このページでは斎藤昇参議院議員の5期(1959/06/02〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は5期国会活動統計で確認できます。
○斎藤昇君 国立国会図書館法第十一条の規定によりまして、昭和三十四年四月以降における国立国会図書館の運営に関する諸般の事務につき、議院運営委員会における審査の結果を御報告いたします。計数等の詳細は、会議録及び審査報告書により御承知願うことといたしまして、そのおもなるものについて申し上げます。 まず、国立国会図書館の組織についてでありますが、昨年六月一日付をもちまして、国会に奉仕する国会図書館としての機能と、国の中央図書館としての機能を調和させ、かつ、これを発展させるため、全面的な組織の改正を行ない、同時に、一連の人事異動が行なわれました。また、従来大倉精神文化研究所の委託により経営して参りま……
○斎藤昇君 ただいま議題となりました国会議員の秘書の給料等に関する法律の一部を改正する法律案は、今回、一般職の職員の給与に関する法律の一部改正により、職員の給料額が増額されるのに伴いまして、国会議員の秘書の給料月額二万四千四百円を三万円に改正するとともに、国会議員の秘書の災害補償制度を整備するため、新たに本件に関する規定を設けようとするものであります。 議院運営委員会におきましては、審議の結果、全会一致をもって可決すべきものと決定いたした次第であります。 以上御報告申し上げます。(拍手)
○斎藤昇君 ただまい議題となりました参議院予備金支出の件につきまして御報告を申し上げます。 昭和三十四年度並びに三十五年度の予算額は、両年度ともそれぞれ五百万円でございますが、昭和三十四年度分は、前回の常会の初めに院の承諾を得ました三百二十四万円のほか、その後、百八万円が支出され、差引六十八万円が不用額となったわけであります。支出額の内訳は、在職中死亡された故議員石黒忠篤君の遺族に対する弔慰金であります。 また、昭和三十五年度分は百八万円の支出となり、差引三百九十二万円の残となっておりますが、支出額の内訳は、在職中死亡された故議員桜井三郎君の遺族に対する弔慰金であります。 これらの弔慰金……
○国務大臣(斎藤昇君) 第二室戸台風に際しましての気象予報業務のことについて、おほめの言葉をいただきましたことを、厚くお礼申し上げます。全国の気象関係職員は非常に感激をいたしておることだと存じます。先般の梅雨前線豪雨の際も気象の予報が相当的確に行なわれたのでありますが、これはひとえにレーダーが完備をせられて参りましたことと、防災気象官の配置をしていただいた結果だと存ずるわけでございまするが、まだまだ十分とは申せませんので、今後全国のレーダー観測網を完備いたしますとともに、また、高潮対策といたしましては、高潮の観測装置が相当不備でございます。これらも完備いたしまして、そうして全体の気象業務の完備……
○国務大臣(斎藤昇君) 武州鉄道の免許問題にからみまして、いろいろ疑惑を受けておりますごとは、私といたしましてもまことに遺憾に存ずる次第でございます。この免許の再審査をする考えはないかというお尋ねに対しましては、武州鉄道の免許の際における発起人は、その資力信用とも十分な方々が発起人総代になっておられますので、その他の点につきましては今日の状態におきましては再審査をする考えはございません。また、この免許には再審査の制度はないのでございます。 運輸審議会の機構等について考えはどうかということで、ございますが、運輸審議会の機構につきましても、私は今までの検討の結果は、運輸審議会の機構はあれでけっこ……
○国務大臣(斎藤昇君) まず、運輸審議会のあり方についてお答えをいたします。 御質問の趣旨は、運輸審議会はあってもなくてもいいような存在ではないか。言葉をかえて言えば、大臣の考えどおりに動くものではないかというような御趣旨であったかと存じます。御承知のように、運輸審議会委員は、人格の高潔な、そして広い高い識見を持った人のうちから国会の同意を得て任命をされることになっておりまするし、また、これを罷免をいたしますのには、一定の法律上の要件がなければ罷免ができない。いわゆる非常に強い身分保障の規定があるわけであります。したがいまして、運輸大臣に対しましては、運輸大臣の意見と違っても自己の良心に従っ……
○国務大臣(斎藤昇君) このたび、常磐線三河島駅構内におきまして重大な列車衝突事故を惹起いたし、多数の尊い人命を失い、多くの重軽傷者を出すに至りましたことは、まことに申しわけなく、衷心から遺憾の意を表する次第でございます。つつしんで、なくなられました方々の御冥福をお祈りいたし、遺族の方々には心からお見舞いを申し上げますとともに、負傷せられた方々が一日もすみやかに快癒せられるよう念ずるものであります。 まず、事故の概況について申し上げます。発生の日時は五月三日二十一時三十七分、発生場所は常磐線三河島駅構内であります。下り第二八七貨物列車は田端操車場を定時に発車いたしましたが、三河島駅では、下り……
○斎藤昇君 先ほどからいろいろ御議論を伺っておりますと、拘束性というのはどういうことなのか、これを公取委の法律解釈をはっきりしていただければ、もっと明瞭になると思うのです。
○斎藤昇君 ただいま栗山君から御説明がありました各派共同提案の決議案につきましては、自民党を代表いたしまして私も賛成をいたすものでございます。 理由は栗山君から詳細述べられましたから重複を避けますが、何といいましてもいわゆる伊勢湾台風は戦後最大といわれておりますが、おそらく日本では有史以来の損害を与えておるものと思います。この決議の趣旨に沿いまして、政府におかれましては一つ最善の努力をしていただきたいと思います。同時に両大臣お見えでございますから、並びに内閣の関係の方にもお願いをいたしたいのでありますが、それはこの決議案の内容にはございませんが、今日まだ生命の危険にさらされておる者が私はおそ……
○斎藤昇君 ただいまの田中委員の資料要求に関連いたしまして、さらに一私もお願いしておきたいと思うのですが、三重県だけの海岸堤防について、二十八年災のあとの工事費が、大蔵省と建設省で査定をされて、そうして一応決定したのが三重県だけで百四十九億と聞いております。それがその後だんだんと財政の都合その他から減らされて、実際にやったのは七十九億しかやっていない、こういうように聞いておるのです。そういった事柄を明らかにする資料を一つ出していただきたい。こういうふうに私もつけ加えておきたいと思います。さらに設計の金が少なくされたために、そのために破砕したという個所も現実に免じておるわけでありますので、特にそ……
○斎藤昇君 重政委員の御質問に関連して私も伺っておきたいのですが、希望もあわせて……。 今、政府委員の言われました公立学校の被害総額と、その市町村の財政能力といいますか、標準税収入に比較してみるということになった場合に、先ほどもお話がありましたように、旧町村であれば適用になるのに、合併をして標準税収入が多くなった、合併すれば多くなるのは当然でありますから……。そうすればかからないという所がたくさん出てくるだろうと思うのです。おそらく文部省は文部省でということになれば、公立学校の市町村負担になる被害総額というものをとられるでありましょうが、町村合併をしたがゆえに高率補助の適用は受けられないとい……
○斎藤昇君 一点だけお伺いいたしますが、ただいま森委員が最後に質問されました改良復旧に関する件であります。この四条二項は災害国庫負担法にはないと思うのですが、三分の二の国庫補助をする場合においても、この改良復旧を認めることが適当じゃないか。地方でも非常に要望しているし、また実際に即して適当ではないかと思うのでありますが、文部省、この際に、災害国庫負担も同時にこの四条二項をつけ加えて改正案を出すという御意向はお持ちでございませんか。
【次の発言】 二十八年災害のときには、これは議員立法でありましたから、従って一般法にまで考えが及ばなかったのじゃなかろうかと考えます。この特別措置法は、激甚地といい……
○斎藤昇君 一点お伺いいたしますが、この第一条の中に、補助の対象になる事業が掲げられておりますが、長い間冠水しております地域には、塩を多分に含んだ物件が相当堆積しておると思う。一番考えられる大きな問題は、稲が腐ってしまって、どうしてもそれをのけなければ除塩ができない、あるいは稲以外のいろんな作物とか、あるいは雑草とか、あるいは海草とかいうようなものがたまって、それをのけなければ除塩ができないので非常に困難ではないか、その場合に一番労力のかかるのは腐った稲の刈り取り除去、焼却だろうと思うのですが、そういうものについては補助の対象の中にお考えにならなかったのか、また考えてみたんだけれども、入れなか……
○斎藤昇君 私は災害予算に関連して、若干御質問申し上げたいと思いますが、その前に、長い間水に浸っておりました伊勢湾地帯、逐次建設省の努力によりまして、締め切りができて参ったことは、まことに慶賀のきわみでありますが、先ほど伺いますと、海部南部の最後の締りが本日の十二時何分かに完了したということを聞きましたが、それがはたして事実でありますかどうか、また、これが事実とすれば、全部水が引いてしまうまでに、さらに幾日間ぐらいかかるか、こういうことも、一つお答えいただきたい。
【次の発言】 建設大臣の絶大な御努力と、大蔵当局の寛大な予算措置で、われわれが予定をしておりましたよりも、ほとんど一カ月も近くに締……
○斎藤昇君 近藤委員から、工業所有権の出願をしてから登録されるまで非常に日数がかかるというお話がありましたが、最近少しでも日数が縮まるような傾向にありますか。どういう傾向でございますか。最近早いものはどのくらい、おそいものはどのくらい、平均どのくらいになっておりますか。その傾向をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 目標はよくわかりましたが、各国の、各国というのはそう多くなくてもいいのです。アメリカとかイギリスとか、そういう国の現在の実情はどのくらいの期間になっておりますか。
【次の発言】 人員の増加その他事務処理の方法御勘案いただいて、目的をなるべく達成せられるようにお願いをしたいと思いま……
○委員長(斎藤昇君) これより議院運営委員会を開会いたします。
一言ごあいさつ申し上げます。
先国会の終わりに、不肖私が当委員会の委員長に選任をされました。本委員会の重責にかんがみまして、私、まことに不肖不敏の者でございまするので、十分その務めが果たせるかどうか危ぶんでおる次第でございますが、皆様方の御援助によりまして、適正かつ円滑な運営をはかって参りたいと思う次第でございます。何とぞよろしくお願いいたします。(拍手)
【次の発言】 まず、理事補欠互選の件についてお諮りいたします。
去る九月一日、北條雋八君が委員を辞任されました。その結果、理事に欠員を生じておりますので、この際、その補欠……
○委員長(斎藤昇君) これより議院運営委員会を開会いたします。今期国会の会期に関する件を議題といたします。まず、常任委員長懇談会の経過等について、事務総長の報告を求めます。
【次の発言】 衆議院の方できまったと一応報告を受けたのですが、ただいま阿部委員の御発言もありまするので、調査をいたしてみます。暫時それまでお待ちをいただきたいと思います。
速記をとめて下さい。
【次の発言】 それでは速記をつづけて下さい。先ほどいろいろお話がございましたか、衆議院の議長からは会期十日間という正式の協議がこちらの議長にも参っているようであります。衆議院の議運ではまだ決定をしていないということでありますが、本……
○委員長(斎藤昇君) これより議院運営委員会を開会いたします。 まず、昨日説明を聴取いたしました内閣提出にかかる行政各部委員の任命について事後承認の件七件、及び国会法第三十九条ただし書きの規定による議決に関する件三件を一括して議題といたします。 右各件に関し御発言はございませんか。――別に御発言もなければ、科学技術会議議員に梶井剛君。公正取引委員会委員に石井幸一君。首都圏整備委員会委員に友末洋治君。公安審査委員会委員長に山崎佐君、同審査委員会委員に広瀬豊作君、正木亮君及び山名義鶴君。社会保険審査会委員に簗誠君。労働保険審査会委員に大西清治君。中央更生保護審査会委員に巣山末七君。以上任命につ……
○委員長(斎藤昇君) これより議院運営委員会を開会いたします。
まず、決議案の委員会審査省略要求の取り扱いに関する件を議題といたします。
事務総長の報告を求めます。
【次の発言】 ただいま報告の通りでありますが、本決議案の委員会審査を省略することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 次に、調査承認要求の取り扱いに関する件を議題といたします。
委員部長の報告を求めます。
【次の発言】 ただいま報告の各要求に対し、承認を与えることに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
○委員長(斎藤昇君) これより議院運営委員会を開会いたします。
まず、今期国会の会期に関する件を議題といたします。
常任委員長懇談会の経過等について、事務総長の報告を求めます。
【次の発言】 別に御発言もなければ、ただいま報告の通り、今期国会の会期を十二月二十二日まで十八日間とすることに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 次に、議事協議員選任の件を議題といたします。
理事会において協議いたしました結果、議事協議員九人の会派別構成につきましては、従前通り、自由民主党四名、日本社会党二名、民主社会党、無所属クラブ、参議院同志会おのおの……
○委員長(斎藤昇君) これより議院運営委員会を開会いたします。
委員の異動がございましたので、御報告いたします。
【次の発言】 それでは、まず理事、議事協議員及び庶務関係小委員の補欠選任の件を議題といたします。
ただいま御報告いたしました通り、田中茂穂君の委員辞任に伴い、理事、議事協議員及び庶務関係小委員に欠員を生じましたので、この際その補欠を選任いたしたいと存じます。先例により、割当会派推薦者の氏名を報告いたします。
【次の発言】 ただいま報告の通り選任することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
○委員長(斎藤昇君) これより議院運営委員会を開会いたします。
調査承認要求の取り扱いに関する件を議題といたします。委員部長の報告を求めます。
【次の発言】 ただいま報告の各要求に対し承認を与えることに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
本会議の都合により、これにて暫時休憩いたします。
午後一時五十九分休憩
○委員長(斎藤昇君) これより議院運営委員会を開会いたします。
まず、内閣提出にかかる人事案件、すなわち、社会保険審査会委員の任命承認に関する件、日本銀行政策委員会委員の任命同意に関する件、公共企業体等労働委員会委員の任命同意に関する件、以上三件を一括して議題といたします。
これより順次政府委員から説明を聴取いたします。
まず、社会保険審査会委員の件について説明を求めます。
【次の発言】 次に、日本銀行政策委員会委員の件について説明を求めます。
【次の発言】 次に、公共企業体等労働委員会委員の件について説明を求めます。
【次の発言】 ただいま説明のありました各案件について御質疑のおありの……
○委員長(斎藤昇君) これより議院運営委員会を開会いたします。
前回説明を聴取いたしました内閣提出人事案件三件をこれより順次議題として、その審査を行ないます。
まず、社会保険審査会委員の任命承認に関する件を議題といたします。
本件に関し、御発言はございませんか。――別に御発言もなければ、隈部英雄君、細山徳寿君及び石井通則君の社会保険審査会委員任命につき承認を与えることに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
次に、日本銀行政策委員会委員の任命同意に関する件を議題といたします。
本件に関し御発言はございませんか。――別に御発言もなければ、千金良宗……
○委員長(斎藤昇君) これより議院運営委員会を開会いたします。
まず、運輸審議会委員の任命同意に関する件を議題といたします。
政府委員の説明を求めます。
【次の発言】 本件に関し御質問はございませんか。
【次の発言】 別に御発言もなければ、本件は一応各会派にお持ち帰りの上、御検討を願い、次回に決定することにいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 次に、昨日衆議院から提出されました国会議員の秘書の給料等に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。
まず、事務総長から本案の内容について説明を願います……
○委員長(斎藤昇君) これより議院運院運営委員会を開会いたします。
まず、理事、議事協議員及び庶務関係小委員の補欠選任の件についてお諮りいたします。
一昨二十口向井長年君が委員を辞任されましたため、理事、議事協議員及び庶務関係小委員に欠員を生じたのでありますが、向井君が昨日委員に復帰されましたので、割当会派推薦の通り同君を再び理事、議事協議員及び庶務関係小委員に選任することにいたしたいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 次に、地方制度調査会委員の推薦に関する件を議題といたします。事務総長の説明を求めます。
○国務大臣(斎藤昇君) お許しをいただきまして一言ごあいさつを申し上げます。 先般の内閣の改造に際しまして、私、はからずも運輸大臣を拝命することに相なりました。まことに不敏、不行き届きな者でございますが、格別の御指導と御鞭撻によりまして職責を全ういたしたいと、かように存じておる次第でございます。 前木暮運輸大臣の運輸行政に対する方針を大体引き続いて推進をいたして参りたい、かように存じておる次第でございますが、ことに、当委員会におかれましては、かねがね運輸行政の推進、発展のために格別御熱心に御審議をいただき、また御協力もいただいておるということを伺っておりまして、非常に心強く存じておる次第で……
○委員長(斎藤昇君) これより議院運営委員会を開会いたします。
委員の異動がございましたので、御報告いたします。
【次の発言】 それでは、まず、理事補欠互選の件を議題といたします。
ただいま御報告いたしました通り、阿部竹松君の委員辞任に伴い、理事に欠員を生じましたので、この際、その補欠互選を行ないたいと存じます。先例により、割当会派推薦者の氏名を報告いたします。
【次の発言】 ただいま報告の通り選任することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 次に、議事協議員選任の件を議題といたします。
理事会において協議いたしました結果、議事協……
○斎藤昇君 お許しを得まして、一言ごあいさついたします。 先般の内閣の改造にあたりまして、私、運輸大臣を拝命することに相なりましたので、議院運営委員長を辞任させていただくことに相なりました。委員長在任中は、非常にふつつか者でありましたために、不行き届きの点が多多ありましたにもかかわりませず、非常な御協力をいただきまして、私まことに感銘をいたしておる次第でございます。この際厚く御礼を申し上げる次第でございます。 運輸大臣を拝命いたしましたが、御承知の通りの不敏な者でございますので、議院運営委員長時代にいただきました御厚意を、この上とも賜わるようにお願いいたしたいと思っております。運輸関係の事……
○委員長(斎藤昇君) これより議院運営委員会を開会いたします。 まず開会式に関する件を議題といたします。 本件につきましては、理事会において協議しました結果、本日午前十一時から、お手元の式次第により開会式を行なうことに意見の一致をみた次第でありますが、あらかじめ委員会を開会するいとまもなく、また諸般の手続、準備等の都合によりまして、すでに御承知の通り、右により挙行の運びと相なっている次第でございます。御了承のほどをお願いいたします。 それでは、式辞案を朗読いたします。 第三十八回国会開会式式辞(案) 天皇陛下の御臨席をいただき、第 三十八回国会の開会式をあげるにあ たり、衆議院及び参……
○委員長(斎藤昇君) これより議院運営委員会を開会いたします。 国務大臣の演説に対する質疑に関する件を議題といたします。 本日行なわれる予定の内閣総理大臣等の演説に対しましては、理事会において協議の結果、次の要領により質疑を行なうことに意見が一致いたしました。 すなわち、時間は、日本社会党八十五分、自由民主党及び民主社会党各三十分、無所属クラブ及び参議院同志会各二十五分、日本共産党十分。人数は、日本社会党三名、自由民主党、民主社会党、無所属クラブ、参議院同志会及び日本共産党各一名。順序は、日本社会党、自由民主党、民主社会党、日本社会党、無所属クラブ、参議院同志会、日本社会党、日本共産党の……
○委員長(斎藤昇君) それでは、これより議院運営委員会を開会いたします。
委員の異動がございましたので、御報告いたします。
【次の発言】 まず、理事の辞任の件についてお諮りいたします。
本日、宮澤喜一君から、文書をもって、都合により理事を辞任いたしたい旨の申し出がございました。これを許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 この際、引き続いて理事の補欠互選を行ないたいと存じます。先例により、割当会派推薦者の氏名を報告いたします。
【次の発言】 ただいま報告の通り理事を選任することに御異議ございませんか。
○委員長(斎藤昇君) これより議院運営委員会を開会いたします。
委員派遣承認要求の取り扱いに関する件を議題といたします。委員部長の報告を求めます。
【次の発言】 本要求に対し、承認を与えることに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
本会議の都合により、これにて暫時休憩いたします。
午後二時五十九分休憩
○委員長(斎藤昇君) これより議院運営委員会を開会いたします。 新潟県及び北陸各県における豪雪による被害状況調査のための議員派遣に関する件を議題といたします。 昨年末以来、新潟県及び北陸各県下におきましては、異常の降雪により各種の被害を発生している状況にかんがみまして、理事会におきましては、これが実情調査のため、次の要領により議員派遣を行なうことに意見が一致いたしました。すなわち、 派遣地は、第一班新潟県、第二班富山県、石川県、福井県。派遣議員は総員十一名とし、その会派別構成は、自由民主党五名、日本社会党三名、民主社会党、無所属クラブ及び参議院同志会各一名。その委員会別構成は、地方行政、……
○委員長(斎藤昇君) これより議院運営委員会を開会いたします。
委員の異動がございましたので、御報告いたします。
【次の発言】 まず、理事の補欠互選の件を議題といたします。
ただいま報告いたしました通り、塩見俊二君の委員辞任に伴い、理事に欠員を生じましたので、その補欠互選を行ないたいと存じます。先例により、割当会派推薦者の氏名を報告いたします。
【次の発言】 ただいま報告の通り、理事を選任することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 次に、議事協議員の補欠選任の件を議題といたします。
去る一月三十一日、佐野廣君が委員を辞任されまし……
○委員長(斎藤昇君) これより議院運営委員会を開会いたします。
国会法第三十九条但書の規定による議決に関する件(海外移住審議会委員)、同(売春対策審議会委員)、属(肥料審議会委員)、同(蚕糸業振興審議会委員)、同(米価審議会委員)、以上五件を一括して議題といたします。
これより順次政府委員から説明を聴取いたします。まず、海外移住審議会委員の件について説明を求めます。
【次の発言】 次に、売春対策審議会委員の件について説明を求めます。
【次の発言】 次に、肥料審議会委員の件について説明を求めます。
【次の発言】 次に、蚕糸業振興審議会委員の件について説明を求めます。
○委員長(斎藤昇君) これより議院運営委員会を開会いたします。 国会法第三十九条但書の規定による議決に関する件(海外移住審議会委員)、同(売春対策審議会委員)、同(肥料審議会委員)、同(蚕糸業振興審議会委員)、同(米価審議会委員)、以上五件を一指して議題といたします。 御発言はございませんか。―別に御発言もなければ、 海外移住審議会委員に衆議院議員田中龍夫君、田原瀞次君、山口六郎次君及び本院議員赤間文三君。 売春対策審議会委員に衆議院議員猪俣浩三君、田中角榮君、床次徳二君、中山マサ君、本島百合子君及び山口シヅエ君。 肥料審議会委員に衆議院議員足鹿覧君、重政誠之君、首藤新八君及び本院議……
○委員長(斎藤昇君) これより歳晩運営委員会を開会いたします。
まず、緊急質問の取り扱いに関する件を議題といたします。
事務総長の報告を求めます。
【次の発言】 ただいま報告の各緊急質問を行なうことに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 次に、人事官の任命同意に関する件を議題といたします。
まず、政府委員の説明を求めます。
【次の発言】 別に御発言もなければ、本件につきましては、各会派にお持ち帰りの上、御検討を願い、次回に決定することにいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
○委員長(斎藤昇君) これより議院運営委員会を開会いたします。
さきに本委員会の決定を経て、豪雪による被害状況調査のため、本月中旬、新潟県及び北陸各県に議員派遣が行なわれたのでありますが、この際、先例により、各班の代表の方々から御報告を願うことにいたします。
まず、北陸班の御報告をお願いいたします。
【次の発言】 次に新潟班の御報告をお願いいたします。
【次の発言】 別に御発言がなければ、本件はこの程度にとどめます。
【次の発言】 次に、人事官の任命同意に関する件を議題といたします。
本件につきましては、前回説明を聴取いたしましたので、御質問等おありの方はこの際御発言をお願いいたします。
○委員長(斎藤昇君) これより議院運営委員会を開会いたします。
まず、理事、議事協議員及び庶務関係小委員の補欠選任に関する件についてお諮りいたします。
去る二月二十八日、向井長年君が委員を辞任されました結果、理事、協議員及び庶務関係小委員に欠員を生じたのでありますが、昨日向井君が本委員に復帰されましたので、割当会派推薦の通り、同君を再び理事、議事協議員及び庶務関係小委員に選任することにいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 次に、公聴会開会承認要求の取り扱いに関する件を議題といたします。
委員部長の報告を求めま……
○委員長(斎藤昇君) これより議院運営委員会を開会いたします。 まず、議員の外国派遣に関する件を議題といたします。 理事会において協議いたしました結果、次の通り意見が一致いたしました。すなわち、 列国議会同盟アジア地域会議に関し、各国議員団と連絡のため、本月中旬から二週間余りの予定をもって議員三名を派遣することとし、その会派に対する割当は、第一班フィリピン、インドネシア及びマラヤ、この地域には日本社会党。第二班ベトナム及びビルマ、この地域には無所属クラブ。第三班セイロン及びタイ、この地域には自由民主党。以上それぞれ各一名とする。 また、来たる四月三日から十日までの一週間、ジュネーブにお……
○委員長(斎藤昇君) これより議院運営委員会を開会いたします。
国務大臣の発言に関し、事務総長から報告がございます。
【次の発言】 ただいま報告のありました国務大臣の発言につきましては、理事会において協議の結果、本日の本会議においてこれを聴取するとともに、次の要領により質疑を行なうことに意見が一致いたしました。すなわち、
時間は、日本社会党十五分、民主社会党十分。人数は各派一名。順序は大会派順。
以上の通りでありますが、右理事会の申し合わせの通り決定することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
○委員長(斎藤昇君) これより議院運営委員会を開会いたします。
まず、理事、議事協議員及び庶務関係小委員の補欠選任の件についてお諮りいたします。
去る三月十日加賀山之雄君が委員を辞任されましたため理事、議事協議員及び庶務関係小委員に欠員を生じたのでありますが、昨日加賀山君が本委員に復帰されましたので、割当会派推薦の通り、同君を再び理事、議事協議員及び庶務関係小委員に選任いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 次に、原子力委員会委員の任命同意に関する件を議題といたします。
政府委員の説明を求めます。
○委員長(斎藤昇君) これより議院運営委員会を開会いたします。 日本放送協会経営委員会委員の任命同音に関する件及び原子力委員会委員の任命同意に関する件を一括して議題といたします。 本件につきましては、前回政府委員から説明を聴取いたしたのでありますが、本日は、関係政府委員のほか、御要求により官房長官が出席されておりますので、御質疑のおありの方は順次御発言を願います。 なお、昨日、本委員会におきまして、岡委員から要求のありました審議会に関する調べを内閣から提出してもらいましたから、これにつきましての御質疑のおありの方は、あわせて御質疑をお願いしたいと思います。
○委員長(斎藤昇君) これより議院運営委員会を開会いたします。 まず議員派遣に関する件を議題といたします。 理事会において協議いたしました結果、昨日発生の大辻炭鉱における坑内火災事故について、その実情を調査するため、次の要領により議員六名を派遣することに意見が一致いたしました。すなわち、 派遣議員の会派に対する割当は、自由民主党及び日本社会党各二名、民主社会党及び無所属クラブ各一名とし、社会労働委員及び商工委員各三名をもって構成すること。 派遣期間は、住路航空機を利用することとして、四日間とする。 以上の通りでありますが、右理事会申し合わせの通り決定することに御異議ございませんか。
○委員長(斎藤昇君) これより議院運営委員会を開会いたします。
先般本委員会の決定を経て、大辻炭鉱の坑内火災事故調査のため、議員六名が派遣されたのでありますが、現地調査を終了されましたので、この際、先例により、その御報告をお願いすることにいたします。
派遣議員を代表して川上為治君から御報告がございます。川上君。
【次の発言】 別に御発言もなければ、本件につきましてはこの程度にとどめます。
【次の発言】 なお、先般の本委員会において、議員の外国派遣の件について決定いたしました際、派遣議員の氏名を御報告いたしたのでありますが、列国議会同盟春季会議に出席のための派遣議員のうち、藤原道子君は、都合……
○委員長(斎藤昇君) これより議院運営委員会を開会いたします。
まず、公聴会開会承認要求の取り扱いに関する件を議題といたします。
委員部長の報告を求めます。
【次の発言】 ただいま報告の公聴会開会承認要求に対し、承認を与えることに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 次に、中央選挙管理会委員の指名に関する件を議題といたします。
事務総長の説明を求めます。
【次の発言】 本件につきましては、各派にお持ち帰りの上、御検討を願い、次回に決定することにいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
○委員長(斎藤昇君) これより議院運営委員会を開会いたします。
まず、中央選挙管理会委員の指各に関する件を議題といたします。
本件につきましては、前回の委員会において御報告いたしました通り、中央選挙管理会委員に大浜英子君を指名することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 次に、国会法第三十九条但書の規定による議決に関する件(肥料審議会委員)を議題といたします。
まず本件について説明を求めます。
【次の発言】 本件について御発言はございませんか。――別に御発言もなければ、肥料審議会委員に衆議院議員足鹿覺君、重政誠之君、首藤新八君、参……
○委員長(斎藤昇君) これより議院運営委員会を開会いたします。
決議案の委員会審査省略要求の取り扱いに関する件を議題といたします。
事務総長の報告を求めます。
【次の発言】 ただいま報告の通りでありますが、本決議案の委員会審査を省略することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
これにて暫時休憩いたします。
午前十時四十一分休憩
○委員長(斎藤昇君) これより議院運営委員会を開会いたします。 まず、理事、議事協議員及び庶務関係小委員の補欠選任の件についてお諮りいたします。 去る三月二十三日に徳永正利君、三月二十八日に米田勲君、三月三十一日に竹中恒夫君がそれぞれ委員を辞任されましたため、議事協議員、庶務関係小委員及び理事にそれぞれ欠員を生じたのでありますが、その後、右三君はいずれも本委員に復帰されましたので、この際、割当会派推薦の通り、理事に竹中恒夫君、議事協議員に徳永正利君及び竹中恒夫君、庶務関係小委員に米田勲君及び竹中恒夫君を再び選任することにいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
○委員長(斎藤昇君) これより議院運営委員会を開会いたします。
鈴木国立国会図書館長からごあいさつがあります。
【次の発言】 それでは、次に本会議における議案の趣旨説明聴取及び資疑に関する件を議題といたします。
理事会において協議いたしました結果、先般内閣から送付されました地方税法の一部を改正する法律案につきましては、次回の本会議において、その趣旨説明を聴取するとともに、これに対し、日本社会党、一人、十五分の質疑を行なうことに意見が一致いたしました。
右理事会の申し合わせの通り決定することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
本日はこれにて散……
○委員長(斎藤昇君) これより議院運営委員会を開会いたします。
国会法第三十九条但書の規定による議決に関する件(蚕糸業振興審議会委員)を議題といたします。
まず政府委員の説明を求めます。
【次の発言】 本件について御発言はございませんか。――別に御発言もなければ、本院議員清澤俊英君が蚕糸業振興審議会委員につくことができると議決することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
本会議の都合により、これにて暫時休憩いたします。
午前十時二十九分休憩
○委員長(斎藤昇君) これより議院運営委員会を開会いたします。
国会議員の歳費、旅費及び手当等支給規程の一部改正に関する件を議題といたします。
事務総長の説明を求めます。
【次の発言】 本件につきましては、ただいま説明の通り決定することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
本会議の都合により、これにて暫時休憩いたします。
午前十時五十二分休憩
○委員長(斎藤昇君) これより議院運営委員会を開会いたします。 まず、本会議における議案の趣旨説明聴取及び質疑に関する件を議題といたします。 理事会において協議いたしました結果、先般内閣から送付されました選挙制度審議会設置法案につきましては、次回の本会議においてその趣旨説明を聴取するとともに、次の要領により質疑を行なうことに意見が一致いたしました。すなわち、 時間は、日本社会党十五分、民主社会党及び無所属クラブ各十分、日本共産党五分。人数は各派一名。順序は大会派順。 以上の通りでありますが、右理事会申し合わせの通り決定することに御異議ございませんか。
○委員長(斎藤昇君) これより議院運営委員会を開会いたします。
委員派遣承認要求の取り扱いに関する件を議題といたします。
委員部長の報告を求めます。
【次の発言】 本要求に対し、承認を与えることに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 次に、土地調整委員会委員長及び同委員会委員の任命同意に関する件を議題といたします。
政府委員の説明を求めます。
【次の発言】 本件につきましては、各会派にお持ち帰りの上御検討を願い、次回に決定することにいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
○委員長(斎藤昇君) これより議院運営委員会を開会いたします。
まず、土地調整委員会委員長及び同委員会委員の任命同意に関する件を議題といたします。
本件につきましては、前回説明を聴取いたしましたので、御意見等おありの方はこの際御発言を願います。――別に御発言もなければ土地調整委員会委員長に大池真君、同委員会委員に有澤滋君を任命することにつき同意を与えることに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 次に、衆議院回付案の取り扱いに関する件を議題といたします。
事務総長の報告を求めます。
○委員長(斎藤昇君) これより議院運営委員会を開会いたします。 本会議における議案の趣旨説明聴取及び質疑に関する件を議題といたします。 理事会において協議いたしました結果、先般内閣から送付されました水資源開発促進法案及び水資源開発公団法案につきましては、次回の本会議において、それぞれその趣旨説明を聴取するとともに、次の要領により両案を一括して質疑を行なうことに意見が一致しました。すなわち、 時間は、日本社会党及び民主社会党各十五分。人数は各派一名。順序は大会派順。 以上の通りでありますが、右理事会申し合わせの通り決定することに御異議ございませんか。
○委員長(斎藤昇君) これより議院運営委員会を開会いたします。
今期国会の会期延長に関する件を議題といたします。
まず本件の経緯に関し事務総長の報告を求めます。
【次の発言】 本件に関して御意見のある方は御発言を願います。
【次の発言】 他に御発言はございませんか。――他に御発言もなければ……。
【次の発言】 意見も同時に述べてもらっておるつもりですが、それでは、今期国会の会期を五月二十五日から六月八日まで十五日間延長するということについての御意見を伺います。御意見のおありの方は御発言を願います。
【次の発言】 他に御意見ございませんか。――それでは本件につきましては賛否両論があるようでご……
○委員長(斎藤昇君) これより議院運営委員会を開会いたします。
請願の受理締め切り期日に関する件を議題といたします。
議事部長の説明を求めます。
【次の発言】 本件につきましては、ただいま説明の通り決定することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
本会議の都合により、これにて暫時休憩いたします。
午前十一時二分休憩
○委員長(斎藤昇君) これより議院運営委員会を開会いたします。
電波管理審議会委員の任命同窓に関する件を議題といたします。
まず、政府委員の説明を求めます。
【次の発言】 他に御発言はございませんか。――それでは本件につきましては、各派にお持ち帰りの上御検討を願い、次回に決定することにいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
本会議の都合により暫時休憩いたします。
午前十時五十九分休憩
○委員長(斎藤昇君) これより議院運営委員会を開会いたします。
まず、電波監理審議会委員の任命同意に関する件を議題といたします。
本件につきましては、前回説明を聴取いたし、さらに若干の質疑が行なわれたのでありますが、なお、御質問等おありの方は、この際御発言を願います。――別に御発言もなければ、金子鋭君及び田上穣治君の電波監理審議会委員任命につき同意を与えることに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 次に、国会周辺施設計画に関する件を議題といたします。
事務総長の説明を求めます。
○委員長(斎藤昇君) ただいまより議院運営委員会を開会いたします。 まず、議員の外国派遣に関する件を議題といたします。 本件につきましては、理事会におきまして協議いたしました結果、次の通り意見が一致いたしました。すなわち、 ブラッセルにおいて開催の第五十回列国議会同盟会議に出席のために議員七名を派遣し、その構成を、第一班――自由民主党二名、日本社会党一名、民主社会党一名、計四名、第二班――自由民主党二名、日本社会党一名、計三名とする。 議長の欧南米諸国訪問に同行するために議員二名を派遣し、その構成を、自由民主党一名、日本社会党一名とする。 欧米各国における議院運営の実情及び政治経済事……
○国務大臣(齋藤昇君) この機会に、まず一言ごあいさつを申し上げたいと思いますが、決算委員会の各位にお目にかかるのが初めてでございますので。――先般の内閣の改造にあたりまして、不肖私が運輸大臣を拝命いたすことに相なりました。かねがねおつき合いをいただいておりましたように、私はまことに不敏なものでございます。今後一つ格別の御支援と御鞭撻をいただきたいと存じます。ことに決算委員会では、運輸省関係いろいろとお世話になることが多いと存じます。一つよろしくお願いを申し上げたいと思います。 ただいまの御質問でございまするが、今朝の新聞、昨日の夕刊等におきまして、まことに運輸省といたしましては残念な事件だ……
○国務大臣(齋藤昇君) 武州鉄道の免許問題につきまして、いろいろ疑惑を世間に与えておりますことは、まことに遺憾のきわみでございます。ただいま大倉委員のおっしゃいますように、司直の手によって取り調べ中でございまするから、はたして汚職があったのかなかったのか、この点は司直の手を待たなければ申し上げることのできない問題でございますが、しかし、そういう疑いを持って司法権の発動を見ておるということは、これはまことに遺憾だと申し上げなければならぬと思います。 武州鉄道は、昭和三十四年の一月十四日に免許申請が出て参りまして、運輸審議会には、同年の十一月二十一日に諮問をいたしております。運輸審議会は、三十五……
○国務大臣(斎藤昇君) ただいま委員長から私の所信表明についてというお話でありますが、所信表明という言葉は少しおこがましうございますが、昨今の運輸行政につきまして、特に私の関心を持っております点につきまして申し上げまして、今後のひとつ御協力をお願いを申し上げたいと存じます 御承知のように日本の経済成長は予想外に急速に進みまして、そのために、いわゆる民間投資と公共投資の間にアンバランスを来たしておるのが現状でございます。その結果、ほとんど公共投資に依存をいたしておりまする運輸の面、これは道路交通の面におきましても、また鉄道軌道等の面におきましても、いわゆる一般の輸送面において相当の隘路を来たし……
○国務大臣(斎藤昇君) ただいま議題となりましたモーターボート競走法の一部を改正する法律の一部を改正する法律案の提案理由につきまして御説明申し上げたいと存じます。 この法律案は、モーターボート競走法による造船関係事業及び海難防止事業の振興に関する現行の制度を、さしあたり、さらに一年間存続させることを内容とするものであります。 この制度は、モーターボート競走による売上金の一部を全国モーターボート競走会連合会に交付して、造船関係事業及び海難防止事業の振興のため、造船関連工業の設備資金の貸付、造船関係事業及び海難防止事業に対する補助等を行なうものでありまして、昭和三十二年の一部改正において、モー……
○国務大臣(齋藤昇君) 機帆船の船賃の値上げの問題は、御承知のように今日の機帆船の、何といいますか、状態から考えまして、やむを得ないもの、かように私たちは見ておるわけであります。そこで、おっしゃいましたように、石炭対策を今重要な問題として取り上げておりますが、しかし、これはこれ、刑にいたしまして、石炭の運賃をどういうふうに引き下げていくかというのは、石炭対策としては最も重要な問題の中の一つでありますが、これは別個に考えたい。そこで機帆船はやはり機帆船として、できるだけのことはやっぱりやらなければなりませんが、今日石炭の荷主と機帆船との間にトラブルが起こっておりますけれども、これは通産省と今話し……
○国務大臣(齋藤昇君) モーターボート競走法の改正の具体的な内容につきましては、私まだはっきりした腹をきめておりません。ただ答申が出ておりまするから、したがって、この答申の線でどこまで健全化できるかということを十分検討いたしたいと、かように考えております。したがって、廃止をするか、あるいはしないかという点につきましても、私はまだ腹をきめておりません。今事務当局の考えておりまする点は、事務当局から説明をいたさせます。
【次の発言】 ただいまの御意見は一々ごもっともに存じます。私も全くそのとおりに考えておるわけでありまして、港湾の施設は金をかければ整備ができますけれども、しかし結局この面を制約する……
○国務大臣(斎藤昇君) ただいま議題になりました船舶職員法の一部を改正する法律案の提案理由について御説明申し上げます。 わが国海運企業の現状は、きわめて困難な事態に直面いたしております。政府といたしましては、海運企業の国際競争力を強化するため、あらゆる努力をいたして参ったのでありますが、企業強化の一環として、船舶乗組定員の合理化については、つとに関係各方面から強く要望せられているところであり、海運界におきましても、この点について現在真剣な努力が払われているところであります。 しかるに、船舶通信士につきましては、その乗組員数及び資格は船舶職員法に定められておりますが、現行帆走は太平洋戦争中の……
○国務大臣(齋藤昇君) ただいま中村委員の御意見と全く同意見でございます。今後とも十分努力いたしたいと思います。
【次の発言】 踏切における交通安全が非常に脅かされておりまするので、したがってこの法律の御審議を願っておるわけでございます。したがいまして法律の通過をさせていただきました上は、この精神にのっとりまして最善を期して参りたい。同じことを言うとおっしゃるかわかりませんが、実際にさように考えております。
【次の発言】 大体できると思います。
【次の発言】 日米貿易経済懇談会に出席をいたしまする閣僚は、先般この問題がワシントンで決定をいたしました際に、一応決定をいたしております。
ただ、そ……
○国務大臣(斎藤昇君) まことに大事な予算でございますから、ひとつ全力を注いで獲得をいたしたいと考えております。
【次の発言】 そういうように努力をいたしたいと思っております。
【次の発言】 小委員会で、いろいろ御検討を願い、本委員会の全面的の御支援をいただくということになって参りますれば、大蔵省の折衝につきましても、非常に有力であろうと私は思いますが、しかし、それにいたしましても、この法案をなるべく早く通していただきまして、そうして、まず実施に移していく。で足らないところを、どんどん鞭撻をしていただくということでありませんと、白紙から、大蔵省に最初から強く、またたくさん要望するということは、……
○国務大臣(齋藤昇君) 武鉄問題はまことに遺憾なできごとでございまして、再びこういうことのないように期したいと思っている次第でございますが、あの問題の起こったのはどこに一番欠陥があると思うかということでございます。事件は一応司法当局におきまして捜査は一段落したようでございまするが、今後なおこれが最後の判決の帰結を見なければわかりませんが、今までの検察庁の調べる基礎になった事柄が事実であるという前提に立ちまするならば、国政を担当いたしまする責任のある者は、今後もっと、何と言いますか、清潔にやってもらうことが必要であろう、かように申し上げる以外にないと思います。
○国務大臣(斎藤昇君) 南方諸国との気象関係の通報の状況につきましては、気象庁長官から詳しく御説明申し上げます。
【次の発言】 レーダーの機能も年々科学技術の進歩でよくなって参っております。したがいまして、当初に設置いたしましたものよりも、だんだん新しいものほどいいものができるという状況になって参っております。ただいま気象庁長官が申し述べましたように、本年度二カ所設置をいたす予定になっておりますし、来年度予算におきましても、さらに三カ所予定をいたしておるわけでございます。これで大体日本全国の台風とか、あるいは長距離を見通すレーダー網の設置が完備し得るわけでございます。そのあとは地区的の狭い範囲……
○国務大臣(斎藤昇君) 運輸省といたしましては、鉄道の建設あるいは港湾、飛行場等のいわゆる公共事業費が大部分を占めておるのであります。しかしながら、これらの工事は、比較的木材を使うことが少のうございまするし、セメントも若干値下がりをしております。労務賃は相当上がっておりまするけれども、これらの工事はほとんど機械力に依存することが多くて、労務者をたくさん使うというわけではございませんので、今日では予算単価を上げなければその事業量が遂行できないという状況ではございません。現在の状況で何とかやっていけるというふうに考えております。
○国務大臣(斎藤昇君) 最近集中豪雨の被害がひんぴんとして起こっておりますことは仰せのとおりでございます。集中豪雨のよって来たるゆえん、またこれらの気象学的なことにつきましては、あとで気象庁長官からお答えをいたしまするが、今日わかっております限度におきまして、事前に予知をし、また豪雨があった際にできるだけ早く下流の方へこれを知らせる。そうして防災的な措置を講ずるという点につきましては、鋭意努力をいたしているわけでございます。しかしながら、今日の状況においては、これで完全とはとうてい申せません。まだ人の点におきましてもあるいは設備等の点におきましても、なさなければならない点が相当多くございまする……
○国務大臣(斎藤昇君) お答え申し上げます。今年の六、七月ごろから主要港における船だまりが急激にひどくなって参りました。名港によって若干は違いまするが、大体長いものになりますると一カ月近く滞船をするというようなものができて参っております。東京港、横浜港それから名古屋、神戸、大阪港が主たるものでございますが、定期航路は今日どうやら滞船することなしにいっておりますが、貨物船、特に鉄鉱船あるいは飼料、こういったような種類のものがどうしても滞船の日数が多くなって参っております。
【次の発言】 詳細な各港における数字は、ただいま手元に持ち合わせておりませんから、必要とあれば後刻資料としてお渡しをいたした……
○国務大臣(斎藤昇君) 昭和三十七年度運輸省関係の予算について御説明申し上げます。 初めに、予算の規模について申し上げます。 まず、一般会計について申し上げますと、歳入予算総額は十二億六千八十三万二千円、歳出予算総額は六百九十五億六千四百五十一万六千円であります。今、昭和三十七年度歳出予算総額を前年度予算額と対比いたしますと百三十三億七千八百七十三万五千円の増額であり、約二四%の増加率を示しております。 この増加額の内訳を見ますと、行政部費系統におきまして三十九億三千四百八十万八千円の増額であり、公共事業費系統におきまして九十四億四千三百九十二万七千円の増額となっております。このうちには……
○国務大臣(斎藤昇君) 最近の都市交通のほとんど麻痺に近いような混雑状況は、根本的に申し上げますと、東京、大阪等大都市における路面の面積と、ここを通行する自動車の数とのアンバランスといいますか、とにかく自動車の増加量に応じて道路面積はあまりにも狭過ぎるという点にあるわけでございます。したがいまして、基本的には路面面積をどうして増していくかということになると、大都市内における高速道路、また高速道路でありませんでも、路面をもっと広げていくという問題であるわけでありまして、この点は大都市の都市計画、道路行政の見地から検討をいたしております。したがって、できるだけこれらの計画を促進をし、そして早く実施……
○国務大臣(斎藤昇君) ただいま議題となりました日本国有鉄道法の一部を改正する法律案の提案理由につきまして御説明いたします。 わが国の経済成長に対応して輸送力を増強し、輸送の近代化をはかるため、日本国有鉄道は、昭和三十六年度を初年度とする新五カ年計画を策定し、これが達成に努力をいたしており、政府におきましても、この計画の円滑な実施のため、運賃改訂その他所要の措置を行なってきている次第であります。この新五カ年計画は、線路増設、車両増備等による幹線輸送力の増強、動力方式の改善等による輸送の近代化、通勤輸送の増強改善をおもな内容としており、その遂行のため、昭和三十六年度から昭和四十年度までの間にお……
○国務大臣(斎藤昇君) 貨物駅の集約の問題は、確かに野溝委員のおっしゃる問題を含んでおると思います。国鉄の貨物駅の集約の問題は、私が運輸大臣に就任する前から一応方針としてとられておったわけでございまするが、まあ私はできるだけ集約のために廃止をされる駅の利用者の方々の了解を得てやるようにしてもらいたい、しかも駅の廃止をしても大した支障がない、道路が非常によくなった。その駅へ持ってこなくても、隣の駅へ持っていくのにそうたいした支障がないというような点をよく勘案をしてやってもらいたいと今、日はそういうことを希望して、事実そういうようにやっているわけであります。問題は、今日国鉄が独立採算制になりまして……
○国務大臣(斎藤昇君) 全体のその免許――許可という意味でなしに――運輸省がいたしておりまする自動車の免許について申し上げますと大倉委員がおっしゃいますように、なるほど公益性という点が相当重要であるから、免許に取り上げておるという点と、野放しにしておいたのでは、これは公益を害するおそれがあるというような点もあります。私はその両々あるだろう、こう考えます。
【次の発言】 今の道交法で用途別あるいは営業別というようにできるかどうか、また、その指定の路線を指定をしないで、この区域内は一切通行できないというやり方ができるかどうかというので、道交法でできるであろうという議論もありまするし、若干疑問がある……
○国務大臣(斎藤昇君) おっしゃいますように、港湾の能率は単にはしけの数の増強だけではとうてい期せられないわけでありまして、今おっしゃいますように、港湾労務管理の問題からあるいは港湾のバースの問題、あるいは倉庫の問題、荷積み場の問題、あるいは後方地域への運搬の問題、全部関連をいたしております。最近、日本の経済の成長に伴って輸出入貨物、ことに輸入貨物が非常に多くなって参りました。最近若干頭打ちの格好をいたしておりますが、しかし今後、今日の金融引き締め等がまた平常の状態になりますれば、どうせ港湾の五カ年計画で考えておりまする点もなおかつこれは少な過ぎると考えておるくらいでございますので、したがいま……
○国務大臣(斎藤昇君) 衆議院の運輸委員会におかれましては、船舶公団法の改正にあたりまして、はしけ、引き舟等だけでなしに、今後港湾荷役の能率を増進せしめるためには荷役の機械というものを整備をする必要がある。これについてもはしけ、引き舟同様に措置をして、港湾荷役の能率を増進すべきであるという決議をいただきました。私ども、当時公団法改正にあたりまして、やはりそういうような考えをもって進んだわけでありますが、今回の予算その他の折衝にあたりまして、まず第一歩前進という意味で、荷役機械の点は見送らざるを得ないことになりました。しかし、これでよろしいとは思っておりません。この次には最善の努力をいたしまして……
○国務大臣(斎藤昇君) ただいま議題となりました道路運送車両法等の一部を改正する法律案の提案理由につきまして御説明申し上げます。 最近における自動車数の増大及びこれに伴う自動車事故の激増にかんがみ、政府といたしましては、自動車の安全性を確保し、及び自動車事故による被害者の保護を一そう強化するため、自動車検査制度及び自動車損害賠償保障制度の充実及び合理化の諸方策につきまして、鋭意検討を進めておりますが、そのうち特に緊急を要するものにつきまして、とりあえず所要の改正を行なうことといたした次第であります。 この法律案は、道路運送車両法の一部改正及び自動車損害賠償保障法の一部改正からなっております……
○国務大臣(斎藤昇君) ただいま、議題となりましたモーターボート競走法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び概要を御説明申し上げます。 モーターボート競走制度は、発足以来すでに十年余を経過したのでありますが、政府といたしましては、この間における数次の法律改正を通じ、また実際に法律を運用するにあたり、制度の改善をはかるため絶えず努力を続けて参りました。 この間、公営競技に対する世論の動向にかんがみ、モーターボート競走を含む公営競技全般について検討を加え、今後の基本方策を定めるため、一昨年総理府に公営競技調査会が設置されたのであります。 この公営競技調査会は、昨年七月二十五日内……
○国務大臣(斎藤昇君) おっしゃいますように、新聞等でそういう情報をお聞きしておるわけでございますが、しかしながら、外務省筋を通じて情報キャッチをしたいと、かように考えておるのでありますが、そのほうからもまだ的確な通報がございません。また国内におきましても、御承知のように賃上げにからむ争議も行なわれておりますことは知っておりますが、今の点を特に取り上げて、いわゆる政治的ストという形におきましてはまだ私のほうにあまり触れてこないのであります。関係業者あるいは海運業者等からもまだ何の話も聞きません。したがって、できるだけ詳細な情報をつかみたい、かように考えておりますが、今そういう状態でございます。……
○国務大臣(斎藤昇君) 運輸省といたしましては、労働争議でございますから、労使にただいままかしているわけでありまして、今直ちに介入をする考えは持っておりません。
【次の発言】 合法的な労働争議、これは合法的に行なわれるわけでございますから、もちろん世間に及ぼす影響というものに関心は持っておりますが、あまり不当に干渉するということも差し控えるべきであると、かように考えております。少し成り行きを見た上で、また考慮すべき点があれば考慮いたしたいと思っておりますが、ただいまそういう段階でございます。
【次の発言】 前にも申し上げておりますように、港湾労務者の労働条件は、必ずしも近代的で満足すべきもので……
○国務大臣(斎藤昇君) 昨年の災害につきましては、国鉄も相当の損害は出ましたけれども、しかしながら補正予算を要求をしないでやっていけるということでございましたから、補正の要求はいたさなかったわけであります。
【次の発言】 そのとおりでございます。補正を組む必要がないということでございましたので、補正の要求はしなかったわけでございます。
【次の発言】 国鉄の中村理事が他の公共企業体がどういうことか知らぬとお答えしたということでありますが、おそらくこれは正式の委員会で申し上げるような確実な開き方ということはしていないんじゃなかろうか。しかしながら、おそらく実際はどんな様子だろうかということは、私は……
○国務大臣(斎藤昇君) 前回にも申し上げましたように、私は、国鉄といたしましては、国鉄本来の使命があるわけでありますから、したがって、国鉄の利益を追求するために投資をするとか、あるいはまた民業で十分やれるものに手を伸ばすとかいうことは、これは絶対に慎しむべきものだと、かように考えております。私はこの条文でよかろうと考えましたのは、先ほどおあげになりました専売公社や、その前につぶれたとおっしゃいますものとの書き方の違いでございますが、私は非常に狭くなっていると思っておるのでございます。それは今度入りました中で、ただいま「国有鉄道の運送事業と密接に関連する運輸に関する事業」とありますが、その上に「……
○国務大臣(斎藤昇君) ただいま議題となりました両案について御説明申し上げます。 まず、国際観光ホテル整備法の一部を改正する法律案の提案理由について御説明申し上げます。 外国人観光旅客をわが国に誘致し、もってわが国の国際収支の改善に寄与するためには、総合的な国際観光の振興策が講ぜられなければならないことはもちろんでありますが、その一環として、外国人観光客に対する接遇の充実に資するため、登録ホテル及び登録旅館の料金に関する制度を整備する必要があります。 今回の改正は、このような趣旨に基づき、登録ホテル業または登録旅館業を営む者に対し、宿泊料金その他の業務に関する料金の運輸大臣に対する届出義……
○国務大臣(斎藤昇君) こういった射幸をある程度内容とする競走がいいか悪いか、これは一言にいい悪いと割り切ってしまうことは、なかなか私はむずかしいと思います。当初、この法律が提案されましたのは、各党共同提案で、ほとんど各党か異議なくこの法律が必要だ、よろしい必要だということで、これは議員提案になったことは御承知のとおりであります。その後施行をいたしてみますると、いろいろ弊害も出てくる、今おっしゃいますように、あまりに射幸にはやって、そのために家庭の不和あるいは悲惨事が起こるとかあるいは競技施行の段階において、相当な、何といいますか、秩序を乱すような事柄が起こったり、いろいろ非難があったりいたし……
○国務大臣(斎藤昇君) ただいま議題となりました鉄道敷設法の一部を改正する法律案の提案理由につきまして御説明申し上げます。 御承知のように鉄道敷設法は、日本国有鉄道の敷設すべき予定鉄道線路並びに日本国有鉄道に線路の敷設を許可する場合に必要な手続等を定めたものでありますが、この法律は、大正十一年に制定せられたものでありまして、この法律の別表、すなわち予定鉄道線路につきましては、経済事情の変化等に伴いまして、数次の改正を見て今日に至っております。 最近におけるわが国の産業経済の急激な発展の傾向にかんがみまして、鉄道建設審議会におきましても、新しい事情を勘案して御検討になりまして、本年三月二十九……
○国務大臣(斎藤昇君) ただいま議題となりました自動車の保管場所の確保等に関する法律案につきまして、提案理由及びその要旨を御説明申し上げます。 現下の交通情勢は、交通事故の激増、大都市における路面交通混雑の激化等、まことに憂うべき状態となっておりますが、これに対しては、政府といたしましても、従来から臨時交通関係閣僚懇談会及び交通対策本部において関係行政機関相互の施策の総合調整をはかり、道路及び駐車場の整備、踏切道の改良、交通安全施設の整備、交通規制及び取り締まりの強化、交通安全運動及び交通安全教育の推進等の諸施策を講じて、これが解決に鋭意努力して参ったところであります。 しかしながら、最近……
○国務大臣(齋藤昇君) 御意見のように、建設を早急に進めて参りたいと考えておる線と、今日の予算の状況から勘案をいたしますると、なかなか年数がかかるというのは、おっしゃるとおりであります。しかしながら、今日の日本の経済の成長度合いと、ことに今後都市と農山村との格差の是正、あるいは農村における文化の交流ということが、今、日本に与えられている一つの大きな使命でございまするので、そういう意味から、新線をもっともっと建設をしていく必要があるわけでございます。すでに御決定になっていただいておりまする予定線を、全部建設をしようということになると、膨大な資金が要るわけであります。もちろん予定線の中には、さらに……
○国務大臣(斎藤昇君) 相次ぐ列車事故に対しまして、きわめて遺憾に存じます。ことにこのたびの三河島の駅の構内の事件は、大ぜいの方の命をなくし、また重傷の方々を出しましたことは、国鉄の監督者といたしましてもまことに申しわけのない次第と存じます。なくなられたお方に対しましては、心から敬弔の誠を捧げますると同時に、おけがをなすったお方の御回復の一日も早からんことをお祈りをいたしておるわけでありまして、今朝も国鉄総裁が事件の報告に来られまして、逐一報告を受けたのでありますが、その際に、まず善後措置といたしまして、なくなられた方に対するお見舞、また重軽傷者の方々に対するお見舞等に手抜かりのないように申し……
○国務大臣(斎藤昇君) 御指摘のように、この法律の実施につきましては、関係する官庁が相当ございます。少なくとも運輸省と、それから国家公安委員会が何としても直接関係をいたしますし、ことに五条の政令をきめますのには、通産省その他の関係庁も関係をいたして参るわけでございます。一番の問題は、現在路上に車を放置せざるを得ない立場におかれる人たちの車を、どうして適当な所に収容するかという問題です。これは通産省の省令だけではいけまいと思っております。建設省も必要だと思います。いずれにいたしましても、関係各庁そういうことになりますので、おそらく今おっしゃいました交通関係の行政機構の整備をされれば別でありますが……
○国務大臣(斎藤昇君) 昭和三十五年度日本国有鉄道決算書を会計検査院の検査報告とともに本国会に提出いたしましたので、その大要を御説明申し上げます。 昭和三十五年度における日本国有鉄道の収入は、前年度に引き続く経済の好況を反映して好調に推移し、旅客、貨物収入ともに予算を大幅に上回り、ことに旅客収入において好景気の影響が顕著に現われております。 他方、支出面におきましては、国有鉄道は、極力支出の節約に努め、経営の合理化をはかりましたが、輸送量増加に伴う支出の増加のほか、人件費、減価償却費、利子等の固定的費用の増加が大きく響き、予定された純利益を上げるまでには至りませんでしたが、損益計算上は、営……
○国務大臣(斎藤昇君) 篠栗線及び油須原線の早期貫通の問題は、やはり産炭地振興の問題として相当寄与するであろうと私も考えております。ただ今通産省からお話しがありましたように、産炭地振興方策の一環としてその中へ入れて考えてみたらということについては、私たちもまだ聞いておりません。聞いてはおりませんが、しかしながら当面の産炭地振興には非常に寄与する線であるから、なるべく早く、これは開通させたい、かように考えております。篠栗線の問題は、御承知のトンネルを私鉄と共用をするということを考えて着工するようにという、これは鉄道建設審議会の建議がございまして、そこで地方鉄道とのトンネル共用の問題で、技術的にあ……
○国務大臣(齋藤昇君) 昭和三十四年度の運輸省における決算の大要について御説明申し上げます。 まず一般会計の支出済歳出額は三百六十億九千三百七十二万一千円、木船再保険特別会計の支出済歳出額は一億二千六十二万一千円、自動車損害賠償責任再保険特別会計の支出済歳出額は二十五億九千六百五十九万五千円、特定港湾施設工事特別会計の支出済歳出額は六十億五千四百六十九万円であります。以下重要施策について御説明申し上げます。 まず貿易外輸出の振興といたしましては、第一に、三国間における日本海運の外貨獲得と三国間輸送の地盤を強化して日本海運の発展をはかるために、三国間輸送助成金として船舶運航事業者二十一社に対……
○国務大臣(斎藤昇君) 通算制と併算制の両方存在しておることにつきましては、私の答弁不十分であれば、磯崎理事からお答えをすると思いますが、私は国鉄、私鉄両方の関係の立場にあって申し上げたいと思いますが、国鉄、私鉄それぞれ運賃制度を持ってやっているのであります。そこで、国鉄と私鉄、あるいは私鉄相互の間において一貫輸送に持っていく場合に、通算制をとるか、あるいは併算制をとるかということは、それぞれの企業体の話し合いによってやっていくというのが今日の現状でございます。これは企業体がそれぞれ違うわけでありますから、したがって、一貫輸送をやるということは、これは運輸の便を得るわけでありますから、運輸当局……
○国務大臣(斎藤昇君) 車の型につきましては、現在何にも規制をいたしておりません。通産省は生産のほうを預かっておるわけですが、この方面におきましても型の規制をいたしておらぬのでございます。各国とも、型の規制をいたしておりまするのは、ハイヤー、タクシーの型の規制をいたしておるところがございます。私も、少なくとも、ハイヤー、タクシーの連行の秩序の保持という面から考えましても、この点は考慮をしてみる必要があるんじゃないか、こう思いまして、ただいま検討をいたしておるわけであります。しいて申しまするならば、道路の幅員の関係におきまして、どういう道路にはどういう大きさの車を許容するとかしないとかというのが……
○国務大臣(斎藤昇君) お尋ねの第一点、海上保安に危険がないかというお尋ねでございますが、この法律はまず最低限度をきめているわけでございまするから、必要最低限度を確保しているわけでございます。したがって、一人の通信士で夜間眠っておる際にということが、心配のあれであろうと思いますが、それにつきましては、御指摘のありましたようにオート・アラーム、これは今日、ほとんど世界的に使われておるのでございまするから、それによって船舶相互間のSOSの受信というものには差しつかえがないと、かように考えております。また、近海面におきましては、海上保安庁の受信能力というものも高めて参る予定でございまして、海難に対す……
○国務大臣(齋藤昇君) 私は、ただいま気象庁長官がお答えをいたしましたように、日本の気象観測所を、必要なものはやはり国費をもってやるのが当然だという考え方をいたしております。
したがいまして、相当の金額を要しましても、これを全部船会社に負担をさせておるという今日のいき方よりも、先ほど申しましたように、大体八十通ぐらい、これはさらにいろいろ検討いたしますると、どういう通数になるかわかりませんが、現在の船会社が背負っておる負担よりも軽くなることは明らかでございまするから、そういう方向で必ず実現をいたしたいと、かように考えております。
【次の発言】 気象観測につきましては、ただいま気象庁長官が申し……
○国務大臣(斎藤昇君) 人命安全条約は、今直ちに批准のできない点は、船の構造、その他等でございますが、この船舶職員法の改正ということによって、この批准が困難になるという点は全然ございません。
【次の発言】 これは国内法としましては、船舶安全法、これから衝突予防法というようなものの改正を若干する必要がございます。しかしそれはこの船舶職員法とは関係がございません。
【次の発言】 今度国際人命安全条約を批准する際に、今お願いして改正する点を、もう一ぺん改正し直す。たとえば今必要としているのを、その限度を減らしても、しかしながらこの安全条約を批准するために、またもとに戻さなければならぬ、そういうことは……
○国務大臣(斎藤昇君) ただいま議題となりました公共企業体職員等共済組合法の一部を改正する法律案の提案理由につきまして御説明申し上げます。 公共企業体職員等共済組合法は、昭和三十一年に旧国家公務員共済組合法及び恩給法から独立して、三公社職員に固有の制度として公共企業体職員等共済組合を設けるため制定せられ、現在に及んでいるのでありますが、第三十八回国会において、健康保険法、恩給法、国家公務員共済組合法等の一部改正が行なわれましたので、これらに関連する規定の改正を必要とするに至りました。また、同国会における本法の一部改正に際し、本委員会において旧令共済組合員期間の完全な通算及び再就職者の前後の在……
○国務大臣(斎藤昇君) ただいま議題となりました運輸省設置法の一部を改正する法律案の提案理由につきまして御説明申し上げます。 今回の改正の第一点は、本省の付属機関として、港湾技術研究所を新設することであります。 最近、技術的にきわめて高度化している港湾工事の能率的な遂行をはかるためには、港湾技術に関する研究、調査、試験、設計の業務を一貫して総合的に行なう必要がありますので、運輸技術研究所の港湾関係部門を母体とし、これに港湾局調査設計室を統合して港湾技術研究所を設けることといたしたのであります。 次に、改正の第二点は、本省の付属機関として、館山海員学校を設けることであります。 海員学校は……
○国務大臣(斎藤昇君) まことにごもっともだと存じます。前には郵政大臣が担当であったものですから、郵政大臣が……、内部のことですから、ことに事務当局はいつも連絡をとっておりますから、前の担当省の大臣がどういうような答弁をしたかということは、これは知っているはずですが、それにしてもやはり省が変わりますと、何だか妙だなあという感じを私自身もいたしております。さりとて、三省にまたがっておりますので、三省の間で話し合って、これは何省所管ときめようということになって、主として内閣委員会のほうでもそれがよかろうということでございましたら、そういうようになるのがいいのじゃないかという感じがいたしております。……
○国務大臣(斎藤昇君) 法律では最低限度をきめておりまするので、その限度以上は各企業体の共済組合の実情に応じてやるのが適当でなかろうか、かように考えております。最低限度の引き上げの程度にとどめております。
【次の発言】 他の省、共済組合法とも関係を持ちまして、御意見のとおりにごもっともな点としてもあるように存じます。以後よく関係当局と検討を続けて参りまして、御趣旨に沿うようにできるだけいたしたいと思います。
【次の発言】 一時金についての通算は、これも他の共済組合法あるいは恩給法等と共通する問題でございます。確かにこれも一つの問題だと存じます。さきの問題とあわせまして、関係各庁と検討いたしたい……
○国務大臣(斎藤昇君) おっしゃるように、自動車の数は年々激増いたして参っております。したがいまして、事務の簡素化を相当やりましても、やはり人間の増加は必要になって参っております。本年度も相当大蔵省に要求をいたしまして、特に本年度は人員の増加を厳重に査定いたしたわけでありますが、若干でも認められましたのは、今おっしゃいますような御趣旨に基づくものでございます。これで十分とは決して思っておりません。今後も十分努力をいたしますと同時に、事務の抜本的な簡素化もはかって参り、今おっしゃるような協会その他から人手を借りるというようなことの絶対にないようにして参りたいと、かように考えております。
○国務大臣(斎藤昇君) ただいまのお尋ねの点につきましては、昨年、御承知の海運造船合理化審議会に諮問をいたしまして、今日の海運企業の現状にかんがみて、今後増強を必要とする船舶を確保するという観点から審議をいただきまして、昨年の九月に答申が出て参ったわけでございます。政府といたしましては、できるだけこの答申を尊重しまして、そうして今おっしゃいますように、政府の援助の策について最善を尽くしたい、かように思っております。この答申は、今後新しく作る船に対する融資比率の問題あるいは利子補給の問題と、それから、今日の海運企業の基盤を強化することの二つに触れておりますが、さしあたり、何といっても海運基盤の強……
○国務大臣(斎藤昇君) 御承知のように、自動車事故によりまする損害賠償保障法によりまする最高限度は、死亡者に対しましては五十万円、重傷が十万円、軽傷が三万円というのが限度になっておりますが、これは損害賠償額の限度をきめておるのではなくて、保険が保障をする額をきめておるわけでございます。それをこえる部分は加害者の負担ということでございます。実際問題といたしまして、死亡に対する保障の最高限度を五十万円に引き上げまして以来、一件当たりの平均の賠償金額は三十万円を少し今日上回って参っておるわけでございます。
○国務大臣(斎藤昇君) イーグル・コーリア号が、二月十四日に東京湾口の第二海堡の西側に乗り上げまして、そうして船底に穴があいたために油が流れ出て、千葉富津方面のノリひびに相当の被害を与えているという事実は、私は聞いております。海上保安庁といたしましては、ノリひびの被害が、このイーグル号の船から出た油であるかどうかということを、調査いたしておったのでございますが、神奈川県の工業試験所に鑑定を依頼をいたしたり、いろいろいたしておったのでございますが、諸般の情勢から判断をいたしまして、これはイーグル号から出た石油だろうということを、ほぼ断定をいたしているわけでございます。富津方面のノリひびの被害のあ……
○国務大臣(斎藤昇君) 私鉄運賃の値上げを認めるとは私はまだ申しておりません、今検討中でございます。
【次の発言】 値上げをやると私は言っておりません。
【次の発言】 相当経営上困難を来たしておるし、交通緩和のために今後新しい投資をやっていかなければなりません。この資本費の圧迫あるいは人件費の圧迫等をどういうやり方でやるかということについて今経済企画庁と相談中でございます。
【次の発言】 経済企画庁長官の御答弁と同様でございます。今おっしゃるような点も十分検討をいたして参りたいと思います。
【次の発言】 大手十四社の経営内容はまだここに御発表する段階にはなっておりません。必要が生じて発表できる……
○国務大臣(斎藤昇君) 運輸省といたしましても建設省と並行をいたしまして、鉄道、軌道との立体交差の促進に大馬力をかけております。同時に建設省で道路の拡幅その他をやっていただきますが、しかしながら自動車の数が今後ますますふえて参るわけでございます。そこで、大量に人あるいは荷物を運ぶ、いわゆる高速軌道が必要だ、かように考えまして、現在東京都におきましては、今地下鉄の建設のうち四本建設中でありますが、さらに五本地下路線を決定いたしまして、なるべく近くこれらの着工の運びに参らせたい、かように考えております。同時に地上のほうにおきましても、たとえば羽田と新橋間のモノレール、これは私企業でございますが、先……
○国務大臣(斎藤昇君) ただいま総理のおっしゃいますように、慎重にこれは検討すべき問題だと考えます。
○国務大臣(齋藤昇君) 去る二十七日の港湾労働組合の関係のストにつきましては、六大港を含む全国三十余りの港におきまして、在港船二百九十一隻のうち百四十六隻――これは六大港。それから地方港では百九隻のうち五十六隻、これが不荷役船となっております。海外におきましては、インドのマドラス港で二隻が一日中、サンフランシスコで一隻が七時間不荷役となった模様であります。その他のアメリカの諸港、カナダ、シンガポール等におきましては、おおむね平穏であったようでございまして、海外全体といたしましては、大体大きなことはなかったようであります。
○国務大臣(斎藤昇君) お答えをいたします前にごあいさつを申し上げます。 先般の内閣の改造によりまして、私はからずも運輸大臣を拝命いたしまして、まことにふつつかなものでございますが、皆様方にも各段の御指導、御鞭撻をお願いいたします。 ただいまの中村委員の御所見には全く同感でございまして、ことに伊勢湾台風の際には、災害が大きい、委員会におきましても、気象業務の重大であることを、われわれむしろ政府を責めたわけであります。私も就任以来、気象業務の点につきましては、気象庁長官初め、その他からいろいろと意見を聞き、ただいま処理いたしております。先ほど気象庁長官が申し述べましたように、レーダーの設置、……
○国務大臣(斎藤昇君) 昭和三十七年度運輸省関係の予算について御説明申し上げます。 はじめに、予算の規模について申し上げます。 まず、一般会計について申し上げますと、歳入予算総額は十二億六千八十三万二千円、歳出予算総額は六百九十五億六千四百五十一万六千円であります。いま昭和三十七年度歳出予算総額を前年度予算額と比較いたしますと、百三十三億七千八百七十三万五千円の増額であり、約二四%の増加率を示しております。この増加額の内訳をみますと、行政部費系統におきまして三十九億三千四百八十万八千円の増額であり、公共事業費系統におきまして九十四億四千三百九十二万七千円の増額となっております。このうちには……
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