がまとまった、こういう御説明でありましたので、すでに行管としては、三十三年度の定員に対する一応の数的なものがまとまっていると思いますから、お答えを願っておきたいと思……


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第28回国会(1957/12/20〜1958/04/25)

第28回国会 逓信委員会 第3号(1958/02/20、4期、日本社会党)

○森中守義君 これから先の放送法の審議に当って大事な資料になりますので、二、三の点について聞いておきます。  その第一は、先般大臣が新聞紙上で両三度にわたって一億総白痴化、こういう表現を使って、民間放送はいかにも低俗きわまりないというような、こういう表現があったのであります。そこで、この委員会としては、いやしくも民間放送を所掌しておりますから、果してどういうことが一億総白痴化であるのか、まあ当然これはわれわれとしては審議をしなければなりません。それで、この一億総白痴化という具体的な内容はどういうものか、またそれは行政上のいかなる基準を判定にして一億総白痴化というものを言い出したのか。あるいはま……

第28回国会 逓信委員会 第4号(1958/02/27、4期、日本社会党)

○森中守義君 今東京中郵の話が出ましたが、これはいろいろ情報が錯綜していて、どれがほんとうなのかわかりませんが、郵政監察で調査が済んだ結果、及び私の聞いたところでは、どうも少し政治的にある証券業者と金銭の取引が、支出すべき国の金でないものを支出をして片をつけた。こういう話も聞いておりますが、その間の真相はどうでしょうか。わかっておる範囲で関連がありますから全部お答え願います。
【次の発言】 この問題に関連して、私の質問に対して、大臣の方からそういう事実がないというすこぶる明瞭な答えがありました。しかし今はそれで言い切らしておいてもいいと思うのですが、場合によっては、これは事の成り行きいかんによ……

第28回国会 逓信委員会 第6号(1958/03/05、4期、日本社会党)

○森中守義君 今私は大臣の発言の中に、熊本で暴力をふるったという言葉が出ましたが、さようなことは私は言っていない。会議録を明らかに見てもらいたい。そういうふうに言っていないことまでも言ったようなことを閣僚が言ってもらっちゃ困ります。今の取り消しを要求します。速記録をここに持ってきて……。
【次の発言】 今の横川委員のことに重複するようなことですがね、私はこの前も警察官の職務執行規定を読み上げながら、どういう理由で郵政省は警官を動員したのか、その根拠を明らかにせよということを言ったことがあります。今、大臣の答弁を聞いていると、公共物を破壊するとか、あるいは交通整理をしなくちゃならぬ、あるいはまた……

第28回国会 逓信委員会 第7号(1958/03/06、4期、日本社会党)

○森中守義君 その後のチャンネル・プランのことについて大臣の意見を聞いておきたいと思います。だいぶ長い間慎重に協議を重ねてチャンネル・プランがおりたようでありますが、あのときの大臣の報告と、その他の協定書等を見まして、ある程度満足なものができたとは思っておりました。しかし、その後一定の期限に到着しても、なかなかテレビが発足しない、地域的にですね。こういう実情をよく聞いてみますと、当初われわれが懸念していた、新聞、ラジオ及びテレビ、この三つのものを包含したものがだいぶできそうな気配がある。これは明らかに両院における大臣の言明と食い違っておると思いますが、その後の進捗状況を大臣の方でどういう工合に……

第28回国会 逓信委員会 第10号(1958/03/18、4期、日本社会党)

○森中守義君 今の案件についての質問でありまするが、委員長に特に私は質問しておきたい。きょう配付になった公報六十一号、この中に、この委員会の会議に付する案件が五項目出ております。この五項目について、理事会及び委員長の打合会というものは完全に意見の一致を見て公報に掲載したものかどうか、これを伺います。
【次の発言】 どうも言いづらいのですが、これは私は会議の運営というものは、自民党の方でも、かつまた私の方でも、それぞれの党機関との連係を保ちながら国会の運営の時間等もはかつてやつております。それで委員長の職権における公報掲載であろうかと思いますが、こういうことでは委員会の運営がなかなか私は困難に陥……

第28回国会 逓信委員会 第13号(1958/03/27、4期、日本社会党)

○森中守義君 郵政大臣が見えましたので、経営委員及び会長、大臣、三名の人にそれぞれ一、二御質問をいたします。さっきから何回も繰り返されておりますが、協会は、三十三年度の予算を編成されるに当っては、ここに出てきている案とは別にもっと変ったものが最初あったのじゃないですか。それを会長の方からお答えいただきたい。
【次の発言】 経営委員の方にお尋ねしますが、今協会には最初独自の案として受信料の値上げを中心にしたものがあった、こういうお話でありますが、経営委員会の方ではそのことが論議されましたか。
【次の発言】 そうしますと会長にお尋ねしますが、受信料の改訂を中心にした案というものがそのままずっと採用……

第28回国会 逓信委員会 第14号(1958/04/01、4期、日本社会党)

○森中守義君 定員関係の問題について、少しく郵政大臣に質問したい。  まず最初に伺いたいのは、電気通信監理業務の拡充強化に伴う定員増として十五名ふえる、これはおそらく設置法の一部改正法律案の中の電務局の事務をつかさどるに必要な人員であろうと思いますが、それに間違いありませんか。
【次の発言】 そうしますと、電務局の設置法の中にうたわれている所掌事項としては、たとえば電気通信行政に関するあらゆるものを網羅しておる、加えて電電公社あるいは国際電電をもこの関係の中に入れておる、また公社における労働問題にも及んでおるし、国際業務をもうたっておる、かように広範であり、しかも複雑であり、豊富な内容を持って……

第28回国会 逓信委員会 第15号(1958/04/02、4期、日本社会党)

○森中守義君 昨年の定員法の一部を改正する法律案の審議の中で、郵政省の新しい定員増加の画定をしていく作業の中でのいわゆる方式といいますか、そういうものについて私は希望を述べておいた。ここに会議録もありますが、この中で、当時の人事部長はすこぶる正確に、そういう希望について新しい年度の定員要求についてはぜひ検討を加えたい、こういう答弁が行われておりますが、ことしの一万一千八百八十二名の要求の方式ですね、積算の根拠、そういうものを出されるに当って、どういったような方式が採用されておるのか、そのことを最初に承わっておきたいと思います。
【次の発言】 前段はちょっと私の質問に合っていないのですよ。それは……

第28回国会 逓信委員会 第16号(1958/04/03、4期、日本社会党)

○森中守義君 これはやはり理屈は理屈ではっきりさせてもらわなければ工合が悪いと思うのです。と申しますのは、電波法は参議院が先議になっております。だから、早く参議院で上げて衆議院に回さないと、今国会で上らぬ、どうかしますとね。それに対して、放送法は先議でもなければ本審査にもかかっていないのだから、何も公聴会だ、あるいは参考人だといって手回しよくする必要はないと思う。だから私は、社会党としては、正式の党政策審議会の通信部会できめ、それを役員会、議員総会を通じて、国会対策委を通じて与党の方に申し入れをしておりますから、だから、自民党の方で知った知らぬというふうなことは、あなたの方の内部の問題なんです……

第28回国会 逓信委員会 第17号(1958/04/08、4期、日本社会党)

○森中守義君 この前の委員会のときに資料の提出を求めておきましたが、きょう出ていないようですが、いつごろになりますか。
【次の発言】 資料が出てから、またこの問題についてはいろいろと論議の必要を痛切に感じておりますが、昨今二、三回にわたって郵政省あるいは郵政大臣が新聞に春闘の処分の問題で発表になっておりますから、その経緯について二、三質問をいたしたいと思います。  社会党の主としてわれわれ関係の議員十二名が大臣に警告書を渡しましたね。たしかその晩のNHKの七時のニュースで、郵政大臣は岸総理と会見をした、それで春闘の処分問題についていろいろと相談をした結果、岸総理は郵政大臣に一任をする、こういっ……

第28回国会 逓信委員会 第18号(1958/04/09、4期、日本社会党)

○森中守義君 資料の提出をお願いしたいと思います。  その一つは、現行法の第五章の「運用上の「通則」、この中の四に、「非常通信」というのがありますね。この非常通信によって、今、郵政省の方ではいわゆる非常通信の体系がどういう工合にとり行われておるのか。できましたならば、いろいろと意見がありますから、その意見の素材になるように、たとえば、九州方面の災害があった、あるいは、海上において漁船が遭難をした、そういう具体的な事象を二、三あげてもらって、委員会の質疑の素材になるような内容を整えてもらいたいと思います。  それから、その次は、例の安全保障条約の三条に基く特例がありますね、電波法の除外例。これに……

第28回国会 内閣委員会 第1号(1957/12/20、4期、日本社会党)

○森中守義君 九州方面に派遣を命ぜられましたが、その派遣に基いて、調査の結果を御報告申し上げます。  藤田委員長、大谷理事及び森中の三名は、内閣委員会の決定に基きまして、去る十二月四日より十日までの七日間、長崎、熊本、大分の三県下の国の出先機関、自衛隊の業務運営並びに公務員制度、特に定員外職員の実情等について、調査いたして参りました。  視察先を申し上げますと、海上自衛隊佐世保地方総監部、佐世保地方復員部、長崎県庁、長崎食糧事務所、熊本県庁、熊本地方行政監察局、熊本郵政局、大分県庁、大分地方行政監察局、大分食糧事務所、大分統計調査事務所であります。  以下調査の概要について簡単に御報告申し上げ……

第28回国会 内閣委員会 第10号(1958/03/11、4期、日本社会党)

○森中守義君 私も資料の提出を求めたいのでありますが、ただいま委員長から質問がありましたように、概略十三ぐらいの設置法の一部改正案が出ておりますね。どうも、どういう意味合いで今回かように各行が一斉に機構の改正をしなければならないのか、その根本の理由がわりからない。これは後日、もう少し本質的に質問を行いたいと思いますが、行政官庁、あるいは事業官庁、それぞれ区別をしまして、各地方の出先磯間から数年間にわたって建議事項があると思います。たとえば農林省の食糧事務所ですね、これをもう少し合理化していきたいと、あるいは郵政省の場合にもそういうものがありましょうし、少くとももう少し国民と行政機関が密着をする……

第28回国会 内閣委員会 第24号(1958/04/10、4期、日本社会党)

○森中守義君 私も資料を一つ……。今日まで防衛庁の制服あるいは職員の人たちが海外に派遣されておりますが、それの行っている先、身分、仕事の、内容、そういうものを克明に出してもらいたいと思います。
【次の発言】 津島長官に二、三御質問を申し上げます。もちろん、この案件はすこぶる重要な案件でありますので、今後の質問の資料というような意味で、ごく抽象的に伺いたいと思います。  その第一点は、現在から将来にわたる世界の趨勢は、軍事勢力を背景にして変化していくと思っておいでになるか、あるいはまた、変化のどの程度の部分を軍事力と見るべきか、こういう点について長官の方ではどうお考えでございましょうか。

第28回国会 内閣委員会 第26号(1958/04/14、4期、日本社会党)

○森中守義君 関連。後日の審議の関係もありますので、制度調査室について、二、三質問をいたしたいと思います。  先刻、室長が一百日われたように、確かに三十年の十一月十五日に答申案が出ております。だから、きうまで勘定していけば満二年と四カ月を経過しておる、こういうことになります。だとすれば、この間に答申案の事項、に該当することが法改正もしくは行政措置が行われた、こういうものと制度調査室の作業との調整は、どういう工合に行われてきたのか、この点をまず承わっておきます。
【次の発言】 ちょっと私の質問とはお答えが違う。私が、この答申案と出されてくる法改正もしくは行政措置的なものはどう調整されているかと、……

第28回国会 内閣委員会 第28号(1958/04/16、4期、日本社会党)

○森中守義君 私はどうもしろうとなので、大域当局の答弁を聞いていて、どうも納得のいかぬような点がたくさんあるんですよ。特に先刻から問題になっておる罰則条項ですね、こういうものを正確に法文化したということは、あまりにも当然である、こういうような印象を非常に強く受けます。しかも、先刻の石原主計局長の答弁の中には、具体的に罰則条項を明文化しておかなければならないという過去の実例があげられていない。そういうことがあり得るという、一種の想定の上に立ってこの罰則条項を出した、こういうお話です。  それで、私は、今の永岡委員の御質問に関連をして承わりたいと思いますのは、一体この財源、これはどういう性質のもの……

第28回国会 内閣委員会 第29号(1958/04/17、4期、日本社会党)

○森中守義君 ここ数日間にわたりまして、この案件の審議の中で、ほぼ明瞭になり、しかも、私どもがどうしても承服しがたい点が一、二ありますので、この際、大蔵大臣に明瞭に所見を承わっておきたいと思います。  その第一の問題は、この法案のきわめて悪い特徴として、政令もしくは省令に多くを譲っておるということ、さらに、大蔵大臣の認可もしくは承認、あるいは専決権というものか非常に多いのであります。ことに、現行の法律によりますと、政令にゆだねておる点が二点、それからこの案によれば、政令にゆだねておるのが十四件、さらに、大蔵省の省令が現行法では二つ、それがこの案では六つ、こういったように、具体的にあげていっても……

第28回国会 内閣委員会 第30号(1958/04/18、4期、日本社会党)

○森中守義君 この際、岸総理に防衛関係について少しくお尋ねをいたします。私は質問に入る前に、特に答弁に対して要請しておきますが、今国民は政府の防衛政策に対して非常に大きな疑問を持っておる。これは現在の防衛力に対して賛成をする者、あるいは反対をする者、おのおのの立場の者が関心を持ち、しかも、その関心が高まるにつれて、ますます疑問を生じ、しかも、その疑惑を持つ一つの要因をなしておるものは、国会における総理の答弁が一番肝心なところで大胆率直に言明することを怠っておるところにあると思うのであります。ですから、そういう意味で、私はできるならば、いろいろな関係もありましょうが、国民の聞きたがっておるところ……

第28回国会 内閣委員会 第31号(1958/04/21、4期、日本社会党)

○森中守義君 正力国務大臣に二、三点お尋ねいたします。  私の見落しであるかもわかりませんが、この設置法の改正の中の電子技術審議会に対する予算の裏づけが出ていないように思いますが、これはどういうことになりますか。
【次の発言】 特別に項目が起されては、入っていないのですね。私もだいぶ技術庁の経費を見てみましたが、この関係という項目はないように見受けますが、どういうことですか。
【次の発言】 大ざっぱな額は。
【次の発言】 もう一つ伺っておきますが、防衛庁の方にやはりこういう趣旨のもの、それから金属関係の研究所、航空技術研究所、こういうものが防衛庁にありますね。ですから、この科学技術庁でこういう……

第28回国会 内閣委員会 第32号(1958/04/22、4期、日本社会党)

○森中守義君 一、二点、簡単にお尋ねをいたします。  これは仄聞であるかと思いますが、衆議院の方でも十三にわたる設置法の改正案が出てきております。これに対して、野党はもちろん、与党の内部においても、相当峻烈な非難があったと聞いております。従って、会期の当初においては、小委員会を作ってそこで十二分に抜本的な機構改革の問題について検討を加えよう、こういったような意見も出されたと聞いておりますが、結果的に衆議院段階における審議の経過とその結果から判断をいたしますと、何とはなしに、そのように根本的な問題に言及するよりも、部分的に、せっかく各省が出してきたから、やむを得ずして格好だけつけてやろう、こうい……

第28回国会 内閣委員会 第33号(1958/04/23、4期、日本社会党)

○森中守義君 私は、行政管理庁に、主として設置法関係についてお尋ねをいたします。もちろん、自治庁、あるいは総理府、文部省、それぞれの設置法にも関係のあることでありますので、自治庁関係の審議の途中でありますが、しばらく時間をお貸しいただきたいと思います。  衆議院段階における各省設置法の審議の中できわめて明瞭になっておりますのは、今度出されて参りました各省庁関係の設置法が、岸内閣の一つの定見に基いて、一つの方針に基いて出されたものでないということが明瞭になっております。それは単に私どものように野党がこのことを明確にしたのみならず、与党議員も、その議事録を読んでみますと、同様なことが主張されており……

第28回国会 内閣委員会 第34号(1958/04/24、4期、日本社会党)

○森中守義君 大へん総理もお急ぎのようですが、非常に大事なことを、一つこの前漏らしておりましたので、この機会に簡単にお尋ねをいたします。  先刻、同僚委員から若干指摘があったようでありますが、安全保障条約の一条の中に、「この軍隊は、極東における国際の平和と安全の維持に寄与し、並びに」云々ということがあります。これから申しますと、明らかに国連憲章が集団的に、もしくは個別的に安全保障条約の締結はできる、こういうことになっておりますが、私は数年前の朝鮮の戦争ですね、この実例から考えていけば、非常に危険な条文じゃないかと思うのです。つまり朝鮮戦争の場合には南鮮、北鮮が一つの目的を持って争いました。しか……

第28回国会 予算委員会 第20号(1958/03/29、4期、日本社会党)

○森中守義君 今回国会に出されて参りました各省設置法の一部を改正する法律案が十三に及んでおります。しかも、その全部を一読してみますと、ほとんど中央集権を一そう強化していくというようなきらいがきわめて濃厚であります。現在の行政組織法の第一条の目的に、ないしは憲法に果してこれが合致するかどうか、はなはだ疑問とぜざるを得ません。かつて国会の中に、一曹に十三に及ぶ設置法の改正が出たのは、その先例を見ません。同時にまた、この各省設置法の内容につきましても、いろいろとずさんな点が非常に多いように散見をするのでありますが、一体政府の方では、この十三設置法の提出に当つて、何ほどの審議を重ね、そしてまた、行政機……


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第29回国会(1958/06/10〜1958/07/08)

第29回国会 社会労働委員会 第2号(1958/06/24、4期、日本社会党)

○委員外議員(森中守義君) 私は、お許しをいただきました時間があまりありませんので、つとめて要領よく質問いたします。従いまして、大臣及び政務次官及び政府委員の方も、簡潔にお答えをいただきたいと思います。  質問の項目といたしましては、厳密に申し上げますと、昭和一十八年の十二月から三十一年にかけまして、熊本県の南端に当ります水俣で、中枢神経系統の疾患を中心にした、原因不明の病気が発生しました。それで、六十四名の患者のうち、すでに死亡した者が二十一名、今なお入院加療中の者が三十二名ございます。この問題につきましては、三十二年の三月七日、二十六国会におきまして、当委員会で、私は、時の神田厚生大臣及び……

第29回国会 逓信委員会 第2号(1958/06/20、4期、日本社会党)

○森中守義君 質問に入ります前に、資料の件で私は郵政当局にただしたいと思います。  二十八国会の四月二日に郵政当局に資料の提出を求めました。当時の田中郵政大臣が、その資料については若干日数を要するということで暫時私は待っておりました。四月の八日に再びこの資料の提出を要求いたしましたところ、そのときにはすみやかに提出をするよう事務当局に命令をする、こういうことでありましたが、本日に至るもなおその資料の提出が行われておりません。これは今日問題となっている全逓と郵政省との紛争ないしは全逓と検察当局との紛争、この問題にきわめて重要な関連を持つ資料でありますから、郵政省ではいかなる理由でこの資料の提出を……

第29回国会 逓信委員会 第閉会後2号(1958/08/11、4期、日本社会党)

○森中守義君 政務次官と総裁に伺いまするが、この二月の末日に交付された確認書ですね、チャンネル・プランの。あれで、まだ何カ月もたっていないのに、すでに五千万というような増資を行なっているところがある、民間放送がですね。それで、申請の場合には、明らかにその書面あるいは実態として、一億だとかあるいは一億だとか所定の資本を郵政省に申請をして、これで果してテレビがうまくいけるかどうかという判定をつけて郵政省は確認書をおろしているはずなんですね。しかるに、まだ二、三カ月という非常に短かい期間でもって、しかもなお、電波は来年の四月ころからでないと発射されないのに、もはや五千万というような増資が行われておる……

第29回国会 逓信委員会 第5号(1958/07/01、4期、日本社会党)

○森中守義君 私は参考人を呼ぶのに、その理由を詳しくこの前の委員会で開陳をいたしております。しかるに、おのずから意見の一致を見なかったということでありますが、どういうところで意見の一致を見ていないのか、もう少し具体的に委員長から報告をお願いしたいと思います。
【次の発言】 これは意見になりますがね、この前の委員会、あるいはその前からずっと行われて参りました政府当局とこの委員会の中における委員の質疑の内容からして、立法の意思と行政上の意思が食い違っておるわけです。従って、立法の責任にあるこの委員会が行政当局の意向を食い違ったまま放置して、それが行政措置として取り違ったままの形で進行していくという……

第29回国会 逓信委員会 第6号(1958/07/03、4期、日本社会党)

○森中守義君 委員長にお尋ねしたいのでありますが、きのう調査案件等に必要な政府機関の出席を求めておりましたが、大臣、政務次官、事務次官等見えないようでありますが、出席を拒否したのですか、どういう理由によって出席していないのですか。
【次の発言】 全部出席いたしますね。
【次の発言】 最初に、この前の委員会のときに資料の提出の問題で、国会法百四条と、それに刑事訴訟法第百九十六条の関連で問題の結末がついておりません。で、あのときに私は委員長及び理事打合会の方で何分の取扱いを検討してほしい、こういうことを申し上げて、委員長の方から善処するという、言葉は違っておりますが、そういう趣旨の答弁をもらってお……


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第30回国会(1958/09/29〜1958/12/07)

第30回国会 議院運営委員会 第7号(1958/10/13、4期、日本社会党)

○森中守義君 これは非常に重要な問題だから、簡単と言えば簡単でも済みますが、そうもいきません。官房長官から非常に的確な答えをとるというのは、ややむずかしいかもしれません。しかし、今まで大体言われたことを総合してみますと、やはりほんとうなことを言われていないのですよ。言葉をつづめて言うならば、果してこの提案が自然な状態の中に行なわれたものと官房長官は思っておられるかどうか、これを一つ聞いておきたいと思う。今まで私どもの体験からいき、あるいはいろいろな先例からいけば、少くとも、議員提案あるいは政府提案、そのいかんにかかわらず、もう少し時期を置き、あるいは衆知を集めて、それで出されてきたというのが、……

第30回国会 決算委員会 第3号(1958/10/22、4期、日本社会党)

○森中守義君 郵政大臣も衆議院の逓信委員会で大へんお忙しいようです。でき得べくんば二十分ぐらいお答えいただくことにしましてお伺いしたいと思います。  その第一番にお尋ねしたいことは、例の外国向けの郵便物の中に、ことに中共向けの場合、これは現在郵便物の逓送経路から参りますと、香港の郵政庁を経由して中共に入っているようです。これに支払っている運送費用がどのくらいであるか、さらにまたせんだって来、前の郵政大臣の田中君時代からいろいろと論議をかわして、とりあえずの口頭上の了解点に達しておりましたが、最短距離を運送できるような中共との郵便協定等も考えてみよう、こういう返事をもらっております。従って、大事……

第30回国会 決算委員会 第6号(1958/10/29、4期、日本社会党)

○森中守義君 総裁に二、三点承わりたいと思います。  その前に、この前私は、この委員会で郵政関係を少しお尋ねいたしましたが、郵政関係が国営事業であるのに、あまり不正事項、不当事項、批難事項が多い。これは年々歳々郵政関係は一向に減小の傾向にありませんが、公社の場合には本年度のは、先刻検査院からも言われましたように、非常に軽小であるということは、比較論において私はけっこうだと思います。ただ依然として六件にわたる批難、不正行為が存在するということは、これは必ずしもいいことじゃありませんが、比較論に関する限り、私は、やや努力の跡を国会としても認むべきである、こういうようなふうに考えておるのであります。……

第30回国会 決算委員会 第7号(1958/10/30、4期、日本社会党)

○森中守義君 これはどうも私少し不勉強なので、お尋ねするのもどうかと思いますが、自作農営農資金の場合、書類はどのくらい必要とするものですか。それと、受付が終りまして貸し出しまで、もちろん個々のケースによって違いましょうけれども、大体どのくらいの期間で貸し出しが行われておるものか、それを一つ、事務的なことですけれどもお尋ねしておきたいと思います。
【次の発言】 大体わかりましたが、これは私の意見で、あるいは要請ということでお聞きいただければけっこうですが、私は熊本の方ですが、山間部をずっと回りますと、どうも書類があまりむずかし過ぎる、しかも、申し込みをやってもかなりの時間がかかる、すぐの間に合わ……

第30回国会 逓信委員会 第2号(1958/10/07、4期、日本社会党)

○森中守義君 公社の総裁に二、三承わっておきたいと思いますが、先般、総裁を受諾されるとき、健康上の理由ということで両三日回答を延期されたように、地方に私おりましたが、新聞で承わっております。結果的に受諾されたわけでありますが、今から残存の期間については健康は大丈夫でございますか。
【次の発言】 先刻の概況説明の中で、大体、建設部門で七月末の進捗率が二九%になっておる、こういう報告であります。さらにまた、サービス工程については、同じ時期において二八%になっておる、こういう御報告でありましたが、これは第二次五カ年計画の所定の進捗率だと理解してよろしいですか。

第30回国会 逓信委員会 第3号(1958/10/16、4期、日本社会党)

○森中守義君 資料を少しお願いしたいのですが……。郵政大臣に、少し手間のかかる資料であるかと思いますが、具体的に申し上げますから、ぜひ記録にとどめていただいて、提出していただきたいと思います。  一番は、年末首における郵便業務の運行計画がいただきたい。その中身は、要員計画、それに施設計画、運送計画、資金計画、それに今度発行になっている七億七千万枚以外の年賀関係の私製及び書状、それと年賀関係以外の一般の郵便物は、どのくらい見込んでおいでになるか。要するに、七億七千万枚以外の物数の見込みを出していただきたい。この年末首の運行計画の大綱を五つに分けてお願いするのでありますが、大へん手数がかかりますが……

第30回国会 逓信委員会 第5号(1958/10/28、4期、日本社会党)

○森中守義君 二、三問伺っておきますが、固定資産の増が六億五千八百三十六万円ということになっております。これはこの年度における計画の百パーセント完了したことを意味するのですか。
【次の発言】 百パーセントでないということであれば、完全でないということでありましょうが、大体、年度を繰り越してどのくらい工事が年々延びておりますか。
【次の発言】 もう一つ。経費の節減をはかって、鋭意職員の待遇の改善にも努めましたと、こういう報告でありますが、待遇改善の内容はどういうことでしょう。ことに私は、予算のときに、朝日、毎日、読売、少くともこの三社並みに協会の職員の処遇は基本ベースを改善すべきであるという主張……

第30回国会 逓信委員会 第6号(1958/11/04、4期、日本社会党)

○森中守義君 私も資料を二、三お願いしたい。  大正十二年に、当時の逓信省が制定をした私設放送用無線電話監督事務処理規程、それからその規程に基いて、逓信大臣もしくは地方の逓信局長等が、日本放送協会の理事長もしくは会長に、原稿検閲、その他放送上の指示もしくは命令を発した公文書、それから民間放送の番組編集基準、それから日本放送協会の現在行なっている番組編成の手続というのか、あるいは協議というのか、そういう協会の内規なり、あるいは手続規定なり、それとそれに参画しているたとえば編成局長とか、企画局長とか、報道局長とか、いろいろ関係者がおいでになると思いますが、番組編成に構成されている協会の陣容、それか……


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第31回国会(1958/12/10〜1959/05/02)

第31回国会 決算委員会 第1号(1958/12/16、4期、日本社会党)

○森中守義君 きのう私は、この委員会に郵政大臣、両次官、人事部長、それから監察、郵務、経理、こういう各局長を招致していただくように連絡をとっておりました。今ここにお見えになっている中には政務次官お一人です。大臣は今の理由で、御病気であるということで承知いたしますが、あらかたこの会議は流会になるという想定のもとに事務次官以下招致した局長は出席をしていないのか、あるいはその他の理由によるものか、その点もあわせてお答えをいただきたいと思う。
【次の発言】 相澤委員の質問に対するお答えはそれでよろしいかと私も承知いたします。しかし、きょうここにお見えになっていないという理由は、政府委員室に待機をされて……

第31回国会 決算委員会 第5号(1958/12/23、4期、日本社会党)

○森中守義君 この前の委員会で、一般的な問題がほとんど終了しておりますから、きょうは特殊な問題について、二、三お尋ねしたいと思います。  その第一は、昭和三十一年の十一月二十二日に、郵政省所管にかかる赤郵袋が紛失になった。この問題につきまして、小野事務次官が、こういうことを関係者に約束をしております。一応読んでみますと、「「郵便法第六十八条による書留郵便物一通に対し損害一千円」では各会社共倒産となる旨を」陳情のために唐澤衆議院議員――この人が、法務大臣のときであります――この人が、郵政省に小野事務次官を尋ねた際に、「法律だけでなく特殊事情によるものであるから結論が出た時に予備費其の他の方法で費……

第31回国会 決算委員会 第8号(1959/03/05、4期、日本社会党)

○森中守義君 資料を少しお願いいたしたいと思います。  第一は、防衛本庁及び各種隊別の、全国的な納品別の指定業者の氏名、その業者の所在地、代表者、それと、三十三年度、二年度、一年度、この三カ年間における発注額、さらに新年度における発注額、さらに新年度における発注計画、三十四年度の発注計画。それから職員及び隊員の宿泊の施設、官舎、これらのものの状況をお知らせいただきたい。それは貸与というのですか、あるいは借り上げというのもあるようですね。こういう一切のものを含めていただきたい。  さらにこの際それに対する三十一年度以降各年度ごとの予算の要求額、査定額、予算成立額、実行額。  それから三番目が職員……

第31回国会 決算委員会 第10号(1959/03/18、4期、日本社会党)

○森中守義君 出席を求めておりました長官が御出席できないようでありますので、その理由はどういうことであるか知りませんが、一応了といたしまして、次回長官の出席を強く要求し、その際に、本日の質問が若干重複することがあるとも思われますので、そのことをあらかじめ御了承願って、二、三御質問を申し上げます。  先般私が要求しておきました資料の一つとして、通信関係の資料をきょうちょうだいいたしました。この中身を拝見いたしますと、電信電話公社に、マイクロあるいはその他有線無線専用回線を多分に防衛通信のために使用されておるようであります。そこで私は、いろいろ条文をまだこまかに見ておりませんが、今察知し得るこの専……

第31回国会 決算委員会 第11号(1959/03/25、4期、日本社会党)

○森中守義君 前回防衛庁に対しまして、防衛通信のことにつき二、三お尋ねいたしましたが、単にこれは防衛庁関係のみにとどまりませんので、前回質問を保留して、本日郵政大臣及び公社総裁の出席を求めたのでありますが、防衛庁以外の郵政及び電電公社は前回の模様を御存じなかろうと思いますので、前回私か質問をいたしました主たる要点について御参考までに申し上げておきます。  それは、現行の自衛隊法の百四条及び百一条並びに七十六条、この三つの自衛隊法に関係をいたしまして、公衆電気通信が防衛庁に対してどういったような態勢をとっておいでになるのか、これを中心に私は前回お尋ねをいたしております。しかもその究極に述べんとす……

第31回国会 決算委員会 第12号(1959/04/01、4期、日本社会党)

○森中守義君 この前防衛庁長官がおいでにならぬときに防衛通信に関して少しお尋ねしておきましたが、主として電電公社にその当時お尋ねをして防衛庁関係を本日まで保留をいたしておりました。しかしやはり電電公社と防衛庁との関係がいま少し明らかになりませんと、究極的な私の意図する結論が出ませんので、本日も前回と同様に郵政省及び電電公社、さらに防衛庁関係当局に対して質疑を申し上げます。的確に御答弁いただきたい。  そこでまず第一にお尋ねしたいと思いますのは、前回防衛庁及び電電公社から御提出をいただいた資料にかなり食い違いがあります。しかるにその食い違いをお尋ねいたしましたところ、正確に答弁をいただいておりま……

第31回国会 逓信委員会 第2号(1958/12/16、4期、日本社会党)

○森中守義君 今のことに関連をしますが、最近郵政省の事務次官及び国会に出て見える各局長諸君の国会に対する意見というもの、あるいは答弁というものは、必ずしも穏当でありませんよ。私は午後、決算委員会で、そのことは既定の事実でありますから、それを中心にしてやりますけれども、大体、決算委員会に呼んでみても出てこない。人事部長及び事務次官がきておりません。これは決算委員会の所管であるから、あえて私はここで繰り返すことはしませんけれども、国会軽視の風潮がきわめて郵政省は強い。どうですか、大臣、私は今、光村委員が言われたことは、平素郵政省の国会に対する認識の一端を表明しておるにすぎません。しかも、決算委員会……

第31回国会 逓信委員会 第3号(1958/12/18、4期、日本社会党)

○森中守義君 今の国際会議と関係したことですが、来年は電波関係の国際会議は幾つぐらいありますか。
【次の発言】 伺いますと、大体義務づけられた会議のようですが、予算は大体どのくらい要るのですか。
【次の発言】 大蔵省は、近々予算の内示をするようですが、国際的に義務づけられた会議の経費は、大蔵省との一間にほとんど話はついておりますか。
【次の発言】 もしもこういうものが削減をされるということになると、会議の出席も不可能になるということが生じますね。従ってこういうような問題については、どうしてもこれは必要だということで、郵政省では今までも一生懸命におやりですか。

第31回国会 逓信委員会 第8号(1959/02/27、4期、日本社会党)

○森中守義君 今のに関連をしまして、私も一つだけ言っておきたいことがありますが、前の田中郵政大臣のときに、この問題を私は一回やったことがある。  そのときに、前大臣は、すこぶる明瞭に言明しております。従って、今、荘君や館野君が言われるような、そういうあいまいな答弁は、この前されていなかった。従って、条件は、非常に明瞭な大臣の言明によって、私どもは了承しておるし、しかも、あの条件に違反した事実があったという一つの問題をとらえての質問の際でしたが、これは、私は正確な記憶があります。それによれば、今の荘次長の説明からいけば、申請者と役所との間に成立をした約束事である、その約束事が、果されることが期待……

第31回国会 逓信委員会 第9号(1959/03/03、4期、日本社会党)

○森中守義君 小野次官及び佐方人事部長に質問を二、三しておきます。  その前に、先般光村委員からも、小野次官は忠告を受けておることがある。私もまた、予算委員会に欠席をした理由を追及したことがあるが、大体、委員会には、どういう連絡を受けていたのですか。おそらく委員部からは、十時開会という通告を受けていたはずです。この委員会も、出席がおくれたために、約三十分間、開会がおくれておる。委員会に呼ばれても、欠席をする、たまたま来るかと思えば、一時間有余の遅刻をする。委員会をなんと思っておるか。一応、そういうことについての心境を聞いておきたい。
【次の発言】 委員部には、きのう連絡をしてあるし、きょう次官……

第31回国会 逓信委員会 第11号(1959/03/10、4期、日本社会党)

○森中守義君 先だっての委員会で、若干党内の意見の調整を必要とするために、山田委員の発言を保留しておきましたが、その後調整ができましたので、当時の山田委員の発言と、今から山田委員が行わんとする発言に若干の重複するような点があるかもしれませんので、その点あらかじめ御了承の上、山田委員の発言の継続をお願いしたいと思います。
【次の発言】 総理にお尋ねしたい第一の問題は、今日公安調査庁あるいは検察庁における公安関係、警察庁における公安関係等が思想の調査を行なって、あるいはこれに関する情報の収集や資料の収集を行なっているようであります。かつまた図書あるいは出版の検閲等も行われているのではないか、こうい……

第31回国会 逓信委員会 第12号(1959/03/11、4期、日本社会党)

○森中守義君 関連して……。今、館野課長が説明をされた積算の根拠が違っておるということですね、ちょっと私、理解しにくいのですが、どういう意味ですか。  私は、要するに国際放送の交付金の積算をされる場合に、少くとも協会側と、どこ向け何時間、これにはどういう周波数を使って幾らであるか、さらには、今言われるような謝礼金であるとか、あるいはテープの使い分けであるとか、そういうものが、やる側とやらせる側との話がある程度意見が折り合って、交付金というものは積算をされるのが、大体常識だと思う。  ところが今の御説明からいけば、どうも、郵政省は郵政省で勝手に積算をしておる。しかし、その実施命令を受けた協会側は……

第31回国会 逓信委員会 第13号(1959/03/12、4期、日本社会党)

○森中守義君 法制局長がおいでになっておりますので、最初に法制局長に国際放送の問題で見解をただしておきたいと思います。お手元に放送法をお持ちであろうと思いますが、先般来この委員会におきまして、各関係条文の解釈をめぐり政府側と委員側に若干意見の相違点を来たしておりますので、願わくば、法制局長の方から、関係各条文に対する御所見の表明があれば、すこぶる幸いだと思います。それは、放送法の三十三条に、「郵政大臣は、放送区域、放送事項その他必要な事項を指定して、協会に国際放送を行うべきことを命ずることができる。」、このように国際放送に対する実施命令がうたってあります。従いまして、この三十三条を受けて三十五……

第31回国会 逓信委員会 第14号(1959/03/17、4期、日本社会党)

○森中守義君 ちょっと関連。宇佐美長官にお尋ねしますが、今一般的な国民の世論と、それにこたえる宮中側のお気持は、鈴木委員との質疑応答でほぼ了承できました。長官の方でどうでもお困りだという賢所は、どの程度の坪数ですか。
【次の発言】 ここにお入りになるのは。
【次の発言】 十三名ですか。
【次の発言】 そのお方まで入れると何名ですか。
【次の発言】 それで長官関係の方でも、そこの方は、全然、記念か何かに残されるという意味で別に撮影者その他はお入れにならないのですか。
【次の発言】 こういうことは、とるかとらないかというのは、非常にむずかしい問題でしょうけれども、大体一般のものの場合でも、往々にし……

第31回国会 逓信委員会 第15号(1959/03/19、4期、日本社会党)

○森中守義君 大臣の一夜づけの勉強にしては大体上できです。従って、了承してくれということでありますが、それで了承できる面とできない面もある。ただし、法案の審議を続行中でありますから、この審議の経過の中に漸次、大臣のただいまの大へん苦しい御答弁の内容についてただすべき点もあるようでございますから、ただいまの答弁は答弁として承わっておきたいと思います。
【次の発言】 一、二承わっておきたいと思いますが、民間の金融機関はこういう問題についてどうなっておりますか。金融機関再建整備法というのがございますね。これに基いて大体同様な措置がとられていると思うのです。この民間関係の実情を承わりたい。

第31回国会 逓信委員会 第17号(1959/03/24、4期、日本社会党)

○森中守義君 大臣と協会に二つほどお尋ねしておきたいと思います。  郵政大臣が、この放送法第三十七条第二項の規定に基き、国会の承認を求めるの件という、この承認をお求めになった中の意見書の中に、「研究活動及び国際放送等協会特有のあるいは現下特に協会に期待すべき業務の推進充実」以下云々、こういう工合に、特にこの予算の主たる項目を表現されており、しかもこの意見書の中に、「適当なものと認められる。」こういったように意見書が付されております。それで、こういう意見書がどういうおつもりでつけられたのか、どうも疑問になるのが二、三あるんですよ。それは、第一番に、協会から出された予算説明資料を見ますと、受信料の……

第31回国会 逓信委員会 第19号(1959/03/26、4期、日本社会党)

○森中守義君 ほかの委員会にいろいろ差しさわりもあるようですから、二問だけ簡単にお伺いいたします。第一は大蔵大臣も御承知のように、政府が放送協会に対して研究命令をする、こういう条文があります。それから先刻鈴木委員が申し上げたように、国際放送に対しても実施命令を出す。ところがこういう命令は政府が費用負担しなければならないようになっている。そこで新らしいこの予算からいきますと、大体国際放送で協会予算が三億四千万円、それに研究費が四億一千万円、端数は省略いたしますが、こういう予算を計上しております。しかるに新聞で見たのですが、どういう経路をたどって閣議決定ということになったのかしれませんが、満場一致……

第31回国会 内閣委員会 第18号(1959/04/07、4期、日本社会党)

○森中守義君 一、二問お尋ねいたします。  この改正案の中に、青年の家の内部組織については、文部省令で定める、こういう工合になっておりますね。今まで、大体青年の家の中身について、いろいろな御質問がありましたが、その政令、省令の内容を示していただきたい。
【次の発言】 私は、省令とか政令というものの区別が大体わかってはいるつもりですが、そういう管理、運営だけのことをこの省令できめるのですか。そういうことになれば、先刻来御答弁があったように、たとえば、育成の具体的な目標は何か、あるいは何年で何人をどういう方法で育成をするのか、そういうのは別にきめないのですか。

第31回国会 内閣委員会 第19号(1959/04/08、4期、日本社会党)

○森中守義君 私は総理府設置法の問題で一、二お尋ねしておきますが、その前に午前中総務長官が伊藤委員の質問に対する答弁の中に、人事院が政府に勧告をし、こういう答弁がありましたが、これはあやまりです。人事院規則二十八条は国会及び政府に勧告を行う、こういうことになっております。これは訂正をされるのがしかるべきであろうと思います。  それでお尋ねしたい第一点は、現在総理府の中に二十三の各種審議会あるいは調査会等があります。さらに今度五つのものが加わると合計二十八の審議会及び調査会を持つことになる。それで毎日この種の調査会あるいは審議会が開催されるとは思いませんが、現在の総理府の機能からいって、果して二……

第31回国会 内閣委員会 第21号(1959/04/28、4期、日本社会党)

○森中守義君 山口行管長官にお尋ねいたします。私はその前に昨年あるいは一昨年も、この行政機関の定員の関係で、同じような質問を繰り返して参りました。そしてまた今岡も全く同様な趣旨で質問を行わなければならないことを、まず遺憾に思います。それは二十四国会から前の国会まで三回あるいは四回にわたって衆議院、参議院ともに常労職員あるいは非衝動職員、臨時職員こういう変則的な行政機関の職員の存在をすべきではない、すみやかに正規な国家公務員に切りかえることが喫緊の急務である、こういう院議が行われております。もとより、この内閣委員会においても同様な趣旨のことが述べられ、これに対して当時の大久保行管長官、あるいは石……


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