このページでは白木義一郎参議院議員の7期(1965/07/04〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は7期国会活動統計で確認できます。
○白木義一郎君 私は、ただいま上程になりました、議長、副議長の党籍離脱に関する決議案につきまして、日本社会党、公明党、民主社会党、日本共産党、第二院クラブを代表いたしまして、賛成の討論をいたしたいと思います。(拍手) 賛成の理由につきましては、申し上げるまでもないことでありますが、簡単明瞭に申し上げたいと思います。 議長は、国会運営を公正にするという立場から、不偏不党の立場を堅持しなければならないことは当然のことであります。こういう議長の中立性を十分に確保するためには、議長は進んで党籍を離脱すべきであると考えるものであります。わが国会の正副議長は、院の最高の責任者であり、外部に対しては議院……
○白木義一郎君 政府は今回国鉄運賃の値上げを断行せんとしておりますが、物価高のおりから、ますます国民大衆の生活を圧迫するものとして、公明党は深く遺憾の意を表するものであります。この際、次の諸点について総理初め関係大臣にお尋ねいたします。 まず第一に、国鉄の第三次計画によれば、大都市における通勤ラッシュの改善、幹線の過密ダイヤの緩和、事故防止対策の強化などがうたわれていますが、現在の殺人的通勤ラッシュも、息の詰まるような過密ダイヤも、おびただしい交通惨事の発生も、基因するところは、人口の都市集中とそれに伴う無秩序な都市形成にあるのであります。この根本的な人口配置、都市配置に、総合的な計画性を持……
○白木義一郎君 私は、公明党を代表して、ただいま議題となりました健康保険法及び船員保険法の臨時特例に関する法律案に対し、総理並びに関係大臣に若干の質問をいたします。 およそ健康と生命を守ることは、働く人々の幸福と社会の繁栄を築く最も基本的な問題であり、わが国憲法においても、「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。」と規定されております。したがって、人間として生まれた以上、生きる権利とそれを守る健康とは、社会全体の責任として保障されるべきであります。 健康保険法は、働く国民の健康と生命を守る大切な制度でありますが、政府は、保険財政の大幅赤字を理由に、保険料率等の値上げ……
○白木義一郎君 私は、公明党を代表して、総理大臣並びに関係各大臣に質問をいたします。 今国会の再開にあたり、国民がひとしく期待していたことは、沖縄問題や原子力空母エンタープライズの寄港にからんで、国内への核兵器持ち込みに対する不安について、佐藤総理がどのように政府の立場を明らかにするかということでありました。この点について総理は、「核兵器の絶滅を念願し、みずからもあえてこれを保有せず、その持ち込みも許さない」と、その決意を披瀝しました。これに対し、木村官房長官は記者会見の席上、「総理の決意の表明は、核時代に日本国民が生きる道を示したある意味の非核宣言といえる決意を明らかにしたものである」と述……
○白木義一郎君 一問だけ関連。 簡単にお伺いしますが、いま武内委員からの質問に対しまして、大臣並びに本部長としてお答えになったことでちょっと大事な問題を伺っておきたいと思うのです。 それは、災害というものに対して、自然の力と人間の力のバランスには相当な時日を要すると、こういう御答弁があったわけですが、これは災害対策の根本問題として私は非常に興味を持ってお伺いしなければならないと思って質問さしていただくのですが、どのようなお考えで相当な時日とおっしゃったか、その時日はどのように災害対策本部長としてお考えになっているか、人間の力と自然の力のバランスがどうとれていくかという基本的な考え方をぜひ詳……
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