渋谷邦彦 参議院議員
6期国会発言一覧

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渋谷邦彦[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは渋谷邦彦参議院議員の6期(1962/07/01〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は6期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院6期)

渋谷邦彦[参]本会議発言(全期間)
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第43回国会(1962/12/24〜1963/07/06)

第43回国会 参議院本会議 第10号(1963/02/22、6期、公明会)

○渋谷邦彦君 私は、公明会を代表し、日米間の綿製品問題交渉について関係大臣に質問いたすものであります。  今国会における総理の施政方針演説の中に、わが国の発展は米国及び欧州諸国との相互協力によって、自由な貿易の拡大を通じ、経済的繁栄の上に立って進められるべきであるという意味のことを強調されました。しかるに、今回綿製品交渉をめぐって、今後の経済外交にまことに憂慮すべき事態を招いたことは、はなはだ遺憾とするところであります。  まず質問の第一点は、今回の米国の不当なる措置は、わが国綿業者、なかんずく二百万人からあるといわれる中小企業者に対し、深刻なる打撃を与えたばかりでなく、生活上の死活問題に直面……


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第46回国会(1963/12/20〜1964/06/26)

第46回国会 参議院本会議 第10号(1964/03/13、6期、公明会)

○渋谷邦彦君 私は、公明会を代表して、ただいま議題となりました所得税法の一部を改正する法律案に対して、総理大臣並びに大蔵大臣に若干の質問をいたさんとするものであります。  質問の第一は、給与所得者に対する課税についてであります。給与所得者の中で、低所得者と見られる人たちが納税人員全体の五七・二%という多きに達しております。低所得者の最低限度の生活を確保するという意味からも、これらの人たちに対する課税は、生活面に実に大きな影響を持つものでありますことは、今日までもしばしば論議の焦点になってまいりました。いま、給与所得者の標準を五人家族に例をとってみますと、この家族の課税最低限は、三十九年度分にお……

第46回国会 参議院本会議 第17号(1964/04/15、6期、公明会)

○渋谷邦彦君 私は公明会を代表して、四月十七日に予定されております公労協の半日ストについて、総理並びに関係各大臣に若干の質問を行なうものでございます。  半ロストが国民多数の迷惑をよそに決行されれば、わが国労働史上かつてない規模を持つものといわれるだけに、国民生活に及ぼす影響は広範囲であり、ひいては、社会秩序の混乱、経済動脈を麻痺させることは必定であります。この事態は、国民大衆の利益擁護の面から考えても、たとえそれが一時的現象であるにせよ、決して許さるべき行為ではないはずであります。したがって、一部の人々の生活権を守るため他の多くの人々を犠牲にしてよいという考えは、断じて避けなければならないと……


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第48回国会(1964/12/21〜1965/06/01)

第48回国会 参議院本会議 第6号(1965/02/10、6期、公明党)

○渋谷邦彦君 ただいまの山本君の動議に賛成いたします。

渋谷邦彦[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院6期)

渋谷邦彦[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第41回国会(1962/08/04〜1962/09/02)

第41回国会 大蔵委員会 第3号(1962/08/23、6期、公明会)

○渋谷邦彦君 先ほど大臣からも所信表明の一端にございましたが、現在の景気調整期において当分金融の引き締めというものが続くと思われます。一番そうした点について被害といいましょうか、圧迫を受けているのは中小企業であろうと思います。先ほどのお話でございますと、そうした対策に対して逐次対策を立てていかれる。その中で六月から九月までについては百五十億の資金追加をもってこれに充てると、そうしたお話があったようでありますが、こうした点を考えてみますと、非常に急場しのぎのような感を深くするわけでありますが、中小企業の育成ということは目下の急務であると思うわけです。そうした点について、もっと根本的な抜本的な政府……

第41回国会 大蔵委員会 第5号(1962/08/28、6期、公明会)

○渋谷邦彦君 本件につきましては、その審議過程においてあらゆる角度から審議されておりますので、いささか重複する点もあろうかと思います。しかし、確認の意味も含めまして、数点お伺いしたい点がございますので、よろしくお願いしたいと思います。  先ほど来からも論議の焦点になっておりますように、本件の審議の的は、何と申しましても、対日援助それ自体が債務であるかどうか、債務であるとするならばその支払い方法というものはどうあらねばならないか、大別すればその二点に分けることができるのではないかと思うわけであります。そこで、また蒸し返すようで恐縮でありますが、政府が対日援助であると、いわゆる対日援助が開始されて……

第41回国会 大蔵委員会 第8号(1962/09/01、6期、公明会)

○渋谷邦彦君 私は、公明会を代表いたしまして、賛成をするものであります。  今回の改正法の焦点は、対日援助物資が債務性を持つものである、また支払い方法はいかにすべきか、という二点に集約することができると思うのであります。ところが、米国が今日において債務性を主張している以上、また近くはライシャワー大使よりも返済についての申し入れがあったりなどいたしまして、大国的見地から考えてみた場合に、国際信義の上からも、また日米の相互の信頼と理解を深めるためにも、返済すべきが妥当であろう、かえって日本の将来にマイナスになることは避けたい、そのように思うのでございます。前国会においても、すでに支払うことの決定を……


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第42回国会(1962/12/08〜1962/12/23)

第42回国会 大蔵委員会 第4号(1962/12/17、6期、公明会)

○渋谷邦彦君 関連して。蒸し返してたいへん恐縮なんですが、今銀行局長の回答でありますと、答申は政府案よりおそく出たがゆえに、ほんの参考程度であるというふうな印象を受けたわけですが、この答申は、そうしますと、全く無視されて、政府案だけが政府案として独自の立場で出されたものであるかどうかという点。
【次の発言】 確かに将来の問題だと言われればそのとおりのようにも思えますが、そうしますと、政府の諮問機関であるこの調査会というものが一体何の目的のために作られているのか。答申が出た以上は、やはり将来ということよりも、関連して、当然参考として、こうした内容を吸収した上に立っての政府の法案というものが出され……

第42回国会 大蔵委員会 第5号(1962/12/19、6期、公明会)

○渋谷邦彦君 今回の改正法律案の提案理由の説明から受ける印象と、また、今、銀行局長からの御説明による内容を考えてみますと、今の局長のお話では、今回の融資の対象は必ずしも被買収者には限ってない。しかし、明らかにそうした被買収者でという名前が出ている以上は、何かしら被買収者だけを対象にしているような感じを受けるわけです、二十億それ自体の融資が。そうして見た場合に、もしこれだけに限定されるとするならば、在外資産の補償も受けていない引揚者だとか、あるいは戦災者、また、零細企業という、非常に救援を要するような人たちが相当いることは考えられると思います。そういうような人たちに対しても、今回の融資に伴いまし……

第42回国会 大蔵委員会 第6号(1962/12/20、6期、公明会)

○渋谷邦彦君 調査会の方にお願いしたいのでございますが、農地被買収者問題調査会の答申案の内容を拝見いたしますと、非常に微妙な点が考えられますし、そうした内容を検討する前に、この調査会がどんな経緯をもって設立されたか、それについて御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 一応概略の御説明で、全部納得したというわけに参りませんが、この審議過程の――審議経過でございますか、内容を拝見いたしますと、被買収者の実態についての調査でありますが、無作為に抽出して一万五千世帯を調査の対象にした、こうあるわけであります。この一万五千世帯の実態と申しましょうか、どのような実情に置かれていたかということについて……

第42回国会 大蔵委員会 第7号(1962/12/21、6期、公明会)

○渋谷邦彦君 私は、公明会を代表いたしまして、本案に対して反対の討論を述べるものでございます。  農地被買収者問題調査会の答申案の内容を拝見いたしましても、必ずしも地主が生活に困窮している、あるいは事業に行き詰まりを来たしているという印象は受けないのでございます。したがいまして、何がゆえに被買収者のみに融資の対象の道を講じたか、これははなはだ疑問とするところであります。  第二点は、被買収者がもし困窮しているとするならば、これと同様に、いやもっと悲惨な思いをして生活をしているような引揚者、あるいは零細企業者、あるいは戦災者等の人たちもたくさんいるはずだと思います。こういった方面に、やはり政治の……


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第43回国会(1962/12/24〜1963/07/06)

第43回国会 公職選挙法改正に関する特別委員会 第6号(1963/06/28、6期、公明会)

○委員以外の議員(渋谷邦彦君) 今、成瀬先生の言われた点、まことにごもっともな点があると思いますが、戦前と戦後に分けて考えてみますと、戦前は、婦人の参政権が認められない、あるいは二十五才未満の者は選挙権を与えられないというような実情にございまして、実際に選挙する人はごく限られた一部分の人であった。そういうことから、あるいは政治意識、選挙に対する意識というものがきわめて低調ではなかったか。戦後民主主義の風潮が出て参りまして、そうして婦人参政権、あるいは満二十才以上の者が戦後与えられた。にわかに政治意識あるいは選挙に対する考え方というものが強まってきたと、このように考えられるわけでございます。しか……

第43回国会 大蔵委員会 第8号(1963/02/19、6期、公明会)

○渋谷邦彦君 正倉院の東宝庫空気調和装置について二、三お伺いいたしたいのでありますが、今回の調和装置に関しては、自動車等の排気ガスが非常に著しい、それによっての汚染がはなはだしいために、宝物がそこなわれる、こういう理由のようでありますが、現状としてはどういういたみの状況であるか、これをひとつお聞かせいただきます。
【次の発言】 大体、ただいま申された科学反応については、きわめて大ざっぱなんで、ちょっと一部納得しかねるところもあるのですが、確かに文化財として永久保存しなければならないという場合には、相当の考慮が払われていいはずであります。そうした場合に、やはり具体的にどのような科学反応があったの……

第43回国会 大蔵委員会 第10号(1963/02/26、6期、公明会)

○渋谷邦彦君 今回の法律は、わが国の保険市場の撹乱を規制するということと、被保険者が不測り損害を受けることを阻止する、こういう趣旨のもとに出された法案だと思いますが、先ほどの御説明によりますと、わが国における外国商社が三十六社ということでございますが、これは国別にどうなっているか、ちょっとお知らせ願いたい。
【次の発言】 先ほどの説明によれば、三十六の実態というのは、非常に力が弱いと申しましょうか、ほとんど事業をやっていないというような印象を受けたわけでありますが、そういう外国商社に対して、この際まぎらわしいという観点に立てば、整理をする意向はないかどうか、その点について。

第43回国会 大蔵委員会 第11号(1963/02/28、6期、公明会)

○渋谷邦彦君 外国の損保会社の内訳はこの資料に出ておりますが、募集網の機構についてはどのような状態になっているのか、それを教えていただきたいのですが。
【次の発言】 今の御説明ですと、エージェント・システムをとっていらっしゃるようですが、大体主たる営業をやっている会社が十社、大体そのもとで代理店をやっている店数はどのくらいになるか。乗り合い、専業、いろいろあると思いますが、できれば専業だけでもけっこうだと思います。
【次の発言】 今伺った理由は、この法律案の趣旨はわが国の保険市場の撹乱を規制しようという目的があるわけですね。そうしますと、当然そういった根拠がなければならないということが想定され……

第43回国会 大蔵委員会 第15号(1963/03/08、6期、公明会)

○渋谷邦彦君 バナナの問題ですけれども、これが自由化されますと関税率は七〇%になる、これは大体決定ですか。
【次の発言】 そうしますと、ガット十一条の関係は、どんなふうに解釈なさっていますか。不当に関税を上げないというたしか条項があったように記憶しておりますが。

第43回国会 大蔵委員会 第16号(1963/03/12、6期、公明会)

○渋谷邦彦君 二、三の点について公庫の方に伺いたいと思います。十九条の中に、「産業の振興開発のため特に必要な事業で主務大臣の指定するもの」、こうありまして、いただきました資料に基づきますと、業務の状況の中に、主務大臣の指定する事業というのが、非常な件数と金額に上っておるようでありますが、この内容について、どのような事業所が指定されておるのか、その数及び種類、その業務の内容、これについてお伺いをしたいと思います。
【次の発言】 今のは業種でありまして、私がさらにお伺いしたいことは、どのくらいの事業所があるか、指定を受けている事業所は。
【次の発言】 はい。おもなものだけでけっこうですから。

第43回国会 大蔵委員会 第18号(1963/03/15、6期、公明会)

○渋谷邦彦君 開発銀行の方にお伺いしたいと思います。昨年の臨時国会のときに表明された内容の一つとして、ガリ・エロの返済金は開銀の納付金によってまかなう、また十分まかなえるはずであるという趣旨がございました。現在開銀に対する回収状況、また現在納付金の状況についてどのようになっておりますか。
【次の発言】 大体三十二年以降三十七年の見込みに至るまで、利益または納付状況はそう大差はないようでありますが、現在融資先よりの回収状況、これが円滑に行なわれているかどうか、また特に、焦げついていると申しますか、憂慮すべき融資先についてはどういうものがあるか、この点あわせてお伺いしたいと思います。

第43回国会 大蔵委員会 第21号(1963/03/26、6期、公明会)

○渋谷邦彦君 時間がありませんので、簡単に申し上げたいと思います。今の問題と若干関連があるかと思いますが、一つは中小企業に対する金融の問題。農林漁業金融公庫の場合ですと、年利率が現在最低四分、最高七分五厘、しかも償還期間は最長三十年というふうになっておると思う。ところが、それに引きかえまして、中小企業関係の政府金融機関におきましては、年利九分、償還期間は一年以上五年程度というのが、大体建前になっておるようでございます。もちろん、農林漁業の日本経済に占める位置が非常に重要であるということは理解できますが、中小企業においてもわが国の経済に占める位置が相当大きい。かかる観点に立ちまして、しかも自由化……

第43回国会 大蔵委員会 第23号(1963/03/29、6期、公明会)

○渋谷邦彦君 まず最初にお伺いしたいことは、先般も大ざっぱに予算委員会で大蔵大臣に質問いたしたのでありますが、本日は当局のこまかい部分にわたっての御回答をいただきたいためにあえて質問をいたすわけでありますが、まず基本的な問題といたしまして、わが国の今日の税制というものはまことに複雑怪奇である。本来、納税者の側から申しましても、納得のいく税金というものが納められてこそ、納税の本来の精神があるのではないかと、かように考えられます。しかるに、まことにその内容は複雑怪奇をきわめ、大蔵大臣の答弁にも、専門家ですらも時によっては現在のわが国の税法が難解である、自分自身もわからない点もたくさんあるというよう……

第43回国会 大蔵委員会 第30号(1963/06/25、6期、公明会)

○渋谷邦彦君 簡単に一点だけ次官にお伺いいたします。今のお話によりますと、適材適所に人を振り向けている、こういう趣旨のお話がありましたが、とかく官庁から横すべりするような場合に、天下り式な人事がないか。それから、総裁やあるいは副総裁の人選にあたっては、往々にして非常に人選難が起こる、非常にもんちゃくが起こる。その基因するところの問題に待遇問題がからんでいるのか、それとも、事業内容の規模、あるいはその本人の希望する方向がどうあるのかというような問題がからんで参ると思いますが、その点について一点だけ御回答いただきたいと思います。

第43回国会 予算委員会 第14号(1963/03/18、6期、公明会)

○渋谷邦彦君 最初に、税制問題につきまして、大蔵大臣にお伺いいたしたいと思います。  まずその一つは、減税でございますが、三月十四日に池田総理は、衆議院の大蔵委員会におきまして、政府の減税案は、全般的な問題とにらみ合わして決定しており、最善なものである、さらに多くの人が軽い負担で納税するのが望ましい、このような趣旨のことを言明されました。  しかしながら、税制調査会の中山会長初め、つい先ごろございました公述人の話を聞きましても、現在の国民の税負担というものは決して軽くはない、このような面もございまするし、また国民の感情としても、必ずしも軽いというふうな実感を持っている人はほとんどまれであろうと……


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第45回国会(1963/12/04〜1963/12/18)

第45回国会 大蔵委員会 第4号(1963/12/17、6期、公明会)

○渋谷邦彦君 ただいま申し上げる質問は、むしろ大蔵大臣に直接伺ったほうがよろしいかと思うのでありますが、当局の見解をただすためにも尋ねておきたいと思います。  その一つは、砂糖が米や麦に次いで当然国民生活の必需品になっているということは言うまでもないことであります。ところが、昨今の砂糖の高騰は国民生活に重大な脅威を与えておる。これはまさに否定できない事実だと思います。  今日の砂糖の高騰ということについては、いまも補足説明がありましたが、国際糖価が非常に高騰を続けている。また、前国会におきましてもそうした原因についてはいろいろ説明があったと思いますが、国際糖価の高騰に伴って必然的に国内糖価の高……


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第46回国会(1963/12/20〜1964/06/26)

第46回国会 外務委員会 第閉会後3号(1964/09/03、6期、公明会)

○渋谷邦彦君 ただいままでの外務大臣の御説明によれば、この安全性の問題がいま幾人かの委員によって論議されてまいりましたが、今日までの放射能の被害は一回もないと、あるいは安全性については慎重を期さねばならないことは当然だ、また、原子力に対する国民感情の上から、国民の不安を除くということは全く同感であるといまも御回答ありましたが、しかし、先ほども曽祢委員が言われたように、昨年の六月上旬に政府が、ただすべきことをただして、そうして説明をきちんと求めるというような趣旨のことが表明されているはずなんです。しかるに、今日まで国民に対しても何らの表明が行なわれなかった。当然そこに抱かれる疑惑というものは、ど……

第46回国会 外務委員会 第閉会後4号(1964/09/11、6期、公明会)

○渋谷邦彦君 ちょっと関連。  いまの旅券の問題なんですが、沖繩から日本へ来るときにキャンセルされて来れないという人が何人か今日までの年数の間にあったわけですけれども、おもな理由はどういう理由でこちらに発券できなかったかということについてまず第一にお伺いしたい。
【次の発言】 はっきりした理由が明示されてない、政府としてはその点については調査されておりませんか。
【次の発言】 もう一点だけ。現在パスポートの点については民政府で扱っていると思うのですが、この点について、いままでもそうですが、これからも含めて現地のいわゆる政府もしくは日本政府の出先機関においてこれを取り扱わして、もっともっと円滑に……

第46回国会 大蔵委員会 第10号(1964/03/03、6期、公明会)

○渋谷邦彦君 簡単に。先ほどミナスの製鉄所についてお話があったようであります。昨年九月現地で聞いた話によりますと、御承知のとおり、非常にインフレが高進している、このままでいけば国の援助がない限りは解散せざるを得ない、こういう話を聞いたわけです。その後も相当インフレが高進しているようでありますが、今後こうした問題に対してどんなような対策をお持ちになっていらっしゃいますか、お伺いしたいと思います。
【次の発言】 先ほど銀行局長のお話では、今後の方針については、輸銀を通さない、こういうようなたしか午前中の回答だったと思います。たしか先日、大蔵大臣の言明だったと記憶するのですが、国としては今後も援助を……

第46回国会 大蔵委員会 第12号(1964/03/06、6期、公明会)

○渋谷邦彦君 先ほどの説明にもあったようですが、予定使用金額をセットしてもらう場合には、そのつど税務署へこれは持っていくわけですか、この器械を。
【次の発言】 これはこの案内書を見ると、小型で持ち運びに便利な電動式とあるので、これは非常に軽いのですね。
【次の発言】 これは耐用年数はどのくらいですか。それからもう一つ、おそらく器械ですから、故障が起きる場合、あるいは使用にたえなくなる場合が出てくると思うのです。その場合に、廃棄申請をどうするかという問題ですね。
【次の発言】 大臣も時間がないようでありますから、一点だけ確認の意味でお伺いしておきたいと思います。いろいろ論議もありましたが、今回の……

第46回国会 大蔵委員会 第16号(1964/03/17、6期、公明会)

○渋谷邦彦君 私は二点についてお伺いしたいのでございますが、その一点は、いまも木村委員からおっしゃられました国際収支の問題でございます。最近、延べ払いの輸出の比重が非常に高くなってきているということがいわれております。それでまた、輸出認証いたしましても、直ちに為替ベースに反映しない。また、さらに悪いことは、米国、あるいは東南アジア向けの輸出が、市場が非常に停滞している、そういう不安感があるわけであります。輸入増の傾向とあわせて国際収支というものが、いろいろ論議されておりますように、非常に悪いのではなかろうか、これからも悪くなっていくのではなかろうか、こういうふうな予想ができるわけでありますが、……

第46回国会 大蔵委員会 第18号(1964/03/24、6期、公明会)

○渋谷邦彦君 先ほど関連質問で聞こうと思っておったのですが、先ほど柴谷委員からもお話がありました確定申告の問題でございます。これは私も全く同感でありまして、たしか私も昨年泉さんにお伺いして、善処するという……。そういう税法全般について、あるいは徴税方法だとか、いろいろな問題について私申し上げたと思うのですが、総理大臣の回答も、大蔵大臣の回答も、また主税局長の回答も、申し合わせたように同じであります。善処するといいましても、一体何年かかるのか、国民としては一番こうした問題が切実な問題であることは、先ほども申されたとおりだと私も思います。しからば、一体当局として、こういう問題について、われわれすら……

第46回国会 大蔵委員会 第21号(1964/03/27、6期、公明会)

○渋谷邦彦君 とん税と特別とん税についてお伺いいたします。  今回の提案理由を見ますと、港湾経費の赤字を埋めるということが第一点。それに関連して国際収支の改善に資すると、こういう内容のように思います。そこで、今日まで推移を考えてみますと、ものすごい赤字が累積されておるようでありますが、初めに伺いたいことは、今回の改正によって根本的に改善できるとはとうてい思いませんが、どの程度までに改善できるのか。それについてまず最初に伺っておきたいと思います。
【次の発言】 大体四百万ドルということになりますと、とうてい焼け石に水のような感じを受けるのでありますが、この貿易外収支状況について昭和三十九年度の見……

第46回国会 大蔵委員会 第22号(1964/03/28、6期、公明会)

○渋谷邦彦君 北海道東北開発公庫法の一部を改正する法律案について若干お伺いしたいのでありますが、まず一つは、北海道、東北の産業開発、また地域の開発というものは、わが国全体の今後の経済発展の上からも非常に重要な位置を占めるのではないかと思うのでありますが、今日まで北海道東北開発公庫が果たしてきた役割というものが、あまり多く知られていないというのが現状ではないかと思うのです。なぜなれば、国としても北海道、東北についての開発には相当力を入れているにもかかわらず、具体的に関東、関西に見られるような産業の発展というものはなかなか表立って見なれないという、そういう現状があるように思われるのです。しかし、そ……

第46回国会 大蔵委員会 第23号(1964/03/30、6期、公明会)

○渋谷邦彦君 所得税の軽減等については、いま木村委員から質問がございましたように、先般、一橋大学の木村教授がここで参考人として意見を開陳された中にも、今日の税額負担はまだまだ軽減をはかる必要があるという旨のことを強調されておりました。政府は、こうした問題に立ちますと、財源の問題を云々されるきらいがございますが、しかし、国民大衆の立場から考えますと、当然まだまだその重税にあえがなければならない点を十分考慮していただかなければならない。これは私も政府当局に対して強く要望したい点であります。  そのときに問題になりまして、特に私が関心を持ちましたのは、特別措置法については、今日むしろ整理の段階にある……

第46回国会 大蔵委員会 第27号(1964/04/14、6期、公明会)

○渋谷邦彦君 ちょっと関連してお願いしたいのですが、いまの中小企業の倒産については、業種別にお願いしたいと思います。
【次の発言】 一、二の点についてちょっと伺いたいのですが、一つは、今度の改正法律案の中で、第二の項に、納税貯蓄組合連合会についてのことが述べられております。その法制化をはかり、今度の改正案にも挿入されておるようでありますが、これによって今後、どういう利点があるか、それが一つ。  それから、この条文の中に盛られております「会員の指導及び育成に関する事務、会員の行なう専務についての連絡及び調整に関する事務その他」とあるのですが、このことについては実際どういう立場の方がこの任務に当た……

第46回国会 大蔵委員会 第36号(1964/06/04、6期、公明会)

○渋谷邦彦君 二、三の点について若干お伺いしたいと思います。  ことしに入りましてから、特に一月、二月は、表面的には金融の引き締めということが非常に話題になりまして、倒産がそれによって起こった。また二面、専門家筋によれば、それは先ほども御説明がありましたように、特に日銀総裁などは、放漫経営の結果である、こういうことで一月、二月のいままでにない倒産の実情があったわけであります。客観的にこれを見た場合に、特にことしの一月、二月は暖冬異変であった。そういうような状況におかれまして、特に繊維関係の中小企業が倒産の憂き日を見なければならない、こういうようなことであったと思います。  今日、六月を迎えて、……

第46回国会 大蔵委員会 第41号(1964/06/23、6期、公明会)

○渋谷邦彦君 私は、公明会を代表いたしまして、本案並びに附帯決議に対して賛成いたします。  ただし、国有財産の処分にあたりましては、とかく世間の疑惑を招く可能性が十分あると考えられます。特に随意契約として承認されているものの中に、民間産業がございます。それは、民間産業の育成強化をはかるという見地に立つものであると、こういう理由がございます。そのため民間団体にも相当件数の物件が今日まで払い下げられている模様でございますが、今後さらに不正な契約、あるいは売買後においても契約当初の用途が不当に変更されたり私用に供せられないよう配慮するとともに、随意契約あるいは非随意契約を問わず、売買の対象範囲をよく……

第46回国会 大蔵委員会 第42号(1964/06/25、6期、公明会)

○渋谷邦彦君 時間があまりないようでありますので、簡単に一、二点についてお伺いしたいと思います。  その一つは、先ほどもちょっと私が申し上げる話に関連した内容が出たと思いますが、国民金融公庫法の条文の中には、国民大衆に差別をつけて金融を行なうことは趣旨とされていないと。これはもう当然だと思うのです。国民金融公庫それ自体の内容から見ても、当然といえば当然であります。しかるに、今回農地被買収者に特に恩恵を与える道を開いたということは、公庫法の精神からいいましても大きな矛盾があるのではないか。なぜしからばもっと、本質的には内容が違うかもしれませんが、戦争によって受けた被害者というものはまだほかにも相……

第46回国会 予算委員会 第13号(1964/03/16、6期、公明会)

○渋谷邦彦君 最初に移住の基本的な問題につきまして外務大臣にお伺いいたしたいと思います。  近年における経済の高度成長の陰に、すぐれた素質あるいは技術を持ちながら、機会と所を得ず、不遇な生活を余儀なくされている人たち、とりわけ青年が多数いるであろうということは否定できない事実であると思います。これらの人々の中に、あるいはその希望に応じ、海外に雄飛して十分にその天分や素質を伸ばしながら戦っていきたいということは、本人の希望はもとより、またひいては相手国の経済協力の上においても、その国の発展の上においても多大の貢献をすることができるであろう。こうしたことが基盤になって、世界平和の上に寄与するという……


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第48回国会(1964/12/21〜1965/06/01)

第48回国会 外務委員会 第2号(1965/02/02、6期、公明党)

○渋谷邦彦君 やはり移住に関連してなんですがね、移住局を廃止して中南米・移住局を設けるというその考え方なんですがね、これは将来の移住というものは中南米移住に限定すると、こういうふうに受け取ってよろしいのですか。
【次の発言】 また詳しいことはこれからの審議でいろいろ伺う場合もあるだろうと思うのですが、東南アジアの関係でですね、近い将来移民協定が結ばれると、そういう気運が起こってくるという場合には、どういう考え方があるのですか。
【次の発言】 もう一点だけ。先ほども予算の関係で質問があったようですが、移住振興費、非常に減っているわけですよ、今年は。ところが、その説明の中には、「事業の強化等、海外……

第48回国会 外務委員会 第17号(1965/05/18、6期、公明党)

○渋谷邦彦君 この条約の締結の効果について、先ほど外務大臣は、今後の貿易量増大を目標としての機運を醸成していきたいという意味のことを申されましたが、この条約締結によって生ずる日本のプラスの面とマイナスの面とあり得るのじゃないかと思いますが、その点について御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 先ほど森本参事官ですか、午前中の答弁の中にですね、低開発国において、日本のいろいろな製品の輸入をあまり希望している向きは少ない。これは私の聞き違いかどうかわかりませんですけれども、低開発国といっても非常に範囲が広いわけですが、今日低開発国において、日本の製品を望まない、もし望んでいるとするならばどう……

第48回国会 国際労働条約第87号等特別委員会 第3号(1965/04/28、6期、公明党)

○渋谷邦彦君 ILO案件につきましては、今日まであらゆる角度から論議されておりますので、あるいは重複もあろうかと思います。ただし、この際、政府の意向を確認するというそういう意味も含めてお伺いしたいわけであります。  まず最初に、先ほど来からも論議されておりましたが、今回の八十七号条約の批准をめぐって、回内法改正もそれに伴って改める必要がある、こうしたことから与野党がそれぞれの立場から激突をしてきて、今日まで解決を見なかった。非常に遺憾なことだと思うわけであります。政府側としては、先ほども労働大臣がお話ありましたように、公務員の問題につきましては団交権、団結権、あるいはスト権の問題については公共……

第48回国会 予算委員会 第10号(1965/03/12、6期、公明党)

○渋谷邦彦君 政府は、外交の基本的な方針といたしまして、先般、総理の施政方針演説においても明らかにされましたように、自主外交を強力に推進する、しかしてわが国の安全と国家利益というものを確保して、前向きの姿勢でもって進んでいきたい、このように述べられ、なかんずく世界外交の目ともいうべきアジア外交に重点を置く旨明らかにされました。いまなお山積いたしますアジアの諸問題の解決についても、わが国の果たす役割りというものは非常に大きいのだと。これはもちろん論をまたないところでございます。しかして、日本独自のアジア対策を具体化するためには、いろいろ今日起こっております問題の本質というものに関しまして、いかに……


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