このページでは植木光教参議院議員の6期(1962/07/01〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は6期国会活動統計で確認できます。
○植木光教君 私は、自由民主党を代表いたしまして、ただいま議題となりました暴力行為等処罰に関する法律等の一部を改正する法律案について、両修正案に反対し、政府原案に賛成の討論を行ないます。 近年、暴力犯罪は激増の一途をたどり、特に、いわゆる暴力団がしばしば高度な危険性を持つ凶器を用いて殺傷事犯に及ぶとともに、常習的に暴行傷害等の悪質な暴力行為を行ない、善良な国民の自由と人権を侵害しておりますことは、まことに憂慮にたえないところであります。一日も早く暴力事犯を根絶して社会不安を除去し、法治国家の名にふさわしい社会秩序を回復いたしますため、法制上の欠陥を補い、その整備充実をはかり、適切な対策を講じ……
○植木光教君 暴力行為等処罰に関する法律等の一部を改正する法律案は、きわめて重要な法案でありますので、これを御先議願いたいと思います。 質問いたします。 提案理由の説明によりますと、「近年における暴力犯罪の実情を見まするに、その数において依然減少の傾向を示さない」云々ということが書いてあります。また、提出された資料によって見ましても、昭和三十三年以降、検察庁の受理する暴力犯罪関係者の数は年間二十万人以上に達して、道路交通法違反を除く全受理件数の四分の一を占めている。しかも、「悪質な暴力犯罪が増加の傾向を示している」と提案理由でも説明されておりますが、最近の暴力事犯の実情について詳しく御説明……
○植木光教君 暴力犯罪の取り締まりのために今度の改正案が出されているわけですが、刑法の改正によらないで、暴力行為等処罰に関する法律の一部改正という形で行なおうとする理由はどういうことですか。また、今回の改正案を含めて、暴力法に規定されている暴力犯罪は、改正刑法準備草案ではどのように取り扱われているか。また、同草案の立法化作業の進行状況をこの機会にあわせてお聞きいたしたいと思います。
【次の発言】 この間の委員会でお伺いいたしましたように、今度の改正は暴力団そのものを取り締まるような立法形態でないことや、現行法の運用にあたって乱用や行き過ぎがあったというようなこと等を理由として、この改正案は、大……
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