吉田忠三郎 参議院議員
6期国会発言一覧

吉田忠三郎[参]在籍期 : | 6期|- 7期- 8期- 9期-10期-11期
吉田忠三郎[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは吉田忠三郎参議院議員の6期(1962/07/01〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は6期国会活動統計で確認できます。

■本会議へ ■委員会へ ■各種会議へ

本会議発言一覧(参議院6期)

吉田忠三郎[参]本会議発言(全期間)
| 6期|- 7期- 8期- 9期-10期-11期
第43回国会(1962/12/24〜1963/07/06)

第43回国会 参議院本会議 第15号(1963/03/27、6期、日本社会党)

○吉田忠三郎君 ただいま運輸大臣から御説明のございました日本鉄道建設公団法案について、私は、日本社会党を代表いたしまして、その中心的な問題について質問するものであります。  まず、その第一は、日本鉄道建設公団の設立に対する政府の基本的な考え方であります。御説明によりますと、その理由の中心は、経済基盤の強化と地域格差の是正に寄与するために鉄道交通網の整備をはかるにあるとのことでございますけれども、元来、鉄道網整備は、申し上げるまでもなく、日本の産業、経済、文化の基盤であり、これがため、今日まで政府は、国鉄をして細々ながらその建設に当たってこられたものと信じます。そうであるとするならば、ただいまの……


■ページ上部へ

第47回国会(1964/11/09〜1964/12/18)

第47回国会 参議院本会議 第6号(1964/12/15、6期、日本社会党)

○吉田忠三郎君 私は、日本社会党を代表して、ただいま議題となりました政府提出の天災による被害農林漁業者等に対する資金の融通に関する暫定措置法の一部を改正する法律案につきまして、総理並びに関係大臣に質問するものでございます。  提案理由説明でも明らかなように、改正せんとする趣旨は、第四十六国会終了後今日までの各様の天災、特に北海道における冷害に対処するものであると存ずるのであります。御承知のとおり、本年、北海道の冷害による被害総額は五百七十三億をこえるものでございます。被害農家十五万戸をこえ、その被害の規模と深さは、かつてないものであります。  さて、今次災害を顧みるときに、明らかに私は天災であ……


■ページ上部へ

第48回国会(1964/12/21〜1965/06/01)

第48回国会 参議院本会議 第13号(1965/04/09、6期、日本社会党)

○吉田忠三郎君 私は日本社会党を代表して、ただいま説明されました新東京国際空港公団法案について質問をいたすものでありますが、質問の前に、私は、今後の国会運営のあり方について、若干、自由民主党の総裁たる佐藤総理大臣に伺っておきたいことがございます。そのことは、申すまでもなく、本院の運営がここ数日間遅滞したことであります。御承知のとおり、このことの最大の原因は、農林水産常任委員会において、仲原委員長が、理不尽な、自由民主党のみで単独審議、強行採決をしたことによるもので、まさに民主的な議会運営と国会ルールを無視したもので、断じて許されない行為であります。  総理は、昨年の十一月二十五日の本会議におき……

吉田忠三郎[参]本会議発言(全期間)
| 6期|- 7期- 8期- 9期-10期-11期

■ページ上部へ

委員会発言一覧(参議院6期)

吉田忠三郎[参]委員会統計発言一覧(全期間)
| 6期|- 7期- 8期- 9期-10期-11期
第41回国会(1962/08/04〜1962/09/02)

第41回国会 運輸委員会 第閉会後1号(1962/09/03、6期、日本社会党)

○吉田忠三郎君 この間も、航空管制官についての質問をした際に、二年ほど前の小牧の事故の問題に関連して、その後それぞれ改善をいたすという当時の答弁から、どの程度改善されたかということで資料を求めたわけであります。この資料がまだ手元にきておりませんから、私はきょう、その資料に基づいて質問をしようというように思っておったのですが、その点どうですか。   〔委員長退席、理事天埜良吉君着   席〕
【次の発言】 きょう一ぱいで完成するということだけれども、前の委員会で少なくとも相当計数をあげて、それぞれ質問をしたはずなんですよ。きょう、前の委員会から相当日数がたっておるわけですから、そうさしてめんどうな……

第41回国会 運輸委員会 第閉会後2号(1962/10/11、6期、日本社会党)

○吉田忠三郎君 私は、この際、北海道班の視察報告をいたします。  派遣されました委員は、谷口理事が党務のため参加できなくなりまして、私と淺井委員の二人であります。  派遣期間は九月三十日より十月五日まで六日間で、現地における視察並びに調査個所としては、札幌及び釧路航空保安事務所、国鉄支社、札幌及び釧路鉄道管理局、千歳、釧路及び丘珠飛行場、釧路、苫小牧及び室蘭港、室蘭本線幌別川橋梁と、室蘭国鉄石炭埠頭現場であります。  なお、これと関連して、在北海道運輸省各地方機関のうち、陸運局、海運局、第一管区海上保安本部、管区気象台、海員学校及び北海道開発局であります。  以上が今回視察並びに調査いたしまし……

第41回国会 運輸委員会 第閉会後3号(1962/11/10、6期、日本社会党)

○吉田忠三郎君 昼食抜きでだいぶ長時間にわたって会議が開かれておりますから、お互いにおなかがすいているのじゃないかと思うのです。ですから、そういう面で、きょう実は相当この委員会で私は質問いたし、また意見を述べたいというふうに思いましたけれども、ただいま申し上げました角度から、簡単な問題だけ二つ三つこの際聞いておきたいと思います。  一つは、国鉄の関係ですけれども、先般の北海道の災害で、前々から申したように、国鉄側としてもたいへんな被害をこうむったわけなんです。その中の一つでございますけれども、宗谷本線という函館本線に関連する本線がございます。そこの災害復旧についていろいろ国鉄側としては懸命な努……

第41回国会 運輸委員会 第4号(1962/08/28、6期、日本社会党)

○吉田忠三郎君 いろいろ今度の三河島事故の問題をとらえまして、事故の原因とか、あるいはその他の監査報告を出された。ただいま委員長が結びとして将来の事故防止についても触れたわけですね。抽象的ではあるけれども、裏をながめてくれ、こういうことなんです。ですから、そこの限りで私はこの際監査委員長に質問をし、さらに要望をしてみたいと思うのです。  今度の事故のみならず、数多い今日までの国鉄の事故というものは、私は原因は大体二つあると思うのです。その第一は、何といたしましても、国鉄の今日の企業の経営のあり方に私は問題が一つあるような気がするのです。これは監査委員長も御承知のように、今日の国鉄の企業の重点は……

第41回国会 運輸委員会 第5号(1962/08/30、6期、日本社会党)

○吉田忠三郎君 私は、きょうの委員会で、航空管制官の問題についてお尋ねをして、運輸省並びに関係の方々の御所見を伺っておきたいと思います。  戦後、非常な航空機の発達と相待って、国内におきましても、空の交通も非常に拡大されて参りました。したがって、需要度も増して、これが非常に国民の産業、経済に寄与していることは、御承知のとおりでございます。そこで、これに伴いまして、航空管制官が非常に社会からも重要視されるようになってきたのでありますけれども、どうも私ども伺うところによりますと、今日この航空管制官が非常に不足をしている、こう聞いているわけで、そこで端的にお伺いするわけですけれども、管制官の定員とい……

第41回国会 災害対策特別委員会 第閉会後2号(1962/10/10、6期、日本社会党)

○吉田忠三郎君 藤野委員並びに渡辺委員の質問に関連をいたしまして、二、三この機会に伺ってみたいというように思います。  その前に、北海道班並びに九州班の視察調査の報告がなされまして、さらに総括的な要望事項がかなり詳細に出されまして、私どもも敬意を表するところでございますけれども、私はこの要望につきましても、若干つけ加えていただかなければならぬ点がございますので、追ってそれぞれの調査班の同僚議員の方々と打ち合わせをいたしまして出しますから、委員長のほうにおきましては、さようしかるべく取り計らっていただきたいと思います。  さて、関連質問でありますけれども、ただいまの渡辺委員の個人災害に対する補償……

第41回国会 災害対策特別委員会 第4号(1962/08/27、6期、日本社会党)

○吉田忠三郎君 きょうの特例法の扱いについては、委員長から伺っておるとおり、連合審査であらためて御質問をしたい、こう考えますけれども、私はこの際、さきの委員会で関係各省よりそれぞれ災害全般にわたって概要が説明されたので、そこで、その中で特にこの際私は九号台風と十号台風に限定をいたしまして、二、三の問題点をそれぞれの関係の省に伺ってみたいというふうに思うわけです。  御承知のとおり、報告にもございましたように、去る八月の四日に北海道を襲いました九号台風及び八月九日に来襲の十号台風は、北海道内一円に甚大な被害をもたらしたのでございます。その被害地域は、北海道庁の調査に基づきますと、二十七市、百九十……

第41回国会 災害対策特別委員会 第5号(1962/08/29、6期、日本社会党)

○吉田忠三郎君 前の委員会で説明員が参っておりませんで残っておった関係がございますので、この点をきょうは継続して質問する、こういうことにいたしたいと思いますが、その第一は、国鉄関係であります。今まで各省からそれぞれ災害の概要が説明されておった中で、おおむねこの九号、十号の台風の災害総額というのは、御承知のように四百二十億程度、その中で建設省関係が二十八億ということであったわけでございますけれども、国鉄関係として、今度の九号、十号合わせて北海道内における災害の総額はどうなっておるか。この点まずひとつ聞いておきたいと思います。
【次の発言】 二十一億ですね。それから、これも保線課長でわかると思いま……


■ページ上部へ

第42回国会(1962/12/08〜1962/12/23)

第42回国会 運輸委員会 第4号(1962/12/21、6期、日本社会党)

○吉田忠三郎君 全約十二、三件にわたる請願が説明されておりますけれども、その説明の中にも、すでに再三それぞれの委員会で採択されておるのがございます。こういうものなど、これから皆さんの意見に従わなければならぬわけですけれども、請願を受け付けるところに私は問題があるのじゃないかという気がするのです。ですから、こういう問題をすでに採択をされておるわけですから、その後における今日再請願をされるというものは、何か問題があると思うのです。だから、本委員会としては、そういう問題点を究明をしていくというようなことにならなければ私はいかぬのじゃないかと思う。ですから、そういう立場に立っても、実はきょうそちらの説……


■ページ上部へ

第43回国会(1962/12/24〜1963/07/06)

第43回国会 運輸委員会 第4号(1963/02/12、6期、日本社会党)

○吉田忠三郎君 関連して。ただいま河野さんからいろいろ今度の豪雪に対する輸送の問題で御指摘があったわけですけれども、私はそういう点については当然の御要望なり質問だと思うのです。ですけれども、私も先般他の委員と派遣されて現地へそれぞれ視察をし、調査をいたしてきたのでありますけれども、現状国鉄の輸送だけに現在の滞貨なりあるいは緊急生活必需物資の輸送をたよるということは、これはなかなか、言葉では簡単でありますけれども、事情としてはそう簡単なものではないのではないかという点で、私どもは現地でそういうふうに感じてきたわけです。したがいまして、きのうの災害特別対策委員会におきましても、これらの詳細な報告を……

第43回国会 運輸委員会 第10号(1963/03/07、6期、日本社会党)

○吉田忠三郎君 関連。総裁がきょうお見えになっておりますから、先ほどの相澤委員の質問に関連して、この機会にお尋ねをしておきたいと思います。  その一つは、幸い総裁は今、手当の関係なり、あるいは三十七年度の一月期の昇給のことについて若干答弁されたわけですけれども、これと非常に私は関係があると思いますが、三月三十一日で国鉄を退職される大体予想されている人々の数というものはまとまったと思うのですが、どの程度になりますか。
【次の発言】 耳が遠くなったかな。いろいろ一月期の昇給あるいは年度末の手当の関係とも非常に関連がある、そのことで、三月三十一日におおよそ国鉄の今退職を予想される人員の整理ができたと……

第43回国会 運輸委員会 第11号(1963/03/12、6期、日本社会党)

○吉田忠三郎君 この間資料を手元にいただきまして、いろいろ同僚の相澤委員から質疑がありまして、そのとき自動車局長から、つまり自動車の生産される新しい数がずっと各車種それぞれ報告されて、トータルしますと百万台になる、こういうことなんですね。で、今度のこの法律で整備されていくというものは、そのことだけじゃなくして、つまり中古車も相当この法律によって整備されていくということになるわけですけれども、中古車が一体年間どのくらい新しいものと比較して一般中古市場からそれぞれの人々に渡って実用化されているかということを具体的に数字で示していただきたいと思うのです。

第43回国会 運輸委員会 第14号(1963/03/28、6期、日本社会党)

○吉田忠三郎君 ちょっと速記をとめて下さい。

第43回国会 運輸委員会 第15号(1963/03/29、6期、日本社会党)

○吉田忠三郎君 提案理由の説明を見たのですけれども、内容は、法案そのものはきわめて簡単なものですから、説明も簡単だと、それで終わるかもしれませんが、どうも中身を読んでみますと、釈然とするような説明をされていない。端的に申し上げますけれども、前段では、発足以来十年になるが、非常に発展は目ざましいものがあって、名実ともに日本を代表する航空会社になって、世界の航空界に確固たる地位を占めるに至ったと、こう書いてある。さてその次のくだりにいくと、ところが赤字で今後路線の維持伸長には多大なる困難が予想される――まことにここら辺がどうも、僕はこの事情はよくわかりませんが、あまりに釈然とするようになっていない……

第43回国会 運輸委員会 第20号(1963/05/14、6期、日本社会党)

○吉田忠三郎君 航空局長ね、僕はどうも不思議でならない点は、日本の航空事故というのは、まあ戦後数ありますが、その中でずっと拾っていってみますと、全日空が一番多いですよ、御承知のとおり。で、同僚の相澤委員も言ったけれども、それに対しても、航空局なり政府が具体的に自後の対策を指示していない。これは今までにやってきたのは全く形式的で、ある意味からいったら機械的、事務的な面しかしていないと思う。そこで私は、根本的にこれを直していくということになると、整備だって、それは整備法によって整備しているわけだけれども、徹底的に整備監査をやったって、あるときには、今度のような場合にはたび重なってあるのですから、路……

第43回国会 運輸委員会 第23号(1963/05/23、6期、日本社会党)

○吉田忠三郎君 若干、総裁なり、あるいは運輸大臣、あるいは関係の理事の諸君に、この際質問をしたいと思うわけです。  今までの説明並びに新総裁の答弁を聞いておりますと、たいへん自信ありげに御答弁されました。その限りでは、私は非常に満足するわけですけれども、どうも先ほど来の山田理事の説明を聞いておりますと、私は詭弁のような説明にしか受け取れないわけです。なぜかというと、本年の三月の三十一日に三十八年度の予算があがったわけですけれども、そのときに、国鉄のこの新幹線にかかわる予算については、当委員会、並びに査定の段階でも、それぞれの関係省庁と国鉄側が折衝をしたはずなんです。そのときには、この七百二十億……

第43回国会 運輸委員会 第27号(1963/06/11、6期、日本社会党)

○吉田忠三郎君 私は、先般本委員会に提案されました観光基本法案について、二、三の点をこの際提案者並びに関係の政府側委員に質問をいたしたいと考えるものでございます。  その第一は、運輸省の観光局の資料を見て参りますと、これは十九、二十ページでございますけれども、観光のあっせん業者の認可登録をされておりますものは、大臣登録として四十七、海運局において認可したものが五、陸運局の関係が九十一、都道府県が認可登録をいたしておりますものが千九百四十二、こういう具体的な数字が載っておりますけれども、第一に、この数字に誤りがあるかないか、この点を確認をいたしておきたいと考えますので、観光局長のこの際お答えをお……

第43回国会 運輸委員会 第29号(1963/06/18、6期、日本社会党)

○吉田忠三郎君 今の同僚小酒井委員の質問に対しての、監査の経過が大臣から述べられましたけれども、そうすると、これから新幹線にかかる経費、この運用をどうやっていくのですか。今後また、総裁おりますから、国鉄側としてどう運用していくかということ。
【次の発言】 大臣、今度のあなたが監査要求をして、その監査の状況がきわめて不満でありますけれども――今の私どもの立場からいきますと、しかしまだ明確ではないという、これはやむを得ないと思いますが、監査をさせる目的ですね、目標といいますか、それが、ただ単に八百七十四億の不足額について今監査さしているわけですか、それともそれ以外に、過去いろいろ予算をそれぞれの年……

第43回国会 災害対策特別委員会 第2号(1963/01/28、6期、日本社会党)

○吉田忠三郎君 ちょっと関連質問。ただいままでに、関係の各省庁から、それぞれ今回の豪雪についての答弁を求めたわけですけれども、私はこの場合、ひとつ要望を含めまして、若干の質問をいたしておきたいと思うのです。いろいろ理屈はあろうけれども、ただいまの質問にもございました、現地の事情を十分把握されて質問をいたしておるわけで、非常に私は傾聴に値するものだと思っておったわけですけれども、こういう面についても含めまして、ただいまの質問にも出ましたけれども、空からのいわゆる輸送確保、こういうこともあるであろうし、さらには、この地方には幸い新潟港というすばらしい港があるわけです。伏木港もあるわけです。ですから……

第43回国会 災害対策特別委員会 第3号(1963/02/11、6期、日本社会党)

○吉田忠三郎君 私は、さきの委員会の決定、すなわち新潟、北陸地方の豪雪災害調査派遣の決議に基づきまして、北陸地方を視察調査をいたしました経過並びに概要について、北陸班を代表いたしまして、この際御報告をいたしたいと存ずるのであります。  北陸班は 災害対策特別委員会の委員長を初め、熊谷委員、奥委員及び私の四名が参加をして、二月一日に出発をいたし、冨山県、石川県及び福井県の三県下において、今次豪雪によるなまなましい被害の状況をまのあたりに見ると同時に、現地や住民の切実な悩み、訴えを聞き、またそれに対してとられた応急措置及びその復旧状況を調査いたして参ったのであります。  まず、その気象並びに積雪の……

第43回国会 災害対策特別委員会 第6号(1963/03/27、6期、日本社会党)

○吉田忠三郎君 発言中だけれども、そういう事情については、前々から報告を聞いているんで、前の報告に基づいて、各委員が質問いたし、あなたのほうとしては、その後政令を公布しているわけだ。それについての問題点だけに限ってこの際報告していただきたいと思うのです。何月に降ったというのは、みんな知ってるわけだ。

第43回国会 災害対策特別委員会 第10号(1963/06/26、6期、日本社会党)

○吉田忠三郎君 農林大臣、この委員会には大臣が出席するということは、そうあまりないのです。きょうは、幸い大臣が出席しておりますから、こういう機会に、私は、農協ではなくて、災害対策というものについての基本をただしておきたいと思っておったわけですけれども、きょうは、たまたま時間も、当委員会の運営上、このあとに、たいへん今度の長雨で災害をこうむった農村、あるいは農業団体の人々が期待をして、そして要望をいたしております法律の提案がありますから、きょうはいたしませんけれども、今申し上げましたように、これから提案をされます天災法の一部改正の趣旨を見ますと、果樹であるとか、お茶であるとか、あるいは桑、こうい……

第43回国会 災害対策特別委員会 第11号(1963/07/06、6期、日本社会党)

○吉田忠三郎君 ちょっとその点、いつもの形式的に、毎回、この委員会はそういう慣例かもしらぬけれども、やはり問題が起きて初めて現地調査とか何とか、これでは僕はいかぬと思う。ですから、少なくとも閉会中といえども特別委員会でも調査できるし、とりわけこの奄美大島の地域についても、これは今数分前にここで附帯決議などをつけようとした問題なんですよ。こういう地域が明らかにあるわけですから、本委員会としては、当然日取りをきめて委員を派遣して調査をすべきなんです。私はこれを動議として提案します。現実にこういう問題が起きているでしょう。あなた方今これを数分前に附帯決議として、奄美大島地域における本年四月以降の旱魃……


■ページ上部へ

第44回国会(1963/10/15〜1963/10/23)

第44回国会 運輸委員会 第閉会後3号(1963/11/30、6期、日本社会党)

○吉田忠三郎君 鶴見の事故についての緊急の委員会が十二日の日に招集されたことになっております。そこで、そのときは委員会が何名で成立したか、ちょっと委員長にこの際伺っておきたいと思います。十二日の委員会は何名で構成して緊急委員会が招集されたか。
【次の発言】 事が非常に重要な問題だけに、私は委員長としては緊急委員会を招集したものだと思うのです。われわれも委員の一人として当然のことだと思いますけれども、私はこの際委員会招集の手続について委員長に伺っておきたいと思います。この際委員長の見解を明らかにしていただきたい、こう思うのでございます。われわれ委員にはどういう手続をもって招集の告知、通知をしたか……

第44回国会 運輸委員会 第閉会後4号(1963/12/03、6期、日本社会党)

○吉田忠三郎君 同僚議員からそれぞれの質問がございましたから、きょうは私は質問をやめますけれども、この際資料を求めておきたいと思うのです。  それは、第一の資料は、国鉄が公共企業体に性格が変わって以降の各年次別の予算要求に対する最終査定額というものを出してもらいたい。  それから二つ目は、国会で予算が通過した決定額、その決定額に対する保安対策費の比率を出してもらいたい。これが第二。  第三は、市町村、つまり、地方自治団体が受益者負担として踏切などなどによる保安に関係いたします経費をかなり負担しておりますから、でき得れば、これをトータルとして出していただきたい。  この三つ、以上お願いしておきま……

第44回国会 災害対策特別委員会 第1号(1963/10/18、6期、日本社会党)

○吉田忠三郎君 私は、ただいまの稲浦君の動議に賛成いたします。

第44回国会 災害対策特別委員会 第閉会後1号(1963/10/24、6期、日本社会党)

○吉田忠三郎君 きょうは農林省、建設省、総理府の三人のそれそれの方から、七月以降の災害ないしは被害状況の報告がありましたけれども、ここで、本来であれば、かなりの私は質問をしなければならぬ、こう思っておるのですが、諸情勢を考えてみますと、他に特別になければ、きょうは報告を聞いておいたということにとどめて、その間は、それぞれの省庁で十分災害を受けたものに対する復旧の対策を進めていただくということにしておいて、特別国会以降に、こういうことの質疑をするほうがいいんではないか、こう考えておる。ここであえてそういうことを言う意味は、質疑をやりますと、今報告された以外にたくさんまだ各種の災害があると思う。た……


■ページ上部へ

第45回国会(1963/12/04〜1963/12/18)

第45回国会 運輸委員会 第3号(1963/12/17、6期、日本社会党)

○吉田忠三郎君 木村自動車局長にちょっと伺っておくのですが、二割前後の料金を改定をしていくという考え方だ、こういうことですが、そこは考え方ですから、まだ確定的ではないように私は思うのです。この点ひとつどうですか。
【次の発言】 そこへ確定をいたしましたとなりますと、私は、この自動車のことについては、他の、たとえば大阪であるとか、あるいは各地方ですでに料金改定は過去においてしておるのに、東京のみがしていない、こういうことの理由が、私は今度の値上げの最たる理由のように新聞紙上でながめているわけです。で、私は、東京での、つまりこの運行率であるとか、あるいは空車キロであるとか、あるいはまた稼働率、ある……

第45回国会 災害対策特別委員会 第2号(1963/12/17、6期、日本社会党)

○吉田忠三郎君 質疑の前に、ただいまの資料の補足説明があったと思いますが、これにつきまして、河川局長にちょっと伺っておきますが、資料の「昭和三十八年七月以降の北海道における災害状況」これの五ページですけれども、御承知のように、北海道の災害というのは、七月以降、局部的だけれどもかなり災害があった。それで資料で見ますと、たとえば九月の豪雨の場合に、上旬では、小平あるいは遠別、中旬では、奥尻島、道南地方と、こうなっておりますが、北桧山の関係については、記載がないようにこの資料だけで見ますとなっておりますので、この関係の災害補助事業として何もなかったのか。


■ページ上部へ

第46回国会(1963/12/20〜1964/06/26)

第46回国会 運輸委員会 第閉会後2号(1964/07/31、6期、日本社会党)

○吉田忠三郎君 この際、北海道班の視察報告をいたします。  派遣されました委員は、谷口委員及び小酒井委員と私の三人であります。派遣期間は七月二十日より二十五日までの六日間で、現地における調査並びに視察個所は、陸運局、海運局、管区海上保安本部、管区気象台、海洋気象台、千歳、丘珠、稚内、函館、釧路、女満別、利尻空港及び航空保安事務所、国鉄北海道支社、札幌及び青函鉄道管理局、北海道庁土木部関係、北海道開発局、日本鉄道建設公団札幌支社、日航、全日空及び国内航空等々であります。  以上が今回調査並びに視察をいたしましたところで、各個所においてそれぞれ所管事項及び要望事項を聴取いたしました。特に第一日目に……

第46回国会 運輸委員会 第閉会後3号(1964/08/01、6期、日本社会党)

○吉田忠三郎君 せっかく新しい大臣がお見えですから、私は先般国会から派遣されて北海道の運輸事情を調査いたしてまいったものでございまして、その結果の報告はきのうの委員会に詳細報告してありますので、主としてこれを中心に大臣並びに関係者にお尋ねをいたして所見を伺っておきたい、こう考えます。  きのうも報告をいたしておりますように、私どもは北海道のローカルの空港を七カ所視察調査をいたしております。たまたま運輸大臣は私どもと期を一にして大臣就任の晴れのお国入りをいたして、私は随所で新聞報道等で談話をいたしておったことを承知をいたしております。北海道の事情については、北海道の人でございますだけに十分承知を……

第46回国会 運輸委員会 第4号(1964/02/13、6期、日本社会党)

○吉田忠三郎君 そういうふうに、事務当局で派遣報告の結果の報告が、報告書ができていない、こういうことであれば、それは一週間も日数が経過しておりますから、まことに私は遺憾だと思うけれども、そう言っても、今日の段階でどうにもなりませんから、室長のほうでそれを早くやるように強く要望しておきます。  そこで、今委員長が申されたように、前の本委員会で、運輸大臣から日本鉄道建設公団法案の提案理由の説明があった。さらに、久保衆議院議員から鉄道新線建設緊急措置法案が同時提案された。したがって、委員長はきょうの委員会で審議するということなんですが、私は審議しないということではございませんが、いずれも、この二つの……

第46回国会 運輸委員会 第閉会後4号(1964/09/10、6期、日本社会党)

○吉田忠三郎君 運輸大臣は何か所用で出れないということで、政務次官おいでのようですから、この機会にこれからの国鉄の基本の問題について二、三伺っておきたいと思います。次官は、大臣がそれぞれ地方に出て談話を発表したものだから、これは私は知っていないというようなことのないようにして、少なくとも次官でありますから、十分それらについて大臣と打ち合わせをしてやったものと考えますから、詭弁を弄しないようにして、この際答弁を求めておきます。  一つは、八月の二十一日に松浦運輸大臣が函館におきまして言明している点がございます。それは、ただいま調査をいたしております青函トンネルの関係で、昭和四十七年には完成をする……

第46回国会 運輸委員会 第閉会後5号(1964/10/02、6期、日本社会党)

○吉田忠三郎君 ただいま岡委員から通勤通学の輸送緩和の問題のお尋ねがございましたが、大体国鉄がかなり、大阪であるとか、東京であるとか、名古屋なども、六大都市に相当方を入れてきたことは、私どもも認めておるわけです。なおさらにこれからも努力をしてもらわなければならぬという問題もございますけれども、ただそういう六大都市と称されるところに力を入れたためかどうか存じ上げませんが、地方のつまり都市ですね、こうしたところにもかなりそういう問題が出ています。たとえば札幌でございますけれども、最近私学振興政策といいますか、そういうものと、さらには教育の機会均等といったような高い立場から、かなり札幌あたりでも、近……

第46回国会 運輸委員会 第6号(1964/02/20、6期、日本社会党)

○吉田忠三郎君 質問を続ける前に、委員長にお願いを一つ申し上げておきます。十八日の日の委員会には、のっぴきならない私的な事情がございまして欠席をいたした関係で、同僚の委員の方々がどういう質問をしたか承知しておりません、会議録が手元にきておりませんから。ですから、これから質問いたすことは、若干ダブって質問をいたすかもわかりませんから、あらかじめ御了承を願っておきたいと思います。  それからもう一つは、政務次官にお願いをしておきますけれども、あなたはきょう大臣の代理で出席しておられるわけで、これからの質問は、私を通して国民全部に理解のできるような明快な答弁をしていただきたい、こういうことをお願をい……

第46回国会 運輸委員会 第7号(1964/02/25、6期、日本社会党)

○吉田忠三郎君 この前の委員会から続きまして、関係の各大臣に質問をいたします。企画庁の長官がお見えになっておりますから、長官の時間的な都合等も考えまして、最初に企画庁の長官にお尋ねをいたしておきたいというふうに思います。  今日政府は、運輸大臣をして建設公団を設立をして日本の鉄道網を整備をしていく、これがためには、理由としてはかくかくしかじかだという、この問提案の説明がなされました。私は、今日日本の鉄道の、つまり一つには大きな体系を変えのいく、いわば政策を応えたものではないかというふうに思いますので、この際、経済企画庁として、こういう事柄について、日本の運輸交通政策全般にわたる総合的な政策等に……

第46回国会 運輸委員会 第8号(1964/02/29、6期、日本社会党)

○吉田忠三郎君 ただいま大臣から事故の概要についての御報告と、航空局長からその後の若干の仮定の結果のようなものが御報告されました。私はこの機会に若干の質問をいたしたいと考えます。  御承知のように、二十七日の日にまたまた航空事故である、こういうニュースが全国的に伝えられました。しかも、今度は運輸大臣の出身でございます大分空港で富士航空機が墜落をした。で、これは笑って済まされないと私は思うのです。直ちに二十人の方方がなくなられて、重軽傷二十二人―こういう相次ぐ悲惨な事故で、私どもとしては、尊い、しかも痛ましい犠牲者に対して、今日言うべきことばもないと思うのです。しかも、今月の十八日に大阪で日東航……

第46回国会 運輸委員会 第11号(1964/03/10、6期、日本社会党)

○吉田忠三郎君 いまの委員長の審議の進め方、たいへんけっこうだと思うのですが、ただ十分程度――程度ですから若干延びるかと思いますけれども、そういう点はあまりこだわらないで、十分参考人の御意見をわれわれがこの法律を審議するにあたって拝聴する、こういうことにしていただきたい、そういう理解でよろしゅうございますか。
【次の発言】 関係の五名の方々、それぞれ参人考として意見を述べられました。その中には、本法が審議をされる段階で私どもとしては政府にかなり質疑をしてみなければならぬ問題がございますから、これはあとに譲りたいと思います。  そこで、簡単にこの関係の参考人にきょうこの場で一応聞いておきたいとい……

第46回国会 運輸委員会 第13号(1964/03/17、6期、日本社会党)

○吉田忠三郎君 ただいま報告があり、政務次官から、再度このようなことが起きないようにと、こういう、ある意味におきましては、遺憾の意と、今後の決意のようなものを述べられましたが、先般の委員会におきましても、私は、大分空港における航空事故の問題をとらえまして、いろいろ質問したり、あるいは要望、注意を喚起をいたしておったところでありますが、またまたこういう事故が起きたということに対しては、たいへん私は遺憾にたえないと思います。しかも、事故が起こるたびに、たいへん遺憾である、今後かようなことが起きないようにと、何かのうたい文句のような、きまり文句のような政府の答弁、あるいは決意と、そういうものが述べら……

第46回国会 運輸委員会 第15号(1964/03/24、6期、日本社会党)

○吉田忠三郎君 ただいままで先輩の相澤先生から各般にわたって質問がございましたから、私は、できるだけはしょって、ダブらないように二、三の点をお伺いをいたしたいと考えます。  提案の際、さらにはただいままでにもかなり質疑応答で明らかになりましたけれども、国際観光協会の私はあり方の問題、あるいは国際観光そのものにもかなりいまだ問題が内包しているんじゃないか、こう考えます。しかも、その問題は、政治的に見て一体那辺にその問題が存在しているのか等々も考えてみますと、ここでかなりの時間を費やして、ある意味におきましてはお伺いし、ある意味におきましては意見を申し上げまして、局長あるいは政務次官の御高見を拝聴……

第46回国会 運輸委員会 第16号(1964/03/26、6期、日本社会党)

○吉田忠三郎君 相澤さんからも国鉄の事故の問題で各般にわたって指摘がございましたが、私はきのうも何かやはり信号機の故障で事故がどこか起きましたが、これの経過と、信号の故障だけですか、事故ですか、結果の報告を聞かせていただきたいと、こう思うんです。
【次の発言】 故障の原因は、モーターの故障であったと、こういうことであります。簡単な原因で長い間汽車をとめて申しわけないということですが、そのところはいいですが、簡単ですから、ここで直ちに原因というものはおわかりになっておるのじゃないかと思うのです。どうも国鉄の事故というものは、大は三河島、あるいは鶴見、あるいは最近ひんぱんに事故が起きておりますけれ……

第46回国会 運輸委員会 第17号(1964/03/31、6期、日本社会党)

○吉田忠三郎君 いま民鉄部長から報告を聞きまして、結果は調査してからということですから、直ちにここでその結果を私どうこう聞きません。この追突事故のみならず、民営鉄道に全国的にかなり事故がございます。主として踏切における事故がかなり統計的にも上昇カーブを示している、こういうことなんです。国鉄の場合は、したがって、事故防止のために、保安関係あるいは踏切の対策等々、たびたびこの委員会で議論をいたして、細々であるけれども、年々歳々そうした整備のためにかなりの予算を投入をして、しかも今度の予算にも、従前から見ますと、大幅とはいいませんけれども、相当額をふやして整備するようになっているんです。民鉄の場合は……

第46回国会 運輸委員会 第19号(1964/04/07、6期、日本社会党)

○吉田忠三郎君 法律の趣旨は、最近の政治、経済及び外交上、国際交流が非常に伸展してきて、特に本年の十月のオリンピックなどを考慮されまして、この法律を制定する、こういうことになっているような気がしますが、趣旨はたいへんけっこうな法律で、当然わが国としてもとらわれるべき措置だと考えます。ただ、末尾に、実施細目を省令で定める、こうなっておりますが、概略どういう政令を内容で規定するかということをこの際示していただきたいと思うのです。法律を出す限りにおいては、もうすでに省令の準備はなされていると思うのです。各省庁とも、必ず大綱だけの説明をして、あとあとはもう政令あるいは細則できめる、こういう法律の書き方……

第46回国会 運輸委員会 第21号(1964/04/14、6期、日本社会党)

○吉田忠三郎君 いま委員長が、岡委員の労使問題の取り扱いについて理事会に相談をする、こう言う。何をあなたは相談しようとしているのですか。具体的に、岡委員は、浅井委員の発言に関連をして、事が重大であるから関係者をここへ呼んで具体的にその問題を検討しようじゃないかという議事進行の、いわば動議のような提案をしているわけです。一つの問題を提起しているのですよ。それをいまあなたは、これから理事会を開いて相談をすると、具体的にあなた何を相談しようとしているのですか。あなたこの委員会をどういうふうに運営しようとしていますか。
【次の発言】 その趣旨はそれでまあいいとして、浅井委員のいろいろ質問をしたかっこう……

第46回国会 運輸委員会 第22号(1964/04/21、6期、日本社会党)

○吉田忠三郎君 議事進行について。私は、この場合、これからの議事進行並びに法案の取り扱いについて提案申し上げたいと思います。  臨時船舶建造調整法の一部を改正する法律案について、ただいままでかなり長時間にわたり審議を継続してまいったところでございますけれども、おおむね質疑は終了いたしたものと私は判断いたします。したがいまして、これからのこの法案の取り扱いの問題でございますけれども、まず臨時船舶建造調整法の一部を改正する法律案をこの場合採決をしていただいて、その後に海上衝突予防法の一部を改正する法律案の審議に入る。こういうことがいいのではないか、こう考えまして提案をするわけでございます。もとより……

第46回国会 運輸委員会 第23号(1964/04/23、6期、日本社会党)

○吉田忠三郎君 運輸大臣に、運輸行政の基本の問題について、時間がありませんから、一つだけお伺いしたいと思うのです。いま岡先輩あるいは大倉先輩からもお話がございましたように、国鉄の料金改正の問題等々が最近新聞面に石田国鉄総裁談などということで出てまいりました。前の委員会でも、私はこの点について本委員会で質問をいたしたことがございます。その当時は、運輸大臣は、運賃の改定については、つまり公共料金の一年間ストップ、こういう物価抑制政策とあわせて政府の方針が出ておるから、そういうことはまかりならぬ、やらない、こういう答弁がございました。  そこで私は、そのことを聞こうとするのではなくして、運輸交通全般……

第46回国会 運輸委員会 第24号(1964/05/07、6期、日本社会党)

○吉田忠三郎君 ちょっと関連いたしまして、公安官の服務について副総裁が労働問題には介入しないように配慮をしておる、ただ正当な業務の遂行のために公安官を出動させる、こういうことなんであります。これは、公安官制度を国会で法律を審議をして、いろいろ当時審議したときの過程では、そういうことが言われておる。全くそのままをあなたはこの委員会で答弁しておるのですが、実態は、中村さんなりあるいは大倉さんが、いままた相澤君も言ったように、直近の例として、実は先般青函連絡船の船の定員の問題で労使双方がいさかいを起こし、結果的には話し合いがつかずして一つの行動が起こされた。そのときの実態を、私が党から派遣されて行き……

第46回国会 運輸委員会 第28号(1964/06/04、6期、日本社会党)

○吉田忠三郎君 法律が提案されて、条文だけこう見てまいりましても、現行法の営業法あるいは刑事訴訟法等々の関連から見ても、かなり問題があるような気がするのです。そこで私は、東海道新幹線が今日どの程度建設が促進されているか、この状況全般にわたって、やはり法律審議に先立ちまして、私どもは参考にしなくちゃならないと思いますので、その説明を願いたいと思います。
【次の発言】 鉄監局長の大筋の建設の状況、さらに十月に予定どおり営業開始できるまでの概略の説明がございましたから、それはそれとして、その上に立って若干質問をしたいと思います。  十月に予定どおり営業が開始できるとすれば、特殊な幹線だけに、かなり、……

第46回国会 運輸委員会 第30号(1964/06/11、6期、日本社会党)

○吉田忠三郎君 午前中にも、安全輸送確保について、同僚の相澤議員並びに金丸議員等々の方々の質問がございまして、いかに新幹線が開業するにあたって安全が大事であるかということを、ただ単に乗務員の問題だけ取り上げてみても大事であるかということを如実に示したものだと私は思うのです。  そこで、私は多少角度を変えて、この問題を政府並びに国鉄のほうに質問をいたしたいと思います。本来運輸大臣がおいでにならなければならない関係もございますけれども、衆議院の本会議が開会さておる模様でございますので、私はあとでその関係については運輸大臣がおいでになってから伺いたい、こう考えておりますから、関係の方々もそのようなつ……

第46回国会 運輸委員会 第31号(1964/06/16、6期、日本社会党)

○吉田忠三郎君 私は、日本社会党を代表して、本法作案に対し反対の討論を行なうものであります。  本法律案は、提案理由にも明らかなように、高速度で走行できることにかんがみ、これが安全確保に万全を期する必要があるとのことが一貫して流れている思想であります。しこうして、その底本的な考え方は、安全確保は処罰法を制定することによって確保できるという考え方に立っているのであります。わが党は、このような考え方こそ基本的に間違っているものであって、この法律案をもってしては決して政府が言う安全確保の万全を期することができないと考えるものであります。  すなわち、鉄道交通安全については、今日国民全体の社会問題だけ……

第46回国会 運輸委員会 第33号(1964/06/25、6期、日本社会党)

○吉田忠三郎君 この法律の提案後、かなり同僚のそれぞれ委員から質問がございました。審議も進んでまいったところでありますが、この機会に私もその関係いたす面でダブらない程度にできるだけ要約して質問したいとこう考えますので、答弁者のほうもできるだけ簡潔にして明快な答弁を承りたいと考えるのであります。  この法律の提案理由にもございますように、「内航海運は、国内輸送機関のなかで最も重要な役割を果している輸送機関の一つでありますが、最近における臨海工業地帯の開発の著しい進展に伴い、その重要性は一層高まりつつある現状であります。しかしながら、内航海運業の現状をみますと、船腹の過剰傾向による過当競争の結果、……

第46回国会 災害対策特別委員会 第1号(1963/12/20、6期、日本社会党)

○吉田忠三郎君 この際、委員長の互選につきましては、投票の方法によらないで、選挙管理者にその指名を一任することの動議を提出いたします。

第46回国会 災害対策特別委員会 第閉会後3号(1964/09/29、6期、日本社会党)

○吉田忠三郎君 次官はどうした、次官は。
【次の発言】 だから、災害というのは人災だといわれるんだよ、そういうたるんだ態度だから。
【次の発言】 せっかくの、会議前に、冒頭、被害地の各県のそれぞれの話があって、また、そういう説明をいただいたんですが、いま矢山理事から申されたことは、実際基本の問題だと思うのです。ですから、委員長として再度、各省庁にそういう強い要請をすることにして、その間は、ただいままで報告されました台風二十号について質疑応答をやるか、あるいは、当初、理事会できめたように、その被害報告を終わったあと、北海道の冷湿害についての御報告をする、そのあと、山陰等々ございますね、そういう関……

第46回国会 災害対策特別委員会 第4号(1964/02/21、6期、日本社会党)

○吉田忠三郎君 こういう内閣として重要な問題の基本的な答弁ですから、長官がおいでになっていないことは、非常に私は不自然に思うのです。一体長官が出ていないが、委員長としてどうお考えになっているか、お伺いしたいと思います。

第46回国会 災害対策特別委員会 第閉会後4号(1964/10/16、6期、日本社会党)

○吉田忠三郎君 ただいままでに北海道の冷害並びに台風二十号に関係いたします両報告がございました。私はこの際、去る九月二十九日に本委員会がございまして、各般にわたりまして約五時間程度質疑を行ないましたから、きょうのところは、その関係から出てまいりました問題、さらには、ただいま報告がありましたが、その報告された要点のみにできるだけ限って重点的に質問をいたしたい、こう考えます。  そこで、その前に、私は委員長を通じまして、二十九日の委員会で資料要求を農林省、運輸省にいたしております。二十九日からきょうまで、きょうは十六日でございますから、約二週間に近い日にちが経過いたしておりますけれども、きょうのと……

第46回国会 災害対策特別委員会 第6号(1964/03/13、6期、日本社会党)

○吉田忠三郎君 関連して。  ただいま運輸大臣から、同僚の渡辺委員からの三陸縦貫鉄道の質疑に対して答弁がございました。そこで、大臣はどこか、おそらくこの運輸省の役人が書いた文書を読み上げたものだというふうに善意に理解しますが、私は先般来、大臣もいま申し上げたように、建設公団法を審議する場合に、実際、企画庁の長官と当面の責任者でございます運輸大臣と、この点をかなり私の意見も入れて論争をいたした記憶を持っております。その会議録がすでにもうでき上がってまいりまして手元にございます。六号と七号に載っておりますから、十分御承知だと思いますが、どうも、大臣のいまの答弁を聞いておりますと、私は、この建設公団……

第46回国会 災害対策特別委員会 第8号(1964/06/03、6期、日本社会党)

○吉田忠三郎君 農林省に関連して一つだけ質問をいたしたいと思います。  今日までたびたび災害が起きて、本委員会でそのつど問題になりますものは、かなり果樹の災害の率が高まってきている。その実態は、いま申されたように、そのつど関係の委員から指摘をされたとおりであります。  そこで、その後農林省としては、私どもの仄聞するところによれば、果樹共済を試験的にいま実行している、こう聞いているのですけれども、今日的な段階でどの程度までこの事務が作業として進んでいるかという問題が一つです。  それから、その結果、いつごろから具体的にこの果樹共済というものを実行していくものであろうかどうか。この二つにとりあえず……


■ページ上部へ

第47回国会(1964/11/09〜1964/12/18)

第47回国会 運輸委員会 第閉会後1号(1964/12/19、6期、日本社会党)

○吉田忠三郎君 ただいま、昨夜の新幹線架線折損による事故についての概略の報告説明がございましたが、この種の事故につきましては、私は先般大阪周辺におきましても架線折損の事故があったやに伺っております。幸い前回並びに今回の場合におきましても、人命死傷の惨事に至らなかったと思いますけれども、国鉄の列車運休、遅延事故から見ますれば、かなり大きいものだと私は言えるのではないかと、こう存じます。そこで、きのうの事故でございますから、この資料にもございますように、ただいまその原因を調査中である、かように記載されておりますから、あえて私はその原因の究明をここでいたそうと思いませんですけれども、十分こうした事柄……

第47回国会 運輸委員会 第2号(1964/12/03、6期、日本社会党)

○吉田忠三郎君 きょうこれから私は国鉄の基本問題でいわゆる長期計画の本筋について質問しようと思いましたが、それ以外に事故の関係から、当面国鉄が処理をしなければならぬ問題が多々あると思って、こういう関係について質問しようと思いますけれども、時間がかなり経過をして、私も次の予定された時間もありますし、委員長のほうとしても、きょうは委員長就任の何か用事を持っておられるようでありますから、これ以上質問を続行することは、物理的、時間的に不可能だと思いますので、一切次回十日の委員会に、私の質問をすることにいたします。  そこで要請を一つ委員長にしておきますが、第一には大臣はもとより国鉄の総裁、副総裁、それ……

第47回国会 運輸委員会 第3号(1964/12/10、6期、日本社会党)

○吉田忠三郎君 前の委員会で残りました関係で、最初に国鉄の総裁に若干御質問して伺っておきたいと思います。  その一つは事故の関係でございますが、前の委員会で、新幹線の事故、函館本線の事故、それから山陽線における列車妨害の問題について、副総裁から報告があったと同時に、関係の質疑に対してそれぞれ答弁がございました。ですから、その関係につきましては十分承知をいたしましたから、ここでダブって質問はしません。ただ、新幹線の場合の私は事故をいろいろその経緯等から見まして、国鉄の線路保守の体制とでも申しましょうか、やり方にやはり私は問題があるような気がするのです。で、具体的に申し上げまして、新幹線は世紀の新……

第47回国会 運輸委員会 第5号(1964/12/17、6期、日本社会党)

○吉田忠三郎君 ただいまの件に賛成します。

第47回国会 災害対策特別委員会 第1号(1964/11/09、6期、日本社会党)

○吉田忠三郎君 私は、去る十六日の委員会におきましても、本日は、かなり北海道の冷害が深刻になってきておりますので、これに関係する政府側に対する質疑応答を通じても見解を明らかにする、こういうことで、本日の委員会では、それぞれ政府側の出席方を求めておったのでありますが、不幸にして内閣が総辞職しておりますから、大臣の出席は求めがたいと思いますけれども、前段に申し上げたように、北海道の冷害がたいへんなことになっておりますから、各省庁の行政事務を担当する責任者でもけっこうだと、こういう話をしておったのに、そこらあたりを一体――ただいま委員長がかわったばかりですから、前の関連等についてはあまり了承はしてい……

第47回国会 農林水産委員会 第6号(1964/12/18、6期、日本社会党)

○吉田忠三郎君 私は、去る十五日の本会議で、本法律案提案に対しまして質疑をいたしました。その場合の総理大臣、農林大臣、大蔵大臣の答弁は、きわめて不明確でございましたので、この際、当面の責任者でございます農林大臣に対して、若干の質問をいたしたいと思います。  前の本会議でも明らかにいたしておりますように、災害の対策は、私は融資だけではないと考えます。したがいまして、今日的な段階では、政府は、この際、具体的に災害全般にわたって打開策を樹立しなければならぬ責任があろうと私は考えます。すなわち、ただいま農林大臣も若干触れましたけれども、災害関係の諸制度の根本的な検討、災害復旧あるいは災害の補償、ただい……


■ページ上部へ

第48回国会(1964/12/21〜1965/06/01)

第48回国会 運輸委員会 第閉会後1号(1965/06/02、6期、日本社会党)

○吉田忠三郎君 新局長さんがまだお見えになっておりませんから、説明員の栃内さんに二、三の点伺っておきます。  その一つは、きのうの委員会で、新しい東京国際空港を建設するための公団の法律が成立いたしました。かかる経費も、今度は霞ケ浦を調査をしていくということになってまいりますれば、二千億ではあがらぬ、より以上かかるのではないかと思うんですが、そうした事柄は、最近の航空事業の実情に即してたいへんよいことだと私は思っている。ですから、それはそれでございますが、問題は、今日全国的に散在していますローカル空港の整備の問題と関連して、ローカル空港の整備に、私は資金的に財政的にしわ寄せされるんじゃないかとい……

第48回国会 運輸委員会 第閉会後2号(1965/07/21、6期、日本社会党)

○吉田忠三郎君 官房長は時間がないと言っていますが、常識の問題だよ。いままで運輸委員会が何回となく開かれて、事故報告に、いまあなたが言ったようなことで時間がないから口頭でやりましたということはないのです。問題は心がまえの問題だと思うのですよ。そういうあなたが答弁するならば、少なくともこういう事故があった場合に、選挙後の初めて開かれる委員会ですから役人として当然だ、これはわれわれから事故報告しなさいという要求がなくったって、当然あなた行政監督官として報告しなければならない任務があるのですよ。そういう義務があるのだ、君たちには。それが時間がありませんから今回は口頭だと、そういう詭弁を弄することはい……

第48回国会 運輸委員会 第3号(1965/02/09、6期、日本社会党)

○吉田忠三郎君 せっかく運輸大臣がお見えでございますから、今月の四日に大臣みずから熱心に、しかも精魂を傾けて約一時間運輸省関係の予算並びに国鉄の予算説明がございましたから、この点について、今後予算審議にあたって私ども参考にしなければなりませんから、細部にわたって二、三質問をしておきたいと思うのでございます。  そこで、きょうは時間がありませんから、国鉄関係の予算だけ私はお尋ねをいたしますけれども、この予算を編成するにあたっては、昭和四十年度のわが国経済の見通しに立ってと、こういう表現を使いました。言いかえれば、佐藤内閣が池田内閣から踏襲をした中期経済計画の見通しの上に立って国鉄の予算を編成した……

第48回国会 運輸委員会 第4号(1965/02/16、6期、日本社会党)

○吉田忠三郎君 その前に、全日空の事故の問題について、何か航空局として事故の報告しなくてもいいのですか。いつもの例ですと、当然これは政府側が、事故が起きているわけですから、報告をして、その関係をただして、審議に入るのですがね。
【次の発言】 さきの委員会で国鉄の長期計画についての資金が問題になるということが明らかになって、その資金調達の具体的な方策をどうするかということで、運輸大臣並びに国鉄の関係の人々に伺っておったところです。運輸大臣お見えでございませんから、さらに今後の問題としては、運輸大臣の出席を求めてあとあと伺いたいとも思いますから、委員長のほうでそういう手配をしていただきたいと思いま……

第48回国会 運輸委員会 第5号(1965/02/18、6期、日本社会党)

○吉田忠三郎君 運輸大臣が出席しておりますから、大臣にこの際伺っておきます。  大臣も御承知のように、先般全日空の航空機遭難事故がございました。この事故の捜索救難をめぐりまして、非常に国民の側から見ますと、納得のいかない、理解のいかない点があると思うのです。本来私は、航空機の捜索救難は、もとより今日における段階では防衛庁あるいは海上保安庁等の協力をまたなければならぬものと思いますけれども、本来的に私は、航空局が中心となって、この指揮系統を明かにしてまいらなければならぬのではないか、こう思うのです。したがって、運輸大臣は、今度のこともさることながら、昨年の八月にも藤田航空の航空事故がございました……

第48回国会 運輸委員会 第6号(1965/02/23、6期、日本社会党)

○吉田忠三郎君 どうも聞いていると、さっぱりこれは中心に触れてこないのでね。これは無理もないと思うのですけれども、だけれども、公団の予算が当初要求が五百億くらいのものに対して、いま政府原案として出された二百五十四億、そのように大なたをふるわれて出てきて、公団側としては当然建設審議会で出された別表のおそらく六十三線中二十二、三線すでに着工しているのじゃないか。いずれも着工線が、先ほどの国鉄の総裁の言を借りるまでもなく、採算とれるとかとれないとかということにこだわらず、一面には今日の日本の経済のあり方の問題に並行させるために建設をしているし、もう一つは地域格差というものを是正するためにプラスして、……

第48回国会 運輸委員会 第7号(1965/02/25、6期、日本社会党)

○吉田忠三郎君 衆議院の予算委員会の分科会が開かれておりますから、大臣たいへん忙しいと思いますが、簡単に運輸大臣の考え方、それから政府の方針を、この際新東京国際空港に関して伺っておきたいと思います。この点につきましては、かなり早い時期に航空審議会が持たれまして、種々技術的な面から主として議論をしておったようでありますが、私の記憶では、昭和三十八年のたしか十二月ごろだと思いますけれども、その答申がなされたと思います、当時の運輸大臣は綾部さんでございましたが。その後政府は、一体、今日の羽田空港の実情からかんがみまして、この答申をどう扱っていくのか、この際お聞かせ願いたいというふうに思います。で、こ……

第48回国会 運輸委員会 第8号(1965/03/02、6期、日本社会党)

○吉田忠三郎君 詳細な御説明がありましたので、質疑はたいしてございませんが、一つだけ伺っておきますが、この二番目の事故を起こしてから焼失をした関係ですが、板付の飛行場の場合は完全に整備されておりますから問題ありませんが、建設中のこの壱岐空港でございますけれども、ここで事故が起きたわけですね。この場合に、こうした建設中の飛行場でこういう航空機が、つまりここに書かれておりますロー・パスの訓練飛行などやれるのかどうか、この点を専門的に聞かしていただきたいと思います。
【次の発言】 非常にわかりやすく説明をいただいたわけでございますが、私どもしろうとが考えているところと同じような考えですが、そうあるべ……

第48回国会 運輸委員会 第9号(1965/03/04、6期、日本社会党)

○吉田忠三郎君 総裁の時間がございませんから、ほんとうに簡単に基本の問題だけ伺っておきます。  ただいま国鉄の予算が国会で審議をされております。その中で長期計画の関係の予算もあわせて審議の段階でございますから、私はこの際、総裁に伺っておきたいことは、国鉄の長期計画は国鉄経営の今後の基本の問題だと思っているわけです。したがいまして、三十九年の十一月の二十七日に答申されました国鉄の基本問題懇談会の答申が、非常に私は重要視をしなければならない事柄だと考えています。で、その答申の内容については、もう御承知おきですから省略をいたしますけれども、国鉄はもとより、政府、われわれ国会も、この懇談会の性格と、さ……

第48回国会 運輸委員会 第10号(1965/03/09、6期、日本社会党)

○吉田忠三郎君 国鉄の総裁がおいででございますから、この際新幹線の問題について伺っておきたいと思います。  新幹線の開業は昨年の十月一日開業でございますから、今日までちょうど満五カ月を経ております。この間、佐藤内閣の一つの基調でございます人命尊重、こうした立場からも、私は非常に改善されなければならぬ問題が多々あるのじゃないか、かように考えます。しかも、新幹線は、私はやはり、ただひとり国鉄のものだけではなくして、国民のものでなければならない、こういう立場から考えてみますと、第一に安全輸送を確保するためにどう作業しなければならないか、それからそれに伴う設備と作業の方式について改善をしなくちゃならぬ……

第48回国会 運輸委員会 第11号(1965/03/11、6期、日本社会党)

○吉田忠三郎君 前回の委員会に引き続きまして、国鉄側に質問をいたします。  資料要求をいたしておりましたところ、本日三点につきましての資料が出てまいりました。運転取扱心得については追って委員会であらためて私は質問いたすつもりであります。ただそのほかの二点の資料につきましては、当初私が資料要求したものとほとんど違った内容のものが出てきております。新幹線の車両の事故、このことにつきましてはこれは別といたしましても、「新幹線月別予想人員・乗車効率」、確かにこれは資料としてちょうだいすることはけっこうですけれども、私が資料要求したものはこういうものではなくして、前の速記録を見て明らかなように、保線所で……

第48回国会 運輸委員会 第13号(1965/03/18、6期、日本社会党)

○吉田忠三郎君 午後から決算委員会が開かれると思いますから、そうした関係を考えまして、時間がありませんので、簡単に国鉄側に新幹線の問題について若干質問いたしておきます。  その一つは、前回の委員会で資料を求めたものが今日届いております。その資料を見ますと、新幹線の支社要員基準が運転所関係者だけで千二十七名、現在員が九百八十五名、欠員の内訳が、乗務員が十九、検修員が二十三、合計四十二名、こうなっております。そこで、私は前回のこの種問題についての答弁についてとやかく言うものではありませんが、前回は、全体で欠員が三名である、こう答えられました。私の資料では欠員が四十五名、本日明らかになったものは四十……

第48回国会 運輸委員会 第15号(1965/03/25、6期、日本社会党)

○吉田忠三郎君 事故の報告を聞いてみますと、自衛隊の大型トラック言がこの面だけでは明らかに無謀に踏切が列車進行の信号を始動しているにもかかわらず通過しているところに原因があると思うんです、この報告だけでは。こういった場合、その責任はどこでとることになるわけですか。
【次の発言】 はっきりすればということですが、この報告でははっきりしているのですよ。ですから、これは明らかに自衛隊の私は一切責任だと思う。ですから、破損車両その言他についての賠償は当然自衛隊が持たなければならないだろうし、一般の旅客に対する、けがをされた方とか、当然その補償は自衛隊がすべきである。不幸にして自衛隊の方々もなくなったん……

第48回国会 運輸委員会 第16号(1965/03/30、6期、日本社会党)

○吉田忠三郎君 自動車局長に二、三伺っておきたいと考えます。  最近非常にワンマンカーの問題が問題になってまいりまして、自動車事故との関係から社会的な問題になっているところもあるやに私ども伺っています。申すまでもなく、ワンマンカーの許可基準は、道路運送法に基づきまして、自動車局が、さらに自動車運送事業等運輸規則省令第四十四号、これに基づいて私は許可指定をしておると思うのです。そこで、全国的に今日のワンマンカーの実態、これが一体どうなっているかということが一つ、それから、昨年の北陸地帯におけるつまり豪雪災害がございましたが、ああした地方における実態、さらに北海道のように年々豪雪に見舞われる地方に……

第48回国会 運輸委員会 第20号(1965/04/22、6期、日本社会党)

○吉田忠三郎君 質疑ということではないですが、相澤委員から質疑の通告が私のほうにございます。本日所用のためまだお見えになっていませんから、この質疑を次回に譲っていただきまして、次の日本国有鉄道法の一部を改正する法律案の質疑に入りたいと思いますが、議事の進行上意見を申し上げます。ほかにそのほうの方がございますれば、大いに質疑していただきたいと思います。
【次の発言】 この改正案、さらには提案理由の説明を見てまいりますと、志免炭鉱の閉山の関係の改正は、これはまあ当然、閉山になりましたから、法律案の本文から削除しなければならぬから、それはそれとして私はいいと思いますが、現物の出資について、私はこの条……

第48回国会 運輸委員会 第21号(1965/04/27、6期、日本社会党)

○吉田忠三郎君 大臣がおいでですから、この機会に若干伺っておきます。本日は衆議院のほうも運輸委員会が開かれておりますから、大臣きわめてそういう意味では多忙なお身柄じゃないかと思いますから、そういうことも念頭に置きながら伺ってみたいと思うのです。  ただいままでの相澤先輩から、種々運送法の一部を改正する法律案についての質疑が行なわれました。提案理由もかなり分厚い文書になっておりますけれども、全体を目を通して見て、あるいはいままでの答弁を聞いてみましても、簡単に申し上げれば、この法律の改正というのは、自動車運送について、従来は登録制でございましたけれども、今度の改正は認可制にしようと、こういうもの……

第48回国会 運輸委員会 第22号(1965/05/07、6期、日本社会党)

○吉田忠三郎君 若干それではお伺いしておきたいと思います。同僚の委員も、前田先生からも同質の質疑がなされているものと思われますが、たまたまきょうはILO並びに決算委員会が同時刻に開かれておりました関係上、そのほうに参りましたので、前の経緯をちっとも存じ上げておりません。でありますから、場合によってはダブった質問をするかもわかりませんが、その場合は御了承のほどを願いたいと思います。この法案提案にあたりまして、その経緯が若干記載されております。冒頭に書かれておりまするように、最近の国内貨物輸送量はとみに増大をいたしておりますことは、何人も否定できないと思うわけです。したがいまして、こうしたときにこ……

第48回国会 運輸委員会 第26号(1965/05/19、6期、日本社会党)

○吉田忠三郎君 政党人は登録するんじゃないか。国務大臣(松浦周太郎君) そんなことを言ったって、どこかの支部の役員であるかもわからない。だけれども、その点は政党の役員はずいぶん多いのですから、ちょっとはっきり言えないですね。

第48回国会 運輸委員会 第28号(1965/06/01、6期、日本社会党)

○吉田忠三郎君 ただいままでにこの案についてそれぞれの委員から多角的な質問がございまして・関係者からそれぞれ適当な答弁がなされてまいりました。そこで、できるだけ前の委員の方々の質問とダブらないようにお尋ねをいたしてみたいと思います。一貫した法律の質問でありますから、場合によってはダブることもあり得ると思いますので、あらかじめ委員長に御了解願いたいと思います。  第一番先にお伺いいたしますものは、飛行場そのものの建設の必要性は何人も今日的な段階では認めなくてはならないであろう、この点は理解つくわけですが、それにいたしましても、今日、たとえば国内の航空事情等々を勘案してみましても、まだまだ、かりに……

第48回国会 決算委員会 第4号(1965/02/12、6期、日本社会党)

○吉田忠三郎君 どうも理事長の答弁では、私も非常に理解しにくいです。たいへん失礼ですけれども、あなたは技術屋でございますか。
【次の発言】 では、事務屋でございますか、過去の経験は。
【次の発言】 事務屋であれば、私は、事務屋の立場からひとつ若干伺ってみたいと思います。  ただいままで、だんだん関係の委員から質問をされて、その答弁で明らかになったように、人手が不足で資材の管理が行き届かなかった、こういうことに尽きるような感じがするわけです。そこで、一体、工事が計画されて、しかも、あなた方が監督管理をしてかりに特定の請負業者に請負させる、つまり、入札でしょうから落札をさせる、こうなりますと、当然……

第48回国会 決算委員会 第5号(1965/02/17、6期、日本社会党)

○吉田忠三郎君 総理大臣並びに大蔵大臣、建設大臣がお見えになっておりますが、時間がありませんから、簡単に要点だけお尋ねをいたしたいと思います。  第一に総理大臣については、会計検査院のあり方について私は伺っておきたいと思います。申し上げますことは、昭和四十年度の予算が、総理大臣御承知置きのように、三兆六千五百八十億八千万円政府原案としてきまりまして、ただいま国会で審議中でございます。この予算編成を終わった直後に、総理大臣は、この予算の執行にあたっては、政府と国民が手を携え、目的をしっかり考えてと、各省庁に要望をいたしました。ところが、皮肉なことには、この要望を決議した三日前に会計検査院が昭和三……

第48回国会 災害対策特別委員会 第2号(1965/01/27、6期、日本社会党)

○吉田忠三郎君 藤野委員の発言でございますけれども、災害についての質疑は全部総合的に考えますが、せっかく同じ発言ですから、そのまま続行さしていただきたいと思います。
【次の発言】 建設大臣が何か時間の関係でお帰りを急いでおるようでございますから、渡辺委員の質問に若干関連いたしまして一言だけ、北海道のいわゆる高波に関係いたします漁港の問題で伺っておきます。ただいままでの渡辺委員に対する大臣の答弁では、公共土木災害、とりわけ漁港等の災害復旧についての幅のあるような御答弁がなされました。私ども、もとより原形復旧じゃなくて、復旧する場合にはむしろ原則として改良復旧をしなければならないのではないか、こう……

第48回国会 災害対策特別委員会 第3号(1965/01/29、6期、日本社会党)

○吉田忠三郎君 私は、この場合、動議を提出をいたします。  委員長の互選につきましては、投票の方法によらないで、委員長に大竹平八郎君を推選することの動議を提出をいたします。


吉田忠三郎[参]委員会統計発言一覧(全期間)
| 6期|- 7期- 8期- 9期-10期-11期

■ページ上部へ

各種会議発言一覧(参議院6期)

吉田忠三郎[参]委員会統計発言一覧(全期間)
| 6期|- 7期- 8期- 9期-10期-11期
第41回国会(1962/08/04〜1962/09/02)

第41回国会 地方行政、災害対策特別委員会連合審査会 第1号(1962/08/29、6期、日本社会党)

○吉田忠三郎君 たいへん時間がなくなりまして、与えられた時間が十分程度ですから、簡潔に質問なり意見を申し述べてみたいと思うんです。  本法は、今までの三十四年災並びに三十六年災の天災の経験から基づいて、その不備なり不足を補って、国民の安寧福祉に寄与する、こういうことが根本の理念になっているんじゃないかと、こう思うんです。そういう立場で全般の法律をながめてみ、さらに参考資料を出されておりますから、この資料の中での国庫負担額なりあるいは補助率を見て参りますと、かなり従来の法律から見ますると前進しておるようにうかがえるわけで、さらにただいままで各それぞれの委員から質問がありまして答弁を承っておりまし……


■ページ上部へ

第46回国会(1963/12/20〜1964/06/26)

第46回国会 運輸委員会航空、海難、路面事故防止対策に関する小委員会 第2号(1964/06/10、6期、日本社会党)【議会役職】

○委員長代理(吉田忠三郎君) 速記をつけて。
【次の発言】 他に発言ございますか。
【次の発言】 他に発言はございませんか。――ないものと認めまして、この際参考人の方に対して一言御礼申し上げたいと存じます。  両参考人には、長時間にわたりまして、本小委員会の調査に御協力をくださいまして、たいへんありがとうございました。本日の御意見及び御答弁は、今後の調査にきわめて貴重な参考となりましたことを、小委員会一同といたしまして厚く御礼申し上げておきたいと存じます。  本日の小委員会はこの程度にいたしまして、これにて散会をいたします。  なお、次回の予定につきましては、小委員長不在でございますから、協議……

第46回国会 運輸委員会航空、海難、路面事故防止対策に関する小委員会 第3号(1964/06/17、6期、日本社会党)

○吉田忠三郎君 三社それぞれの責任者から貴重な参考となるべき御意見を伺いまして、私どもその衝に当たります運輸委員としては、たいへん参考になったと思うのであります。さらにこの際若干具体的な質問をいたしたいと思いますので、経営を担当いたしております方だけに、この道ではくろうとだと思いますが、ぜひ私どもに教える立場でお答えいただきたいと、かように思います。  おおむね、三社のただいままでの御意見を伺っておりますと、航空事業というものは、私どもも当初からそう考えておりましたけれども、容易にできる企業ではない、商売ではないということだけはわかったと思うのであります。しかも、事故をどう防ぐかということにつ……


■ページ上部へ

第48回国会(1964/12/21〜1965/06/01)

第48回国会 決算委員会首都高速道路公団に関する小委員会 第3号(1965/03/22、6期、日本社会党)

○吉田忠三郎君 先般の委員会におきまして、私から工事請負契約書の資料を求めておきました。その資料が提示されまして、契約書全文を精査をしてみたのでございますが、公団側としては、当然のことだと思うのでありますけれども一、この契約書はそのまま尊重をされてきたと思うのですが、この点はいかがですか。
【次の発言】 私の申したとおりだということになりますと、問題が起きないと私は考えるのですが、この契約書の内容から考えまして、なぜ一体、しからば、この契約書を尊重されながらも、ただいま国会で問題になっておるような資材の横流し事件等があったのか、この点の関係等を聞かしていただきたいと思うのであります。

第48回国会 社会労働、運輸委員会連合審査会 第1号(1965/05/07、6期、日本社会党)

○吉田忠三郎君 この港湾労働法案が提出されまして、前々から非常に関心の高い法律でございますから、私どもも読ませていただきました。法律を単独で出されたことにつきましては、従前の港湾労働の面から見ますと前向きにこの措置をされておるということは一面うかがえます。ですけれども、内容をしさいに検討してみますれば若干の問題があるように考えられますので、幸い運輸大臣並びに当面の担当の労働大臣がいらっしゃいますから、二、三伺っておきたいと思います。  その一つは、毎回の例でございますけれども、他の産業ではちょっと見受けることのできない雇用関係などがちらほらと出ています。具体的に申し上げますと、門外での雇用をし……



吉田忠三郎[参]委員会統計発言一覧(全期間)
| 6期|- 7期- 8期- 9期-10期-11期

■ページ上部へ

■本会議へ ■委員会へ ■各種会議へ

※このページのデータは国会会議録検索システム参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/18

吉田忠三郎[参]在籍期 : | 6期|- 7期- 8期- 9期-10期-11期
吉田忠三郎[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

 6期在籍の他の議員はこちら→ 6期参議院議員(五十音順)  6期参議院議員(選挙区順)  6期参議院統計



当サイト運営者の新刊のお知らせ
菅原琢『データ分析読解の技術』(中公新書ラクレ756)

【内容紹介】「データ分析ブーム」がもたらしたのは、怪しい“分析らしきもの”と、それに基づいた誤解や偏見……。本書では、「問題」「解説」を通して、データ分析の失敗例を紹介しながら、データを正しく読み解くための実践的な視点や方法、また、思考に役立つ基礎的な知識やコツを紹介していく。誤った分析をしないため、騙されないための、基本的・実践的な読解と思考の方法とは――。