このページでは横川正市参議院議員の7期(1965/07/04〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は7期国会活動統計で確認できます。
○横川正市君 渡辺君の私に対する質問の内容は三項にわたっておりますが、その一つ一つを、これは重複をしないようにお答えをいたしたいと思います。 まず第一は、総理と私どもとの間で質疑応答をいたしました中で、総理が遺憾の意を表明された点は、今日、民間協定でなお漁業関係のあと始末をしなければならないという問題や、あるいは竹島の紛争がどういうかっこうで解決するか、いまのところ全く見込みの立たないまま、これらの条約協定が結ばれたという点この点が、遺憾の意を表された点であります。 第二の、日本と韓国とのそれぞれの国会の議事録における相違点としてあげられました点は、 第一は、資料が国会に提出された責任あ……
○横川正市君 私は、成規の手続を得まして、ここに、議員重政庸徳君の議員辞職勧告に関する決議案を提出いたしております。 まず、最初に決議案の本文を朗読いたします。なお、あわせて、その理由を申し述べます。 決議案 本院は、議員重政庸徳君の議員辞職を勧告する。 右決議する。 理 由 議員重政庸徳君は、昭和三十七年八月から、昭和四十年六月一日に至るまで、参議院副議長としての任にあること三 ヶ年の長きに及んだのであるが、この間重宗議長とともに、参議院の代表者として、識院の秩序を保持し議院の事務を 監督すべき最高の責任者であった。 議院内部警察権は、国会法及び議院の定める規則に……
○横川正市君 日本社会党を代表して、ただいま議題となりました郵便法の一部改正案に対し、私は反対の討論を行なうものであります。 まず、郵便事業の実体を今日の状況からたとえてみますと、旧家に縛りつけられた長男のごときものでありまして、社会的には強く公共性を押しつけられ、体面もあることから、他の企業と肩を並べなければならないために、経費倒れや出費が多く、加えて、高度成長経済のあおりを受けて、名はあっても内容は火の車の旧家の運命に似ていると思うからであります。しかし、旧家の長男に比べて、次男、三男に該当する電電公社その他は、その企業性を縦横に駆使して、国鉄とともに国民サービスの先駆的な開発を実現して……
○横川正市君 日本社会党を代表して、私は、当面している内外の諸問題について、総理並びに関係大臣に対し、所信をお尋ねいたしたいと存じます。 アジアはもちろんのこと、世界の諸国民が、際限なく拡大するベトナム戦争に対してひとしく憂慮し、その早期解決と、また平和回復を強く熱望しているときに、日本がアジアの一員として、はたまた日本の憲法に明らかなごとくに、「恒久の平和を念願し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しよう」という崇高な理想を持つ平和憲法に立脚して、ベトナム戦争の平和解決、諸国民の平和共存の達成のために、積極的な役割りを果たすべきときと信じております。 昨日、佐藤総理は、椿提案にか……
○横川正市君 私は、日本社会党を代表して、政界浄化のために絶対に必要と、党派心を離れて決意をいたしました政治資金規制にかかわる法案が、審議会の五次にわたる答申があるにもかかわらず、いまだ提出されていない問題について、総理並びに自治大臣に質問をしようとするものであります。(拍手) 昨日、衆議院は、わが党の西宮氏を代表に立てて本件を議題として質問をいたしました。 私がまず第一にお尋ねしたいのは、西宮氏の質問要旨は、およそ七項目に分かれ、今日、世論の中にある多数意見と考えるのであります。また、この質問の要旨は、あらかじめ国会の係を通じて総理に手渡されているものと考えますが、この質問内容のどこが問……
○横川正市君 まず最初に長官に、この三十八年度の決算説明書の中から二、三質問をいたしたいと思いますが、一つは、この不用額になった、あるいはこの繰り越し額になったうちの、航空機騒音対策費、説明によりますと、これはまあ現地の土地購入とか、それから設備の建設工事等の研究その他で騒音対策費が七億二千五百万五千円繰り越しになっておるわけでありますけれども、私はこれは、実際の必要の度合いからいきますと、こういうことが繰り越しになるということは、地域の要望からいたしますと逆なんですね。もっとこれは先に先行しにゃいかぬ内応のものだろうと思うのですが、それがまあここで七億ということになれば、相当の施設がこれは翌……
○横川正市君 まず、憲法の前文の前段のところに、「政府の行為によって再び戦争の惨禍が起ることのないやうにすることを決意し、」とありますが、この場合の「政府」というのは、これはいまそこに並んでおられる方々をさしていうのだと思いますし、それから「再び戦争の惨禍が起ることのないやうにすることを決意し、」ということは、これは政府が国民に対して、再び惨禍を起こさせないための義務と責任だと私どもは思うのでありますけれども、この条文をひとつ腹に入れていながら、私は次の質問をいたしていきたいと思います。 その質問の第一は、きのうの島田防御局長の答弁によりますと、事前協議協定の主題にあげられておりますイロハ、……
○横川正市君 いまの論議を聞いていて、私は第一に食管会計の基本になっている米の統制の法律、それからもう一つは売春禁止の法律、それから選挙法、これがざる法の三大法というふうに一般に言われているのだけれども、二つはいろいろの問題があって、一挙には言えないけれども、選挙法の法律の態様は一体何かという点で、非常に私は疑問を持っているわけなんですよ。取り締まり当局や、あるいは自治省の関係の方々は、高度に一般の国民の非常に高い良識とか水準とかというものに期待をする、そういう面が強くあり過ぎるから、その点で何となく手を出しかねる。ところが一面において、ひどいのになると、今度の取り締まりなんかでも、文書違反と……
○委員長代理(横川正市君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。
委員長の委託を受けましたので、私が委員長の職務を行ないます。
まず、理事の互選を行ないます。
本委員会の理事の数は四名でございます。互選は投票の方法によらないで、委員長にその指名を御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 異議ないと認めます。
それでは、理事に植竹春彦君、白井勇君、新谷寅三郎君、及び私、横川正市を指名いたします。
【次の発言】 次に、調査承認要求に関する件を議題といたします。
本委員会といたしましては、今会期中、郵政事業及び電気通信事業の連隊並びに電波に関する調査を行なうこと……
○横川正市君 五日の日にちょうど所用で出席をいたしておりませんから、大臣の所管説明があったのを十分私のほうで承知いたしておりませんが、その中に、郵政事業における事故及び犯罪の防止についての所管の説明がありましたが、これは具体的な問題と関連して、二、三お聞きをいたしておきたいと思います。 一つは、上山田町の戸倉の郵便局で簡保年金の不正融資問題が出ております。これはちょうど選挙の期間中で、私ども一は新聞でそれを承知をいたしたのでありますけれども、新聞の第一の報道でいきますると、一億数手刀というような金が不正に融資をされたという記事を見まして、非常に私どもとしては驚いたわけです。いかにルーズであっ……
○横川正市君 運輸大臣に関連をして一問。
新聞でちょっと私拝見をしているのですから、方針については明らかでありませんけれども、自動車関係の許可認可について、個人タクシーの免許については運輸省としてどういう方針を持っていらっしゃるのですか、それをちょっとお伺いしたい。
【次の発言】 先ほどちょっと午前中に質問をいたしましたけれども、運輸省での個人タクシーの許可方針について、どういう方針をとっておられるかですね、これは大臣からお聞かせいただきたいと思います。
【次の発言】 原則としては、これはたしか楢橋運輸大臣がきめられた個人タクシーの許可方針というものを、これを一応の基礎に置いて、その後漸増し……
○横川正市君 いまの答弁に関連して、こういう検討はされていないかという点を公社関係からお聞きしたいのですが、たしか、公務員の共済組合法案が実施に移ったのは、三十四年の一月から実施に移って、その以前に三公社の共済組合法が国会で制定をされているはずです。その後一時金の法律改正を、たしか三十六年ごろに行なって、この三十六年に一部法律改正を行なったときの提案理由の説明というのは、国家公務員の給付率に比べてみて三公社の給付率が低いから、だから調整をはかる意味で一時金の改正を行なうというように、たしか提案理由の説明があったと思う。その後、これは先国会も、先々国会も、それぞれ公務員も、公社職員も、この共済組……
○横川正市君 資料の提出方についての一応の案みたいなものが示されておるわけですが、私は全体としては、いろいろな単行本の形で研究ないしは関連事項についての調査資料として必要なものというものまでの提出は、これは求めておりません。ですから、たとえば五十部以上、あるいは三十万というような金額で制限をされることは、実は資料の提出としては不適当だと思うのです。なぜならば、五万円とか三万円とかゆすられて部数を購入している場合もありますから、そうではなしに、これはやはり配付目的で購入される週刊、旬刊、月刊等の図書刊行物というふうにしていただければ、大体資料としては整備できると思います。 それからもう一つは、……
○理事(横川正市君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。
本日、委員長が不在でございますので、委託を受けた私が委員長の職務を代行いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る八月二十六日、重宗雄三君が委員を辞任され、その補欠として小沢久太郎君が選任され、また九月三十日、辻武寿君が委員を辞任され、その補欠として田代富士男君が選任されました。
【次の発言】 次に、委員長及び理事打合会の協議事項について報告をいたします。
当委員会の定例日につきましては、当分の間、火曜日と木曜日の午前十時に開会することになりましたので、御了承願います。
なお、本日の委員会においては、調……
○横川正市君 三七七号から末尾の四九九号までの案件は、理事会の申し合わせもあり、保留とすることとし、次の案件に進んでいただきたいと思います。
○横川正市君 関連。藤田君の質問に総理の答えている点で、相手側が納得をしないのにどんどん理論だけ飛躍をさせていくということは、私は焦点をぼかす結果になるのじゃないかと思うのです。 その第一は、いま、あなたの自由民主党というのは、ここに二十二人議員がおるわけです。あなたの言い分については、大体御無理ごもっともで賛成のようです。しかし、野党の側に立っている者は、その答弁では納得しないという、そういう認識を持っているのです。これは論議の時点が私は違っておるとは思わないのですけれども、なぜあなたの言うようなぼけた答弁に、あなたの支持者、あなたの党の出席者は賛成をし、それから野党側は反対するのか、この……
○横川正市君 まず私は総理の答弁の態度です。あなたはそのイデオロギーにとらわれない、あるいはイデオロギーにとらわれているのは社会党、社会党がこの質問する態度としてイデオロギーにとらわれ過ぎているような、もののとらえ方で答弁されているということは、私は逆じゃないかと思う。あなたの答弁のほうがきわめてイデオロギー的で、それにとらわれ過ぎて答弁されておるんじゃないかと思う。これが一点目としてお聞きしたい。 二点目は、池田さんが、日本は大国だというふうにたびたび発言されている。ところが副総理の川島さんは、日本はみずから守る手段もない弱小国で、国際紛争に介入するだけの力がない、そういう思い上がったこと……
○横川正市君 関連。いまの問題、もっと具体的に性格をはっきりしていただきたいと思いますが、日本から、韓国との今度の信用供与と同じような形でですね、借款ないしは信用供与という、そういう方法でやった性格の金と、今回のこの信用供与の韓国向けのこの金とは性格的に違うのかどうか。 それからもう一つは、最近の新聞の報道によりますと、佐藤内閣の日韓後の外交路線は対ソ交渉だと、こういわれているけれども、事実は、その前に何か一つ近々の問題が出てくるんではないか。それはインドネシアに対する四千三百万ドル程度の供与を一つの土台にして、インドネシアの国情その他とにらみあわせながら関係を持ちたいという意思表示があるの……
○横川正市君 まず私は総理に、日韓条約の案件の解決が十四年間の長い交渉の結果妥結をして、ただいま当委員会でこれの審議を行なっているのでありますけれども、十四年間の長い交渉という年月は積み重なっておりますけれども、提出されました国会では明確に対立する意見が激しく動いておりまして、長期にわたって難航したという条約の当事者の労をねぎらうことのできないということは、全く残念なことだと考えております。しかし、私は外交問題が与野党の対決の場となると、そういうことが愚行のごとくに考えることは間違いであると思っております。いずれかの一方がよくて一方が悪い、こういうような判決がこれは下されるものではないと思うの……
○横川正市君 選挙関係を担当しております長野さんのほうで、四十年七月の参議院の通常選挙の大体総括的な問題については、もう締めくくりがついた段階でしょうか。それともまだ総体的な報告文書はまだ作成中ですか。その事務上の経過をちょっと説明していただきたいと思います。
【次の発言】 ここへ四十年の七月の参議院通常選挙の違反検挙状況というのが警察庁の刑事局から出されているわけですが、大体この案件で、まだ裁判等で未処理になっている件数というものはどのくらいありますか。それともこれは略式その他で処理がついてしまった件数と、その区分ができましたらその点だけひとつお知らせいただきたいと思う。
○横川正市君 検査院にお尋ねをしますが、この三十八年度検査報告、三十九年十一月十日小峰さんの名前で出されました報告は、末尾の「検査の結果記述すべき意見はない。」ということですが、検査結果としては、これは口頭の意見も、全く検査の結果としては満点で、なかったということですか。
【次の発言】 参議院のこの逓信委員会に検査院が出てきたのは何年ぶりですかな、これ。
【次の発言】 決算審査のときに検査院が出てこないというのは、これはどういうことなんですか。
【次の発言】 放送法四十条三項の規定によって、検査院が検査をして国会に検査の報告をしなければいかぬことになっておるわけなんで、呼ばれる呼ばれないにかか……
○横川正市君 政務次官。前の事務次官の佐方さんは、いまどうしているのですか。
【次の発言】 大蔵省の事務次官とか局長でやめられた人は、やめるとすぐ職がきまるのですね。ところが郵政省の事務次官、局長がやめても、やめてから何ヶ月たっても職がきまらない。こういう制度がいいか悪いかは別問題として、大蔵省と郵政省とに何か省としての上下の差とか、何とかがあるのですか、私は運用問題で大蔵大臣、それから郵政大臣、それから自治大臣ですか、運用のための審議会には共同の発言力を持って、そして預った零細資金ですから、国民のためにどう運用されるかという間違いのない運用方法というのをやっておると思うのです。その金の集める……
○横川正市君 まず最初に、振替貯金の関係の資料の三五ページの13の資金運用部資金法(昭和二十六年法律第百号)の「(目的)」のところから、カッコ書きの中で「貯金を含む。」の「貯金」を削ったわけなんですが、郵便振替貯金というのと郵便振替というのとは、これは内容的にどういう違いがあるので「貯金」を削ったのか。もしそのカッコ書きというこの表現方法を従来の法律の中にとっておったのならば、「郵便振替」とするのではなしに、カッコ書きを、これを抹消する、除くというのが性格的に正しいんではないかというふうに思うんですけれども、その点を、なぜこの「貯金」だけ削ったのか。削ったことによって性格的にどう変わったか。私……
○横川正市君 ちょっと関連。これはNHKの持っている使命の中で、この一チャンネルと三チャンネルの放送時間に見合った放送内容で、科学技術等の特別な任務を持った放送が十分に行なわれていると考えているのかどうか。もし科学技術振興財団が持ったような一つの目的と理想を持ったものが、もう一チャンネルNHKにあったとしたら、より使命を達成できるのではないかという点については、どういうお考えを持っておりますか。
○横川正市君 最近、この放送基準解説書というやつをもらって、初めてこの放送基準の大体の基準というものを私ども認識を新たにいたしたわけですが、この基準書の三ページ、まあ政務次官にひとつお答えをいただきたいと思うのですが、まあ国会の憲法上の地位というものについては、四十一条でこれは明確になっておるわけであります。その国会の、まあ何といいますか、きわめて民主的な権威を、これを、その放送関係もエンジョイしながらも、なおかつそれを保持していく、そういう役目がこの基準の中に明確になっておるわけなんです。ずいぶん各条文にわたって、しかも、関係法令に照らしながら、その基準を守るための努力をいたしておるようなん……
○横川正市君 これはいまの会長の答弁ではちょっと納得しかねる問題なんであります。いきさつをもう少し詳しく話しますと、きのうの問題解決の主点になりましたのは、沖縄特別委員会を、これを参議院の特別委員会として設置する、この案件は三月の十五日に問題が提起されまして、その三月十五日の段階においては、設置することを与野党間で確認をした文書交換――この文書交換を行なった問題に対して、昨日さらに与野党間の国会対策の折衝の結果として、次の国会の召集される劈頭に、他の特別委員会が持たれたのと同じ取り扱いをして沖縄特別委員会を設置することを、これを善処するという取りきめがきのう行なわれているわけです。ところが、こ……
○横川正市君 関連。これは直接の監督官庁というわけじゃないですけれども、許認可を担当している郵政の考え方で、放送というのは、言ってみればきわめて公正妥当な取り扱いをする、そういう意味合いで許認可の一つの条件というのは付しているわけでしょう。ところが、いま言ったように、おそらくこれは労働組合側からは経営者に対して、相当取り扱いに対して不当だという訴えが出されるんじゃないかと思うんだ。経営上の責任はこれは経営者にあるんであって、しかもこれは許認可の条件に違反をして今日のような経営上のそごを来たしているわけなんですが、一体十二チャンネルは許認可に値する経営状態だと判断をされているのか。いま労働組合と……
○横川正市君 まず、人事局長に概況の説明をお願いいたしたいのですが、期間的に言いますと、昨年の十月ないしは十一月前後から、九州地方の熊本郵政局管内で、福岡、佐賀、熊本、長崎、宮崎、鹿児島――どういうものか大分県が事実上そういう発生状況を見ておりませんが、各県に同一一様の形態で、まず最初に主事会という親睦団体が持たれ、ほとんどこれと同じようなメンバーによって第二組合の結成が行なわれておるわけですが、その状況等について、管理側からあなたのほうに具体的な報告があったと思うのでありますが、その内容をひとつ御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 当面の業務維持の問題で、指導体制を確立をするというの……
○横川正市君 まず、先般私のほうが質問をいたしまして、私の質問を前提条件として答えられた部分で、その後、具体的に明らかになった点についての説明を受けたいと思います。
【次の発言】 まず、この郵政省の機構上のことで非常に疑義に思うことは、私どもは節穴ではなしに、実際に現地に行ってみて、それから当事者と質問をし、その質問に答えられた点についてはメモをとって、その内容を私どもは記憶にとどめてきたわけなんだが、そういう事実行為が、国会の場所で論議をされると、いま答弁のあったように、全く事実無根になってしまう、これはどういうことなんですか。ただ一つだけは、小倉の郵便局の事務室の問題だけは、事実問題として……
○横川正市君 まず、今日までいろいろ衆参を通じて料金改定の問題をめぐって論議をいたしてきたわけですが、その論議を通じて明らかになった点については、重複を避けながら質問をいたしたいと思うわけです。その質問の前提として、同僚議員からは大体料金改定の趣旨について質問があったわけですけれども、私は、料金改定の趣旨ということよりか、一体、郵便事業の置かれている現状というのを郵政当局というのはどういうふうに把握しておるのか、この点についてお聞きをいたしていきたいと思うのです。 たまたま郵便関係の世論といいますか、あるいは、これについてのいろいろな資料というのは、部内者の書かれたものは相当ありますけれども……
○横川正市君 いま自治大臣からあいさつの中にも含まれておりましたが、第四次の審議会の答申が、その内容において中途はんぱなものになり、その後第五次の審議会の発足については、当面する諸般の事情等を考慮されまして、その発足の目安等が何か立ったように新聞で報道されておるわけであります。通常、私ども国会で選挙制度の問題について論議をいたしております場合には、日本の議会制度の根本をなす選挙の問題について、きわめて短兵急に結論を求めるのではなくして、相当長期にわたって、しかもこの成果を期待をしながら、これを審議をしていくという態度については、私どもは必ずしもこれ不賛成ではないわけであります。 ところが、日……
○横川正市君 衆議院の段階ですでに取り上げられている問題ですが、最初に大臣に、郵便料金の改定に伴って、今日の郵便事業が負っておる幾多の問題を非常に高度な次元に立って解決をするということを国民に約束をされておったわけでありまして、その高度の解決というものが、改定と同時に走り出して、即、国民の要望にこたえられるものだとは、いかにせっかちな一般利用者であっても考えないと思うのです。ただ、それが、目に見えて改定の効果というものがあがってきているというふうに判断をされて、その判断のもとで、いわば幾らかの不都合があってもこれを許すというような、そういう心境で改定後の郵便業務の運行というものを見ていくかどう……
○横川正市君 最初に、大臣のおられる間に考え方だけただしておきたいと思うんですが、それは日時から言いますと、たしか、これは七月八日の新聞だったと思うんですが、伝統的なイギリスの郵便制度の改革について新聞が報道いたしておるわけです。この報道の要点を見ますと、一九六〇年の後半から大体経済的な不況に見舞われて、ポンドの価値の下落等から、きわめて財政的に困難を迎えたというのが財政上の一つの理由であったようです。しかし、その財政の理由はともあれ、きわめて採算性の悪い、しかも、その上に公共性をきわめて強く要望されておる郵便事業を、これを公社制度に切りかえるという、そういう思い切った処置を考えておられるよう……
○横川正市君 これはきのうの新聞で承知をいたした問題ですが、郵政省の記念切手の取り扱いについて、いささか問題点があるんではないかと思いますので、その点について質問をいたしたいと思います。 まず、記念切手発行の趣旨またはその選択のいろいろな要件というものがあろうと思うのですが、その中で、普通は記念切手の名称を冠するけれども、従来であれば、十五円のものは十五円、七円のものは七円、あるいは三十円のものは三十円、四十円のものは四十円というふうに、そのつど、その記念すべき内容によって該当すべき金額というものがきめられておったと思うのですが、その趣旨から、今回の場合には他の意義を持たせた。その意義という……
○横川正市君 官房長官、それは何か想定して、変に曲げて答弁しているようだけれども、政府自体の中に問題がある案件があるわけですよ。たとえば、引揚者の問題とか、あるいは政府の姿勢としては、公庫とかその他のものは置かないと言いながら、置く。その結果、廃止しなければならないもの、また新しくつくるために法案を提出されなければならないもの、さらに前回の放送法のように、与党側の内紛でまとまらないで、とうとう国会に提出する時期を失したという問題、さらにまあ、きわめて強い要望のある公職選挙法の問題等について、一体、第五次答申を待ってやるのか、すでに出されたものでやるのか。政府は態度を早く明確にしないと、国会の審……
○横川正市君 まず、放送法関係の質問を具体的にお聞きをいたしたいと思います。 現行の放送法は、昭和二十五年の六月の一日に、電波法それから放送法ともに成立をいたしまして、自来、その法律のもとで放送関係の運営が行なわれてきたわけですが、さきの国会で、放送法改正については、ほぼ私どもも了承する改正案というものまでこぎつけて、その新しい放送関係に対処する段階でのこの法改正というものが実現を見るのではないかと言われるまでに至っておったわけですけれども、突然とした事情で成立を見ないで今日を迎えているわけであります。 そこで、郵政当局は、放送法をこの国会に提出するというたてまえのもとで、現在この準備をさ……
○横川正市君 人事局長に先にちょっと二、三、それから郵務局長にも。初めに、上局に対して下部から業務報告に該当する報告が出されて、その報告が間違った報告であった場合、それぞれの担当局では、その間違ったものに対して間違ったとわかるような、そういう上局からの調査といいますか、そういったことが通常行なわれておるわけですが、これはもう非常に概念的なものの言い方ですが、一般論として、下部からのいろいろな報告その他に基づいてその報告が間違っているかどうかという点について、上局では下部の実情調査というようなものが常時行なわれているのかどうか、その点ひとつまずお伺いしたいと思います。
○横川正市君 私は、過去の実績のよかったか、悪かったかということを論議するものではなしに、今日の実績として残されている点で不合理ないし――当然これは予算その他の問題に関係はいたしますけれども、改善すべき問題だと考える点で一点質問をいたそうといたしているわけですが、そういう点からいたしますと、郵政大臣の出席がぜひ必要であったわけなんで、所用で出席できないということですから、おもにひとつ政務次官から御答弁をいただいて、後刻大臣の意思はそれと変わらないことをひとつ確約をしておいていただきたい、こう思います。 その第一は、郵政省の建設関係の状態を見ておりますと、最近関東のある県で実際に行なわれており……
○横川正市君 初めに、関係いたしておる問題で二、三大臣に質問いたしたいと思います。 臨時放送関係法制調査会の答申が三十九年九月八日に出されましてから、それに基づいて、電波法、放送法の改正については、当局としてはずいぶん努力をされているところだと思いますので、その電波法、放送法改正の現状がどうなっているかという問題と関連しながらお尋ねをしていきたいと思います。 いま衆議院で審議中の登録免許税法、これの施行に伴う関係法令の整備等に関する法律案の第八条に、「電波法(昭和二十五年法律第百三十一号)の一部を次のように改正する。第百三条第一項に後段として次のように加える。」という条文がありまして、この……
○横川正市君 四十二年の五月の二十四日に、行政管理庁の指示事項に対して回答を行なった中に、勧告の要旨は四、五行のものですが、回答の中に「簡易保険が社会保障の進展、民保・農協生命共済との競合によって停滞しているというのは理論的にも実証的にもあたらない。停滞というならば、その原因は、簡保事業における増員の困難性・保険金最高制限額の存在・資金運用面における諸制約等に原因を求めるべきである。」という回答を出しておるわけですが、このこととあわせながら、事業の積極的な推進問題とあわせて、大正五年に二百五十円であった最高制限額の推移が、自乗ずっと変わりまして、三十九年の四月に百万円に制限額をいたしておるわけ……
○横川正市君 六七年の年号だけしか打ってありませんが、「今日の郵政」という冊子の二九ページに、昭和二十六年に赤字を解消し健全経営の基礎が築かれたという項があるわけですが、これは二十年以前と、それから二十年後における物価の上昇、いわゆる経済の変動に伴って起こってきた保険企業に対する収支のアンバランスが、その後の努力によって、二十六年に大体赤字が解消して健全経営の基盤が築かれたんだと、こういうふうに私どもは理解するわけですが、この二十六年までに赤字を解消したその業務内容といいますか、これは二十六年以降今日までの保険の累積した業務成績との関係で、どういう実績を今日数字的に示しておるのかどうかですね、……
○横川正市君 私は、最近の経済情勢と、それから推移というものについて、どういう見通しを立てているか、これはいろいろな学説があるからわかりませんが、この法律案は、いままで与党質問でも、野党質問でも、一様に、非常に取り扱いについては不満を表明いたしておるようですが、しかし、この不満を押し切ってこの法律が出されて、結果的に、大臣、たとえば金の呼称を、いまの呼称からゼロを二つ取って呼称をされるというように、貨幣価値が変わった場合、今度は逆にこの法律案があったために、契約案件に対して、非常に多くの損を契約者に与えるという場合も想定できないことでもないと思うんです。これは経済がどういう変動があるかわかりま……
○横川正市君 私は、郡委員及び永岡委員とともに、去る九月四日より五日間、東北、北海道両地方における逓信関係業務の運営状況を視察してまいりましたが、その詳細につきましては、委員長のお許しを得て会議録にとどめたいと存じますので、御了承を願います。 右簡単でございますが、御報告申し上げます。
○横川正市君 自治大臣にまず、あなたの大臣就任によって考え方が変わったのか、変わらないのかという問題を最初にお聞きしたいんですが、私どもの知るところでは、あなたが自由民主党の選挙関係の責任者であって、そして、さきに法律として出された案件その他に対しては、相当自主的なあなた独自の考え方というものか、あるいは党の考え方か、いずれにしても、そういう考え方で反対の急先鋒になられて、事実上法案の取り扱いについては議会で難航したということを私どもは承知をいたしておるわけですが、そういうたてまえと、それからもう一つは、第五次までの答申をめぐって、一体、この取り扱いをやる主務大臣としての考え方は、当時の考え方……
○横川正市君 今度のこの法律案、大臣ね、根本的には実はこれは答申の線に沿うて論議をしたけれども、論議の推移から見てこの部分的な改正だけにとどめる。あとはどうなるんですか、この答申の線に沿うての内容は。
【次の発言】 これは委員会の都合もあろうと思うんですが、きょう提案をしてきょう大体採決をしようというのは、これは大臣のほうの都合があるんですか、あるいは事務執行上の時間的な問題ですか。早くやらなきゃいけないとか、そういう……。
【次の発言】 そうするともう一つお聞きしたいのですが、私は自由化の問題では、たび重ねて出されている答申の趣旨が、今日前向きと言われるほどではなく、現行では最小限の必要度合……
○横川正市君 郵政省の電波監理局長に、まず最初に四十二年の七月十五日、これは衆議院議員の原健三郎君から出されました大阪国際空港周辺テレビ受信者の受信料免除に関する質問主意書、これに対して、四十二年の七月の二十一日に衆議院議員原健三郎君提出大阪国際空港周辺テレビ受信者の受信料免除に関する質問主意書に対しての答弁書、これは総理大臣名で出されておりますが、担当は、これは郵政省だと思うのです。この主意書に対する答弁書の一項、二項、三項、これはどういう趣旨のことなのか、きわめて内容が抽象的でありますし、たとえば二項については「なお慎重な検討を要する問題である。」というふうに規定づけ、さらに三項については……
○横川正市君 まず私は最初に、先般、論議をされました中で宮澤企画庁長官が答弁をいたしました、黄色い金属に負けない人間の英知という問題を提起されまして、たいへんその勇気に私ども敬服をいたしたわけでありまして、この黄色い金属に負けない英知ということは、言いますと、今日この人間の考え出した通貨としての最高のもの、それが逐次通貨としての量、あるいは他の方法等がいろいろ考えられまして、まあ今日日本のように、銀行券による通貨としての方法をとっているわけなんですが、しかし、それも最近の状況から考えてみますと、はたしてこれが最善かという点については、宮澤さん自身が座談会の中でも言われておりますように、日本の今……
○横川正市君 あそこの伊藤公の像のところの三角地の処理は、どうなるのですか。
【次の発言】 この国会周辺の構造を極端に変えて、そしていろいろ工事をやっているのですが、これには衆参と建設省とで合議の上に行なわれたことですね。
【次の発言】 この本館とそれから議員会館の間の、いま工事をやってほとんどできかかっておるわけでありますが、あそこは従来構内として重点を置くのですか、それとも道路として重点を置くのですか。
【次の発言】 通常というと、たとえば国会請願などの行なわれるようなときには、これは道路なのか構内なのか、どういうふうに、どちらに重点を置くのですか。
○横川正市君 どうも、きょうは御苦労さまでした。まず浦島さんにお尋ねをしたいのですが、現役時代に、郵便業務を担当されておって、その当時の郵便事業というのは、言ってみますと、電信電話会計からの繰り入れ等でまかなわなければ、事実上は、会計上の赤字を来たしておった時代というものがあったと思うのです。それから、独立採算制への転換の動機となりました一番大きな原因というのは、これは一般会計からの予算規模というよりか、問題は、会計の中での黒字を、もう少し事業会計の中に潤沢に使いたいという意向が、当時はあったと思うのです。それから、その当時であっても、臨時軍事費等へ相当の金を搬出しておったというのが、企業の実……
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