田淵哲也 参議院議員
13期国会発言一覧

田淵哲也[参]在籍期 : 8期- 9期-10期-11期-12期-|13期|-14期-15期
田淵哲也[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは田淵哲也参議院議員の13期(1983/06/26〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は13期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院13期)

田淵哲也[参]本会議発言(全期間)
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第101回国会(1983/12/26〜1984/08/08)

第101回国会 参議院本会議 第22号(1984/07/13、13期、民社党・国民連合)

○田渕哲也君 私は、民社党・国民連合を代表して、ただいま議題となりました臨時教育審議会設置法案に関し、総理並びに文部大臣に質問を行うものであります。  民社党は、結党以来、教育を重視し、教育国家建設の提唱を初め、中央教育委員会構想、中高一貫教育の推進、教育憲章の制定などさまざまな教育政策を提言し、その実現に努めてまいりました。  しかし、現在我が国における教育はまことに憂うべき状態にあると言わなければなりません。その一例を少年非行にとれば、昭和五十七年の刑法犯少年の数は十九万一千九百三十人と、前年に比べ七千二十八人増加し、戦後最高を記録しております。またその内容も、傷害、恐喝といった粗暴犯が著……


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第102回国会(1984/12/01〜1985/06/25)

第102回国会 参議院本会議 第13号(1985/04/17、13期、民社党・国民連合)

○田渕哲也君 私は、民社党・国民連合を代表して、ただいま議題となっております国の補助金等の整理及び合理化並びに臨時特例等に関する法律案に関し、総理並びに関係大臣に質問を行うものであります。  昭和六十年度予算における補助金は二千四百六十四件に及び、総額十四兆四千三百一億円と、一般会計予算の二七・五%、また一般歳出の実に四四%を占めております。すなわち、補助金が行政の中で占めるウエートは極めて大きく、行政の簡素化、合理化を進めるためには補助金の整理、見直しが不可欠であります。  もちろん、補助金は、義務教育、社会福祉などの重要な行政分野における全国統一の行政水準の確保、社会資本の計画的整備、財政……


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第103回国会(1985/10/14〜1985/12/21)

第103回国会 参議院本会議 第3号(1985/10/18、13期、民社党・国民連合)

○田渕哲也君 私は、民社党・国民連合を代表し、総理の所信表明並びに最近の政治課題に対し質問を行いたいと思います。  まず初めに、過日の日航機事故や地すべり、風水害等で亡くなられた方に対し心からお悔やみ申し上げ、また負傷者、被災者にお見舞いを申し上げます。あわせて、捜査、救援活動に献身された地元の方々、警察官、自衛隊に対し深く感謝の意を表します。同時に、政府の今後一層の安全対策の強化を要請するものであります。  質問のまず第一は、日米貿易摩擦についてであります。  ことしの一月の通常国会において、民社党佐々木委員長は、貿易摩擦問題がことし最大の政治課題になると指摘し、より一層の市場開放への対応策……

田淵哲也[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院13期)

田淵哲也[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第99回国会(1983/07/18〜1983/07/23)

第99回国会 災害対策特別委員会 第閉会後1号(1983/08/11、13期、民社党・国民連合)

○田渕哲也君 それでは、まず加藤国土庁長官にお伺いをします。  日本列島には水害と地震がつきものだと言われておるわけであります。これらはもちろん天災と呼ばれるわけですけれども、天災は常に人災を伴って起きるということも言われておるわけでありまして、しかも年間、治山治水事業だけでも一兆円余りの予算を使っておるわけです。そういう事業をやってきておるわけですけれども、果たしてこういう天災に対する対応が前進してきておるのかどうか、少しはよくなってきておるのかどうか。いつも同じようなことを繰り返しておるような気がするわけですけれども、この辺の判断をまずお伺いしたいと思います。


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第100回国会(1983/09/08〜1983/11/28)

第100回国会 災害対策特別委員会 第3号(1983/10/19、13期、民社党・国民連合)

○田渕哲也君 私は、まず、先ほどからもいろいろ論議されておりますが、予知体制についてお伺いをしたいと思います。  この三宅島は、八月の二十日から九月の八日にかけて機動観測班が入って調査をしたと。しかし、その一カ月足らずの後に噴火したわけでありますけれども、火山の噴火予知というのはなかなかこれ技術的に困難な問題だと思いますけれども、これは観測の仕方に問題があったのか、技術的にどうしてもそれは不可能なことなのか、お伺いをしたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、将来にわたってそういうものがある程度予知できるようになる可能性はあるわけですか。また、どれぐらい先になればそれがわかるのか、その辺の……


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第101回国会(1983/12/26〜1984/08/08)

第101回国会 農林水産委員会 第閉会後2号(1984/11/08、13期、民社党・国民連合)

○田渕哲也君 もう既にかなり質問もされておりますから、ダブる点は省略をしまして、それから大臣も就任してまだ間もないことですから、できるだけ具体的な問題ではなくて基本的な問題について二、三質問をしたいと思います。主として大臣にお尋ねをしたいと思うのであります。  現在、我が国の農林水産事業の置かれておる状態というのは極めて厳しい状態だと思います。加えて、いろいろの面で行き詰まりというか、の悪化ということが見えるわけであります。例えば米を一つ取り上げましても減反政策あるいは他用途利用米制度等、数々の矛盾を生み出しておる。しかも食管赤字というものもなかなか解消されない。また、先ほどから話題になってお……

第101回国会 農林水産委員会 第3号(1984/03/02、13期、民社党・国民連合)

○田渕哲也君 それでは、私の質問をさしていただきます。  まず、国有林野事業についてお伺いをしたいと思います。  国有林野事業は、現在極めて厳しい状況にあるわけですけれども、そういう中で、国有林野事業改善特別措置法に基づく国有林野事業の経営改善はどのように進んでいるのか。今までに四営林局の支局化あるいは十六営林署の統合、廃止を実施したと聞いておりますけれども、その結果がどれだけ経済的効果、経営改善に対する効果を上げておるか。また、それが職員の労働意欲や地域社会の評価にどうつながっておるのか、この点についてまずお伺いをしたいと思います。

第101回国会 農林水産委員会 第6号(1984/04/06、13期、民社党・国民連合)

○田渕哲也君 昭和五十九年度農林水産関係予算というものに関係をして、数点にわたって質問をしたいと思います。  まず、食糧の安定供給というのが極めて重要な問題でありますけれども、政府の食糧に対する基本政策、基本的考え方というものをお伺いをしたいと思います。
【次の発言】 食糧の安定確保、さらには安全保障のためにはできるだけたくさんのものを自給した方がいいということはこれは当然だと思うのです。ただ、問題は、それなら国内で生産できるものはすべて自給すべきかというとこれもなかなかそうはいかない。それはどういうところに問題があるかというと、いわゆる競争力といいますか、生産性の問題が絡んできまして、自給率……

第101回国会 農林水産委員会 第7号(1984/04/10、13期、民社党・国民連合)

○田渕哲也君 まず初めに、大臣は我が国の農業に大きな支障を及ぼすものではないと確信しておる、こういう発言をされておりますけれども、その根拠をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 それから、協定期間を我が方の主張が五年を要求したのに対し、四年ということになりましたけれども、この次の四年後の交渉がまた大統領選挙とぶつかる。今回のアメリカがあれほど強硬な要求をしてきたのも、大統領選挙に重なっておるという政治的な要素がかなり大きかったと私は思うのです。したがって、この四年後もまた大変なことになるということが想定されるわけであります。恐らく四年後は牛肉、オレンジとも自由化の要求を突きつけてくるであろう……

第101回国会 農林水産委員会 第8号(1984/04/12、13期、民社党・国民連合)

○田渕哲也君 時間がありませんので、質問を二点まとめてお伺いしますので、お答えをいただきたいと思います。  まず第一点は、田中参考人と土方参考人にお伺いをいたしますが、この法律は、独占禁止法の適用除外といった点であくまでも臨時措置法であり、したがって時限立法として定められておるわけであります。これが既に三度延長され、今回で四度目の延長を迎えるということであります。これだけ延長されてきたというのはそれなりの理由があってのことだと思いますが、どういう状態になればこの法律が必要でなくなるか、この点について、まず、お二人の参考人にお伺いをしたいと思います。  第二点は、久村参考人に対してでございまして……

第101回国会 農林水産委員会 第10号(1984/04/17、13期、民社党・国民連合)

○田渕哲也君 肥料価格安定等臨時措置法の前身として肥料二法というのが制定されました。これが昭和二十九年でありました。当時は海外ダンピング、さらに国内の価格の割高という情勢にあったわけでありますけれども、 さらに、この肥料二法が十年続いた後三十九年に肥料価格安定等臨時措置法が制定されたわけであります。  この制定の場合には、もはや肥料は自由化をした方がいいという論議と、いや、やはり法制定が必要だという論議が両方あったように伺っております。しかし、このときもやはり基本は肥料の内需確保の安定、さらには国内価格の安定、また、輸出の一元化ということを基本に制定されたわけであります。  それから既に二十年……

第101回国会 農林水産委員会 第12号(1984/04/20、13期、民社党・国民連合)

○田渕哲也君 時間がありませんので、二点に絞ってお伺いをしたいと思います。  まず第一点は、筒井参考人にお伺いをしますけれども、この配られたリーフレットに「円林政からだ円林政へ」という一つの提議がございます。私もこれは非常にもっともなことだと思うのであります。しかしながら、これを具体的にそういう林政に変えていくにはそれなりの法的な手段あるいは行政的な手段で何か手を打っていかなくてはならないと思うのであります。このお考え方はよくわかりますし、また、いろいろ挙げられておる例ももっともだと思いますけれども、現実には森林保全の、いわゆる公益的機能の保全のための費用というのは、やはり木材を切り出して、そ……

第101回国会 農林水産委員会 第14号(1984/04/26、13期、民社党・国民連合)

○田渕哲也君 まず初めに、国有林野事業改善特別措置法に関連をした質問をしたいと思います。  アメリカの政府が発表した未来予測「西暦二〇〇〇年の地球」によりますと、地球上の森林資源は年間千八百ないし二千万ヘクタールの割合で消滅しつつある。二〇〇〇年までに発展途上国の森林の四〇%はなくなってしまう、こういうことが述べられているわけであります。今や緑の防衛は地球規模の重要課題となりつつあるわけでありますけれども、しかし、我が国の木材需要に対する供給の三分の二は外材であります。世界最大の木材輸入国と言われているわけでありますけれども、しかし、既に世界的規模のこの緑を守るという運動の観点から産地各国は輸……

第101回国会 農林水産委員会 第16号(1984/05/10、13期、民社党・国民連合)

○田渕哲也君 今回の地力増進法は我が国の土壌の力の低下を回復するためのものでありますけれども、しかし、最近は、世界的な土壌の荒廃が進んでおるということが言われております。先ほども御答弁の中で、アメリカでは表土の流失問題が起こっておるということでありますけれども、アメリカのみならず、発展途上国においても焼き畑農業その他によって、またあるいは人口の激増によりましてどんどん荒らされ、砂漠化が進みつつある。農水省の仕事は日本の農業のことでありますから外国のことまで心配するのは守備範囲以外かもわかりませんけれども、しかし、今日本人の食糧というものは多くの部分を海外に依存しているわけであります。これはやは……

第101回国会 農林水産委員会 第18号(1984/06/21、13期、民社党・国民連合)

○田渕哲也君 まず、今回のような米の需給が逼迫した原因についてお伺いをしたいと思います。
【次の発言】 いずれにしてもことしも、主食用は別だと言われますけれども、かなりタイトな需給状況であることは間違いがありませんし、また、来年になると非常にさらにそういうおそれも出てくるわけであります。しかも、天候のことも言われますけれども、昨年の作況は九六で、そんなに予想外のひどい凶作ということではありません。そういう点から見ますと、やはり需給計画、生産計画そのものが非常にぎりぎりのところで立てられておるということは否めないと思うのですが、この点はいかがですか。

第101回国会 農林水産委員会 第19号(1984/06/25、13期、民社党・国民連合)

○田渕哲也君 私はまず、総理に質問したいと思いますけれども、米は輸入しないというのが政府の方針であります。それが、貸した米を返してもらうという名目にしろ、韓国米を輸入せざるを得なくなったというのはその方針がつまずいたということにほかなりません。総理は、その原因はどこにあるとお考えですか。
【次の発言】 最も近い原因はそういうことだと思いますけれども、私はもっと背景になる原因があると思うのです。  その一つは何かというと、財政問題だと思います。過剰米によって財政赤字が二兆円以上も出た。それから米はいまだに逆ざやというものがある。つくればつくるほど財政赤字がふえるという構造上の問題があるからこそ需……

第101回国会 農林水産委員会 第21号(1984/06/28、13期、民社党・国民連合)

○田渕哲也君 私は、青木参考人と大和田参考人にお伺いしたいのでありますけれども、構造改善ということが前から進められておるにかかわらず余り効果を上げていない。規模拡大も一戸当たりの耕地というのはそんなに目立ってふえていない、しかし私は、これはやはり進めなければ大変なことになると思うのであります。特に土地利用型、米とか麦とか主要穀物というものの生産量というものは非常に悪い状態にあるわけであります。辛うじて米は何とか自給はしておるものの、多額の財政負担がないと維持できないという状態でありますし、それから消費者が望む価格では生産できない、逆ざやというものがあるわけであります。したがって、私は日本の農業……

第101回国会 農林水産委員会 第22号(1984/07/03、13期、民社党・国民連合)

○田渕哲也君 まず初めに、農振法は昭和四十四年に制定をされておるわけです。それから土地改良法は昭和二十四年にできておる。今までにこの二法が果たしてきた役割、さらにあわせてその問題点についてお伺いをしたいと思います。
【次の発言】 いずれにしましても、この二法は日本の農業というものを体質を強化する、あるいは農業の発展振興のための極めて重要な基本的な法律だろうと思うのです。  そこで、まず包括的にお伺いをしたいのですけれども、過去二十年ないし三十年という中長期の期間をとってみた場合、我が国政府の農業政策というものは果たしてどういう役割を果たしてきたのか、あるいはその問題点があるとすればどういう点か……

第101回国会 農林水産委員会 第25号(1984/07/12、13期、民社党・国民連合)

○田渕哲也君 大分質問も行われておりますので、できるだけ重複を避けまして、二、三の点についてごく簡潔にお伺いをしたいと思います。  まず第一に、この農林年金の年金額の改定に際して、国家公務員の給与の上昇率を基準とするというのが慣行としてやってきたわけでありますけれども、その理由について、先ほども少し御説明ありましたけれども、再度お伺いをしたいと思います。
【次の発言】 私は、国家公務員の給与を一つの指標とするというのは、やはりこの農林年金の、農林漁業団体職員共済組合法の第一条の二にある「国民の生活水準その他の諸事情」、こういうものに比較的連動する、また非常に明らかであるし、とりやすい、そういう……

第101回国会 予算委員会 第6号(1984/03/17、13期、民社党・国民連合)

○田渕哲也君 私は、民社党・国民連合を代表いたしまして、五十九年度予算並びにそれに関連する諸問題について質問をしたいと思います。  まず、財政問題についてお伺いをしたいと思います。  この五十九年度予算というものを見るときに、総理はこれは臨調答申を忠実に守って編成したということを言われております。しかし、私は必ずしもそうは思えないのであります。例えば臨調答申、臨調の最終答申でありますけれども、五十八年度の予算案についても、一般会計歳出の一部を特別会計や財政投融資に振りかえさせるようなやりくりが見られる、あるいは本格的な制度の改革は十分でない、こういう指摘がされておるわけであります。さらに、臨調……


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第102回国会(1984/12/01〜1985/06/25)

第102回国会 農林水産委員会 第閉会後1号(1985/07/10、13期、民社党・国民連合)

○田渕哲也君 まず、良質米奨励金についてはこれから検討するということでしたけれども、どういう観点から検討されますか。
【次の発言】 私は、良質米奨励金を考えるときに、やっぱり自主流通米についての方針というものをきちんとしておかないといかぬと思うんですね。ことしは恐らく自主流通米が政府管理米を上回るだろうというふうに言われております。それから、今までは自主流通米は質の面、政府管理米は量の面で管理をするということも言われてきたわけでありますけれども、果たしてそれでいいのか。それから、自主流通米が余り大きなウエートを占めると、いわゆるかつて言われたような部分管理に近づいていく、その辺についての基本方……

第102回国会 農林水産委員会 第4号(1985/02/26、13期、民社党・国民連合)

○田渕哲也君 大臣の所信表明につきまして、二、三の点について質問をしたいと思います。既に質問のあった事項は、重複を避けて省きたいと思います。  まず初めに、我が国の農林水産業は非常に厳しい状態の中にあるわけでありますけれども、現在抱えておる困難な諸問題について、大臣はどのような問題があり、どのように考えておられるかを、まずお伺いしたいと思います。
【次の発言】 大臣の挙げられた諸問題の中で、行財政改革の問題があります。これは所信の中でもその推進について触れられておるわけでありますけれども、農林水産政策と行財政改革の関連についてどう考えるか、お尋ねしたいのであります。  これは補助金を見ましても……

第102回国会 農林水産委員会 第7号(1985/03/28、13期、民社党・国民連合)

○田渕哲也君 大分時間も経過しておりますし、それから前の委員の方が質問された点もありますので、できるだけ重複を避けてお伺いをしたいと思います。  まず初めに、我が国の果樹農業の問題点について大体どういうところが問題点なのか、お伺いをしたいと思います。
【次の発言】 日本の果樹農業は非常に規模が零細であると言われておりまして、しかも規模の拡大というのが余り進んでおりません。農業センサスにある資料を見ましても、十五年ぐらい前から見ましてもほとんど進展していない。この理由はどこにあるわけですか。
【次の発言】 この規模拡大が進む見通しはありますか。

第102回国会 農林水産委員会 第8号(1985/04/02、13期、民社党・国民連合)

○田渕哲也君 農林水産関係予算に対する説明によりますと、農林水産関係予算は対前年度比で四・六%減、極めて大幅な削減であります。そして、この傾向は近年連続して続いておるわけでありますけれども、これからの見通しはどうですか。財政事情はまだまだ厳しい状態が続くわけですけれども、このように農林水産関係予算の削減という状態は今後も続くのかどうか、まず見通しをお伺いしたいと思います。
【次の発言】 当然、担当部署とすれば必要な予算は確保するという努力はされるでしょうけれども、見通しとすれば、私はかなり厳しい状態が続くと思うんです。  そこで、やはり私は財政と農政とのかかわり合いというものの発想を変えていか……

第102回国会 農林水産委員会 第12号(1985/04/12、13期、民社党・国民連合)

○田渕哲也君 蚕糸価格安定法は、二十七年の一月一日から施行されて、その後、幾多の変遷を経ながら過去八次にわたる改正が行われて今日に至っておるわけであります。そして、それぞれの時代でそれなりの役割を果たしてきたと思いますけれども、現在の繭糸価格安定制度の今日における意義と役割について、まずお伺いしたいと思います。
【次の発言】 現在の我が国の蚕糸業あるいは絹織物業、こういうものをめぐる情勢は非常に厳しいわけであります。これは絹需要の減退ということが一つあります。それからもう一つは、外国からの輸入圧力、これは言葉をかえて言うと国際競争力という問題だと思います。果たして今のこの制度でこういう厳しい情……

第102回国会 農林水産委員会 第14号(1985/04/18、13期、民社党・国民連合)

○田渕哲也君 まず初めに、先ほどからもいろいろ議論が出ておりましたが、補助から融資への切りかえの動きというのが出てきておるわけですが、この考え方が出てきた理由、背景、意味、そういうものについて、まずお伺いをしたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、今後の制度金融というものの拡充ということは非常に重要だと思いますが、その方向で当然進まれると思いますが、いかがですか。
【次の発言】 この制度金融として農林漁業金融公庫、これは昭和二十八年に制度化されたわけであります。それからさらに農地改良資金、これが三十一年、農業近代化資金の創設が三十六年、それぞれできてから大体二十五年ないし三十年余りたって……

第102回国会 農林水産委員会 第17号(1985/05/23、13期、民社党・国民連合)

○田渕哲也君 農業災害補償法が昭和二十二年に制定されて以来、我が国農業の安定発展のために大きな役割を果たしてきたことは否定できないと思います。また、その間、幾多の変遷を経て、制度そのものも数次にわたり改正されて今日に来たわけであります。  現在、我が国の農業の置かれた立場というのは、国民の農業に対する期待というものも従来とは変化しておりますし、また財政事情というものも大きな変化を遂げております。さらに、この農業事情というものも変わっておりまして、現在与えられた状態の中で日本の農業が最も好ましい方向で発展するように制度自体を改革するというのは私は当然である、このように考えるわけであります。ただ、……

第102回国会 農林水産委員会 第18号(1985/05/28、13期、民社党・国民連合)

○田渕哲也君 まず、須藤参考人にお伺いをします。  今回のこの法案には全面的には賛成できないけれども積極的反対運動はしない、つまりこの法案の中には賛成できない反対の部分もあるけれども評価できる部分もある、つまりあめとむちとまざり合っておるということではないかと思いますが、ただ、評価できる部分として危険段階別の共済掛金率の設定方式ということも挙げられておりますけれども、私は一つの大きな流れとしてやっぱり共通したものがあるんではないかという気がするわけです。  というのは、今回の法律案というのは、一つは財政上の理由というものがあると思います。それで、財政上の理由というのは、赤字国債をたくさん抱えて……

第102回国会 農林水産委員会 第19号(1985/05/30、13期、民社党・国民連合)

○田渕哲也君 まず、今回の提出されております承認案件である長野営林局と名古屋営林局の統合の理由、それから経緯等について御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 私は、この問題はやっぱり行政改革の一環としてのもの、しかもこれは昭和五十五年の閣議決定によって決められたわけですね。地方支分部局の整理再編について、この中では行政管理庁の四国管区行政監察局と中国管区行政監察局の統合、あるいは法務省、大蔵省、厚生省、農林水産省、通産省、運輸省、郵政省、各省並びでちょこちょこっと少しずつ地方支分部局の整理を閣議で決めているわけです。その中の一つとして、農林水産省では国有林野事業の改善に伴うということで……

第102回国会 農林水産委員会 第21号(1985/06/06、13期、民社党・国民連合)

○田渕哲也君 時間の関係で質問を先に全部申し上げ、お答えは順次お願いしたいと思います。  まず、池田参考人にお伺いしますが、今回の給付水準の引き下げ、あるいは保険料の値上げ、また政策年金のゆえをもってするサラリーマン後継者と農業後継者の給付格差の問題、こういう点がやはり加入促進に対して大きなブレーキとなると予想されるわけですけれども、今後の加入状況がこの改正でかなり悪くなるという見通しはできるのかどうか、その辺をお伺いしたいことと、もう一つは、この給付水準の格差をつけることによってサラリーマン後継者が減るのかどうか。恐らく後継者にバトンタッチする場合に、保険金が減るからサラリーマン後継者をやめ……

第102回国会 農林水産委員会 第22号(1985/06/11、13期、民社党・国民連合)

○田渕哲也君 まず、農業者年金の加入率が非常に低いと思うんです。当然加入においてさえ八九・八%、任意加入では六一・八%、両方合わせますと七九・二%という数字になっておりますけれども、これの低い原因について、まずお伺いをしたいと思います。
【次の発言】 当然加入においてすら約一割の人が入っていない、この理由は何ですか。
【次の発言】 加入しない理由として保険料が高いとか、やっぱり余り魅力がないということではないかと思うのです。また、今回の改正がこういうものにどういう影響を及ぼすか、いろいろマイナス要因、プラス要因ありますけれども、マイナス要因とすれば給付水準の切り下げ、あるいは国庫補助の削減、保……

第102回国会 補助金等に関する特別委員会 第3号(1985/04/22、13期、民社党・国民連合)

○田渕哲也君 総理もせっかく来られておりますから、まず総理を中心にして質問をしたいと思います。  第一は、今回提出されたこの補助金等の一括引き下げ法案、この法案の目的あるいはねらいというのは一体どこにあるのか、まずお答えをいただきたいと思います。
【次の発言】 行政改革の一環として、補助金の整理合理化というのは極めて重要なことでありますし、それは我々も大賛成ですけれども、私は、今度この委員会にかかっておる法案を見た場合に、我々が望んでおる趣旨とは全く違うやり方をされておる。果たしてこの法案が行政改革の一環の法案であると言えるのかどうか、行政改革の一環としての位置づけができるかどうか、これがまず……

第102回国会 補助金等に関する特別委員会 第4号(1985/04/24、13期、民社党・国民連合)

○田渕哲也君 大分質疑も進んでおりますので、いろいろ質問が行われておるわけですが、できるだけ重複を避けて簡潔にお尋ねをしたいと思います。  まず、今回の法案の不当性ということは、先ほどから参考人の皆様方のお話をお伺いしまして、私も全く同感であります。しかし私どもの考え方と政府の考え方との間にはまだずれがあるような気がするわけです。一つは、この法案は一体行政改革とどういうつながりがあるのか、行政改革の一環だという認識を持っておるかどうかということ。それからもう一つの点は、ただ単に地方の財政は国の財政に比べたらまだましたと、だから財政の負担の割合を国と地方の間で変えるための法案が、あるいは第三とし……

第102回国会 補助金等に関する特別委員会 第7号(1985/05/13、13期、民社党・国民連合)

○田渕哲也君 一昨日の委員会の冒頭に、委員長の方から法案の提出の方法と時期、さらに参議院における審議の確保の点について御発言がありました。今回の補助金の整理特別法案をめぐって予算と法律の不整合の状態を招き、そして政府はこの法案に関係する補助金について予算の執行ができない、予算の執行をとめるという事態になっておるわけであります。そして地方自治体に多大の迷惑をかけることになったことは極めて遺憾だと思います。まず、この点について政府の見解を求めたいと思います。総理大臣。
【次の発言】 法律の提出の時期その他について政府の諸般の事情というのはいろいろあったと思うのであります。ただ、私がこの際確認をして……

第102回国会 補助金等に関する特別委員会 第8号(1985/05/14、13期、民社党・国民連合)

○田渕哲也君 まず初めに、自治大臣にお伺いしたいと思います。  我が国の国と地方との関係あるいは地方自治制度、こういうものについていろいろの論議もあるわけでありますけれども、我が国の地方自治制度の問題点というものについてどう考えられておりますか、まずお伺いをしたいと思います。
【次の発言】 自治大臣の方からいろいろ多岐にわたって御説明をいただいたわけでありますが、それらの問題点の基本にあるものは一体何だろうか。一言で言うならば、財源の面とか権限の面、その他あらゆる面で集権的である、非常に中央集権的色彩が我が国の制度においては強い。それからもう一つは、全国非常に画一的な自治制度だ、こういうことが……

第102回国会 予算委員会 第17号(1985/03/30、13期、民社党・国民連合)

○田渕哲也君 まず、大蔵大臣にお伺いします。  財政再建のアウトライン、やや長期的な観点からのアウトラインというものをお示しいただきたいと思います。
【次の発言】 定量的なものを余り長期にわたって出すことが困難なことはよくわかるわけです。私はもう少し抽象的でも構わないと思うのですけれども、例えば臨調の基本答申の中に財政についていろいろ基本的な問題が触れられております。これは例えば当面の財政再建とか中期的にはどうとか長期的にはどうとか書いてありますけれども、大体この答申の線はきちっと守ってやられるおつもりですか。
【次の発言】 この委員会でも瀬島龍三参考人等からいろいろお伺いをしておるわけですが……


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第103回国会(1985/10/14〜1985/12/21)

第103回国会 農林水産委員会 第3号(1985/12/12、13期、民社党・国民連合)

○田渕哲也君 まず、基本的な問題について厚生大臣にお伺いをしたいと思います。  今回、共済年金制度が改正になるわけであります。改正の内容というのは、給付を受ける側、保険料を払う方から言うと改悪ということになるかもわかりませんけれども、しかし、このような改正が必要となった理由をまず端的にお伺いをしたいと思います。
【次の発言】 厚生年金制度にしろ、共済年金制度にしろ、制度ができてからかなりになるわけであります。確かに、その間に当初予期せざる情勢の変化というものがあったからこういう改正をしなければならないと思うのですね。しかし、高齢化社会の到来といい、あるいは社会福祉制度の充実といい、ある程度のこ……

第103回国会 農林水産委員会 第4号(1985/12/17、13期、民社党・国民連合)

○田渕哲也君 まず、厚生省にお伺いをしたいと思います。  今回の年金の改正を行っても、将来は年金の保険料率、掛金が三倍にはなると想定されておるわけであります。租税、それから医療費、年金、そういうものを含めての国民負担率というのが、現在昭和六十年度当初予算で三六%というふうに見られております。これは税が二五・二%、医療費が四・八%、年金が六・〇%に相当する。これの将来については、最近、政府税調が五〇%を下回る水準に抑えるべきだというふうなことを発表されておりますし、また第二臨調は、ヨーロッパ諸国の水準をかなり下回る線に抑えなければ、やはり日本の社会の活性化は失われると。  こういう点から考えます……

第103回国会 農林水産委員会 第5号(1985/12/19、13期、民社党・国民連合)

○田渕哲也君 私は、民社党・国民連合を代表して、ただいま議題となっております農林漁業団体職員共済組合法の一部を改正する法律案につき、修正案及び修正部分を除く政府原案に賛成の討論を行うものであります。  御承知のとおり、我が国は高齢化社会が進行する中で人生八十年時代を迎えました。老後はまさに第二の人生であり、この人生をいかに豊かに生きがいに満ちたものとするかが、国民各層の重大な関心事になっております。そのためには経済的基盤が万全でなければなりませんが、老後生活を支える所得保障の最大の柱は、何といっても公的年金制度でありましょう。  しかし、我が国の公的年金制度は、官民格差、給付と負担の不均衡など……


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データ更新日:2022/12/18

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