このページでは植木光教参議院議員の8期(1968/07/07〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は8期国会活動統計で確認できます。
○政府委員(植木光教君) 商品取引所審議会会長及び同審議会委員の任命につき御説明申し上げます。 商品取引所審議会会長石黒武重、同審議会委員上林正矩、近藤止文、深見義一及び森長英の五君は、十二月十三日任期満了となりましたが、石黒君の後任に近藤止文君を、近藤君の後任に岡田覺夫君を任命し、かつ上林正矩、深見義一及び森長英の主君を再任いたしたく、商品取引所法第百三十九条第二項の規定により、両議院の同意を求めるため、本件を提出いたしました。 五君の経歴につきましては、お手元の履歴書で御承知願いたいと存じますが、いずれも商品取引所審議会会長または同委員として適任であると存じます。 何とぞ慎重御審議の……
○政府委員(植木光教君) 先般通産政務次官に就任いたしました植木光教でございます。どうぞよろしくお願いをいたします。 ただいまのお尋ねでありますが、お話しのように、十九世紀の博覧会は産業育成の目的で、諸国間の産業競争の手段として行なわれてきたのでございますが、今日の博覧会は世界貿易の拡大、国際交流の伸長、諸外国の相互理解の促進などによる世界平和の達成という大きな目的を負うているのでございます。したがいまして、日本万国博覧会も、万国博の現代的使命にこたえるべく、御承知のように、人類の進歩と調和を統一テーマとして掲げました。単なる物品の商業的な展示ではなくて、友邦諸国の産業文化の発展並びに人類の……
○政府委員(植木光教君) このたび通商産業政務次官に就任をいたしました植木光教でございます。 通商産業行政はまことに重大でございます。微力でございますが、懸命の努力をいたしたいと存じますので、何とぞ皆さま方の御指導、御鞭撻、御協力を心からお願いを申し上げましてごあいさつにいたします。
○政府委員(植木光教君) このたび通商産業政務次官を拝命いたしました。石炭行政はまことに重大でございます。大臣の指示を受けまして、懸命の努力をいたす所存でございますので、何とぞ御指導、御鞭撻、御協力を賜わりますようにお願いを申し上げます。 よろしくお願いいたします。
○政府委員(植木光教君) この間、通商産業政務次官になりました。どうぞよろしく御協力のほどお願いいたします。 ただいまの木村先生のお説はごもっともでございます。大平大臣をはじめといたしまして、八幡・富士の合併問題については現在公取で審議中でありますので、通産省としての意向は、求められたときにはもちろん表明しなければなりませんが、現に通産省のほうから発言をするということは差し控えておりますし、今後もその予定でございます。
○政府委員(植木光教君) 仰せのとおり通商産業省は産業所管官庁といたしまして、自動車の生産販売あるいは研究開発、さらにまた輸出という面について所管をいたしておるわけでございます。したがって、安全性の問題についても常時強い関心を持ちまして指導に当たってまいったのでございまして、しかしながら、今回のような人命に関する大きな問題が起きましたことをまことに遺憾に思っております。したがって、大臣が直ちに自動車工業会の会長を招致いたしまして厳重に注意をいたしますとともに、これの対策を早期に樹立し措置をするようにということを強く要請をしたのでございます。さらにまた、同趣旨のことを重工業局長から全社の社長に対……
○政府委員(植木光教君) 通商産業省の産業行政に対処いたします基本的な姿勢は、言うまでもなくよい品質のものを安価にまた継続的に消費者に供給をするということでございまして、したがって自動車産業につきましてもこの原則をもって対処してきているわけでございます。自動車産業は御承知のとおりわが国にとりまして重要な戦略産業でございますので、いろいろ急速に発展をさせますために育成策をとってきたことは事実でございますけれども、しかしながら安全性確保ということにつきましては、自動車の持っております製品の性質上から申しましても絶対的な要件でございますから、従来からも強力に指導してまいった次第であります。 なお今……
○政府委員(植木光教君) 御説のとおり、千二百万台現在動いているわけでございますが、この数年は特に増加が激しく二、三〇%の増加を見てまいりました。しかし、最近になりましてこの伸び率も鈍化してまいりまして、大体通産省の見通しとしては、今後は一〇%くらいの伸びで平常化していくのではなかろうかというような見通しをとっているのでございます。 それから、いまお話がございました、どんどん需要が伸びるからどんどんつくらせるのか、それともその逆なのかというようなお話でございましたが、いま申し上げましたような一〇%増というのが平常化していきますならば、これはわが国経済の状況から見まして大体普通の好ましい伸び方……
○政府委員(植木光教君) 現時点におきましては、わが国の鉄鋼業は、設備、技術とも一流の水準になっておりまして、鋼材の品質、価格の両面におきまして国際競争力を備えておることは事実でございます。したがって、輸出も順調に伸びているのでございます。これはまあ御承知のとおり大手のメーカーが最新鋭設備を経済的なテンポで建設をしてまいりまして、また欧米先進国の新技術を自由に導入をしてきた結果であると考えます。しかしながら、技術につきましてはまだ導入技術が主体でございまして、革新的な技術を開発しましてこれを実用化する技術開発力は十分とは言えない現状でございます。また、借り入れ金に依存をして設備の大型化をはかっ……
○政府委員(植木光教君) お答え申し上げます。 通産省は、鉱山から排出されますカドミウムにつきまして厳重に監督を続けてまいりましたが、特に昨年、四十三年度でございますが、全国の亜鉛を産出しております鉱山及び製錬所五十五につきまして、坑廃水の水質調査を行ないました。先ほども研究班の御報告がありましたが、通産省の調査の結果によりましても、利水地点においてカドミウム含有量が〇・〇一PPMを下回っております。若干問題がありました鉱山につきましては、それぞれ施設改善等の指示を行ない、また追跡調査を行なっているのでございます。また、大気中に排出されますカドミウムにつきましては、全国の製錬所周辺の大気中の……
○政府委員(植木光教君) ただいま自動車工業の資本自由化につきまして、重要な問題点四つを御指摘いただきまして、これらについていま局長から答弁したとおりでございますが、自動車工業は生産高にいたしましても、また従業員の数にしましても関連産業にいたしましても、まことに重要な幅広い基幹産業でございまして、また同時に、有望な輸出商品でもございますので、政府としましても、これを重要戦略産業として積極的に育成してまいりまして、お話のとおり自動車工業、かなりの成長をいたしておりますけれども、まだまだ企業の数も多いことでありますし、多種小量生産の域を脱しておりませんので、お話の一流企業に比べますと、その企業の規……
○政府委員(植木光教君) 綱紀を厳粛に維持することは、われわれの最も心すべきところでございます。常にこの点につきまして注意を払ってまいったのでございますが、今回のような事件が起こりましたことを、まことに申しわけなく存じております。
経緯につきましては、通商局長からお答えをいたさせます。
【次の発言】 いま貴重な御意見を聞かしていただきまして、今回の事件によりまして世間を騒がせましたこと、また当省の行政に対する国民の信頼が傷つけられたことは、まことに申しわけない、また情けないことだと思っているのであります。また、先ほどお話しありましたように、ほとんど大部分の、ほとんどといいますよりも全部と言っ……
○政府委員(植木光教君) 産業政策的な立場からにつきましては、従来いろいろ御説明申し上げているところでございますが、今回の両社の合併につきましては、対応策が昨日出されたわけでございますが、これはあくまでも業界が考えるべきことでありまして、両社が十分慎重に実現性のあるものとして出したであろうと思うのでございます。これが独禁法上認められるかどうかということについては、あくまでも公正取引委員会がきめられるものであります。当省としてはその判断を待っているという状況でございます。また、あくまでもこの対応策の内容は需要者の保護という観点から差しつかえないものかどうかということについては、私どもも重大な関心……
○政府委員(植木光教君) 衆議院におきまして、この法案の審議の過程で、私もこの附帯決議についての御指摘と御注意とおしかりを受けまして、深く遺憾の意を表した次第であります。また、大臣もこの点につきましては、委員会におきましておわびを申し上げた。三十三年の六月に、二十八国会でございますが、改正法の審議国会において報告をいたしました以後、ただいま局長が申しましたように、特段の経営上の問題がなかったというゆえをもって御報告を申し上げなかった。また株式の処分というまことに重要な問題につきましても、御報告をしないままに今日に至りましたことを、まことに申しわけないことであると遺憾の意を表する次第でございます……
○政府委員(植木光教君) お答えいたします。 この会社の設立の趣旨、その後の政府のこの会社に対するいろいろな援助の結果今日のような状況になったわけでございます。したがってまた、この会社の今後は大いに発展が予想されますので、社会的な責任もますます強くなってくるわけで、したがいまして政府といたしましては、この会社の育成とともに、合成ゴム業界全般についての育成のためにいろいろまた努力もしてまいりますが、同時に、合成ゴム会社としてはその責任を十分自覚をしてもらわなければならないと思うのでございます。政府としては、したがって政府自身の責任、会社自身の責任によって業界発展のために努力をしていく所存でござ……
○政府委員(植木光教君) 先ほど来近藤委員から競技会の運営につきましていろいろ御注意をいただき、いずれもごもっともであると拝聴いたしておりました。 特殊法人でございますので、通産省として競技会が公正に運営せられるように、また自転車競技が公正円滑に運営されるようにという点につきまして、指導監督をしていかなければならないのは申すまでもございません。ただ、競技会としての運営は自主的であらねばならないということも同感でございまして、したがって、たとえば労使の関係、あるいはまた人事の問題等につきまして、いま仰せのごとき方向で私ども努力をしてまいりたいと考えております。
○政府委員(植木光教君) ただいまいろいろ御質問や御意見がございましたけれども、わが国の繊維産業がかかえております問題がきわめて大きい、後進国の追い上げも非常に激しいということで、ただいま明るい面、暗い面と申されましたが、暗い面をなくそうとしてこの構造改善の施策を進めてまいったのでございます。新しくまたメリヤスや染色を加えることになったわけなんでございます。先ほど来、たとえば小模規企業がぶっつぶれていって、失業者がそのために出るのではないだろうか、出るんだという断定がございましたけれども、しかし先ほど来御説明申し上げておりますように、零細企業者もこのグルーピングの中に入っていただいて、事実入っ……
○政府委員(植木光教君) ただいま川上委員がお話しなさいましたとおりでございまして、これまでもこの点につきましては最重点施策といたしまして努力をしてきたところでございますけれども、御承知のとおり政府全体といたしましては定員抑制策をとっているという状況で、たいへんきびしい環境の中にあるわけでございます。したがいまして、いま長官から御説明申し上げましたような増加も、政府全体といたしましては大幅な人員上昇ということになっているのでございます。しかしながら、けさからもいろいろお話がございましたように、これでは私どもとしてはきわめて不満足でございまして、今後もさらに最重要の問題として、行政管理庁あるいは……
○政府委員(植木光教君) 先ほど局長から予算案の御説明を申し上げました最後に申し上げましたように、予算が通りました時点で法律もぜひお上げいただきたいと申し上げましたのは、いま大矢委員からお話がありましたとおりでございまして、予算だけが通りましただけでは、安定補給金以外につきましては実効をあげ得ないわけでございます。したがって、法律をぜひ成立させていただきたいのであります。
【次の発言】 ただいまお話がありましたように、明治鉱業の責任者が、大臣のほうに対しましていろいろ御相談があったことは事実でございます。大臣から事務当局に対しまして、明治鉱業について行政面でできる限りの御協力をするようにという……
○政府委員(植木光教君) 大矢委員がおっしゃいましたとおりでございまして、私どもも全く同感でございます。明治鉱業から解散をせざるを得ない事情にあるという申し出があったことは事実であるということはこの間申し上げたとおりでございますけれども、明治鉱業以外からは申し出はございません。先ほど局長が言いましたとおりであります。ただ、杵島炭鉱については非常に困難な経営状況にあるということはもう御承知のとおりでございます。しかし通産省に対して特別の申し出があったわけではございません。麻生につきましても同じような状況にあります。なお、明治鉱業から、それじゃどういうことを具体的に言ってきたのかということでありま……
○政府委員(植木光教君) 金田三区の鉱害問題につきましては、先ほど来局長はじめ鉱害課長が御答弁申し上げているとおりなのであります。真相究明のために科学調査を行ない、その科学調査団としても三菱がやったのではないかという疑念を持って調査をしましたけれども、これが断定することができなかった。そこで仲介をやって、これまたうまくいかなかった、こういう経緯なのでございます。いまお話がございましたように、まあ迅速に、的確に解決することが望ましいことは言うまでもございません。通産省といたしましてもさらに努力をいたします。
○政府委員(植木光教君) ただいま二百二十万トン弱のものについて、一般閉山交付金の交付申請についての下話があると申し上げましたが、この中には北海道は入っておりませんで、北海道の炭鉱につきましては、現在のところ申請が行なわれていないのでございます。なお、明治が企業ぐるみという問題がございますので、その中には入ってくるわけでございます。 いま小林委員からお話しございましたように、産炭地域どこもそうでありますが、筑豊あるいはお話しの北海道について、この新政策に伴う一種の危機感というものがあった、そうしてまた現在も不安があるということは事実でございますけれども、しかし、思ったよりも北海道につきまして……
○政府委員(植木光教君) いま局長からお答え申し上げたとおりでございます。要は交付金の交付をできるだけ早くするようにということであろうと思います。この点につきましては、法律上の制約その他ございますけれども、できるだけ努力をいたします。お約束を申し上げます。
【次の発言】 先ほど来お答えをいたしておりますように、原田委員の気持ちと私ども全く同様でございまして、何とか融資をしてつないでいけないかということで懸命にあらゆる立場から考え抜きまして、一般の金融の利子では考えられないような低利の融資を受ける措置を県の、あるいはまた金融機関の協力を得まして編み出したのでございまして、国としてこれを負担すると……
○政府委員(植木光教君) 今回のこの事件につきましては、概要報告を聞いておりますが、犯罪の捜査につきましては警察庁のほうでやっておられるわけでございますので、私どもとやかく申しませんが、新石炭政策の大きな柱の中に、労使関係を改善をして労使が一体となって再建に当たっていくということで立てられているわけでございます。通産省といたしましては、この観点から今後も各企業に対し指導もしてまいり、また労働者の方々の御認識と御自覚もいただきたいというふうに考えておるわけでございます。
【次の発言】 逆のことを申し上げたつもりはないのでございまして、先ほど申しましたように、労使関係がうまくいきまして、石炭政策の……
○政府委員(植木光教君) 御指摘のとおり、勧告が行なわれましたあと、通商産業省といたしまして行政的な立場で考え得る対応策について検討いたしましたことは御承知のとおりでございます。ただ、現在審判手続に付されている段階でございますので、私どもといたしましては、いろいろ問問を提起いたしますことは適切でないということで、いま見守っているという状況でございます。
【次の発言】 御承知のとおり、通産省といたしましては、産業政策を推進をしていくという責任を負っているわけでございまして、公取のほうから勧告が出されまして、それに対処して審判の手続を取りますとともに、両社は対応策を真剣に考えているわけでございます……
○政府委員(植木光教君) ただいま近藤先生からお話しございましたように、前繊維局長の高橋局長が団長となりまして、九月にアメリカに行きまして調査をしてきたことはお話のとおりでございます。 この調査の結果につきましては、すでに内部的に整理を済ましておりますが、これは外部に発表いたしますことは差し控えるべき性質のものであると考えまして、内部資料といたしましてこれをすでに整理したところでございます。少なくとも全体といたしましては、経済的な事実問題としてアメリカ側には被害がないというふうに考えておりますし、また、あの調査の限りでは、個々の品目につきましても被害があるかどうか疑問であるというのが私どもの……
○植木光教君 過去二十数年間に発揮されました日本人のたくましいエネルギーが一九七〇年代の日本の輝かしい未来を約束し、二十一世紀に向かう日本人の前に広大なフロンティアが開かれたことは何人も否定することができない事実であります。今国会の劈頭、総理が施政方針演説で、日本列島の未来像を展望しながら、一九九七〇年代は、「平和と繁栄と福祉の基盤を一そう強固にし、経済・社会の均衡ある成長を実現できる時代になった」と所信を述べられましたのも、この日本国民の英知とエネルギーに全幅の信頼を置かれたからであると信じます。しかし、このように、いわば戦後の荒廃し、打ちひしがれた四等国日本が、大国日本への道を歩みつつある……
※このページのデータは国会会議録検索システム、参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。