田淵哲也 参議院議員
9期国会発言一覧

田淵哲也[参]在籍期 : 8期-| 9期|-10期-11期-12期-13期-14期-15期
田淵哲也[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは田淵哲也参議院議員の9期(1971/06/27〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は9期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院9期)

田淵哲也[参]本会議発言(全期間)
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第67回国会(1971/10/16〜1971/12/27)

第67回国会 参議院本会議 第5号(1971/10/22、9期、民社党)

○田渕哲也君 私は、民社党を代表して、当面する重大問題につき、総理並びに各大臣にその所信をただしたいと思います。  総理は所信表明の中で、沖繩返還、中国問題、国際経済政策の三点に触れ、その中で、国民に対し変革期の認識を持つよう強調されました。しかし、変革期を認識しているだけで、政策担当者としてそれをどのように具体的政策に反映しようとしているのか、この点については全然明らかにされておりません。これでは、今後の国際外交の中で日本の進路は一体どうなるのか、また、通貨問題から生じつつある深刻な不況にどう対処したらいいのか、現在大きな戸惑いの中にある国民の不安をぬぐうことはできません。私は、総理並びに各……


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第68回国会(1971/12/29〜1972/06/16)

第68回国会 参議院本会議 第6号(1972/03/01、9期、民社党)

○田渕哲也君 私は、民社党を代表して、今回の米中首脳会談を中心とする最近の国際情勢の変化に対して、一、情勢の変化に対する基本認識、二、日米関係の調整、三、日中国交回復の促進、四、わが国の経済進出、経済援助に対する基本態度の転換、五、ココムの廃止、以上五点について質問を行なうものであります。  まず第一点は、国際政治構造の変革に対する基本認識の問題であります。われわれは、このたびの米中首脳会談によって戦後の東西対決の時代に終止符が打たれ、米中平和共存の基礎が築かれたことは、世界の緊張緩和への歴史的な前進として高く評価し歓迎するものであります。しかしながら、これは同時に、アジア・極東地域における戦……

第68回国会 参議院本会議 第21号(1972/06/16、9期、民社党)

○田渕哲也君 私は、民社党を代表して、ただいま上程されました佐藤内閣総理大臣を問責する決議案に対し、賛成の討論を行なうものであります。(拍手)  最近の各新聞社の世論調査によりますと、佐藤内閣に対する国民の支持率は、すでに二〇%を下回り、まさに、戦後歴代内閣の中で、最低の状態を呈しております。私は、このような世論を踏まえながら、佐藤総理に対する問責の理由を明らかにしたいと思います。  まず第一の理由は、国民の政治不信を増大させたことであります。  最近の選挙における投票率の低下や赤軍暴力事件に見られる若者の心の荒廃等は、その真因は政治不信にあると言っても過言ではありません。もちろん、それは、内……


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第71回国会(1972/12/22〜1973/09/27)

第71回国会 参議院本会議 第21号(1973/06/18、9期、民社党)

○田渕哲也君 私は民社党を代表して、ただいま趣旨説明のあった法律案に対し、総理並びに運輸大臣に対して質問をいたします。  昨年の第六十八国会に提出された国鉄関係二法案は、野党の批判と世論の反対の前に、ついに審議未了、廃案となったことは、御承知のとおりであります。ところが、今回政府の提出している二法案は、運賃値上げは昨年と全く同じであり、財政再建計画も、幾らか援助額をふやしてはいるものの、昨年と同工異曲のものであります。国鉄のかかえる基本的問題点に対する解明と、それに基づく抜本的対策は何ら立てられておりません。昨年の国会における論議の内容や世論の動向を政府はどのように受けとめ、また、どのように今……

第71回国会 参議院本会議 第34号(1973/09/17、9期、民社党)

○田渕哲也君 私は、民社党を代表して、国有鉄道運賃法及び日本国有鉄道財政再建促進特別措置法の一部を改正する法律案並びに米田議員の修正案に対し、反対の討論を行ないます。  反対の理由の第一は、国鉄運賃の値上げが最近の異常な物価上昇にさらに拍車をかけるおそれがあるからであります。  七月の全国消費者物価指数は、前年同期と比べ一一・九%、また卸売り物価においても一五・七%と記録的な上昇を続けております。そして相次ぐ公定歩合の引き上げ、金融引き締め政策によっても、依然として物価の上昇はとどまらず、国民生活を不安のどん底におとしいれております。このようなときに、公共料金の中でも横綱格といわれる国鉄運賃の……


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第72回国会(1973/12/01〜1974/06/03)

第72回国会 参議院本会議 第3号(1973/12/05、9期、民社党)

○田渕哲也君 私は、民社党を代表して、総理の所信表明演説並びに大蔵大臣の補正予算に関する演説に対して質疑を行ないたいと思います。  まず第一に、田中総理の政治責任についてただしたいと思います。  現在、深刻な物価高に加えて、中東戦争に端を発した石油危機は多方面にわたって物不足の状態を招き、国民はかつてない生活不安に直面しております。また、わが国の経済も戦後最大ともいうべき危機を迎えております。総理は、演説の中で、物価上昇の原因として、国際諸物価の値上がりや過剰流動性、それに個人消費の拡大などをあげておられますが、政府の大型予算や経済政策をはじめ、総理の提唱する日本列島改造論などが物価に大きく影……

田淵哲也[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院9期)

田淵哲也[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第66回国会(1971/07/14〜1971/07/24)

第66回国会 運輸委員会 第閉会後1号(1971/07/30、9期、民社党)

○田渕哲也君 それでは初めに、楢林参考人並びに関川参考人にお尋ねしたいと思います。  まず第一点は、空港の安全施設の問題といいますか、先ほど楢林参考人から、最低でも二種類のそういう装置を持つべきだというお話があったわけですが、現在は、日本の地方空港ではNDBを装置しているところが多いわけでして、アメリカの地方空港でほとんど持っておるVOR、それからDME、そういうものはほとんどないわけですが、最低限度安全を確保するためには、もちろん費用との関係もあると思いますが、日本の地方空港でもどこの空港でも、これだけは最低限度設置すべきだという、そういうような点について御意見をお聞かせをいただきたい。それ……

第66回国会 運輸委員会 第閉会後2号(1971/08/02、9期、民社党)

○田渕哲也君 連合審査会は、ほかの委員会の都合等もありますから、ここではきめられません。ただ早急に理事会をやっていただいて、いつになるかというめどをはっきり立ててもらいたい。それから、もしそれがかなり先になるようでしたら、本日まあこの運輸委員会を継続して調査をやるべきだと思うのですが、この点われわれとして主張いたします。

第66回国会 運輸委員会 第閉会後3号(1971/08/16、9期、民社党)

○田渕哲也君 まず初めに、運輸大臣にお伺いしたいと思います。  先日の、全日空機と自衛隊機の衝突事故でなくなられた方の遺族に対する補償問題についてお伺いをしたいと思います。五日の連合審査会におきましても総理にこの質問をしまして、総理は基本的には、誠意をもって、しかも遺族の納得のいくような補償をしたいということを言われたわけですけれども、本日はもう少し具体的に大臣のお考え方をお聞きしたいと思います。まず第一に、この賠償金額をきめるにあたって、何を基準に考えられるか、この点についてお伺いしたいと思います。
【次の発言】 まあ航空事故の場合は、ヘーグ議定書というのがあるわけで、まあ国際条約としてある……

第66回国会 議院運営委員会 第5号(1971/07/24、9期、民社党)

○田渕哲也君 すでに社会党、公明党の各委員から、かなりの問題が提起されておりますので、私は次の点を確認だけいたしたいと思います。  今回、私たちがこの決議案を出した理由は、すでに述べられたとおりでありますけれども、本来、この議員の身分に関するこういう決議というものは、軽々しく出すべきではないと思います。しかし、あえてこれを出した理由というのは、単にこれは黒住君個人の問題だけではない。個人の問題ならば、これは検察庁なり裁判所において、法律に照らして処断を下されれば、それで十分であると思います。しかし、今回の問題は、一つは国民の議会に対する不信感、ひいては政治に対する不信感というものをつのらせてお……


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第67回国会(1971/10/16〜1971/12/27)

第67回国会 運輸委員会 第2号(1971/10/26、9期、民社党)

○田渕哲也君 もうすでに数々の点につきまして質問されておりますので、私は重複を避けまして、二、三の点だけ質問したいと思います。  今回の事故は、いろいろなミスとか悪条件が重なってできたと思いますけれども、しかし、基本的には、先ほどからも田代委員が再三指摘されておりました、私鉄というものの持つ一つの特性というものが影響しておると思います。これは私企業ですから、もうけ主義になるなといっても、経営者はやはり心の中でもうけ主義でおることは間違いがないわけで、ただ、それをどのようにして公共的な面から制約をするか、安全面からの義務づけをするかというところが一つのポイントじゃないかと思います。  いままで運……

第67回国会 運輸委員会 第3号(1971/10/28、9期、民社党)

○田渕哲也君 すでに時間も経過しておりますし、かなりの多くの点で質問もされておりますので、重複を避けまして、二、三点について簡潔にお尋ねをしたいと思いますので、ポイントを突いた御答弁をいただきたいと思います。  初めに、単線の問題が先ほどから問題になっておるわけですけれども、単線だからいけないということは一がいに言えないかもわかりません。単線であっても、安全性が一〇〇形あれば、資本効率の面でそのほうがすぐれておることは事実である。しかし、近鉄の場合、やはり過密であるということは間違いがないと思うのですね。これは民間の私鉄の場合のほかのところと比べて見ますと、必ずしも同じ条件とは言えないと思いま……

第67回国会 運輸委員会 第5号(1971/12/02、9期、民社党)

○田渕哲也君 今回の「ジュリアナ」号の事故に関連をしまして二、三お伺いをしたいと思います。  まず初めに、港湾の安全確保の問題についてお伺いしたいと思いますが、タンカーというのは大体湾内に入るといいますか、港湾の中に入る必要があるにもかかわらず、沖に停泊しなければならない、こういう状況があるわけですね。それで、外国船からの日本の港湾設備に対する苦情も非常に多いわけです。「ジュリアナ」号も、もし沖に停泊せずに港湾の中に停泊しておったなら、今回の事故は避けられたのではないか。そういう点を考えた場合、単に岸壁をつくるだけではなくて、防波堤の拡充とか、こういう港湾設備の拡充ということが必要ではないか。……

第67回国会 議院運営委員会 第7号(1971/11/06、9期、民社党)

○田渕哲也君 私は発議者の一人としまして、この決議案が早急に本会議で決議されることを希望すると同時に、委員会審査を省略して直ちに本会議にかけることに賛成の意を表したいと思います。  委員会審査を省略をする理由は、一つは、この実験がもうあと十数時間後に迫っているということでありまして、いまから委員会に付託をして審議をしておったのでは間に合わない。これが第一点。  第二点としましては、この案文をごらんいただいてもわかりますように、きわめて事理明白であります。しかも、各党のそれぞれの立場に何ら抵触するものではない。したがって、この決議案を直ちに本会議にかけるよう決定をすることが妥当である。  以上の……

第67回国会 議院運営委員会 第17号(1971/12/24、9期、民社党)

○田渕哲也君 私は、民社党を代表しまして、ただいま提案されております会期延長に対しまして反対の意を表明いたします。  その理由は、沖繩関連国内法案は非常に多くの問題点をはらんでおります。衆議院におきまして、かなりの時間を費やして審議され、議了されたといいましても、必ずしも国民の疑惑に答え、また国民の意見をくみ取ったものとは言えないと思います。参議院における審議を見ましても、並行線をたどり、必ずしも国民の疑惑やあるいは要望をいれる形で充実した審議が行なわれているとは言いがたいと思います。しかも、この参議院の役割りを考える場合に、やはりできるだけ国民の合意をつくるべく審議をしなければならないという……


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第68回国会(1971/12/29〜1972/06/16)

第68回国会 運輸委員会 第9号(1972/05/18、9期、民社党)

○田渕哲也君 まず初めに大臣にお伺いしたいと思いますけれども、この改正法案の提案理由の中に、大都市交通の問題の解決のためには私鉄の努力のみでは困難ということが書いてありますけれども、しかしこれはいまに始まったことではないのでありますけれども、現在の状況を見ますと、やっぱり大都市圏の交通資本投資が非常におくれておるということは事実であります。私は、運輸省としていままでこういう大都市圏の私鉄に対してどのような指導を行なってこられたのか、この点についてまずお伺いしたいのであります。
【次の発言】 運輸省がいま大臣の御答弁にあったような措置をとってこられたのにかかわらず、現状としてはかなりおくれておる……

第68回国会 運輸委員会 第10号(1972/05/23、9期、民社党)

○田渕哲也君 すでに藤田委員、田代委員がるる述べられましたので、私の言わんとするところはほとんど言い尽くされておるわけでありますけれども、できるだけ重複を避けて私の意見を申し上げ、答弁をいただきたいと思います。  五月十九日の職権開会につきましては、先ほどからの発言のように、私どもとしては非常に唐突な感じを受けました。なぜかというと、それまでの委員会の運営というものは、与野党の理事の協議に従って正常に進められておったと思います。特に異常な事態とか緊迫した状態というものはなかったのではないか。確かに会期末を控えて、残り日数が少なくなってまいりましたけれども、その問題が委員会においてわれわれもまじ……

第68回国会 運輸委員会 第12号(1972/05/25、9期、民社党)

○田渕哲也君 いままでたくさんの委員の方が質問されておりますので、中には若干重複する面もあろうかと思いますけれども、質問の順序の関係であらためてお答えをいただきたいと思う次第でございます。  まず初めに、今回の道路運送車両法の改正によりまして、軽自動車の車検を実施するということでありますけれども、この軽の車検を実施する理由について、これは提案理由の中に書いてありますけれども、あらためてお伺いをしたいと思います。
【次の発言】 二十六年にこの車両法が制定された当時には、軽は除外されていなかったと思います。それが翌年の二十七年の改正で軽が車検からはずされた。当時の理由はどういうわけですか。

第68回国会 運輸委員会 第13号(1972/05/30、9期、民社党)

○田渕哲也君 関連。  ただいまの問題に関連しまして、一点だけ確認をしておきたいと思います。二十七日に、全日本海員組合のほうから運輸大臣に申し入れをしてあります。一つは再掃海を行なえということ、それからもう一つは、新潟港の安全が確認されるまでは、大型船一万トン以上のものの入港はやめさせろ、それからしゅんせつ作業は中止しろ、これを申し入れてありますけれども、掃海の件、いろいろ御答弁がありましたけれども、この大型船の入港の件についてどういう措置をとられたか、お伺いをしたいと思うんです。
【次の発言】 今回の問題、たまたま機雷の爆発事故が起きたわけですけれども、新潟港の底の泥の中には、まだかなりたく……

第68回国会 運輸委員会 第14号(1972/06/01、9期、民社党)

○田渕哲也君 ただいま委員長が指摘されましたように時間もかなり経過しておりまするし、また、田代委員もかなり広範囲に質問されておりますので、私は、この事件に関連しまして二、三疑問の点をただしたいと思います。  まず第一に、今回の事故の原因ですけれども、これは現在調査中でございましてお答えはいただけないと思いますけれども、この調査結果が出るのは大体いつごろの予定ですか。
【次の発言】 従来から調査結果が出るのが非常におそ過ぎるような気がするわけですが、これはもっと短縮して原因をはっきり究明しないと、すべて対策もそれだけおくれるということになるわけです。したがって、この点はできるだけ早めるようにして……

第68回国会 運輸委員会 第15号(1972/06/05、9期、民社党)

○田渕哲也君 私もオブザーバーとして理事会には出席さしていただきました。そして理事会の中で、われわれはこの日程には承服できない旨の意見を言いましたけれども、オブザーバーですから、これは正式の理事会における発言にはなりません。したがって、この委員会において一応私の態度というものを明らかにさしていただきたいと思います。  理事会で決定され、先ほど委員長が報告された日程には、私は次の点で了承できないと思います。  まず第一は、国鉄運賃値上げ法案という重要法案、これは慎重審議が必要であるということは前々から言われた点であるし、皆さま方もそれに御異論はないと思いますけれども、慎重審議というのは必ずしも時……

第68回国会 運輸委員会 第18号(1972/06/16、9期、民社党)

○田渕哲也君 時間が十分と限られておりますので、いずれ後日またあらためてこの問題の調査をすることにしまして、きょうは、二、三の点について簡単にお伺いをしたいと思います。まず、この航空事故が国内においても非常に絶えないといいますか、だんだんこれふえてくるような感じもするわけです。二十七年のもく星号、三十三年のダグラスDC―3、三十九年の富士航空、それから四十一年は外国の航空会社も含めまして四件、それから四十六年が二件、それから四十七年に入りましてセスナ機とこの日航の問題と起こっておるわけですけれども、私が思うのに、いつも事故原因の調査をやって、その結果がほんとうに生かされているかどうか、この点非……

第68回国会 議院運営委員会 第13号(1972/05/10、9期、民社党)

○田渕哲也君 まず法務大臣にお伺いしますが、先ほどからも言われておりますように、昨日、自民党の保利幹事長が、沖縄返還は国連加盟、講和条約と並ぶ国家的慶事であるから、当然この二つの前例にならって恩赦が行なわれるべきだ、これは当然大赦を指し示していると思います。ところが、法務大臣は、去年就任長後の記者会見では、沖縄返還は講和や国連加盟など日本全体の事業とはちょと違うと思う、こういう見解を述べられております。また、四月二十一日の衆議院の法務委員会におきましても、政令恩赦よりも個別恩赦中心に行なうことが望ましい、こういうことを述べておられるわけですけれども、現在もこの見解は変わっておられませんか、お伺……

第68回国会 地方行政委員会 第12号(1972/04/25、9期、民社党)

○田渕哲也君 まず初めに、地方制度調査会の第十五次の「地方税財政に関する当面の措置についての答申」というものが出ております。この中に「昭和四十六年度において行なわれた所得税減税に伴う地方交付税の落込みについては、その影響が恒久的に継続するものであることにかんがみ、交付税率の引上げによって措置すべきである。」こういうことがまずあります。それからその次には「義務的経費、社会福祉費その他一般的な行政経費における財源不足については、全額地方交付税によって措置すべきである。」、さらに「国の景気浮揚対策としての公共事業の拡充に伴う財政需要の増嵩については、地方債による財源調達とあわせて地方交付税によって措……

第68回国会 予算委員会 第8号(1972/04/08、9期、民社党)

○田渕哲也君 私は本論に入る前に、まず冒頭に、現在大きな問題となっております国家機密の漏洩と報道の自由の問題に関しまして、総理の所信をお伺いしたいと思います。  この問題はすでにいろいろ論議され、総理からの見解も伺っておりますけれども、かなり問題が錯綜し、混同されておるきらいがある。また、本質をすりかえられて論議しておるきらいもあると思います。  私はまず第一に、この問題が起こりました基本的な問題としましては、政府の姿勢の問題があると思います。国会での政府の答弁を聞いておりましても、どうもなかなか核心に触れた明確な答弁が少ないように思います。これは政府が国会に対して――国会に対してということは……


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第69回国会(1972/07/06〜1972/07/12)

第69回国会 運輸委員会 第閉会後2号(1972/09/21、9期、民社党)

○田渕哲也君 大臣の時間が非常に迫っているようなんで、問題をしぼりまして質問したいと思います。  問題は、まあけさからいろいろ論議になっておる点でありますけれども、私は、現在のこの順法闘争で国民大衆が迷惑しておる、一刻も早く政府は収拾のための手を打ってもらいたい。しかし、けさほどの論議、いろいろ聞いておりまして、非常に政府の答弁はあいまいもことしております。私は、これでは国民も何のことかさっぱりわからぬというような気がするわけですけれども、まあ大臣の時間も限られておりますから、簡潔明瞭に大臣にもお答えをいただきたい。  先ほどから大臣が、労使関係の悪循環を断ち切るためにあらゆる面で努力をすると……

第69回国会 運輸委員会 第閉会後3号(1972/10/17、9期、民社党)

○田渕哲也君 初めに航空問題についてお伺いをしたいと思いますけれども、すでに森中委員も触れられておりますので、できる限り重複を避けて簡単に行ないたいと思います。  日中共同声明によりまして日中間の航空協定の締結が進められるということがきめられましたけれども、日中航空協定締結交渉についての今後の見通し及び問題点についてお伺いをいたします。
【次の発言】 その場合いろいろな問題点があると思うんですが、もうすでに乗り入れ会社、特に、具体的にいえば日本航空と全日空がこの日中路線に乗り入れようということで火花を散らしておるというのが新聞等でも報ぜられております。したがって、どの会社を選定するか、これはも……


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第71回国会(1972/12/22〜1973/09/27)

第71回国会 運輸委員会 第15号(1973/06/21、9期、民社党)

○田渕哲也君 港湾法等の一部を改正する法律案並びにそれに関連する諸事項について質問を行ないたいと思います。  まず初めに、政府は昭和四十六年に総合交通体系についてというものを策定されております。交通関連資本の役資については、この総合交通体系に従って行なわれるのが当然と思われますけれども、四十六年から始まりました港湾整備五カ年計画とこの総合交通体系との関連について、運輸大臣にまずお伺いをしたいと思います。
【次の発言】 五カ年計画におきましては、昭和五十年における全国の港湾取り扱い貨物量を新経済社会発展計画に示されておる経済見通し等に基づきまして三十三億八千万トンというふうに推計しております。こ……

第71回国会 運輸委員会 第24号(1973/08/23、9期、民社党)

○田渕哲也君 七月十七日に強行採決で、加瀬委員の質問中に質疑が打ち切られたわけでございますが、その後、各党の話し合いで、その当時の時点に戻して質疑を続行するということでございますから、本来なら加瀬委員の質疑を続けていただくところでございますけれども、私の今後の日程の関係で、加瀬委員にかわりまして各位のお許しを得て質疑をさせていただきたいと思います。  国鉄運賃値上げ法案並びにそれに関連する事項について質疑を行ないたいと思います。  まず第一に、運輸大臣にお伺いをしたいと思いますけれども、今回提出されております国鉄運賃値上げ法案は、昨年、国会において審議をして、審議未了、廃案となった法案とほぼ同……

第71回国会 運輸委員会 第29号(1973/09/11、9期、民社党)

○田渕哲也君 前に、私の質問の大綱についてはほぼ終わったわけですけれども、前にもお断わりしましたように、若干の質問が残っておりますので、この際に少し時間をいただきましてお答えを願いたいと思います。すでに私の前に各委員がかなり質問やっておられますので、なるべく重複は避けたいと思っておりますけれども、ただ質問の順位なり関連上、若干ダブる面もあろうかと思いますけれども、その点は御了承をいただきたいと思います。  まず初めに、都市交通の問題について質問をしたいと思いますけれども、これは先ほど三木委員からもいろいろ質問されました。私もそれに関連して若干質問さしていただきたいと思いますけれども、まず初めに……

第71回国会 議院運営委員会 第34号(1973/09/22、9期、民社党)

○田渕哲也君 私は民社党を代表して、防衛二法並びに筑波大学法案の本会議上程に対する反対の意見を申し述べたいと思います。  去る二十日に議長から出されました両法案の取り扱いについての要請をわが党は受諾いたしました。この受諾の趣旨はすでに明らかにされておるとおりでありますけれども、今回の本会議上程に反対する理由を明らかにするために、ここで繰り返したいと思います。  今国会における審議の経過を見ますと、与党側の二度にわたる単独強行採決によって会期の大幅延長がされました。さらに、その後の無計画な委員会の運営等、会期の長さと審議時間の長さの競い合いという、まさに異常な状態を呈してきております。これは本来……

第71回国会 交通安全対策特別委員会 第10号(1973/07/06、9期、民社党)

○田渕哲也君 初めに自動車事故対策センターの設立の目的というのは、一つには事故発生の防止ということ、それからもう一つは被害者の保護の増進という、この二つの目的があるようであります。私はこういう問題について取り組むためにこういうセンターを設立されるという趣旨には全く賛同するものでありますけれども、若干疑問の点がありますので、以下順次ただしていきたいと思います。  まず初めに、この事業の一つの柱である自動車事故防止事業でありますけれども、初めに、現在政府あるいはその他の団体で取り組んでおる交通事故防止対策というものがどのようなものがあるか、これは非常に大きな問題ではないかと思うのであります。かなり……

第71回国会 予算委員会 第7号(1973/03/20、9期、民社党)

○田渕哲也君 私は、民社党を代表して、四十八年度の予算をめぐる国政全般にわたりまして質問をいたしたいと思います。  まず初めに、本日、水俣病の裁判の判決が出ましたけれども、一応原告の勝利だといわれておりますけれども、もちろんこれですべてが解決したわけではございません。判決文には言及はされておりませんけれども、いままでとってきたチッソの経営者、会社側の反社会的な言動、さらに会社側のデータを一方的にうのみにしてきた政府当局の姿勢、こういう点を考えた場合に、私は行政上の責任はまことに重大だと思うのであります。この点について、総理はこの責任をどうとられるか、まずお伺いをしたいと思います。


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第72回国会(1973/12/01〜1974/06/03)

第72回国会 予算委員会 第21号(1974/04/02、9期、民社党)

○田渕哲也君 まず初めに、通産省にお伺いをしたいんですけれども、先ほどからの石連の密田会長のお話を聞いておりますと、今回のいわゆる元売りの引き上げ限度額、これ平均で八千九百四十六円に上げられたわけですけれども、現状ではこれでも無理なんだ、だから、できる限り早くこれは変えてもらいたい、こういう意向があるように受け取ったわけです。ところが、通産省のほうのこの閣議了解には、変動的な要素が多いから、今後の原油価格あるいは為替レート等の基調に変化が生じた場合は再検討する、ここにちょっと食い違いがあると思うんですね。私は、通産省にまずお伺いをしたいのは、今回のこの指導価格というものを、引き上げ限度額という……


田淵哲也[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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各種会議発言一覧(参議院9期)

田淵哲也[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第66回国会(1971/07/14〜1971/07/24)

第66回国会 運輸委員会、内閣委員会、交通安全対策特別委員会連合審査会 第閉会後1号(1971/08/05、9期、民社党)

○田渕哲也君 私は事故直後、遺族の人たちと一緒に現地に行ってまいりましたが、その悲惨さはまさに言語に絶するものがございます。私は、今回の事故ははしなくも佐藤内閣の本質を端的に暴露したものであると言わざるを得ないと思うのであります。佐藤内閣はすでに史上最長の政権といわれておりますけれども、私は、政治権力の座に長くいることが価値があるとは思いません。むしろその政治権力というものを国民のために正しく行使することこそが政治家として価値のあることではないか。しかしながら、佐藤内閣は国民生活の尊重ということを口ではおっしゃいますけれども、そのために必要な措置はいままで怠慢でかあるいは故意でか、とってこられ……

第66回国会 社会労働委員会、運輸委員会連合審査会 第閉会後1号(1971/10/13、9期、民社党)

○田渕哲也君 今回国鉄の当局の進めてきました生産性向上運動が歪曲されて、不当労働行為を起こしたことばきわめて遺憾だと思います。しかし、この当局の不当労働行為というものは、文字どおりこれは不当でありますから、悪いことは明らかである。したがって、当然これは改めるべきだと思います。しかし、この不当労働行為をやって、それが悪かったから改めた。それだけで問題が基本的に解決するとは思わないのであります。なぜかといいますと、これは国鉄の再建という大きな問題にからんで出てきた問題であって、今日国鉄の再建は五千六百五十四億円の赤字をかかえ、国並びに国民にとっての重大問題となっております。この再建をやるために、生……


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第68回国会(1971/12/29〜1972/06/16)

第68回国会 運輸委員会公聴会 第1号(1972/06/12、9期、民社党)

○田渕哲也君 まず初めに全公述人にお伺いをしたいと思いますけれども、いまわれわれは国鉄、特に国鉄運賃の値上げについて審議をしておりまして、また、われわれは、この値上げというものについては大衆の負担増になる点で反対という態度をとっておるわけですけれども、ただ、考えてみますと、国鉄が日本の国内の人間並びに物資の輸送で非常に重要な役割りを果たしておるのですが、それだけの輸送というものはやっぱりやらなければならないし、やるにはやっぱり費用がかかるわけですね。それで、われわれが運賃値上げに反対するという意味は、その利用者負担の増大に対して反対しておるということになるわけです。それで、この場合考えてみます……


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第71回国会(1972/12/22〜1973/09/27)

第71回国会 運輸委員会公聴会 第1号(1973/07/16、9期、民社党)

○田渕哲也君 だいぶ時間も経過しておりますので、二、三の点について簡単にお伺いしたいと思います。  初めに澤公述人に対してお伺いをいたしますけれども、国鉄の競争力の低下のところで、投資、技術革新はけっこうだけれども、トラックとの過当競争を放置しておいてはいかぬということをおっしゃったわけですけれども、そうすると、このトラックと鉄道との調整を、先ほどからのお話を聞いておりますと、運賃制度の管理ということをおっしゃったわけですけれども、運賃制度の管理だけでトラックと鉄道との調整が可能とお考えなのかどうか、あるいはそれ以外の何らかの調整措置というものもあわせてやられるのかどうか、この点が第一点です。……



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データ更新日:2022/12/18

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