このページでは吉田忠三郎参議院議員の9期(1971/06/27〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は9期国会活動統計で確認できます。
○吉田忠三郎君 私は、日本社会党を代表して、田中総理の所信表明並びに福田大蔵大臣の演説に対し、今日焦眉の課題である基本的な問題について、若干総理及び大蔵大臣並びに関係大臣にお尋ねをいたし、それぞれ御所見を承りたいと思うのでございます。私は端的に伺いますから、どうぞ答弁者の各大臣も率直に誠意をもって国民の前にその疑問を晴らすために答弁をいただきたいと思うのであります。 今日、国民の間には、田中内閣の政治に対し、不信がかつてないほど高まっております。国民生活の危機は、国民の間にきわめて深刻で、しかも不満と不安を高め、随所に怒りが吹き出しつつあるのであります。政府は、この異常な物価高、インフレ、公……
○吉田忠三郎君 いま黒住君のことについての問題が提起されておりますが、いやしくも国会議員として国会召集日には登院しておったのは私もこの目で見ておりますから、いらっしゃることはいらっしゃると思うのですよ。そこできょうは国会の最終日でもありますから、きょうおいでになっているかどうかということの問題は別として、私は、議員として、手続上の問題になりますが、請暇の願いでも何か出ているんですか。出ていないとすれば、本人は登院されることになりますね。この関係はどうなんですか。
【次の発言】 請暇の手続をとっているかどうかということです。出てないということならサボッっているということです。
○吉田忠三郎君 ちょっと関連して。大臣、そんなきれいごとの答弁をしたって、この段階で、あなた問題の解決になると思いますか。私もパリにおける国際会議に参りましたよ。これは経済問題を中心とするものじゃありません。ですけれども、この国際会議でも、日本を除いては、世界各国は、いま渡辺委員が言ってるような指摘をしているじゃないですか。ところがあなたのいまの答弁は、いろんなことが研究されているというだけの話で、あなた自体が――私はまだあなたの演説見ていませんが、やっていないから渡辺委員が質問しているわけでしょう。ちゃんと答えなさいよ。
【次の発言】 関連して資料の出し方について聞いておきたいと思います。
……
○吉田忠三郎君 関連。資料要求で。 いま竹田さんから、先般来問題になっておりますドルを売った状況についての資料の要求が二、三点あったようであります。これは前々から、この委員会の経過をたどってみますと、九月の二日にはたしか戸田委員、それから十月の十二日の本委員会では松井委員が資料を要求しておる。ただいま、御案内のとおり、今度竹田委員から要求されていますが、これに追加して、私はもう一つ、この問題が新聞等で非常に疑惑を招いておりますから、その疑惑を解消するためにも私は使いたいので、ぜひ出していただきたいという点が一つあります。 それは、いまちょっと触れられましたが、外国銀行から借り入れたドル、こ……
○吉田忠三郎君 ちょっと関連して。 四十二年、四十三年ころですが、この問題ぼくは運輸委員会で提起したことがあります。その当時は、国内における遊休飛行場というのがかなりありますね。 それと、もう一つは、当初、運輸省の航空局の試算だと、ぼくは記憶しているのですが、沖繩等含めて、訓練飛行場の計画を国会の場で答えていますよ。いまの部長の戸田委員に対する答えを聞いていますと、きわめて後退して、わが国の国内では訓練飛行場をつくるような場所がない、こういう言い方をしていますね。重大な問題じゃないかというふうな気がするのですよ。 アメリカで訓練しておることがいいとか悪いとかいうことをぼくは言うのじゃなく……
○吉田忠三郎君 関連して、よろしゅうございますか。 ただいままでの戸田委員の質問に関連するんですが、私は、この法律そのものは、かねてから行管が指摘しているように、各官署の事務の簡素化あるいは一元化、そういう面から見ると、これは徴収事務が一元化されますからね、たいへん……。だけど、そういうことを前提に置いて聞くんですが、ひとつ労働省、次には大蔵省に聞きますが、長岡君に聞きますが、この法律は、ここにも書いておりますように、従来なかった五人未満の小規模の事業場にも適用を拡大していくという、これは非常に前向きの施策ですよ。これはわれわれは以前からこういう主張をしてきたわけですから、ですから、そういう……
○吉田忠三郎君 いまの大臣の発言に、私は直接質問するわけにまいらぬと思う。ということは、大臣の国際的な会議の時間がありますので、与えられた時間、往復で三十分ですから、とてもじゃないけれども基本的に質問する余裕はない、残念ながら。非常に私は不満に感じている。ですから、あらためて基本的な問題質問したいと思いますが、とりあえず、最近田中内閣になってまいりましてから、ぼつぼつ報道関係を通して、政策であるのかないのかわかりませんが、その一端らしきものが報道されている。その中で、私はきょう大臣に伺っておかなきゃならぬ点が一つあります。その点について質問をいたしたいと思います。それは、最近の報道関係、特にそ……
○吉田忠三郎君 最初に、日銀のほうに伺いたいと思いますが、当初私は日銀総裁をお願いしたはずです。きょう来ているのは副総裁ですね。副総裁は仕事の上でかわってやるわけですから、政策的なことでは意味がないんです。総裁を呼んだというのは、日銀総裁が記者会見でいろいろ談話を発表していますね、みずから。そのことで尋ねようとしているわけですが、これは、肝心なところへいきましたら、私は総裁じゃありません、副総裁ですから、私は言っていませんということになったら、これは話がかみ合わないと思いますよ。これは、どういうことでこうなったのですか。私はきのう、おとといから日銀総裁を呼んでいただくようにお願いしているのです……
○吉田忠三郎君 私は、過般の予算委員会で――農林大臣ね、わが国の農業政策の基本、それから酪農業と乳価の問題、さらにはいまも足鹿先生が触れられましたが、農畜産物の価格政策等を伺ってきたところであります。当時、予算委員会ですから時間の関係がございまして、かなり質問を残しておったんでありますが、こういう機会ですから質問したいと実は考えておったんでありますが、どうも参りましたところが、わが党の農政の最も権威者たる足鹿先生がかなり長時間質問いたしましたから、私はこの次に譲ることにいたしまして、きょうはもっぱら日本てん菜振興会の解散に関する法律案に関連をして若干お尋ねをいたしておきたいと思うんであります。……
○吉田忠三郎君 ちょっと関連いたしまして、一言だけ伺っておきます。 農林大臣でけっこうですが、あるいはまた水産庁長官でもけっこうですが、御承知のように、過般、北海道の根室沖地震がございました。そのときに各党から調査に行ってきたわけです。私も現地に社会党代表で調査に行ってきたわけでございます。被害の状況は、幸い人身的な災害がなくてたいへんけっこうだったんですが、漁港であるとか、あるいは荷揚げ場、あるいは道路、あるいは下水路等々の被害もございましたが、これらはいずれも、たとえば漁船の場合でも、ほとんどもう漁船の損害補償法に入っておりますから、その適用を受けますから問題ないんです。 ところが、こ……
○吉田忠三郎君 私は、限られた三十分の時間でありますから、ごく簡単に、農業の基本の問題、それから酪農と乳価の問題、さらには農産物の自由化の問題、最後には農民の出かせぎの問題を中心として、おもに農林大臣に質問いたしたいと、こう考えております。 最初に、農業の基本政策であります。わが党は、かつて池田内閣当時にこの問題に触れまして、高度経済成長政策の中で一番犠牲になったのは農業ではないかとただしたことがございます。これ対して、当時の池田総理大臣はお認めになりました。したがいまして、このためにはアフターケア的な施策として、政策として、革命的な農政を樹立をいたすという国会答弁がございました。この考え方……
○吉田忠三郎君 関連して端的に伺います。 次官に伺っておきたいと思うのですが、四十八年の予算委員会ですよ。三月の二十七日に私が農業の基本とそれから酪農、乳価等々の質問をした。で、農業の基本については、かつて私は、池田内閣のときに、池田総理大臣に質問したことがある。高長政策の一番犠牲になったのは農業ではないか、ということを池田総理大臣に聞いたら、それ認めたんです。認めたから、しからば、これから農業についてどうやるのか、こう言ったら、当時の池田総理大臣は、革命的な農業の政策の転換をやると、こう答えたんです。これは速記録を見ればわかりますがね。これを去年の三月の二十七日にぼくは桜内農林大臣に聞いた……
○吉田忠三郎君 総裁ね、あなたの答弁はきわめてきれいごとで答えていますよ、きれいごとで。問題を具体的に提起しているわけですからね、その面で答えていただきたい。私もこの問題の調査に行った一人でありますが、一つ例をあげますと、たった一つですよ、まだたくさんあります。北海道の追分というところに駅があります。この駅で、いまあなたが答えられたように、労働大臣が答えられたように、労使の協議の決定に基づいた掲示板があるんです。その掲示板に国労の組合は民間の商店の商品の販売価格を掲示をしていた。それは労働組合、国労に関係ないということで追分の駅の平訳という助役がひっぱがした、これはどうですか、総裁、これは。こ……
○吉田忠三郎君 私は、与えられた時間、若干運輸省の行政のあり方について、一つはバスの問題、一つは貨物自動車の関係、さらにはハイ・タクの関係等々、大臣並びに関係の政府説明員にお尋ねいたします。 第一のバスの問題でございますが、運輸省の通達行政とでも申しましょうか、通達の扱い方の問題ですね。これをひとつ自動車局長でけっこうですがね。私は昭和四十年の三月三十日にこの問題を運輸委員会でとらえて、当時の運輸大臣は松浦周太郎さん、以下政府説明員が列席しておったわけです。当時の自動車局長は坪井さんですよ。それから、さらにその年の十一月にも私は運輸委員会で質問しておるのですが、時間がありませんから、ここに会……
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