田淵哲也 参議院議員
8期国会発言一覧

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田淵哲也[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは田淵哲也参議院議員の8期(1968/07/07〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は8期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院8期)

田淵哲也[参]本会議発言(全期間)
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第61回国会(1968/12/27〜1969/08/05)

第61回国会 参議院本会議 第11号(1969/03/19、8期、民主社会党)

○田渕哲也君 私は、民主社会党を代表して、所得税法並びに租税特別措置法の一部を改正する法律案に対し質問を行ないたいと思います。  かつてロンドン・タイムスは、わが国の経済の高度成長を称して、「驚くべき日本」と言ったことは、いまだ記憶に新しいところであります。イギリスの年平均三%前後、あるいはアメリカ、西ドイツの五%弱の成長率から見るならば、わが国の経済成長率一〇%強は確かに驚くべき数字であります。しかし、もっと驚くべきことがあります。それは所得税の伸びであります。最近十年間のわが国の所得税総額の推移を見ると、昭和三十五年度は三千九百六億円、それが昭和四十四年度には一兆九千億円、この間実に五倍弱……

第61回国会 参議院本会議 第22号(1969/05/09、8期、民主社会党)

○田渕哲也君 私は、民主社会党を代表して、現在上程されております国鉄二法案に対し、反対の討論を行なうものであります。  反対の理由のまず第一は、国鉄運賃の値上げが物価の上昇に及ぼす影響が大きいことであります。  今日、国民生活に最も大きな脅威を与えている問題は、物価高であることは言うまでもありません。しかも、最近の物価上昇の中心的な役割りを果たしているのが、政府みずからその価格を決定できる公共料金であり、政府主導型物価上昇といわれるゆえんもここにあります。このような情勢の中で、ここにまた国鉄運賃を引き上げようとするのは、まさに暴挙と言うほかはなく、政府の物価抑制に対する熱意を疑わざるを得ないの……

第61回国会 参議院本会議 第35号(1969/07/23、8期、民主社会党)

○田渕哲也君 討論に入ります前に、議長のお許しを得まして、一言ごあいさつを申し上げたいと思います。  昨日の議会におきまして、わが民社党の片山武夫議員が質問途中で急病に倒れ、皆さまに非常に御心配をおかけし、またお手をわずらわしましたけれども、幸いにして軽度の脳貧血でございまして、回復し、現在元気になっておりまして、静養中でございます。  以上の点を御報告申し上げまして、皆さまに御安堵願い、また厚く御礼を申し上げたいと思います。ありがとうございました。(拍手)


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第63回国会(1970/01/14〜1970/05/13)

第63回国会 参議院本会議 第15号(1970/05/08、8期、民社党)

○田渕哲也君 私は、民社党を代表して、四十四年度中小企業白書について質問いたします。  わが国経済の中で、中小企業が果たす役割りの重要性は、いまさら云々するまでもありません。また、将来にわたり、中小企業がその創意と自主性と機動性を十分に発揮して、わが国経済の活力の根源となることも決して不可能ではないと存じます。しかし、現在の激しく変動しつつある情勢に対応し、将来にわたってその存立の基盤を固めていくためには、白書も指摘しているとおり、第一には、設備や管理の近代化による生産性の向上、第二には、技術開発力の強化、第三には、優秀な労働力の確保と働きがいのある職場づくり等々が何よりも必要であると思います……


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第64回国会(1970/11/24〜1970/12/18)

第64回国会 参議院本会議 第5号(1970/12/04、8期、民社党)

○田渕哲也君 私は、民社党を代表して、ただいま提案されました公害対策基本法の一部を改正する法律案について政府の見解をただしたいと存じます。  まず第一に、公害に対する基本的な考え方についてであります。よく経済優先か、あるいは人間尊重かということが言われますが、公害問題というのは、そのどちらを選ぶかといった選択の余地のある問題ではなく、もっと基本的な課題であると思います。現在の経済体制下においては、私的利潤を追求する活動は自由であり、そしてその活動の推進が国民経済の発展に寄与していることも否定できません。しかし、私的利潤の追求のために、他人あるいは公共の福祉を侵害することは絶対に許さるべきではあ……

田淵哲也[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院8期)

田淵哲也[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第59回国会(1968/08/01〜1968/08/10)

第59回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 第閉会後1号(1968/08/26、8期、民主社会党)

○田渕哲也君 まず第一に、道路の安全性について御質問いたしたいと思います。  先ほども御答弁の中にありましたように、大体降水量五十ミリというのが一つの排水の基準であるということを言われましたけれども、今回の岐阜県の場合を見ましても、最大降水量一時間百十四ミリということが記録されております。また、日本の気象状況からして五十ミリを越える場合というのはかなりしばしばあるんではないか。したがって、すべての基準を引き上げるということは財政上の問題からして不可能であろうと思いますけれども、特に重要道路についてはもう少し基準を上げる必要があるんではないか。特にこの重要道路といいますのは、まず第一には交通量が……

第59回国会 商工委員会 第閉会後1号(1968/10/08、8期、民主社会党)

○田渕哲也君 ただいまの対州鉱山のイタイイタイ病に関連して御質問したいと思うのですけれども、このイタイイタイ病は、岡山大学の小林教授の発表によりまして、三名、そのほか疑わしい患者数名を発見した、こういう断定をされておるわけですけれども、その後イタイイタイ病の研究班長の重松博士の証言では、イタイイタイ病患者は見当たらなかった。しかし、潜在的症状と疑われる者が二、三いた。こういうふうな発表が産業公害委員会でされております。それから地元の県の衛生部あるいは厳原の保健所長の談話では、そういう事実は発見できない。このように、対州のこのイタイイタイ病については、現在のところはまだ結論は出ていないのでありま……

第59回国会 商工委員会 第2号(1968/08/08、8期、民主社会党)

○田渕哲也君 それでは自動車の自由化の問題について質問いたしたいと思います。先ほど大谷委員から質疑がございましたので、重複する面はできるだけ避けまして質疑をいたしたいと思います。  現在、自動車の自由化の問題について外国からの要請も非常に強まっておりまして、また国内においても種々の論議がされております。メリット、デメリット論、あるいは保護、過保護論、慎重論いろいろとされておりますけれども、ややもすれば産業界の利害とからんだ発言もされておるのが現状ではなかろうかと思います。私は、こういう問題は単に一企業一産業あるいは一階層の利益から云々すべきではないと思います。基本的な考え方としましては、やはり……


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第60回国会(1968/12/10〜1968/12/21)

第60回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 第2号(1968/12/20、8期、民主社会党)

○田渕哲也君 関連して。ただいまの交通遺児に関する松澤委員の質問に関連しまして、お尋ねしたいと思いますけれども、この遺児育英資金、奨学資金の助成にしましても、問題はかなりの金額が要ると思います。先ほど民間の財団法人等でそれをやる場合、政府として援助を考えておると言われましたけれども、これは財政措置を伴う援助を考えておられるのかどうか、その点お聞きいたします。
【次の発言】 現在、自動車の強制賠償の自賠法の政府保障事業分というものを積み立てるわけですけれども、これは現在どのくらいありますか。
【次の発言】 ただいま五十億余りの積み立て分がありまして、利子の運用で救急センターや弁護士会の支出に当て……

第60回国会 商工委員会 第3号(1968/12/19、8期、民主社会党)

○田渕哲也君 時間もだいぶん経過しておりますので、簡潔に質問を行ないたいと思います。  質問に入る前に、大臣に一点だけお願いをしておきたいと思います。  これは先ほど小柳委員、大矢委員から触れられました鉱山硫黄の問題でございますけれども、硫黄鉱山で働いておる労働者が現在三千人余りございます。石炭等に比べて非常に人数が少ない関係で、ややもすれば政府としてもなおざりになりがちな傾向があるのではないか。私は単に働く者の救済という面からだけではなしに、国の利益という観点から、政府の施策を特にお願いしたいと思います。先日も白根鉱山に行ってまいったのでございますけれども、これは現在、硫黄鉱山の中で唯一の黒……


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第61回国会(1968/12/27〜1969/08/05)

第61回国会 運輸委員会 第26号(1969/06/26、8期、民主社会党)

○田渕哲也君 今回の欠陥車の問題はいろいろ検討してみますと、一般にはかなり問題の混同もあるようですし、また感情的なものもまじっているように思います。したがって、問題の把握というものがきわめて不正確な面があるのではないか。私は、大きく分けてこれには二つのポイントがあろうかと思います。  まず、第一は、自動車の大衆化が進んできた今日、欠陥車の回収や修理の方法が、従来やっていた方法では不十分になってきた。したがって、アメリカでやっておる公表の慣習を日本にも取り入れたほうがより適切ではないか。すなわち回収方法の問題であります。  それからもう一つの点は、欠陥車がたくさん存在していることは望ましくない。……

第61回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 第4号(1969/02/28、8期、民主社会党)

○田渕哲也君 それでは、自動車の損害賠償責任保険について御質問したいと思います。大臣の時間が限られておりますので、まず基本的な問題について大臣にお伺いをし、詳細については政府委員の方にお願いをしたいと思います。  現在まあ交通災害が年々増大の一途をたどっておるということは、まことに憂うべき状態でございますけれども、基本的にはこの交通災害というものを減らすことが根幹だと思います。しかし現実に災害が起こっておる以上、この被災者の救済ということが非常に重要になる。そこで、その意味でこの自動車損害賠償保険というものが果たしておる役割りというものは、まことに大きいのではないかと思います。ただ現在の支払い……

第61回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 第11号(1969/06/13、8期、民主社会党)

○田渕哲也君 欠陥車の問題で若干お尋ねしたいんですけれども、今回欠陥車の回収の方法を公表制度にしたということなんですが、先ほど堀山部長のお話ですと、現在公表制度をとっているのはアメリカだけだ、ほかはないと言われましたけれども、他の先進諸国ではどういうふうにしてこれをやっておるのか。従来の日本と同じか、あるいはその他特殊な方法でこういう手段をとっておるか、その点お聞かせください。
【次の発言】 日本も自動車が非常にふえまして、モータリゼーションが進んでおるわけですけれども、アメリカの公表する一つの習慣というものが非常に迅速にかつ広範に周知徹底するという面では世界の中でも非常にすぐれた制度じゃない……

第61回国会 商工委員会 第15号(1969/06/17、8期、民主社会党)

○田渕哲也君 時間がありませんのでポイントだけ簡潔に質問したいと思いますので、大臣のほうもずばり簡潔にお答えいただきたいと思います。  まず、自動車の資本の自由化の問題についてお尋ねしたいのでありますけれども、通産省としては資本自由化後のわが国の自動車産業の理想的なあり方というものはどういうものと見ておられるか。たとえば民族系企業何社、外資系企業何社、そのシェアはどうか、その点についてお答えいただきたいと思います。
【次の発言】 大臣はそうおっしゃいますけれども、たとえばすべての自動車産業が外資と結びついたり、外資の支配を受けるということは望んでおられないと思いますけれども、どうですか。

第61回国会 大蔵委員会 第8号(1969/04/03、8期、民主社会党)

○田渕哲也君 それでは、最初に大蔵大臣に質問したいと思います。  現在、景気のかげりというものについてだいぶ論争されておるようでありますが、その理由は、鉱工業の生産並びに出荷の停滞、あるいは設備稼働率の増勢、また生産在庫率の上昇等でこういうことが言われておると思います。ただ、これに対して二つの見方がございまして、一つは、これは特殊事情による一時的局部的な現象である、だからそう心配しなくてもいいんだと。それからもう一つの意見は、これは全般的な需給の不均衡のきざしである、将来供給力先行型の一つの不況というものに突入するのではないかと。この見方を、大蔵省、経済企画庁、日銀あたりでは前者の見方をしてい……

第61回国会 大蔵委員会 第9号(1969/04/04、8期、民主社会党)

○田渕哲也君 私は、民主社会党を代表して、所得税法の一部を改正する法律案、租税特別措置法の一部を改正する法律案並びに両案に対する自民党修正案に対して、反対の意見を表明いたします。  まず、所得税法の改正案に反対する理由は、第一点としましては、減税の幅が少ないことであります。政府の改正案は、夫婦及び子供三人の五人世帯の給与所得者において、課税最低限度額を十万円引き上げ、九十三万五千円としておりますが、これは最近の激しい物価上昇を考えるとき実質減税額はあまりにも少ないものであります。わが国の経済情勢、景気見通し、外貨保有高、財政状態などから考えた場合、また、国民の強い減税要求の声に耳を傾けるならば……

第61回国会 大蔵委員会 第14号(1969/05/08、8期、民主社会党)

○田渕哲也君 通行税法の問題は、運賃の値上げ法案と一体だと思います。したがって、通行税法の問題に入る前に、昨日の連合審査で私が質問しましたときにたまたま大蔵大臣はおいででございませんでしたので、若干大蔵大臣の御見解をただしたい面がございますので、二、三質問さしていただきたいと思います。  今日の国鉄の赤字の原因というものは、一言にして言うならば、やはり経営の荒さではないかというように考えております。特に経済性を無視した赤字路線の建設、あるいは近代化、合理化のおくれ、さらには労働力の使い方にしても非常にぜいたくである、労働力の質的過剰の傾向がある、これがひいては賃金の上昇に比べて労働生産性が相対……

第61回国会 大蔵委員会 第15号(1969/05/09、8期、民主社会党)

○田渕哲也君 私は、民主社会党を代表して、通行税法の一部を改正する法律案に対し反対の討論を行ないます。  反対の理由の第一は、この法案は、国鉄運賃値上げ法案と一体のものであることであります。国鉄運賃の値上げについては、今日、国民生活にとって重大な脅威となっている物価上昇に及ぼす影響が大であること、また、国鉄再建計画がずさんで、国鉄利用者に対する過重な犠牲において再建をはかろうとするものである、この二点から反対であります。また、通行税については、一、物価対策上の重要性にかんがみ、これを廃止し、運賃値上げによる国民への負担増を少しでも減らすべきである。二、一、二等の差を廃止することは、国鉄当局の説……

第61回国会 大蔵委員会 第23号(1969/06/24、8期、民主社会党)

○田渕哲也君 まず、地方交付税のこの法案が生まれた経緯につきましては、先ほど、大蔵大臣は、中央・地方における財政面における環境が非常に改善されてきたというふうにおっしゃいましたけれども、しかし、今回の問題の発端というのは、大蔵省は財政硬直化の原因の一つとして地方交付税をあげて交付税率の引き下げをはかってきた、これを意図してきたという経過があろうと思います。それに対して、自治省側ではこれに反駁をしまして、つまるところ本年一月の覚書の手交となって、結果においては国と地方の間に貸し借りの関係が成立するということになったわけでありますけれども、これはどうも当面の糊塗策にすぎないという感じがするわけであ……

第61回国会 大蔵委員会 第31号(1969/07/17、8期、民主社会党)

○田渕哲也君 すでにこの問題についてはもういろいろな角度から論議がされておりますので、できるだけ重複を避けて質問を行ないたいと思います。  最近数年の不服申し立て件数の増加、あるいはそれに対する取消や変更の数の増加、こういうことは一体何を物語っておるというふうに考えられておるか。私は、徴税強化のために無理な更正決定を末端の税務職員に強制しておる、こういう面もあるのではないかというふうに考えますが、その辺はいかがですか。
【次の発言】 訴訟件数を見ると、四十二年の八百八十七件、これは三十八年に比べて四・七倍ということを言われておりますけれども、税金に対する徴税側と納税者側のトラブルというものは全……

第61回国会 予算委員会 第17号(1969/03/22、8期、民主社会党)

○田渕哲也君 私は、まず予算編成の問題、さらに資本の自由化の問題、あるいは大型合併について、さらには労働組合の政策参加の問題、こういう問題につきまして順次質問を行なっていきたいと考えております。  まず、初めに、予算の編成の問題につきまして大蔵大臣に御質問したいと思います。昭和四十四年度の予算は、すでに衆議院を通過いたしましたけれども、衆議院の採決の内容を見ますと、賛成は自民党だけで、他の各野党は全部反対ということでございます。しかし、もちろん自民党は賛成多数でございますから、これで法律的にも形式的にも全然問題はないのでありますけれども、しかし、昭和四十二年の衆議院選挙の得票率を見てみますと、……


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第63回国会(1970/01/14〜1970/05/13)

第63回国会 科学技術振興対策特別委員会 第閉会後1号(1970/09/11、8期、民社党)

○田渕哲也君 先ほどの御質問にもありましたが、宇宙開発関係で大臣にお伺いしたいと思うのです。  昨年十月の宇宙開発委員会で、Qロケット、Nロケットを中心とする固体燃料中心の開発計画が作成されたわけであります。あれから一年たたないうちに基本的な計画変更をされる。これは、ロケットの計画というのは大体数年に及ぶかなり長期のものになると思うのですね。それが、去年の十月にそういうものを決定しておいて、いかに情勢の変化ありとはいえ、一年間の情勢の変化でそれを変えざるを得ない。それなら、将来また今後一年の間にどういう情勢の変化があるかもしれません。そう、ころころ変えていたのでは、長期にわたる開発計画というも……

第63回国会 交通安全対策特別委員会 第閉会後2号(1970/09/11、8期、民社党)

○田渕哲也君 関連して一点御質問したいと思います。自動車の安全公害に関する問題というのは、これは非常に重大な問題でございまして、またこれはそれぞれの特定の企業の問題ではなくて、実は自動車産業全般に与えられた非常に大きな課題であろうというふうに考えております。最近は各メーカーともこの安全公害の問題にはかなり力を入れられておられる様子が、工場の視察等によりましてうかがわれるわけでございますが、自動車業界というのは非常に企業競争の激しい業界だけに、どこの工場に行きましても企業PRということは非常に力を入れられるわけですが、自動車産業全体として、一刻も早く安全公害の問題を解決する。そのために個々の企業……

第63回国会 交通安全対策特別委員会 第3号(1970/03/25、8期、民社党)

○田渕哲也君 この間衆議院の予算委員会で、山中総理府の長官が、交通災害を昭和五十年には半減させるということを言われましたけれども、きょうは大臣がお見えにならないので調査室長にお伺いしたいと思いますが、これは単にアドバルーンをあげても、お題目を唱えても、交通事故の半減ということは簡単には実現できないと思います。問題は、五十年に半減するならば、それに対応する具体的なやっぱり対策が必要だろうと思いますが、この点について、調査室長のほうからそういうものがあればお伺いしたいと思います。
【次の発言】 ただいまのお話ですと、事故の半減の目標というのは歩行者についてということですが、この歩行者の事故を減らす……

第63回国会 交通安全対策特別委員会 第閉会後3号(1970/11/16、8期、民社党)

○田渕哲也君 それではまず玉井さんにお伺いしたいのですけれども、遺児の数が約三万人というふうに言われておりますが、実際、いまのところ奨学金を受けている人数が少ないのですね。先ほどのお話によりましても千二百人か三百人。これはやはり育英会の資金が足りないからこれは少なくせざるを得ないのか、あるいは育英会というものを知らない人がいて申し込みが少ないのか、その辺の事情を私承りたいと思います。
【次の発言】 それから先ほどのお話の中で、将来の資金調達の予定は四十億というお話聞いたんですが、この四十億集めるのになかなか御苦労だと思いますが、いまのところ大体いつごろになればこの四十億が調達できる見込みですか……

第63回国会 交通安全対策特別委員会 第5号(1970/05/06、8期、民社党)

○田渕哲也君 もうすでに各委員から詳細にわたり質問がされておりますので、できる限り重複を避けたいと思いますけれども、ただ前後のつながりで若干重複する面も出てくるかと思いますので、この点はあしからず御了承いただきたいと思います。  まず、この交通安全対策基本法、これができればかなり政府としての取り組みが強化されるということでございますけれども、たとえば機構の面でも現在の交通対策本部が中央交通安全対策会議になって、総理大臣が長となられて、各閣僚がそのメンバーとなる、こういうことを聞けば確かに強力な活動ができるという感じがするのでありますけれども、しかし具体的にどういうふうに違ってくるかとなれば非常……

第63回国会 商工委員会 第4号(1970/03/12、8期、民社党)

○田渕哲也君 質問時間が非常に限られておりますので、質問も簡単にするつもりですが、ぜひ答弁のほうも簡潔、明瞭にお願いをしたいと思います。  まず初めに、繊維の対米交渉の問題ですが、対米覚え書きの内容を見ますと、一応アメリカ側の第二次提案ははっきりと拒否されて、しかし反面、被害があればこの自主規制は認めるんだという意思表示を打ち出されております。私はこれがEEC諸国とか、あるいは他の諸国に対して悪影響を与えるおそれがないか、この点を心配するものでありますけれども、この点について大臣の御見解を伺っておきたいと思います。
【次の発言】 私の申し上げたのは、対米輸出の規制の問題だけではなくて、EEC諸……

第63回国会 商工委員会 第15号(1970/04/23、8期、民社党)

○田渕哲也君 それでは、再びこういう悲惨な事故を起こさないように事故防止の見地から若干の御質問をしたいと思います。  すでに各委員からの質問がございまして数々の点が明らかになっておりますけれども、それでも私としまして、まだ若干ふに落ちない点あるいは不明確な点が残っておりますので、こういう点を中心に質問したいと思います。  今回の事故の原因は、やはり第一義的にはガス漏れの原因となった導管の破損ではないか、これの問題が一つあります。それからもう一つは、やはりガス漏れを発見したあとの処置が適切であったかどうかの問題、この二つに分けて考えられると思いますけれども、まず第一の原因であるガス漏れの原因とな……

第63回国会 予算委員会 第12号(1970/04/01、8期、民社党)

○田渕哲也君 外務大臣の時間の都合がございますので、質問の順序を変更いたしまして、外務大臣に対する質問から行ないたいと思います。資本の自由化並びに繊維の規制等の、この日米の経済問題についてお伺いしたいと思いますが、たとえば、この自動車の資本の自由化をとってみましても、四十三年の八月の時点の日米自動車交渉では既存のメーカーとの提携を認めないという方針が出されております。さらに四十四年の三月の財界の合意としまして、自動車の資本の自由化は、四十七年三月以降できるだけ早くその時期を決定するという合意がなされております。続きまして四十四年の七月の日米貿易経済合同委員会におきましては、当時の大平通産大臣は……


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第64回国会(1970/11/24〜1970/12/18)

第64回国会 公害対策特別委員会 第3号(1970/12/14、8期、民社党)

○田渕哲也君 まず、総務長官にお伺いしたいと思いますが、今度の国会で、公害対策基本法の改正あるいは費用負担の法律、さらには公害罪、そのほかたくさんの公害関係の法律ができましたけれども、しかし、具体的にどのように公害が改善されるか。これは、こまかな点が政令、省令等に全部委譲されておりますので、なかなか明らかにはわかりにくいわけです。しかも、この基本法においては、経済の健全な発展との調和規定がなくなった、これも非常に抽象的な問題で、どうこれが具体化するのか。あるいは費用負担にしましても、最終的には各地における審議会がきめるというようなことになります。それから、公害罪にいたしましても、適用の範囲が必……

第64回国会 公害対策特別委員会 第4号(1970/12/15、8期、民社党)

○田渕哲也君 それでは二見さんにお伺いしたいと思いますが、ただいま漁業に携わっておられる者の立場から公害に対するお話があったわけですけれども、もうすでに瀬戸内海も近い将来死の海になるだろう、こういうような観測もされております。すでにこれは昨年のデータで六百三十四億の水揚げがあった中で実際に公害による漁業被害というのが三十八億もある。これがやはり漁業に携わっておる漁業者の方々の生活に非常に重大な影響を与えておるのではないかと思います。したがいまして、この漁業者の生活に対してどのような実態になっておるのかということが第一点。それから第二点は、この被害に対しての補償が何らかの形でなされておるのかとい……

第64回国会 公害対策特別委員会 第5号(1970/12/16、8期、民社党)

○田渕哲也君 最初に、公害病患者の救済と、公害防止計画の推進について質問したいと思います。  きのうのテレビ放送で富士市のぜんそくの問題が取り上げられております。富士市の工場群から出る煙がスモッグを起こして、そして子供、赤ちゃんがぜんそくであえいでおる、こういう光景が写っておったのでありますけれども、現在、富士市周辺のぜんそくの患者は公害病には認定されていないわけですが、推定は千二百人くらいいるといわれております。しかもこの市内の病院には、ぜんそく患者を収容するに足る施設が乏しくて、二十数名分くらいしかないということも報ぜられております。それから公害病救済の対象にしたくても、自治体の財政的な問……

第64回国会 公害対策特別委員会 第6号(1970/12/17、8期、民社党)

○田渕哲也君 それでは、初めに総務長官にお伺いしたいと思いますが、公害関係の法律がいかに整備されても、具体的にこれを解決するとなれば、技術開発というのが非常に重要だろうと思います。したがって、この技術開発に積極的に取り組まない限りなかなか解決が進まないのではないか。ところが、日本では公害除去の技術の開発について少しでもいいものはどんどん取り上げていごうとか、あるいは開発を助成しようというような国の姿勢がないということを、これはアメリカの専門家がこういう批判をしているようであります。そこで、防除技術の開発について今後の構想とか施策についてお伺いしたいのであります。国立公害研究所の構想をかつて長官……

第64回国会 公害対策特別委員会 第7号(1970/12/18、8期、民社党)

○田渕哲也君 それでは、自動車の排気ガスの問題につきまして質問したいと思います。  まず、運輸省にお伺いしたいのでありますけれども、十六日に、アメリカの議会の両院協議会におきましてマスキー法案が承認されたということが報道されております。マスキー法案というのは、御承知のように、現在の排気ガスに含まれておる有害ガスというものを一九七五年までに九〇%減らすという非常にきびしい法案であります。現在、運輸省のほうで「自動車排出ガス対策基本計画」の中間答申という、運輸技術審議会の中間答申が七月に出ているわけですけれども、これの五十年目標を見ましても、一酸化炭素五〇%減、炭化水素は現在の一四%に減らす、さら……

第64回国会 商工委員会 第2号(1970/12/03、8期、民社党)

○田渕哲也君 それでは自動車の資本自由化の問題についてお伺いしたいと思います。  先般いすずとGMとの提携の問題が発表されたわけですけれども、これでビッグスリーが三社とも日本上陸の一つの方針というものを出すに至ったわけですが、来年の四月かに予定されております自動車の資本自由化につきましては、いわゆる第一類業種指定ということと、それから新設合弁という条件がついておりますから、このビッグスリーの三つのケースの場合は、全部自動認可ではなくて、個別審査ということになると思います。その場合、基本的な考え方として認める方向で検討されるのか、あるいは認めない方向で考えておられるのか、その点まず第一にお伺いし……


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第65回国会(1970/12/26〜1971/05/24)

第65回国会 決算委員会 第14号(1971/05/17、8期、民社党)

○田渕哲也君 まず初めに、財政制度のあり方について総理の見解をお伺いしたいと思います。  現在の財政制度は、予算は単年度主義をとっております。この単年度主義の改変の是非についてはいろいろ論議のあるところでして、ここで私はこの論議をしようとは思いませんけれども、ただ、この予算の単年度主義の欠陥というものは、財政支出の最重点ともいうべき公共投資、社会保障あるいは社会資本投資を中心とするこの公共施設の部面については、本来はこれがもっと長期的な観点に立って計画的、継続的に推進されなければならないものであるにかかわらず、その規模が――各年度ごとの財政事情等によりまして、その公共支出の最適規模が必ずしも確……

第65回国会 商工委員会 第7号(1971/03/16、8期、民社党)

○田渕哲也君 初めに、機械産業の輸出関係の問題についてお伺いしたいと思いますけれども、昨年七月に出ました産業構造審議会の「今後の機械産業政策に関する答申」によりますと、新経済社会発展計画の目標どおり五十年度三百七十四億ドルの輸出を達成するには機械産業はそのうち過半数の二百億ドル程度の輸出をしなければならないということがうたわれておるわけですけれども、従来の機械産業の輸出関係は、造船、自動車、さらには家電、軽機械、こういうもので大部分が占められておると思います。ただ、前述の二百億ドルの目標を達成するためには、今後の機械産業の輸出の主力というものがどういうものに置かれるか。この点の見通しについてお……

第65回国会 大蔵委員会 第22号(1971/05/21、8期、民社党)

○田渕哲也君 それでは、初めに、児童手当問題について質問いたしたいと思います。  この児童手当制度が、生活の安定、次代の社会をになう児童の健全な育成に目的があるとするならば、むしろ全額国庫負担とすべきだと思います。現在の政府のあれでは、事業主の負担は七〇%、国庫負担はわずか二〇%、まあ言うならば人のふんどしで相撲をとると言われてもしかたがないわけでございます。国庫負担をもっと増額すべきではないかと思いますけれども、この点についての御答弁を求めたいと思います。
【次の発言】 企業にある程度責任を持ってもらうという御答弁でありますけれども、すでに企業が家族手当というかっこうで子供に対しても手当を支……

第65回国会 予算委員会 第10号(1971/03/08、8期、民社党)

○田渕哲也君 初めに、日中問題をはじめとしまして、繊維あるいは石油等の経済面から見た今後の外交問題の打開についてお伺いをしたいと思います。  まず初めに、一昨日藤山愛一郎氏ら訪中団一行が帰国されました。また、日中覚え書き貿易交渉の代表団も帰国されたわけですけれども、今回の藤山訪中並びに覚え書き貿易の交渉の結果について、政府の評価といいますか、見解といいますか、総理にお答えをいただきたいと思います。
【次の発言】 今回の日中の覚え書き貿易のまあ日中共同声明を見ましても、中国の姿勢というのは原則的には非常にきびしいものがあるということは論をまちませんけれども、しかし、まあ藤山さんの帰国の談話等見ま……


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第61回国会(1968/12/27〜1969/08/05)

第61回国会 運輸委員会、地方行政委員会、大蔵委員会、産業公害及び交通対策特別委員会、物価等対策特別委員会連合審査会 第2号(1969/05/07、8期、民主社会党)

○田渕哲也君 国鉄の再建は基本的には三本柱といわれておりますけれども、まず第一に公共的な役割りの上に負わされておる非経済性、これについては国がめんどうを見るべきだと。それから第二点としては、国鉄自体の企業努力で効率化をはかるべきだ。第三点としては、適正な運賃は利用者が負担すべきである。この三つの柱でいくということは、これはまあ総理はじめ政府のほうも述べられておりますけれども、まあ一応この考え方は私は妥当ではないかというように考えております。しかし、いままでの政府の説明やあるいは各委員会での論議を聞いておりますと、どうもこの第三点の、適正な運賃は利用者が負担する、利用者負担の分はこれは非常に明確……


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第64回国会(1970/11/24〜1970/12/18)

第64回国会 公害対策特別委員会、地方行政委員会、法務委員会、社会労働委員会、農林水産委員会、商工委員会、運輸委員会、建設委員会連合審査会 第1号(1970/12/11、8期、民社党)

○田渕哲也君 まず総理に、公審に取り組む基本姿勢についてお伺いをしたいと思います。  総理はいままでの委員会での御答弁の中に、経済成長と福祉というものは二者択一でないということも言われております。しかしまた経済成長という、福祉のための手段を防いでしまっては何にもならない、まあこういうことばも言われております。しかし、このようなおことばを総合的に判断しますと、やはり経済成長と人間の福祉というものの調和ということをやっぱり念頭においておられるのではないか。まあこういうニュアンスを受けるのでありますけれども、まずこの点についてお伺いをしたいと思います。


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第65回国会(1970/12/26〜1971/05/24)

第65回国会 外務委員会、沖縄及び北方問題に関する特別委員会連合審査会 第1号(1971/05/17、8期、民社党)

○田渕哲也君 時間がございませんので、まとめて御質問申し上げたいと思いますので、逐一御答弁をいただきたいと思います。  政府は、沖繩返還交渉に際しましては、七二年返還・核抜き・本土並みの三原則に従って行なっておられるようでありますけれども、七二年返還というのは、これは時期の問題ですから、ほんとにそうかどうかよくわかるわけです。また核抜きの問題は、ほんとに核があるかないかという確認の問題がありますけれども、これもあるかないかという、これは非常にはっきりした問題である。ところが、この「本土並み」というのは、私は非常にあいまいなといいますか、幅の広い解釈ができる要素を持っておるのではないかと思います……



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※このページのデータは国会会議録検索システム参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/18

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