このページでは長田裕二参議院議員の8期(1968/07/07〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は8期国会活動統計で確認できます。
○長田裕二君 私は、森委員及び白木委員とともに去る九月十六日から五日間、四国、中国両地方における逓信関係業務の運営状況を視察してまいりましたが、その詳細につきましては、委員長のお許しを得て会議録にとどめたいと存じますので、御了承をお願いいたします。 以上、簡単でありますが、御報告申し上げます。
○長田裕二君 NHKの昭和四十年度の財務諸表等に関連いたしまして質問をいたします。最初に会計検査院にお尋ねいたします。 NHKの財政は、国民の大部分と受信契約結ぶということによって得られる受信料、これを財源として経営がなされているという非常に財政的に特殊な存在だと思いますし、したがって、国民的な関心も相当強い公的な存在というふうに見られる。財政的に見ました場合に特にそういうふうに思うわけです。しかも、行政権に対しては放送法上かなり強い独立性が与えられております。そういうことからしまして、会計検査院によって行なわれます検査というものは非常に重要だというふうに私は考えるのですが、現在検査院はNH……
○長田裕二君 関連質問で一言。 いまの鈴木委員の御質問の中で、NHKに最高経営協議会でございますか、そういうのがあるということを実は私もうかつでいままで知らなかった、初めて伺ったわけでございます。昭和二十三年といいますと、非常に経営権とか人事権とかそういうことについて労使の間に非常に争いというよりも、現在とは違った考え方などもあった時代のような感じもいたしますが、その後に放送法、電波法なんかができまして、そういう新しい法律のかまえとほとんど無関係に存在し得るようなものであるか、あるいは終戦後のああいう特殊な情勢のもとに生まれたもので、新しい法体系との関係に若干問題があるのか、ただいまの大臣の……
○長田裕二君 公衆電信電話法の一部を改正する法律案につきまして若干質問をいたします。 日本の電気通信は、戦後の壊滅期は別としまして、その後の経済復興、あるいは成長期を通して今日に至るまで非常な発展を遂げたのでございますが、その間急激な技術革新等に伴う職場、職種の転換等に関連した労働問題、資金調達以外にはあまり大きな問題なしに順調に発展が遂げられてきておりますことは御同慶にたえないところです。資金面につきましては、昭和二十八年の料金改定の際に、建設財源をも料金の中に込めて定められて以来、事業の成長性とか技術革新によるコストの低下とかいうようなものにささえられたこともありまして、長く料金も据え置……
○長田裕二君 ただいまの問題に関連して一言。 先日私御質問しましたときに、いろいろな料金相互の間のバランスなどに若干の乱れがあるが、次の機会に整理をしていただきたいという趣旨で御質問かたがたお願いした中に、二共同の料金の問題があったわけです。度数制ではない七級局の場合の住宅電話と農村集団電話――これは五つないし十ぐらい一つの線にぶら下がります。その料金で、農集のほうが高くなっているという例をあげまして、今後料金をいじる際に全般的に体系を整理していただきたいとお願いしました。ただいまは料金での比較をお答えになっているわけですけれども、今後そういう問題が、――当面はそのままでいくはずですが、変わ……
○長田裕二君 沖繩問題が沖繩住民の間ではもちろんのこと、本土国民の間でも最も重要な案件として取り扱われているこの際に、長い間の懸案でありました戦前の郵便貯金、簡易生命保険などの支払い問題が解決を見ようとしていることはまことに意義深いことと思いますが、この支払い問題の質問に入る前に、施政権分離以後、逓信関係の諸業務が本土−沖繩間、まあ形の上では国際業務になると思いますが、本土−沖繩間でどのように取り扱われてきたか、あるいはいわゆる沖繩援助などといわれるようなもので、逓信関係でどのようなことがあったかについて概略をお聞きしたいと思います。
○長田裕二君 ちょっと関連しまして質問したいのですが、北村委員からただいま郵政の労使の紛争が郵便の遅配という現象を起こして、国民にたいへん迷惑をかけていると、また労使の紛争の姿というものが、いまの状態から見てあまりりっぱではない。近代的とは言えないというような御指摘があったわけでございます。確かに世間ではいまの郵政の労使関係の紛争の状態というものが、一般の労使関係にあまりない姿を見せているという見方がかなりあると思うわけでして、それをどこからのスタートと見るか。監視班の派遣というようなことがあって、それに対する反発からそうなっているのか。あるいは、もっとほかの事情――よその労使関係にないような……
○長田裕二君 私は、ただいまの渡辺委員の御質問に立ち入るつもりはさらさらありません。その点は申し上げておきますが、ただいまの御質問の中に、国会議員は、個人として国政調査権は持っているというようなおことばがあったような気持ちがいたしますが、国会議員が国政調査をやるのは、この委員会の、それぞれの議員なりの決定というものが必要な感じがいたしますので――これは格別お答えをどなたからもちょうだいするというつもりはないですけれども、そういうように考えております。委員長、間違っておりましたら御注意願いたいのですが、格別のあれがなければ、その問題をただ提起するにとどめたいと思います。
○長田裕二君 大臣の御都合があるようですから、最初に大臣に御質問をいたしまして、あとほかの方々に御質問を申し上げます。 先ほどから大臣の両委員へのお答えにもありましたように、情報産業という、広くつかまえればもちろんのこと、情報処理事業というふうなつかまえ方をしましても、この法案によるハード、ソフト両産業の発展の促進ということばかりでなしに、非常に多くの問題が各方面にあるということは、大臣も先ほどからおっしゃっているわけであります。たとえば人の問題、あるいは標準化の問題、回線の問題、政府内部でやるべき問題等々いろいろあるわけですが、それらについての適切な施策が、適切な時期に適切な場所で展開され……
○長田裕二君 ちょっといまの質問に関連しまして。 ただいま野上委員から、千葉県南部の水害に伴う郵政、電電両方面におきます職員の被害、施設の被害、これの復旧状況等についての御質問がありまして、お答えがあったわけですが、私自身もあの現地に参って方々見聞したのですが、山くずれで生き埋めになった郵便外務員をはじめとする郵便局の活動、倒壊した簡易郵便局につきましても、事前に、状況に応じてだんだん重要な物件を外に搬出し、倒壊して間もなく業務を別の場所で再開するというような措置、同じくまた、電信電話の関係などにおきましても、大原電報電話局、木更津電報電話局、これはどこに行きましても非常に感謝と激賞の的にな……
○長田裕二君 私は、鈴木委員及び浅井委員とともに、去る一月八日から六日間、東海、近畿両地方において、逓信関係業務の運営状況を視察してまいりましたが、その詳細につきましては、委員長のお許しを得て、会議録にとどめたいと存じますので、御了承をお願いいたします。 右御報告申し上げます。
○長田裕二君 私は、久保委員とともに、去る六月二日より五日間、北陸、信越両地方における逓信関係業務の運営状況を視察してまいりましたが、その詳細につきましては、委員長のお許しを得て、会議録にとどめたいと存じますので、御了承をお願いいたします。 以上、簡単ではございますが、御報告申し上げます。
○長田裕二君 ちょっと関連して。塩出委員から沖繩の電波のことについて御質問がありましたことに関連して質問いたします。 本土復帰を前にしまして、幾つかの問題があるわけです。復帰した暁にはどういうチャンネル、たとえば、いまのNHKが沖繩のOHKを吸収というか、どういう形でいきますか、NHKの系統でいくものは当然存在するのではないかと予想いたしますけれども、それもいまは総合と教育と合わせて一本だ、カラーのほうは現在準備をだんだん進めているようですが、それに、いま向こうでは民放のテレビの問題あるいはラジオについてはOHKは全然まだやっていないとか、そういう幾つかの問題は本土並みに、あるいは復帰の際に……
○長田裕二君 ただいま議題となっております放送法第三十七条第二項の規定に基づき、承認を求めるの件に関し、私は、自由民主党を代表して、これを承認することに賛成の意を表するものであります。 本議案の内容であります日本放法協会の昭和四十五年度の収支予算等は、その事業計画において在来からのテレビ、ラジオの全国普及をはかるための両放送網の建設を推進するとともに、東京、大阪のUHFテレビ局を完成するほか、広域圏内の県域テレビ局の設置、放送センターの総合整備などの新施策が織り込まれておりまして、これは協会の使命に照らしておおむね適当なものであると認められます。また、この計画の裏づけとなる収支予算の見積りも……
○長田裕二君 いま提案されております簡易郵便局法の一部を改正する法律案につきまして、若干質問をしたいと思います。 最初に、簡易郵便局制度が創設されましたのは昭和二十四年ですが、それまでに戦後特定郵便局制度が大変革をされまして、昭和二十一年、二十二年、二十三年あたりで大体現在の特定局制度に変わった。以後、そう大きな基本的な変革はないというふうに考えておりますが、特定局制度が変革されまして、これが終わった次の年、昭和二十四年に簡易局制度が創設された。――その趣旨、あるいはその後簡易局がどういう役割りを果たしてきたか。省はどういうふうに評価しておられるか。それにつきましてお答えを願いたいと思います……
○長田裕二君 関連質問の関連でたいへん恐縮でございますが、久保委員の御質問にも関連するという意味でお許しを願いたい。 宿舎の問題あるいは外勤から内勤への転勤といいますか、ポストをかえるという問題についての御質問の中に、一般公務員との関係があるというようなお答えのようでございますが、たとえば宿舎なんかについていえば、一般公務員との関係で制約があるというのは、たとえば、どの程度のポストの者にどの程度の広さのものを与えるとか、そういう面での制約は私はまあうなずけるし、あり得ると思いますけれども、郵政で一番大事な外務職員、そういう人たちに対する宿舎をどうするかについて、一般公務員が何人中何人ぐらいに……
○長田裕二君 私は、自由民主党を代表いたしまして、簡易郵便局法の一部を改正する法律案に対し、賛成の意を表するものであります。 申すまでもなく、全国あまねくサービスを提供することは、公共事業たる郵政事業の最大使命の一つでありまして、事業に要求される経済性との関係をいかに調和させつつこの目的を達成するかということは、事業運営に当たっての重要な課題であると存じます。簡易郵便局制度は、郵政事業の持つ公共性と企業性との調整をはかりながら、へんぴな地方における郵政窓口の普及に今日まで多大の成果をおさめてきておるところであります。 しかしながら、最近における傾向を見ますと、全国になお二千カ所以上もの要設……
○長田裕二君 できるだけ簡単に質問をいたします。この売りさばき手数料の構成要素といいますか、どういう点を考えて手数料を一割から五厘の間にきめたかということについてお答えを願います。
【次の発言】 まあいまのお話の中でも、売り上げ高に全く関係ない保管箱とか、標識とか、あるいは雑費類とかあるわけですが、数年前から外のポストの維持、管理、あるいはその他郵便事業についての――まあ、ただ切手を売る、あるいは印紙を売ることだけではなく、協力も要請しているんではなかったかという気がいたしますが、そういうような部門はありませんでしたか。
【次の発言】 切手類の自動販売機がかなり前からいろいろ問題になっています……
○長田裕二君 郵便法の一部を改正する法律案及びそれに関連する問題につきまして若干質問をいたします。 今度の改正の第三条、郵便に関する料金のところで「郵便に関する料金は、郵便事業の能率的な経営の下における適正な費用を償い、その健全な運営を図ることができるに足りる収入を確保するものでなければならない。」そういう規定が新しく入るわけでございますが、これについては各委員からもいろいろ御質問もあり、答弁もあったことですが、解釈のいかんによっては今後影響するところも非常に大きいと思われますので、あらためて御質問をここで重ねていたします。 たとえば、この法律と同時に実施されます四十六年度の予算でも収支に……
○長田裕二君 私は、自由民主党を代表いたしまして、郵便法の一部を改正する法律案に対し賛成の意を表するものであります。 わが国の郵便事業は本年をもって創業百年を迎えましたが、幾多諸先輩の御尽力によりまして国民生活に欠くことのできない通信手段として、また、わが国社会の発展をになう一翼として着実に成長し、今日その取り扱う郵便物は年間実に百二十億通にも達する状況にあります。 情報化時代を迎え、郵便物はますます増大するものと思われますし、また、都市化現象の進展等社会経済情勢の急激な変化も生じ、いまや郵便はこれらに対応して事業の合理的自主的な運営をはかるための諸施策を強力に推進する必要に迫られていると……
○長田裕二君 高橋先生にお尋ねいたします。私もすわったままさせていただきますので、先生もすわったままでどうぞ。 先生の御意見、先ほど承ったんでございますけれども、私、あるいは取り違い、誤解があるといけませんので、最初に私が伺った先生の御意見、こうだというような点を申し上げたいと思います。 まず広域時分制を採用したことはけっこうだと。それからデータ通信については、公社が従来試行的にやっていたのが、法的にオーソライズされる、根拠づける、この面もけっこうだと思うと、しかし電報料金の引き上げ、あるいは設備料の引き上げ、あるいはまた通信回線をデータ通信として民間に解放することは、これははっきり申せば……
○長田裕二君 私は、自由民主党を代表いたしまして、ただいま議題となっております公衆電気通信法の一部を改正する法律案に対し、賛成の意を表するものであります。 今回の公衆法改正案は、近年の生活圏、経済圏の拡大と情報化社会の進展等に即応して、電信電話の料金及び制度の改正をはかるとともに、データ通信制度の法定を行なおうとするものであります。 第一に、電報の料金等の改正については、電報の役割りが大きく変化している一方、その収支は悪化の一途をたどっていますが、このような事業の実情に即して、電報料金及び利用制度の改定を行ない、事業近代化の条件を整備しようとするものであり、これは電報事業将来のために必要最……
○長田裕二君 いままで各委員の多方面からする御質疑があったわけで、私は一問だけお聞きをしたいと思います。 生命保険業界、広い意味での生命保険業界の中で占める簡易保険の地位といいますか、無診査保険が民保でも始まってからの推移、あるいはそれ以前からも込めての推移でもいいですが、そういうもので現在、簡易保険がどういう地位を占めているか、昔とどういうふうに変わってきているか、そういうことに関連して簡易保険事業が今後どういうことに一番力を入れてやりたいか、内部的な問題、外に対する問題、そういう点につきまして簡易保険局長からお答えを願いたいと思います。
○長田裕二君 きのうからの各委員の御質問と重複しない範囲でごく短い時間で質問をいたします。
この貯金の伸び、いただきました法律案のこの資料の二十八ページのところに純増の状況が書いてありますが、四十四年度末で切ってありますが、四十五年度、去る三月三十一日で締め切りました四十五年度は、一々内容は要りませんが、最後のトータルの純増率はどのくらいになっておりますか。
【次の発言】 いまの総純増というのは、元本、利子を加えたもので従来のものと比べると一応一八%というふうに考えてよろしいわけですな。――二二%、あるいは二四%台をずっと来ました純増が、四十五年度に約一〇%ばかり落ちてしまった、横ばいに近い……
※このページのデータは国会会議録検索システム、参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。