和田静夫 参議院議員
8期国会発言一覧

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和田静夫[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは和田静夫参議院議員の8期(1968/07/07〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は8期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院8期)

和田静夫[参]本会議発言(全期間)
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第61回国会(1968/12/27〜1969/08/05)

第61回国会 参議院本会議 第32号(1969/07/09、8期、日本社会党)

○和田静夫君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ここに内閣提出の都道府県合併特例法案に反対する討論を行なわんとするものであります。  わが国憲法における地方自治の規定は、憲法が全体として保障する民主主義体制との関連において不可分の要素として、わが国の伝統的な官僚制支配に対する深刻な反省を込めたものであることを、私は自治大臣を通じて総理はじめ全閣僚に思い起こしていただきたいのであります。もちろん、欧米の民主的な地方自主制度を原理的に導入してきたはずのわが国の現行制度が、わが国の政治的、社会的風土の中にあって、所期の効果を十分発揮していないことを知らないわけではありません。住民の権利意識の未成熟……

第61回国会 参議院本会議 第34号(1969/07/22、8期、日本社会党)

○和田静夫君 ただいまの村田議員の八田内閣委員会委員長の解任決議案の趣旨説明に対して、私は日本社会党を代表して若干御質問いたしたいと思います。  私、考えるのでありますが、もうこのように強行採決が乱発され、十日の衆議院社会労働委員会における健保特例法の場合のように、夜八時過ぎに、わずか二人の自民党議員が委員会室に入っただけで、廊下で喚声を発して、万歳万歳と叫びながら、それで採決が終了したと称する例まで出てまいり、また十四日未明の本会議でも、平然と憲法第五十七条が無視され、破られるということになりますと、このたびの参議院内閣委員会の状況がどのようなものであり、そこにはどのような経緯があり、その中……


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第63回国会(1970/01/14〜1970/05/13)

第63回国会 参議院本会議 第5号(1970/03/04、8期、日本社会党)

○和田静夫君 私は、日本社会党を代表し、昭和四十三年度決算について若干の質問を行ないます。  昨年二月二十六日の参議院本会議で、佐藤総理は、国会における決算審査の予算審査に劣らぬ重要性について同意されました。しかるに、政府首脳の決算委員会への出席状況はまことにりょうりょうたるものがあり、総理の参議院決算委員会への出席は、一年度決算につきわずかに二回、時間にして三時間にすぎません。これを予算委員会のそれと比較してみたとき、政府の決算審査軽視はおおうべくもありません。政府は、この事実をいかに考えられますか。  次に、いわゆる補助金行政についてお聞きいたします。補助金行政が、いかに行政をゆがめている……

第63回国会 参議院本会議 第9号(1970/04/03、8期、日本社会党)

○和田静夫君 私は、日本社会党を代表し、地方交付税法の改正案並びに昭和四十五年度地方財政計画について質問いたします。  近年、予算編成期における自治、大蔵両省間の地方交付税をめぐるやりとりは年中行事化し、その論争の行き着くところ、地方交付税の本質をどう見るかというところまできてしまっていることは、総理も御承知のとおりであります。そして結局意見が真二つに分かれてしまっているということは、この論争が幾ら繰り返されても、もう何も生まれてこないことを意味していると思うのであります。国民は、この非生産的なやりとりに、いささかうんざりしております。こんな状況をいつまで続けるつもりなのか、私はこれは内閣の責……


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第65回国会(1970/12/26〜1971/05/24)

第65回国会 参議院本会議 第7号(1971/03/10、8期、日本社会党)

○和田静夫君 私は、日本社会党を代表し、地方税法の一部改正案、地方交付税法の一部改正案並びに昭和四十六年度地方財政計画に関連をして質問をいたします。  国鉄山陽本線は、山口県に入ると急行が鈍行に変わると陰口がきかれています。山口県には急行停車駅がおそらく多いからでありましょう。現在工事中の山陽新幹線までが、山口県では、新岩国、徳山、小郡、下関の四カ所もとまることになっております。新岩国駅など、一日の見込み乗降客二千人にすぎず、駅ができても、駅前に建つのはハイヤー営業所ぐらいだろうと言われております。また、山口県の道路舗装率は四五・六%、これは全国平均を九・八%、中国地方各県平均を実に一五・二%……

和田静夫[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院8期)

和田静夫[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第59回国会(1968/08/01〜1968/08/10)

第59回国会 決算委員会 第閉会後6号(1968/11/01、8期、日本社会党)

○和田静夫君 私、午後、超過負担の問題で、大臣の出席を要請しておったのですが、からだのぐあいで出られないそうでございますから、具体的な問題は政務次官が出られますから、政務次官に求めますが、基本になる二つだけをひとつ御質問申し上げておきたいと思います。昭和四十年の三月十二日の参議院の予算委員会で、当時の田中角榮大蔵大臣が社会党の鈴木壽委員の質問に答えて、実は次のように述べておる。「いわゆる超過負担というものにつきましては、国庫補助単価の不足に基因すると、こういうふうにおおむね言われておりますが、補助事業に関連した単独事業の施行や行政の実施能力の差等によって生ずるものもありますし、また、地域的に物……

第59回国会 地方行政委員会 第2号(1968/08/08、8期、日本社会党)

○和田静夫君 関連。いまの人事委員会の問題ですがね。やはり月報の中にあるところの発言の要旨というのは、公務員の本来持っているところの権利というものに対する理解度というものがないところに私は発想の基本があると、こう思う。人事院や人事委員会ができ上がってきた歴史的な経過というものを、やはり頭の中におきながらこれを理解をする、こういう態度をぜひ私は求めたいところだと思うのだが、たとえば人事委員会の勧告は人事院の勧告のオウム返しだ。あなた方が調査の対象というものを同じような基準において、同様な調査方法をとるならば、人事院の勧告がある一定の真実に近いものだ、こういう自信をお持ちなら、それと同様の人事委員……

第59回国会 地方行政委員会 第閉会後2号(1968/10/22、8期、日本社会党)

○和田静夫君 地方公務員月報九月号というのがあるのですね。この中で、「人事院勧告のあり方」という、まあ「時の話題」という形で、森清という自治省公務員第一課長が論文を書かれております。これを中心として二、三まずお聞きをしておきたいと思います。  最初に、自治省の公務員課、いわゆる公務員部公務員第一課というところはどういうことをするところなのかということを明らかにしていただきたいと思います。
【次の発言】 そこで、そういう関係の仕事をする課、この公務員部がつくられるときに、昭和四十二年の八月十八日の衆議院の地方行政委員会で、藤枝自治大臣が幾つかのことについて態度を明らかにされています。いまその説を……


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第60回国会(1968/12/10〜1968/12/21)

第60回国会 決算委員会 第2号(1968/12/18、8期、日本社会党)

○和田静夫君 万国博覧会の進行状態の問題について、もろもろの角度からこの機会にお尋ねしておきたいと思います。  まず最初に、立場を明らかにしておかなければなりませんが、私たちは、万国博覧会が商業見本市と化したり、あるいは軍国主義や大国主義的愛国心の宣伝の場に利用されないように早くから希望し続けてきました。そしてこの希望が満たされない場合には反対であるという意思表示もし続けてきたところです。ところが、どうも今日の状態を見てみますと、国民的な希望がいれられないままに進行されているように思われてしかたがありません。たとえば、万国博覧会は産業と文化のオリンピックとして、国際条約加盟百十四カ国のうち七十……

第60回国会 地方行政委員会 第2号(1968/12/19、8期、日本社会党)

○和田静夫君 大臣のごあいさつを伺ったわけですが、いまの問題に関連をしまして、この機会にまず基本的にひとつお尋ねをしたいのは、新大臣として給与関係閣僚、そういう立場で七人委員会に臨まれているわけですね。ところが今国会に上程されてきている給与法案というものは、人事院の勧告から見ればたいへんお粗末なものである、こういう形になっています。したがって、人事院勧告が守られずに給与法案が今国会にかかってきた。そのいきさつについて七人委員会のメンバーの一人として自治大臣のまず考え方を承りたいと思います。
【次の発言】 それから今後はという形でもっていろいろ論議をされた。予算委員会でも大蔵大臣に今後とは一体い……

第60回国会 地方行政委員会 第3号(1968/12/20、8期、日本社会党)

○和田静夫君 一つだけお伺いしたいんですが、昭和四十二年度における地方公務員等共済組合法の規定による年金の額の改定等に関する法律を定められた場合に、私はもちろん本院に議席がなかったのでありますが、全国の地方公務員から怨嗟の声が起こった、それは、地方公務員等共済組合法の長期給付等に関する施行法第二条第一項第二十九号の、いわゆる給料年額の算定について、「退職時の給料年額」と以前にはありましたものを、退職時における昇給分を除外するという改定に結果的になったわけです。このために、非常に既得権が侵害をされる、不当に年金額が低くなっている、こういう現状があるわけです。すみやかに既得権を保障するための再改定……


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第61回国会(1968/12/27〜1969/08/05)

第61回国会 決算委員会 第3号(1969/04/10、8期、日本社会党)

○和田静夫君 物価問題について、総理に若干のお尋ねをいたします。  物価問題は昭和三十年後半以来、戦後日本経済の成長過程がはらむ特殊な構造的病理現象として広く注目をされてまいりました。広範な国民諸階層の関心を一経済問題に関して持続的に引きつけたものは、まさにこの物価問題をおいて他に見当たらないといっても過言ではないと思います。これに対する臨床的診断や処方せんが各方面から出され、政府の経済白書が三十年後半以降、物価問題とその対策を取り上げなかった年は一年もありません。しかし不幸にして今日に至るも問題が解決の糸口をつかんでいないばかりか、反対に最近に至って病状が一そう内攻している徴候さえ見られると……

第61回国会 決算委員会 第11号(1969/06/25、8期、日本社会党)

○和田静夫君 私は、昭和四十二年度の地方公営企業の決算について、水道事業、交通事業、病院事業に分けて、いろいろお聞きしてみようと思います。  その前に、地方公営企業というものを全般的に考える上で前提になると思われる一つのことについてお聞きをしておきたいと思います。  近来、地方公営企業ということばを耳にしますときに、同時に赤子ということばを想起するほど地方公営企業の経由悪化は慢性化をしています。ところで、地方公営企業の赤字を考える場合、一つの論点が整理されていなければならないのではないかと思います。公営企業が公共事業と違いまして初めから経済性を前提にしたものであるとするならば、そういうワクに当……

第61回国会 地方行政委員会 第2号(1969/02/18、8期、日本社会党)

○和田静夫君 具体的には二十五日の日に質問したいと思うんですが、いま言われた中で一点、いわゆる水利が非常に悪かった、新聞等の当時の記事をずっと見てみますと、四階まで水が届かなかった、こういう状態にあるようです。これはもう全く消防署側の日常的ないわゆる対策の手落ちというふうに考えられるわけです。その辺についてちょっと伺っておきたいことと、二つが、いま千葉質問にありましたいわゆる補償問題なんですがね、たいへん低い額ですよね、宿が払ったのも。全くの一例ですがね、たとえば最近地下鉄である秋田からの出かせぎ者が労災に該当する死亡をされた。それに対して、労災保険の適用は当然のこと、それ以外に熊谷組は一人当……

第61回国会 地方行政委員会 第3号(1969/02/25、8期、日本社会党)

○和田静夫君 先日のこの地方行政委員会における自治大臣の所信表明について、総括的に幾つかの問題で質問をし、後、各論に入っていきたいと思います。  大臣はまず次のように述べられました。「最近における社会経済の急速な発展に即応して、地方行政の広域的運営の必要性は一そう強まっていると考えております。そこで、広域的地方公共団体としての府県の自治能力を充実強化するため、前の通常国会で成立を見なかった都道府県合併特例法案を今国会に再度提出し、皆さま方の御協力を得て是非その成立をはかりたいと存じております。」、このように、大臣は広域行政の必要性からこの法案を出してこられたのであります。そうして、最近の自治省……

第61回国会 地方行政委員会 第4号(1969/03/18、8期、日本社会党)

○和田静夫君 引き続きまして、概括的な御質問を一、二しておきたいのですが、まず最初に、天下り人事問題とでもいいますか、そういう側面について大臣の所見を二、三承っておきたいと思います。  この間手にしました、人事院の昭和四十三年度の「営利企業への就職の承認に関する年次報告書」、これを見たのでありますが、これについては中央各新聞は「やっぱり官僚天国」という見出しを御存じのとおり掲げました。また三月六日の衆議院の決算委員会は、昭和四十三年度に公社・公団に天下った高給官僚の氏名、前歴、給与などの資料提出を求めました。私は、この委員会において、高給官僚の府県など地方自治体への天下りを問題にし、その実態を……

第61回国会 地方行政委員会 第5号(1969/03/20、8期、日本社会党)

○和田静夫君 奄美大島の復興基金に関連して奄美群島の復興信用保証協会というのがあると思います。ひとつ資料として保証協会がやっている、特に保証業務の代位弁済額、こういうものが一体どのくらいあるのか、その代位弁済の処置がどのように取り立てが行なわれておるか、それから融資業務のほうの債務の不履行額、あるいは遅延しているもの、これは一体どのくらいあるのか、できたら資料でお示しをいただきたいと思いますが、わかりましたでしょうか。

第61回国会 地方行政委員会 第6号(1969/03/25、8期、日本社会党)

○和田静夫君 国家公安委員会委員長の所信表明に関連して、若干の質問をいたしたいと思います。  荒木国家公安委員長は、その所信表明で、冒頭次のように述べられました。「各位御承知のように、現在、国民がひとしく憂慮しておりますのは、過激派集団による相次ぐ暴力行為であり、警察としましても、日夜、その対策に腐心いたしておるところであります。これら過激派集団は、先般の東大紛争をめぐる安田講堂の占拠や神田地区での行動に見られるとおり、過激な破壊行動を繰り返し、ために大学を物心両面から荒廃させたにとどまらず、地域住民にも著しい被害をもたらし、公共の安全と秩序の大きな障害になっているのであります。このような破壊……

第61回国会 地方行政委員会 第7号(1969/04/03、8期、日本社会党)

○和田静夫君 新宿のトルコぶろの火事の問題について二、三質問をいたしたいと思います。  去る二月二十五日も、私はこの地方行政委員会で、引き続いた温泉旅館の火災や惨事に触れまして、消防行政一般について質問をいたしました。こうした国会における質疑応答は、おそらくいままでも火災が起こるたびに繰り返されてきたのでありましょうけれども、事態はこうした論議をあざ笑うかのごとくであります。去る三月二十九日の夕方には新宿のトルコぶろに火災が起こり、五人の若い女性の命が奪われました。また三月三十一日未明には、和歌山県白浜温泉旅館でまた惨事かと思わせるような火事が起こっております。行政上の改善の約束をいくらしてみ……

第61回国会 地方行政委員会 第8号(1969/04/08、8期、日本社会党)

○和田静夫君 竹田委員の議論の中にもあったのでありますが、個人住民税が高過ぎるということが、私はいまや常識になっている、そう思います。新聞論調も例外ではありません。三月三日の日本経済新聞の社説は、「望まれる住民税の大幅減税」と題して次のように実は言っております。「六百九十億円の国への財源貸し付け分が、国家予算のなかで減税なり歳出なりに有効に使われる限り、いちがいに悪いとはいえないが、それだけのゆとりがあるのなら、なぜこの際もっと思い切って住民税の軽減に力を入れなかったのか。個人の住民税の課税最低限は国の所得税のそれよりもあまりに低過ぎる。税率引き下げの場合、所得税減税よりも住民税減税のほうが低……

第61回国会 地方行政委員会 第9号(1969/04/15、8期、日本社会党)

○和田静夫君 首都圏整備法が制定されましたのは昭和三十一年です。近畿圏整備法が制定されたのは昭和三十八年。しかるに、昭和四十四年に至っても基本計画の実施のために必要な毎年度の事業についての計画が全く立てられずにきました。そんなことは常識ではとても考えられないことですが、事実そうなっております。これは一体何を意味するのかということを私なりに考えてみたわけであります。これらの法律は、美しい目標を掲げるにとどまって、その実効を期し得ないものであることが、私は初めからわかっていながら、金を落とす口実と、官僚の方々のとまり木的ポストのためにつくられたといわれてもしかたがないのではないかと実は考えざるを得……

第61回国会 地方行政委員会 第10号(1969/04/17、8期、日本社会党)

○和田静夫君 首都圏のいまの答弁中、整備計画の作業中のものを今秋と、秋までと、こう言われたわけですが、これをひとつ十月なら十月という形で明らかにしていただきたいし、事業計画についても、それができて引き続き作業を進められると言われましたが、先日の大臣の答弁、本部長の答弁では、四十五年度という話があったわけですから、その辺のことを明確にしていただきたい。
【次の発言】 ほんとうはたいへん不満なんですが、いまの答弁で一応目をつぶって、この法案の若干内容的な質問をさらに続けてみたいと思いますが、その前に自治大臣に、本来ならば総理に対して質問をすべきことでありますが、ひとつ以下申し上げることを十分総理に……

第61回国会 地方行政委員会 第11号(1969/04/22、8期、日本社会党)

○和田静夫君 まず、地方事務官制の問題について、二、三この機会にお尋ねをしておきたいと思います。  昨年の十月二十二日の本委員会において地方事務官制についての私の質問に対して、長野行政局長は、「社会保険出張所におりますところの地方事務官問題の処理はそういう医療保険の抜本的改革の一つの案というものと並行して考えていくのが妥当ではないかというような考え方が現在関係閣僚の間で話が出ておる。」と答えておられました。また昨年十一月二十六日、労働行政機構の改革についての覚え書きが、行政管理庁長官、労働大臣、自治大臣の間で取りかわされております。この医療保険制度の抜本改革と、労働行政機構の改革が口実になって……

第61回国会 地方行政委員会 第12号(1969/05/06、8期、日本社会党)

○和田静夫君 関連。この四十四年度の予算の編成過程において、いわゆる地方交付税法をめぐりいま論議がありますように、大蔵省と自治省の意見の対立は、昭和四十四年の一月六日の大蔵大臣と自治大臣との覚え書きという形で統一されたのでありますが、一体これは統一なのか妥協なのかというところが私はやっぱり一番大きな問題だと思うのです。けさほど来の質問と答弁を聞いてましても、その点ははっきりしません。また、衆議院の地方行政委員会の議事録を読みましたら、野田自治大臣の答弁はたいへんあやふやであります。したがって、私はここで一ぺんはっきりしてもらいたいのは、意見の対立というものは平行線をたどって、結局当面の妥協点と……

第61回国会 地方行政委員会 第13号(1969/05/08、8期、日本社会党)

○和田静夫君 関連。年度間調整の問題もわかりますが、いま一昨日からきょうにかけての答弁の中で、地方交付税が地方公共団体の固有の財源であるというそのことの意味をもう一ぺん確認をされてもらいたいのです。地方交付税とは本質的には地方税、ただ国が地方団体にかわって間接課徴しているにすぎないという、そういう理解で大臣、よろしいですか。
【次の発言】 私の質問に対して大蔵省の考え方をお聞きをしたいのですが、最近の政府のやり口の特徴というのは、各省ともバックに何々審議会とかあるいは何々調査会とかいうものを持って、それによって自己の見解を権威づけると言いますか、あたかも客観的なものであるかのような装いでそれを……

第61回国会 地方行政委員会 第14号(1969/05/15、8期、日本社会党)

○和田静夫君 「自治日報」の三月十四日号で、ある人が、「交付税の七不思議」と題して、その一つに、「先進団体、後進団体あるいは標準団体それぞれの要望を取り入れ、世界一巧緻をこらした補正テクニックによる需要額の結果は、人口面積による単純比例按分と大差ない」という珍現象をあげています。そしてその現象がそのとおりであることは、ほかならぬ横手交付税課長も「自治研究」の四十三巻第九号の論文の中で認めておられます。それならば、なぜあのような複雑な手法を用いて基準財政需要額を算定し、財源配分を行なっているのか。まさか自治省の方々の優秀さを誇るためにそうしているのでは私はないと思うのであります。まさかしろうと目……

第61回国会 地方行政委員会 第15号(1969/06/05、8期、日本社会党)

○和田静夫君 冒頭に、時間を非常に制約をされまして、これ一包み分おりたわけですが、これは次の機会にぜひ質問を、そういう意味では留保しておきます。  そこで、大臣に基本的に二、三だけ確認をしておきたいと思うんですが、十五日の委員会でのいろいろのやりとりの模様についてお聞き取り願っていると思うんですが、政務次官出ていらっしゃったんですが、そしてそのときに、大臣からきょう答弁もらいますということを、私二つ三つ質問をしてあるんですが、お聞き及びですか。
【次の発言】 そういう意味で整理をされておって端的にお答え願えれば幸いだと思うんですが、一つは地方交付税の算定の手法が非常に複雑だ、その全貌を国民一般……

第61回国会 地方行政委員会 第17号(1969/06/12、8期、日本社会党)

○和田静夫君 過ぐる五月十八日の午後一時半ごろ、今度は石川県片山津温泉で大火がありました。時間的に前日の宿泊客が帰ったあとであり、当日の泊り客が到着していなかっただけに、死者こそ出ませんでしたが、だれもが一瞬あわや大惨事と思ったことでありましょう。私にはいま火事のかなりの部分について調査をする時間がありましたので、かなり詳細にわたって調べてみました。そして、考えてみますと、やはり今日の消防行政の問題点が幾つか抽出することができるのであります。  そこで、私も、今度の火事でまた昭和四十三年度版の消防白書を読み返してみました。その問題点は、私があらためて指摘するまでもなく、期せずしてこの消防白書の……

第61回国会 地方行政委員会 第19号(1969/06/24、8期、日本社会党)

○和田静夫君 実は磯村先生の「月刊ぺン」の七月号の「横暴な『都市の論理』に反論する」というのを読ましていただいたわけですけれども、この中で、いま述べられたと同様のことが指摘されておると思うんですが、先生は、「市民の生活が成り立つ都市自治体、われわれに生活らしい生活を与える自治体、要するに、われわれが、生活らしい生活をするところ、そしてそのための組織が問題なのであり、したがって自由な、進歩する生活を与える組織をつくり出さねばならない」というこの羽仁五郎さんの提言をそのまま受け入れられていらっしゃいます。そうして、「都市といえば、生活の空間、地域、場所等にのみ関心をもたれていたが、むしろそこに住む……

第61回国会 地方行政委員会 第21号(1969/07/01、8期、日本社会党)

○和田静夫君 私は、いままでの委員の皆さんとの重複をなるべく避けながら、一つは地方自治の区域の問題、一つは広域行政と府県合併の問題、そして、さらに法案上の逐条若干の疑義についてお尋ねをしていきたいと思います。  まず、この都道府県合併特例法案を強力にプロモートした代表的人物といわれます元自治省事務次官、現在の衆議院議員奥野誠亮氏は、その府県合併促進法なる論文を作成するにあたって、今日、七十六年前のままの府県の区域は、拡大する社会経済圏の実情と合わず、不合理なものとなっていると考えられている、ということばをもって始めていらっしゃるわけです。こうした立論の基礎には、合理的な、適正な規模の府県のイメ……

第61回国会 地方行政委員会 第22号(1969/07/03、8期、日本社会党)

○和田静夫君 先日、各省の通達関係の資料をいただいたわけでありますが、どこがどうだという指摘のしかたをしませんが、一般的にやはり通達の件数というものは減っていない。さらにふえている。そういう意味において、地方自治体への干渉がやはり歴年非常に多くなってきている。通達の件数から考えてみるとそういうふうに指摘をすることができるのであります。たいへん忙しい中で各省の官房長の方に来ていただき、通達の数などをこまかく出していただいたわけですが、この数が正確に地方公共団体に対する国の関与の度合いを、ふえているからといって、そのまま私は示しているものだというふうに断定するつもりはもちろんありませんが、一つのメ……

第61回国会 地方行政委員会 第23号(1969/07/08、8期、日本社会党)

○和田静夫君 徐々に本論に入りますが、その前に二つだけちょっと整理をさしてもらいたい。  その一つは、この前の委員会で残った問題ですが、六月の十二日のこの委員会で私は片山津温泉の旅館火災の件で質問をいたしました。その後の調査結果、何か新しい事実が判明をいたしましたか。
【次の発言】 六月八日に片山津温泉の常願寺というお寺で罹災者の会というのが実は開かれたのです。で、私も出席を求められていましたけれどもちょっと出られませんでした。そこには罹災者のほかに加賀市の庶務課長、それから稲垣という片山津市消防本部片山津分団長も出席をされました。その模様をテープに収録をされまして私の手元へ送ってまいりました……

第61回国会 地方行政委員会 第24号(1969/07/10、8期、日本社会党)

○和田静夫君 もう一つの件はまだ調べがつかぬのですね。
【次の発言】 前段の三名について、やはり事実としては従事してきたことが明らかになってきました。この前申しましたが、私の調査では日当二千円を受け取っている。これは明確であります。したがって、日当二千円を受け取りながらこういう状態のことを行なうというのは、これは明確に地方公務員法三十八条に触れますね。
【次の発言】 前段の部分については、これはまだ日当の問題にかかるだけでありますから、ある意味では注意をしながら将来を戒めていく。前段の部分については、署長から何か注意をされたというような回答も長官のほうからはなかったんですが、しかし、これは十分……

第61回国会 地方行政委員会 第25号(1969/07/15、8期、日本社会党)

○和田静夫君 前の委員会で、日本国憲法に基づく若干の論議を行ないました。特に基本的人権としての社会権と、それに基づいて、政府が、権力者側が職を奪うところのそういう権利を持っていないという観点に立って質問いたしましたが、その答弁のいずれもが私を納得させることができませんでした。したがって、論議は論議として残っていますが、きょうは若干細部の問題に入って、後刻もう一ぺん憲法に立ち返った論議というものをやってみたい、そういうふうに考えます。  そこで、最初に広義の分限と狭義の分限という問題で長野行政局長の見解を承ったのでありますが、もう一ぺんちょっとあなたの答弁を思い起こしながら次のように理解を、私の……

第61回国会 地方行政委員会 第26号(1969/07/17、8期、日本社会党)

○和田静夫君 人事院お見えでありますが、先日人事院のなされました答弁というのは、何といっても私たちは理解をすることができません。したがってきょうは人事院総裁に来ていただいて、人事院としての態度を明らかにしていただく、こういう要請をしておりましたら、人事院総裁は給与勧告の作業等でどうも出られないということでありますので、人事院総裁と打ち合わせした結果の答弁をきょう正式に承りたい。
【次の発言】 大臣、先日の専決処分の問題について協議をされた経過について説明してください。
【次の発言】 その辺の答弁はこの前とあまり変わっていないのですよ。それで、私のほうとしてはたいへん危惧がされます。実際問題とし……


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第62回国会(1969/11/29〜1969/12/02)

第62回国会 地方行政委員会 第1号(1969/12/02、8期、日本社会党)

○和田静夫君 非常に時間が制限されていますから、要約的に各省庁について質問をまず並べまして、その答弁を求めて、答弁について疑点があれば再質問をすると、そういう形にして、委員会に協力をしていきたいと思います。  ほんとうは自治大臣に全般的にかなり質問を用意しているのですが、六十一通常国会の衆議院の地方行政委員会における大臣のこの法案に対する考え方の熱意の部分についてそれを一応承認をする、そういう前提に立って以下の質問を展開したいと思うのです。  そこで、自治大臣が衆議院の地方行政委員会の論議を通じていろいろ述べられていますが、私は、結果的に大臣に求めたかったことは、それらの議事録を読んでみて、復……


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第63回国会(1970/01/14〜1970/05/13)

第63回国会 決算委員会 第閉会後1号(1970/07/07、8期、日本社会党)

○和田静夫君 まず、最近問題の種痘禍の問題から質問いたしますが、相次ぐ種痘禍事件の対策を進めておる厚生省が六月の十八日、今春の接種による全事故者についてワクチン等の因果関係など原因究明のために徹底的な追跡調査を行なうことをきめ、同日全国都道府県に調査表を送り、早急に詳細な報告書を提出するように指示したそうですね。その調査結果の全容をまず示してください。
【次の発言】 いま言われたその六月十九日に、厚生省が専門家十二人を集めて症例検討打ち合わせ会、その打ち合わせ会の結論としてもうすでに報道されたように、種痘後脳炎は例年十例前後の患者が出ているので、今年が特に異常だとは考えられない。ワクチンにも特……

第63回国会 決算委員会 第3号(1970/03/20、8期、日本社会党)【議会役職】

○理事(和田静夫君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  昭和四十二年度決算外二件を議題といたします。  本日は、建設省とこれに関係する住宅金融公庫、日本住宅公団、日本道路公団、首都高速道路公団及び阪神高速道路公団の決算につきまして審査を行ないます。  御質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 出たところから答えてくだ  さい。
【次の発言】 それでは午後一時四十分に再開いたします。  暫時休憩いたします。    午後零時四十二分休憩
【次の発言】 委員会を再会いたします。  休憩前に引き続いて、昭和四十二年度決算外二件を議題とし、建設省及び関係機関の決算につきましての質疑を……

第63回国会 決算委員会 第閉会後3号(1970/07/09、8期、日本社会党)

○和田静夫君 きょうは総括でありますので、各省にわたって大体基本的な問題だけを尋ねて、残された問題については各省別の日に続けたいと思うのですが、まず第一は、防衛庁長官にお尋ねをしますが、今東光さんのあちらこちらでの発言が物議をかもしていますが、私はここで今さんの思想を問題にするつもりはありません。私が問題にしたいのは、今さんが五月十六日、陸上自衛隊新発田駐屯部隊の隊員が集まっているところで話をしているという、そのことであります。警察官には警察教養ということが言われると同じように、自衛官には自衛官の心がまえ――私はここに、昭和三十六年六月に防衛庁が出している「自衛官の心がまえ」という冊子の写しを……

第63回国会 決算委員会 第4号(1970/03/25、8期、日本社会党)

○和田静夫君 まず、冒頭に厚生大臣に総括的なことをお聞きをしておきたいと思います。  昭和四十二年の三月に、経済社会発展計画が経済企画庁から発表されました。そしてその中で、従来のわが国社会保障には総合的な観点が必ずしも十分でなかったことにかんがみ、わが国の経済社会の実態とその将来の進路に即した適切な社会保障長期計画を策定し、これに基づく体系的整備を行なうことが不可欠であるという文言があります。そして、現在この経済社会発展計画は改定の作業に入っておりますし、その検討資料として、さきに経済審議会の生活分科会社会保障小委員会が「社会保障の充実とその体系的整備について」という、そういう題をつけた報告書……

第63回国会 決算委員会 第閉会後4号(1970/09/02、8期、日本社会党)

○和田静夫君 富士銀行の十九億円の不正融資事件について、まず若干の質問をいたしたいと思います。  銀行は、その公共的な性格からいって、たいへん手厚く保護を受けているわけでありまして、したがって、そういう意味ではたいへんな不祥事件が起きていると言わざるを得ません。まず、十九億四百万円といわれる富士銀行の不正融資事件について、専門家たちは異口同音に、とても考えられないことだと、こう述べているわけであります。そこで、事実関係をまず少しこまかく教えていただきたいのでありますが、菅沼といわれる人は金東善の振り出したいわゆる輸出手形、それを割り引くという形で融資をしていた、こういうふうに伝えられております……

第63回国会 決算委員会 第5号(1970/03/27、8期、日本社会党)

○和田静夫君 国有財産がいかに適正に管理をされて運用されているかという問題を取り上げることは、私は決算委員会としてたいへん重要な任務であると考えておるのでありますが、そういう点から国有農地の問題について、時間もなくなりましたが若干お伺いしておきたいと思うのです。  国有農地は、農地法によって管理をされているわけですけれども、それがどのような法の構造のもとに行なわれているのか。先日の四十三年度の決算報告に基づき参議院本会議において私の指摘をした群馬県吾妻郡嬬恋村の三原牧野農協のいわゆる旧国有農地転売問題に関して、まず若干お聞きをいたします。  あの三原牧野農協のあのとき指摘をした話題になっている……

第63回国会 決算委員会 第閉会後5号(1970/09/03、8期、日本社会党)

○和田静夫君 去る三月二十五日、本委員会で、私は産業廃棄物の処理と清掃法との関係について幾つかの問題を取り上げました。そのときの厚生省の答弁には、生活環境審議会の答申を待ってという部分がかなりあったわけでありますが、その生活環境審議会の第一次答申が去る七月十四日に出されましたので、再度この問題を取り上げてこの機会にお聞きをしたいと思います。  その答申は「清掃法においては、国および地方公共団体の責務が明示されているが、その内容は家庭ごみを中心として、それぞれの分担を定めているものである。都市・産業廃棄物の処理処分についても、従来からその一部は取扱ってはいるが、近年の人口の都市集中や経済社会の急……

第63回国会 決算委員会 第閉会後6号(1970/09/04、8期、日本社会党)

○和田静夫君 たいへん限られた時間になりましたし、すでに始まりもおくれましたので、答弁のほうも的確に、簡単にお願いをしたいと思います。質問のほうも簡単にやります。  まず、学校給食問題について二、三お尋ねをしますが、小、中学校で給食をまだ実施していない学校がかなりあるようでありますが、どれくらいありますか。
【次の発言】 それで、完全に実施ができない、いままでかかって。その理由は何ですか。
【次の発言】 そうしますと、十分に手が回っていない、それらについての対策はどういうふうにされますか。
【次の発言】 給食の費用が非常に値上がりをしていますね、その状況はどうです。

第63回国会 決算委員会 第閉会後7号(1970/10/07、8期、日本社会党)

○和田静夫君 官房長官側の都合で尖閣列島問題、それから北海道の名寄の基地の問題、それから北海道から東北、新潟にかけてのエヒノコックス症の問題、そして最後に政治資金規正法に関する問題というような順序――政府側の出席の関係でそういう順序にして若干の質問をいたします。  例の尖閣列島の問題が話題になっていますが、問題の発生、経緯の詳細を総務長官からまず説明を願いたいと存じます。
【次の発言】 そこで七月に、国府がアメリカのガルフ社の日本法人パシフィックガルフ社に対して尖閣列島を含む東シナ海の大陸だなの海底探査許可を与えた。これに対して日本政府としては、どういう考え方をお持ちになり、この問題についての……

第63回国会 決算委員会 第8号(1970/04/10、8期、日本社会党)

○和田静夫君 会計検査院にお尋ねをいたしますが、会計検査院の昭和四十二年度決算検査報告には、付表の第一、第二ということで、昭和四十二年度一般会計決算未確認額表と既往年度一般会計決算未確認表というのがあります。ここに載っているのは防衛庁関係費ばかりです。防衛庁関係経費の性格上、そのこと自体はわからないわけではありませんが、問題は同じ項目のものが三年連続載っているということであります。たとえば昭和三十九年度甲II型警備艦建造費、昭和四十年度甲II型警備艦建造費がそうですが、昭和四十年度甲II型のほうは艦の本体がまだできていないわけですから理解できるとしても、昭和三十九年度甲II型のほうは艦の本体が……

第63回国会 決算委員会 第閉会後8号(1970/10/08、8期、日本社会党)

○和田静夫君 実は、たいへん恐縮ですが、外務大臣をお呼びをしておりまして、それを冒頭やる予定でしたが、まだお入りになりませんから、大蔵大臣に質疑を始めながら途中で外務大臣に緊急な問題でありますので、一言そちらに入ることを冒頭申し上げておきます。  例の富士銀行の事件で、大蔵大臣にお尋ねをいたします。私は、今回の富士銀行の事件をずっと追ってみまして、一番けしからぬと思っているのは、実は銀行側の態度なのであります。大衆の金を預かっているということをどうもお忘れになっているんじゃないか。そういう責任感がまあ頭取のニューヨーク談話を見ても、あるいは佐々木副頭取のいろいろのところでお話しになっているのを……

第63回国会 決算委員会 第9号(1970/04/13、8期、日本社会党)【議会役職】

○理事(和田静夫君) ちょっと速記をとめてください。
【次の発言】 速記を起こして下さい。  科学技術庁に申し上げておきます。いま峯山委員から要求されました資料を早急に整理をして委員会に提出して下さい。そうして科学技術庁に対する質疑は次回の決算委員会で続行いたします。  ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を起こして下さい。
【次の発言】 他に御発言もないようですから、本日はこの程度にいたします。  散会いたします。    午後三時四十分散会

第63回国会 決算委員会 第閉会後9号(1970/10/09、8期、日本社会党)

○和田静夫君 農林省の関係ですが、一つは輸入ジュースの問題について、それから一つは農夫病の問題について、この二点について質問をいたします。農林大臣は午後になるようでありますから、残った部分については午後の冒頭に農林大臣に二、三のお答えを願うことにいたします。  まず、輸入ジュースをめぐる二、三の問題について質問をいたしますが、経済企画庁に最初に尋ねます。去る五月一日の閣議で経済企画庁長官が、濃縮ジュースの原料の緊急輸入を提唱されたようでありますけれども、それに至るまでの事情を簡単に説明してください。
【次の発言】 物価対策でもってやられた、一言で言えば。そこで十五日の閣議で――今度はそれから約……

第63回国会 決算委員会 第10号(1970/04/15、8期、日本社会党)【議会役職】

○理事(和田静夫君) ちょっと速記をとめてください。
【次の発言】 それじゃ速記をつけて。  この際、参考人の方に一言ごあいさつ申し上げます。本日は、御多忙中のところを、当委員会に参考人として御出席くださいまして厚くお礼を申し上げます。参考人の方には、委員の質疑にお答えいただくという形で御意見をお述べ願います。  それでは質疑を続行いたします。
【次の発言】 要望に基づいて労働大臣と連絡をとったその結果、出張中で出席ができない、そういう返答です。委員部を通じてお伝えしたと思います。

第63回国会 決算委員会 第閉会後10号(1970/11/04、8期、日本社会党)

○和田静夫君 ついに大蔵の側からは、私の再三の要求にもかかわりませず富士銀行から大蔵省へ提出された報告書の現物については資料として御提出いただけませんでした。その趣旨は、報告書の中には銀行として当然業務上秘密にしておくことが許される事項が含まれているからということのようでありましたが、同時に、虚偽記載の有無については、あなたのところの係官が私のところにお見えになった、その説明によれば、銀行局の調査を信頼してもらいたい、一口に言えばそういうことであります。そこで私は、信頼をするという立場で、その調査のやり方、内容でありますが、口頭やあるいは文書で報告を受けただけなのか、それとも物件審査を行なわれ……

第63回国会 決算委員会 第11号(1970/04/20、8期、日本社会党)

○和田静夫君 去る三月十八日に、シアヌーク元首が親米軍部によって追放されたあと、カンボジアでは四月に入ってベトナム人の集団虐殺事件が相次いで起こり、これらの事件を裏書きするかのように、四月十五日、ロン・ノル・カンボジア首相は、「一八四〇年にクメール人が一斉決起し、数千のベトナム人を殺し、その支配から国を解放したときのようにベトナム人を追い出そう」と、国民に呼びかけておるのであります。こうした状況の中にあって、シアヌーク殿下は、十六日カンボジア国内ゲリラとの交流の意思を明らかにして、一方一昨日来の新聞は、アメリカによるカンボジアへの武器援助の動きを伝えております。ラオス戦局の激化と相待って、これ……

第63回国会 決算委員会 第閉会後11号(1970/11/05、8期、日本社会党)

○和田静夫君 では、最初にちょっと会計検査院に尋ねますが、四月十日のこの決算委員会で四十二年度の防衛庁の決算のときに論議を若干しました問題、いわゆる防衛庁関係の軍事有償援助にかかる前払いまたは概算払いによるものが、品物がまだ入手をしない、そういう関係で精算未了になっておるものがかなりある。昭和四十二年度決算までは会計検査報告の末尾にこれが記載されておりましたが、四十三年度からこれははぶかれている。防衛庁関係兵器の膨大な経費が前払いをされていたままどうなっているのか決算書を見て不明だということは、非常に重要なことだと思うんです。三十九年度、四十年度、四十一年度、四十二年度、四十三年度別に、防衛庁……

第63回国会 決算委員会 第閉会後12号(1970/11/06、8期、日本社会党)

○和田静夫君 公団の住宅政策、そしてそれとの関係における国有地利用、その国有地利用との関係における河川敷問題などについて、限られた時間でありますが、端的にお聞きいたします。  八月二十八日の全国紙は、一斉に来年度から公団住宅の家賃がことしよりも三一%から五三%値上げされて、いまなら二万円前後で入居できる3DKが三万円前後になる、こういうふうに報じております。これはどちらでもいいのですが、ほんとうのことですか。
【次の発言】 公団の住宅家賃が値上げをされる原因というのは、いま言われたような形と、さらには用地費あるいは建築費などというようなものの高騰、こういうものがからんできています。私はきょう、……

第63回国会 決算委員会 第13号(1970/05/11、8期、日本社会党)

○和田静夫君 たいへん時間が狭められましたので、三つの問題について基本的な態度だけを明らかにしていただきたいと思います。  一つはカンボジア情勢とわが国の態度について、一つは「よど」号に対する自衛隊機のスクランブル飛行の際の緊急出動事案との関連で、事前協議制の存在価値について、一つは公約であります住宅問題との関係で地価対策について問います。  先月の二十日の決算委員会で、私は総理に対しカンボジア情勢について指摘をいたしました。その質問に答えて、アメリカもカンボジアにおける軍事行動については慎重であるはずだという趣旨のことをお述べになりましたが、不幸にして私が指摘をした懸念のとおりにカンボジア問……

第63回国会 地方行政委員会 第3号(1970/03/03、8期、日本社会党)

○和田静夫君 いま提案になりました地方自治法の一部を改正する法律案について、若干、自治省の側の意見をお聞きしておきたいと思うわけであります。  市の人口要件の沿革につきましては、いまさら触れるまでもありませんが、地方自治法制定以来昭和二十九年までは三万人でした。それが二十九年の改正で五万人となったわけでありますが、市町村合併の風潮の中で、これにはかなり長期にわたっての経過規定が設けられ、この期間のうちで、数多くの人口三万の新しい市が御存じのとおり誕生したのであります。その後、四十一年、四十二年、特定期間に限り、特定要件の場合について、人口四万の特例が認められました。そして今度の改正も、自治法の……

第63回国会 地方行政委員会 第5号(1970/03/12、8期、日本社会党)

○和田静夫君 大臣が見えるまで消防行政について最初にお尋ねをいたしますが、消防関係の予算のみを数字の上で見てみますと、交付税についても相当努力をされて、年々伸びております。補助金についても、消防施設強化促進法に基づく補助金のほかに、予算補助の面でも確かに伸びております。総じて一般予算の伸び率よりも消防関係予算のほうがはるかに高いといわれながら、そう充実感を感じさせないどころか、ある意味ではますます心細さを感じさせるのは、そこにはいわゆる都市化時代、高度社会に対応した異常な消防行政需要が存在するからだと私は思います。そこで考えなければならないことは、市町村消防そのものの充実であることはもちろんで……

第63回国会 地方行政委員会 第6号(1970/03/17、8期、日本社会党)

○和田静夫君 十五分ぐらいの時間になったようでありますから、一応大臣に簡単に質問いたしますが、実はこの法律案について基本的な問題は、六十一通常国会の本委員会で審議をしましたし、私は四十四年の四月三日、十五日、十七日、三日間本委員会で具体的に審議に参加しております。で、その議事録等を後ほど要約して事務当局から十分に、三圏の長官である建設大臣、それから自治大臣にお聞き取り願っておきたいと思うのです。したがって、そういう意味で、きょうは時間もなくなりましたから、基本的な問題については触れませんが、実は前の国会で、三日間の審議を通じた最終結論として私が述べたことは、過去の資料のすべての検討を当時行ない……

第63回国会 地方行政委員会 第7号(1970/03/19、8期、日本社会党)

○和田静夫君 いわゆる財政硬直化ということが表面化をしてから、地方交付税をめぐって予算編成過程で大蔵省と自治省とのやりとりというものが何か年中行事化をしてしまった、そういう感じがいたします。昭和四十三年度は四百五十億円、四十四年度には……これは特に大臣に最初の部分というのはお聞きをしておかないとなりませんので、お聞きを願いたいと思うのですが、四十三年度には四百五十億円、四十四年度には六百九十億円という地方交付税の総額からの減額繰り延べ措置がとられてきたわけですね。そしてこうした措置について、国会では、実は地方交付税の本質にかかわる問題として私自身も取り上げて、かなり突っ込んだ議論をしたのであり……

第63回国会 地方行政委員会 第14号(1970/04/14、8期、日本社会党)

○和田静夫君 私は、去年の三月十八日のこの委員会で、当時の野田自治大臣に対しまして、公営ギャンブルについていろいろ質問をいたしました。そうして、まあ結果的には、納得できる答弁を得ることができませんでした。したがって、財政的事情を勘案して公営ギャンブルの施行主体となる市町村を指定する権限に基づいて、自治省がどのような考え方をもってこの指定を行なってきたのか。そのために当然自治省が準備をしていると思われる資料をごく一部に限って要求をいたしました。それから約一年、最近になってようやく、まだすべて要求が満たされたわけではありませんが、限られた資料をこうしていただいたわけです。ともあれ、人手不足の中でこ……

第63回国会 地方行政委員会 第17号(1970/04/28、8期、日本社会党)

○和田静夫君 総務長官にお尋ねをします。二、三日前の新聞で、沖繩の返還に伴って沖繩と本土を交付税制度でつなぐ作業を自治省に命じたと、そういうふうに報道されていました。そのような作業にはいれるということは、前提になる沖繩の税制の整理方針ができた、そういうことなのですか。私は実は今国会の冒頭、自治大臣の所信表明に対して沖繩問題に関連をして幾つか尋ねたわけでありますが、そのときにも、自治省の答弁では、税制上の整理を一つの問題点とされていたのでございますが、いかがですか。
【次の発言】 私も、いまの説明、後段の質問ではそういうことを実は求めたいと、こう思ったのですけれども、たとえば沖繩返還に伴って、本……

第63回国会 地方行政委員会 第18号(1970/05/07、8期、日本社会党)

○和田静夫君 昭和四十五年度地方交付税関係参考資料九ページ、「昭和四十五年度単位費用の積算に用いる統一単価表」に関連をして、まず若干質問をしたいと思います。  この一般職員の本俸一人当たり月額十一万七千六十円というのは、国公基準ではどこにランクをされますか。
【次の発言】 そこで問題になるのは、国と地方との等級の対応関係でありますが、国の八等級制に対して府県の多くは七等級制である。国の二等級課長職が府県の一等級部長職に対応している。以下、職務内容が国より一ランクずつ繰り下げられております。そこで、国の課長と府県の部長がどうして同じ等級でなければならないのか、その合理的な根拠を示してもらいたいと……

第63回国会 地方行政委員会 第19号(1970/05/11、8期、日本社会党)

○和田静夫君 まず、東京都の財務局長さんにお尋ねをいたしますが、実は去る七日の委員会で私の質問に答えた自治省側は、今回の起債削減の措置は、さきの職員のベースアップ問題への報復措置など、政治的な理由に基づくものではない、都の財政が好転をしている、よって純粋に事務的に判断をして行なったものであると述べられたわけですが、四十四年度都財政の構造において、何か近年にない著しい変化がございましたか。
【次の発言】 私は実は自治省から、過去十年間にわたる都に対する起債許可率の推移がわかる資料を提出をしてもらったわけです。そうしてこれを見てみました。それによりますと、許可率がだんだん下がってきているという長期……

第63回国会 地方行政委員会 第20号(1970/05/12、8期、日本社会党)

○和田静夫君 厚生省の側は全体数が足りない、それはよくわかっております。こういうような結果、そういうことはわかっておるけれども、食品問題検討会の結論を得るまでは、言ってみれば措置のしようがない、結果的には。そういうような基本的な問題があるから、基本的な問題をまず片づけたい。そうすれば、考えてみれば、その間はこの食いものはよいのか悪いのかわからぬけれども、とにかく消費者は召し上がっておいてください。それで奇病にでもおかかりになれば、その病気の対策はしましょう。おなくなりになれば、その人命に対するところの賠償くらいは考えましょうなどということに論理的にはなる。現実に人員の増を要求をされなかったので……

第63回国会 地方行政委員会 第21号(1970/05/13、8期、日本社会党)

○和田静夫君 関連。検討はいままでもされていると思うのですがね。退職して一年以内に発病をされる率、地方公務員の、そういうのをお調べになっていますか。
【次の発言】 委員会だけで、法案がかかるときに、検討するという答弁が往々にして行なわれます。私たちの調査によれば、一年以内に発病する者の率は七〇%という状態になりますね。私は、まあ私自身も発病しておったから、いま継続的に五年間そのままかかっていますがね。これが切れる段階にどうなるのだろうということをやっぱりひとしく考えておる。そうすると、これも一つの提言ですが、たとえば地方公務員の現業部門の人たちが、一体退職をした時点からどれだけ平均的な寿命を持……


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第64回国会(1970/11/24〜1970/12/18)

第64回国会 社会労働委員会 第5号(1970/12/17、8期、日本社会党)

○和田静夫君 実は、本法案に対する衆議院段階での議事録がまだできておりませんので、そういう意味では若干重複するかもしれませんが、逐条にわたって質問をいたします。  本法案が衆議院においてその名称を含めて修正をされましたことは、市町村の清掃事業の立場から見れば当を得たことであると思います。しかし、それでもなお多くの不安が残りますのでお聞きをしたいわけでありますが、この法律によっても、清掃という仕事が地方自治法上の市町村の固有事務だということ、このことは変わらないと思うのですが、大臣の答弁を願います。
【次の発言】 従来、清掃法を議論をいたしますと、公害という問題が出てくる。したがって三月二十五日……

第64回国会 地方行政委員会 第2号(1970/12/08、8期、日本社会党)

○和田静夫君 まずは山野対策庁長官に御足労願ったんですが、一、二。報道によりますと、琉球主席の任期の延長、立法院による沖縄県条例制定権などについて話し合うために、琉球立法院の議長が上京されておる。で、その人の発表によりますと、沖縄・北方対策庁の山野長官が、主席の任期延長及び立法院の県条例制定の問題と関連をして、復帰の際に、自治大臣が暫定的に知事を任命をして、その知事が県知事、県議会議員選出のための県条例を専決処分で決定する、そういういわゆる山野構想を発表された、こういうふうに伝えられているのでありますが、これはほんとうですか。
【次の発言】 報道によりますと、山野構想は地方自治法二百四十七条の……

第64回国会 地方行政委員会 第4号(1970/12/15、8期、日本社会党)

○和田静夫君 調査方法にやはり問題があると、こう思うのです。私のほうは知事に来ていただくという問題は理事会に預けてありますので、さらに理事会で検討していただくとしましても、私も十一日、十二日と現地に行って、いま言われたとおり告訴をされておりますから、したがってその事実関係等については、自治省の側が職制の側にいろいろ聞かれたと同様に、私のほうは職員の皆さん、かなりの方々にお会いをして聞き、十三ばかり具体的にそういう事実関係が明らかになってきているのであります。したがって、やはり知事に来てもらって、私のほうとしては具体的にいろいろの設問をして、そうしてその見解をお聞きする以外に、両方公正な調査結果……

第64回国会 地方行政委員会 第5号(1970/12/17、8期、日本社会党)

○和田静夫君 提案されています法案の内容は、先般説明を受けましたように、国家公務員の給与改定に準じて地方公務員の給与を改定するに必要な財源の確保をはかるために、五百五十億円を限度として、借り入れ金によって現行の地方交付税総額を増額できること、給与改定等に伴って昭和四十五年度分の単位費用に特例を設けることの二つが柱でありますが、まず順序として、五百五十億円の財源不足額の算定の根拠をお示しください。
【次の発言】 昭和四十四年度の給与改定にあたっても、その当時の不足財源として予想された二百億円、それについて今回の改正案と同じような内容を持った改正案が提出されました。しかしそれについては、法律制定後……

第64回国会 地方行政委員会 第6号(1970/12/18、8期、日本社会党)

○和田静夫君 愛媛の問題でありますが、その後この前の委員会からあと調査が進んでいないということですが、きょうは、前に自治省の側が調べられた理事者側ではなく、職員の側の代表のほうから正式に公務員部長あてに文書が提出されているわけですね。その中には大きく分けて八項目にわたる具体的な事実関係が述べられています。これに基づいて、おそらく自治省の側としては逆に理事者側に聞かれるとか、あるいは真相がどうだとかいう調査をされると思うのですが、それはやられますか。
【次の発言】 たとえば、添付をされている陳謝書ですか、などというものが自治省に出されて、私のところに送付されてきたものですから初めて見てみたのです……


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第65回国会(1970/12/26〜1971/05/24)

第65回国会 決算委員会 第2号(1971/02/17、8期、日本社会党)

○和田静夫君 最近、公害倒産とかスタグフレーションとかいわれ、中小企業の倒産が非常にふえていると伝えられていますが、その状況についてまずお知らせください。
【次の発言】 繊維問題ごとの関係において、繊維の倒産関係というものが、具体的にどういう形に中小の場合なっているのか。それから家電器類あるいは鉄など、大企業で減産態勢に入っているものとの関係における下請中小の倒産関係はどういうふうになっていますか。
【次の発言】 業種別の倒産内容についてあとで資料でいただけませんか。
【次の発言】 そこで、いまの状況に対応する具体的な対策をどういうふうにお考えになっていますか。

第65回国会 決算委員会 第3号(1971/02/19、8期、日本社会党)

○和田静夫君 きょうは委託費等の問題と、それから三重県の、ミサイル基地建設に伴う問題、それから熊本県の河浦町における羊角湾地域開発計.画と漁業補償などをめぐる若干の疑問、それから直江津、高田の都市合併に伴う自治のあり方について順次質問をしたいと思います。  委託費等の問題でありますが、自治省からいただきました資料に基づきますと、財団法人の地方財務協会関係が載っていないんです。この地方財務協会関係というのは、委託費の関係ではどういうことになりますか。
【次の発言】 そうしますと、自治省関係の資料の頒布等が一手に地方財務協会を通じて行なわれていますね、これは。

第65回国会 決算委員会 第4号(1971/02/24、8期、日本社会党)

○和田静夫君 きょうは、一つは逓信病院などの運営に関すること、それから二つ目には、不正行為によるところの国に与えている損害等をめぐる件、二件について質問いたしますが、まず病院関係をやります。  一般の国家公務員の共済組合の場合、その公務員共済の経営する病院は、公務員に対する共済制度と一般外来に対するその他の社会保険制度のワク内で、まあいわば独立採算的に経営をされているわけでありますが、逓信病院、鉄道病院、専売公社病院の場合、その辺はどうなっているのか、独立採算が成り立っているのか、あるいは郵政省なり国鉄なり専売公社なりの会計から金を繰り入れているのか、まず答えてもらいたいと思います。

第65回国会 決算委員会 第5号(1971/02/26、8期、日本社会党)

○和田静夫君 まず最初に、昭和四十一年の七月二日の本委員会でも、あるいは四十四年の三月二十九日の参議院予算委員会第一分科会でも論議をされたごとでありますが、参議院の元副議長公邸と都道府県会館との交換の土地の問題について若干のお尋ねをいたします。  ずっと議事録を読んだのでありますが、交換した時期は昭和四十二年九月、これでよろしいですか。
【次の発言】 その交換した面積はどうなっていますか。
【次の発言】 そこで、この交換が昭和三十九年の二月七日付の建設省の告示による道路建設予定地であった土地建物の部分を除いたものですね。
【次の発言】  この道路建設予定地はどのように処理されましたか。

第65回国会 決算委員会 第6号(1971/03/03、8期、日本社会党)

○和田静夫君 昨日来、実は行政監理委員会が昭和四十年発足以来出したすべての意見等に目を通してみたのでありますが、それには二通りのタイプがあります。一つは、きちっと行政監理委員会意見という形になっているものと、もう一つは、委員の名前が羅列してあって、あて先が行政監理委員会委員長になっているものとの二通りであります。そうして、行政監理委員会発足当初のうちは前者の形式を踏んでいるものが多いのですが、最近ではほとんど後者の形式になってきているわけです。特に荒木さんが長官になられたあとこの傾向が非常に激しいわけですが、この二つの形式の違いは一体まず最初どういうところにありますか、長官の答弁を。

第65回国会 決算委員会 第7号(1971/03/05、8期、日本社会党)

○和田静夫君 労働災害が激増しているといわれていますが、昭和四十一年以降、四十四年までの労働災害の発生件数の推移をまずお示し下さい。
【次の発言】 ちょっと恐縮ですが、四十三年の決算ですから、四十三年の……。
【次の発言】 こうした労働災害発生状況について、労働省としては、まずどのような状況判断を持っていらっしゃるか、今後どのように対処するのですか。
【次の発言】 先ほど来の、四十三年の事故、労働災害の発生件数の中で、同時にまたその中の死亡件数の中で、労働安全衛生規則が守られていなかった、いわゆる使用者側の義務規定ですね、管理者側の規定が守られていなかったがゆえに起こった件数というのはわかりま……

第65回国会 決算委員会 第8号(1971/03/10、8期、日本社会党)

○和田静夫君 日中覚え書き貿易をめぐる政治会談、そしてああした内容のコミュニケが二年連続して出されたのでありますが、この結果の上に立って、佐藤政府としては、対中国政策でいままで定まらないでいた要素とでも申しましょうか、そういう要素がはっきりしたとか、あるいは何か新しい結論めいたものをお持ちになったとかいうことがございますか。
【次の発言】 今度のコミュニケを読んでみまして、やはり問題は台湾問題だという感じが非常にするわけです。そう感じたのはおそらく私一人ではなくて、多くの国民がそう感じておるのではないかと思うんです。たとえば大使級会談とかなんとか言ってみたところで、問題は台湾問題に対する日本の……

第65回国会 決算委員会 第9号(1971/03/12、8期、日本社会党)

○和田静夫君 最近、運賃を上げられる計画がございますか。
【次の発言】 国鉄。
【次の発言】 きょう四十三年度の決算を審議をしていく、そういう過程の中で私は、運賃値上げというのは不当であるということだけを冒頭まず一つ申し上げておきたいと思います。  次に、国鉄は運転、工作の両局の合同で車両の総点検を緊急に実施されるようにきめられたそうですが、その内容をちょっと……。
【次の発言】 伝えられるところによると、キハ一八一系ですね。この最新型の気動車にブレーキの故障やエンジンの過熱など、三月に入ってからたいへん事故が多い。したがって緊急にこれらに対する総点検を必要とする、こういうふうにまあ伝えられて……

第65回国会 決算委員会 第10号(1971/03/19、8期、日本社会党)

○和田静夫君 人事院による高級公務員の民間企業体へのいわゆる天下り承認数は四十二年で百二十一人、四十三年百三十五人、四十四年百七十七人、四十五年百九十三人と、まあだんだんふえてきているわけですが、実際はもっと多いのではないかと思われます。いかがですか。
【次の発言】 たとえば昭和四十五年は二等級以上で千八百五十人やめていらっしゃる。そのうちの百九十三人がまあいってみれば、天下りの報告の中に載っているわけですが、いま言われたように、たとえば私立大学に一ぺん出る、あるいはつとめておったところの官庁とは関係ない企業にいかれる。しかしながら二年ぐらいして舞い戻って、関係のところに入る。こういう事態につ……

第65回国会 決算委員会 第11号(1971/03/20、8期、日本社会党)

○和田静夫君 まず農林省にお聞きしますが、あの佐藤造機の倒産の問題でありますが、佐藤造機の倒産で全購連の資金がまあ三十億円焦げついた。なぜこの三十億円という額にまで高じてしまったのか。どのように考えられていますかj
【次の発言】 けさも二、三伝えられるところに基づき、まず聞きますが、前渡金についてまず一つは支払い方法に不明な点があった、こういう報道がなされていますが、事実ですか。
【次の発言】 一定のルールとはどんなルールですか。
【次の発言】 昨年の六月には、まあ担当部長の裁断の形で約百億円に達していた、こういわれていますね。これは事実ですか。

第65回国会 決算委員会 第12号(1971/03/24、8期、日本社会党)

○和田静夫君 まず、オリンピック担当相にお聞きをいたしますが、オリンピックの五輪のマークの使い方について御説明を願います。
【次の発言】 そこで、JOCがこれを使用させるときには、オリンピックに関係するような事業ですね、たとえば、最近統一地方選挙なりあるいは参議院選挙などを前にしまして、何々を励ます会、予定候補者を励ます会などというようなものに五輪のマークが使われること、そのことをJOCは許可をいたしますか。
【次の発言】 そこで、いわゆる承認の基準ですね、その基本原則というのは、商業的に、政治的に、宗教的に、あるいは個々人の利益のために、一部の利益のために使ってはいけない、こうなっていますね……

第65回国会 決算委員会 第13号(1971/03/26、8期、日本社会党)

○和田静夫君 まず、具体的な予備費の使用内容に入る前に、二、三確認をしたいのでありますが、それは予備費というものの性格についてであります。  予備費は、申すまでもなく憲法八十七条に、「豫見し難い豫算の不足に充てるため、國會の議決に基いて豫備費を設け、内閣の責任でこれを支出することができる。」、こういうふうになっています。そこで「豫見し難い豫算の不足に充てる」という予備費の性質上、予算案には予備費の細目は示されず、歳出の大蔵省の部に予備費の総額が計上され、これが予算審議の際、国会の議決の対象になっているわけです。すなわち、予算というものは、本来使途を具体的に定めて、それに必要な経費を具体的に示す……

第65回国会 決算委員会 第14号(1971/05/17、8期、日本社会党)

○和田静夫君 まず阪口司法修習生の問題でありますが、自分の意思というよりは、例の新任を拒否された不新任の司法修習生の問題で発言が許されれば質問をしてみよう、そういう前日の修習生の打ち合わせ会の決定によって静かに発言を求めた。何ら修了式を混乱させたなどという事実はない。打ち合わせ会議で阪口君が選ばれたというのは、阪口君の世話好きの人のよさを示すものでこそあって、罷免される筋合いのものとは私は思われなかったのでありますが、総理はこのことについてどうお考えになっているか。  また私は、第二に、当日現場に居合わせた何人かの人から話を聞きました。それによれば、いつも来ていたはずの三人の来賓も来ておらず、……

第65回国会 決算委員会 第15号(1971/05/21、8期、日本社会党)

○和田静夫君 会計検査院にお尋ねをいたしますが、この雇用促進事業団については、このところ衆議院の社会労働委員会や、あるいは参議院においては本委員会で、その運営の実態あるいは経理のずさんさが問題にされてきたところであります。会計検査院は何をされてきたかと言えば、確かに昭和四十年度まではいろいろと指摘をされています。しかるに、昭和四十一年度以降ぷっつり指摘事項がなくなっているわけですね。そこでお尋ねをするのでありますが、四十一年度分の決算に対する検査、すなわち四十二年以降四十五年まで雇用促進事業団に対する検査回数と検査の実施個所数をお示しください。

第65回国会 地方行政委員会 第3号(1971/02/10、8期、日本社会党)

○和田静夫君 重複を避けて二、三だけ、予算委員会の理事会も待っておりますので。  まず沖繩ですが、四十五年度の大臣の所信表明の中で、沖繩問題について何ら触れていなかった、そのことについて私は不満を述べました。そうして、こういう形の特交でしかおそらくあなた方は処理をしないだろうということを危惧をしたがゆえに、あなたたちに若干の意見を述べたつもりです。結局こういう処理にしかなっていかないし、来年度以降もこういうことでいくんだろうという感じがいたしますが、これは先ほどのお二人の質問とそれに関連する答弁を聞いていませんので、後ほど速記録などを読ましていただいて、大臣の所信表明に触れながらさらに突っ込ん……

第65回国会 地方行政委員会 第4号(1971/02/16、8期、日本社会党)

○和田静夫君 国家公安委員長の所信表明について、二、三伺いたいと思います。  国家公安委員長の所信表明によりますと、「今日、警察が直面しております最大の課題は、都市化の進展に伴う社会情勢の急激な変化にいかに対処して行くかということであります。」、こうなっているわけです。交通問題をはじめ、この都市化ということに対する警察としての対処のしかたということが軸になっているように思われます。このことに異論を差しはさむ余地はもちろんないのでありますが、一体、国家公安委員長はこの都市化という現象をどういうふうに理解をしておられるのか。私があなたの所信表明をお聞きをした限りでは、それはせいぜい一ページの一番最……

第65回国会 地方行政委員会 第5号(1971/02/23、8期、日本社会党)

○和田静夫君 大臣の所信表明について二、三お聞きをいたしますが、非常に時間が制約をされましたので、端的にお聞きをします。  地方自治の進展に万全を期すと述べられているわけでありますが、いま盛んに言われています中央直結ということばをどのように理解をされ、それと地方自治との関係をどのようにお考えになりますか。
【次の発言】 大体そういうお答えだろうと思っていたのですが、実は私いま富山の市長選挙から帰ったばかりでありますが、盛んに中央から来られる方々が中央直結を述べられるわけです。したがって、大臣が言われるようなきれいな答弁ではどうも済まされない。たとえば、先ほど法務大臣をやめられた小林さんも、社会……

第65回国会 地方行政委員会 第6号(1971/02/25、8期、日本社会党)

○和田静夫君 先日の答弁に関連して、一つだけ重ねてお尋ねいたしますが、改正法の八条の三項と罰則四十三条の一項一号にかかる問題ですが、この前の答弁では、防火管理者を置かなくてはならない防火対象物について、消防法七条による建築同意の際に、どういう建物が建てられるのかしっかりと把握をすることができるから、まず行政指導をして、その命令に従わないときには罰則を科したほうが現実に即しているし、また法律上行政命令を出せる仕組みにした場合は、その命令に違反した場合に罰則を適用するというのが現在ある法律の規定の形式に合っている、こういうような答弁であったと思うんですが、しかし、私はそういう答弁の中に含まれている……

第65回国会 地方行政委員会 第9号(1971/03/09、8期、日本社会党)

○和田静夫君 もうかなり質問が出尽くしておりますから、なるべく重複を避けて質問いたしますが、まず、六ページのこの理由に、「最近における銃砲並びに模造けん銃及び模造刀剣類を使用する犯罪の実態にかんがみ」、この法改正を行なうというのでありますが、ここで言われている犯罪とは、具体的にどの犯罪をさしていますか。
【次の発言】 それらの犯罪の一つ一つを検討された結果の論理的な帰結としてこの法改正案が出されたということであるならば、いま言われたようなハイジャック、シージャックなどを含むいわゆる犯罪の内容と改正点との結びつきを具体的にちょっと説明してください。

第65回国会 地方行政委員会 第10号(1971/03/11、8期、日本社会党)

○和田静夫君 この法律案、大臣から見解を承っていませんので、すでに前回までの委員会で相当各委員から質問が出尽くしていますから、二、三の問題について締めくくり的にお尋ねをいたしておきたいと思います。  まず、模造の銃または刀剣類の所持とか携帯の禁止に関する改正規定についてでありますが、改正法案の二十二条の二は「(模造けん銃の所持の禁止)」について、さらに次の二十二条の三は、これは「(模造刀剣類の携帯の禁止)」について規定をしております。模造拳銃については、所持そのものを禁止をし、模造刀剣類については、所持については触れずに、正当な理由に基づかない携帯のみを禁止する、こういうふうにして両者を区別し……

第65回国会 地方行政委員会 第11号(1971/03/16、8期、日本社会党)

○和田静夫君 大臣、次官が席をはずしていらっしゃいますから、原則的なことを少しあと回しにしまして、具体的な問題から入りたいと思いますが、まず、昨年の本委員会の附帯決議に関連をして二、三お聞きをいたします。  最初に、自動車のコーレス燃料の問題でありますが、この問題については社会党の竹田委員や山本委員が前の国会で質問をして、議論は出尽くしている感があります。そこで、私のきょうお聞きしたいのは、さきの国会で、「公害対策の見地から、自動車の有害排気ガスの防止に関し、税制上適切な措置を講ずるよう検討すること。」、こういう附帯決議がついたわけです。それから先日の今国会における衆議院地方行政委員会でも、こ……

第65回国会 地方行政委員会 第13号(1971/03/23、8期、日本社会党)

○和田静夫君 だいぶ時間がないようで、ちょっと聞きますが、税務局長午後あいておりますか。前段の部分は予算委員会に譲ります。一、二だけここで聞いておきたいと思います。  国民健康保険税について一つ伺いますが、いままでの説明によりますと、国民健康保険税ないし料率ですね、納付義務者数、これは約一千百九十八万世帯、うち保険税の対象が七百八十万世帯、昭和四十五年度の見込みで五万円の頭打ちの者が約三十三万七千世帯、今回五万円を八万円に引き上げることによって頭打ち世帯の三分の二くらいが減るだろう、こういうことだったと思いますね。四十四年度の国民健康保険税に関する資料の二四ページ、これによりますと、現在保険料……

第65回国会 地方行政委員会 第14号(1971/03/25、8期、日本社会党)

○和田静夫君 この一四ページの第八表に関連をして、最初に若干お聞きをいたしますが、 さきの委員会での山本委員の発言と若干重複することもありますが、確認の意味を含めてお尋ねをいたします。  昭和四十六年度の人事院勧告に伴う給与改善の経費は、四十五年度の計上分一千四十四億円に、この表の、給与改善措置に必要な経費の増百九十一億円をプラスした千二百三十五億円と思われますが、それはそれでよろしいですか。
【次の発言】 そこで、その算出の根拠を教えてください。
【次の発言】 そこで、五%以上の勧告が出た場合ですが、例年のように予備費、この表の追加財政需要、百億ですね。プラス四十五年度分の七百億、計八百億の……

第65回国会 地方行政委員会 第16号(1971/05/13、8期、日本社会党)

○和田静夫君 まず、この法律の目的でありますが、第一条は、「この法律は、道路における危険を防止し、その他交通の安全と円滑を図り、及び道路の交通に起因する障害の防止に資すること々目的とする。」、そこで、ここで言う「交通に起因する障害」とは何ですか。
【次の発言】 「交通の安全と円滑を図り、」となっているわけですね。そこで、交通の安全とそれから交通の円滑が矛盾する場合がありますね。それも考えられているわけですね。
【次の発言】 いま言われたとおり、私たちも交通の円滑といった場合に、通常、渋滞がなくてスムーズに交通が運んでいる、そういうふうに概念をするわけですが、理屈を言えば、交通事故が起これば交通……

第65回国会 地方行政委員会 第18号(1971/05/18、8期、日本社会党)

○和田静夫君 まず冒頭にお聞きしたいのでありますが、前国会を終わるときに、実は区長公選問題の請願が本委員会で留保された。そのときに、自治省の説明によれば、宮澤行政局長は時期尚早という問い合わせに対するお答えであった、こういうふうにお聞きしたのであります。それで、おそらく時期というのは統一地方選挙が終わればその時期がくる、そう判断をして引き下がりました。今日一斉地方選挙が終わりまして、東京都二十三区の状態は、御存じのとおり区長公選を求めるほうの議員数が全体としては過半数以上になったわけですね。したがって、自治法を改正をされるということであれば区長公選を許容する、そういう提案があってしかるべきだと……

第65回国会 地方行政委員会 第19号(1971/05/19、8期、日本社会党)

○和田静夫君 一、二点だけちょっとお伺いをいたしますが、この広域市町村圏なりあるいは今度の連合制度なりの考え方の基礎というのは、これは、多くいわれていますように、広域生活圏といいますか、広域的で自己完結的な一つのコミュニティー、そういうものの形成というところにどうも問題意識があるわけですね。その場合に前提とされるのは、そのコミュニティーの中における各市町村の機能分担、そういう意識が前提となっていると思うのです。これがなかったならば、私は、コミュニティーは成立をしない、そう考えているのですが、先ほど来、森参考人、黒田参考人の御意見を承りながら、市長会なり町村議長会なりは、このことについてどういう……

第65回国会 地方行政委員会 第20号(1971/05/20、8期、日本社会党)

○和田静夫君 昨日、一部事務組合に関する地方自治法の適用準用関係の資料を全部おつくり願っていただいたわけですが、たいへんびっくりしているんです、正直な話。おそらく長野士郎著を廃刊にされる意気込みだということをこの中で推察をするのです。したがって非常に大きな問題があるんじゃないかと思いますが、以下具体的に少し聞いてみたいと思うんですが、まず冒頭に、この自治省がお示しになりました資料で一部事務組合の問題をめぐっていろいろ検討いたしてみましたが、直接請求の規定の準用の是非をめぐっても、行政局長から先日最終的にだいぶ講義を受けたのですが、長野前行政局長と宮澤現行政局長との間に明確に考え方の違いが若干出……

第65回国会 地方行政委員会 第21号(1971/05/21、8期、日本社会党)

○和田静夫君 まず官房長、きのうちょっと天下り問題に入りまして、それで官房長お見えにならなかったのできょうに残したのですが、それは、この前の決算委員会の少し続きみたいになりますけれども、六団体などの事務局長クラスが全部自治省から行っていらっしゃる。そこで、この法律案ができ上がっていって、そしてまあそこの事務局長クラス、自治省から直接行くか行かないかは別として、まあそれと関係を持つ人たちがずっと就任をしていく、そういう形というものが出てくるのでははないだろうか。そういうことをいま考えていらっしゃるかどうか、まずひとつ。
【次の発言】 いま自治省の言うことを聞かなかったならば、まあいじわるをされる……

第65回国会 地方行政委員会 第22号(1971/05/24、8期、日本社会党)

○和田静夫君 若干やっぱり意に満たないのですよ。それは経緯からいって、実は金曜日の午前中にたまたま決算委員会がございまして、大蔵省に罰則準用の問題で、銀行法三十四条と信用金庫法の問題を尋ねました。原則として罰則準用などというものは、常識的にありませんという形で大蔵省は答弁をしました。私はわが意を得たわけです。それはその前日に、準用は可能だという答弁がありました。いまお見えの部長も、自治省の答弁に対して追随それを認められるという形で、そこから端を発して、実は法制局長官にまでお出ましを願うということになった。私はこの罰則を含む規定を準用で処理するというのは問題ではないか。で、それは個別準用の場合に……


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第61回国会(1968/12/27〜1969/08/05)

第61回国会 運輸委員会、地方行政委員会、大蔵委員会、産業公害及び交通対策特別委員会、物価等対策特別委員会連合審査会 第2号(1969/05/07、8期、日本社会党)

○和田静夫君 まず、過疎問題へのアプローチとして国鉄財政再建計画上の赤字線廃止問題に触れたいと思います。  原田運輸大臣は、昨年十二月十七日の衆議院運輸委員会において、運輸大臣就任のあいさつとして、みずからが取り組んでいく問題として幾つかあげられました。その中で過疎地帯の問題というのをあげておられます。経済審議会の地域部会が昭和四十一年に出した中間報告以来、この過疎ということばはしばしば用いられるようになりましたが、この過疎ということばの概念は必ずしも明確ではありません。過疎地帯の問題に取り組むとあなたは言われたのでありますが、過疎現象とは一体どのような現象であるとお思いになっているのか、過疎……

第61回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1969/03/29、8期、日本社会党)

○和田静夫君 たいへん時間がないものですから、簡単に二、三質問をいたします。  まず一つは、四十三年度の自治省所管の一般会計歳出予算各日明細書と、四十四年度のとずっと読み比べてみたんです。その中で特徴的に出てきている二、三を質問しておきます。  一つは、電子計算機の導入に伴う諸費用であります。これは二千七百二十四万二千円実はふえているんです。ふえた内容について詳しく説明をいただきたいと思うんですが、そのことはいま説明を求めていますと時間がありませんから、電子計算機の利用計画を示す必要があるんじゃなかろうかと私は思う。これは後ほど資料としてひとつ利用計画を示してもらいたい、こういうふうに思います……


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第63回国会(1970/01/14〜1970/05/13)

第63回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1970/04/15、8期、日本社会党)

○和田静夫君 近ごろまあ自治省の所管の予算を見ておりまして、たいへん目につくことは、電子計算機関係の予算であります。昨年の予算委員会におけるこの分科会でも私はこの関係について野田前自治大臣に、自治省へのコンピューター導入と、それに対応する地方自治体の受け入れ体制の問題を中心として若干質問をしたのでありますが、この問題では専門家と自負されている新しい大臣でありますから、秋田自治大臣にこそコンピューター利用に伴う地方行政の将来について、どのように考えているかということをお聞きしてみることがふさわしいのではないか、こう考えています。確かに昨年の予算委員会の分科会の際の自治省の答弁にもありましたように……


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第65回国会(1970/12/26〜1971/05/24)

第65回国会 予算委員会第一分科会 第1号(1971/03/23、8期、日本社会党)

○和田静夫君 端的に聞いていきますから、ひとつ簡単明瞭に御答弁をいただきたいと思います。  まず、かつて国家公務員で生活保護を受けていたということが問題になった時代がありますが、いま国会関係用務員で三十八歳、四人家族の生活費、それと同じような家族構成で生活保護を受けている人の生活費と比較した場合、どれだけの差異がありますか。
【次の発言】 私のほうで調査をした比較によれば、生活保護費が四十六年四月から上がって一カ月で大体三万八千九百十六円、これと対比するに中卒、経験二十年、男三十五歳、妻、子供二人、家族四人ですね、これが行(二)の五の十七、四万一千二百円、二千二百八十四円の差しかない、こういう……

第65回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1971/03/23、8期、日本社会党)

○和田静夫君 福岡県に、主として県庁職員が構成員となっている福友会、朋友会、それから福陽会といった団体があることを御存じですか。
【次の発言】 これは福友会、朋友会については調査をしましたか。
【次の発言】 福友会というのは課長クラス以上、それから朋友会、これは課長補佐以上、いずれも管理職で構成をされて、その会長には中島という総務部次長がなっています。これらの団体は、現職知事の政策を翼賛をするということで動いてきたわけですが、これらの地公法上の性格は何でしょうか。地公法上の職員団体と考えてよいかどうか。
【次の発言】 そこで、問題は福陽会ですね。いまあることをお認めになっている福陽会、これは一……

第65回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1971/03/25、8期、日本社会党)

○和田静夫君 分科会中に答弁をもらうということでありましたから再度質問をいたしますが、まず第一は、福陽会の発行といわれるところの印刷物「ふくほう」ですね、これが私ども関連しての吉田主査の質問を含んで、言ってみれば、選挙の事前運動的なにおいが非常に深い、したがって十分な調査を必要とする、その結果について御答弁をお願いいたします。
【次の発言】 いま新聞という規定の問題では論争のあるところが残ります。一つは、たとえば第三種の要件を備えたところの、言ってみれば諸団体の機関紙的な紙誌が、いままでの経験からいえばたくさん事前運動的なもので摘発される。そのために苦汁をなめたという経験が、言ってみれば革新党……



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※このページのデータは国会会議録検索システム参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/18

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