亀田得治 参議院議員
5期国会発言一覧

亀田得治[参]在籍期 : 3期- 4期-| 5期|- 6期- 7期- 8期
亀田得治[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは亀田得治参議院議員の5期(1959/06/02〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は5期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院5期)

亀田得治[参]本会議発言(全期間)
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第33回国会(1959/10/26〜1959/12/27)

第33回国会 参議院本会議 第17号(1959/12/21、5期、日本社会党)

○亀田得治君 私は、最高裁判所の違憲審査権並びに憲法第九条第二項の戦力等に関し、緊急質問の動議を提出いたします。
【次の発言】 私は日本社会党を代表して、最高裁判所の違憲審査権並びに憲法第九条第二項の戦力等について、若干質問いたします。  政府は、去る十二月十六日最高裁の砂川判決が出たので、鬼の首でも取ったように喜んでいるようでありますが、しかし判決は、原則として安保条約のごとき問題についてはタッチしたくないという態度をとり、その反射的効果として、それが違憲にはならないというにすぎぬのであり、いわんや、国策として見た場合の安保条約の当否については、何ら判断していないのであります。かえって反対に……


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第38回国会(1960/12/26〜1961/06/08)

第38回国会 参議院本会議 第34号(1961/06/05、5期、日本社会党)

○亀田得治君 初めに決議案を朗読いたします。  本院は、農林水産委員長藤野繁雄君 を委員長の職より解任する。  右決議する。(拍手)  簡単に趣旨の説明を申し上げたいと存じます。  藤野委員長は、個人的にはまことにりっぱなお人柄であるということは、皆さんも御存じの通りであります。(拍手)平素は、宿舎におかれましても、植物をみずから植えられ、わずかの土地を使って農にいそしんでおられると聞いております。私たちは、こういう委員長を持っていることを、個人的には大へんうれしく思うのであります。ただしかし、残念なことには、今回の農業基本法案の扱い方につきましては、私たちは委員長のやり方に同意するわけに参ら……

第38回国会 参議院本会議 第35号(1961/06/06、5期、日本社会党)

○亀田得治君 私は日本社会党を代表して、ただいま議題となっている政府提出の農業基本法案に反対するものであります。反対の理由は、はなはだ多岐にわたるものでありますが、特に重要と思われる四つの項目について申し述べたいと存じます。  まず第一に、本法の目標が不明確な点であります。すなわち、国の農業政策の目標を規定した第一条には、農業従事者が他産業従事者と均衡する生活を営み得るようにする旨規定いたしております。委員会においては、ここにいう「他産業」の意味についてしばしば質疑されたが、結局、明確にされなかったのであります。政府は、他産業のどこを均衡の基準としてとるのかを具体的に示すでもなく、また、他産業……

亀田得治[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院5期)

亀田得治[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第32回国会(1959/06/22〜1959/07/03)

第32回国会 農林水産委員会 第閉会後7号(1959/10/12、5期、日本社会党)

○亀田得治君 関連して……。  これは、われわれも農林大臣にお願いしたいと思うのですが、政府の方では、どうも売り渡しの状況が順調だ、だからおれの方は大体たくさん買い取っておる、こういう感じが一方で多少おありのようだと思うのです。それは確かにそういう状況であることは間違いないのですがね。だから、それだけに、部分的に災害等でそれに間に合わない、これは非常にアンバランスになるわけですね。だから、そういうところを見てもらいたい、こういう気持なんです。これは実際に地方に行ってみると、いろいろな、われわれの思わざる原因で間に合わなかったとか、そういうのがやはりあるわけなんです。これはやはり第一期が一番問題……

第32回国会 法務委員会 第閉会後3号(1959/09/02、5期、日本社会党)

○亀田得治君 だんだんに問題点についてお聞きいたします。  最初に、警察の介入の違法性、次に塙きんの死亡の問題、こういうふうに二つ分けてお聞きをしていきたいと思いますが、ただいま椿委員からも御質問があった点が実は非常に重大な点ですが、裁判所がこの事件の扱いとしては、まだ、強制力を持って出荷をきせる、そういう決定をすべき段階でない、このことは、もう判決自体から明確です。もちろん、その強制力というのは、そこに警察を含むか含まないか、そんなことは書いておりません。しかし、ともかくまだこれは話し合い、任意でやるべき段階だ、こういう意味であることは間違いない。これは、仮処分決定には、単にこういう事件だけ……

第32回国会 予算委員会 第2号(1959/07/03、5期、日本社会党)

○亀田得治君 先ほど、佐多委員から、協議事項の問題について、総理並びに外務大臣に質問がありましたが、両方から答弁があったわけですが、実際の直接アメリカ側と交渉されておるのは外務大臣で、お二人の答弁を聞いておると、多少私はニュアンスを感ずる。非常に大事なところです。協議をして、そして日本側が断わる。その場合に、アメリカは押し切ってやれないと私は思う――こういうふうにあなたははっきり「私は思う。」と、そう加えられた。岸総理の方は、もう少しその点が、少し強くおっしゃっておる。おそらく、アメリカ側と直接交渉されておる外務大臣が感じ、その点を強く実は見なきゃならぬと考えておる。これはだれでも疑問を持って……


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第33回国会(1959/10/26〜1959/12/27)

第33回国会 運輸委員会 第6号(1959/11/26、5期、日本社会党)

○委員員外議員(亀田得治君) 私、個人タクシーの問題に関連して起きておる取り締まり関係といいますか、そういり点について若干不適当なものが相当あるのじゃないかという点を主としてお聞きしたいと思ってきたわけですか、その前にちょっと、私、あまりそういう方面は詳しくないわけですが、少し基本的な問題について若干お聞きしておきたいと思うのです。おそらく委員の皆さんは専門の方ですから、そういうことは当然すでに審議済みのことかもしれぬと思うのですが、一つはタクシーの増車の方針というものがすでに当局できまっておる、それが非常におくれておる、巷間いろいろうわさされるわけですが、どういう理由でそれが非常におくれてお……

第33回国会 農林水産委員会 第13号(1959/12/15、5期、日本社会党)

○亀田得治君 滋賀県の愛知川ダムの件ですが、これはさきに、昭和三十一年でしたか、一度当委員会で質問したことがありますが、最近国の方でこの起工式をやって工事に取りかかる、こういう段取りにまでなってきておりますが、依然として、この水没者で作っておる愛知川ダム反対委員会、この委員会との話し合いがつかないで紛糾しておる、こういう現状にあります。こういう状態では再度非常に不祥なことが起こるんではないかといったような感じも私どもいたしますので、そういう立場から若干お尋ねをしてみたいと思っております。  そこで、最初にお尋ねしたい点は水没者との了解がつかないで紛糾が続いておる、この原因ですね、これをどういう……

第33回国会 法務委員会 第4号(1959/11/19、5期、日本社会党)

○亀田得治君 それでは、最初に京都の都市交通の事件につきましてお伺いしたいと思います。  これは、中内広君外七名にかかる政令二百一号違反事件ということで、非常に長期に裁判が行なわれている問題ですが、法務省としては、この問題に対してどういうふうな関心といいますか、態度、見方をしておられるのか、このままにほうっておいていいという考えでずうっとおられるのかどうか、その辺のところをまず最初にお伺いしたいと思います。
【次の発言】 まあ大まかなところをお聞きしましたが、逐次少しこまかい点についてお尋ねをした上で、最終的にこちらの要望もいたしたいと思っておりますが、まず、地方公営企業労働関係法の附則の三号……

第33回国会 予算委員会 第3号(1959/11/16、5期、日本社会党)

○亀田得治君 私は、主として外交、防衛に関する質問をいたします。  最初に総理にお伺いいたしますが、けさの朝日新聞の報ずるところによりますと、安保改定の調印は、来年の一月十日から十五日、その間にワシントンにおいて行なうと、こういうことが日米間で大体了解をされたやに報ぜられております。そして、岸総理もそれに出かけると、こういうふうに報ぜられておりますが、真相のほどをお伺いしたい。
【次の発言】 調印の日につきましては明確でないようでありますが、これは年末から年始にかけてというのであるから、大体の見当はつきます。私はこの際、岸総理に対して要求いたしたいと思うのは、はっきりこの際、新条約の締結を急ぐ……

第33回国会 予算委員会 第5号(1959/11/18、5期、日本社会党)

○亀田得治君 外務大臣に対してお尋ねいたしますが、一昨日の私に対する米軍の行動範囲に関する答弁、それと昨日、外相の真意ということで出されましたものとの内容、これが非常に食い違いがある。そういう立場で、私はこの際、若干質問をするわけですが、時間がきわめて制限されておりますので、これまでのような不明確なことじゃなしに明確に問いに対してばっぱっと答えてもらいたい。  最初に、昨日のような、外相の真意という声明が出された経過、これを明確にしてほしい。
【次の発言】 この声明文を出す前に、米国側との打ち合わせでもされたんですか。
【次の発言】 声明文の文章はあなたがお作りになったものですか。

第33回国会 予算委員会 第6号(1959/11/19、5期、日本社会党)

○亀田得治君 ちょっと関連。永岡委員は首を切るぞと、こういうことをおっしゃる方があると言うのです。首を切るのは、これは行政府の長ですからね、そでこの部署の。これは明らかに干渉じゃありませんか。これは単なる、ほかの立場で一つの意見を述べているとか、そういうものじゃない。干渉ですよ。これは明らかに首を切ると、こういう表現は、岸総理はそれはそれでも干渉じゃない、そういうふうにおっしゃるのかどうか、ちょっと確かめておきたい。われわれもそういうことを聞くのです。
【次の発言】 関連して。ただいま郵政大臣は自分の方にも法規違反がある、はっきりあなたは今おっしゃった。岸さんそういうことでよいのですか。郵政大……

第33回国会 予算委員会 第7号(1959/11/20、5期、日本社会党)

○亀田得治君 ちょっと関連。ただいま農林大臣のお話ですと、どうも大蔵大臣の方は、自作農資金には積極的じゃないような感じを受けたんですが、私たちこれは地方に行きましても、この資金の増額については、非常に農民から絶えずいろいろな意味で要求を受けるわけです。増額だけじゃなしに、そのいろいろな条件等についてもやかましくこれは注文をつけられる。それほどと要求のあるものについて、大蔵大臣は何でそんな消極的な立場でおられるのか、その理由を一つ大蔵大臣から説明をしてもらいたい。
【次の発言】 そのもんちゃくがちょいちょいあるという点ですね。そこをもう少し、あなたがそういう気前がよかったら、もんちゃくがあるはず……

第33回国会 予算委員会 第8号(1959/11/21、5期、日本社会党)

○亀田得治君 一緒に六つばかりちょっとお尋ねいたします。  この災害防止に関する基準が、通産省令でこまかく書かれておると思いますが、それを再検討しておるということのようでありますが、その現在の規定はいつきまったのか。途中で変更があったとしたら、いつ変更があったのか、その点をまず一つお聞きしておきたい。  それから、今度の省令の再検討の際に、製造工場における火薬の貯蔵量というものについての基準というものの変更を考えておるのか、おらないのか、これが第二。  それから第三は、工場からの距離の関係ですね。これも省令できまっているようですが、たとえば国宝とか学校とか民家とか、おのおのについて違った距離の……

第33回国会 予算委員会 第9号(1959/11/25、5期、日本社会党)

○亀田得治君 ちょっと議事進行。  こういう数字を、そんな間違ったものを簡単に言われちゃ、こちらは戸惑いします。だから、前の数字と今発表した数字と違うのは、どことどこが一体違ってそういうことになるのか、そこを明確にしてもらいたい。前の数字も正しい、今の数字も正しいという意味のことをおっしゃるのだから、どことどこが違うのか、はっきりしてもらいたい。
【次の発言】 厚生大臣、さっきのやつ、中身を説明して下さい。どうして違うのか。
【次の発言】 ちょっと……。また同じような答弁を繰り返されますと、質問者が大へん迷惑するのだ。御承知のような順序で進行しておるわけですから、だから、もっと質問者の問いに対……


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第34回国会(1959/12/29〜1960/07/15)

第34回国会 議院運営委員会 第17号(1960/03/10、5期、日本社会党)

○亀田得治君 私は この前の質問の際に保留しておいた点について若干お尋ねをしたいと思います。提案者の方でも、この前は少し御準備がなかったようですが、十分準備されてると思いますから、一つ詳細にお答えを願いたい。まず最初に道路交通法案ですね、これが成立いたしますと、それなりに、いわゆるデモ行進等にもこの法律が適用される、そのことはどういうふうにお考えですか。
【次の発言】 どうもお答えがはっきりしませんが、適用はされないのですか。適用されないなら関係は出てきません。どういう考えですか。
【次の発言】 法律は、これは提案者なりの考え方自体が明確であることが大事です。そういう補助者の意見がどうとかいっ……

第34回国会 地方行政委員会 第14号(1960/03/30、5期、日本社会党)

○委員外議員(亀田得治君) 実は、法務委員会の方でも、本件を特に法務の専門の立場から連合審査等をお願いしたい希望は持っていたのですが、まあそういう機会が得られなかったものですから、特にそういう立場からの必要な一、二点のところだけを確かめておきたいということで、おじやましたわけです。委員会の事情がいろいろおありの中をお許しいただきまして、委員長に厚くお礼を申し上げておきます。  その第一点は、百四条の聴聞会に関する規定のところの第四項に、当事者が正当な理由がなく出頭しないときは、聴聞をやらぬで免許の取り消しなり効力の停止をできる規定があるわけです。私から申し上げるまでもなく、こういう処分は、実際……

第34回国会 農林水産委員会 第7号(1960/02/18、5期、日本社会党)

○亀田得治君 関連質問。伊関局長にちょっとお聞きしますが、第五八幡丸の問題で韓国側に出した抗議書といいますか、その中身は、もう一度繰り返してほしいのですが、どういう中身ですか。文章の通りでなくてもいいのですが、文章があれば読んでもらってもいいです。
【次の発言】 それに対する回答というものは、いつまでに出せと何か要求はしてあるのですか。
【次の発言】 その抗議文の内容は一応了承できるが、今回のやつは、説明を聞きますと、李ラインから非常に離れておる所ですね、場所が。だから、そうして沈没しておることも事実です。そういう二つの事実というものはそんなに時間がかかるわけじゃありません、調査に。だから、従……

第34回国会 農林水産委員会 第23号(1960/04/07、5期、日本社会党)

○亀田得治君 時間がきわめてわずかですから、簡単に問題点をお聞きをしたいと思います。特に私がお聞きしたいものは、四月四日に、食糧庁長官のもち米加算等について、こういう発表がありました。これは生産農民に非常な誤解、不安を与えております。中身について若干後ほどまた聞きたいと思いますが、同日の発表は農林大臣も十分承知をされて行なわれたものだというふうに伝え聞いておるわけですが、その点は間違いないでしょうか。
【次の発言】 時間がありませんので、できるだけ一つ答弁の方も簡単に。生産農民が不安にかられたといいますのは、発表の内容から見て、結局は生産者米価を引き下げてくるのではないか、こういう点についての……

第34回国会 法務委員会 第8号(1960/03/22、5期、日本社会党)

○亀田得治君 加藤さんと伊藤さんの意見の結論といいますか、だいぶ違う点があるわけですが、それで、私もこの問題は相当慎重にかまえていく必要があるんじゃないかと思っておるものですから、お聞きしたいのですが、もしこの改正法案のようなものができ上がったとした場合の登記簿の法的な性格ですね、これは学者がそのうちにいろいろ説明するだろうというようなお話もありましたが、そうじゃなしに、あなた方の意見として、どういうふうにそこを現在お考えになっておるか、御参考までに聞かしてもらいたいと思います。特に表題部と、何といいますか、あとの権利の関係、これは同じ一つのものと見ているのか、二つと見ているのか、法的な性格と……

第34回国会 法務委員会 第9号(1960/03/25、5期、日本社会党)

○亀田得治君 ちょっと関連して。登録税の点は同じようですが、罰則の点は、現行法と違うことになりますね。
【次の発言】 現行法で増築の場合には罰則は台帳関係ではないでしょう。
【次の発言】 増築の場合にやはり罰則を適用しますか。
【次の発言】 罰則はあるが、増築の場合には罰則の適用の対象にならぬでしょう。
【次の発言】 増築の場合は十四条になるのでしょうか。六条になるのと違うんですか。家屋の異動ということで、第六条の場合はどういうことになりますか、第六条であれば義務はあるけれども、罰則までの対象にはならないと思う。
【次の発言】 いろいろ問題がたくさんありますが、二、三しぼってお尋ねします。  ……

第34回国会 法務委員会 第16号(1960/04/26、5期、日本社会党)

○亀田得治君 各条の内容については、相当こまかい質問があったのじゃないかと思いますから、なるべく重複するようなことは避けるようにしたいと思いますが、まず最初に、非常に私疑問に思うのは、不動産窃盗についての立法の要求、これはいろいろな方面からずいぶん聞いていたわけです。しかし、この境界をこわすことについての立法ですね、こういう法案が出てくるまでは、私たち実はいろいろ視察をして回ったりしても、そこまでは聞いておらない、で、どういういきさつでこういうものが入ってきたのか非常に疑問に思っておるわけです。その点まず説明して下さい。
【次の発言】 法制審議会等では、専門家の意見というものは、簡単にこれはま……

第34回国会 法務委員会 第18号(1960/05/10、5期、日本社会党)

○亀田得治君 前回、本件に関連して、神戸の白石事件についてお尋ねをしたわけですが、その後法務省なり関係の向きにおかれてもこの事件の調査をされたことと思います。お三人の方の御出席を願っておるわけですが、大体先だって私が申し上げたようなことで、真相はそんなに違っていないはずですが、その点は刑事局長の方でどういうふうに調査の結果受け取っておられますか。あるいは若干違う点等があれば御指摘を願ってもいいと思いますが、どうでしょう。
【次の発言】 法務省からの文書による報告書は、ただいま簡単にちょっと拝見したところですが、内容については、警察並びに裁判所の方から民事局長が来ておられて、大体御存じになってい……


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第36回国会(1960/10/17〜1960/10/24)

第36回国会 法務委員会 第閉会後2号(1960/12/01、5期、日本社会党)

○亀田得治君 本論に入ります前に、若干その捜査の形式的な点についてお尋ねをしたいと思います。これは刑事局長でけっこうです。  関係者をずいぶんお調べになったようでありまして、その関係者の人数などがどの程度になっておるか、その中のおもなる人、どういう人を調べておるか。
【次の発言】 事件になったものは資料がありますから、これはよろしいのですが、背後関係を追及するということがきわめてこれは社会的にも要望された事件でありますから、直接法律的な関係がなくっても、多少でも関係があるのではないかといったようなものは一切やはりお調べを願いたい。だからその辺の検察庁の実際の取り組み方を私たちは知りたいわけなん……


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第38回国会(1960/12/26〜1961/06/08)

第38回国会 農林水産委員会 第閉会後1号(1961/06/30、5期、日本社会党)

○亀田得治君 一番あとの、肥料並びに鉱石についての七月末までの据え置きというのは、あと一カ月なわけですが、その後はどういう予定ですか。
【次の発言】 関連して。  これは私は横で聞いていて、なるほどそういう欠陥があるのかというふうに感じたのですが、しかし、考え方としては、官行造林の場合は国で一切めんどうを見ましょう、こういう建前になっているわけですから、地元の皆さんが持っておる部分、持ち分ですね、官行造林法によると持ち分がきまっておりますね、その部分については、官行造林費用の一部としてやはり国が保険をかけてやる、そこまでの世話を当然しておくべき問題なんじゃないですかね。これがもし民間の人なり公……

第38回国会 農林水産委員会 第2号(1961/02/08、5期、日本社会党)

○亀田得治君 この四ページの自作農資金のところの説明で言われたのですが、従来の貸付の基準を変えると、変えるといいますか、全部白紙にするというような説明だったのですが、そうじゃないので、この大きい農家にだけ集中して貸していると、そういう考え方を実際は持っておるのじゃないですか、この予算編成の過程では。
【次の発言】 やはりこれは、きょうはわずかしか時間がありませんから、いずれゆっくり聞きたいと思いますが、農業構造の改善計画等に関連して、地方の府県等では大体私が今申し上げたような考え方を、すでに何か既定の方針のようなことで宣伝している向きがある。農業委員の諸君なんかでは、もう従来のようなやり方はこ……

第38回国会 農林水産委員会 第閉会後2号(1961/07/01、5期、日本社会党)

○亀田得治君 四日市の問題は、これは私も二回ばかり質問申し上げ、その結果の報告を実は待っておる問題です。これはぜひ森委員の御希望もありましたが、できるだけ早くやっぱり結論をつけてもらいたい。その報告を私としても聞きたいと思いますので、要望しておきます。
【次の発言】 ちょっと関連して。さっきの農地課長の報告ですと、四月に一件実力行使があった、こういう報告があったわけですが、これは農林省の見解が明らかにされた後でありまして、こういうことははなはだごり押し過ぎると思うのですね。だから、こういうのに対しては、やはりちゃんと関係方面で告発の手続をとるとか何とか、そういうことをやってほしいと思いますね。……

第38回国会 農林水産委員会 第3号(1961/02/09、5期、日本社会党)

○亀田得治君 試験研究の関係を非常に系統だてるという点はいいと思うのですが、そうしてその研究の中には、いろいろな共同の問題として基礎的な問題等に取っ組んでおられるようですが、大学関係等の機関ですね、そういうところとの関係と、それから私たちよく地方へ行くのですが、どうも農林省というものは、農民自体がいろいろな体験から一つの考え方を持っても、なかなかそれが尊重せられない。科学的に検討して、それがそんなに価値のないものも私はたくさんあろうと思うのですが、そこら辺のところまで、もっと総合されて、大きなかまえを作る必要があるのじゃないか。内部のことはこういうふうに非常に今度整備されるようですが、そのまん……

第38回国会 農林水産委員会 第閉会後4号(1961/08/31、5期、日本社会党)

○亀田得治君 河野大臣のお考えにつきましては、すでに新聞なりいろんなもので拝見をいたしております。で、本日は大して時間もありませんので、こまかいことはまた別な機会にお尋ねするといたしまして、当面問題になっております食管制度の改正の問題、これにつきまして、一つこれの特に基本的な問題点、そういう点についてだけ若干お尋ねをしてみたいと思うのです。  第一の点は、今度の食管問題に対する河野構想、これは決して現在の食管制度の根幹を変えるものではないと、こういう説明が大臣初め関係者からなされておるわけなんです。しかしながら、言葉ではそういうふうに言われましても、ともかく今までの食管制度の柱といえば、国が一……

第38回国会 農林水産委員会 第5号(1961/02/14、5期、日本社会党)

○亀田得治君 お尋ねする点が三つございます。いずれも、関係の法律案等を審議する際に、詳細に掘り下げてやるべき問題であると思います。本日は、その中の特に大事だと思われるような原則的な点を、若干確かめたいと思います。時間がきわめてわずかに制限されておりまするので、最初に三つの問題とも一括して問題を出します。一通り一つお答えを願いたい。なるべく簡潔に一つお願いしたいと思います。  その第一は、いわれておる農業基本法の実施、あるいはそれに基づく農業構造の改善計画の進行、これと関連して中小農、なかんずく小農ですね、これに対して農政上差別扱いをすることが現われてくるんじゃないか。それで、切り捨てるとか切り……

第38回国会 農林水産委員会 第8号(1961/02/21、5期、日本社会党)

○亀田得治君 ちょっと関連して。こういう問題はまあときどきあるわけですが、結局魚族が減っておること自体は、これはもうはっきりしているわけですね。そうすると、減る以前の状態との間で相当莫大な損害が出ている。これ自体もこれははっきりしているわけです。ただ原因が不明なんですね。不明というか、ばく然とはわかっていても、いわゆる損害をきちっと責任を負わすというような立場での明確さというものは欠けておるかもしれない。そこでこれはいずれ明らかになることですね。で、明らかになれば、これは当然その工場なりそういうところは責任を持たなければいかぬわけですね。だから、その漁民の方に渡るべき損害に当たるものは、いずれ……

第38回国会 農林水産委員会 第10号(1961/02/28、5期、日本社会党)

○亀田得治君 ちょっと資料について若干質問しておきますが、この最後の森林火災国営保険法の方の六ページですね、これは今までの支払いの実績ですね。
【次の発言】 そこで、一万円以上というのは一番下に七百九十七件、こうなっているわけですが、これをもう少しこまかく分けて、といいますのは、金額の少ない方はずいぶんこまかくなっているのだが、実際千円や二千円もらったって仕方がないので、だから相当まとまった金が出ておるような、そういう支払いというものは、どんな程度あるのか、そこら辺のところをもう少し知りたいと思います。
【次の発言】 それをあとから資料でいただきますが、たとえば一番最高はどの程度支払いされてお……

第38回国会 農林水産委員会 第11号(1961/03/02、5期、日本社会党)

○亀田得治君 ちょっと関連して。病虫害の被害ですね。先ほど長官のお答えになったのと何かだいぶ違うような感じを今受けたのですが、その点はどうなんですか。
【次の発言】 私のやつは、今度まあ法律改正をされるわけですが、同じく法律改正をされるなら、もう少し現行法を基本的に研究をしてもらって、被保険者が喜ぶような、そういう格好に思い切ってしてもらったらどうかという感じを持っているのです。で、この保険の加入率が非常に悪いといったようなこともいろいろ論議がされておるわけですが、私もいろいろなところに欠陥があると思う。たとえば、ちょっと国営保険法を見てもらいたいのですが、それの十九条ですね、今度の改正では何……

第38回国会 農林水産委員会 第14号(1961/03/10、5期、日本社会党)

○亀田得治君 ちょっと関連してお聞きいたしておきますが、この十九条に関する御説明がただいまあったわけですが、この法律の本文によりますと、「政府ハ命令ノ定ムル所二依リ保険契約ノ解除ヲ為スコトヲ得」、この手続について命令に譲っておるわけですね。従って、何かそこら辺を活用して、どういう場合に契約の解除をする考えなのか、そういう点を明らかにするというような方法は考えられないのか。もし、そういうことができるとしたら、特に十九条を改正するまでのことは要らぬわけですね。もし、命令によって、この十九条というものが今御説明のあったようなダムの現場ができるとか、着弾地ができるとか、そういう場合をさすんだ、こういっ……

第38回国会 農林水産委員会 第15号(1961/03/14、5期、日本社会党)

○亀田得治君 この前、農地局長は開拓の審議会では一応近傍の中庸農家ですか、そういうものをめどにしておる、将来の育成の基準というんですか、そういうことでそういうふうなことをちょっとおっしゃったようですが、その中庸ということの中身ですね、もう少し具体的に説明してほしい。
【次の発言】 その際の近傍の、この前は中庸農家といったと思うんですが、今近傍の専業農家とおっしゃっておるわけですが、これは基本法でいう自立経営にまで達しないものですか。
【次の発言】 これはまあ議論ですから、局長の意見じゃないのだから、あまり人の意欲について質疑しても、多少筋違いかと思いますので、この程度にしておきますが、もう一つ……

第38回国会 農林水産委員会 第16号(1961/03/16、5期、日本社会党)

○亀田得治君 私はあとから来て、よく河野さんの質問の中がわからなかったのですが、運輸省は帰ってしまっておるのですか……。さっきのあの質疑を聞いておりますと、一応値上げ法案は閣議決定通り通して、ただし農産物の関係、肥料等の問題等について何かこの考慮する、研究するというふうなこともおっしゃったわけなんですがね、しかし、そこですよ問題は。ほんとうに考慮するのかどうか。ただ、そういうあいまいな言葉でともかくお茶を満して、いつの間にかずっと引きずって行ってしまう、そこら辺のところがはっきりしないから、河野さんのおっしゃるような意思統一ができておらない、こういうことなんです。それは私もはたで聞いていて、確……

第38回国会 農林水産委員会 第17号(1961/03/17、5期、日本社会党)

○亀田得治君 関連して。結局、齋藤局長の先ほどの回答からいきますと、「共同」も「協業」も同じ意味で、この共同というのは経営の共同まで含まっておる。法人でなくとも個人としていわゆる任意組合的なものまでが含まれておるのだから、従って部分的な共同のほかに経営的な共同まで含まっておる。非常に広い意味の共同とおっしゃるのだから、基本法についてのこまかい説明は受けておりませんが、今までの、政府がいろいろとしゃべっておるところから見ても、大体これは同じ意味だ、そう解釈していいでしょうか。
【次の発言】 今の説明はちょっとことさらに共同と協業を違えようと思って、無理やりに説明しているようですね。結局社会党の方……

第38回国会 農林水産委員会 第18号(1961/03/22、5期、日本社会党)

○亀田得治君 社会党を代表いたしまして、簡単に意見を申し上げます。本案に賛成をいたします。  ただ、関連して意見を二、三申し上げるわけですが、この振興特例措置法の中には、当然取り上げるべくして取り上げられておらないものが非常に多い。もちろん、そのことを政府も全部無視しているという意味ではなかろうと考えるわけですが、この法律成立後、さらにやはり検討を続けてもらいたいと、こういうふうに考えるのです。  第一点は、果樹園の拡張に関連して、どうその土地を準備するのかという点です。私はこれはただ乱雑に、成長産業だからどこでもただどんどんやったらいい、そういうことでは日本全体の狭い土地の利用としては、はな……

第38回国会 農林水産委員会 第19号(1961/03/23、5期、日本社会党)

○亀田得治君 飼料の需給状況が非常に逼迫いたしておりますので、特にそういう点にしぼって御質問を申し上げたいと思うのですが、その前に、農林省の方でせっかく資料を準備されて配付いただきましたので、要点だけ一つ、ちょっと資料についての御説明を先にいただいて、それから質疑に入りたいと思います。
【次の発言】 相当詳しい資料についての説明があったのですが、二、三重要な点をお聞きしたいわけですが、まず、本論に入る前に、ただいま配付された飼料の価格関係資料というのがありますね。これが、三十二年度を基準にして、パーセンテージが書かれております。もちろん、前年比も書いてありますが、特に三十二年度というものをここ……

第38回国会 農林水産委員会 第21号(1961/03/28、5期、日本社会党)

○亀田得治君 昭和三十六年度における公庫の貸付予定計画額が六百億となっておりますが、それのできるだけ詳しい内訳ですね、できておると思いますが、資料としてお願いしておきます。
【次の発言】 ちょっと関連して。昭和二十九年は、利回りが特に低くなっておるわけですが、これは何か特殊な事情があるのですか。説明して下さい。

第38回国会 農林水産委員会 第22号(1961/03/30、5期、日本社会党)

○亀田得治君 先だって関係の資料を若干出していただきましたが、ちょっと、簡単でいいですから、ポイントだけ御説明をお願いしたいと思います。
【次の発言】 若干御質問をいたしますが、まず最初にこの給与水準に関する資料についてでありますが、その中の(1)ですね、「一職員当り給与」という表が出ておりますが、ここでは平均数字で全部が出ておるわけですが、この三百戸未満というのが月額平均にすると一万七百円。で、お尋ねしたいのは、実際の額としては最低、最高いろいろあると思いますが、最低というのはどういうのが出ておるか一つお聞きしたい。
【次の発言】 これは皆さんが知っておるのでは、どういうのがありますか。

第38回国会 農林水産委員会 第23号(1961/03/31、5期、日本社会党)

○亀田得治君 ただいま櫻井委長から提案されました決議案に対して、社会党を代表して賛成の意を表したいと存じます。  畜産が成長産業として今後伸びていかなければいけないということはこれはもう今日では与野党あらゆる諸君の一致した意見であると思います。このことは基本法の成否、そういうことに関係なしに断定していい問題であると思います。ところが、そういうときに畜産農民がえさの問題で大へん困る現象が発生しておるわけです。私は政治というものは何よりもお説教ではなしに、やはり具体的に適切な手を打つと、こういうことが一番大事なことだと思います。畜産を成長させようと思うものであれば、畜産農民が非常に困っておるという……

第38回国会 農林水産委員会 第24号(1961/04/03、5期、日本社会党)

○亀田得治君 時間がきわめてわずかでございますので、一日の連合審査と重複しないように、私は二つの問題だけをこの際確かめておきたいと思います。  その第一点は、今回の運賃改訂は、国有鉄道運賃法の第一条第二項のどの条項によっておやりになったのかお伺いをしたい。
【次の発言】 私は、時間がないから、もう端的に大臣の見解を確かめますが、この運賃法第一条第二項には、運賃をきめる原則というものを四項目にわたって書いております。そのうちの第一点は「公正妥当なものであること。」これは私はどんな場合だって、公正妥当でなければならないのであって、こんなものは具体的な原則にはならない。問題は二、三、四であります。二……

第38回国会 農林水産委員会 第26号(1961/04/06、5期、日本社会党)

○亀田得治君 漁場施設ですよ。
【次の発言】 大体河野委員から問題点をお触れになったから、私は簡単に一つだけお聞きいたします。それは、この今度農協への直接の払い下げをお考えになった分量は、おおよそ二十万トン、こういうふうに長官の方からは聞いておるわけです。で、もちろんこれは下部の団体からきっと要求が出てきて、要求がそこまでいかなきゃ、もちろん問題ないわけですが、それをこえてきた場合ですね、この精麦業者への渡すものを減してでも、この際は農協の方に渡してやるべきじゃないか。まあ理由を申せば、これはいろいろあるわけですが、ちょうど先ほど河野委員から御質疑があって、その中でも明確になったように、精麦業……

第38回国会 農林水産委員会 第27号(1961/04/07、5期、日本社会党)

○亀田得治君 本案では災害に対する補助面を拡大する、そういう面でもちろんわれわれとしては賛成しているわけなんですが、経済効果が少ないということで、災害があったものに対して補助対象から落とすことに法律がなっております。  それらの経済効果が少ないということの具体的な規定としては政令の中では若干書いているわけです。その点についての疑問が一、二ありますので、ちょっとお尋ねしたいと思うのですが、これは政令の第九条に書いてあるものですが、その中の第一番目の傾斜が二十度をこえる農地、こういう規定がしてあるわけですが、傾斜度だけで実際にはそこを回復してやるべきだと、だれが見ても思われるものを、二十度をこえて……

第38回国会 農林水産委員会 第28号(1961/04/11、5期、日本社会党)

○亀田得治君 ちょっと関連して。この問題は、私たち林業全体のあり方の問題として非常に重視しているわけですが、北村君が予算委員会等で質問した経過等から私たち聞きますと、この覚書、了解事項は、両大臣が知らないうちにどうもできているようです。あるいは多少知っておったかもしれないが、文章それ自体はよくごらんになっておらない、でき上がる過程において。で、まあ当然盛らるべき中身のものが盛られておるのなら、これはそういうこともあっていいと思うのです。ところが、一方でこの基本問題調査会でお互い相当専門家が検討して、公有林についての考え方を出しておるわけですね。相当明確に出しておる。もちろん、これは基本問題調査……

第38回国会 農林水産委員会 第29号(1961/04/13、5期、日本社会党)

○亀田得治君 ちょっと一点関連して聞いておきますがね。この三十一年の法改正のときの官行造林の計画、十九万町歩と十一万町歩というものは、結局その後の政策変更によってやはり計画が組みかえられているわけなんですか。まあ組みかえられた中身は、今あなた資料がなければ答えられぬかもしれぬが、三十一年のままの計画がずっといっているとすれば、そのときの計画を拝見すれば大体わかるわけです。途中でどうもこう切りかわったようですね。その点はどうなんですか。
【次の発言】 もう一点。三十二年度にそういうふうに政策変更があるとしますと、まあその政策変更に基づいてこの実施計画の数字が変わってきたのだと思いますね。おそらく……

第38回国会 農林水産委員会 第30号(1961/04/14、5期、日本社会党)

○亀田得治君 ちょっとそれに関連して。ただいまの漁業協同組合で、既得の個人の権利などは全部買い上げているわけですか、それ以前にやはりあったわけでしょう。漁業組合は、それは全部買い上げの形で、対価を支払って、そうしてそういうものを消滅させて、漁業協同組合に新しく漁業権を集約した、そういう経過なんでしょうか。
【次の発言】 そうすると、資本参加した人と漁業協同組合との間で何か契約があるわけでしょうね、契約書のようなものが。
【次の発言】 そうすると、やはりそういう中身の実態をまだつかんでおらぬようだが、多少これは私の権利の問題に相当入り込むような格好になりますが、しかし、そのことのために漁業協同組……

第38回国会 農林水産委員会 第31号(1961/04/18、5期、日本社会党)

○亀田得治君 チップは非常に毒性が強いが、毒性が早くなくなる、それで特定毒物にしておらんということのようですが、この取り締まりはそういう毒物、劇物が正規に使用されるということばかりを予定しておらんわけでしょう。予定しておらないからこそ、こういう取締規則というものが必要であるという面も加わってこれはできているのでしょう。だから、農薬として使わないでいきなりこうほかの用途に使うという場合は非常に危険があるわけでしょう。だから、その辺はちょっと間違っているのじゃないでしょうか。
【次の発言】 ちょっと関連して。その取り締りの関係に関係のあることですが、先ほどいただいた表ですね、まず自殺の点ですね、こ……

第38回国会 農林水産委員会 第32号(1961/04/20、5期、日本社会党)

○亀田得治君 田畑さんにちょっと引き続いてお伺いしますが、本年の春植えの予定であった四百町歩、これは現在どういうことになっておりますか。
【次の発言】 そういうことをお聞きしているのじゃなしに、まだ法案が通っておらぬわけですから、従ってこれは従来の契約が生きているわけですし、従来の契約が続いているわけです。だから法案が通っても、あなたの方で解約をするのをいやだと言えば、従来通り植える、こういうふうに国会審議の過程ではなってきているわけです。だからそこら辺のことをお聞きしているのじゃなしに、あなたの方の春植えといいますと、いつまでにこれはやらなければならぬのか、その点をお知りでしたら明らかにして……

第38回国会 農林水産委員会 第34号(1961/04/24、5期、日本社会党)

○亀田得治君 ちょっと関連して。時間がないが、ちょっと同じ問題で、長官の説明を私は一応前提にしてお問いするわけですが、あなたの説明の通りとして。で、そういたしますと、この森林法における保安施設事業は、民有林については実行されないのだ、今後はこういうことになる、あなたの説明からいくと、三十四年からそうなりますね。これは大臣、そうなりますかな。そこで疑問が起こるのは……。ちょっと待って下さい。それはもう何べんも私は説明を聞いているのだから、そういうふうに理解している。そうしますと、そういう大きな政策変更をおやりになるには、やはり森林法の一部改正をやりませんといけないのじゃないか。これは私、大臣に一……

第38回国会 農林水産委員会 第35号(1961/04/25、5期、日本社会党)

○亀田得治君 きのうの委員会終了後、ちょっと理事会で多少問題になった点があるので確かめておきたい。それは昨日あなたの答弁では、昭和三十四年以降は、この私有林の水源林については、保安施設事業ですね、これはもうストップなんだ。そして、あげて官行造林、今度は公団の事業、こういうことになっていくわけだ、こういう説明があったわけなんですが、それはその通りなんですか。
【次の発言】 そういたしますと、造林すべき山を持っておる個人の人が、公団から話があっても、いや、おれはもうちょっと考えが違うからほっといてくれ、こういうことを言われた場合に、これは国全体の保安林計画というものに、こう、ひびが入ってくるんじゃ……

第38回国会 農林水産委員会 第36号(1961/04/26、5期、日本社会党)

○亀田得治君 この漁業権に関するいろんな形の紛争があるでしょうが、それはどれくらいあるのですか。つまりそれは漁業権の侵害として、あるいは裁判問題になっているのもあったりするでしょうが、そういうことだけじゃなしに、たとえば現在、漁業権をおのおの与えられた者が持っていますね。これはどうもその後の情勢の変化からいっておかしい、この漁業権は公平を欠くとかそういったようなことで、その地方として政治的な問題になったりいろいろしておるものがあるのだろうと思いますがね、そこら辺の実情を少し知りたいのです。
【次の発言】 もうちょっと具体的に……。
【次の発言】 これは漁業権内部で起きているやつですが、先ほど次……

第38回国会 農林水産委員会 第37号(1961/04/27、5期、日本社会党)

○亀田得治君 きのう途中で質問を中止したわけですが、その続きをいたします。  昨日もちょっと問題に出ました例の三重県の伊勢湾における問題ですが、あれば前回に質問を申し上げたときには、まず県庁の方で一つしかるべく解決に努力をしてもらう。それを待っておるのだというふうな趣旨のお答えがあったはずですが、その後どういうふうに実際はなっておるのか。県の努力の結果、話がまとまったんならまとまったと、その辺の御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 それは文章によって報告がきておるのだと思いますが、結局その原因はどういうふうに その調査では結論が出たのですか。

第38回国会 農林水産委員会 第38号(1961/04/28、5期、日本社会党)

○亀田得治君 昭和三十四年の三月から、公共用水域の水質の保全に関する法律並びに工場排水等の規制に関する法律、こういう二つのものができまして、そうして汚水の問題についての対策を一歩前進させる、こういうことに相なっておるわけですが、この問題についての全般的な責任官庁は、企画庁のようですが、その辺のところをまずお聞きしたいわけですが、だれからでもいいです。
【次の発言】 そうすると、せっかく法律ができたけれども、まだあまりその法律の中できめられたことが進んでおらぬようですが、そういう点について若干問題点を聞きたいわけなんですが、まず、この問題についてのこの基本計画、調査のための基本計画を企画庁が作る……

第38回国会 農林水産委員会 第43号(1961/05/16、5期、日本社会党)

○亀田得治君 ちょっと速記を。
【次の発言】 あまり混乱するといけないから、関連質問はしないようにしているのですが、ただ第一条の今問題になっておる点は、やはりこの法律の最大の限目だと思う。その点についてのいろいろな考え方があるということは、たびたびわれわれ聞かされるわけです。そうしてそういう考え方は、法律ができた後に、審議会等においても議論をなされるだろうといったようなことも、たびたびこれは衆議院以来聞かされるわけです。しかし、それではやはり多少順序が逆じゃないか。せっかくこういう基本法を作るわけなんだから、それらのいろいろの考え方があっても、政府としてはこうなんだ、こう考えるのだということは……

第38回国会 農林水産委員会 第45号(1961/05/18、5期、日本社会党)

○亀田得治君 これは事務的なことじゃなしに、非常に大事な点ですから、ちょっと例外として関連質問するのですが、国会の論議等、補償とかあるいは責任とか、そういう使い分けをすれば、これは強弱の度合いというものは、おのずから委員の諸君にはわかるわけです。だけどね、外に出て農民の皆さんなどに政府のえらい人が責任を持ちます、こう言えば、これはもう補償と同じ意味ですよ。私は不幸にしてその大事なあなたのなにを聞き漏らしたわけですが、それはそういうふうにとります。その際、これは補償ではありませんよ、責任ですよというふうにまさかお断わりになっておるとは思わない。それは議論のときは補償だ、責任だと言ってやっているか……

第38回国会 農林水産委員会 第46号(1961/05/19、5期、日本社会党)

○亀田得治君 発言中ですが、議事進行についてちょっと……。大へん発言中に恐縮なんですが、審議のやり方としては逐条審議をやろう、こういうことが理事会で申し合わせをされてこれは進行しているのです。ただ、逐条審議自体の進め方についての意見は、これはいろいろおありになる。ところが、逐条審議自体を何か打ち消されるような発言が前提になって進行されるということになりますと、ちょっとそういう印象を受けたのです。これは私は議事の進行の方法としては委員長自体の方で、これは少し疑問を解いてもらわないと困るんじゃないかと思うのです。決して仲原さんのおっしゃるような立場での質問が、無意味だと私は申し上げるのじゃないので……

第38回国会 農林水産委員会 第48号(1961/05/26、5期、日本社会党)

○亀田得治君 あらためてこれは一つ理事会で相談するということにいたします。
【次の発言】 関連。同じことなんですけれども、これは政府の方があまりにもこだわり過ぎていると思うんです。政府の協業というものも、何べんもあなたから御説明があったように、二つあるわけでしょう。協業だけでは説明が尽くさないわけでしょう。協業経営と協業組織と二つを含んで協業と言うてるわけでしょう。ところが、共同の場合にも、つまりわれわれの共同の場合にも二つあるわけです。共同経営と――この法案の第十条で書いてあるのが「農業経営の共同化を促進する」、これは、つまり共同経営です。しかし、何もこれしかないと言ってるわけじゃない、社会……

第38回国会 農林水産委員会 第49号(1961/05/27、5期、日本社会党)

○亀田得治君 第四章の農業構造の改善に関する点について御質問をいたします。当然この構造改善の問題は、農地の移動ということが随伴して起こるわけですが、これもたびたび問題が取り上げられておりますが、農地の移動に関しては、当然価格というものが非常に重要な問題になって参ります。そこで農地価格の将来の見通しですね。これをどういうふうに持っておられるのか。まず、この点をお聞きしたいと思います。
【次の発言】 将来に対する的確な見通しがないようですが、これは私将来の構造改善の見通しに大きな関係があると思うのですね。だから、相当これははっきりとしたやっぱり見通しを立てるべきだと思う。見通しを立てて、従ってそれ……

第38回国会 農林水産委員会 第50号(1961/05/29、5期、日本社会党)

○亀田得治君 ちょっと関連して。今の倍増計画のその数字をおっしゃったわけですが、その点の考え方は、大体農林省も一緒ですか。
【次の発言】 もちろん、農林省としては本法ができた後に新しい立場で見通しを立てるわけですが、倍増計画のあの数字も、やはり農業関係の専門家の諸君が検討した結果出したわけですから、私は何もその一分一厘間違いないかといったようなことを申し上げているわけじゃないのでして、大体あの生産の見通しというものは、是認されていいのかどうかという大まかな気持で聞いているのですがね。
【次の発言】 大臣の今の最終の答弁ですが、農業者が農業者以外との相互扶助の関係があっていい、理論的には、抽象的……

第38回国会 農林水産委員会 第51号(1961/05/30、5期、日本社会党)

○亀田得治君 議事進行について。文部大臣は、けさ十時から十一時まで御出席願う、こういうふうに社会党の方は聞いておりました。そうしてその時間に合わすように質問者の段取りをつけていたわけなんです。きょうは七人の大臣を呼んでいるわけでして、最初が狂いますと、大へんあとの段取りが違ってくるわけなんですね。十時から御出席願うということになっていたのですが、どういうことでこんなにおくれたのか。十一時までというと、もうすでに三分の二過ぎてしまっているわけなんです。その点と、それからもう一つは、当然おくれた分ですね、時間を延ばせるのかどうか。この点も一つ社会党として、ぜひ質疑に入る前に確かめておきたいと思いま……

第38回国会 農林水産委員会 第52号(1961/05/31、5期、日本社会党)

○亀田得治君 社会党を代表して質問いたします。農基法についてはいろいろ問題点が多いわけですが、委員会における審議の経過にかんがみまして、特に総理から考え方を聞いておきたいという点等にしぼって一つお尋ねしたいと思います。農林大臣等の御意見はたびたび聞いてもおりますので、多少こまかいことにわたるかもしれませんが、しかし農民にとっては具体的に非常に関係の深い問題点でありますので、率直に総理の考え方をただしておきたいと思います。  第一は、第一条の農業政策の目標という点です。第一条には、他産業従事者と均衡する生活を目標とすると、こういうふうにうたっております。で、この点もたびたび委員会で質疑いたしまし……

第38回国会 法務委員会 第19号(1961/06/06、5期、日本社会党)

○亀田得治君 委員長、ちょっと途中ですが、説明書あるのですか、あれば配って下さい。
【次の発言】 これは今回の立法だけではありませんが、どういう場合にも、刑罰法規を作る際には、何か具体的に起きている現象に対する目標があるはずなんですね。それなくして立法しようなんていう、そういうことが起こるわけがない。で、そういう場合に、何か必要性を感じて作らなきゃならぬのだ、そのことにとらわれすぎますと、やはり作られるものは、これは抽象的な条項になってくるわけです。しかしながら、そういう現象は千変万化なんですから、その隣り合わせのようなところが大へん問題になってくるわけですね。従いまして、社会党にもああいう立……


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第39回国会(1961/09/25〜1961/10/31)

第39回国会 運輸委員会 第7号(1961/10/24、5期、日本社会党)

○委員外議員(亀田得治君) 初めに、お忙しい中をわざわざ委員外発言を許可していただきまして、委員の皆さんにお礼を申し上げます。  お尋ねいたしたい問題は、京阪神急行電鉄の京都市内乗り入れに関する問題です。この問題につきましては、現在会社と地元の間におきまして、地元の沿線住民の間でいろいろ紛糾も起きておるのでありますが、そういう問題の起こる根本の原因につきまして、私たちとしては、運輸当局の地方鉄道法の運用においてやはり間違いがあるのではないかというふうな感を持っておるわけです。問題点につきましては後ほどお尋ねいたしますが、初めに本件の延長線について、地方鉄道法の十二条の免許ですね、それから十三条……

第39回国会 農林水産委員会 第3号(1961/10/06、5期、日本社会党)

○亀田得治君 ちょっと関連して一点だけ。河野方式につきましていろいろ御質疑があったわけですが、ちょうど私が八月三十一日に御質問を申し上げたことの中で、それは一つよく検討してみようと農林大臣がおっしゃった点があるわけですが、その点についてだけちょっと確かめてみたいと思いますが、現在であれば、約一千万石のやみ米がある、これをどうするか、これを何とかしなければならないということは、これは私たちもそう思います。その処理の仕方につきまして、生産者側並びに消費者側にもおのおの問題がある。それを自由米にする、現在の状態をそのまま認めていく、大体、そういうことの前に検討すべき点があるんじゃないかという立場から……

第39回国会 農林水産委員会 第4号(1961/10/10、5期、日本社会党)

○亀田得治君 ちょっと関連して。こういう災害に関連して、私のほうは大阪のほうですが、相当補正の要求を持っているわけですね。まあ、以前と事情が違いますから、補正要求などに対しては、そんなに農林省のほうもこだわらないと思いますが、その点ちょっと関連してお聞きしておきたいと思います。
【次の発言】 先ほどから論議になっていた点ですが、この災害なり、思わざるこういう現象が起きてきた場合に、期日をある程度変えるということは、これは農民のほうからいいますと、農林省にそのことを要請するような格好に今なっておりますが、しかし本来からいうならば、これはもう当然なことなんじゃないかという感じがしておるのですがね。……

第39回国会 農林水産委員会 第6号(1961/10/13、5期、日本社会党)

○亀田得治君 私のほうから要求いたしました取引法の違反件数などについての資料が本日出たわけですが、これを拝見いたしますと、取引法違反による検挙件数というものは、きわめて数が少ないようであります。この数字だけを拝見いたしますと、非常に家畜取引法というものがスムーズに運用されておるかのごとくにも思われるのですが、若干その点について確かめてみたいと思います。  まず、この資料によりますと、三十三年、三十四年、三十五年と、この三カ年だけのものがありますが、この法律は、三十一年から施行されておるわけでして、三十一年、三十二年はわかっておらないのか、あるいは全然そういう違反件数というものがなかったというこ……

第39回国会 法務委員会 第閉会後1号(1961/11/30、5期、日本社会党)

○亀田得治君 各点にわたってたいへん詳細な御報告があったわけですが、若干納得できない点につきまして、少し確かめておきたいと思います。  まず、告発人に今年の一月に担当の苑田検事から、二月になれば本件の捜査に着手する、こういうことを言った点でありますが、ただいまの刑事局長の報告を聞いておりますと、検察庁全体としては、二月になれば手がすくのではないかというような意味であって、必ず着手するというふうに言ったのではないというふうな趣旨のように聞いたわけですが、しかし、告発人側から見れば、必ずとか、その検察庁全体としてはとかいうようなことを実際に言うたのか言わぬのかわかりませんが、必ずという言葉が入って……

第39回国会 法務委員会 第4号(1961/10/17、5期、日本社会党)

○亀田得治君 九州産業交通株式会社の労働組合、九州産交労組というのですが、ここから出ておる告発事件についての熊本検察庁の扱いの問題について若干お尋ねをいたしたいと思います。もちろん、事件としては捜査中に属する事件でありますから、事件の中身につきましての白黒といったような問題などになるべく立ち入らないようにしてお尋ねをしたいと思います。  本件は、法務省の刑事局から捜査状況についての御報告もいただいておりますが、昭和三十五年十二月二十七日に九州産交労組の今村委員長から告発し、さらにその後三十六年七月二十五日、株主の森武徳、この人からさらに告発をした。二つがまあ重なっておるわけですが、内容は、同会……

第39回国会 法務委員会 第6号(1961/10/24、5期、日本社会党)

○亀田得治君 関連して。最高裁長官の談話の問題ですが、ああいうものは、ちゃんと長官のほうで原稿をお作りになって、そうして記者会見をされる、こういうふうなことになっておるのでしょう、どうでしょう。
【次の発言】 裁判所と警察というのは、いろいろな意味で非常に関係が重要なわけでして、警察のやったことを裁判所がさらに上から、大所高所から見ていくといったような性格も一面にあるわけですね。そういう立場にある者が警察官の力を借りて裁判をやる。それは、なるほどそれだけの理由が若干あるでしょうが、これは容易にちょっと発言してはならぬことなんです。どういう事情があろうと。発言する以上は、すべての人がやはり納得す……

第39回国会 法務委員会 第7号(1961/10/26、5期、日本社会党)

○亀田得治君 私は、政防法に関しまして、本日初めて質問をいたすわけでありますので、きわめて総括的な問題につきまして若干お尋ねをいたしたいと思います。  ただ、これに関連いたしまして、法務大臣に特にお尋ねを申し上げたいことがあります。それは、本年の十月二十二日に、事件といたしましては昭和二十八年の十一月から十二月にかけて起きた事件でありますが、その事件でやくざの一人が殺された、やくざ仲間のけんかでありますが、そのとき殺されました和田善次という人の追悼供養北信越五県選抜相撲選手権大会、こういうものが十月二十二日福井市で行なわれたわけでございます。ところが、この大会のあいさつ状に、植木法務大臣の名前……

第39回国会 法務委員会 第8号(1961/10/27、5期、日本社会党)

○亀田得治君 ちょっと、これは予定ではなかったのですが、ちょうど鈴木さんから昨日の私の質問に対するお答えがありましたのでちょっと聞きますが、鈴木さんのお答えでその点は了承いたしますが、昨日富田さんのほうは、ひとつ検討してみるという意味のことを言われて終わっておるわけですが、これは一日しかありませんが、御検討なり、あるいは自民党としてのその辺についての考え方、こういうことが今表明できました明らかにしてほしいと思います。

第39回国会 法務委員会 第10号(1961/10/31、5期、日本社会党)

○亀田得治君 社会党を代表して簡単に反対の討論をいたします。  特に私は、裁判官の給与につきまして触れておきたいのでありまして、第一の問題は、現在の裁判官の報酬制度というものは、裁判官の特質に合うように根本的に検討をし直すべき時期に到達しておると考えます。例をとって申し上げますと、裁判官の職務と責任といったようなものは、ほかの職域におけるほど差がないのでありまして、したがって、たとえば審級、あるいは裁判長であるとか陪席であるとか、そういったようなことによって多少の差異がありましても、それほど差等を設けるべき性質のものでもありません。そういったような問題、あるいはまた、法曹一元ということが、司法……


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第40回国会(1961/12/09〜1962/05/07)

第40回国会 建設委員会 第25号(1962/04/24、5期、日本社会党)

○亀田得治君 私は最後のようでありますが、これまで本法律に関連いたしまして、いろいろ政策的な立場に立った御質疑等が大体終わっておるように聞いておりますが、私は罰則の点だけで若干確めておきたい。こういうふうに実は考えておるわけです。で、新法の罰則のところをごらん願いたいわけですが、三十七条によりますと、「次の各号の一に該当する者は、六月以下の懲役又は三万円以下の罰金に処する。」こうありましてその第一号は「第八条第一項の規定による土地の立入りを拒み、又は妨げた者」というふうになっております。つまり本法の施行者が事業実施の事前調査等のために必要だからひとつ入りたいと言ってきた場合に、それを拒むことに……

第40回国会 大蔵委員会 第28号(1962/04/24、5期、日本社会党)

○亀田得治君 私は、鈴木自動車株式会社の脱税問題につきまして、若干御質問をいたしたいと思います。  鈴木自動車株式会社というのは、代表取締役は鈴木俊三、本社は御承知のように静岡県でありますが、この会社は、昭和三十四年三月十六日に軽四輪自動車スズライトTL型、これを貨物自動車として運輸大臣より認定をとっております。ところが、その後鈴木自動車が実際に製造し販売しているスズライトTL型は、座席後方のストッパーをはずしております。したがいまして、昭和二十九年九月一日あるいは同三十五年九月三十日の通達等に照らしましても、明らかにこれは乗用車と見るべきものだと考えます。鈴木自動車のほうは、結局、乗用車を実……

第40回国会 法務委員会 第閉会後1号(1962/06/01、5期、日本社会党)

○亀田得治君 私は徳島新聞社並びに四国放送の不正事件につきまして、若干問題点について当局に確かめたいと思うのでありますが、本件は、刑事事件の対象になっておるというだけではないのでありまして、この四国放送と徳島新聞社の関係というものは、実質上は前川静夫という同一人がこれを支配しておる。こういう関係から見まして、現在のこの無線局の免許基準というものに反しておる、こういう実は重大な問題もともにこれはからんでおるわけなんです。単なる刑事被疑事件ということとは違うわけでして、考えようによりましては、むしろそういう言論、放送機関を独占しているということ自体、このことは、現行法では固く禁じておる建前になって……

第40回国会 法務委員会 第3号(1962/01/30、5期、日本社会党)

○亀田得治君 こまかい質疑はまたあらためていたしますが、ちょっと一、二点だけとりあえずお尋ねいたします。それはただいま御説明のありました裁判所関係の予算の中の最後のほうで説明された点ですが、前年度計上された庁舎等特別取得費四億五千万円の減額、こういうことになっておりますが、これは例の書記官研修所に関する件だと思いますが、この書記官研修所を作るために、例の旧岩崎邸のところを処分して、そうしてこちらに新設するという計画であるわけですが、昨年もこれは問題に多少なったと思いますが、その後これはどういうふうにこの処理が進んでおるのか、ちょっとお聞きをしたいと思います。

第40回国会 法務委員会 第4号(1962/02/01、5期、日本社会党)

○亀田得治君 この前、さらにもう一点調べてもらいたいと申し上げていた点ですが、野田検事正が三十六年の七月八日に、三井鉱山あるいは九産交の重役と一緒に宿泊をしておるわけですが、その際、翌日三千円戸上という人に渡した、こういうことが答えられておるのですが、事実そういうものが渡されたとしても、はたしてそれが適正な金額と言えるのかどうかというふうな点についても、全体を調べないとこれはわからぬわけでして、その点も調べてもらいたい、こういうふうに私申し上げたはずですが、その点はどうでしょう。
【次の発言】 そういうことですと、これはまた再度もう少し調べてもらわなければならぬことになろうかと思うのです。  ……

第40回国会 法務委員会 第5号(1962/02/08、5期、日本社会党)

○亀田得治君 関連して。予定以外に自家菜園等から補給されるのは、全体の何パーセントになりますか。
【次の発言】 もう一つ。物価指数は、さっき何か卸売物価指数とかおっしゃったようですが、実際とはだいぶ違うんでしょう。どうなんです。
【次の発言】 しかし、最低がつまり卸売物価指数で抑えられているわけですから、小さい所はそれにプラスする。そうすると、大きい所はこの最低のところから削ることになるんですね。いずれにしても、その予算単価が卸売物価にプラス・アルファというものがあるのなら、今おっしゃったような調整ができると思いますが、ちょっとこう結果は、全体として幾らか、そうすると低いところに下がる。そうし……

第40回国会 法務委員会 第8号(1962/03/01、5期、日本社会党)

○亀田得治君 定員法について若干質問をいたしますが、最初に、今回法律の改正で増員になります数は、この前の提案説明で一応お聞きしたわけですが、最高裁としては、今度の定員改正にあたりまして、どれくらい裁判官なりあるいは裁判官以外の職員の増加をすべきだという考えを持っていたわけでしょうか。
【次の発言】 書記官の増員に対する態度についても御説明願っておきます。また、書記官だけでなしに、裁判官以外の職員についても……。
【次の発言】 新論がどうなりましたか。
【次の発言】 例の前々から問題になっております代行書記官の書記官への組み入れの問題ですね。この経過を御説明いただきたいと思います。

第40回国会 法務委員会 第9号(1962/03/06、5期、日本社会党)

○亀田得治君 私から、関西の現地調査の結果を御報告いたします。  私たちは、大谷理事、青田委員と私とが奥村調査員及び大関参事を伴いまして、二月二十日から五日間にわたり、大阪府、兵庫県において交通事件の処理などに関する問題等、四項目について現地調査を行なって参りました。  今回の調査は、集中方式をとり、まず二月二十一日午前は、大阪高等裁判所に、大阪、神戸の各法曹の参集を求め、交通事件処理などの問題及び暴力問題につき調査、会談し、午後は、近畿管区警察局に、大阪府、兵庫県の各警察本部の参集を得て、交通、暴力、少年犯罪の三項目について調査会談を行ないました。翌二十二日は、現地視察の日とし、大阪簡易裁判……

第40回国会 法務委員会 第11号(1962/03/13、5期、日本社会党)

○亀田得治君 本件に関連いたしまして、共産圏関係における戦犯者の扱いにつきまして、わかっている範囲において御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 本来のものを聞いているんじゃない。向こうで戦犯として扱ってとめられているといったような関係です。
【次の発言】 そうすると、残るのは中共関係十三名、十三名のうち一名が近く釈放ということが正式に連絡が来ているということですから、十二名ですが、その十二名の方の刑期などは、最初どういう刑期で、その後何か、それに対して減刑等がされたりして変化があるのかないのか、そこら辺の点、わかっておりましたら、ちょっとお答え願いたいと思います。

第40回国会 法務委員会 第12号(1962/03/15、5期、日本社会党)

○亀田得治君 若干御質問をいたしたいと思いますが、現在までの日当なり、宿泊料の与え方、つまり最高額がきまっておるわけですが、たとえば日当ですと、現在は三百円以内、改正額ではそれが千円以内、こういうふうになっておりますが、今日までの実績ですね。それはどの程度に支給されておるのか、そういう点をまずお聞きしたいと思います。
【次の発言】 おそらくこの証人の日当につきましても、予算上の見積もりというものがあるのだろうと思いますが、そういったような人数の上の見積もり違い、そういうふうな点等の矛盾などは、今までは出てきておらぬわけでしょう。
【次の発言】 今回、証人の場合ですと千円以内、こういうふうに改正……

第40回国会 法務委員会 第13号(1962/03/20、5期、日本社会党)

○亀田得治君 この基準試案によりますと、別表を作られておるわけですが、各庁においてはこの基準試案をもとにしてまた各庁ごとの案を作る、こういうふうになりますと、具体的には、結論として言えることは、各庁において違った基準額というものが考えられるわけですね。予想できるわけですな。
【次の発言】 この基準の一番基礎になっているのが、尋問に要した時間、この点ですが、これはまあ非常にはっきりした客観的な基準です。ところが、そのほかの出頭所要時間、裁判所における待ち合わせ時間、これも客観的に割合はっきりしていることですわね。そのあとの当該地方の実情というのは、これはきわめてあいまいですが、そういう客観的にち……

第40回国会 法務委員会 第14号(1962/03/22、5期、日本社会党)

○亀田得治君 一部改正に入ります前に、ただいま井川委員から御質問があった点を若干ただします。  民法の改正に関する作業を法制審議会でおやりになっているようですが、根本的な立場といいますか、それはどういうことになっておるのですか。
【次の発言】 法律の改正は皆そういうものでしょうけれども、そういたしますと、現在の民法と合わない現実のある部面ですね。そういうところを拾い上げて、現状に合うように検討していく、そういう理解でいいわけでしょうか。
【次の発言】 そういう際に、たとえば、家族制度の廃止があったから現状に合わないような面が出ているわけでもないわけでして、先ほどから御指摘になったような問題は、……

第40回国会 法務委員会 第16号(1962/03/29、5期、日本社会党)

○亀田得治君 まあいろいろ井川委員や、また連合審査等を通じまして、大事な点についての御質疑がだいぶあったようでありますから、できるだけ重複を避けて、疑問の点についてお尋ねしたいと思います。  ちょっと遠いですな。聞えますか。
【次の発言】 まずこの第一条の点ですが、「一むねの建物に構造上区分された数個の部分で独立して住居、店舗、事務所又は倉庫その他建物としての用途に供することができるものがあるときは、」となっておるわけですが、たとえば、普通の鉄筋住宅のような場合には、別に疑問は起こらないわけですが、木造のアパートのような場合、客観的に見ると、あまり独立性はないのだが、しかしそこに住んでおる人た……

第40回国会 法務委員会 第17号(1962/04/03、5期、日本社会党)

○亀田得治君 いろいろ重要な問題点について御意見をいただいたのですが、特に私たちのほうで関心を持っておる点について、もう少しお聞かせを願いたいと思います。  その第一点は、例の「総理大臣の異議」の問題でありますが、参考人三人とも意見が違っておるのです。澤さんははっきりこれは要らないという点に重点があったようですし、平峯さんはだいぶ否定的ではありますが、結論的には置くと、こういうふうに修正をすべきじゃないかというふうな御意見に拝聴しました。雄川さんの御意見は、大体これでいいじゃないか、こういうふうにお聞きしたわけですが、これはまあ私の意見としては、かくのごときものは要らない、実はこういう意見を持……

第40回国会 法務委員会 第18号(1962/04/04、5期、日本社会党)

○亀田得治君 三人の方々から、たいへん専門的な、大事なポイントについてのお教えを受けたわけですが、まあ私たちもなかなかこういう方面には暗いわけでして、あるいは質問がたいへんわかりきったことじゃないかというようなことになるかもしれませんが、若干ひとつ補足して御説明をいただきたいと思います。  最初に、鈴木さんにお尋ねいたしたいのは、貸借対照表の公告の問題でありますが、まあ現行法を変えまして、御説明がありましたように、登記所に提出をする、一般の人がいつでも見れるようにする、現在の制度でありますと、新聞などうっかり見過ごしておるとわからない、こういうわけでして、これを改めるという点は確かに必要だし、……

第40回国会 法務委員会 第19号(1962/04/10、5期、日本社会党)

○亀田得治君 商法の一部改正について、相当いろいろ問題点がたくさんあると思います。関係資料等をいろいろ拝見いたしておるわけですが、企業会計原則ですね。こういう言葉が使われ、また、せんだっての参考人からも、企業会計原則というものを重視していかなければならないという意味のことが出ているわけです。大よそはわかるわけなんですが、正確に説明すると、これはどういうことになるのですか。
【次の発言】 二十四年、調査会において一応そういう案を作りまして、安本に答申された。それは法律あるいは規則といったようなものではないかもしれませんが、どういうふうに使用されているのですか。どういうふうに活用されているのですか……

第40回国会 法務委員会 第21号(1962/04/17、5期、日本社会党)

○亀田得治君 前回、井川委員から主として法律的な観点からの御質問が多多あったわけでありますが、私は、主として、法律論、憲法論といったような問題よりも、現在の制度が関係者が納得いくようなものであるかどうか、実際上。そういう角度からひとつお尋ねを進めていきたいと思います。  おそらく裁判所のほうでも、現在臨時措置法によって国家公務員法の規定を準用してやっているわけですが、こういう格好は適当なものではない、こういうことだけははっきりお考えになっておるはずなんですが、その辺の基本的な考えをまず確めておきたいと思います。
【次の発言】 こういう臨時措置法で準用しておるという格好は思わしくない、しかし、国……

第40回国会 法務委員会 第22号(1962/04/19、5期、日本社会党)

○亀田得治君 最初に官房長官にお尋ねいたします。  今回、この調査会を内閣に特に置きました理由につきましてお伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 この調査会を非常に重視されておるという意味におきまして、私たちもこの扱いには賛成するものです。ただ、そういう立場で置かれました以上は、実際の運営面におきましても、あるいは調査会の調査の結果出て参りまする答申に対する扱いにつきましても、やはり調査会を設置したときと同じような気持でやってもらいたい、こういうふうに考えるわけですが、この点は、どういうふうにお考えでしょうか。
【次の発言】 まあ本問題は総合的に検討する必要がある。官房長官は、ただいまその……

第40回国会 法務委員会 第24号(1962/04/26、5期、日本社会党)

○亀田得治君 私は、この際、東京都の山崎護謨工業という会社の労働組合並びに会社当局間の問題につきまして、検察関係の問題に関し若干御質問をいたしたいと思います。  警察当局では、すでにお調べによっておわかりだと思いますが、この職場は、従来から労働基準法違反が、それが摘発されたされないは別といたしまして、非常に多い。休みも月一回しかないといったようなことで、暗い職場であったわけですがそういう点を明るくしたいということで、今年の一月二十五日に組合が結成をされたわけです。そういたしますと、その以前からも若干そういう傾向もあったわけですが、会社のほうが、組合の結成ということに対しまして非常な妨害的な態度……

第40回国会 法務委員会 第25号(1962/04/27、5期、日本社会党)

○亀田得治君 私は、この際、昨年度未における国鉄の労使間の紛争の問題に関しまして若干お尋ねいたしたいと思います。  最初に、今回の年度末手当に関する紛争の特色といいますか、そういう点についてただしたいと思うわけです。今回の年度末手当の交渉が国鉄と労組との間で何回も行なわれてきたわけですが、ちょうど三月二十六日にそれが起きまして、そのころ国鉄当局は国労を出し抜いて、動力車労組あるいはその他の小さな組合と先に妥結をするのではないか、こういったような情報等が流れたわけです。そこで、当日は、午後九時から二十七日の午前零時ごろまで団体交渉が行なわれていたわけですが、その団交を終わるにあたりまして、私が今……

第40回国会 法務委員会 第26号(1962/05/04、5期、日本社会党)

○亀田得治君 本法案の第三条でありますが、これは、抗告訴訟についての例示的な規定だと、こういう説明を受けておるわけですが、普通、そのような意味であれば、たとえば私が今申し上げるような規定の仕方、こういうことのほうがもっと適切ではないかと思うわけですが、第三条として、この法律において抗告訴訟とは次のものをいうと、こういたしまして、二項、三項、四項、五項、こういうふうに並べて、その最後に六項をもう一つ起こしまして、その他行政庁の公権力の行使に関する不服の訴訟、こういうふうにやっていただきましたほうが非常に明確になるわけですが、なぜそういうふうな形にされなかったわけですか。ここら辺に多少疑問を持つわ……

第40回国会 法務委員会 第27号(1962/05/07、5期、日本社会党)

○亀田得治君 質疑の時間があまりありませんので、きわめて要点のみについて触れていきたいと思います。  例の本法案の総理大臣の異議に関する問題でありますが、この点は、前回にもすでに若干質問をいたしましたが、その際にも申し上げましたように、この制度のできた沿革というものは、これはもう当時の資料によって明白であると思います。なお、前例等から見ましても、世界に類のない、現在の日本だけにある制度である、こういうことも明白である。また、六名の参考人の意見を参議院では承ったわけですが、ほとんどの方が、この制度には消極的な意見を述べておるわけです。したがって、私も当然この制度には反対をしておるわけですが、かり……

第40回国会 予算委員会 第4号(1962/02/14、5期、日本社会党)

○亀田得治君 私は、きわめて残り時間がわずかでありますので、韓国米の買付問題についてだけお尋ねをいたしたいと思います。  初めに外務大臣並びに農林大臣にお聞きいたしますが、総理には最後に見解を承りたいと思います。まず外務大臣から、この韓国米買付の結論を出しました経過を一つ承りたいと思います。
【次の発言】 五万トンの買付は決定しておるわけでしょうか。
【次の発言】 韓国の要求は十万トンと私たちは聞きます。外務当局は、おそらく日韓会談等を考慮に入れての話だと思いますが、その十万トンを大いに支持されておる。しかし、農林当局はできるだけそれを少ない線で押えたいというふうに、意見の食い違いがあるようで……

第40回国会 予算委員会 第5号(1962/03/05、5期、日本社会党)

○亀田得治君 議事進行。委員会の冒頭に委員長に要望もし、意見を伺いたいのです。従来、予算委員会では、ともすると政府側の人数がそろわない、こういうことで時間がおくれる等の事態がよくありまして、そういうことが逆にまた質疑を終わる夕方の時間がおくれるといったようなことにもなるわけでして、これはたいへんだらしないと思うのです。こういう点は今回は絶対ないように、きちんと政府側の各大臣がそろう、こういうことに委員長としては努力をしてもらいたい。また、そろわぬ場合には、したがって審議を始めないと、こういうことも明確にしておいてほしい。よく持ち時間――たとえば三十分、四十分ある。その中で数名の大臣をわれわれの……

第40回国会 予算委員会 第7号(1962/03/07、5期、日本社会党)

○亀田得治君 ちょっとお尋ねいたしますが、委員長は、外務大臣の退出に対して許可を与えたのですか。私は、こういうことがあろうかと思いまして、この予算委員会の審議が始まる冒頭において、どうもいろいろな雲行きがおかしいですから、そういうことにならぬように、きちっとしてもらいたい。委員長は、亀田君の発言はごもっともだ、こういうふうにはっきりおっしゃっているのです。そうすれば、せめて退出のときは、委員長の許可ぐらいは私は得ていかなければならないものだと思いますが、退出を認めるわけではありませんよ、ありませんが、一体その手続の点はどうなっているのですか。黙って出たのか、あなたの許可を得られたのですか、どっ……

第40回国会 予算委員会 第8号(1962/03/08、5期、日本社会党)

○亀田得治君 ちょっと関連。昨日官房長官が、この問題について記者会見をして談話を発表しておる。はなはだこれはあいまいです、私たちが読んでみましても。ともかくキャラウエーの発言は、池田・ケネディ会談において米国の政策を確認した、アメリカの政策を認めたと、こうなっておる。この点は、政府もキャラウエー発言に関連して書類等を取り寄せてお調べになったようですが、そういう発言のあったこと自体はやはりお認めになっておるようです。ただいまの総理のお答えを聞きましても、沖縄の施政権返還問題についてケネディと池田両者の間で意見の対立のままになっているように相変わらずお答えになり、官房長官の談話でもそういう意味のこ……

第40回国会 予算委員会 第9号(1962/03/09、5期、日本社会党)

○亀田得治君 私は憲法問題を中心に質問するのでありますが、初めに農林大臣に対しまして若干御質問いたします。  去る六日の閣議におきまして、農林大臣の発案により、ことしから米価審議会を公開しない、こういうふうにきめたようでありますが、これは全国の農民に非常に大きなショックを与えております。なぜこういう決定を突然におやりになったのか。その理由を明確にしてもらいたいと思います。
【次の発言】 農林大臣から、米価審議会に諮問する仕方を変えよう、米価そのものはしないんだ、こういうお考えのようですが、この点はまた、時間もありませんから、別個な機会に問題にいたしましょう。ただ、会議の持ち方自身は、今まで昭和……

第40回国会 予算委員会 第10号(1962/03/10、5期、日本社会党)

○亀田得治君 委員長。先ほどからのめどという、中身というものが少しも明白にされないわけですが、私がお聞きしたいのは、こういう段階まで来れば、やはり総理大臣のほうで一つの方針というものを明確に持つべきではないか。これは私の提案でありますが、公労法なり、地公労法の関係は、これは矛盾する部分でありますから、これを直すということは当然であります。ILOの批准を早くしろ、こういうことは再々勧告が来る。だれもこれは認めておる点――そういう完全に意見の一致しておるところだけをまず処理する、この腹をきめるべき段階ではないか。政府の考え方を私たちは聞いております。政府の考えでいけばそれだけでは足らない。しかし、……

第40回国会 予算委員会 第11号(1962/03/12、5期、日本社会党)

○亀田得治君 関連して一つ。
【次の発言】 一点、簡単に関連してお伺いいたします。  で、交通事件がたいへん激増いたしまして、その司法的な跡始末、処理というものがたいへんな負担になっておるわけです。そこで、有力な意見として、チケット制でやったらどうか交通違反の現場で警察官がチケットを違反者に渡して、そうして罰金をその場で徴収していく。もちろん、それに対する異議の申し立てなり正式裁判の要求等の制度はくっつけられるわけでしょうが、そういう考え方というものが相当出てきておる。これは、交通事件が激増して、それに対して検察庁なり警察なり裁判所側の処理する能力というものがだんだん限界がきておる、こういう実……

第40回国会 予算委員会 第12号(1962/03/13、5期、日本社会党)

○亀田得治君 委員長。
【次の発言】 私は、高柳会長に一言お尋ねいたします。  それは発案権はどこにあるかという問題につきまして、私たちは国会議員に発案権がある、政府にはない、こういう考え方を持っております。これはいろいろ論争されておるわけですが、われわれのような考え方を、それは概念法学だ、こういうきめつけをなされたことだけは、これは少し行き過ぎじゃないかと私は考えております。双方いろいろな学説が対立しておることも知っております。しかし双方の学説を検討してみましても、いずれが概念法学に近いかといえば、私は政府側の考え方がむしろ近いというふうに考えております。  そういうふうに考えているときに、……

第40回国会 予算委員会 第13号(1962/03/14、5期、日本社会党)

○亀田得治君 関連。厚生大臣に端的にお聞きしますが、第一審判決に対する上告の理由、これをもう少し具体的に説明してほしい。ともかく今の裁判制度からいきますと相当やはり時間がかかるわけでして、このことは病人にとっては耐えられぬことである。そんなこともわかっていてあえて控訴をされる、具体的に一つもう少しはっきりとお答えを願いたい。
【次の発言】 そのことをもう少し具体的に説明して下さい。そんな抽象的なことじゃいかんよ。質問に対する答えになっていないですよ。裁判官の言うことに対して不服だったから、そんなことは最初の答弁と一緒です。なぜ不服なんだと、それを明確に。

第40回国会 予算委員会 第17号(1962/03/22、5期、日本社会党)

○亀田得治君 ちょっと関連。一点簡単にお伺いいたします。この韓国政府が国際的にも認められておる、というふうに政府が解釈しておる根本の出発点は、一九四八年の例の国連決議にあるはずです。私はこの根本が一番問題ではないかと考えるのです。この国連決議が指摘しておる点は、韓国政府は選挙民の自由意思の有効な表現だということを一応認めて、その根拠の上に立っておるわけなのです。従来政府もこの点を韓国政府の性格としてやはり基本的に強調してきているわけなのです。そして勇大統領はその自由選挙による大統領、その国の一番トップの人が、ほかはいろいろ問題はあるが、ともかくトップのポストというものがこの国連決議の趣旨につな……

第40回国会 予算委員会 第19号(1962/03/24、5期、日本社会党)

○亀田得治君 関連。ただいまの問題ですが、これは総理がおられればきわめてはっきりすると思いますけれども、しかし、当時はすでに日本の再軍備政策というものが始まっておるわけでして、当然それは進行していれば再軍備をとる者の立場としては艦船などのごときは考慮の中に入ってくるはずです。だから、普通ならばともかく質問者からそういう問題を出されて、そのときになってみなければわからぬとかといったような答えがあるはずです。ただいまの大森君の追及されておる点は、そういう答えになっておらぬところに問題がある。だから再軍備政策を始め、それを推進しておる当の責任者が艦船のごときものを全然その当時考慮に入れておらぬ、そん……

第40回国会 予算委員会 第20号(1962/03/26、5期、日本社会党)

○亀田得君 最初に農林大臣にお伺いいたします。  自民党の農地問題調査会は、三月二十二日の総会で、世論の非難の的となっている農地被買収者に対する交付金法案、中身としては四千億とか六千億といったようなことがいわれておりますが、こういう法案を議員立法として提案することをきめました。これにつきまして、三月二十四日の自民党役員会では、河野農相らの発言もありまして、今国会には提出しない、こういうふうにきめ、扱っておるようでありますが、その経過なり真相はどういうふうに扱われておるのか、明らかにしてほしいと思います。
【次の発言】 大臣の発言につきまして、新聞でいろいろ書いてあるわけですが、非常に重要な問題……

第40回国会 予算委員会 第21号(1962/03/29、5期、日本社会党)

○亀田得治君 第一分科会における審査の経過を御報告申し上げます。  第一分科会の担当は、昭和三十七年度予算三案中、皇室費、国会、裁判所、会計検査院、内閣、総理府(防衛庁、調達庁、経済企画庁、科学技術庁を除く)及び法務省所管並びに他分科会所管外事項であります。  本分科会は、三月二十七日より本日まで三日間にわたり、各所管予算につき説明を聴取し、質疑を行ない、慎重に審議を重ねて参りました。以下質疑のうちおもなるものにつきまして、その要旨を簡単に御報告申し上げます。  皇室関係予算につきましては、宮殿造営について造営費の額並びに完成見込み年次等について質疑が行なわれましたが、宮内庁次長から、宮殿の設……

第40回国会 予算委員会 第23号(1962/03/31、5期、日本社会党)

○亀田得治君 議事進行。委員長からただいま所信なり御説明をいただきましたが、これはどうしても納得いきません。私は黙っていようと思ってきたわけですが、その説明を聞いておるうちに、こういうことが前例となるといけないと思いまして、発言を求めたわけです。といいますのは、社会党の態度あるいはそれに関連いたしまして質問者の態度、そういうことについていろいろ委員長が想像をたくましゅうされるわけですが、そうしてまた、その想像がほぼ当たっておるというふうな見方もできるでしょうけれども、そういう場合でありましても、やはり今までと違ったことをやる、委員長が職権でそういうことをやるという場合には、だめだと思っても一応……


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各種会議発言一覧(参議院5期)

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第34回国会(1959/12/29〜1960/07/15)

第34回国会 議院運営、地方行政、法務委員会連合審査会 第1号(1960/02/23、5期、日本社会党)

○亀田得治君 ちょっと関連して。これは私、午後から御質問申し上げますから、そのときでもいいんですが、ただいまの点にちょっと関連して聞いておかないと、これは非常に間違うと思うので伺います。集団示威運動等については、今指摘された遠足とか、こういうものもこの中に含まれているわけです、言葉自体には……。だから、ただいまの提案者の説明とはそれは矛盾するわけです。もしそれを除くのであれば、ここへ公安条例の第一条と同じように、ただし書きをつけなければだめでしょう。
【次の発言】 それは、提案者がそういうふうに主観的に日本語を勝手に解釈することはできない。つまり公安条例の第一条で、これこれのものを除くというこ……

第34回国会 議院運営委員会公聴会 第1号(1960/03/02、5期、日本社会党)

○亀田得治君 時間がないようですから、私、簡単に三点ばかりお尋ねをしたいと思います。  最初に毛利先生にお願いしたいわけですが、先生は、平生から大へん現行法の解釈等に詳しい方でありますからお聞きするわけですが、この法律の第六条、第七条、ここには、この法律の対象として「集団示威運動等」、こういう用語を使っております。で、この用語の定義は、第四条の初めの方に定義を下しております。そこで、この用語は、各種の公安条例においても使われておる用語でありますが、その公安条例におきましては、たとえば遠足、修学旅行、こういったようなものがこの「集団示威運動等」には入らないと、こういう点を明記しておるわけです。こ……


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第38回国会(1960/12/26〜1961/06/08)

第38回国会 建設、地方行政、社会労働、農林水産、運輸委員会連合審査会 第閉会後1号(1961/08/01、5期、日本社会党)

○亀田得治君 ちょっと今の報告…。この六月集中豪雨災害に対する対策と初めの文書で二枚目ですね。B今後の対策の中での、これは数字をおっしゃる以上ははっきりおっしゃってもらえませんと困るのですが、そこの今後の対策の(2)の中の(イ)の2市町村分、これは金額幾らですか。  それともう一つは(ロ)の中の2、これが八個所となつたのですが、金額は幾らですか。報告は八個所とおっしゃったですね。金額は四千万円というふうにおっしゃったようですが、ここでは四百万円と書いてある。もっと正確にやってもらいたい。
【次の発言】 (ロ)の2は。
【次の発言】 それはやり方がおかしいですよ。どうなっている。

第38回国会 地方行政、法務委員会連合審査会 第1号(1961/02/07、5期、日本社会党)

○亀田得治君 私は、今までの同僚の質問と重複しないように、大きく分けて二つの点にしぼってお尋ねをしたいと思います。  一つは、今後の対策になりますが、これは最後に総理にお尋ねをしたいと思います。その前に、警察と右翼団体との関係、警察は右翼に対して非常に甘い、こういうことがほとんどまあ定評のようになっておりますが、そういう観点から、具体的に今起きている問題についてお尋ねをしていきたい。すなわち、現在小森が逮捕をされて調べを受けているわけですが、私たち専門家の目から見ますと、これほど世間が、背後に隠れたものがある、こういうふうに見ている問題について、どうして小森だけをつかまえて調べているのか、もっ……


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第40回国会(1961/12/09〜1962/05/07)

第40回国会 予算委員会公聴会 第2号(1962/03/16、5期、日本社会党)

○亀田得治君 一点だけお尋ねいたします。ただいま、大内さんは、日本に対して取って食うやつはいない、しかし、ソ連と中国は別だというような意味のことを言われたわけですが、こういうものの言い方も、あなた自身が先ほどから非常に強調されておりました問題がさほどでもないのに、ことさらにこの問題を作って幻想を描いておるようですが、どうもあなた自身の一番排撃されたことに取りつかれておるような感じを受けたわけですが、実際にあなたとしてはそういうふうにお考えでしょうか。もしお考えであれば、ひとつ根拠ですね、そういう点をはっきり示してもらいたい。
【次の発言】 論争するつもりもありませんが、自由主義陣営で防衛態勢を……

第40回国会 予算委員会第一分科会 第1号(1962/03/27、5期、日本社会党)【議会役職】

○主査(亀田得治君) 皆さんの御推選によりまして、私が主査を務めることになりました。皆さんの御協力をいただきまして、分科会の運営をスムーズに進めたいと存じます。
【次の発言】 議事の進め方についてお諮りいたしますが、本分科会の所管は、昭和三十七年度総予算中、皇室費、国会、裁判所、会計検査院、内閣、総理府のうち防衛庁、経済企画庁、科学技術庁を除く部分及び法務省並びに他の分科会に属しないものを審査することになっております。  議事を進める都合上、主査といたし.ましては、本日、内閣、総理府関係、会計検査院、明二十八日は、裁判所、法務省及び総理府のうち国家公安委員会、明後日二十九日は、皇室費、国会とい……

第40回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1962/03/28、5期、日本社会党)

○亀田得治君 私は、まず、主として右翼に対する取り締まりの関係等についてお聞きするわけですが、最初に、法務大臣並びに警察のほうから、基本的なこの問題に対する態度を伺いたいのでして、こまかい点は関係の局長にまたお聞きしますが、ともかく、警備警察なり公安調査庁としては、世論の要望に沿うために、もっともっと右の勢力に対するかまえというものに力を入れるべきではないか、こういうふうに根本的な大まかな立場から考え方をお聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 若干こまかい点につきまして、公安調査庁のほうに一応お聞きいたします。公安調査庁における公安調査官の数ですね、昭和三十六年現在における数、並びに、その……

第40回国会 予算委員会第一分科会 第3号(1962/03/29、5期、日本社会党)【議会役職】

○主査(亀田得治君) これより予算委員会第一分科会を開会いたします。  昭和三十七年度総予算中、皇室費を議題といたします。  まず、説明を求めます。小畑皇室経済主管。
【次の発言】 質疑のおありの方は、順次御発言を願います。
【次の発言】 ちょっと速記やめて。
【次の発言】 速記つけて。
【次の発言】 以上をもって、皇室に関する質疑は終了したものと認めます。
【次の発言】 次に、国会所管を議題といたします。順次説明をお願いいたします。  それじゃ藤野衆議院庶務部長。
【次の発言】 次に、佐藤参議院管理部長。
【次の発言】 次は、隈井弾劾裁判所事務局長。



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データ更新日:2022/12/18

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菅原琢『データ分析読解の技術』(中公新書ラクレ756)

【内容紹介】「データ分析ブーム」がもたらしたのは、怪しい“分析らしきもの”と、それに基づいた誤解や偏見……。本書では、「問題」「解説」を通して、データ分析の失敗例を紹介しながら、データを正しく読み解くための実践的な視点や方法、また、思考に役立つ基礎的な知識やコツを紹介していく。誤った分析をしないため、騙されないための、基本的・実践的な読解と思考の方法とは――。