近藤信一 参議院議員
5期国会発言一覧

近藤信一[参]在籍期 : 3期- 4期-| 5期|- 6期- 7期- 8期
近藤信一[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは近藤信一参議院議員の5期(1959/06/02〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は5期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院5期)

近藤信一[参]本会議発言(全期間)
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第34回国会(1959/12/29〜1960/07/15)

第34回国会 参議院本会議 第12号(1960/03/21、5期、日本社会党)

○近藤信一君 私は日本社会党を代表して、ただいま趣旨説明のありました商工会の組織等に関する法律案に対し、岸総理並びに池田通産大臣に若干の質疑を行なわんとするものであります。  ここで私が思い起こすことは、三年前に岸総理に対し、中小企業団体法案に関してこの席で質問申し上げたことであります。中小企業団体法につきましては、私どもは、団体法が決して中小企業を救うことにならぬだろう、それは結局、中小企業のためと称しながら、中小企業を欺瞞するだけのものでしかあり得ない、そう考えて質問申したのであります。団体法を実施してから今日まで、ほとんど満足するほどの効果は現われておらないのであります。当時、団体法の成……


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第38回国会(1960/12/26〜1961/06/08)

第38回国会 参議院本会議 第9号(1961/02/24、5期、日本社会党)

○近藤信一君 私は、日本社会党を代表して、ただいま提案になりました割賦販売法案について、関係者大臣に若干の質問をいたします。  提案理由にもありました通り、最近わが国におきまして、月賦などによる割賦販売がだんだん多くなっていることは事実であり、これに対して何らかの法律制度を確立しておく必要があると存じますが、それが池田内閣の一枚看板である所得倍増計画といかなる関係を持つものであるか、まずこの点をお伺いしたいと存じます。経済の成長には、消費の多くなることが必要である。従って、貧乏な消費者にもできるだけ買わせなければならない。それがはたして消費者の利益になるのかどうか、わからないような場合でも、消……


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第40回国会(1961/12/09〜1962/05/07)

第40回国会 参議院本会議 第19号(1962/04/25、5期、日本社会党)

○近藤信一君 私は、日本社会党を代表して、ただいま議題となりました自民、社会、民社三党各提案の中小企業基本法案について、若干の質問をいたすものであります。  まず、自民党提出の法案でありますが、前文と二十二条からなる、まことに簡素な法案であります。私は、簡素であるからといって、お粗末な法案だとは申しません。簡素でしかもよい法案のあることは承知しているのでありますが、この法案に至りましては、まことにお粗末で、月足らずの感を免れないものと思うのであります。わが社会党におきましては、かねがね中小企業問題に関しては熱心に研究もいたし、対策の立法にも心がけて参りました。中小企業庁を設置したのも、ほかなら……

近藤信一[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院5期)

近藤信一[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第32回国会(1959/06/22〜1959/07/03)

第32回国会 商工委員会 第閉会後4号(1959/10/01、5期、日本社会党)

○近藤信一君 今大臣から簡単な御報告がございましたが、今度の十五号台風の被害の大きいことは、今大臣みずからも言われました通りでございますが、特に四日市、桑名、名古屋の南部地帯、それから岐阜県の中津川、多治見、この方面が最も被害が大きいといわれております。特に名古屋の南部地帯は、大工場はもちろんのことでございますが、中小企業の工場の密集地帯であるという関係で非常に大きな損害を受けておる。特にまだ今大臣も言われましたように、中小企業のほとんどが水中にあるというような状態にあるわけなんです。そこで十分なる調査もできないと今大臣も言われましたが、実際十分なる調査もまだむずかしいことは当然でございますが……


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第33回国会(1959/10/26〜1959/12/27)

第33回国会 商工委員会 第2号(1959/11/05、5期、日本社会党)

○近藤信一君 先ほど同僚大竹委員から若干御質問がございました水害の問題でございますが、このことは特別委員会でも十分論議されると思いまするけれども、やはり当委員会として、二、三の点、大臣にお尋ねをしておきたいと思うのでございます。先ほど大臣が御答弁の中に、繊維関係について、いわゆる被害を受けた工場に対しては、封鎖機械を解除してそして操業にあたっておるという御答弁でございました。なるほど、これは適宜に処した方法であったと思うんです。しかし、これは大企業に対しては、なるほど封鎖機械を解除したということは適切な方法であったと思うんです。これは大企業は、やはり工場が、水害地域以外に工場がありまして、そこ……

第33回国会 風水害対策特別委員会 第13号(1959/11/18、5期、日本社会党)

○近藤信一君 関連して。先ほど二十日も水につかっているという問題がありましたが、二十日ぐらいでなくて四十日も五十日も水没しておりまして、それがその潮の潮流によって引いたり満ちたりする。その場合に土台がほとんど荒らされてしまっておる。その場合に、やはり今度水が引きまして排水しましたところが、たとえば土台石と家とずれてしまっている。そういう場合に、水が引いてももとの位置にきちっとこれがおさまればいいけれども、おさまらぬ場合は、やはり家が傾いてしまうと、こういう現象が起きているわけなんです。これを半壊として扱った場合には、これはなかなか十五万円や十八万円で直るわけないのです。根本的にこれをもう一ぺん……

第33回国会 風水害対策特別委員会 第14号(1959/11/19、5期、日本社会党)

○近藤信一君 農地部の土地改良指導の方見えてますか。
【次の発言】 私は、まだ発言があと残っておるようでございまするから、簡単に一、二点をお尋ねしたいと思います。  それは、今度の伊勢湾台風の大きな特色としては、海岸線から離れて七キロも十キロも後背地が大きく冠水しておる。この事実は一体どこからきたかというと、これはやはり海岸堤防が完全に工事がなされておれば問題はないといわれるかもしれませんけれども、それはだんたん干拓をやっていくうちに、第二堤防、第三堤防というものが土地改良のためにだん、たんと削られてしまって、これが低とんど今ではもう低くなってしまっておる。そういう点が私は後背地における大きな……

第33回国会 風水害対策特別委員会 第18号(1959/11/26、5期、日本社会党)

○近藤信一君 長官がお見えになっておりますので、御質問をいたしますが、いわゆる今度の伊勢湾台風の被災を大きく受けておる東海地区でございますが、あそこでやはり今度の災害復興に対して、まあいろいろと政府からも補助があるが、財源が足りない、こういう点で今いろいろと問題になっておりまするいわゆる競輪の問題が出てくるわけなんですが、そこで新聞の報ずるところによりますると、岐阜市におきましても名古屋市におきましても、あの台風で被害を受けた競輪場を、数百万円も、また一千数百万円もかけてこれを改修してそしてこの競輪を続行して財源を求めよう、こういう計画が今なされておるのですが、ところが一方においては長官も御承……

第33回国会 風水害対策特別委員会 第19号(1959/11/27、5期、日本社会党)

○近藤信一君 関連。今、向井君の質問に対して、岸総理が、今後科学的な研究をして、いわゆる海岸堤防なんかもしっかりとして、再び災害を起こさないようにしなきゃならぬと、こういう意思を表明されましたが、徳川時代にできた堤防が、総理もヘリコプターの上から見られてよくわかっておると思うのでありますが、徳川時代の堤防が今度の伊勢湾台風では切れずに、科学的に研究して作ったはずのあの海岸堤防がずたずたに切れておる。こういう状態でこのたくさんの地域が冠水しておる状態なんです。そこで今、科学的科学的と言われるが、私は科学的にどう研究しても、やはりその地形と、それから特に先ほども質問の中にありましたように、地盤沈下……


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第34回国会(1959/12/29〜1960/07/15)

第34回国会 商工委員会 第3号(1960/02/10、5期、日本社会党)

○近藤信一君 中部班の概要について御報告申し上げます。  中部班は、片町委員と私が参加いたしまして、一月二十日から二十二百までの、三日問にわたって伊勢湾台風による災害の復旧状況、工場立地の問題を中心にして、名古屋、四日市地区の産業事情並びに火薬工場を視察して参りました。  視察個所を申し上げますと、中部電力の新名古屋火力発電所、高野精密工業本社工場、日本油脂の武豊火薬工場、東海製鉄の建設予定地、日本合成ゴムと、三菱油化の四日市工場等でありまして、その間、名古屋通産局において、台風被害の復旧状況と今後の工場立地対策等につき説明を聴取するとともに、東海製鉄の関係者から、その建設計画の説明を受けたの……

第34回国会 商工委員会 第8号(1960/02/23、5期、日本社会党)

○近藤信一君 私もこの際二、三ちょっとお尋ねしたいと思うのですけれども、今栗山委員からいろいろと詳しい点のお尋ねがあったわけですけれども、その中で私が一点まずお尋ねしたいことは、この提案説明書の中にもありますように、中小企業の助成といっても、中小といわれるいわゆる小でも、まだ零細企業に対するところの施策というものが、私はまだ徹底していないんじゃないかと思う。それから事業協同小組合が一体現在どれほど組織されておるか、今その現状はどういうように運用されておるか、その点がおわかりだったら、まずお尋ねしたいと思う。
【次の発言】 三十三年の四月から、この組合ができることになっておりますが、今の御報告を……

第34回国会 商工委員会 第11号(1960/03/02、5期、日本社会党)

○近藤信一君 過日の委員会でも中小企業庁の長官にちょっとお尋ねしたわけですが、きょうは大臣が御出席になっておられますので、大臣にちょっとお尋ねしておきたいと思います。中小企業協同組合の問題でございますが、ちょうど協同組合に小組合の設立ができるようになってから今日まで、過日長官からの答弁によりますると、一年有余にわたってわずか四組合しかできていない、設立されていない、こういうことでございまするが、やはりこれに対しては、中小企業協同組合の小組合の指導方法というものが非常に欠けておるのじゃないか、こういうふうに私は判断するのですが、その点いかがですか、大臣から御答弁を願います。

第34回国会 商工委員会 第12号(1960/03/08、5期、日本社会党)

○近藤信一君 これは説明書の中にございますように、今度の改正のねらいというものが、従来の例外規定としてあるところの弁護士たるの資格を持っておる者とか、それから高等試験の行政科試験または司法科試験に合格した者、それから特許庁において高等官に在職して二年以上審判または審査の事務に従事した者というふうに従来はあったと、それからこの制度がなくなって、これは現在認められていない。そこで改正の問題が出てきたわけなんで、そこでそういう規定が失なわれて、特許庁に長く務めていても、弁理士としての資格がないことは、もう将来の励みがないと思うのですよ。そこで今度そういう改正が出てきたと思うので、私は法律改正はいいと……

第34回国会 商工委員会 第17号(1960/03/29、5期、日本社会党)

○近藤信一君 まず、アジア経済研究所法案の質疑の前に、今の委員長理事打合会の報告に対してちょっとお尋ねしますが、この委員長理事打合会では、次の三十一日にアジア経済研究所の法案をあげるのですか。
【次の発言】 それではアジア経済研究所の所管問題について、ちょっとお尋ねしたいと思いますが、アジア経済研究所の所管をめぐりまして、通産省と外務省の間に何か深刻な権限争いというふうなものがあったように伝えられておりますが、そのいきさつについて、どういうような状態であったか、まず政務次官にちょっとお尋ねいたします。
【次の発言】 今、政務次官のお答えだと、その点は閣議できまったようでございますが、大体この所……

第34回国会 商工委員会 第20号(1960/04/07、5期、日本社会党)

○近藤信一君 休憩して昼から……。
【次の発言】 質問はあるんですが、休憩して昼からにしたい。
【次の発言】 ちよらどこの石油並びに可燃性天然ガス問題については、私ども新潟、秋田に視察に行つたとき、いろいろお聞きをしましたが、その問題として、ちよらどこれは石油化学それからガス化学、こういうところでは非常に期待を持たれておつたわけなんです。  ところが、昨年、地盤沈下という問題から、通産省においては規制をされた、こういう点で、今地盤沈下については通産省、それからその他の関係でも、いろいろと研究をしておられるようなわけなんですが、その後の一体地盤沈下の状況というものについて、どのような結果が出てい……

第34回国会 商工委員会 第23号(1960/04/19、5期、日本社会党)

○近藤信一君 中小企業庁が発足してから、もうすでに十年以上になるわけですが、この十年以上も経過した今日、やつと中小企業の業種別の実態を調査して、それからその実態に即した振興方策を立てようというのは、きわめて私はゆうちようなことではないかと、こういうふうに思うのですけれども、従来業種別振興策として、一体中小企業庁はどのような対策を講じてこられたのか、またその必要性を認めずに、何らの業種別対策というものを今日まで講じていなかったのか、この点お尋ねしたいと思うんですが。
【次の発言】 私は通産省で、中小企業庁では中小企業の重要性ということは常に言っておられるわけなんです。しかしそれが今まではただ業種……

第34回国会 商工委員会 第24号(1960/04/21、5期、日本社会党)

○近藤信一君 きのう途中で質問をやめまして、きょうに残っておるわけですが、中小企業業種別振興法という法律によって指定業種を選定されるわけでございますが、中小企業は、貿易の自由化によりまして、特に影響を受ける点が大きい業種であると思うわけであります。さらに、輸出に関連する業種であることも間違いないわけであります。比較的に日の当たっている業種、あるいはまた、その反対に日の当たっていない業種、こういうふうに、まあいろいろとあるわけでございますが、一体、今度の法案によって、何を重点的に中小企業庁では考えておられるのか、また、どういうふうな基準をもって指定業種というものを選定されていかれるのか。その基準……

第34回国会 商工委員会 第26号(1960/04/27、5期、日本社会党)

○近藤信一君 この商工会法が提案されまして、さきに私は本会議で池田通産大臣に御質問を申し上げましたので、あまり重複しないようにいきたいと思いまするが、中には重複する点があるかもわかりません。  そこで、私はこのたび商工会の組織等に関する法律案というものが提案されたいきさつについて若干お尋ねしたいと思います。この法案を提案されましたいきさつについては、いろいろとございまして、私どもが漏れ聞きまするところによりますると、これは特に池田通産大臣という実力者てあり、特にまた次期総裁ということがいろいろとうわさにも出ておる。そういうふうな布石として中小企業の組織を完成して、そうして中小企業の方々に対して……

第34回国会 商工委員会 第27号(1960/04/28、5期、日本社会党)

○近藤信一君 今、名参考人からそれぞれ御意見が述べられたわけです。  私どもが、いろいろと政府に対して昨日も質問をしたわけでございますが、私が感ずるに、今いろいろと参考人の方々から御意見を述べられまして、その参考人が、やはり、きよう来ていただいた参考人の中でも、同じような団体、中小企業団体中央会とか、また中小企業団体連、それから商工連合会、商工団体連合会、こうたくさんございまして、やはりこういう団体が今、日本にたくさんあるわけであります。  そこで、政府のねらいとするところは、これらの中小企業団体を再編成するというところに、一つの大きなねらいがあるんじゃないかと私は思うのであります。まあいろい……


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第35回国会(1960/07/18〜1960/07/22)

第35回国会 商工委員会 第2号(1960/07/22、5期、日本社会党)

○近藤信一君 ただいま提案説明がございました自転車競技法の一部を改正する法律の一部を改正する法律案、この改正案に対する私は基本的な問題で通産大臣に若干の質問をいたします。  まず問題といたしまして、私どもは競輪の存廃について大臣の所信を承りたいと思うのです。それはなぜかと申しますならば、競輪廃止という問題が各地方自治体においても、それぞれ決議されたところもございますし、大体競輪の社会悪ということが非常に叫ばれまして、順次その廃止の方向へ各地方も進んできておるのではないかと思うのです。大臣も御承知のように、競輪によるところの弊害というものは非常に大きいものがあるわけなんです。この競輪によるいろい……

第35回国会 商工委員会 第閉会後3号(1960/09/01、5期、日本社会党)

○近藤信一君 先ほど大臣から御報告がございましたが、ソビエトにおける日本の見本市は成功的に進んでいると、こういうことでございますし、またソ連側としても将来の日本との貿易については前途非常に明るいと、こういうふうなことも言われたそうですが、私はやはり先ほど阿具根君が質問しましたように、ただ日本の見本市をソ連で開いてみんな見てくれ、こういうことだけでなくして、やはり向こうで見本市をやったというその基本的な問題は、やはり日本とソ連との将来の貿易を強化していこう、こういうところに目的があるんじゃないかと思うのです。そういうために向こうで見本市が開かれたのだが、そこでただこれを見てくれるだけではなくて、……


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第37回国会(1960/12/05〜1960/12/22)

第37回国会 決算委員会 第4号(1960/12/21、5期、日本社会党)

○近藤信一君 私は、昨年の伊勢湾台風における復旧問題、特に農林省関係の水産庁の方にまず最初に御質問を申し上げたいと思います。  ちょうど昨年の九月二十六日には伊勢湾を襲いましたあの未曽有の台風がございました。このことはまあ地元である田村建設次官もよく御承知のことと思うのであります。あの台風で相当の被害を受けております特に愛知県、三重県、この両県にわたって大きな被害があったわけであります。その後いろいろと被害が大きかったので、特に臨時国会が開かれて、しかもこれが災害国会だと、こういうことで国会が召集されたのであります。国会が召集されましていろいろと災害に対する特別措置法ができまして、これによって……


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第38回国会(1960/12/26〜1961/06/08)

第38回国会 商工委員会 第閉会後2号(1961/08/01、5期、日本社会党)

○近藤信一君 さる七月三日に、愛知県の西加茂郡猿投町森本鉱山で発生した爆発事件について若干お尋ねをいたします。  そのいきさつというものは、同鉱山の十八坑、三十メートルぐらい奥で、従業員の江口君というのが、ガスの臭いがするからこれはおかしいということで、従来の慣例になっておったのでマッチをすった、そうしたところが、たまたまメタンガスが発生をしておって、引火して爆発した、そこで近くにいた従業員数名が重傷を負った。それで今地元の豊田警察署においては、その江口君を業務上過失致傷罪、こういうことで取り調べをしているわけなんです。そこで、これは粘土鉱なんですね。それで、問題は、メタンガスが沈滞しておった……

第38回国会 商工委員会 第5号(1961/02/28、5期、日本社会党)

○近藤信一君 過日通産大臣からの御説明によりますると、今年度は昨年度より通産関係の予算が非常に多くとれた、いわゆる具体的に言えば五十五億ふえておる。特に今年度は通産関係におきまして、中小企業の育成振興ということに重点を置いておる、こういう御説明があったわけなんです。このことは歴代の通産大臣が、いつも中小企業振興については、特に重点を置いて、そうして計画をしていきたい、こういう御説明があるわけなんですが、一向に中小企業が経済上の上に優位を占めたという実情というものが現われてこないのじゃないかと思うのです。その点について通産大臣は、今後どのように考えておられるか。今年度の特に中小企業に対する大臣の……

第38回国会 商工委員会 第10号(1961/03/28、5期、日本社会党)

○近藤信一君 中小企業金融公庫が昭和二十八年に発足してから、中小企業金融公庫を利用する利用者というものは、もう年々ふえてきておることも御承知の通りでございますが、特に私どもが中小企業金融公庫、それから国民金融公庫、この利用も非常に増大してきておると思うのです。しかしこの借り方が増大してきておりまするけれども、この利用者の要求を満たすということがなかなか困難に私はなっていっておると思うのです。それは資金源が非常に少ないということが一つの原因になっておるのでなかろうかと私は思うのです。これらの機関の資金源というものが毎年若干ずつふえておりまするけれども、急にこう需要者がふえておる現状において、需要……

第38回国会 商工委員会 第11号(1961/03/29、5期、日本社会党)

○近藤信一君 今般、政府は、中小企業、中小工場団地の造成を促進するために、中小企業振興資金助成法改正案を提案されましたが、この改正案のねらいというものは、いわゆる低開発地域に中小企業の工場団地を造成することについて、そうしてこの提案がなされたのか。それとも現在市街地にある工場を、市街地に密集しているからということで、これを郊外の方に移して、中小工場の発展をはからなければならぬということで、その郊外に一定の土地を造成して、それに移転をさせる、こういうことに重点が置かれているのか。この点、どのように考えられておられるのか。その点を一つお聞かせ願いたいと思います。

第38回国会 商工委員会 第18号(1961/04/18、5期、日本社会党)

○近藤信一君 まず最初に、私は中島さんに伺いますが、日本の航空工業界を再検討いたしました場合に、おくれて再出発いたしました日本の航空機工業は、技術水準や生産規模などから見ましても、世界的に一体どれくらいの地位にあるかということでございます。そうした立ちおくれたわが国の航空機工業を無理やり振興せんとする経済的、産業的な意味と、それから追い着こうとする目標はどんなところに置かれているかについてお伺いしたいのであります。
【次の発言】 特殊会社でありまする日本航空機製造株式会社は、日本航空機工業界においては、いわば頭脳的な立場にあるものと思われますが、お宅の仕事の直接的な対象でない戦闘機の組み立てや……

第38回国会 商工委員会 第23号(1961/05/16、5期、日本社会党)

○近藤信一君 五月九日の毎日新聞の夕刊に、大きく取り上げられて、国民の疑惑を買っておる問題で、輸出品検査をめぐりまして、汚職事件が摘発されておる。特にこの問題が発展していくならば、通産省にも波及するのではないか、こういうような見出しで報道されているわけなんです。特に通産省関係においては、汚職問題に対してはいろいろと世間の疑惑を今日まで買ってきておることも事実でありまして、今度、特に機械、金属関係についての輸出関係で、こういう問題が新聞で暴露された。一体これらの全貌について、通産省は明らかにする必要があるのじゃないかと私は思うのであります。そうして、国民のやはり疑惑を一掃する、こういうことでなけ……

第38回国会 商工委員会 第27号(1961/05/30、5期、日本社会党)

○近藤信一君 今回、政府が提案いたしました改正案では、商工会連合会を設けるということですが、商工会の設立状況は、現在どのような状況になっているのか。本年二月末までに、この表を見ますると、千六百五十四で、これは今年度中に約二千三百に達するとのことでありますが、政府が初めに予想した通りの設立状況なのですか。また設立されたことと活動していることとは別問題であって、実際には、商工会の設立だけされて、活動ということについては十分でないのではないか。それが私は心配なので、その状況もあわせて御説明を願いたいのであります。
【次の発言】 この表を見ますると、特に大都市、東京、大阪、愛知――愛知は比較的数があり……

第38回国会 商工委員会 第28号(1961/06/02、5期、日本社会党)

○近藤信一君 御修正の理由は、御説明によってよくわかりましたが、なお、若干の点についてお考えを承っておきたいと思います。  まず、この修正案の第四案の中に「所有権の移転に関する定めがあるときは、その内容」を加えると、こうございますが、私は、従来この点が、一つの問題であっただろうと思うのであります。それはなぜかと申しますると、往々にして、割賦販売をやる場合に、契約書を取りかわす。その契約書の内容を購入者の方が十分に見ることなく、捺印して契約書をかわす場合が、従来の問題が起こった一つの点であろうと思うのであります。そういう点で、ここに「その内容」を加えるということをお入れになったのは、そういうふう……

第38回国会 商工委員会 第29号(1961/06/07、5期、日本社会党)

○近藤信一君 本法律案につきましては、去る三月本会議におきまして質問したので、なるべく重複しないようにと考えておりますが、若干の重複はお許し願いたいのであります。  政府は提案理由の中で、割賦販売業者と購入業者の間に紛争が生じやすいなど、いろいろの問題があると申しておりましたが、この法律案ができないとどんな支障が起きるのか。また現にあるところの紛争等をお示しを願いたいのであります。
【次の発言】 そういたしますると、裁判問題になっておるというのは、これは年々九百件ですか。
【次の発言】 まあ、裁判問題になっていない潜在的な紛争の問題については把握できないと私は思うんですが、これらの潜在的な紛争……

第38回国会 法務委員会 第16号(1961/05/23、5期、日本社会党)

○近藤信一君 ただいまいろいろと報告をお聞きいたしまして、特にその中で朝鮮人の不法入国というものが昨年から若干増加しつつあるという傾向でございます。特に私は、五月十六日に韓国でクーデーターが行なわれまして、韓国における政治情勢というものに若干の変化を来たしておるというのが今日の状態であるので、特にこのクーデーターによる韓国の経済的な情勢というものも私は大きな変化があると思うのであります。そういう点いろいろと考えますると、今日はまだ戒厳令下にある韓国でございまするから、今直ちにということは私はないかとも思うわけでありまするけれども、やはりだんだんとこれが落ちついて参りますると、そこに私はいろいろ……


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第39回国会(1961/09/25〜1961/10/31)

第39回国会 商工委員会 第3号(1961/10/17、5期、日本社会党)

○近藤信一君 本法の改正案については、しばしば本委員会でも問題になっておる法律案でございまして、特に審議会の答申案にもあるように、一部に弊害があるということはこれは審議会として認めておられるわけなんで、そして昨年の審議会ではこれを廃止するかどうかということは三年後にさらに検討しようと、こういう結論が出て答申されておるわけなんです。その審議会の構成はどちらかというと、これは関係する側の委員が多いわけなんです。自転車競技の方に関係する委員が多いわけなんです。そこで出される結論はもう言わずもがな、わかっておると私は思うのですが、その審議会ですら一部の弊害ということは認めておるわけなんです。それが三年……

第39回国会 商工委員会 第4号(1961/10/19、5期、日本社会党)

○近藤信一君 先日の本委員会で審議会とそれから調査会の答申案についてお尋ねいたしましたが、昨年の三月に審議会では競輪の存廃に関する答申を出し、さらに今回調査会の答申が出されたわけですが、この審議会の答申とそれから今回出された調査会の答申と一体どういう関係になっているのか。この一点、まずお尋ねいたします。
【次の発言】 そういたしますると、前の審議会の答申は今回の調査会の答申にいろいろと問題を反映さしておると思うのです。そこで今回の答申で前の審議会の答申というものは一体無用になるものであるのか、それともまた今後は今回の調査会の答申を中心にして改正法案というものがなされていくのか、この点についてど……

第39回国会 商工委員会 第5号(1961/10/24、5期、日本社会党)

○近藤信一君 この自転車競技法の一部を改正する法律の一部を改正する法律案さらに小型自動車競走法の一部を改正する法律の一部を改正する法律案、この両案に対しましては、今回の改正案は、ただこれが九月末日で切れておる法律でございまして、これの一ケ年間延長ということが今度の改正案になっております。しかし、私どもは、この競技法に対しましては、基本的な問題で反対すべき法律案でございます。いずれこの競技法に対する根本的改正案というものが次国会に提案され、そこで根本的な論議がされると思うのでございます。私どもは基本的な点から考えまして、この両案に対しましては反対の意見を述べる次第です。


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第40回国会(1961/12/09〜1962/05/07)

第40回国会 科学技術振興対策特別委員会 第5号(1962/03/13、5期、日本社会党)

○近藤信一君 今いろいろと各局部にわたる御説明をお聞きしましたが、その中で二、三点ちょっとお尋ねしたいと思います。  計画局の関係でまずお尋ねしますが、非常に今国際的に科学技術の問題は重要な点になってきておりまして、特に今宇宙科学の問題が国際競争みたいな形で各国でなされておる。この中にも今御説明がございましたように、宇宙科学の研究費による気象観測だとか、または人工衛星の計装に関する委託研究、こういうようなことがございますが、一体わが国においてこの点、どの程度まで今日研究が進んでおるか、この点についてお尋ねいたします。
【次の発言】 御承知のように、やはり今ソ連、アメリカでは人間衛星が打ち上げら……

第40回国会 商工委員会 第7号(1962/02/27、5期、日本社会党)

○近藤信一君 ただいま両案の内容の説明がございましたが、私は内容の質問はまた後刻あらためてすることにいたしまして、それに入る前に、一点お尋ねしていきたい点がございます。  それは今国会に両法案を提案されましたが、今年は参議院の選挙があるということも関連しておると思うのですが、なるべく法案を整備して国会へ出されたような感があるのです。そこで若干疑義があることは、商工組合中央金庫法等の改正案、これは何か二つを一つにしたような形になっておる。実質的には商工組合中央金庫、それから中小企業信用保険公庫法、こういう二つに法律の内容ははっきりとしておると思うのですが、それにまたかてて加えて中小企業信用保険法……

第40回国会 商工委員会 第8号(1962/03/01、5期、日本社会党)

○近藤信一君 先回の委員会で両案の内容の説明をお聞きいたしまして、その中で資本金の増加の問題についてひとつお尋ねしたいと思うのですが、商工中金に今度は二十億円と、それから保険公庫のほうに二十五億円、いずれも資本金の増加があるわけなんです。そこで、商工中金へは産業投資特別会計から二十億、それから保険公庫へは一般会計から二十五億円と、こういうふうな出資ということになるわけなんです。そこで出場所が違っておるわけですね。なぜこの出場所がこんな工合に違っておるのはどうか、それからそういう二つの形の効果は、どんな違いが一体そこに生じてくるのか、この点まずお尋ねいたします。

第40回国会 商工委員会 第10号(1962/03/08、5期、日本社会党)

○近藤信一君 中小企業団体の組織に関する法律案は、その成立の過程からして多くの問題といきさつをもった法律であることは大臣も御存じのことと思います。この法律が生まれるときは衆議院先議で、それが参議院で継続審査となりまして、それから次の国会で参議院が可決して再び衆議院へ送付されて成立したという過程があるわけなんです。今回これを参議院先議とされましたゆえんというものは一体どこにあるのか、この点まずお尋ねをいたします。
【次の発言】 今度この改正では予算が伴わないということでこちらのほうが先議ということになったようにも思われるわけですが、本来ならばこれは一つの重要法案として、いろいろとこれが成立した過……

第40回国会 商工委員会 第13号(1962/03/20、5期、日本社会党)

○近藤信一君 今回の改正で商工組合は同業組合的性格を持たせるようになると思いますが、わが国では、戦前、重要輸出品同業組合、それから重要物産同業組合、そうしたものがあったが、これらと今度生まれようとするところの商工組合とは一体どんな点が違って、またどんな点が同じであるか、まず、この点からお尋ねいたします。
【次の発言】 そこで過去の同業組合が、戦時中の商工組合は非常に統制的な色彩が濃厚でございまして、したがって、今回商工組合が同業組合的性格を持つようになりますと、統制色が非常に強くなる危険性があるんじゃないかと思うのです。戦時統制のような形にいくようなことで心配がされることも当然だと思うのです。……

第40回国会 商工委員会 第14号(1962/03/22、5期、日本社会党)

○近藤信一君 今回の法改正によって、これまで不況の場合にしか認められなかった商工組合が不況の場合でなくても設立できるようになるので、協同組合と商工組合が制度の上で重複する面が出てくるのではないかと思うのであります。そこで協同組合と商工組合の性格の相違点をどこに求めているのか、この点からまずお尋ねします。
【次の発言】 この改正案によれば、商工組合を単なる不況対策としての組織でなく、経常合理化の事業もできるようになる、積極的活動する商工組合にするようになるわけでございますが、従来は、中小企業を組織化していくための重点的な方策として協同組合を作るよう指導してこられたと思います。今後は組織化対策とし……

第40回国会 商工委員会 第15号(1962/03/27、5期、日本社会党)

○近藤信一君 大臣の出席がございませんので、法案の内容について局長にお尋ねをいたしたいと思います。この法案は、第一条の目的にもあるように、一般消費者の利益を保護することにあります。消費者保護のための法的措置として通産省関係の法律を見ますと、JISマークの工業標準化法、それからティーマークの電気用品取締規則、さらには割賦販売法、不正競争防止法がございます。また通産省と直接関係がございませんが、独禁法があります。公正取引委員会では、独禁法との関連法案として今国会に不当懸賞広告防止法案の提出を予定されていると聞いておりますが、これら一連の法律とこの家庭用品品質表示法案とは、法域なり規制の方法なりが異……

第40回国会 商工委員会 第17号(1962/03/31、5期、日本社会党)

○近藤信一君 この前の委員会で詳細に質問をいたしましたけれども、なお二、三の点について簡単に政府の意見をただしておきたいと思いますから、政府のほうも簡単明瞭にひとつ御答弁をお願いいたします。  その一つは、商工組合というのは、元来中小企業者が不況事態を克服するために作ったものでありまして、製品価格の暴落を防ぐとか、それからサービス過剰を制限するとか、そうしたことが目的とされていたのであります。したがって、価格の引き上げを来たし、それから消費者に若干の悪影響のあることは免れないのでありますけれども、今度法改正によって、合理化のためには不況でなくとも協定して、各種の制限ができることになってみると、……

第40回国会 商工委員会 第18号(1962/04/05、5期、日本社会党)

○近藤信一君 ただいま自転車競技法等の一部改正案が議題となりましたので、この際、自治省にお伺いいたしたいと思います。  競輪が自転車産業の振興、地方財政面に寄与した面は、決して少なくなかったと思います。しかし、もう今日では大かたその本来の目的というものを達していると、こういうふうに私は判断するのです。そこで現在地方財政が全歳入のうち、どのくらいを競輪収入に頼っておられるのか。これをまた昭和二十四、五年ごろと現在とを比較すると、競輪の収入、地位がだいぶん下がってきているというふうにも思うわけでありますが、実際数字で見るとどんな工合になっているのでございましょうか、この点お示しを願いたいと思います……

第40回国会 商工委員会 第19号(1962/04/10、5期、日本社会党)

○近藤信一君 前回、この委員会でいろいろと選手並びに従業員の待遇の問題について御質問をいたしましたが、一二の点について、ちょっと補足質問がしたいと思います。  三十九回の臨時国会で日本競輪選手会から、選手制度の改善等についての請願書が五項目にわたって出されておるのであります。それはもう御承知のことだと思うのですが、この五項目に対して、何らかの御処理をお考えになられたかどうか。さらに請願書の中に、日本競輪選手会の法制化、それから選手の訓練及び養成の選手会業務の法制化――いわゆる法制化してもらいたいというおもなる請願書だったと思うのですが、あなたのほうで、これが法制化がむずかしいと、こういうことで……

第40回国会 商工委員会 第27号(1962/04/26、5期、日本社会党)

○近藤信一君 私は下請代金支払遅延等防止法案がただいま議題になりましたので、まずその点から御質問いたします。  下請代金遅延等防止法は、資本主義社会で弱い立場にあるいわゆる下請業者、そうした弱いものの利益を守るための立法であることは大臣も御承知のとおりだと思います。しかし、この法案が従来ざる法だといわれておる。これはわが党でも幾たびか改正意見を述べていたものでございます。今回公取で幾分強化するような改正案を出されまして、衆議院ではこれが三派共同修正、こういう形で一段と強めることができたこの努力に対しましては、私ども敬意を表するものでございますが、これらの改正や、修正でも、ほんとうに下請業者の利……

第40回国会 商工委員会 第28号(1962/04/27、5期、日本社会党)

○近藤信一君 昨日に引き続いて若干質問をいたしますが、若干重複する点があるかもしれませんが、その点は御了承願いたいと思います。  今回の改正で、下請事業者の利益を保護するために親事業者の守らなければならない事項として新しく三項目を追加しております。改正案の第四条第五号で「下請事業者の給付の内容と同種又は類似の内容の給付に対し通常支払われる対価に比し著しく低い下請代金の額を不当に定める」といういわゆる買いたたき防止のための規定を設けているが、この中で「著しく低い」とか、また「不当に定める」とか、きわめて抽象的な表現を用いております。このようなことでは、法の運用にあたってはなかなかむずかしい問題も……

第40回国会 商工委員会 第30号(1962/05/07、5期、日本社会党)

○近藤信一君 私は、ただいま議題となっておりまする商店街振興組合法案について、まず、法案の内容の質疑に入る前に、二、三の点について提案者にお尋ねをしたいと思うのであります。  それは提案者も御承知のように、商店街の諸君が、この振興法案が一日も早く成立することを非常に期待しておられることは、これは事実でございまして、私どももこの法案に対しては賛成をするものでございまするが、ただしこの商店街振興組合法が、衆議院段階におきましてわずか三十分でこれが成立したということが新聞にも報道されておりますし、特に議員立法がそうした会期末にほんのわずかの時間でこれが国会をまかり通る、政府から提案された中小企業のい……


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第33回国会(1959/10/26〜1959/12/27)

第33回国会 風水害対策特別委員会厚生、労働小委員会 第1号(1959/11/28、5期、日本社会党)

○近藤信一君 長期にわたる湛水ということが予想されまして、その事業所がなかなか事業再開の見通しがない、そうした場合に、これはやはり水没した所から機械の移動などをして、一時他に工場を借りて、そうして事業を再開するわけなんです。そういう事実もあるわけなんですが、そうした場合に、いわゆる事業所が違ってくるわけです。ここに水没地域の事業所としてあるわけだ、しかし、一時臨時に他の水没していない所に工場を借りて、そこで事業を再開する、その間一ヵ月やそこらきてしまうと思う、そういう場合に、今度の失業保険が適用されるかどうか、その点いかがですか。事業所の所在地が変わる場合ですね。


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第38回国会(1960/12/26〜1961/06/08)

第38回国会 運輸、農林水産、商工委員会連合審査会 第1号(1961/04/01、5期、日本社会党)

○近藤信一君 私は、商工委員会の立場から、国有鉄道運賃法の一部を改正する法律案に対して、若干の質問をいたします。  私ども商工委員会では、かねてから貿易自由化の伸展に備えまして、主要物資の国際競争力を培養し、強化するために、産業の合理化による価格の引き下げに対しまして、鋭意努めてきたのであります。今回の国鉄運賃の値上げは、これが商工物資に及ぼす影響を考えますると、ある種の産業にとっては、相当大きな打撃でありまして、今後の激しい国際競争に耐えられない部門も出ていくと思われるのであります。この運賃値上げは、池田内閣の所得倍増に先がけて、物価倍増の根源となるおそれも大いにあるわけであります。  国鉄……



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※このページのデータは国会会議録検索システム参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/18

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