亀田得治 参議院議員
8期国会発言一覧

亀田得治[参]在籍期 : 3期- 4期- 5期- 6期- 7期-| 8期|
亀田得治[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは亀田得治参議院議員の8期(1968/07/07〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は8期国会活動統計で確認できます。

■本会議へ ■委員会へ ■各種会議へ

本会議発言一覧(参議院8期)

亀田得治[参]本会議発言(全期間)
3期- 4期- 5期- 6期- 7期-| 8期|
第59回国会(1968/08/01〜1968/08/10)

第59回国会 参議院本会議 第4号(1968/08/06、8期、日本社会党)

○亀田得治君 私は、日本社会党を代表し、八月三日の総理の所信表明に関し、当面の財政・経済並びに外交・防衛に関し若干質問をいたします。  本論に入ります前に、本日は広島に原爆が投下されて二十三年目になりますが、私は、皆さんとともに、なくなられた多くの同胞の方々に心からの冥福を祈るとともに、現存被爆者の健康と生活を守るために、また全世界から核兵器をなくするために、全力を尽くしたいと思うのであります。(拍手)  財政・経済の分野におきましては、きわめて重要な諸問題が山積しておりますが、これらの問題を個別的に取り上げる前に、まず私はいわゆる総合予算主義に反省を求めたいと思います。  すなわち、去月以来……


■ページ上部へ

第61回国会(1968/12/27〜1969/08/05)

第61回国会 参議院本会議 第20号(1969/04/23、8期、日本社会党)

○亀田得治君 私は、日本社会党を代表して、ただいまの有田国務大臣の報告に関連し、政府の所信を伺いたいと存じます。  昨日の米国国防総省の発表によりますと、米国は、再開された北朝鮮近海の偵察飛行護衛のために、航空母艦四隻を主力とし、合計二十三隻から成る第七十一機動艦隊を新たに編成し、日本海に展開させているのであります。ベトナム戦争で大国の力の限界を知ったはずの米国が、相変わらず大国意識をもって、力で相手を威圧しようとしているのであります。私たちは、現在、米国と北朝鮮との間に起きておる事件の平和的解決を心から望んでおるのであります。しかるに、事件を平和的に解決するための努力をしないで、このような大……


■ページ上部へ

第63回国会(1970/01/14〜1970/05/13)

第63回国会 参議院本会議 第11号(1970/04/10、8期、日本社会党)

○亀田得治君 私は、共産党を除く各会派を代表して、四月八日の大阪のガス爆発事故につきお尋ねいたします。  初めに、私は、今回の事故により被害を受けられた方々、特に身内の者をなくされた方々に対し、つつしんでお悔やみ申し上げます。(拍手)  私も昨日さっそく現地に参り、時間の許す限り調査いたしてまいりました。今後再び絶対にこのような惨事を起こしてはならないとの立場から、これらの調査資料を参考にしながら若干質問をいたしたいと思います。  まず最初に、総理は、今回の事故に対してその政治責任を強く感じておられるかどうかという点であります。災害発生についての個々の問題点については後ほど関係大臣にお聞きいた……

亀田得治[参]本会議発言(全期間)
3期- 4期- 5期- 6期- 7期-| 8期|

■ページ上部へ

委員会発言一覧(参議院8期)

亀田得治[参]委員会統計発言一覧(全期間)
3期- 4期- 5期- 6期- 7期-| 8期|
第59回国会(1968/08/01〜1968/08/10)

第59回国会 法務委員会 第閉会後1号(1968/10/15、8期、日本社会党)

○亀田得治君 本日は、井本検事総長の会食事件、このことについてお尋ねをいたしたいと思っておりますが、その前に、去る九月十四日の法務委員会が与党の皆さんが出席が悪く流会になったということにつきまして遺憾の意を表しておきたいと思うのであります。  私から申し上げるまでもなく、参議院規則三十八条によって、少数党が重要な国政問題についてどうしても委員会を開いてほしいという場合に、委員会の開会を保障しておるのがこの規定なんであります。開いた結果どういうふうに議事を処理するか、そういうことは当然多数決によってきまることになるわけでしょうが、開会自体をもできないというようなことは、はなはだ私は現在の国会法な……

第59回国会 法務委員会 第2号(1968/08/08、8期、日本社会党)

○亀田得治君 それでは、私、人権擁護に関することで簡単に調査の要請をいたしておきたいと思います。御調査願った上で、必要があれば、また適当な機会に質疑をいたしたいと思います。本日は突然ですから、ひとつそういう順序で、本日のところは簡単に述べることにいたしておきます。  それは、六月十二日のことですが、大阪法務局の人権相談室へ川上卓男という人が持ち込んだ問題です。問題の内容というのは、上野初枝、これは女性、それから中吉克己、これは男性ですが、この二人の間の男女の関係のもつれといいますか、そういうことに関する問題なんです。川上さんは上野初枝の立場で事件を持ち込んだ。持ち込んだ中身は、長年中吉にもてあ……

第59回国会 法務委員会 第閉会後2号(1968/11/12、8期、日本社会党)

○亀田得治君 私は、本日は、出入国管理令第二十六条の再入国の許可に関する運用の状況ということを若干お尋ねしてみたいと思っております。  そこで、最初に少し資料的なことをお尋ねいたします。戦後現在まで、朝鮮民主主義人民共和国――共和国というふうな言い方でいきましょう共和国向けの再入国申請の数及び許可、不許可の状況ですね、それを明らかにしてほしいと思います。
【次の発言】 次に、韓国籍の在日朝鮮人ですね、これの韓国向けの再入国申請、許可及び不許可の状況。
【次の発言】 それから次に、中国人ですね、中華人民共和国向けの再入国申請、その許可、不許可状況、どうなっていますか。


■ページ上部へ

第60回国会(1968/12/10〜1968/12/21)

第60回国会 法務委員会 第2号(1968/12/20、8期、日本社会党)

○亀田得治君 私は、人権問題に関して二つのことをお尋ねいたしたいと思います。  その第一は、茨城県の東海村の原子力研究所の関係のことですが、原子力研究所のすぐ横に動力炉・核燃料開発事業団というものが御承知のとおりありますが、その事業団が核燃料再処理工場というものを新しく設置したいという計画を進めておりますが、これに対して東海村はじめ地元では非常な反対運動が起きておるわけですね。その反対運動というものは、水戸射爆場の近くにこういう施設が現在あること自体が非常に問題になっておるのに、その射爆場の返還問題が片づかない状態でさらにこの再処理工場を設置するということは困るという立場から起きておることです……


■ページ上部へ

第61回国会(1968/12/27〜1969/08/05)

第61回国会 法務委員会 第2号(1969/02/25、8期、日本社会党)

○亀田得治君 私はこの際、動力車労働組合の鹿児島支部の組合員八名でございますが、支部長の山内明君外七名、この八名の者が今年の二月十六日に突然逮捕された、こういう件につきまして若干きょうは緊急でありますから、大まかにお尋ねをしておきたいと思います。  これはですね、昨年来この動労の組合の鹿児島支部で、組合の分裂策動というものが行なわれまして、十一月二十八日に八名、二十九日に四名、三十日に三名と、合計十五名ですか、この脱退届け出が出たわけであります。何ぶんにも組織というものはどこにとりましても非常に重要な問題でありまして、鹿児島支部の皆さんは、同じ労働者でありながら一つの職場で二つ組合ができるとい……

第61回国会 法務委員会 第3号(1969/03/25、8期、日本社会党)

○亀田得治君 この犯罪者の予防更生法の中の恩赦の問題でありますが、最近、ずいぶんいろんな問題について、新聞等にも報道されたりしておるわけですが、現在当局に出されておる申請状況ですね、これはどういうふうになっているのか、まず概略から御説明願いたい。
【次の発言】 その中身といいますか、そういう点は大別してどういうふうになっていますか。
【次の発言】 それから、二千件を上回っておる申請に対して、結論を出した状況はどういうふうになっていますか。
【次の発言】 その千件の内訳というのはどういうことになりますか、選挙とその他に分けて言いますと。

第61回国会 法務委員会 第4号(1969/04/01、8期、日本社会党)

○亀田得治君 それでは、せんだっての質疑の中で若干尽くしておらぬ点につきましてお聞きします。  最初に、この書痙と頸肩腕症候群、この二つがいま問題になりますが、この違いですね、これをひとつどう見ておるのか、その原因、症状、治療法ですね、この三つに分けて見解を承りたいと思います。
【次の発言】 この書痙のほうは、まあ御説明があったように、神経的な素因というものが相当重要な要素で、したがってこの頸肩腕症候群の場合と違った取り扱をしなきゃならぬというふうにお答えになってるわけですが、私はまあそのとおりなんだと思います。そこで、したがって、どちらに認定をするのかということが非常に重要になってくるわけで……

第61回国会 法務委員会 第5号(1969/04/08、8期、日本社会党)

○亀田得治君 たいへん世間のほうで関心を持っておる犯人が、いま御説明のような経路でつかまったということについては、たいへん私たちもその御苦労に感謝をいたします。ただ、この問題がずっと昨日からマスコミによって報道されておる中で、若干、今後のこともありますので確かめておきたいというふうなことを二、三感じましたので、この機会にお尋ねをしておきたいと思います。  報道によりますと、盗まれた弾丸の数と、それから現在その少年が持っていた使い残りの弾丸の数、それらを計算してみますと、四カ所の殺人事件以外にも使われておるのではないかというふうな疑いがありますが、そういう点は現状ではまだ明確ではないでしょうか。

第61回国会 法務委員会 第6号(1969/04/15、8期、日本社会党)

○亀田得治君 ちょっとその前に自治省のほうに、辞職の許可を市会がした、これは全員一致ですか。
【次の発言】 当然、こういうことは重要なことですから、全員一致であるかないかというふうなこともわかっているはずだと思って、確かめるつもりでお尋ねしたのだが、どうもそういう点の姿勢が悪いですね。これは全員一致なんです、私たちが聞いておるのでは。しかし、自治省がそのことを認識しておるかどうか確かめるつもりでお聞きしたのだが、それはあなたに教えておきます。じゃ、どうぞ。
【次の発言】 ちょっと関連して。松本委員がお聞きしているのは、実質的な違法性の問題を指摘しているわけです。これは主として、普通は裁判所にお……

第61回国会 法務委員会 第8号(1969/05/08、8期、日本社会党)

○亀田得治君 訴訟費用臨時措置法の一部改正について若干お尋ねいたします。  この法律の改正は昨年も出されたわけであります。その際、証人の日当なり、鑑定人の日当なり、そのほか制度そのものの基本的な諸問題について相当お尋ねいたしましたので、まあ昨年と同じことをここで繰り返すつもりはありません。ただし、その際、私から幾つかの問題点を指摘しまして、当局においても十分これは検討してそうして成案を得るようにしたいというふうになっていたわけですが、そういうことがほとんどなされないままに、昨年に続いてことしまた、しかも百円ずつこう上限を引き上げる、こういうふうなきわめて、何といいますか、中途はんぱな粗雑な措置……

第61回国会 法務委員会 第9号(1969/05/15、8期、日本社会党)

○亀田得治君 本日は、国鉄の公安官の人権侵害の問題について若干お尋ねをしたいと思います。  元来、公安官という制度ですね、一経営者である国鉄、そういう国鉄に警察権を持ったものを置く、そういうものが国鉄の機能の中に入っておる。これは非常に制度的にも相当問題があると私たち基本的に平素から考えております。言うてみれば、国鉄の業務命令に服して、そうして守衛的な立場にあるものに、本来国家が行使すべき警察の捜査権というものを一部渡しておる、こういうところに根本問題が私はあると思います。で、そういう公安官の地位を乱用して、そうして労使の紛争に介入していく。こういうことになりますと、本来これが設けられた趣旨か……

第61回国会 法務委員会 第10号(1969/06/10、8期、日本社会党)

○亀田得治君 道路交通法違反問題の扱いについて若干お尋ねをしたいと思うのです。  最近、警察官自身がこの道路交通法を無視したり、しかもその中には非常に計画的な悪質と思われるようなものがあったりして、たいへんこれは私、交通問題がやかましく言われておるときに、そういうことが新聞やニュースで報道されるということは、与える印象がはなはだよくないと思うのですね。そういう点で、そういう事件が起きた直後、大臣も非常に恐縮した意味のことを言っておられましたが、おそらく交通局長としてもしかるべく措置をとられたと思いますが、その点につきましてどういうふうに措置をされたものか、まずお尋ねをしておきたいと思います。

第61回国会 法務委員会 第13号(1969/07/10、8期、日本社会党)

○亀田得治君 人権問題について若干質問をいたします。  前の委員会で人権擁護局に調査を依頼しておる件が二つあるわけですが、一つは茨城県の原子力研究所の問題、もう一つは京都駅における鉄道公安官による稲村弁護士に対する人権侵害の問題でありますが、二つとも相当日数がたっておりますので、その後の調査の進みぐあいですね、御報告を願いたいと思います。
【次の発言】 六十一国会で取り上げられた問題ですから、八月五日の会期終了までに結論を出して、そうして報告をしてほしいというのがこちらの希望なんです。それは可能ですか。
【次の発言】 どうも人権問題の調査が時間がかかり過ぎるように感ずるんです。これは大臣もちょ……

第61回国会 予算委員会 第18号(1969/03/24、8期、日本社会党)

○亀田得治君 万博問題にしぼって質問をいたします。  最初に、この万博の準備状況、いろいろうわさされておるわけですが、間に合うのかどうか。そういう点について菅野担当大臣、また関連事業等について、建設、あるいは旅客――入場者の輸送問題、こういう点についてひとつ運輸大臣、それぞれお答えを願います。
【次の発言】 石坂万博会長が月の石を展示する、こういうことについて何かアメリカ、ソ連などと折衝されておるようですが、実情を明らかにしてほしいと思います。きょうは石坂さんに来てもらいたいと思ったんですが、鈴木さんでもけっこうですが。
【次の発言】 万博当局は何パーセントぐらい可能性を見込んでおるんですか。


■ページ上部へ

第62回国会(1969/11/29〜1969/12/02)

第62回国会 法務委員会 第1号(1969/12/02、8期、日本社会党)

○亀田得治君 若干お尋ねをしておきます。  この法律の改正は、「人事院勧告の趣旨にかんがみ」というふうに提案の理由で言われておるわけですが、人事院勧告は五月実施、これが人事院勧告の趣旨なんです。で、特に今年は必ず五月実施に踏み切ってもらいたい、こういう要求が人事院のほうから特に出されたように伝えられておる。したがいまして、この提案理由の中で言っておる「勧告の趣旨にかんがみ」ということは、勧告の趣旨を、あいまいといいますか、ごまかしておるといいますか、曲げておると私は言わなければならぬと思うのです。で、はたして提案者のほうでは、この勧告の趣旨にかんがみてこの法律を出したという確信があるのかどうか……


■ページ上部へ

第63回国会(1970/01/14〜1970/05/13)

第63回国会 外務委員会 第8号(1970/04/23、8期、日本社会党)

○亀田得治君 私は、きょう、旅券法に関して、大きく分けて三つのことをお尋ねしたいと思います。その第一は、旅券行政の基本ですね、この点。それから第二の問題は、未承認国、特に朝鮮、中国との関係。それから第三点は、いわゆる数次旅券。この三つに分けて、若干ずつお尋ねをしていきたいと思います。  初めに、これからの私の質疑にも非常に関係するからお聞きをいたしますが、例の日中の共同声明ですね。非常にきびしいものが出まして、さらに、昨晩藤山さんがお帰りになってその記者会見等を聞いておりますると、非常に、こう、何といいますか、はっきりとした言い方で、日本の対中姿勢の是正を求めておるんですね。藤山さんは、こうい……

第63回国会 外務委員会 第9号(1970/04/28、8期、日本社会党)

○亀田得治君 時間がたいへん詰まっておるようですから、簡潔にお尋ねをいたします。  前回の委員会で、法務省のほうから、再入国の許可に関しましてこういう発言があったんですね。これは広州交易会のことですが、「個別審査の重点は、個々の人がこの交易会に出ることによって、積極的に貿易促進あるいは国の利益にどういうふうに役立つかということを積極的に調べたわけでございまして」と、こういうことがこれ、速記録に明確に載せられることは、はなはだ私も、今後のこともありますので、ぐあいが悪いと思いまして、念を押しておきたいと思うんです。つまり、この再入国の許可をするかせぬか、これは何といってもやはり国の公安なり利益に……

第63回国会 公害対策特別委員会 第6号(1970/04/24、8期、日本社会党)

○亀田得治君 割り当て時間が六十分ですから、大まかな大事な基本的な問題だけ長官に若干お尋ねしたいと思うんです。  その前に、今度の紛争処理法の提案理由説明の中にも書かれておるんですが、公害関係の紛争を裁判所に持ち出しても、なかなかはかばかしくいかない、こういうことがこの紛争処理法提案の一つの理由にもなっているわけですね。そこで、きょうは裁判所から民事局長来てもらったわけですが、かいつまんで言うと、どういうところに問題があるのかという点ですね、もちろん個々のケースによっていろいろ事情が異なるわけですが、大体一般的に議論されておる問題点というものはあるわけですね。その点について、まず局長からお答え……

第63回国会 法務委員会 第閉会後1号(1970/06/09、8期、日本社会党)

○亀田得治君 私は、国鉄労働組合並びに組合員が憲法二十八条の団結権並びに団体行動権が国鉄当局によって侵害されておる事案が最近方々で起きておる、こういうことを放置するわけにはまいりませんので、この点につきまして若干国鉄のほうに質問をしてみたいと思います。  問題が非常にたくさんあるわけでして、あるいは本日は問題を指摘する程度に終わり、主としてそれに関連した資料等の提出を願って、自後にそれらの資料をもとにして具体的な論議をするということになろうかと思います。また、地域的に見ましても、ほとんど全国にわたっておるわけですが、その中でも、たとえば静岡だとか、長野、大阪、こういったようなところに非常にたく……

第63回国会 法務委員会 第2号(1970/03/10、8期、日本社会党)

○亀田得治君 このたび派遣されました委員を代表して第二班の調査の結果を報告いたします。  去る二月一日から四日間、近藤委員、山高委員と私が、大阪府及び兵庫県において司法行政及び法務行政等並びに出入国管理に関する問題等について現地調査を行なってまいりました。  大阪府においては、二月二日午前中、大阪高等裁判所に関係当局の御参集を得て、司法行政及び法務行政等の問題、なかんずく交通犯罪、選挙犯罪、公害及び登記の各事件の現況等の調査懇談を行ない、午後は、新築成った大阪弁護士会館においてこれら司法行政、法務行政等に関する諸問題につき在野法曹の意見等を聴取いたしました。また同日、大阪高等、地方裁判所新営工……

第63回国会 法務委員会 第閉会後2号(1970/07/10、8期、日本社会党)

○亀田得治君 前回、国鉄の職場における憲法二十八条問題に関する件ということで、若干具体的な問題点を指摘して、そうしてお尋ねをし、その私の質問に対して、国鉄のほうから文書で回答書を拝見しております。本日は回答書を基礎にして若干、さらに突っ込んでお尋ねをしたいと思うのです。  国鉄労働組合の脱退勧誘という問題について、この回答書を見ますると、管理者が職員と接触しておる事実は認めておるが、組合の脱退勧誘というような事実はないということで、その趣旨というものを結局は否定されておるということになると思います。  そこで私は二つばかり実例をあげてお尋ねしたいと思います。  その第一は、今年の二月五日のこと……

第63回国会 法務委員会 第3号(1970/03/12、8期、日本社会党)

○亀田得治君 先般、参議院の法務委員会で国政調査のための委員派遣がありまして、その際に現地においていろいろ要望もあり、またわれわれとしてもなるほどこういう問題は至急処理しなければならぬというふうな問題に若干ぶち当たったわけでありまして、そういう点につきまして具体的にひとつ指摘をして大臣ほか関係者の御意向を承っておきたいと思います。  これは、単に承るだけじゃなしに、何とか処理を一つずつしていってもらいたい、こういう趣旨でお伺いするわけであります。いろいろございますが、まず法務省関係から順次申し上げたいと思います。  法務省関係で、まず第一は、神戸市の法務合同庁舎、ここに暖房用の石炭燃料ボイラー……

第63回国会 法務委員会 第4号(1970/03/17、8期、日本社会党)

○亀田得治君 今度の戸籍法の改正は、出生並びに死亡についての届け出のしかたを非常に便利にするということで、これは一日も早くわれわれとしても成立させなきゃならぬと思っておるものなんですが、若干御質疑をいたしたいと思います。  その第一は、戦前の戸籍法では、いま改正案が出ておるような内容になっていたわけですね。戦前は、出生地、住所地、本籍地、いずれについてもこの届け出ができたわけでしょう。それをなぜ昭和二十二年新しい戸籍法改正の際に、出生の場所という一つだけに限定するような??私に言わせればこれは改悪だと思うのですね、そういうことをされたのか、その間のいきさつをまず御説明願いたいと思います。

第63回国会 法務委員会 第5号(1970/03/24、8期、日本社会党)

○亀田得治君 若干御質問いたします。  今回の増員でありますが、政府の先だっての裁判所関係の予算の説明の際にも承ったわけでありますが、学生集団事件などの適正迅速な処理をしなきゃならぬようになっておるというふうなことが一つの大きな原因になっておるようです。その点は間違いありませんか。
【次の発言】 そこでお尋ねいたしますが、いわゆる学生を中心とする集団事件の状況ですね、ずいぶんマスコミにもたくさん報道されておるわけですが、どの程度の状況になっておるのか、ひとつ概略御説明願いたいと思います。
【次の発言】 四十一庁全部おっしゃる必要はないと思いますが、件数の多い順番に、どの裁判所にどの程度受理され……

第63回国会 法務委員会 第7号(1970/04/02、8期、日本社会党)

○亀田得治君 関連。さっき三井さん、七時ごろ学長のほうに電話したというその内容は、学長に立ち会ってほしい、もし学長不可能であれば他の人を立ち会わせてほしいと言うたところ、明確な回答がなかった、こうおっしゃったわけです。ここは非常にやはり大事なところです。刑事訴訟法の「責任者の立会」に関する第百十四条は、一項、二項これは区別しておりますが、しかし、警察としては、形式は私立大学であっても、これは単なる普通の私的なものというふうには思っておられないんですね。一方では、国立であろうが、私立であろうが、教育という立場から考えたら同じじゃないか、もっとそういう立場で今後考えなければいかぬじゃないかというふ……

第63回国会 法務委員会 第8号(1970/04/07、8期、日本社会党)

○亀田得治君 簡単に一点だけお伺いします。この訴訟費用臨時措置法の一部改正、これはたびたび国会に出るわけですが、そのつど、次の機会までには関係法規をひとつ整備して、一本化してわかりやすいものにつくりかえる、こういうことが言われ、特に前回の一部改正のときには、必ず次のときにはきちんとして出す、今回限りですと、こういう説明がされてきたわけですが、にもかかわらず、今回またこのような従来と同じようなやり方がとられておる。これは私は非常に遺憾だと思うんです、こういうことを繰り返すのは。一体関係法規の統一整備という作業がどういう状態になっておるか、この点をひとつ詳細に説明を願いたい。

第63回国会 法務委員会 第10号(1970/04/14、8期、日本社会党)

○亀田得治君 法務省からいただいておる参考資料ですね、これの一三ページに「沖繩の弁護士資格者数調」という一覧表が載っているんですが、これについてもう少しできるだけ詳しく、わかりやすくまず御説明を願いたいと思うんです。その上でお聞きいたしますから。
【次の発言】 沖繩の司法試験制度ですね、これは琉球法曹会試験局がやっているわけでしょうが、その実態はどういうことでしょうか。たとえば試験科目なり、その内容、質的な水準なり、そういう点はどういうふうにごらんになっていますか。
【次の発言】 二十名に一人といいますと、日本の場合に比較してどうなりますか。

第63回国会 法務委員会 第11号(1970/04/23、8期、日本社会党)

○亀田得治君 静岡の刑務所の問題でお聞きするわけですが、その前に、いま大森委員から取り上げられた問題でありますが、これは非常にせんだっての最高裁事務総長の談話とも関連して重要な問題であり、また非常な専門家の間でも関心が高まっておる問題です。これは短時間ではなかなかこまかい論議ができませんので、いずれ別個な機会で十分審議をしたいと思っておりますが、ただいま大森委員から法務省とのやりとりの中で、二つだけとりあえずこの点は確かめておきたいと思った点がありましたので、二点だけお尋ねをいたしておきます。  その第一は、長沼訴訟に対する支援活動という表現を使われておりますが、その中身はどういうことなのか、……

第63回国会 法務委員会 第12号(1970/04/28、8期、日本社会党)

○亀田得治君 それでは、本格的な質疑は次回に譲りまして、資料の要求だけいたしておきます。  その前提として申し上げておきますが、この法案が通りますと何といっても簡裁に非常な負担がかかることは当然です。そして、そのかかった結果が、場合によっては簡裁の質的な変化に発展をする、こういうことも予想されるわけです。そういう意味で、現在の簡裁自体がどういう状況にあるのか、このことがまずその前提として明確になってこなきゃいかぬと私は考えておるのです。そういう立場から、以下の資料を次回までにできるだけ早く整備して出してほしいと思います。  その第一は、簡裁の設置状況ですね、全国で五百幾つとかそういうのじゃなし……

第63回国会 法務委員会 第13号(1970/05/06、8期、日本社会党)

○亀田得治君 質問に先立ちまして、私、この法案に対する反対の請願書、これが非常にたくさん来ておりますので、この点について一言触れておきたいと思います。  ただいま私が持ってまいりました請願書は、在野法曹の方が中心につくられたものでありますが、大阪で阪東平君ほか六百五十名、東京で五百七十三名という数であります。これはみんな専門家の皆さんであります。一つの問題について専門家の皆さんがこれほど多数熱意を込めた請願書を持って来られるということはあまりないわけであります。私は、そういう意味で、ぜひこの法律案の審議と並行してこの請願書の審議もひとつお願いをしたいと思っておるのです。従来ややもすると、法律案……

第63回国会 法務委員会 第14号(1970/05/07、8期、日本社会党)

○亀田得治君 きょうはお忙しいところをわざわざ御出席いただきまして、ありがとうございます。  ただいま非常に専門的な立場から問題点の御指摘をいただきまして、たいへん参考になったわけでございますが、若干補足してひとつお尋ねをいたしたいと思います。  その第一は、経過は相当いろいろあったようですが、ともかく裁判所側とそうして弁護士会側との連絡協議が進んでいた、そういう状態の中で、一方的に法務省から国会に法案を提出する手続が進められていったその段階でも、なお連絡協議、最終は三月六日ですから、続いておるわけですね。そういう日時の関係等いま詳細承ったわけでございますが、それをお聞きしまして、昨日も最高裁……

第63回国会 法務委員会 第15号(1970/05/12、8期、日本社会党)

○亀田得治君 これは、日本と外国との間の送達なり証拠調べなどについてお互いに協力し合おうと、こういうことですから、非常にけっこうな、当然な法案でありますが、若干念のためにお尋ねをしておきたいと思います。  この法律案のもとになっておる民事訴訟手続に関する条約、この締約国は現在どういう国になっておるでしょうか、締約なり加盟。
【次の発言】 それから、もう一つの民事または商事に関する裁判上及び裁判外の文書の外国における送達及び告知に関する条約、これはどうなっておりますか。
【次の発言】 これは、普通の条約に比べて、いわゆる政治的なものではないし、もう少し加盟の速度が早くてもいいと思うのですが、多少……

第63回国会 法務委員会 第16号(1970/05/13、8期、日本社会党)

○亀田得治君 最後のだめ押しの質問を若干いたしておきたいと思います。  まず最初に、地方裁判所における民事事件の中で、最近相当時間がかかるとされておるのが公害関係の訴訟であります。公害訴訟では、加害者である被告が問題になっておる事柄についての資料をたくさん持っておる。普通はなかなか経済力も大きい。ところが、原告である被害者は、突っ込んだ資料というものは自分では持っておらぬわけです。経済力も弱い。そういう状態で、お互いに攻撃、防御をやるわけですが、私は訴訟の公平、迅速という立場から見て、原告側がおおよその立証をすれば、あとはひとつ被告側に反証の責任を負わせる、こういう点をはっきり裁判上打ち立てて……

第63回国会 予算委員会 第3号(1970/03/03、8期、日本社会党)

○亀田得治君 私は、きょうは、日米共同声明と、特にその中の朝鮮に関する部分について質問をする予定でありますが、本論に入ります前に、ただいま問題になっておる繊維の自主規制の問題、これについて若干お尋ねをしておきたいと思います。  吉野公使が帰国して、そうして、何らかの提案を日本としてはすべき段階であると思うと、こういうことを主張いたしております。外務大臣も当然、吉野公使からその内容なり理由、背景等についてお聞きになったと思いますが、この際、この場でひとつ詳細にその点を説明してほしいと思います。それに対して外務大臣としては一体どういうふうに対処しようとしておるのか、あわせてその態度についてもお伺い……

第63回国会 予算委員会 第4号(1970/03/04、8期、日本社会党)

○亀田得治君 ただいま委員長から吉野公使を呼ぶことについての結論の報告がありましたが、私としては非常に残念だと思います。本来こういう国民が非常に関心を持っておる問題、そういうことについて国会が十分審議を尽くしていこう、これが非常に大事なことなんですね。理事会の模様等を聞きましても、筋としては自民党の諸君も賛成をされたように聞いております。しかるにもかかわらず、それが実現できない。私は、こういうことをやっておるから政治に対する不信の――それだけではもちろんないと思いますが――やはり一つの大きな原因になっておると思います。やはり問題があればそれを深めていく。だれもそのことに異議がないわけですから、……

第63回国会 予算委員会 第5号(1970/03/23、8期、日本社会党)

○亀田得治君 関連。朝鮮の問題で関連してお尋ねします。  一つは、先ほど総理のお答えを聞いておりますと、朝鮮でもし紛糾なり混乱があるとしたら、それは北からのしかけたものである、こういうふうに、これは仮定でしょうが、仮定して言われたようでありますが。しかし、私その答弁を聞いておりまして、どうも日本政府は北朝鮮に対して一つの偏見を持っているのじゃないか、あるいは北朝鮮の外交方針というものを十分消化しておらぬのじゃないかということを感じたわけです。これはわれわれ近くにおる者としては非常に大事な点だと思うのですね。日本政府のほうには韓国との接触が非常に多いものですから、どうしても韓国側の意見、主張とい……

第63回国会 予算委員会 第9号(1970/03/27、8期、日本社会党)

○亀田得治君 ちょっと一つ関連してお聞きしますが、通産大臣にお聞きします。  食堂の値段が高いということで、大阪の地元じゃ非常な不評判であります。そのことにつきまして、先ほど通産大臣が、いろいろ調査したところ、デパートの食堂なり宝塚の遊園地等の食堂に比べて高いということがわかった。だから、これを改めさせるのがこれからの問題だというお答えをしておるんですが、その前に、そういう料金をきめる場合には協会とその業者が協議をしてきめると、こういうことになっておるという話なんですね。したがって、そうであれば、その高い値段で売っていたのは、一体その協議にかかっていたのかどうか。その点を明らかにしてほしいんで……

第63回国会 予算委員会 第11号(1970/03/31、8期、日本社会党)

○亀田得治君 最初に、けさ起きました飛行機の乗っ取り事件につきましてお尋ねをしたいと思います。  今朝羽田を立ちました日航機のことでありますが、これは日本の全国民に非常に大きなショックを与えたと思います。この経過と現状、どうなっておるかという点を、まず国家公安委員長から御報告を願いたい。
【次の発言】 この犯人は、爆発物などは持っている模様なんですか、どうでしょうか。
【次の発言】 これは、機長と外部との連絡というのは十分とれているわけですか。
【次の発言】 結局、警察の方針としては、時間をかけても死傷者を出さないで逮捕したい、こういうふうに理解していいわけですか。

第63回国会 予算委員会 第19号(1970/04/11、8期、日本社会党)

○亀田得治君 商品取引所における委託者と取引員との間の紛議というものが大きな社会問題になっております。衆議院でもすでに数回審議されたようでありますが、きょうは私、自分の持ち時間をほとんど全部使ってこの問題だけについてひとつお尋ねをいたしたいと思います。質疑の中で若干こまかい問題にも触れることになろうと思いますが、その際は政府委員の方からかわって御答弁さしていただくというふうにしてもらってもけっこうだと思います。  最初に、農林、通産両大臣に総括的立場から所見を伺うわけですが、最近のこの紛議並びにそれに対する社会的な批判というものをごらんになりまして、どのように大臣としてはお考えになっておるか、……


■ページ上部へ

第64回国会(1970/11/24〜1970/12/18)

第64回国会 法務委員会 第5号(1970/12/18、8期、日本社会党)

○亀田得治君 まあ発言しないということで記者から叱責を受けておるので、一言……。  たとえば、こういう場合はどうなりますか。この第二条が適用される危険性というのは一〇〇だといたしますね、数字的に一〇〇。これに対して工場が五軒かたまっていると。その場合に各工場が三〇ずつ出しておると、そうすると合計一五〇になるわけだ。しかもそういう場合に、これは同時に出せば一五〇になるのですがね、そのことをお互いに工場同士は知っておると。こういう場合には私は五軒とも第二条によって当然これは対象にできる。これは、刑法総則の共犯理論によって当然これは対象にできなければいかぬ。普通、何何をした者はという場合、この「者」……


■ページ上部へ

第65回国会(1970/12/26〜1971/05/24)

第65回国会 法務委員会 第3号(1971/03/11、8期、日本社会党)

○亀田得治君 それではただいまの報告に対しまして、若干質問をいたします。  この事件の全貌はまだわかっておりませんが、いずれ詳細全体が明らかになった段階でまとめて御報告願いたいし、また最終的な質問をその際にいたしたいと思いますが、しかし何ぶんにも本件は社会的に非常に大きな影響を与えておりますので、大きな点については、ひとつ大臣みずから所信を明らかにしてほしいし、また若干いまお聞きした中でも相当疑問点もありますので、それらの点について、局長のほうからさらにお答えを願したいと思います。  まず、ただいまの御報告の中で、昭和四十五年一月十五日の早朝の侵入の関係についてお聞きします。  外部からの通報……

第65回国会 法務委員会 第6号(1971/03/25、8期、日本社会党)

○亀田得治君 若干、執行官に関する現況について関連してお聞きしたいと思いますが、現在、執行官が年間扱っておる事件、どれくらいに達しておるのか。特に東京、大阪などと地方と非常なアンバランスがあると思いますが、その辺の状況を概略わかるように御説明願いたいと思います。
【次の発言】 何%になっているのですか、東京、大阪合計で。概略でいい。
【次の発言】 ちょっと待ってください。それ一々言われると時間かかるのですが、大よそのパーセンテージでいいですが、さっきおっしゃったのを合計するとどういう程度になるのですか、東京の場合。
【次の発言】 大阪はどういう程度ですか。

第65回国会 法務委員会 第7号(1971/05/20、8期、日本社会党)

○亀田得治君 お二人の方に大事な点だけお聞きいたしたいと思います。時間の関係もありますから質問事項を先に一緒に申し上げます。磯村参考人に対しては三点ほど聞きたいと思います。  まず最初に、法曹一元に対する見解ですね、率直にお話しがありましたが、この点は実は私もたいへん同感なんです。なかなか――そういう方向でやっているが、現実はなかなかうまく進んでおらないというのが御存じのとおりの状態です。したがってそういう前提のもとでひとつ御判断、お答えを願いたいと思います。  その第一は、司法研修所を出たら、すぐそれを全部採用する必要がない、出たからといって必要がないというふうな意味のことをちょっとおっしゃ……

第65回国会 法務委員会 第8号(1971/05/24、8期、日本社会党)

○亀田得治君 時間がありませんので二点だけお聞きいたします。  その第一点は、法案提出の経過でございます。御承知のとおり、六十三国会におきまして、裁判所法の一部を改正する法律案、これが国会を通るときに、本院において委員会の附帯決議をつけたことは御承知のとおりです。その第一項には、「今後、司法制度の改正にあたっては、法曹三者の意見を一致させて実施するように努めなければならない。」こういうことが書かれておるわけであります。もちろんこの附帯決議は当時裁判所側に、あるいは法務省側にも事前に提示して同意されたものであり、またこの会議の席上でも、正式に法務大臣もこの決議を尊重していくということをお答えにな……


亀田得治[参]委員会統計発言一覧(全期間)
3期- 4期- 5期- 6期- 7期-| 8期|

■ページ上部へ

各種会議発言一覧(参議院8期)

亀田得治[参]委員会統計発言一覧(全期間)
3期- 4期- 5期- 6期- 7期-| 8期|
第63回国会(1970/01/14〜1970/05/13)

第63回国会 予算委員会第一分科会 第1号(1970/04/13、8期、日本社会党)

○亀田得治君 若干お尋ねをいたします。  最初に、いわゆる航空機乗っ取り事件に端を発しまして、そうしてそれらに対処をする法律を早急につくるべきではないか、こういう世論で、また、法務大臣も非常に熱心に取り組まれまして、本日、法制審議会にその原案を諮問されたようでありますが、その内容を、まあおおよそはわかっているのですが、一応御披露願いたいと思います。
【次の発言】 その内容のおもな点だけ御説明願います。
【次の発言】 これはいずれ国会に正式に提案された後に、また詳細な質疑をする機会もあろうと思いますから、いさいはそちらのほうに譲っておきますが、問題は、船舶をこの法律の中に入れてきた点ですね。これ……

第63回国会 予算委員会第三分科会 第3号(1970/04/15、8期、日本社会党)

○亀田得治君 私三つばかりお尋ねいたします。  その第一は、非常に古い話ですが、昭和二十年十月七日に室戸丸が西宮沖で沈没した問題です。当時この沈没した個所が安全であったかどうかということを一番よく知っていたのは、船舶運航の責任を持っていた当時の船舶運常会だと思います。それから第二にはまた、運営会の監督官庁である当時の運輸省というふうに私考えます。したがって、乗客にはこれは全く責任のない問題なんですね。結果としては非常にたくさんの死傷者が出たわけですが、まあいろいろこれは関連する法規もありいたしますが、全体として冷静にこれを考えてみますると、私はやはり、責任の第一はこの船舶運営会であり、また運輸……

第63回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1970/04/13、8期、日本社会党)

○亀田得治君 時間三十分ということのようですが、簡単にお伺いいたします。  第一は、私の非常に親しい方の強い陳情を受けておる問題ですが、神経性の難聴ですね、耳が遠くなった神経性の難聴、これに対して保険の対象にしてほしいという要請があるんです。で、これは前々から若干厚生省にも陳情をいたしておりますが、他にもいろいろあるんでしょうが、名古屋で非常に耳にきくはりの治療をやっておるという先生がおるようです。しかしそれが保険の対象にされないものですから、途中でまたお金のない人はやめてしまうというようなことで、非常に気の毒なんです。何とかリューマチなどと同じように、保険の対象にしてもらえぬものだろうか、こ……



亀田得治[参]委員会統計発言一覧(全期間)
3期- 4期- 5期- 6期- 7期-| 8期|

■ページ上部へ

■本会議へ ■委員会へ ■各種会議へ

※このページのデータは国会会議録検索システム参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/18

亀田得治[参]在籍期 : 3期- 4期- 5期- 6期- 7期-| 8期|
亀田得治[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

 8期在籍の他の議員はこちら→ 8期参議院議員(五十音順)  8期参議院議員(選挙区順)  8期参議院統計



当サイト運営者の新刊のお知らせ
菅原琢『データ分析読解の技術』(中公新書ラクレ756)

【内容紹介】「データ分析ブーム」がもたらしたのは、怪しい“分析らしきもの”と、それに基づいた誤解や偏見……。本書では、「問題」「解説」を通して、データ分析の失敗例を紹介しながら、データを正しく読み解くための実践的な視点や方法、また、思考に役立つ基礎的な知識やコツを紹介していく。誤った分析をしないため、騙されないための、基本的・実践的な読解と思考の方法とは――。