吉田法晴 参議院議員
5期国会発言一覧

吉田法晴[参]在籍期 : 1期- 2期- 3期- 4期-| 5期|- 6期
吉田法晴[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは吉田法晴参議院議員の5期(1959/06/02〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は5期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院5期)

吉田法晴[参]本会議発言(全期間)
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第33回国会(1959/10/26〜1959/12/27)

第33回国会 参議院本会議 第16号(1959/12/16、5期、日本社会党)

○吉田法晴君 私は、ただいま議題となりました日米安全保障条約改定交渉の即時打ち切り要求決議案に対して、日本社会党を代表して賛成の討論をなさんとするものであります。  賛成の第一の理由は、何よりも、この安全保障条約の改定は、名は安保条約の改定でありますが、実はバンデンバーク決議の内容を取り入れ、日米の軍事共同行動を可能にする新しい軍事同盟条約を作らんとするものであって、緊張緩和、雪解けの世界の大勢に全く逆行して、緊張をアジアにおいて激化せんとするものであるからであります。(拍手)原水爆の大量生産を背景に、巻き返し政策を推進せんとするアメリカを中心とする力の政策は、ソ連をして、これに対抗し、原水爆……


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第40回国会(1961/12/09〜1962/05/07)

第40回国会 参議院本会議 第8号(1962/02/09、5期、日本社会党)

○吉田法晴君 私は、日本社会党を代表して、ただいま議題となりました新産業都市建設促進法案について、総理及び関係大臣に質問をなさんとするものであります。  まず、所得倍増計画そのものが、地域格差、階層格差等を増大しており、本法案こそは、この格差を解消すべきであるのに、実際はその逆ではないかという点を、お尋ねしたいのであります。  本法案は、第一条の目的に述べられておるように、人口及び産業の過度集中の防止並びに地域格差の是正を目標としております。人口及び産業の過度集中も、地域格差も、実は同じ現象のうらはらでありますが、これらを是正することはきわめて緊要のことであります。しかし、これらの是正策を講ず……

吉田法晴[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院5期)

吉田法晴[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第32回国会(1959/06/22〜1959/07/03)

第32回国会 商工委員会 第閉会後1号(1959/07/04、5期、日本社会党)

○吉田法晴君 昨日、池田新通産大臣から抱負と申しますか、所信、方針を承わったわけでありますが、その中に、石炭対策というものはございませんでした。新聞その他で拝見するところ――工業新聞で、新大臣の通産政策を語られたところでは、石炭対策をさしあたり、まあ考えないという消極的な態度のようでございます。今まで、新大臣になってから出ましたものでは、炭労に対する回答の中に出ておるかと実は承知をするのでありますが、この炭鉱、特に福岡その他において、放置し得ない状態にありますことは、御承知の通りであります。二十九年当時に比べてこの量と申しますか、数はあるいは少いかもしれません。しかし石炭の危機という問題につい……


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第33回国会(1959/10/26〜1959/12/27)

第33回国会 外務委員会 第7号(1959/11/27、5期、日本社会党)

○吉田法晴君 きょうの委員会については、さきになされました提案理由の説明の補足的な説明がなされてきょうの委員会を終る。こういう申し合わせをいただいたのです。先ほど同僚委員から、委員会の運営について要望があったのですが、その要望については、今十分考慮して努力したいと、こういうお話だったんですが、今行なわれました大臣の、なんと申しますか、経過説明に名をかりて、政府の言いたいことだけ言う、それから、世論に対する、あるいはこの社会党やあるいは、国民が疑問としておるところ、これに対する一方的な弁明だけで終わる、こういうのは、先ほど来委員長あるいは大臣に要望をした、そしてその通りにやりたいという精神とは私……

第33回国会 外務委員会 第8号(1959/11/30、5期、日本社会党)

○吉田法晴君 少し関連をしてお尋ねをいたしたいと思うのですが、先般、参議院の代表として列国議員同盟に参りました際に、各大使館で大へんお世話になったのですが、大使館で、アメリカのごときも、あるいは車が足りないで借り上げをしなければならぬような実情もある。これは外国に行きます場合において、大使館全部とは申しませんけれども、あるいは領事、書記官というものは、車がなければこれは仕事にならぬのです。必ずしも、ところが車自体自分で買えるあるいは使うということができないような実情にありますが、そういう点についてどういう工合にお考えになり、あるいは措置されようとするか、それが一つ。  それから、今ここに出てお……

第33回国会 外務委員会 第9号(1959/12/01、5期、日本社会党)

○吉田法晴君 交換公文の方ですね。
【次の発言】 資料要求をしたいんですが、資料要求の一覧表を実は今持っておりませんが、大臣がおられるところで資料を要求いたしますから、資料は出してもらいたいということを確認をしておいて下さい。

第33回国会 外務委員会 第10号(1959/12/03、5期、日本社会党)

○吉田法晴君 私は、ベトナム賠償の問題について実質的な審議に入ります前に、資料の点について要求しあるいは問いたださなければならぬことは、大へん残念です。審議の前提となる資料については、これは十分外務省の方からも御協力を願わなければならぬのでありますが、要求いたしました資料の中で、バオダイ政権等がインドシナにおいてフランスのかいらい政権であると認定せざるを得ないという事務当局の見解を含む記事等を載せておりますインドシナ三国の地位、インドシナ三国の政治経済情勢、これを提出することを求めましたが、非公式に委員会が始まります前に伊関局長の釈明によると、予備がないからそれはお貸しをするように言っておった……

第33回国会 外務委員会 第11号(1959/12/04、5期、日本社会党)

○吉田法晴君 昨日の委員会で、戦争損害の資料を出してもらいたいということを要求したわけでありますが、その後、委員長を通じてもさらにその趣旨は伝えられたと思うのでありますが、外務省の態度をあらためてお伺いします。
【次の発言】 そうしますと、資料要求で、明号作戦あるいはイ号作戦といわれるような戦闘行為を伴いましたものについての資料を政府に要求したのですが、それはまだ出ておりません。きょう出されたという中に入っているかどうか知りませんが、少なくともきのうまでまだ……。きょう出されたものもまだ受け取っておりませんが、そういうものはあるのですか、ないのですか。

第33回国会 外務委員会 第12号(1959/12/07、5期、日本社会党)

○吉田法晴君 関連。損害に対して賠償をするのか、あるいは経済的な要求に対して賠償をするのかという木村さんと外務大臣との質疑がございましたが、これは役務賠償を原則とするということは、これは十四条の解釈としてだれも異議はないと思います。特にイタリア賠償の原則を日本の賠償の場合にも、引継いだというわけじゃありませんが、同じような原則に立ったと言われているところから、間違いがないところだと思います。ところが、その役務賠償に、役務を中心とするということだけでなしに、生産物云々ということが初めから入ったと言われますけれども、少なくとも最初のころには、これはイタリアの賠償原則と同じだと、こういうことが言われ……

第33回国会 外務委員会 第13号(1959/12/08、5期、日本社会党)

○吉田法晴君 総理は今まで戦争開始日に二つはないと言い切ってこられた。もしその発言が取り消されるならば別問題だけれども、速記録を調べてみればはっきりすることですが、今まで戦争開始日について二つはないと、こう言ってこられた。官報の告示はこれは政府の意思として法律上の効果を持つものとしてこれは官報に告示せられておる。工業所有権問題について十六年十二月八日だけれども、賠償の問題については別問題だ、そんな答弁がありますか。これは二つの戦争開始日はないと言って、あれの関係の場合には別、あれの関係の場合には八月二十五日、こういう二つのものはないと明言してこられてここでとにかく具体的にあげて、そして二つ、幾……

第33回国会 外務委員会 第14号(1959/12/09、5期、日本社会党)

○吉田法晴君 ちょっと議事進行。従来政府は、戦争開始の時期は一つであるとして、一九四四年八月二十五日を固守してこられました。昨日その点についてなお念を押したあと、森委員から、昭和十六年十二月八日という官報告示を出して総理の食言あるいは政治的責任をとるべき問題であるとして提示をいたしましたが、十分な答弁が得られないで、私どもきのう退場をいたしたのでありますが、きょうは総理もおいでになっておりませんし、この問題については論議を後日に譲りたいと思います。そういう申し入れをしておきます。
【次の発言】 委員長、答弁ができなければ休憩。
【次の発言】 その辺は、パスケ総督の推薦によって、ユエ王朝の内務大……

第33回国会 外務委員会 第15号(1959/12/10、5期、日本社会党)

○吉田法晴君 議事進行。小林君のところと委員長のところに速記録があるのですが、われわれのところには速記録はございません。横にあるのを見ることはできますが、委員長、速記録を見て、速記録によって質疑を続けるというなら、これは速記録を印刷して下さい。先ほど委員長は小林君の申し出に対して、いや、条約局長そのままでも質疑は続行できるだろう、こういう御答弁ですが、あなただけ見ていて審議をしていても、これは片手落ちです、どうされるのですか。あなたはそこにお持ちであるから見ておられるか……。
【次の発言】 ちょっと待った。委員長の手元にあり、小林君の手元にあるだけで審議するのは、それは片手落ちじゃないか。

第33回国会 外務委員会 第16号(1959/12/11、5期、日本社会党)

○吉田法晴君 時間もおそいから簡単に二、三点お伺いいたしたいのですが、松下さんとはこれは同県人の関係でよく御存じのようですが、二十九年の九月に東京でトラン・バン・チェットにお会いになったときに仲介になった者、それから三十年の二月にベトナムにおいでになったときに仲介者として期待された人、これは松下さんなんでしょうか……。この点は質問を取り消します。  岸首相とは、これは岸首相が満州におられるとき、それから久保田さんがあの水豊ダムの建設なんかなさったときからお知り合いのようですが、岸さんとはいつごろからお知り合いでございましょうか。それから今度のベトナムの問題について、何べんも行ったり来たりしてお……

第33回国会 外務委員会 第17号(1959/12/12、5期、日本社会党)

○吉田法晴君 われわれは、ベトナム賠償の実態が、あるいは軍事工場を作るとか、あるいはマイクロウエーブに関連をするとか、ベトナムにおけるアメリカ軍等の軍事力の強化に使われる、そういう意味においては、これからの安保条約の改定、安保体制の強化というものと関連があるという観点から、ベトナム賠償について従来質疑をして参ったんでありますが、ベトナム賠償を審議しております最中に、国連軍の行動に関連をして、吉田・アチソン交換公文が安保条約の改定後、新しい軍事同盟の締結後についても交換をせられるだろうということで、昨日来大きなニュースにもなり、あるいは国民の大きな関心になっておりますだけに、これについてお尋ねを……

第33回国会 外務委員会 第18号(1959/12/15、5期、日本社会党)

○吉田法晴君 ベトナム賠償に関連をいたしまして、参議院は、今、国民の要望にこたえて審議をいたしておるのでありますが、参議院においても衆議院におけるがごとく、この審議促進と、いろいろな疑問がございまするにかかわらず、これを強引に押し切ろうとする動きがやや見えて参った感がいたすのであります。藤山外務大臣に冒頭お尋ねを申し上げなければなりませんのは、衆議院のようにいろいろな疑問が出、あるいは戦争損害はきわめて軽微ではないか、あるいはそれは北に限られておるのではないか、あるいは鶏三羽に対して二百億という賠償が妥当ではないのではないか、あるいは南に払った賠償が北に及ばないのではないか、こうした疑問が提出……

第33回国会 外務委員会 第19号(1959/12/16、5期、日本社会党)

○吉田法晴君 ちょっと関連。これはまあ白ばくれて通そうとしておられますけれども、外務省は、艦船の――艦船というか、民需的なものだということで言いのがれをしようとしておられるようですけれども、TERMが監視委員会から退去を命ぜられたということは、これははっきりしておるわけですね。TERMの直接指揮で、そして横須賀に準ずる大工廠を作ろうとしておる。明らかにこの軍需工場、あるいは軍需工場というよりも、直接軍管理のもとの、この軍港なり、あるいは海軍工廠といいますか、そういうものを作ろうとしておるという点が明らかになれば、外務省としては、それがジュネーブ協定違反だということは、これはお認めにならざるを得……

第33回国会 外務委員会 第20号(1959/12/17、5期、日本社会党)

○吉田法晴君 議事進行。これは衆議院と思うかもしらぬけれども、突如淺沼社会党書記長の懲罰動議が提出されたということで、党において重要協議をしておるので、委員の諸君も全部引き揚げてくれ、こういう連絡がございましたので、委員会を途中で、質疑の途中ですけれども、休憩をしていただきたいと思います。

第33回国会 外務委員会 第21号(1959/12/18、5期、日本社会党)

○吉田法晴君 議事進行。
【次の発言】 一時までというお約束で、一時をすでに過ぎております。杉原さんの質疑があったようですけれども、私も、これからのわずかの時間御質疑を申し上げたいと思います。実際には時間が足りませんので、これは、また機会がございましたら、大沢参考人に来ていただく機会を持っていただくことをお願いをして質問を進めます。  先ほど、ベトナム民主共和国とフランスとの間には、一九四六年のフォンテンブローの協定もあり、その内容は、終戦――戦時休戦に関する条項だけじゃなくして、通商航海条約、あるいは文化、科学、その他国家としてのあらゆる活動部面にわたっての条約が、両国家の条約があるので、平……

第33回国会 外務委員会 第22号(1959/12/19、5期、日本社会党)

○吉田法晴君 ちょっと関連。  この前のときも、要求大臣が出られないで、途中で、実は中断しなければならなかった。で、きょうも、まあこれは、おとといから要求をしているわけなんですけれども、それぞれの理由で出られないのですが、これは、外務大臣にお尋ねをしたいのですけれども、政府を代表して出ておられるのは、外務大臣だけですから、六十三条も引き合いに出して、当時、決裁の調印をされた岸総理、それからこれは財政関係あるいは特別円に関しますから、大蔵大臣にぜひ出席を願いたい。統一見解として愛知官房長官が答弁せられたところと、それから藤山外務大臣の答弁とは、非常に食い違っているから、責任者が出て答弁せよ、こう……

第33回国会 外務委員会 第23号(1959/12/21、5期、日本社会党)

○吉田法晴君 ちょっと議事進行。本会議が始まったようですが、本会議中をどうするかということは、私は相談があってしかるべきだと思うのですが、委員長あるいは与党の理事から一方的に連絡があったのかどうか知りませんが、今とにかく事務局に聞くと並行審議をしたいという申し出を委員長からされておるんですが、そういうとにかく一方的な申し出は、これは委員会の信義を裏切るものだと思うのですが、いかがですか。
【次の発言】 関連して。先ほど来同僚大和君の質問に答えて仮調印々々々と言っておられますが、仮調印でなかったことは、これ明瞭じゃないですか。ジェム土木局長なりフランス代表が交渉とそれから署名に参加したのは、当時……

第33回国会 外務委員会 第24号(1959/12/22、5期、日本社会党)

○吉田法晴君 私は日本社会党を代表して、外務委員長草葉隆圓君の不信任動議の趣旨説明をしなければならぬのを大へん遺憾に存じます。  前外務委員長鹿島守之助君がベトナム賠償問題を審議しようとする直前、草葉隆圓君に交代をせられました際にも、本委員会あるいは議運等についてもいろいろ問題になりました。私どもは鹿島君が本ベトナム賠償の問題に直接関係をし、ベトナム賠償の内容をなしますダニム・ダムの工事の請負者の一人となっておられることが、委員長更送の一つの理由ではないかと想像をいたしました。もう一つは、温厚な鹿島守之助君にかえるに、議運の委員長として議事運営になれ、あるいは強行突破をするのにふさわしい委員長……

第33回国会 外務委員会 第25号(1959/12/23、5期、日本社会党)

○吉田法晴君 ちょっと待って下さい。これはまあ今までに提出をされておるんでしょうが、この提出した時期はうんと前でしょうが、そのときから言えば、これはもう請願は採択してしかるべきであったろうと思うんだが、それをしなかったから云々ですが、今までの慣例からいうと、そういうことですか。
【次の発言】 関係法案については請願を採択しない……。
【次の発言】 これはまあさっきの案件と違って、この本国会の議題になっている案件ではないのですが、それについてその意見を述べる、請願をすることは憲法に保障されたこれは権利ですが、ただ国会としての意思については、即時打ち切り要求決議を上程して否決されたという事実は、こ……

第33回国会 外務委員会 第26号(1959/12/26、5期、日本社会党)

○吉田法晴君 一点だけ。じゃ、国連軍の出勤に関連をしてお尋ねしたいのですが、この前のときも、それから先ほどの同僚森委員の質問に答えての朝鮮への国連軍の出勤についても、事前協議の対象になるのだ、そしてそのことについてこの前のときに日米間の了解を得ているのだ、こういう御答弁でしたが、この前の答弁の直後、米国側の意向として国連軍出動に対しては事前協議のワクに入り、あるいは制約を受けるということは、アメリカ側としてはこれは欲しないところだ、事前協議の対象になるかどうかという問題は、政治問題になるだろう、こういう報道がございまして、日米間に協議が成立をしておるとは、これは客観的に見えないと私どもまあ判断……

第33回国会 商工委員会 第2号(1959/11/05、5期、日本社会党)

○吉田法晴君 いろいろ問題がございますけれども、きょう聞いておかなければならぬことに限ってお尋ねしておきます。問題は石炭政策ですけれども、石炭政策全般については本格的に御質問申し上げる機会があとであるだろうと思いますが、本会議で質問をいたしております同僚議員の質問にいずれも検討中ということでございますけれども、この国会には離職者対策を中心にして法案を出すだけで、石炭を含む燃料政策、基本的な石炭政策は通常国会というように新聞では言われている。通産大臣の心細みと申しますか、プログラムを承りたい。
【次の発言】 そうすると、石炭対策の全面的なものは通常国会までに出したい、こういう従来の言明の通りです……


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第34回国会(1959/12/29〜1960/07/15)

第34回国会 社会労働委員会 第27号(1960/04/26、5期、日本社会党)

○吉田法晴君 関連をして明らかにいたしておきたいと思うのでありますが、関連してお尋ねをいたしたい点は、今の四月十八日早朝の警察官の実力行使は、警職法によらず、民事訴訟法五百三十六条二項によって云々ということでございますから、執行吏が五百三十六条二項に該当する情勢にあるとして判断した云々というような答弁ですが、そこでお尋ねをしたいのですが、これは午前三時何十分ですか、四時前、そうするとこれは深夜であります。深夜に執行史が執行する場合には、文書をもって通告をしなければならぬ、この点は御存じの通り、それから執行吏が執行する場合についても、身体に対する直接強制は、執行法上違法であるという有力な意見があ……

第34回国会 商工委員会 第4号(1960/02/11、5期、日本社会党)

○吉田法晴君 関連して。先ほど来、災害防除に関する科学技術の研究ということで、原子力の需要等もずいぶん雄大な構想を、雄大なというか将来にわたって構想を述べられました。今お話の中に出ておりました検潮所やなんかも伊勢湾台風のときの実情を見ると、検潮所はあるけれども無線連絡ができないのです。無線連絡どころではない、電話線さえなかったというのが実情のようです。  それからレーダー施設にしても今、大東局の話も出ましたが、今までは背振から鹿児島の南方のところに作る、というようになったのが今までの実情であったと思うんです。台風の進路それ自身を把握するのにまだ十分でなかった。あるいは今の中曽根構想から言います……

第34回国会 商工委員会 第7号(1960/02/18、5期、日本社会党)

○吉田法晴君 関連したところだけ伺いますが、中小企業に対する影響がどういう工合であるかという点について、あるいは個々の産業との関連において、中小企業庁長官は何か勉強が少し足りん、それから自由化の方針をどういう工合に、いわば中小企業の立場から修正するか、こういう点についてはまだ意見がない、こういう話であったわけです。それでみますように、大臣は、自分はもともと自由主義でいくのだ、あるいは自由化の方針を大臣就任当初から持っている、こう言われますけれども、いわば手さぐりで自由化をやっているというのが実際じゃないでしょうか。その、何といいますか、業界の意見を聞きながらということですが、委員会等も作られて……

第34回国会 商工委員会 第10号(1960/02/25、5期、日本社会党)

○吉田法晴君 鉱山局長にお尋ねをしてあと関連をして、石炭、それから保安局長にお尋ねしたいと思いますか、この法律案提出の際に、この法律はきわめて事務的なものであって、滅失鉱業原簿の調製が完了したから法律として廃止しようという提案理由をもって大体了とするわけでありますが、この法律ができたのは、昭和二十五年、すでに十年たっております。制定当時の政府の説明では、滅失鉱業原簿の調製は、大半のものは一年以内に完成する、権利関係のやっかいな一番事業の複雑なものでも、おそくとも三年ぐらいには片がつくということでありましたが、廃止法が提案されるまで十年間かかっております。おくれた理由は何か。むづかしい問題、ある……

第34回国会 商工委員会 第13号(1960/03/10、5期、日本社会党)

○吉田法晴君 前回栗山委員あるいは近藤委員等から御質疑があったようですが、問題は七年が妥当であるかどうかということと、それから審査官なり、あるいは特許庁の職員になる者が少ない。その原因は希望が持てる云々ということもありますが、給与の点もあるんじゃないかと考えるのですけれども、その点、二点についてお尋ねをいたしたいと思います。希望を持たせるという意味で、特許庁では五年くらいが妥当ではないかという御意見であります。それから弁理士の方では十年の御希望であったということを聞いております。まあ妥協といいますか、ことのようですが、あるいは重複するかと思いますけれども、その七年でなければならぬという理論的な……

第34回国会 商工委員会 第32号(1960/05/18、5期、日本社会党)

○吉田法晴君 石炭鉱業合理化臨時措置法の一部を改正する法律案につきまして、同僚委員から質疑があったようでございますが、今度の改正の重要な点は、合理化の中に石炭鉱業の近代化という考えが入り、そのための整備手業団の改組、融資等が中心であるかのように思うのですが、その近代化、合理化の中心は実際に行なわれる場合に、提案理由の説明にもありますように、政府、業界一体となって、その達成に努力をするということで、労働者の協力をどれだけ得ようとするかという点については、これは全く考慮がない。逆に合理化の中心をなすものは戦後の荒廃の中から今日に至りました炭鉱、石炭の復興に大きな寄与をしてきた労働者の中から首を切る……

第34回国会 商工委員会 第33号(1960/05/19、5期、日本社会党)

○吉田法晴君 昨日三池の問題をお尋ねをしておったのですが、不幸にして池田通産大臣おられませんでしたので、池田通産大臣にお尋ねをすること、樋詰局長から私は知らぬと、こういうお話でした。三池の問題でお尋ねをいたしたいと思いました点が二つある。一つは、合理化という問題についての基本的な通産大臣のお考えあるいは政府の方針というもの、それはあとで聞くことにいたしまして、私どもこれは巷間聞くところですけれども、三井鉱山の重役なり、あるいは三井銀行の重役なりと池田通産大臣と親しい関係もあるかもしれませんが、個人的に要請、個人的か公か知りませんけれども、要請をしたことが政府の方針を動かす基礎になっておるのでは……

第34回国会 法務委員会 第4号(1960/03/03、5期、日本社会党)

○吉田法晴君 ちょっと関連して、はっきりしておきたいのですが、前回言われました「九学連の書記局側は代表が来ましたが、全学連の書記局側は代表が来ないために」云々という、これは間違いだという、捜査の際には学生の立ち会いはなかった、こういうことで、それははっきり訂正されたのですね。前回の答弁は不正確でありましたと、こういう点はお認めになりますね。
【次の発言】 速記録を読んだかと言うと、読んでいない。速記録を読みましょうか。速記録にはっきり、九学連の詳記局側は代表が来ましたが、全学連の書記局側は代表が来ないために云云と、はっきり書いてある。この速記録のとにかく信憑性をあなたは疑うのですか。あるいは委……


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第36回国会(1960/10/17〜1960/10/24)

第36回国会 商工委員会 第2号(1960/10/24、5期、日本社会党)

○吉田法晴君 大事だが、石炭政策を確立すべきだという点から離職者対策の方に長官はそうされようとしております。離職者対策についての不十分さは、御論議いただいてけっこうなんです。それについて、生活保障といいますか、賃金の差額補償といった具体案が阿具根君から出たのですが、その前の問題について、両大臣がおられますから、私もお伺いしたい。  気持はよくわかる、それから石井通産大臣の、何といいますか、気分論なんですが、基本は、二人とも言っておられるように、石油と対抗できない部分については、これはコストダウンなり、あるいは生産の縮小なり、やむを得ない。基本的に、レッセフェアというのですか、自由競争があって、……

第36回国会 法務委員会 第閉会後2号(1960/12/01、5期、日本社会党)

○吉田法晴君 今の説明を聞くと、遺書を書く、あるいは七生報国といったような右翼少年ですか、右翼的な信念については、鑑別の対象としてキャッチしなかった。従って自決をするかもしれぬという点もわからなかったという点はお認めになった。見ているべきではなかったかというお言葉がありましたが、その心情、あるいは間違った信念ですけれども、人を殺してもそれが正しい。あるいはその自分の信念を、生まれかわっても実現をしたい、こういうような心境になったという点の把握がなかった。その点はお認めになった。ただ、それからどうすべきかという判断がなかったということをお認めになったのですが、その点をはっきりお認めになるかどうか……


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第37回国会(1960/12/05〜1960/12/22)

第37回国会 商工委員会 第2号(1960/12/15、5期、日本社会党)

○吉田法晴君 電力全体について特に開発資金とそれから電力料の問題について全般的に栗山委員から指摘がございましたが、そういう全体のあれの中で電力料問題も検討せられなければならぬと思うのですが、ところが実際には問題がたくさんあり、全体の調査解明の中で問題をきめていこうという態勢のほかに、九州電力については内申請がなされた。選挙前に、当時の石井通産大臣にお尋ねをしたところが、申請はあって、十月一日から実施という申請だけれども、この問題については慎重に対処したい。それから池田内閣、これも第一次内閣でも第二次内閣でもそうですが、公共料金については値上げを抑制をしていきたい、こういうことだから、この九州電……

第37回国会 商工委員会 第3号(1960/12/19、5期、日本社会党)

○吉田法晴君 物価が出ましたから、物価問題から始めて、二、三御質問申し上げたいと思います。  物価の抑制方針は、今も述べられ、先ほどの、午前中経済企画庁長官のあいさつの中にも入っておるわけですが、実際には、野菜だけでなくて、諸物価が上がって、政府で調べられた消費者物価指数では、少し上がりかけているけれども、大したことないと、こういう前臨時国会での答弁等もございました。実際には家計を調査してみますというと、標準家族で、これは東京、大阪等大都市においては、どこでも三、四千円の生計費の高騰を見ております。生活協同組合だとか、あるいは消費者団体連合会だとか、あるいはその所属団体の中の調査の一々は申し上……

第37回国会 商工委員会 第4号(1960/12/21、5期、日本社会党)

○吉田法晴君 理事会会で不審査するのはどうでもいいのですけれども、今、案件はそうたくさんならともかく、わずかですし、ですから理事会の結果を御報告いだだいて、委員会が審議をする権限ばちゃんと残しておいていただくようにお願いいたします。

第37回国会 商工委員会 第5号(1960/12/22、5期、日本社会党)

○吉田法晴君 法案によりますと、東南アジア等の後進地域に対する経済協力のための資金を用意しよう、こういうあれですが、通症省の最近の、本年度、来年度の輸出貿易の見通し等を拝見いたしましても、今後ドル防衛あるいはアメリカ、ヨーロッパ諸国の景気停滞からする輸出競争の激化という点も予想をせられますし、今後貿易を伸ばしていくためには、あらゆる施策を用いなければならぬと、経済企画庁、通産省等においてもお考えのようでありますが、特にドル防衛措置によって直接大きな影響を受けますところのあるいは肥料、化学製品あるいはセメント等々、これは数日前の委員会の質問で経済企画庁長官自身も品目をあげて御心配になっておりまし……


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第38回国会(1960/12/26〜1961/06/08)

第38回国会 商工委員会 第2号(1961/02/09、5期、日本社会党)

○吉田法晴君 質問に入ります前に、資料でお願いをしたい点がございます。科学技術庁の大臣の所信表明の中にも、研究公務員の待遇を改善し、科学技術の振興に資したい、こういうあれがございますが、方々で予算の説明を聞いておりまして、研究機関、研究所等のいろいろ説明がございましたが、この研究公務員の給与一覧表といいますか、比較表、それに所管の部分のほかに、大学の先生等比較し得るものを添えて提出していただきたい。  それからもう一つ、通産省の財政投融資計画総括表について説明をいただいたのですけれども、これは実績は一件当たり幾ら云々という点が、これは過去のものでございますから、ございましょう。それに多少の説明……

第38回国会 商工委員会 第閉会後2号(1961/08/01、5期、日本社会党)

○吉田法晴君 二つお尋ねしたいのですが、時間がございませんから、こまかく分けて御質問をしないで、一括して質問をいたします。  一つは、電力料金の値上げ問題と、それから三月七日の閣議了解との矛盾。東京電力の値上げ申請がなされましてから、私も予想されましたから、国会中ですから、経済企画庁長官あるいは通産大臣等に質問をいたしました。その際には、三月七日の公共料金抑制に関する申し合わせというものを尊重しながらやっていきたい、こういうお話。東電の電力料金値上げを自民党の総務会等を通じて再審査をさせられるという結果、若干下回りましたけれども、全部でみますと一三・七%、電力料金は平均をいたしますと二〇%をや……

第38回国会 商工委員会 第6号(1961/03/09、5期、日本社会党)

○吉田法晴君 私は、九州電力の料金改定についてお尋ねをいたしたいのですが、まず経済企画庁長官にお尋ねしたいのです。過ぐる七日の閣議で公共料金などの値上げについて当分の間極力認めないことにしたい――相当大きく新聞等でも、取り上げておりますし、それから全面禁止に近い――こういう報道がなされておりますが、このことは官房長官の談話等にもございますので、そういうふうになっておるかと思います。ところがそれは七日、翌八日に九州電力の料金改定について急にきめる、あるいは条件付了承云々といったようなことさえもある。昨年の九月の物価抑制について、特に公共料金については特にこれは押えるという申し合わせがあったのです……

第38回国会 商工委員会 第7号(1961/03/14、5期、日本社会党)

○吉田法晴君 去る九日、福岡県田川郡香春町上清炭鉱において坑内災害が発生し、当時入坑者九十一名のうち七十一名が死亡した事件が突発し、本院におきましても事態の重大性にかんがみ、本会議においても問題が取り上げられましたが、十日参議院より院議による議員派遣として当委員会の剱木委員長と私、他に鹿島俊雄、小柳勇、村尾重雄の三君と計五名が現地に参りまして、つぶさに災害状況を視察するとともに、犠牲者に弔意を表して昨日帰京して参りました。正式報告は別に院に報告することとして、本会議における通産大臣の報告は簡単にして形式的であったという不満も一部にございましたし、災害の原因、対策、あるいは防災努力、監督行政の実……

第38回国会 商工委員会 第8号(1961/03/16、5期、日本社会党)

○吉田法晴君 先般来、炭鉱災害が相次いで起こり、特に上清炭鉱の七十一名の災害にあたりましては、院の決議に従って私どもも派遣をされて調査に参りまして、そのあと、こうした人命を軽んずる風潮を防止するために、人一人の命が地球よりも重いといわれるこの民主主義の精神が生かされるためにいかにすべきかという点について相談をしております際に、きょうまた炭鉱災害があったと聞きました。大辻炭鉱で十二時過ぎにコンプレッサー室から発火をして、十名重軽傷にあわれた。それが救援なり消火に入坑した所長以下二十六名のうち二名は死体で搬出された。しかし、残り二十四名はまだ連絡がとれぬ、消息不明という、これは非公式ニュースであり……

第38回国会 商工委員会 第14号(1961/04/04、5期、日本社会党)

○吉田法晴君 まず事務的なことから伺っておきますが、さっき十一のところで、テイ・マークとかいうお話でしたが、テイというのは、逓信省の「逓」――当用漢字にありませんけれども、テイというのはどういう意味なんですか。
【次の発言】 そうすると、従来逓信省時代の監督行政の範囲内であったから、そのまま踏襲するということですが、法律を作って法律に基づいて云々するということになれば、そういう「逓」であるとか、「テ」とかいう点を法の中に取り入れるというのはいかがかと思うのですが、今までそうしておったからそうするのだ、こういうお話だと思うのですが、実績はそれほど無視できないという実情にあるからそうするのだ、ちょ……

第38回国会 商工委員会 第19号(1961/04/20、5期、日本社会党)

○吉田法晴君 資料の要求をしておきます。新技術開発事業団関係については「新技術開発制度のあらまし」の中に若干出ています。しかしこれは今まで取り上げられてきた例、これから取り上げられようとする例、たとえば石炭なら石炭の問題についても、これは資源技術研究所なり、あるいは各大学に石炭化学あるいは応用化学分野があって、いろいろありましょう。研究されて、今後問題になる部分は出ておりません、今までの研究のあれは出ておりますが。それと、それでは組合で研究する部分とが重複するかせぬかという、今の問題にも関連いたします。考えられる今後の技術開発のテーマと申しますか、そういうものがありましたら、資料として出しても……

第38回国会 商工委員会 第20号(1961/04/25、5期、日本社会党)

○吉田法晴君 椿委員が質問をされておるときに、その都度疑問が起こったりいたしましたけれども、関連を御遠慮して、まとめて多少質問を申し上げたいのですが、あるいは前回等の質問と重複する部分があるかもしれませんが、その点をお許しをいただきます。  まず、さっき椿委員の質問に答えて、MSA資金で十億五千万がまかなわれた。そうしますと、MSA資金の際には、MSAの当然の本質として軍需あるいは軍需生産力の育成という点が、少なくともアメリカのMSA法にはあるわけでありますが、御答弁によると、何らの条件がついていない、こういうお話ですが、十億五千万は使ってしまったから、そこでもうMSA法によるひもといいますか……

第38回国会 商工委員会 第21号(1961/04/27、5期、日本社会党)

○吉田法晴君 前回、両法案のいわば序論的な質問があり、それから午前中、新技術事業団と研究組合に関連して質問がございました。これを取り巻いておる科学技術政策全般について、まずお尋ねをいたしたいと思います。  科学技術会議の答申が、最近二つ出ているようでありますが、この科学技術会議の答申について、これを全面的に強力に実施する意思があるのかどうか、あるいはどの点から手をつけていこうとされておるのか。二つの案だけでなしに、これを取り巻いておりまする全般的な問題についてお尋ねをいたしたい。
【次の発言】 具体的には何もおっしゃいませんでしたが、私が伺うところでは、もう少し広範な科学技術振興の構想があった……

第38回国会 商工委員会 第26号(1961/05/26、5期、日本社会党)

○吉田法晴君 あるいは順序が前後するかもしれませんけれども、お許しをいただいて、質問を進めたいと思います。この前、核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律の審議の際に、これは大臣もかわっておりますし、それから局長もかわっておられるようですが、今度提出せられました法律案の件について、質疑等が行なわれているのですが、あの規制に関する法律で、万全を期すると、こういう建前になっておるわけでありますから、あの原子炉規制に関する法律の、その後の実施状況というものを、まずお尋ねをしなければならぬのですが、詳細は資料でお願をすることにして、大要でけっこうです。

第38回国会 商工委員会 第27号(1961/05/30、5期、日本社会党)

○吉田法晴君 たくさんあるのですが、なるべく要領よく質問をして行きたいのですが、初めに加藤先生から口述をいただきましたので、あるいは金沢先生にお尋ねすることと関連することがあるかと思いますが、お尋ねしておきたい。  この法律は、最初加藤先生述べられたように、損害賠償についての特則、そうして無過失賠償責任が課せられておる、こういうことですが、民法七百十七条との関連を述べられましたが、事実読んでもちょっと先生の最後のところが少しわかりかねるのでお尋ねをするのですが、その無過失賠償責任を課しても、注意義務は免除されるわけではない、あるいは制裁機能がなくなるわけではない、こういうお話でございました。意……

第38回国会 商工委員会 第28号(1961/06/02、5期、日本社会党)

○吉田法晴君 一点だけお尋ねしておきたい。  衆議院の修正をしていただきました委員の方、おいでいただくのもこの機会しかないと思いますから、一点だけお伺いいたします。  それは、前払い式月割賦販売の場合、動産といいますか、品物が消費者に渡される前に全部払ってしまわなければ、所有権を移転しない、こういうような規定になっておって、民法の動産の即時取得の重大な例外になっている。そういう点では、法理的にも問題がある。それからほかの商慣習を見ておりますと、大体半分ぐらい払えば、所有権を移転するというのが実情じゃないかと思います。これを詳しく述べるひまはありませんが、それを、全部払わなければ所有権を移転しな……

第38回国会 商工委員会 第29号(1961/06/07、5期、日本社会党)

○吉田法晴君 今の阿具根委員の質問に関連して一点と、もう一つ伺いたいのですが、生活協同組合等の場合は、八条の四号のイというわけですか。「組合並びにその連合会及び中央会」ですか。
【次の発言】 そうしますと、協同組合もだし、あるいは農協等についても問題だということになるわけですね。そうすると、実際には協同組合の場合についても、月賦というか、あるいは割賦販売が行なわれておっても、この法律は適用はできない。それを流通部会等で研究をして、同じような保護といいますか、法律関係での規制方法を研究し、必要であれば実施をしたい、こういう御答弁ですね。

第38回国会 内閣委員会 第16号(1961/04/06、5期、日本社会党)

○吉田法晴君 関連。四十一万という税金の額は言われる。しかし、あとは御想像におまかせしますと、こういうお話ですが、それはおかしいじゃないですか。第一税金は言えるが、その元本が言えぬというのは筋が通らぬ。それから、問題は五千万円を五千八百万円に上げるのが妥当かどうか、こういう審議をしている際に、予備費もあれだが、余る。その五千万円の中から二千万円ということじゃないかもしれぬけれども、しかし、そういう内廷費の中から余裕が出てきたということは間違いない。その余裕が出てくる金額ならば、五千万円でも余裕があるじゃないか、余りがあるじゃないか、こういう疑問が出てくるのは当然であろうと思うのです。それに対し……

第38回国会 内閣委員会 第28号(1961/05/19、5期、日本社会党)

○吉田法晴君 池田総理は近く訪米をされるということで、訪米の話の内容についていろいろ論議をされ、あるいは先ほども横川委員から質問がございましたが、経済的な問題についてはここではお尋ねをいたしません。防衛二法案に関連してお尋ねするのでありますが、二点だけお尋ねしたいのであります。  沖繩の施政権返還問題については、沖繩の県民、七十万の県民だけでなくて、日本の国民の総意でもあり、かつては国会の決議もあったわけであります。その後、実際問題として中距離誘導弾等の基地等もあって、なかなか話が進まないようであります。岸総理は、出発前には、国民に強い交渉をするという約束をされましたけれども、向こうに行っては……


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第39回国会(1961/09/25〜1961/10/31)

第39回国会 商工委員会 第6号(1961/10/26、5期、日本社会党)

○吉田法晴君 これからちょっと炭労の代表と会われるというので、私もあまり引っ張ることは本意でないので、五分もないのですが、これは法案に関連をすることです。それで、だいぶ衆議院段階で修正をされたといいますか、修正案が出てきたわけですが、その改正輸出入取引法においてもなお独禁法の骨抜きあるいは精神違反じゃないかという心配と不安とは残っております。特に中小業者の輸出業者が、これによって致命的な影響を受けるのじゃないか、こういう心配が残っておる。したがって、それをどういう工合にカバーされるか、救済されるかという一点であります。時間がありませんけれど全部申し上げますが、反対をしておる向きの主張は、この改……

第39回国会 商工委員会 第7号(1961/10/30、5期、日本社会党)

○吉田法晴君 あとでまた、基本問題に入って質問をいたしたいと思いますが、産炭地振興問題について、阿部さんが質問をしておりましたので、その関連分を先にいたしたいと思います。  産炭地振興法について、現地に行っては、各大臣あるいは自民党の諸君といえども、この産炭地振興法案は不十分だ、もりともよくしたいという話は公式にしてこられました。ところが実際には、この前の法案が、そのまま実は出ておるわけです。それから衆議院の審議段階で、事業団を設けるという点については、これは事業団を設けたい、こういう答弁があったのです。それからいただきました、これは資料といいますか、「石炭新政策について」という、これは公式に……

第39回国会 商工委員会 第8号(1961/10/31、5期、日本社会党)

○吉田法晴君 同僚中田委員から質問をいたしております際に、私から、中小貿易業者の商権存立が脅かされるのではないかという点を、輸出入取引法に関連して御質問申し上げたのですが、納得のいく説明を得られませんでした。そのあとも、個人的にもお話を申し上げたのですけれども、どうも私は日中貿易に従事する者あるいは社会主義圏との東西貿易を志す者を中心にして質問をしているかのごとく理解せられて、その面での話、答弁はございましたけれども、中小企業一般と、それから輸出入取引法との関係というものについては、大臣の答弁では明確な答弁は願えませんでした。輸出入取引法が、輸出入取引の面でのカルテル行為と申しますか、大手商社……


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第40回国会(1961/12/09〜1962/05/07)

第40回国会 科学技術振興対策特別委員会 第4号(1962/03/01、5期、日本社会党)

○吉田法晴君 所信表明に関連をして一、二同僚議員から御質問がございましたが、所信表明の中にも最近の世界的な話題といいますか、課題の、宇宙開発に関する科学技術を一段と促進し得るよう措置を講じたということですが、どういうことをお考えになっているか、具体的なあれがあればお示し願いたい。  それから、南極観測について打ち切られたわけですが、これをどうするか、御所見があったら承りたい。  それから、最近のソ連の宇宙衛星船におくれをとっておったアメリカで、人工衛星船が打ち上げられた。地球を三回転したということで、宇宙開発の問題がにわかに科学の問題として出てきておりますが、ただそれに対して、中には宇宙の開発……

第40回国会 科学技術振興対策特別委員会 第6号(1962/03/22、5期、日本社会党)

○吉田法晴君 この法律の改正によって理事を一名増員するということですが、前回の同僚近藤委員の質問に答えて、民間から採りたい、こういう方針だけは示されているわけですが、新聞には具体的にどこのだれという点も報ぜられたりしておりますが、私は、まあ委員会を通じてそういう質問のあったときに言わないで、委員会外で新聞に漏らされるということは、実にけしからぬと思う。法に関連して質疑をしておる際に……。そうして、そのことが宇宙開発についても、科学者とそれから技術庁との対立を来たすような一つのやっぱり原因じゃないかという心配をするわけですが、こういう点について、どういう工合にお考えになりますか。

第40回国会 科学技術振興対策特別委員会 第7号(1962/03/29、5期、日本社会党)

○吉田法晴君 きょうは、自然災害に関連をして、気象庁の気象研究所の予報研究部長に来ていただき、また林野庁、経済企画庁、通産省からそれぞれ関係課長に来ていただいておりますが、御都合がおありのようでございますから、気象研究所の予報研究部長に初めお話を承りたいと思います。  前回、気象庁の予報部長から気象情報、それからその中で一般の天気図なり関連をいたします気象観測、そのほか特定の台風その他の気象状況の把握りために、レーダー・ネットが作られようとしておる。あるいは台風の観測に飛行機が使われる。将来にわたっては人工衛星等も利用せられるだろうというお話、あるいは降雨の観測について、ロボット観測の網を張り……

第40回国会 科学技術振興対策特別委員会 第8号(1962/04/10、5期、日本社会党)

○吉田法晴君 経済企画庁の水質保全課長さんと水質調査課長さんに来ていただいておりますが、当面の担当は工業用水あるいは公共用水域の調査ということですが、この経済企画庁の工業用水、それから公共用水域についての調査あるいは水質保全という点は、経済企画庁が直接御担当になるわけですが、産業廃水処理技術部会というのがあるということですが、この関係はどういうことになるのですか。
【次の発言】 この産業廃水処理技術部会というのは、「工業技術」という雑誌に「産業公害の現状と問題点」ということで二号にわたって報ぜられておりますが、それによると、工業技術院では云々と書いて、進藤武左衛門氏が部会長になって産業廃水処理……

第40回国会 科学技術振興対策特別委員会 第9号(1962/04/24、5期、日本社会党)

○吉田法晴君 同僚委員から御質疑も願っておりますし、大して残っておらぬのですが、ただ原子力委員会設置法の一部改正で、原子力委員会で放射能対策を実施する、あるいは調査されるということになりますと、他の機関との、同様の調査なり対策を講じているところとの関連が問題になりますが、内閣に設置されている放射能対策本部との関係はどうなるのか。  それから各省庁で放射能あるいは放射性物質の調査あるいは対策をやっておられる部分がありますが、それとの関連、あるいは総合調整ということをどういう工合にされるのか、その点だけを伺っておきたいと思います。
【次の発言】 私は日本社会党を代表して、原子力委員会設置法の一部改……

第40回国会 科学技術振興対策特別委員会 第10号(1962/05/07、5期、日本社会党)

○吉田法晴君 各会派を代表いたしまして、委員長から御報告のございました防災科学技術振興に関する調査の中間報告に基づきまして、防災科学技術振興に関する決議案を提出いたしたいと思います。まず、案文を朗読いたします。    防災科学技術振興に関する決議(案)   我国は、その地理的条件及び気象的環境から自然災害を蒙ることが極めて多く、加うるに産業の急速な発展に伴ない産業公害も逐年累増の一途をたどりつつある。   然るに政府の防災対策の現状をみるに、それが罹災後の対策に追われ、しかも局部的彌縫的に流れる嫌いなしとせず、国土保全並びに人命保護の見地から、防災科学技術の振興は頗る急を要するを以って政府は次……

第40回国会 外務委員会 第18号(1962/04/26、5期、日本社会党)

○吉田法晴君 ガリオア・エロアが債権債務であるかどうか。まあ「債務と心得る」という話なんですけれども、「債務と心得る」にしても、「債務である」というにしても、債権債務というものはこれははっきりしていなきゃならぬ。世間でも、とにかく、いわば得意貸しといいますか、得意貸しについて取り立てる、あるいは道義的に支払うというなら別問題ですけれども、証文なしに金を支払うということはないと思う、常識的に考えても。「債務と心得る」という話でありますが、債務なのかどうか、それからいつ債務となったのか、明らかにされたい。
【次の発言】 予算法その他、あるいはアメリカ側の従来の発言で「債務と心得る」、こういうことで……

第40回国会 社会労働委員会 第12号(1962/03/08、5期、日本社会党)

○吉田法晴君 おそくなってたいへん恐縮ですが、実は前臨時国会で、衆議院では石炭危機突破に関する決議という本会議決議がございます。参議院のほうは石炭四法案に対する附帯決議という形でいたしましたけれども、精神と内容はほとんど同じようなものであります。特に参議院の決議は詳細にわたっておったという点が、衆議院の本会議決議と違っておったところだと思いますし、それからそのとき御三人とも御存じだと思いますけれども、公述をしていただきました内容はほとんどそれらに関連をいたします。ただ公述をしていただきました部分で大事な点だけを明らかにしておきたいと考えますので、おそくなりましたけれども、一点ずつお尋ねをしてい……

第40回国会 商工委員会 第閉会後3号(1962/07/31、5期、日本社会党)

○吉田法晴君 関連。江迎の問題が出ましたから、関連してお尋ねをいたしたいのですが、これは主として保安局長に対する質問になるのではないかと思いますが、私どもも社会党として現地に調査に参りまして、佐賀、長崎、熊本等の議員で調査に参ったのですが、現地でボタがくずれた、それが原因なのか、あるいは山くずれが原因なのか、これはあとの復旧とも関連をして、たいへん心配をしているのです。いろいろ調査団も入って調査をされておるようですが、その第一回は、私どもが参りました直後すでに済んで、第二回は、現在は人られたあとだと思います。その中間報告等ができるのかどうか。これはまあボタのことですから、ボタの管理も含んで、今……

第40回国会 商工委員会 第4号(1962/02/08、5期、日本社会党)

○吉田法晴君 先国会で、石炭問題それから鉱業問題について決議をいたしましたが、その決議がどういう工合に実行されているかということを中心にしてお尋ねをいたしたいのであります。せっかく大臣も御出席いただきましたから、その決議の精神に従って、通産政策という中で、重要な点についてもお尋ねをいたしたいと思いますが、まず、総合エネルギー対策の確立という点であります。決議の中に、「総合エネルギー対策の樹立にあたっては、国産エネルギー源を安定供給源として重視する方針を堅持し、輸入エネルギー源については、長期の見透しを慎重に検討するとともに石油市場特に石油市価の安定について確固たる措置を講ずべきである。」、なお……

第40回国会 商工委員会 第7号(1962/02/27、5期、日本社会党)

○吉田法晴君 私も先般調査に参りました調査の結果に関連をいたしましてお尋ねをいたしたいのですが、まず産炭地発電に関連をしてお尋ねするのですが、五千五百万トンの目標、三十八年度におけるこの生産規模の計画を所得倍増計画あるいは経済成長に関連をしてワクをはずしてもらいたい、こういう要望はこれは労使を問わず出ているわけです。それから私が先般お尋ねを通産大臣にいたしましたときにも、通産大臣は五千五百万トンというのは何も固定した数字ではない、一応の目標高、これを拡大することについては総合エネルギー対策の中で実現をいたして参りたい、こういう御答弁があったのです。ところが現地に行って産炭地発電等を見て参ります……

第40回国会 商工委員会 第9号(1962/03/06、5期、日本社会党)

○吉田法晴君 二法案自身については、同僚議員から一、二御質問があったようでありますが、中小企業の金融全体、最近、金融引き締めを特にやりまして、その影響は一番中小企業に及んでいるだろうと思いますが、その金融引き締めの影響が一番及んでいる中小企業、その中において、この二法案で十分であるかどうか、こういう点について若干質問をいたしたいと思うのですが、まず昨年の金融引き締め措置以来、中小企業の売掛金の回収がおくれたり、あるいは大企業からの支払いが、従来現金であったものが手形になったり、あるいはその手形が長くなったり、支払い条件が悪化する等、中小企業はいろいろな形で深刻な影響を受けておるようでございます……

第40回国会 商工委員会 第12号(1962/03/15、5期、日本社会党)

○吉田法晴君 資料を一つお願いしたいのですが、それは先ほど鉱山局長の答弁で〇・一%上がったら一万数千円安くなるというお話ですが、今までの探鉱の結果どういうふうにいい鉱床が発見されたというか、業績の実績について、この次までに資料をお願いしたい。

第40回国会 商工委員会 第13号(1962/03/20、5期、日本社会党)

○吉田法晴君 この前のときに、探鉱をやっていくと品位が上がっていく。品位が〇・一%上がってもコストが数千円下がるというようなお話がございましたが、資料をいただきましたが、ごく簡単に探鉱の効果を資料によって御説明を願いたい。
【次の発言】 そこで品位がどれだけ上がったか、それからコストがどれだけ下がったかという説明はございませんでしたが、答弁洩れ、ひとつ……。
【次の発言】 これは北海道地下資源開発株式会社が調査あるいは探鉱をした結果だけではない。そのほかのものも全部含んでおるわけですが、そこで地下資源の開発問題に関連をして先般この商工委員会で決議をいたしました際に探鉱に対する国の総合的助成策の……

第40回国会 商工委員会 第16号(1962/03/29、5期、日本社会党)

○吉田法晴君 中小企業団体の組織に関するこの法印の成立当時、審議に十分参加いたしませんでしたから、お教えをいただく分も含むことになります。  第一点は合理化カルテルにかわります法律的根拠といいますか、あるいは憲法上の根拠でございますか、それをまずお伺いをいたしたいと思います。というのは従来の不況カルテルの場合には、その団体の構成員であります組合員等、あるいは組合員なり組合であるわけでありますが、それが存立が危う、なったということで、不況カルテルが独禁法に対する例外として認められる。ですからそれはそういう要件で、それから自主性云々ということで、自発的に作る云々ということで、不況カルテルが認められ……

第40回国会 商工委員会 第17号(1962/03/31、5期、日本社会党)

○吉田法晴君 二、三お尋ねをいたしておきます。法文によりますと、「積雪が特にはなはだしいため、産業の発展が停滞的で、かつ、住民の生活水準の向上が阻害されている地域」、これをいかにして指定するかという問題のお尋ねをいたしたいのです。基準をきめるということですが、基準はどういう基準が予想されておるのか。その基準によっておおよそどういう地帯が豪雪地帯として指定される見通しなのか。
【次の発言】 そうしますと、北海道、東北、北陸地方の全部ではないかもしれぬと思いますが、その中から府県が選ばれるということになると思うのですが、地域開発法との関係はどういうことになるのでしょうか。それぞれ審議会を作って基本……

第40回国会 商工委員会 第19号(1962/04/10、5期、日本社会党)

○吉田法晴君 一、二点ちょっと伺います。国民生活研究という雑誌を見ますと、「経済企画庁や大蔵省その他の官庁及び経団連をはじめ、財界の皆様方の絶大なる御支援のお蔭で、この法律が施行できる。」、こう書いてある。日本の場合に消費者団体の発展が十分でなくて、消費者の面からする消費行政の推進、あるいは国民生活についての研究という要素が足りない点この雑誌にも書かれておるんですが、経団連あるいは財界等の応援が従来の研究所に引き続いてもしあるとするならば、消費者のほうからする消費行政、あるいは国民生活の研究云々という点は薄くなるんじゃないか、こういう心配がありますが、その点はどういう工合に考えておられるか大臣……

第40回国会 商工委員会 第20号(1962/04/12、5期、日本社会党)

○吉田法晴君 三法に関連をしてお尋ねをするのですけれども、この間、石炭政策問題について閣議決定がございました。これは、まあ受け取り方によっていろいろあるだろうと思いますけれども、少なくとも雇用の面からいえば、石炭政策について大きな転換がなされたと考えなければならぬかと思うのですが、若干、従来の石炭政策と、それからこの間、閣議決定をみました石炭政策との関連というのですか、それから合理化法に出ております合理化計画というものとの関連を伺って参りたいと思いますが、四月六日の閣議で決定された石炭政策は私ども承知をいたしているわけでありますが、この四月六日の閣議で決定をみました石炭政策によって、今までの石……

第40回国会 商工委員会 第22号(1962/04/17、5期、日本社会党)

○吉田法晴君 関連して。森政務次官はお互いの不信がもつれの原因だ、こういうふうなお話ですが、それを全面的に否定するわけではございませんが、お話の中にありました未払い賃金は分割したものを払おうと言ったのに、もらわないでストになった、こういうお話。この辺御理解が少し違うのじゃないかと思います。というのは、今手元に記録がございませんから、日にちは正確に覚えておりませんが、なるほど半分は支払おう、あとの半分は操業に入って支払おう。その操業に入りますのに、まず問題は保安要員の問題だったわけですが、保安要員を出しましょう、保安要員を出したら保安要員に賃金を払ってくれるか。これは坑内を維持するために――鉱業……

第40回国会 商工委員会 第23号(1962/04/18、5期、日本社会党)

○吉田法晴君 時間がございませんから簡単に一点だけ萩原さんにお尋ねをしたいと思うのです。石炭問題、私企業の限界を越す段階に来ているというお話ですが、それから第二会社、それから粗鉱問題等についても悩みがある、好ましいことではないというお話があり、無秩序の人員整理をやっていくということは、これは望ましいことではないし、石炭対策についての閣議決定の中に、雇用あるいは労働者の生活問題について考えなければならぬ、あるいは施策をするのは当然だというお話がございましたが、その私企業の限界を越しておる石炭問題を、先ほどの陳述では、政策に期待すると、こういうことでしたが、私も閣議決定の中心をなしますのは、第五項……

第40回国会 商工委員会 第24号(1962/04/19、5期、日本社会党)

○吉田法晴君 総合エネルギー対策の確立、その中における炭鉱労働者の生活の安定と雇用の安定のための施策について質問をすべきものがまたたくさん残っておりますけれども、時間がございませんので、審議しなかった合理化法それから産炭地域振興事業団法案に関連をして二、三お尋ねをいたしたいと思います。  合理化法の改正によって鉱業権を消滅をして、いわば買いつぶす、こういうことになりますと、賃金、鉱害、それからその他の債権についても、これは打ち切られる実態になるのではなかろうか。千百円平均、まあ千二百円平均であったものが百円下がるという点もありますが、千百円で制限をせられるそのいわば配分をどうするかという問題も……

第40回国会 商工委員会 第25号(1962/04/24、5期、日本社会党)

○吉田法晴君 ちょっと少し磯崎さんの最後の答弁、あいまいなものだから、先ほど来委員が口をそろえて、閣議決定は実行するのかせぬのか、これに対して、いわば政府の補償がなければいかぬ、あるいは通産省云々というお話がございましたけれども、あとの話はこれは通産大臣も、そのときの閣議決定の精神に従って、後払いあるいは補償の問題等は考えなければならぬとおっしゃっておる、あなたのほうとしては、国鉄としては、これだけ問題になった併算制、通算制の問題について閣議決定の精神に従って努力をしたい、実現するため努力をしたい、こういう答弁ならばいいのであって、先ほどから聞いていると、通産省が考えてくれなければと、いろいろ……

第40回国会 商工委員会 第26号(1962/04/25、5期、日本社会党)

○吉田法晴君 先ほど各参考人から御意見を述べていただいたわけですが、南部さんも大体この法律は限時法にすべきだという御意見であったかのように伺うのですが、エネルギー懇談会を代表して来られました徳永さん、これはまあ原案を作ってきた人として同様の御意見を述べられたのでなかろうか、その辺を伺いたい。というのは、原案は附則で、「緩和又は廃止の目的をもって」云々ということで、いわば限時法的な精神が入っておりましたが、衆議院の修正でその限時法的な精神というものはなくなったというふうに考えられるのでありますが、先ほどお述べをいただきました中で、南部さん、徳永さん少しはっきりされていない点がありますが、笹森さん……

第40回国会 商工委員会 第28号(1962/04/27、5期、日本社会党)

○吉田法晴君 時間がございませんから、なるべく簡単に御質問申し上げたいと思うのですが、第一点は衆議院で修正がございました。その修正の意味を、これは附則の分です。参考人に来ていただいたエネルギー懇談会の徳永さんに聞きますと、再検討条項の中から半量ですか、三分の一ぐらいですか、削られたけれども、再検討条項自身の精神はそのまま残っておるのだ。こういう御答弁でしたが、政府としても御同様に考えておられますかどうか。これの修正条文の解釈について。
【次の発言】 先ほどの同僚委員中田君なりあるいは田畑君なりからも質問が出ておりましたけれども、その総合エネルギー対策と、それから、この石油法律との関係、これは石……

第40回国会 内閣委員会 第閉会後1号(1962/06/06、5期、日本社会党)

○吉田法晴君 第四十国会の終わりのころ、社会党から政府に駐留軍の労働問題、基本的な関係と、それから離職者対策について申し入れをいたしました。このことは衆議院の社労委員会で、これは委員長以下全員一致でもって意見の一致を見て政府に申し入れる形でなされました同じ問題であります。こまかい給与の問題だとか、それから離職者対策のこまかい点についてはあとから調達庁から答弁を願うこととして、基本的な問題、申し入れについて政府としてどのように取り組み、あるいはどのように、あるいは特別国会、あるいは臨時国会に対して御用意になっておるか、その点だけを伺いたいと思うのであります。

第40回国会 内閣委員会 第16号(1962/03/31、5期、日本社会党)

○委員以外の議員(吉田法晴君) これも二件ございますが、一件の小倉の林田一君に関する件は、これは数年来参議院の内閣委員会で取り上げた問題です。それがその後返還になりましたが、返還に伴います最後の補償が当を得ませんでしたために、調達庁の本庁、それから福岡調達局に折衝をいたしまして、最後に、本年度末までには支給ができるように、こういう約束をされたんですが、その後その回答も、福岡調達局が調達庁の本庁を通じて私に回答するということでしたが、ございませんものですから、年度末の最後に御質問を余儀なくされたわけであります。委員会の御了承を得たいと思います。  長官なり、それから出席者、あまり御事情を御存じな……


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第38回国会(1960/12/26〜1961/06/08)

第38回国会 運輸、農林水産、商工委員会連合審査会 第1号(1961/04/01、5期、日本社会党)

○吉田法晴君 関連。政策運賃を考慮すべきではないか、こういう質問に対して、通産大臣が、石炭あるいは鉱産物あるいは肥料についても、今まで背負っている荷物の上に、さらに大きな荷物を背負うことは困難である、こういう政策運賃の考慮が必要な御答弁がございました。ところが、運輸大臣は、お話はわかりますが、おわかりになるそうですが、しかし実際には、運賃は一五%程度一律に上げざるを得ない、こういうような、いわば話はわかるけれども、同様に上げざるを得ないという説明です。それではこの運賃問題について政策料金を実現をせよ、こういう質問なり、あるいは要望には、こたえられることにはなりません。  そこで、重ねて大臣に具……


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第39回国会(1961/09/25〜1961/10/31)

第39回国会 建設、地方行政、社会労働、農林水産、商工委員会連合審査会 第1号(1961/10/27、5期、日本社会党)

○吉田法晴君 関連。先ほどの同僚議員の質問に答えて、開発地点のうち筑後川の水を北九州、福岡等の工業用水、飲料用水等に開発をする計画はない、かの答弁があったということですが、これは今までのいきさつで前大臣のときであったかもしれませんが、私ども広範な北九州、福岡の水資源としては、筑後川その他の問題を考える以外にないじゃないかということで、その調査費等の実現について要請をいたしました。考慮をしたいという答弁をもらってきたのがここ何カ月か前の事実でございます。党派をこえて要請をし答えをいただいてきておったのですが、その答えと先ほどの答弁との間には食い違いがあるようでございますから、もう一度お尋ねをいた……



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データ更新日:2022/12/18

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