このページでは藤田正明参議院議員の8期(1968/07/07〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は8期国会活動統計で確認できます。
○藤田正明君 常任委員長の選挙は、いずれもその手続を省略し、議長において指名することの動議を提出いたします。
○藤田正明君 各種委員の選挙は、いずれもその手続を省略して、議長において指名することとし、裁判官弾劾裁判所裁判員予備員、裁判官訴追委員予備員、皇室会議予備議員及び皇室経済会議予備議員の職務を行なう順序は、これを議長に一任することの動議を提出いたします。
○藤田正明君 常任委員長の選挙は、その手続を省略し、議長において指名することの動議を提出いたします。
○政府委員(藤田正明君) 大蔵政務次官の藤田正明でございます。よろしくお願い申し上げます。 日本銀行政策委員会委員の任命につき両議院の同意を求めるの件。 日本銀行政策委員会委員新関八洲太郎君が二月二十二日任期満了となりましたので、その後任として小島新一君を任命いたしたく、日本銀行法第十三条ノ四第三項の規定により、両議院の同意を求めるため本件を提出いたしました。 同君の経歴につきましては、お手元の履歴書で御承知願いたいと存じますが、商業及び工業に関し経験と識見を有する者でありますので、日本銀行政策委員会委員として適任であると存じます。 何とぞ慎重御審議の上、すみやかに同意されるようお願い……
○説明員(藤田正明君) ただいまの渡辺委員の質問でありますが、理由別の延伸者の数を参考資料として個人要求資料として請求したにもかかわらず、大蔵省はなぜ提出しないかというふうな御質問かと思います。 いろいろとこの問題に関しましては大蔵省内部でも協議をいたしましたが、人事管理権と国政調査権と申しますか、個人要求資料という問題につきましてどこに限界があるのかという点には、はなはだまぎらわしいものがあると思います。人事管理上の不満はそれぞれいろいろと救済の道がすでにとられておりまして、国政調査権をもって人事管理の面をどこまで入ってこられるのか、この点に疑問がございますので、一応個人要求資料としては提……
○政府委員(藤田正明君) ただいま熊田専売監理官が申し上げましたことは、資産外物品台帳としてちゃんと記帳してある百万円未満のものということでございまして、支出科目が手数料であることを悪く思わないと、こう言ったことではないんでございます。ただいま黒柳委員から御指摘のとおりでございまして、いろいろと今後検討する余地があると思います。いずれ検討の結果また報告いたさなければならぬかと思いますが、この際は、このような科目が適切でない、そしてまた適切でなければどうしたらいいかというふうなことにつきましては、今後の問題だと思いますので、検討の余地をいただきたい、かように思うわけであります。
○説明員(藤田正明君) ただいま銀行局長から答弁いたしましたように、富士銀行の頭取の言われたことにつきましては、前後の事情がよくわかりませんので、何とも申し上げようがないのであります。ただ、政府当局といたしましては、今後信用を維持すべき銀行でありながらも、このような大規模な不祥事件を起こした。また、富士銀行のみならず各銀行におきましても、いろいろな不祥事件を頻発しているわけであります。そのようなことに対しましては、今後とも厳重に指導をやっていくつもりでおります。
【次の発言】 大橋委員が言われましたように、現在まだ捜査段階でありますので、解明されない点がたくさんあります。具体的にいろいろ申し上……
○政府委員(藤田正明君) 北村委員も御存じのとおりでございまして、四十四年から米が非常に過剰になってきたという事態が生じてまいっております。そこで、四十四年度におきまして両米価を据え置きたいというふうなことを審議会で認めていただきまして、それが決定したわけでありますけれども、そうしてこの稲作特別対策費を必要とした時期は六月なのであります。すでに予算の編成が終わったあと、これを必要としてきたということでございまして、予見しがたき予算の不足というふうにわれわれは解釈をいたしております。それからなお四十五年でありますが、四十五年は稲作の生産調整というふうな具体的処置もとっておりますし、新しく稲作対策……
○政府委員(藤田正明君) いま北村先生から農林省関係と通産省関係の移流用の例の資料の御要求がございましたが、大蔵省から出しましょうか、それともそれぞれ担当省のほうから……。
【次の発言】 そうさしていただきます。
【次の発言】 北村委員の言われること、まことにもっともでございまして、日本の租税負担額が国際比較にいたしますと、非常に一人当たり負担額は低いと思うのであります。なお、それにもかかわらず重税感がそれに伴っているということでありますが、これは間接税、直接税の比率にも問題がございましょうけれども、また反面、いまおっしゃいましたように、大口脱税者がおるということが税に対する不平等感を国民に招……
○説明員(藤田正明君) おっしゃるとおりでありまして、競争原理の導入そのほか金融の再編成で、従来の銀行のあり方と多少変わってまいりました。そこでまた、いろいろな無理が生じてきているであろうという御質問かと思います。それに伴いまして銀行法の改正というふうなことがあり得るかということでありますが、私はあり得ると思います。現状に即したものにまた考え直していかなければならぬと思いますが、いま現在はまだ手がけておりません。
【次の発言】 大蔵省側といたしましては、大蔵省独自におきましていろいろと銀行当局と連携をとりまして、そのような不正事件がないように現在もつとめておりますし、今後ともやります。委員会と……
○政府委員(藤田正明君) 従来の経緯もありますので、一般論といたしましては売却するのが普通だと思います。一般論といたしましては売ったほうがよろしいかと思いますが、特別の理由の存するものについてはこの限りではないと。
【次の発言】 そのときに値段の折り合いがつけばあるいは売却ということになったかと思いますが、私も当時の詳しい事情を知りませんが、値段の折り合いがつかなかったというふうに聞いております。
【次の発言】 七十二年の十一月までの契約がありますので、この契約までは、七十二年まではこれはいたし方ないと思います。その契約の期間が切れるときにおいて、そこでまた話し合うというふうに私は常識上考える……
○政府委員(藤田正明君) 私、一月二十日に大蔵政務次官の任命を受けました藤田正明でございます。 大蔵委員の諸先生方の御叱正と御指導を賜わりますことをお願い申し上げます。あわせて、大蔵省といたしまして十五本の法案を当委員会に提出する予定でございますので、御審議のほどをよろしくお願い申し上げます。 ごあいさつといたします。(拍手)
○説明員(藤田正明君) ただいま専売公社から御答弁申し上げたとおりでございまして、そのような案が専売公社から出てきますれば大蔵省といたしては検討してみるという旨を大蔵大臣は答えたわけでございます。誤解のないように願いたいと思います。
【次の発言】 ただいま、関係各省と詰めの段階に入っているところでございます。その全体のことにつきましては確たることがここで申し上げられないということであります。
なお、また、特恵を与える国につきましても、国際情勢その他いろいろな微妙な点もございますし、これらもまた詰めの段階に入っている、そういうふうなことでございます。
いま御要望のできるだけの資料を提出しろと……
○説明員(藤田正明君) 特に塩釜の加工団地につきましての予算の要求は、現在ではないようであります。
○政府委員(藤田正明君) ただいま議題となりました利率等の表示の年利建て移行に関する法律案外二法律案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。 最初に、利率等の表示の年利建て移行に関する法律案について申し上げます。 御承知のとおり、わが国におきましては、金利の表示につきまして、主として日歩建てと年利建てとの二つが併用されており、表示方法が統一されていない現況にありますが、これは、国民的能率の観点から好ましいことではなく、また、最近における経済及び国民生活の著しい国際化の動きに即応するためにも、国際慣行に合った金利表示方式を整える必要が強く感じられるのであります。 このよう……
○説明員(藤田正明君) いまのところ、まだはっきりと申し上げられませんが、歳入の状況あるいはその他のことの見通しをほぼしっかりとしたものを持ちまして、おそらく二月ごろになるのではないかと思います。
【次の発言】 木村委員のおっしゃることにつきまして、財政法上の違反であるとは思いません。ただ、臨時国会中にそういう補正予算を出すかどうかということにつきましては、いまのところ出さない予定であります。そうしてまた、予備費なり諸経費の節約によってその給与に対する不足額が補われるかどうかということも、ただいま検討中であります。そのようなことでありまして、現在では一応来年の二月ごろに補正予算につきましては御……
○政府委員(藤田正明君) いま国税庁長官が申し上げたとおりでございまして、制度の趣旨を体しまして、人格識見のすぐれた人物を民間から起用いたしたい、かように大蔵省は考えております。
○政府委員(藤田正明君) ただいま議題となりました経済及び技術協力のため必要な物品の外国政府等に対する譲与に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由を御説明申し上げます。 御承知のように、現行の法律によりますと、経済及び技術協力のため譲与等をすることができるものは、物品に限られており、また、譲与等の相手方も、開発途上にある外国の政府とその機関、国際連合とその専門機関に限られておりますが、経済及び技術協力を効果的に実施するためには、譲与等をすることができるものとして、物品のほか、船舶、建物等を加えるとともに、譲与等の相手方につきましても、新たに、国際連合とその専門機関以外の一定……
○政府委員(藤田正明君) 審査委員の選定につきましては、この間大臣が申し上げたのですが、ただいま木村委員が言われたように、納税者の信頼を深める、そして納税者の権利を守るというふうな方を、人格の円満、常識の発達した方を選ぶように努力をいたしますし、また、審判官の民間人の登用に関しましては、おっしゃるとおりに大いに適格な人を選ぶようにつとめるつもりでおります。
【次の発言】 ただいまの渡辺委員の見解に対しまして、国税庁長官の吉國長官から見解を述べさせます。
○政府委員(藤田正明君) おっしゃるとおりでございまして、四十六年までに空港整備五カ年計画が終わるという当初の計画でありました。四十二年以来、五カ年計画に基づきまして鋭意空港の整備を進めてきたのでありますが、どんどんとその需要が拡大されてきておりまして、もう用地の取得が非常に困難であるというふうなこともございまして、御指摘のとおりおくれておるわけであります。現在、債務負担行為を含めますと、事業費総額一千一百五十億のうちで、七一%は予算措置済みになっておると思うのです。なお、実施率は六二%で、六百二十九億ということでございます。これは昭和四十五年度の末の数字でございます。 今回、このような空港……
○政府委員(藤田正明君) 上林先生のおっしゃるとおりでございまして、この五カ年計画の進捗度がおくれておることは、そのとおりであります。まあそういう航空事情が、需要が非常に多くなりまして事情が変わってきたということがこの四年間の間にあるわけでございまして、来年の四十五年度末におきましてあるいは新しく再検討を願わなければならぬのじゃないか、この五カ年計画の最後の一年を置きまして新しく再検討願うようになるのではないかと思っております。そうしてまた、それらをかね合わせまして今回の空港整備特別会計というものもお願いをしておる次第でございます。
【次の発言】 それもおっしゃるとおりでございまして、この前も……
○政府委員(藤田正明君) ただいまの横川先生の御発言、まことにごもっともでございまして、卵が先か鶏が先かということになるのでございまして、空港の整備がよくなされているから飛行機がまたたくさん離発着もでき、そしてまたそこの交通の要衝がますますいんしんになるというふうなことにもなりますし、卵が先か鶏が先かということになるのでありますが、旭川空港に関しましては、気候その他の条件において多少マイナス点があるかと思いますが、おっしゃるとおりに、北海道の中央地区でございますし、釧路、函館、稚内というところに比べまして、その町のいんしんさというものはそれ以上のものがあると思います。三種空港が現在では適当であ……
○政府委員(藤田正明君) ただいま議題となりました物品税法の一部を改正する法律等の一部を改正する法律案外一法律案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。 最初に、物品税法の一部を改正する法律等の一部を改正する法律案について申し上げます。 物品税につきましては、国際競争力の強化、新規課税物品に対する税負担の激変緩和等の見地から、トランジスターテレビジョン受像機等八品目につきまして、暫定的に非課税または税率の軽減等の措置を講じてまいりましたが、これらの措置の期限が本年中に到来することになっております。 これらの物品のうち、パッケージ型ルームクーラー、ステレオ式の拡声用増幅器……
○政府委員(藤田正明君) ただいまの物価のお話でございますが、確かに、物価が、消費者物価のみならず卸売り物価までも十三カ月、十四カ月連騰してきたということに対しては、はなはだ強い関心と警戒を持たなければならぬと思います。いま成瀬委員がおっしゃいましたように、ある品目をあげて追跡調査をするということでございますが、これは必要なことだと思います。ただ、必要なことではございますが、なかなかこれはむずかしい話でありまして、たとえばこのような物品税を一つ例にとりましても、物品税をかけたがためにその物品がはたして何%上がったかというふうなことが明確に判断されるかといいますと、なかなかむずかしいことと思いま……
○政府委員(藤田正明君) ただいま高木審議官が申し上げましたように、所得税のほうには累進的な構造もありますし、ほうっておけばどんどん所得税のパーセンテージが上がっていくわけでありますから、ここ七、八年の間にそういう傾向は如実に示されているわけであります。このままほうっておけば、現在の昭和四十五年度に間接税が三四・三%と目されておりますけれども、このままの税体系でいくならばますますこれは下がっていきますから、どこまで間接税を持ち上げるかということについての見きわめは今後の問題でございまして、個々の税目をそれぞれ合理的にやっていきました上の結果において何%に相なるかということになろうかと思います。……
○政府委員(藤田正明君) ただいま議題となりました所得税法の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。 政府は、今次の税制改正の一環として、最近における所得税負担の現状にかんがみ、その負担の軽減をはかるため、所得税の減税を行なうとともに、税制の整備合理化を行なうため、ここにこの法律案を提出した次第であります。 以下、この法律案につきまして、その大要を申し上げます。 第一は、中小所得者の所得税負担の軽減をはかるため、課税最低限の引き上げを行なうこととしております。 すなわち、基礎控除及び配偶者控除をそれぞれ現在の十七万円から十八万円に引き上げるとともに……
○政府委員(藤田正明君) 漁船再保険及漁業共済保険特別会計の歳入不足をうめるための一般会計からの繰入金に関する法律案提案理由の説明をいたします。 ただいま議題となりました漁船再保険及漁業共済保険特別会計の歳入不足をうめるための一般会計からの繰入金に関する法律案につきまして、概要を申し上げます。 昭和四十三年度におきまして、海水の例年にない高温等により全国的にノリの被害が異常に発生し、これに伴い漁船再保険及漁業共済保険特別会計の漁業共済保険勘定の保険金の支払いが増加したため、同勘定の支払い財源に五億六千七百五十五万円の不足が生ずる見込みでありますので、昭和四十五年度において、一般会計から、こ……
○政府委員(藤田正明君) ただいま議題となりました清酒製造業の安定に関する特別措置法案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。 御承知のように、清酒製造業界におきましては、過去三十年近く、食糧管理制度のもとにおいて原料米の割り当て制度が続けられ、実質的な生産調整が行なわれてまいりましたが、昨年五月、自主流通米制度の発足に伴い、この長年にわたる業界秩序の基盤が大きく変化いたしました。この結果、従来、一種の財産価値を有しておりました基準指数は、その資金調達の際の担保的機能や転廃業の際の譲渡価値を失うこととなり、清酒製造業者の金融力等にも著しい変化が生じ、ひいては酒税の確保に影響……
○政府委員(藤田正明君) 山崎先生の御要望に応じされるような資料を極力出しますので、御検討願います。
【次の発言】 極力御要望に応じたいと思います。
○政府委員(藤田正明君) 実は私、はっきり申し上げまして、あした内閣委員会がありまして、大蔵省関係の法案はあしたかかるというふうに聞いておりまして、実はあまり勉強してきませんので、申しわけないのであります。そこで、ただいまの問題でありますが、なかなかむずかしい問題だと思いますが、十分に検討に値することでありますので、今後とも十分に検討さしていただきたいと思います。
【次の発言】 いま呼びに行きましたから。
【次の発言】 すぐ参ります。
【次の発言】 実は担当の主計局の次長が来ておりませんので、いま船後次長並びに相原主計官を呼びに参りました。すぐ参ると思いますので、その質問に対しましては後ほど答……
○政府委員(藤田正明君) ただいまの両大臣の御答弁と全く同様に感じております。
【次の発言】 同様でございます。
【次の発言】 おことばを返すようでございますが、先ほどの吉田委員のおっしゃいました大便約二千トン、そして小便約百四十五万リットルの数字は、われわれの聞いている数字とはだいぶへだたりがあります。大便は約二十トン、そして小便は約百トンというふうにわれわれは聞かされております。一言それを最初に申し上げておきます。
それから、大蔵省といたしまして、国鉄財政をいかにするか、そしてその中におけるこの公害の問題をどう考えているかというふうな御質問かと思いますが、吉田先生御存じのとおりでございま……
○政府委員(藤田正明君) 昨日、上田委員から、基地従業員の離職に関して、現在防衛施設庁のほうからいろいろと大蔵省に要求が出ておるはずだが、それについての大蔵省の態度はどうであろうか、こういうふうな御質問があったと聞いております。それについてお答えいたします。 四十四年の四月に、特別給与のほうは大幅に増額いたしまして今日に至っております。しかしながら、いろいろ物価の上昇その他のこともございますので、この際、大蔵省といたしまして、この問題は慎重に取り扱いたいと思っておりますけれども、前向きか横向きか、うしろ向きかとおっしゃいますと、まあ前向きに取り組み対処いたしたい、かように考えております。
○政府委員(藤田正明君) 日本銀行政策委員会委員任命につき両議院の同意を求める件。 日本銀行政策委員会委員東畑四郎君は、六月二十六日任期満了となりますが、同君を再任いたしたく、日本銀行法第十三条ノ四第三項の規定に上り、両議院の同意を求めるため本件を提出いたしました。 同君の経歴につきましては、お手元の履歴書で御承知願いたいと存じますが、農業に関し経験識見を有する者でありますので、日本銀行政策委員会委員として適任であると存じます。 何とぞ慎重御審議の上、すみやかに同意されるようお願いいたします。
○政府委員(藤田正明君) 御要求の資料につきましては現在取りまとめ中でございます。近い時期に御提出できるものと思っております。
【次の発言】 そのように努力いたします。
【次の発言】 先ほど来、昇任昇格について、渡辺委員のほうからは不当な差別をしておる、この現状をどう見るか、あるいは改めるなら早いほうがよかろうというふうな御発言がございましたが、関税局長のほうではそのような不当な差別はしていないということでございます。私、政務次官といたしまして、そのような不当な差別があるとするならば、早く改めるべきだと思いますし、今後とも公正妥当な人事管理が行なわれるべきだと思います。そのような努力をいたすつ……
○政府委員(藤田正明君) ただいま議題となりました昭和四十四年度一般会計予備費使用総調書及び各省各庁所管使用調書(その2)外三件の事後承諾を求める件につきまして、その概要を御説明申し上げます。 まず、昭和四十四年度一般会計予備費につきましては、その予算額は七百十六億円であり、このうち、財政法第三十五条(予備費の管理及び使用)の規定により、昭和四十四年七月四日から同年十二月二十三日までの間において使用を決定いたしました金額は五百八十九億一千九百二十一万円余であり、これにつきましては、すでに第六十三回国会にその事後承諾を求める件として提出いたしまして、御承諾を得たところでありますが、その後、昭和……
○政府委員(藤田正明君) 政府は、従来から、決算に関する国会の審議議決、会計検査院の指摘等にかんがみ、国費の効率的使用、事務事業の運営の適正化、不当経理の発生の防止等につきまして特に留意してまいったところでありますが、昭和四十二年度決算に関する参議院の審議議決にかんがみ、各省各庁におきまして講じております措置を取りまとめて、その概要を御説明申し上げます。 一、公務員の綱紀につきましては、閣議決定等により、責任体制の整備、人事配置上の配慮、服務規律の確保、部内監察制度の強化、不祥事件発生の際の適正な処分等の措置を講じ、その厳正な保持をはかってきたところでありますが、さらに議決の御趣旨に沿いまし……
○政府委員(藤田正明君) ただいま吉田審議官が答弁しましたように、業事所得であるのか、あるいは慰謝料的な性格であるのかというのも、まだはっきりいたしておりません。今後政府といたしまして検討いたしまして配慮いたしたい、かように思います。
【次の発言】 ただいまのカドミウムの黒部の件でありますが、具体的なことがいまわかりませんのではっきりしたことが申し上げられないのが残念でありますが、通達がそのように出ているかどうかということは、即刻調べまして、また、検討いたしたいと思います。
○政府委員(藤田正明君) ただいまの、私有農地から国有農地に切りかえられたこのいきさつと、国有財産を希望者に払い下げられるというふうないきさつは、若干の相違はあると思います。相違はあると思いますが、ただいま成瀬委員が言われたような理屈としてはそのとおりだと思います、理屈としては。私も、成瀬委員が言われたとおりに、その理屈を一ぺんよく検討いたしてみたい。したがって、その行為の原因は違うというふうにも思います。それで、検討はいたしてみたい、かように思います。
【次の発言】 おっしゃるように、感情としてはこれはなかなか受け入れがたい点がありますが、しかし、法律的に事務的にいきますと、いま理財局次長が……
○政府委員(藤田正明君) 松井委員の言われること、そのとおりだと思います。政令にしろ、省令にしろ、ある程度の時期的にいろいろと問題のあることもございましょうし、一応要綱ぐらいはつくって出さなきゃ法律の審議ができない、おっしゃるとおりであります。ただいまの証券取引法案にいたしましても、また、外国証券業者に関する法律案にいたしましても、ほとんどのものはできておるわけで、いま申し上げました供託の際の、いよいよ問題が起きてそれをどう配分をするかというふうなことに関しまして、ただいまこまかくはできていない、検討中であるということで申し上げたわけでして、今後そのような政令なり省令というふうなものまでこまか……
○政府委員(藤田正明君) 先日の大蔵委員会におきまして、証券二法の政令、省令に関する骨子、要綱、参考資料の提出を大蔵委員長から御指示いただきました。その点に関しまして、二十日の日に委員部を通じまして各委員のほうに提出をしてございます。 以上、御報告申し上げます。
○政府委員(藤田正明君) ただいま議題となりました預金保険法案外一法律案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。 まず、預金保険法案につきまして御説明申し上げます。 金融制度調査会は、新しい経済環境下における一般民間金融機関の問題を中心とし、広く金融の各分野にわたる基本的な問題を取り上げ、二年九カ月に及ぶ検討の後、昨年七月、一般民間金融機関のあり方等に関する答申を行なったのであります。 この答申におきまして、特に預金保険制度について預金者保護の観点からその創設の必要性を認め、その具体的方式についての基本的方向を示しております。 もちろん、政府といたしましては、預金者保……
○政府委員(藤田正明君) グラントハイツですか。
【次の発言】 ただいまの成瀬委員の御質問につきましては、後刻調査して御報告は申し上げますが、たしか、練馬区は、グラントハイツではなかったかと思います。米軍の施設といううちに住宅だったように思いますけれども、これに関しましては、聞いております範囲では、東京都なり練馬区なりが盛んに公園にするとか住宅にするとかというようなことで払い下げの陳情が来ておるようでありますが、それらに関しましていろいろと協議なり計画は練っておるようでございますが、詳しいことはわかりません。ただいまの御要望のクッションビル、都市再開発のために長く使えるように公共性のある使い方……
○政府委員(藤田正明君) 前回の当大蔵委員会におきまして、成瀬委員から、国有財産の件につきまして御質問がございました。そのときに、その準備をいたしておりませんので、後刻御報告を申し上げるという答弁をいたしましたが、本日その答弁をさしていただきたいと思います。ここに理財局の小口次長が参っておりますので、小口次長からその答弁をさしていただきます。
【次の発言】 ただいま議題となりました国際開発協会への加盟に件う措置に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由を御説明申し上げます。
国際開発協会は、昭和三十五年十一月に設立され、開発途上国に対し、きわめて緩和された条件での融資を行ない……
○政府委員(藤田正明君) 鈴木委員の御質問は、公定歩合をこのまま維持するならば、内外の金利差によって短資がどんどんと流入してくるであろう。そういうこともつけ加わってきて、円の切り上げに対する外圧が強化されてくる。景気も、客観的に見た場合、まだまだ当分なべ底であるし、なかなか回復がむずかしいというふうな客観情勢もあって、円の外圧の点はどう考えるか、こういうふうな御質問ではないかと思います。公定歩合の問題に関しましては、確かに再々引き下げをするとかしないとかいううわさはございますけれども、これは非常に慎重にやらざるを得ないと思います。おっしゃるとおり、現在日本の国内金融というものが日銀の規制をはず……
○政府委員(藤田正明君) ただいま議題となりました日本輸出入銀行法による貸付金の利息の特例等に関する法律案外一法律案につきまして、提案の理由及びその概要を御説明申し上げます。 まず、日本輸出入銀行法による貸付金の利息の特例等に関する法律案につきまして申し上げます。 開発途上国に対する経済協力の促進は、最も重要な国際的課題の一つであり、わが国といたしましても、開発途上国の自助努力を積極的に支援するため、他の先進諸国とともにその拡充につとめてきておりますことは、御承知のとおりであります。 このような方針のもとに、インドネシアに対しましても、同国の経済安定と開発を促進するため、適切な経済協力の……
○政府委員(藤田正明君) ただいま議題となりました入場税法の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。 政府は、今次の税制改正の一環として、最近における入場税負担の現状に顧み、入場税の免税点の引き上げを行なうほか、所要の規定の整備をはかるため、ここにこの法律案を提出した次第であります。 以下、この法律案につきまして、その大要を申し上げます。 第一に、映画、演劇等の一般の興行場への入場について、その免税点を引き上げることとしております。 すなわち、現行三十円の一般免税点は、昭和三十七年に設定されたものでありますが、その後における入場料金の推移及び最近に……
○政府委員(藤田正明君) ピアソン勧告に従いまして一九七五年までにGNPの一%の国際援助を出すということになっておりますし、政府援助のほうが〇・七ということになっておりますが、その前者につきましては、これは今後の日本の経済状態の推移ということはございますけれども、可能であろうかと思うのであります。ただ、御指摘のとおりに、〇・七%の政府援助という点につきましては、国内の社会資本がまだまだ充実途上にある現在であります。それらを見捨てて国外に〇・七%に一九七五年に持っていけるかどうか、これははなはだ疑問でございまして、この件につきましては日本は同意いたしておりません。ただ、それに向かって努力するとい……
○政府委員(藤田正明君) ただいま議題となりました関税定率法等の一部を改正する法律案外三法律案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。 最初に、関税定率法等の一部を改正する法律案につきまして御説明申し上げます。 最近における内外の経済情勢の変化に対応し、物価対策、輸入自由化対策に資する等の見地から、関税率について所要の調整を行なうこととするほか、開発途上国に対する特恵関税制度を新設するとともに、公害対策として脱硫重油製造用原油の減税制度を拡充するなど、関税の減免・還付制度等について所要の整備を行なうため、関税定率法、関税法及び関税暫定措置法の改正を行なう必要がありますので……
○政府委員(藤田正明君) ただいま議題となりました塩業の整備及び近代化の促進に関する臨時措置法案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。 政府は、最近における製塩技術の著しい進展にかんがみ、塩の製造方法を塩田方式のものからイオン交換膜の利用によるものに転換して塩業の近代化を促進するため、塩業整理交付金を交付して塩田等の整理を行なうとともに、塩の価格の国際水準へのさや寄せをはかる等の措置を講ずることとし、ここにこの法律案を提出した次第であります。 以下、この法律案につきまして、その大要を申し上げます。 まず、塩またはかん水の製造を廃止した者に対し塩業整理交付金を交付するこ……
○政府委員(藤田正明君) ただいま議題となりましたコンテナーに関する通関条約及び国際道路運送手帳による担保の下で行なう貨物の国際運送に関する通関条約(TIR条約)の実施に伴う関税法等の特例に関する法律案につきまして、提案の理由及びその概要を申し上げます。 政府は、最近におけるコンテナーによる貨物の国際運送の実情にかんがみ、コンテナーに関する通関条約及び国際道路運送手帳による担保の下で行なう貨物の国際運送に関する通関条約に加入することとして、両条約の締結につきその承認を求めるため、別途御審議をお願いしておりますが、両条約を実施するため、関脱法及び関税定率法の特例その他必要な事項を国内法で定める……
○政府委員(藤田正明君) ただいま議題となりました食糧管理特別会計法の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由を御説明申し上げます。 最近における米の生産量の著しい増大と需要の減退によって米の需給は大幅に乖離し、このため、食糧管理特別会計の国内米管理勘定は、配給の用に供する数量をはるかに超過する七百万トン近い大量の過剰在庫をかかえることとなっております。 このため、一方では、需要を上回る米穀の生産を回避するため米生産調整対策を強力に実施して需給の均衡の回復に努力するとともに、他方、現に保有しております過剰在庫の米穀についてはやむを得ずこれを一定の計画のもとに加工食品の原材料の用、飼料用……
○政府委員(藤田正明君) おっしゃるとおりでありまして、十一年間にわたり処理していくわけでありますが、その間、おっしゃるとおり、残念ながらピーク時でも一千億円以下ではございますけれども拘束された金額が出るわけでございます。たいへん異常な在庫の状態でございまして、このようなことが二度とないように大蔵当局としても考えたい、研究いたしたいと思っております。
○政府委員(藤田正明君) ただいまの御質問は、公共投資が大企業のための公共投資であって、庶民のための公共投資でないではないかと、その辺の考え方はどうかというふうな御質問の内容であったかと思うのでありますが、高速度道路に関しましても、決して大企業のためのみの投資ではないと思っております。過疎・過密の解消、あるいは未開発地域の開発のための高速度道路でもございます。また、政府といたしましては、庶民に密接いたしておりますところの住宅問題も、第二次五カ年計画を立てまして着々と実行中でございますし、また、下水道に関しましても、長期計画を立てまして実行に移しておるところでございます。決して大企業のためのみの……
○政府委員(藤田正明君) ただいま議題となりました自動車重量税法案外二法律案につきまして、提案の理由及びその概要を御説明申し上げます。 まず、自動車重量税法案につきまして申し上げます。 政府は、今次の税制改正の一環として、道路その他の社会資本の充実の要請を考慮し、新たに自動車に対して、その重量に応じ、自動車重量税を課税することとし、ここにこの法律案を提出した次第であります。 以下、この法律案につきまして、その大要を申し上げます。 まず、課税の範囲等につきましては、道路運送車両法の規定により、新規検査、継続検査等の検査を受けて自動車検査証の交付等を受ける自動車及び使用の届け出をして車両番……
○政府委員(藤田正明君) ただいま予算の編成中でございまして、その内容をいま申し上げましても、またどのように動くかとも思いますが、ただ本法の趣旨に沿いまして、運輸省と十分検討の上で、前向きにこれを処置いたしたい、かように考えております。
○政府委員(藤田正明君) 率直に申し上げまして、現在では、円の切り上げとか為替の変動幅の拡大ということは考えておりません。と申し上げますのは、日本には西独と違いまして為替管理法という、短期流入につきましては厳重にチェックする方法がございます。またもう一つはトレードの面がございますけれども、これに関しましても貿易の自由化、資本の自由化あるいは秩序ある輸出の強化というふうな面に大いに努力いたす所存でございます。今後とも円の切り上げについては一切考えておらぬということを申し上げまして答弁といたします。
【次の発言】 先ほどの稲嶺委員の御質問に答えたとおりでございまして、現在では円の切り上げについては……
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