このページでは長田裕二参議院議員の10期(1974/07/07〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は10期国会活動統計で確認できます。
○長田裕二君 私は、松岡委員、村田委員及び山中委員とともに、去る九月二十四日から三日間、東北地方における逓信関係業務の運営状況を視察してまいりましたが、その詳細につきましては、委員長のお許しを得て、会議録にとどめたいと存じますので、御了承をお願いいたします。 以上、簡単でありますが、御報告申し上げます。
○長田裕二君 ここに提出されました昭和五十年度のNHK予算につきましては、先ほどからもお話が出ておりますように、ここ数年間の収入増加傾向の頭打ちと、年々のいろいろな面における単価の増加とが相まちまして、事業収支において年度間二百十五億の逆ざやを生じておりますし、また、そういう状況を背景として、支出の各項目におきましておのれを律する態度の厳しさというものが相当広くにじみ出ていると思います。それにつきましての御苦心のほどはお察しいたすわけでございます。 そういうようなただいまの状況からして、今年度と来年度あたりは、NHKの運営全般につきまして、相当広い角度とかなり深い突っ込みと両々相まちまして、……
○長田裕二君 先ほどから赤桐委員の御質問並びにそれに対する省の方の答弁を聞いて、まあまことに何といいますか、胸が痛み骨が削れるような感じがする次第で、貴重な時間を少しいただいて省の方にお尋ねし、また、こちらの考え方を申し上げたいと思うわけですけれども、先ほどからの質疑応答の過程に見られますように、確かに千葉県の局舎というものを例に挙げて、省の全国地方自治体あるいは各地の状況把握等への取り組み方が問われているんだろうというふうに思うわけでですけれども、その地方自治体が郵便事業あるいは貯金、保険の事業に対して十分関心を持ってない。先ほど冒頭に空気のようだと、人家ができれば郵便は配達されるものだと、……
○長田裕二君 ばばさんがおっしゃったNHKの巨大性の一環になるのかもしれません、あるいはお考えによってはその面は違うということになるのかもしれませんが、NHKの使命のようなものになっております、全国あまねく受信できるようにするというのが放送法にもありまして、現にNHKはいままで財政的にも相当巨額な資金を投入してきた。それからまた今後の事業計画におきましても相当その面に力を入れるという構えをとっているわけです。難視聴地域の解消ということになりますが、この難視聴地域の解消のうちで、都市の難視聴は、これは財政的な問題以外にいろいろな要素が込められていますから、その面は私除きますけれども、全国まだ相当……
○長田裕二君 ただいまの藤原委員の御質問に関連して、お答えを願いたいと思うんですけれども、国際放送につきましては、国からNHKに差し上げる経費につきましてもNHK側も相半持ち出しになっている。これは放送内容を充実させるとかそういうことも関連しているわけですが、そのNHKから国際電電に支払う額が所要額の半ばにも満たないということ、まことに私は実はうっかりしておりまして、今日までそれほどの事態であるとは知りませんでした。 国際電電側の方で非常に赤字が出るということになった事情、国際放送をやる初めのころから、NHKとの関係では収入と支出がそういう逆ざやになっていたのか、あるいはまた送信所全体の運営……
○長田裕二君 貴重な御意見を数々拝聴しまして、私、心から傾聴をさせていただいた次第でございます。ありがとうございました。 二、三拝聴しましてもう少し詳しく御意見を承りたい、そういうような観点から質問をさせていただく次第でございます。 先ほど福田さんから、物価重点主義というような観点からも郵便料金は抑えるべきではないか、郵便事業そのものが財政的に成り立っていかないとしても、郵政三事業あるいはヨーロッパ各国のように電気通信も込めれば、まあやっていける。日本ではちょっと電気通信は別ですからそうもまいりませんけれど、そういうことでございましたが、貯金事業の性格については少しまだあいまいな点もありま……
※このページのデータは国会会議録検索システム、参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。