このページでは鍋島直紹参議院議員の5期(1959/06/02〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は5期国会活動統計で確認できます。
○鍋島直紹君 ただいま議題となりました昭和三十五年五月のチリ地震津波による災害を受けた地方公共団体の起債の特例に関する法律案につきまして、委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。 本法案は、チリ地震津波による被害か甚大である点にかんがみまして、その対策として、災害を受けた地方公共団体に対し起債の特例を認めんとするものであります。 その要点は、第一に、地方財政法第号五条の特例としまして、今回災害を受けました地方公共団体のうち政令で定めのるものが地方税、使用料、手数料等の減免により生ずる歳入の不足を補う場合、または一定の災害対策に要する費用の財源とする場合におきましては、地方債をも……
○鍋島直紹君 常任委員長の選挙は、その手続を省略し、いずれも議長において指名することの動議を提出いたします。
【次の発言】 裁判官訴追委員予備員その他の各種委員の選挙は、いずれもその手続を省略し、議長において指名することの動議を提出いたします。
○鍋島直紹君 裁判官弾劾裁判所裁判員予備員及び裁判官訴追委員の選挙は、いずれもその手続を省略し、議長において指名することの動議を提出いたします。
○鍋島直紹君 ただいまの米田君の動議に賛成いたします。
【次の発言】 ただいまの中田君の動議に賛成いたします。
【次の発言】 ただいまの坂本君の動議に賛成いたします。
○鍋島直紹君 中央選挙管理会委員及び同予備委員の指名は、いずれも議長に一任することの動議を提出いたします。
○鍋島直紹君 常任委員長の選挙は、その手続を省略し、いずれも議長において指名することの動議を提出いたします。
○鍋島直紹君 裁判官弾劾裁判所裁判員その他各種委員の選挙は、いずれもその手続を省略し、議長において指名することの動議を提出いたします。
○鍋島直紹君 私は、木村君の動議に賛成をいたします。
○鍋島直紹君 私は、藤原君の動議に賛成いたします。
○鍋島直紹君 常任委員長の選挙は、その手続を省略し、いずれも議長において指名することの動議を提出いたします。
○鍋島直紹君 三十四年度の地方財政の中での起債でございますが、今、一般補助事業の起債が非常に足りないというのが問題になっております。知事会かなんかは、六十億不足する、あるいはこの表で見ますと、去年と比べて二十六億増加しなければならない、これについてのあとでお話あると思いますが、大方針を承わりたいのですが、やはりこれを何とかして五十億か六十億か、今後において一般財源かあるいは起債で地方にお出しになる御意思、御方針があるかどうか。
【次の発言】 もう一回申しますが、大体各県からそういう不足額というものが出て参りますのは、いつごろになりましょうか。九月ごろになりましょうか。
○鍋島直紹君 ちょっと伺いたいと思いますが、今のに関連しまして第一点なんですが、今言われたことを再確認願いますけれども、特別交付税と、それから六、七十億を災害費に回す。その内容は一般財源なんですから、起債の裏づけといったようなことではなくして、結局災害に伴ういろいろな必要な経費、雑費が要ったり、あるいは弔慰金が要ったり、あるいは救助活動のために要った金、それの裏づけとして出すのだ。その一つの大きな要素として二十億の減免と、それから災害救助法そのほかに伴う金が約幾らですか、十億ですか、それも入れて約六、七十億というように一応考えておられるわけなんですね、その確認を一つ。 それからもう一つ、これ……
○鍋島直紹君 今の加瀬委員のお話に関連しますが、同じ質問になるかもしれませんが、来年度の問題で、大きな方針として、特例法によって基準財政需要額に算入されてくる財政負担が非常にふえてきますね。従ってそれが、一定の交付税のワクは毎年度大体きまるわけだし、そうすると必然的には、先ほど局長が言われましたように、一般の地方団体にワクがきまっている以上は、どうしても影響があると思わなければならないし、今度のような大災害であれば、結局さらに相当一般の地方交付税の方に影響がかかってくる。従って、来年度の地方財政計画をきめていく場合において、特例法でやる大災害なんですから、それだけの地方負担の増、すなわち交付税……
○鍋島直紹君 ちょっと伺いますが、今一番重要な問題は、西郷委員の質問の、総評または社会党声明によって、挑発的行動があったかないかという、個々の警備がどうであった、こうであったという問題でなくして基本的に、あの声明の中に盛られておるところの挑発的行動を計画的にやられたかどうかという点にあると私は思います。従って、この点について再度一つ明確にお答えを願いたいと思います。
【次の発言】 ちょっと関連質問をいたしたいと思いますが、実は、今まで国会の神聖及び尊厳ということについての西郷委員のデモに関する御質疑があったのであります。私は、それに関連しまして、国会のみでなくして、地方の都道府県議会あるいは市……
○鍋島直紹君 ちょっと自治庁に伺いたいのでございますが、第一点は、地方財政計画はいつごろ提出されるものか、いつごろ充実されるものか、その点についての時期をできればお示し願いたい。 それから第二点ですが、第二枚目の特別会計のところを見ますと、入場譲与税が四十二億前後、非常に減っておりますですね。これは、どうせあとで詳しく審議になるでしょうけれども、えらい減っているのですが、この原因が、何かあれば、ちょっと御説明をお願いいたしたい。 第三点は、今度新規にできました、あれは何ですか、住民税の歳入欠陥の補てんのための臨時地方特別交付金、約三十億の問題でございますが、この取り扱いについて、一応ここに……
○鍋島直紹君 ちょっと私から伺いたいと思いますが、第九条関係なんですが、道路標識の問題です。現行法で今やっておられる道路の標識が、実をいうと明確でない。このことが結局運転者の罪を作るようなことになると思いますので、非常に大きな問題じゃないかと、こう考えておりますが、まず伺いたいのは、現在道路標識が全国的に統一されているかどうか。さらに、この第三項で見ると、「総理府令・建設省令で定める。」どういう区分で、この道路標識を建設省とそれから総理府令とに分けてされているかということが一点、現状をちょっと伺いたい。 それからもう一つは、この間、参考人の桶谷繁雄先生であったと思いますが、公述の中に、オリン……
○鍋島直紹君 一つだけ聞きたいのですが、横断歩道で、普通の四つかど交差点等じゃなくて、国道――第二京浜のような国道の中の横断の歩道が路上に表示されておりますね。そういったときに、歩行者が横断する際、現状においては非常に危険だと思われるのですが、原則として、これは全くいついかなるとき横断をしても安全である、歩行者優先であるという原則を今後厳守されるかどうか。その点だけ一つ。
○鍋島直紹君 七十四条と七十五条の関係をちょっとお聞きしたいのですが、七十四条は罰則がありませんね。七十五条は三ヵ月、三万円の罰則がついている。それで、今日までいろいろ伺って、いわゆる捕捉しがたいといったような意味で七十四条に罰則がなくて、七十五条に罰則があるというようなふうにお話も聞くのですが、捕捉しがたいという意味においては、七十五条の2の、ほんとうに過労であるか、病気であるかといったようなこと、それを命じたか命じないかといったようなこと、この点も非常に捕捉しがたい。そういうのには罪があって、七十四条に帰ってきますと、実際言うと、スピード違反とか、泥をはねるとか、ぬかるみとかいう問題になっ……
○鍋島直紹君 新市町村建設及び地方公務員給与に関する小委員会は、第三十一国会におきまして設置されて以来、新市町村建設の現状及びこれが促進のための方策並びに地方公務員給与の現状及びこれが適正合理化のための方策について、慎重に検討審議を加えて参りましたが、このたび地方行政委員会において、政府に対し、別紙のように要望することが適当であるとの結論に全会一致をもって到達した次第であります。 次に、その概要について簡単に御説明申し上げます。 新市町村の建設が、地方自治伸展のため重要であることは申すまでもないところであり、国としてもできる限りの援助をいたすべきものであることは、各位におかれましても御異論……
○鍋島直紹君 本法案に対しまする共同修正案の趣旨を簡単に申し上げて、御審議を願いたいと存じます。御説明をいたします。 この道路交通法案は、新しい時代の道路交通の実態に即した基本法として立案されたものであると、提案理由の中で述べられておるのでありますが、われわれも、当局の努力に対しまして、これを認めるにやぶさかではございません。しかし、若干の不備な点がなお見受けられることもまた事実であります。 そういうわけで、第一には、交通警察取り締まりの行き過ぎを戒め、また、交通規則が実態に即しないために無理が生じないように、警察官の指示について一つのワクを示し、または安全運転の条件に速度を加え、あるいは……
○理事(鍋島直紹君) これより質疑に入ります。
【次の発言】 私は、本案について賛成の討論を行ないます。本法律案は、奄美大島の振興をはかるための融資業務の拡充をはかろうとするもので、妥当の措置と認めますが、施行期日の関係で、次の通り各派共同修正案を便宜私より朗読いたします。
奄美群島復興特別措置法の一部を改正する法律案に対する修正案
奄美群島復興特別措置法の一部を改正する法律案の一部を次のように修正する。
附則第一項中「昭和三十五年四月一日」を「公布の日」に改める。
以上をもって修正案の趣旨説明を兼ね賛成討論を終了いたします。
○鍋島直紹君 行政書士法の改正案について、提案者及び自治庁当局に一、二御質問をいたしたいと思いますが、その第一でございますが、行政書士法は、今日までずいぶん数回の国会にかかって論議をされておりますが、今回の改正点のポイントが、従来の任意の設立あるいは任意加入であったところの行政書士会及びその連合会、これを今回の改正法案においては、強制加入あるいは強制設立に改めておいでになる。この点がいわば憲法に保障されております職業選択の自由ということについての問題に抵触をしてきやしないかというのが、一番大きな改正の要点じゃないかと思うのであります。従いまして、この点についてのお答えを一つ提案者からいただきま……
○鍋島直紹君 ちょっと財政局長に簡単に伺いたいと思いますが、地方財政法の一部を改正する法律案の四条の三ですか、その関係なんですが、地方公共団体における年度間の財源の調整、その中で、すでに説明がありましたように、一般財源が非常に増加した場合、義務的経費の額を著しくこえて増加することになる場合において、災害とか、赤字の解消とか、あるいは緊急に実施しなければならぬ大規模な建設事業に使うほか、それを積み立てるというようなことになっております。積み立てる、または地方債の繰り上げ償還に用いなければならぬ。この場合ですね。問題は、著しくこえる額というものを、どういう観点に立ってまあ計算をされるのか。特に、そ……
○鍋島直紹君 私は、本法案に賛成の意を表するものでございますが、ここに各派共同提案にかかります附帯決議案を便宜私より朗読いたしたいと思います。 地方財政法及び地方財政再建促進特別措置法の一部を改正する 法律案に対する附帯決議案 地方財政の状況にかんがみ、本法の施行にあたって政府はとくに左の諸点に遺憾なきを期すべきである。 一、地方公共団体における年度間の財源調整は、本来、当該団体の実情に応じた自主的な財政運営の一かんとして行われるべきものであることにかんがみ、いやしくも財政運営の自主性を阻害し、行政水準向上の意欲をはばむことのないよう措置すること。 一、税外負担の解消について……
○鍋島直紹君 簡単に二、三点御質問を申し上げます。 第一番目でありますが、大体この起債の特例による起債の許可の大よその御見当が県及び市町村であると思いますが、大体その金額は幾らであるか。あるいはその内容について、いわば減税、減免によるところの歳入欠陥と、それから実際上災害復旧対策費に使ったもの、そういったもの、もしわかれば、大体の金額をお知らせ願いたい。 第二点は、去年の伊勢湾台風の際にこういった特例法が出ておるし、それに対する措置をせられたと思いますが、何か変わった点があるかどうか。伊勢湾台風の際との対比をしていただきまして、あわせてお願いを申し上げたいと思います。 以上二点をまずお願……
○鍋島直紹君 すでに先輩議院各位から、条文その他につきまして、それぞれ御質問もありましたし、本日は、時間も迫っておりますので、行政協定及び関係条文に関しまして、非常にこまかい問題でありますが一点、及び全般的問題に対しまして、総理大臣または外務大臣に一点、簡単に御質問を申し上げたいと考えております。 行政協定及びそれに伴います法律の問題でございますが、今回の改正によりまして、地方税法の関係でありますが、この改正の要点がいかになっておるかということであります。特に各地におきまして、地方税というものは財政が非常に不自由であるのに対しまして、駐留軍の関係が特権的な待遇を受けておったという点もあるので……
○鍋島直紹君 地方行政委員会の視察報告書を朗読いたします。 私と木下委員は、伊勢湾台風及びチリ地震津波による災害の復旧状況並びに道路交通状況につきまして調査をいたすため、去る九月八日より一遍間にわたりまして愛知、三重の両県を視察して参りましたが、その詳細につきましては、追って文書報告を提出することとし、本日はそのごく概略について御報告を申し上げます。 まず、伊勢湾台風被害の復旧状況についてでありますが、昭和三十四年九月、東海地方を襲いました伊勢湾台風は、愛知、三重、岐阜の三県に大きな被害を与えましたが、その被害総額は、死者四千三百二十九人、いまだ行方不明の者二百四十五人、公共施設被害千百十……
○鍋島直紹君 三十五年度分の交付税の特例に関する法律案について、特に第二条関係ですが、二、三御質問申し上げたいと思います。 おもに財政局長の方から御答弁願うことになるのじゃないかと思いますが、最初に、三百五十七億のうちで約二百四十億を本年中に配分して、そのあと、翌年配分に繰り越すことになっておりますが、これは額が決定されておるものか。さらに二百四十億というその内容が、いわば給与改定分あるいは、御承知の通り、交付税の未措置分が三十数億あったと思いますが、それ、あるいは特別交付税、そういった二百四十億の内容をもう少し明確にしていただきたい。まずそれを……。
○理事(鍋島直紹君) ただいまから委員会を開会いたします。
本日は、地方行政の改革に関する調査を議題といたします。
道路交通に関する件について資料が提出されておりますので、まず当局から説明を聴取いたします。
【次の発言】 本件につきましては、残余の質疑は次回に譲ります。
ちょっと速記とめて下さい。
【次の発言】 速記つけて。本日はこれにて散会いたします。
午前十一時二十九分散会
○理事(鍋島直紹君) これより委員会を再会いたします。
午前中に引き続き集中豪雨による被害状況に関する件を議題といたします。
まず、消防庁から資料についてごく簡単に御説明を願います。消防庁の上川教養課長。
【次の発言】 それでは午前に引き続き質疑を行ないます。
御質疑の方は順次御発言を願います。
なお、ただいま御出席の方は田村建設政務次官、安井自治大臣、八田農林政務次官、その他関係各局課長の方々でございます。
【次の発言】 答弁の前に、ただいま委員の異動がありましたので御報告いたします。本日付をもって津島壽一君が委員を辞任され、その補欠として西田信一君が委員に選任せられました。
○鍋島直紹君 町村合併によります新市町村の育成ということについて、郵政行務について、ちょっと御質問を申し上げたいと思います。わかりやすいから例をあげるのですが、私の郷里で言うと、佐賀県の七浦という村がかつてありまして、昭和三十年に一つは市に、一つは近い多良という村に、二つに分かれて合併をしたのですが、集配局は、鹿島という市に合併した市部の中に、多良町に編入されてもまだ入っておる。今日になって、それが外部から来る郵便物そのほかが全部編入された多良町の名義で来ますので、一回多良町の郵便局に入ってからまた約十キロ離れた鹿島市の局に戻って、そうしてまた多良町の方に配達をされる。従って、普通の場合でも、……
○理事(鍋島直紹君) ただいまから委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
七月二十六日付をもって委員青木一男君が辞任され、その補欠として津島壽一君が委員に選任されました。
【次の発言】 今回新たに就任せられました新政務次官より発言を求められておりますので、これを許します。自治政務次官大上司君。
【次の発言】 次に、地方行政の改革に関する調査を議題といたします。
まず、連合審査会に関する件についてお諮りいたします。
本院規則第三十六条に基づき、昭和三十六年梅雨前線豪雨等による災害対策に関する件について、建設委員会と連合審査会を開会することに御異議ございませんか。
○理事(鍋島直紹君) ただいまより委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。八月十日付をもって委員白井勇君が辞任され、その補欠として山本利壽君が委員に選任されました。
【次の発言】 本日は地方行政の改革に関する調査を議題といたします。
本調査の一環として、地方行政の状況、公共事業の実情、道路交通法の施行状況等を調査するため、鈴木、鍋島の両委員を秋田県及び山形県に派遣いたしましたので、この際、調査の概略を簡単に御報告願うことにいたしまして、別途文書報告を会議録に掲載することにいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
○鍋島直紹君 ちょっと今の問題で伺いたいのですが、四二%、四六%という久居町の人件費の割合が、一般財源の率として他の平均の町村より多いということですね、この点についての財政分析をして見て、どういうわけで四二になり、四六になるかという原因は何かおわかりでございますか。給与ベースが高いということはどうもあり得ないような状況にも思えるし、あるいは人員構成の問題なのか、あるいは他の投資的経費が非常に切り詰められておったためなのか、これは西郷先生の御指摘の中にもあったようですが、このパーセンテージが多いという原因、これは何か原因がなければそうならないと思う。この点どうなのですか。
○鍋島直紹君 最後に一言、実は自治省に意見を申し上げましてお答えをいただきたいのですけれども、先ほど加瀬委員の御質問の中に、常設消防の拡充強化、あるいは一般消防の施設の強化ということについて、消防庁として全国的に現実に基礎を置いて、五カ年計画とか三カ年計画とかという、実際この程度は最低限必要だというはっきりした計画というものが何かあるのやらないのやら、明確化を欠いていたように思うのです。しかし、これは今の消防財源の問題に関しましても、消防庁とされてもそういったものは当然私はあってしかるべきではないか、それを基礎は予算を要求せられ、あるいは補助金のベース・アップといいますか、率の三分の一を二分の……
○鍋島直紹君 ちょっと方向を変えまして、来年度のことについて伺いたいのですが、新聞によりますれば、政府の税制調査会ですか、これの答申を十二月かに出すために、国税と地方税の配分を主体として、審議に入ったということを聞きますのですが、実際はそうでございますか。
【次の発言】 それは地方税と国税との関連においてですか。
【次の発言】 そこで、地方税と国税との関連において根本的な改正をする。来年からは相当減税をおそらく考えているということが、私は何といいますか、今度の税制調査会の主要議題になるまではなかろうかと、こう思うのですが、大体そういった点、具体的な問題に答申がなってくるだろうと思う。そうします……
○鍋島直紹君 自由民主党を代表いたしまして、修正案を提案いたし、さらに本案につきまして賛成の意見を申し述べます。 まず、討論、賛成を申し述べる前に修正案を提案いたします。この修正案は、零細負担排除の趣旨から提案したのでございますが、この修正案の本文は、お手元に配付してございますので、その内容の要旨について申し上げたいと思います。 まず第一は、道府県民税及び市町村民税の本文方式にあっては、白色申告者につきまして新たに専従者控除を設け、一人につき五万円の控除を行なうものとするのであります。 第二は、市町村民税のただし書き方式にありましては、青色事業専従者または白色申告者の事業専従者の数に応じ……
○鍋島直紹君 私はこの法案に賛成でございますが、この際、各派の意見を代表いたしまして、次の附帯決議を提出いたします。 ただ、念のために申し述べておきますが、この法案におきまする適用事業の範囲は政令で定めることになっているのでありますが、その政令案の内容を拝見いたしますと、私どもの主張の大部分は盛り込まれることになっております。しかし、ただその一部分、私どもとしては、その範囲に加わるべきものと考えるものが入っていないようであります。すなわち、災害関連、海岸保全、湖岸堤防につきましての事業費一一億円以上にしぼることとしているようでありますが、これは三千万円以上とすることを希望するものでありますけ……
○鍋島直紹君 地方交付税法の今度の改正につきまして二、三簡単に御質問を申し上げますが、第一番目に、御承知の通り三十六年度は国税三税が伸びて、いわば交付税が非常にふえたということと、さらに三十五年度から繰り越した二百億の交付税が加算されておるわけでございます。従って、いわば普通の年とは異例に二百億伸びておる。それを一つの財源にしながら行政水準の引き上げをし、あるいは公共事業そのほかに、まあ地方財政を潤していこう、こういうことなんですが、今後の見通しですね、二百億の繰り越しという要素というものを考えながら、三十七年度、八年度に対する交付税の見通し、この点について自治省、どうお考えになっておるか。ま……
○鍋島直紹君 今、厚生政務次官のお話もございましたが、天田さんのおっしゃるのもごもっともな点もあると思いますので、今後ひとつ、バラエティに富んだといいますか、各方面の学識経験者あるいはりっぱな方を集めて委員に任命するというような御考慮がおありになるだろうと思うのですが、いかがですか。
○鍋島直紹君 ちょっと文部省に、今の問題で関連して。加瀬さんの質問に関連するのですが、文部省自体が今、八百八十億の高校急増対策をやっておられるのですが、再確認になるかもしれませんけれども、高校急増対策に対する暫定措置法案なんというものが新聞なんかに出ておる。これについて文部省は、政府として、特に文部省自身どうしても出さなければならぬ。しかもその内容は、国庫補助あるいは起債、そのほかいろいろ加瀬さんが言われた内容が盛られるわけでしょうが、そういうことが省議できまって、お出しになるつもりで、他の省あるいは内閣との御交渉をやっておられるかどうかということ、その文部省の基本的な対策。 それから八百八……
○理事(鍋島直紹君) これより議院運営委員会を開会いたします。
去る七月十八日、宮澤委員長が国務大臣に就任せられるに際しまして委員長を辞任されましたので、御指名によりまして私が委員長の職務を代行させていただきます。どうかよろしくお願いいたします。
宮澤前委員長からごあいさつをしたいとのお申し出がございます。
【次の発言】 次に、院内交渉団体の結成に関して事務総長から報告がございます。
【次の発言】 次に立法事務費の交付を受ける会派の認定に関する件を議題といたします。
事務総長の説明を求めます。
【次の発言】 ただいま説明のとおりでありますが、公明会及び第二院クラブを立法事務費の交付を受け……
○鍋島直紹君 ただいま議題となりました公営企業金融公庫法等の一部を改正する法律案と、昭和三十六年度分として交付すべき地方交付税の総額の特例に関する法律案、この点につきまして二、三簡単に質問をいたしたいと考えております。 まず公営企業の関係から申し上げたいのですが、今回また増資をされて事業を拡張されることになるわけです。公営企業というのは、そういった種類の多くの金融機関というか、外郭的金融機関があるわけですが、公営企業に関しては、非常に人員が現在においても少なくて、他の金融公庫等と一律にこれを比べるわけにはいかないにしても、非常に人員が少なくされている。そういう点にも一つの特色があって、まこと……
○鍋島直紹君 本法案は、地方財政の現状を考慮しつつ、住民税、事業税、料理飲食等消費税、電気ガス税等において、大衆負担及び中小企業者等に対する課税の軽減を行なうものであり、また国と地方及び地方団体問における税源配分の適正化を推進するものでありまして、まことに当を得たものと考えて賛成いたす次第であります。しかしながら、税制の改革は一朝一夕に参らない面もありまして、たとえば私鉄の事業用資産に対する固定資産税は、他の交通機関との課税の均衡上、課税標準の特例を設けて軽減すべきであり、また料理飲食等消費税につきましては、その課税の実態に顧み、当該市町村に税を分与する等、根本的税源配分の問題と合わせて、政府……
○鍋島直紹君 公務員課長だけですから、事務的に伺いたいと思います。なお、矢嶋委員のほうからもうすでに問題が出ておるので、それの蒸し返しになるかもしれませんが、大ざっぱに申し上げますから、簡単明瞭にひとつわかりやすくお答え願いたい。 この第一点は、すでに出た問題でありますが、今度のこの法案によって、一応全国一律になって、国家公務員に準ずる共済組合法が施行されるということになる。ところが、現実には、地方団体の中で非常に条件のよいところもすでにそれを獲得しておるところがあり、あるいは自治体によっては、極端にいいところもあり、悪いところもある。悪いところは上がるわけですから、その点はいいとしても、既……
○鍋島直紹君 私は自由民主党を代表いたしまして、地方公務員共済組合法案及び地方公務員共済組合法の長期給付に関する施行法案に賛成し、あわせて附帯決議案を提出いたしたいと思います。 地方公務員の退職年金等の制度についてどのような制度をとるべきかにつきましては、重大かつ種々の困難なる問題だと思います。すなわち、その団体数の多いこと、さらに職員の種類あるいは身分関係等がきわめて複雑なものとなっておる点でございます。しかし、この問題は地方公務員福祉の基本問題であり、ひいては地方自治行政に重大な関連を有するものであります。国家公務員関係については、すでに三年前から統一的な共済制度が採用されており、一方、……
○鍋島直紹君 二、三点総理に大きな問題につきまして御質問を申し上げたいと思います。 第一点でございますが、御承知のとおり、あるいはもう質問が出たかもしれませんが、私一時ちょっと欠席しましたので、重複するかもしれませんことをお許し願います。 第一番目は、御承知のとおり、この改正法案が出まして衆議院において自民党で数点の修正が行なわれております。その詳しいことはもう申し上げる必要はないと思いますが、要するに、自民党で修正して参議院に送られてきまして、参議院でこれの審議を現在やっておるわけでございます。この修正におきまして問題がいろいろいわれるその一つは、選挙制度審議会の答申案そのものについて修……
○鍋島直紹君 私は地方行政の立場から、提案者と警察当局に二、三点お伺いしたいと思います。時間も迫っておりますし、あとなお質問者の方も予定されておりますので、簡単明瞭に質問いたしますので、お答えも一つ端的に明確にお願い申し上げたいと思うのでございます。 まず提案者に対しまする質問でございますが、一括して御質問いたしますので、一括してお答えを願いたいと思います。第一点は憲法第九十五条との関係であります。地方公共の秩序を維持するということ、そのことは、地方自治法の第二条におきまして示されております通り、地方公共団体の固有の事務であるというふうになっております。そのような意味から、公共の秩序を維持す……
○委員長代理(鍋島直紹君) ただいまから小委員会を開きます。本日は、主として新市町村建設促進に関して、文部、農林、電電公社の各世当局に対しまして、調査を進めたいと思います。まず、当局側から、新市町村建設の現状及び対策について説明を聴取いたします。そのあとで質疑を行ないたいと思います。
それでは、文部省からお願いいたします。
【次の発言】 それではだ農林省から願います。農林省振興長。
【次の発言】 それでは次に電電公社からの御説明を願います。
【次の発言】 それで一応御説明を終わりますが、今説明された方のほかに、郵政省の合田電気通信参事官が見えております。なお電電公社からは営業局長、施設局長、……
○委員長代理(鍋島直紹君) これより小委員会を開会いたします。
前回に引き続き、新市町村建設促進の問題について調査を進めたいと思います。
まず、農林省関係について当局から説明を聞いた後に質疑を行ないます。
御出席は農林省の振興局の橘参事官、林野庁の高尾林政部長がお見えになっております。
【次の発言】 では次に橘参事官。
【次の発言】 何か御質疑ございませんか。
【次の発言】 財政課長と公務員課長とおります。
【次の発言】 ほかに御質疑ございませんか。……それでは農林省関係の質疑を終わります。
【次の発言】 次に、お手元に配付いたしました要望事項につきまして御検討を願いたいと存じます。
……
○委員長代理(鍋島直紹君) それでは、これより小委員会を開会いたします。
前回のお打ち合わせに従いまして、本日は、小委員会としての結論を出したいと思います。
小委員会としては、前回お持ち帰り願いました要望事項を決定いたしまして、これを本委員会に報告いたしたいと思います。御意見のある方は、順次お述べを願います。ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記をつけて。
要望事項は、すでに御承知の通りでありますので、朗読を省略いたします。
本要望事項を小委員会の決定として、午後の本委員会に報告いたしますが、小委員長の口頭報告の内容につきましては、これを小委員長代理に御一任願いたいと思います。御異……
※このページのデータは国会会議録検索システム、参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。