和田静夫 参議院議員
9期国会発言一覧

和田静夫[参]在籍期 : 8期-| 9期|-10期-11期-12期-13期
和田静夫[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは和田静夫参議院議員の9期(1971/06/27〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は9期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院9期)

和田静夫[参]本会議発言(全期間)
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第68回国会(1971/12/29〜1972/06/16)

第68回国会 参議院本会議 第7号(1972/03/15、9期、日本社会党)

○和田静夫君 私は、日本社会党を代表して、昭和四十七年度地方財政計画並びに地方税法改正案について、若干質問をいたします。  いわゆるドルショック、円切り上げ問題を契機にして、産業重点から福祉重点へ、輸出貿易中心の資源配分から公共部門中心のそれへという政策転換は、いまや世論と化しておりますし、政府もまたその必要性を強調してきたところであります。しかるに、この政策転換のかなめである地方自治体の財政状態は一向に変わっていないばかりか、不況のあおりを食いまして、きびしい財源不足におちいっているのであります。  私は、政府がいま述べた政策転換をほんとうになそうとするのであったならば、従来からの積み上げ数……


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第71回国会(1972/12/22〜1973/09/27)

第71回国会 参議院本会議 第25号(1973/07/04、9期、日本社会党)

○和田静夫君 私は、日本社会党を代表して、政府提案の地方自治法の一部を改正する法律案に関連し、若干の質問をいたします。  田中総理、あなたは昨年十二月十一日の記者会見で、国土総合開発庁の構想に触れて、「自治省をどうするか、自治うんぬんとやかましいことをいわず、旧内務省的な地方開発庁とでもいうものにしたらどうか」と述べたそうであります。この発言は、昨年十二月十五日付の時事通信地方行政版に記者がみずから署名入りで報じており、よもや、そのような発言をした覚えはないなどとは言えますまい。この発言にあらわれた総理の思想には、憲法第八章がそのかけらすらとどめていません。したがって私は、この発言を重視し、去……


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第72回国会(1973/12/01〜1974/06/03)

第72回国会 参議院本会議 第8号(1974/01/25、9期、日本社会党)

○和田静夫君 私は、日本社会党を代表して、総理の所信に対して幾つかの質問をいたします。  私は、総理の所信表明を聞いて、どうもあなたの気持ちの底には、今日の事態になった責任は、すべて自分にあるのではない、客観的情勢が悪かったのだという意識がぬぐいがたく存在するように思われてなりません。しかし、田中総理、あなたは、昨年十一月二十八日の記者会見で、私は十五年間政府・自由民主党の中枢にあり、あらゆる数字を駆使して列島改造計画をつくったと述べました。そうです。あなたはまさに十五年間政府・自由民主党の中枢にあって、したいほうだいのことをしてきた、私はそう考えます。あなたがプロモートした強行採決は一体幾つ……

第72回国会 参議院本会議 第13号(1974/03/22、9期、日本社会党)

○和田静夫君 私は、日本社会党を代表して、昭和四十九年度の地方財政計画並びに地方交付税法の一部を改正する法律案及び地方税法の一部を改正する法律案に関連をして、政府の所信をただしたいと思います。  言うまでもなく、地方財政計画は、地方公共団体の当該年度の歳入歳出の総見込み額を算出して、自治体行政の円滑な運営に必要な財源措置の確保をはかるとともに、自治体における財政運営の指針とするため、地方交付税法に基づいて策定するものであります。しかるに、地方財政計画は、この制度の発足の当初から、地方自治の本旨に基づく自治体行政の自主性を理解しない官僚性を有して、社会情勢の変化に伴って多様化する行政内容を十分く……

和田静夫[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院9期)

和田静夫[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第66回国会(1971/07/14〜1971/07/24)

第66回国会 決算委員会 第閉会後1号(1971/09/28、9期、日本社会党)

○和田静夫君 まず外務省から伺いますが、佐藤総理が二十二日に世論と国益にまさに逆行をして国連の中国代表権問題の取り扱いについて逆重要事項指定、複合二重代表制両決議案の共同提案国になることを決断したわけですが、その際、中国は一つであり、中国、台湾の双方に国連の議席を与えることはあくまで経過的措置であるということを強調されました。この経過的措置ということの意味ですが、まずわかりやすく御説明をいただきたい。
【次の発言】 この間の十九日の日曜日にNHKのテレビの座談会で、本人いらっしゃらないのであれですが、福田外務大臣は、共同提案国になって、国連にいまの状態が続いたとしても、一年先、二年先はお先まっ……

第66回国会 決算委員会 第閉会後2号(1971/09/29、9期、日本社会党)【議会役職】

○理事(和田静夫君) 行管、いまの資料の件はいかがですか。
【次の発言】 午後一時二十分に再開することとし、休憩いたします。    午後零時二十八分休憩
【次の発言】 委員会を再開いたします。  昭和四十四年度決算外二件を議題とし、休憩前に引き続き質疑を行ないます。  御質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 私も農林省関係の法人問題で二、三のお尋ねをいたします。  まず、財団法人製粉振興会、社団法人全国米麦改良協会、これはそれぞれどのような団体ですか。
【次の発言】 行管にお聞きをしますが、この六月ごろ行政管理庁はこの二つの団体を緊急調査をされ、その対象にされたわけですね。その理由……

第66回国会 決算委員会 第閉会後3号(1971/09/30、9期、日本社会党)

○和田静夫君 きょうは幾つかの問題がありますが、いま説明を受けた問題からまず入りたいと思います。  日銀が、八月二十六日に五億七千万ドル、翌二十七日には十二億ドルというようなドル売りのいわゆる直撃を浴びて、ついに変動相場制に移行をしたわけですが、この二十六日の五億七千万ドル、二十七日の十二億ドルという売りの急増には、二十五日の日銀による外為銀行に対する円転換の規制緩和が大きく作用したことは私は疑い得ないところであろうと思うのです。この点について、とある雑誌の座談会で記者が、「ニクソン・ショック以後、この規制をやぶって、外為銀行が日銀にあの段階で九億ドルも売った。その結果、日銀の勘定は円転換規制……

第66回国会 決算委員会 第閉会後4号(1971/10/05、9期、日本社会党)

○和田静夫君 まず冒頭に伺いますが、いま大蔵大臣出席は御協議願って御努力願っているところですけれども、国際金融局長がきょうの委員会に何のわれわれの了解もとらず出てこられないということは納得できません。国際金融局長のまず出席を求めます。
【次の発言】 そんなに簡単にすぐ呼べるものを、質問通告をしてあるのに何のあれもせずに出してこないという大蔵省の決算委員会軽視の態度というのはどういうことなんですか。これは次官から言って明らかにしてもらいたい。
【次の発言】 まず井上理事にお尋ねをいたしますが、実はあなたの留守中に、変動相場制採用の際に日銀から情報漏れがあった、それが多量のドル売りを誘発したという……

第66回国会 社会労働委員会 第閉会後2号(1971/10/14、9期、日本社会党)

○和田静夫君 たいへん時間が制約をされておりますので、私どもは協力をする意味で端的に尋ねます。端的に答えていただきたいと思うのです。  まず第一は、廃棄物の処理及び清掃に関する法律第十条の一項で「事業者は、その産業廃棄物を自ら処理しなければならない。」となっているわけですが、二項、三項で、市町村あるいは都道府県がその処理を行なうことができる、そういうようにもなっているわけです。この二項、三項が発動されるモメントは一体どんなものか。
【次の発言】 いま言われたとおり、原則的には産業廃棄物の処理は事業者の責任において処理をされている、にもかかわらずその処理が十分ではなくて公害などを惹起することがあ……


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第67回国会(1971/10/16〜1971/12/27)

第67回国会 決算委員会 第1号(1971/12/16、9期、日本社会党)

○和田静夫君 まず法務省に尋ねますが、検察官一体の原則とはどういうことでありますか。
【次の発言】 私ここに瀧川幸辰さんの例の刑事法学辞典の抜粋を持っておるのですが、この「検察官一體の原則」の項の中に、「検察事務中とくに犯罪の捜査については、その性質上全國的に緊密な連絡を必要とすることが少くなく、また起訴便宜主義の下においては、起訴猶豫の標準を統一することが正義の要請である。検察官一體の原則はかかる需要充足のため、重要な作用を果すものである。」、こうなっているわけです。そうしますと、例の秋田市長選挙をめぐっての週刊誌、怪文書事件で東京地検に告訴があったので東京地検が動いたのは当然でありますが、……

第67回国会 決算委員会 第2号(1971/12/17、9期、日本社会党)【議会役職】

○理事(和田静夫君) 午後一時三十分に再開することとし、休憩いたします。    午後零時四十五分休憩
【次の発言】 ただいまから決算委員会を再開いたします。  昭和四十四年度決算外二件を議題とし、休憩前に引き続き質疑を行ないます。  質疑のある方は順次御発言願います。

第67回国会 決算委員会 第3号(1971/12/22、9期、日本社会党)

○和田静夫君 きょう、十月五日の決算委員会でのドルショック、九月二十八日、九月三十日、十月五日と展開をしましたドルショック問題から引き続いて、そこにしぼった質問を行ないたいと思いますが、まず、一ドル三百八円、一六・八八%、こういう大幅な円切り上げの評価をめぐってでありますが、円切り上げそれ自体にメリット、デメリットがあるわけですし、同時に適正な平価の変更の幅を見出すことが困難であるだけに、一がいに評価はできません。 それは今後の問題にかかわってきますが、今後の政策的対応によってこれを災いとなすか福と転ずるかといったような問題であろうと思うのです。しかし、現時点でこのことだけは言えるんじゃないか……

第67回国会 社会労働委員会 第4号(1971/12/02、9期、日本社会党)

○和田静夫君 過ぐる十月の二十日、二十一日の両日、管理局長会議が国鉄で開かれているようですが、そこでは一体どういう論議がかわされましたか。
【次の発言】 国鉄の総裁がまあ特に発言をされたと、何に重点を置いて発言されたか、ちょっと述べてもらいたい。
【次の発言】 前回説明の文章になっている内容ではなくて、あなたが社会労働委員会などの討論経過を踏まえながら、今後不当労働行為はやらない、しかしながら純粋な生産性向上運動というのはやっていくんだと、こういうことを言明されているわけです。そこで、あなたのほうからは、不当労働行為を伴わないところの生産性向上運動というものはできないだろう、こういうような趣旨……


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第68回国会(1971/12/29〜1972/06/16)

第68回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第1号(1971/12/29、9期、日本社会党)

○和田静夫君 関連。  これは総理に聞きますが、この法律を全部読むと、たいへん論争しなきゃならないたくさんの問題がある。しかし、時間的にあれですから、第三条に限ります。  いまのような答弁だと、ますますこの法律がなっていないということになる。それは、小笠原復帰の際の議論で、高辻さんは、領土権が属している、残っているということと、区域が当然に東京都の区域に属するということは同じ断面での話ではない、こう断言をされています。答弁は四十三年五月二十一日の連合審査会であります。したがって、政府部内には、あのとき、小笠原直轄統治論があり得たのです。こういう論理が成り立つ。そして、あるいは、かつての大村以下……

第68回国会 社会労働委員会 第2号(1972/01/25、9期、日本社会党)

○和田静夫君 答弁一緒に願います。  一言だけお尋ねしますが、私は、たまたまあなたの発言のときに兵庫県にいた。したがって、一部始終をたいへん驚いて聞いてました。あなたは最初に記者会見でもって、御存じのとおり、日ごろ考えていたことを述べたまでだ、こう開き直ったわけです。ところが、兵庫県下におけるところの世論が非常な勢いで動いた。あなたの後援会の諸君も非常に困った。したがって、あなたを責めて、後ほど、いま言ったような態度に改めたわけであります。したがって、総理、認識が第一に違うのです。こういう意味で、私はみずから非を悟り国民に陳謝したと、総理は原さんのことを理解をされているが、そうではない。私はい……

第68回国会 大蔵委員会 第7号(1972/03/14、9期、日本社会党)

○和田静夫君 まず大蔵省内の財政金融法規研究委員会編「財政金融法規解説全集」、これを出しています大成出版社という会社がありますが、これと大蔵省との関係を御説明願います。
【次の発言】 昭和四十六年の十月二十三日付で各金融機関あてに大蔵省の関東財務局の理財部金融課長関康夫さんの名前で、「「財政金融法規解説全集」の推せんについて」という文書これがまあ出ているわけですね。ここにありますが。この文書の法的性格を教えていただきたい。
【次の発言】 推薦までは私もあり得ることだと思うのです。たとえば自治省の推薦というようなものはたくさんあるわけですが、ところがいまも言われましたように、申し込み先が明確に関……

第68回国会 地方行政委員会 第4号(1972/03/16、9期、日本社会党)

○和田静夫君 所信表明を中心としながら御質問いたしたいと思います。限られた時間でありますから、大都市問題の中心である区長公選制の問題、それから自治省と自治体との関係において一番大きな問題は何といっても起債の関係、そしてもう一つは人事の関係でありますから、起債の関係などについては財政のときにやらしていただくとして、人事問題、それからまた時間の都合によっては、広域市町村行政がかなり強引に進んでおりますので、それについても若干の疑義についてということで論議を進めてみたいと思うのであります。  まず第一に、昨年の五月十八日に――渡海自治大臣は当然申し継ぎを受けられておると思うのですが、本委員会で私の質……

第68回国会 地方行政委員会 第5号(1972/03/21、9期、日本社会党)

○和田静夫君 地方行政連絡会議法等の一部を改正する法律案、これに関連をしまして、都市制度全般についてお尋ねをいたしたいと思います。  まず、三市を指定した理由について。
【次の発言】 遠藤文夫さんですよね。
【次の発言】 あなたの論文とあまり違ったことを言わずにおいてくださいよ。あなたの論文をもとにしながら質問したいと思うのですがね。  そこで、既存のいわゆる、いま言われたとおり、大都市との均衡ですね、そういうものが要望のもとにあって、それを受けて、それを理由にしながらやられる。そこで、その比較をもう少し具体的にちょっと示していただけませんか。

第68回国会 地方行政委員会 第6号(1972/03/23、9期、日本社会党)

○和田静夫君 この第十四次地方制度調査会の資料に基づいて、先日に引き続いて若干の基礎的な質問をしておきたいと思うのですが、地方行政のあり方についての意見ですね。行政局長は――この前のときは、私はだまっていたのですが、行政局長はどうなっているのですか。この前のときは、まあ一回ぐらいしかたがないと思ったけれども、これを大臣に全部答弁させて知らぬ顔をしているのですか、自治省というのは。
【次の発言】 地方行政のあり方について、「地域開発の可能性を実現させるためには、全国的道路輸送網の整備が必要であり、速かにこれを整備してそれぞれ同じ条件で地域の特性を発揮できる体制にしなければ、国土の合理的な開発はで……

第68回国会 地方行政委員会 第8号(1972/03/31、9期、日本社会党)

○和田静夫君 時間の関係がありますし、予算委員会との関係もありますから、答弁を簡単にしていただく意味で、きょういただきました資料を、取り扱いとして速記録に載せていただく、こういう形にしていただきたいと思うんです。  都道府県の税収入と市町村の税収入に関してそれぞれの歳入中に占める割合、これを昭和四十年度以降いただきました。したがって、この自治省がお出しになった数字に間違いないと思いますから、間違いないことが確認できるのならば、このまま速記録に私の質問によって載せていただきたいと思います。よろしいですか。
【次の発言】 そこで、いただいたのを見てみましてやっぱりそうだと思ったのですが、昭和三十年……

第68回国会 地方行政委員会 第9号(1972/04/13、9期、日本社会党)

○和田静夫君 まず、前々回、それから前回の委員会からの継続でありますが、求めておきましたそれぞれの採用年次別の飛び歩き状況、それから、いわゆる人事交流にあたっての自治省と地方との文書のやり取り、その文書を、さらに一言で言われる名簿の配付先、費用の出所、そして、これらを前提にしながら懸案の統一見解をまず承りたいと思います。
【次の発言】 必要最小限度をどの辺に押えられるつもりですか。
【次の発言】 昭和四十七年度を迎えて新しく辞令がおりた、いわゆる自治省幹部職員の府県市町村別のですね、いまおわかりになったら……。
【次の発言】 これは調べればすぐわかりますよ。

第68回国会 地方行政委員会 第12号(1972/04/25、9期、日本社会党)

○和田静夫君 非常に時間が制約されまして、協力するのにやぶさかではございませんが、たいへん残念ですが、一点だけ明らかにしておいていただきたいと思います。  そこで、まず交付税の総額に算入をされた臨時沖繩特別交付金の三百六十五億、この積算の基礎を示していただきたい。
【次の発言】 そこで、これは当初は六百三十億円でしたね、それが五百十億になった事情ですね、それを本土並みのいま言われたことで内訳を含んだ、これをちょっと具体的にあれをしてもらいたいんですが、当初六百三十億のときには、本土並みの地方行政事務の実施に要する経費三百億、振興開発その他の建設事業の実施百三十億、特殊職員、超過職員の給与等四十……

第68回国会 地方行政委員会 第13号(1972/05/09、9期、日本社会党)

○和田静夫君 都市問題の激化に伴って公有地の拡大あるいは先行投資の必要性が叫ばれているわけですが、この点について、まず自治省の見解を冒頭にお聞きをしたいのです。
【次の発言】 そこで、どっちみち法律案きますから、その法律案のときに論議をいたしますが、いま次官が後半で言われた地方団体の要望に沿うことを趣旨として今国会には法律案も用意をされていると、そういう状態なんですが、そういう考え方からしますと、国有地の払い下げが問題になった場合、それは地方自治体がみずからが都市計画を進める上で必要と考えている、そうして払い下げてほしいと要望したなら、国としてはその要望をまず第一義的に考える、そういう立場であ……

第68回国会 地方行政委員会 第14号(1972/05/11、9期、日本社会党)

○和田静夫君 まあ交付税法案の、ここで触れるべき部分について、この問題保留をしておきました。したがって、少し表の問題で質問したいんですが、まず一月の十日にですね、大臣は、地方閑散線の取り扱いに関連をして、大蔵、運輸両大臣に対して公営交通事業の経営悪化の現状にかんがみて料金の適正化、人員の縮減等企業経営の改善、合理化、財政の見通しなど、昭和四十八年度における抜本的な再建対策を検討すると申し入れられたようでありますけれども、これは自治省の財政課長が執筆されている論文の中に明確にされているわけですが、そういう事実がございますか。
【次の発言】 そこで、抜本的再建対策を検討すると言われているわけですが……

第68回国会 地方行政委員会 第18号(1972/05/25、9期、日本社会党)

○和田静夫君 最近、公共企業体などにおいていわゆる不当労働行為というのがたいへん問題になってきておることは御存じのとおりでありますが、触れるまでもなく、国公法なりあるいは地公法では不当労働行為ということばは出てきません。労働組合法に規定しているような不当労働行為といういわゆる観念は現行公務員法体系下でどのように処理されているのか、まずお聞きしたい。
【次の発言】 それで、現行公務員法に組合活動を理由とする不利益扱いの禁止規定は言われるとおり存在をいたしますが、労働組合法七条に規定する支配、介入の禁止やあるいは団交拒否を不当労働行為とする規定は存在をしません。そうしますと、これは公務員については……

第68回国会 地方行政委員会 第24号(1972/06/12、9期、日本社会党)

○和田静夫君 関連。  いま公務員グループと私立教職員並びに農林漁業団体職員グループですね。この順番で言われた、二で言われたグループと三で言われたグループ、このグループが検討をずっと進めてきている中でも、スライド制に踏み切れない、こういう答弁がありました。しかしながら私たちの認識は、この二と三のグループにおける検討の結果というのは、スライド制に踏み切る。ただ、もし踏み切らないという表現が次のようなものなら私は理解をしようと思う。いわゆる大蔵省がこのことを肯定をしない、したがって審議会のグループとしては踏み切ったけれども、大蔵省の壁が厚くて踏み切れないというふうにいまあなたの答弁を理解をしろとい……

第68回国会 農林水産委員会 第13号(1972/05/12、9期、日本社会党)

○和田静夫君 大臣が四十分間お見えになる予定だったのがいま見えないようで、集中的に前段に大臣に対する質問の用意をしたわけですが、長官、次官からまず質問いたします。  森林の保安林に指定する制度の趣旨、これはそもそも何ですか。
【次の発言】 近年、地域開発がずっと進んでくるにつれて、森林に対する保全上の要請が高まっていると思います。そういう要請が客観的に高まっているということは、日本の森林がいま私企業の開発攻勢の対象になっているということでもあるわけです、逆の意味では。そこで、農林当局は、観光業者などの開発の攻勢の現状をどのように認識をしてそれに対処をされているわけですか。

第68回国会 予算委員会 第7号(1972/04/07、9期、日本社会党)

○和田静夫君 理事会を通して要求しておきましたが、安川審議官、お見えになっておりますか。
【次の発言】 まず、郵政大臣に尋ねますが、五日の夜に毎日新聞の記者逮捕と報道の自由の問題をめぐって、NHKで番組の企画が一度なされました。そして取りやめになっていますが、いきさつを御説明ください。
【次の発言】 調べてください。
【次の発言】 調べてもらえますか。
【次の発言】 私は明確にこれは調べてありますから、企画が取りやめになった経過がありますが、佐藤総理は、これについて一定の動きは示されなかったと私は判断をしますが、 いかがですか。
【次の発言】 たいへん私は残念な質問で四十分を過ごさなければなら……

第68回国会 予算委員会 第9号(1972/04/10、9期、日本社会党)

○和田静夫君 関連。  厚生大臣並びに大蔵大臣にお聞きをしたいのですが、いまの論議を通じて一番私たちが考えなければならないのは、日本の病院やあるいは診療所を含めて全体の医療の中で、自治体病院というのは一体何かという問題について深刻に今日考えてみる必要がある、そういうふうに思うんです。で、過疎地帯といわれるところの自治体の首長たちがいま一番悩んでいることは、御存じのとおり、病院、診療所の運営をいかに確保していくか、その能力があるかないかが、町長、村長になり得るかどうかといわれるような形で問われるところまできているわけです。で、私たちはこういうことを考えた場合に、日本の医療制度の根本に今日たいへん……

第68回国会 予算委員会 第10号(1972/04/11、9期、日本社会党)

○和田静夫君 関連。  いま言われたところの知る権利との関係でありますが、この国会のやりとりをずっとお聞きになっておっておわかりかと思うのでありますが、何といっても、国益というような、言ってみれば、抽象的なふえん条項を繰り返して答弁の中で強調する、そういうことによって結果的に政府側がうその答弁をした。これはたいへん重要なことでありまして、イギリスのプロヒューモ事件では、あの内閣の総辞職の直接の理由というのは、御承知のようにスキャンダルにあったのではありません。問題は、国会においてうそをついた、政府側が。そのことによって、ああいう責任のとり方があったのであります。わが国には、これを重視する風潮と……

第68回国会 予算委員会 第13号(1972/04/17、9期、日本社会党)

○和田静夫君 十三日の衆議院外務委員会秘密理事会に外務省が提出した外相書簡案でありますが、十四日の新聞にはすでに報道をされておりますけれども、もう隠す必要がないと思いますので、ここでそれをお示しください。
【次の発言】 すでにもう報道されていますから、何も秘密とする必要はないと思いますが、そこで何月何日にあの案はアメリカから提示をされましたか。
【次の発言】 返還協定批准間近なこの時点で、そうした内容の書簡案がアメリカ側から提示されたということから、福田外務大臣は、経過としてはそういう話もあったが、結果としては密約はないと答弁をされていますけれども、それはまさに成り立たないのではないですか。

第68回国会 予算委員会 第16号(1972/04/20、9期、日本社会党)

○和田静夫君 ちょっと委員長、関連。
【次の発言】 はい、簡単に。
【次の発言】 そこで、いまの答弁で、あなたは広報課長を通じてしか立証ができないわけでしょう。したがって、わが佐々木委員のほうからは、ちゃんと打ち合わせした結果について立証しているわけです。そういう事実はないと。あなたは人を介して、言ってみればいまの質問しかできない。したがって、答弁は変わっていくわけです。そこで考えられることは、広報課長は、あなた方上司に、遺憾の意を表したという形で報告をした。その報告が、言ってみれば間違っている可能性があります。そのことをもとにして、あなた方は一連の通達を出されたのですから、その間違った報告を……


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第69回国会(1972/07/06〜1972/07/12)

第69回国会 地方行政委員会 第閉会後1号(1972/08/10、9期、日本社会党)

○和田静夫君 関連して、この問題ちょっと尋ねますが、実はこれ三月十六日、それから三月二十三日に自治大臣、法制局長官をここに出席を求めていろいろ法的な問題で論議をいたしました。そのときに渡海自治大臣は、私どもの論議を横から聞いていらっしゃって、そして自治法二百八十一条の三、いわゆる区長の選任、この規定について疑義が残らないような検討をしたいと、それを早急に事務局に命ずるんだと、こういうふうに言われたんです、しかも、それを前向きでということで。それについては、一体自治省としては仕事をされているわけですか。
【次の発言】 で、いま経過だけちょっと述べておきますが、いま占部委員が述べましたように、私も……


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第71回国会(1972/12/22〜1973/09/27)

第71回国会 決算委員会 第7号(1973/05/09、9期、日本社会党)

○和田静夫君 大蔵大臣は外国へ行って、いらっしゃらなかったんですが、去る三月二十六日の参議院の予算委員会で、三光汽船の社長の河本敏夫さんの昭和四十三年から四十六年までの三光汽船株保有による手取り配当所得が一億六千三百八十四万円であったのに、彼が芦屋税務署に申告した配当所得はわずか三百七十万円にすぎないという問題を実は取り上げました。そしてここに脱税行為があったのではないだろうか、あるいはなかったか。国税庁からはいま指摘のことを前提とするならば、脱税行為が成り立つでしょうというような形のことで、確たる御返事はいただけません。なお国税庁の側はこの問題について調査を進めている、こういう段階であります……

第71回国会 社会労働委員会 第20号(1973/07/17、9期、日本社会党)

○委員以外の議員(和田静夫君) 私は、日本社会党、公明党及び民社党を代表し、医療法の一部を改正する法律案の提案理由を御説明いたします。  「おらが病院づくり」、これは経営難から統廃合へと進む全国の自治体病院関係者が、住民とともに立ち上がるときの合いことばであります。彼らは統廃合反対、住民医療の確保の運動の中で、すでに、自治体病院のあるべき姿について、きわめて鋭い問題提起をしております。それは、第一に、民間病院でやれないことをやること、第二に、民間病院でやっている悪いことをやめること、第三に、患者にとってよいことを率先してやること、というものであります。  民間でやれないことをやるとは、診療だけ……

第71回国会 地方行政委員会 第6号(1973/04/25、9期、日本社会党)

○和田静夫君 非常に限られた時間ですから、衆議院の論議その他を読み返してみて、ここだけはどうしても聞いておかなければならぬというところだけに限りますが、まず一つは、いままでも論議がありました東京都のいわゆる新財源構想研究会の報告、この大都市財源の構想では、法人都民税については現行一四・七%を地方税法上の制限税率一七・三%まで引き上げる、また、法人事業税についても、現行の法人所得金額の一二%の税率を一ないし三%引き上げる、こういう提言ですね。これに対して江崎自治大臣は、三月六日の衆議院の地方行政委員会で、「これは十分妥当性があるかどうか、今後の検討題ということで、慎重に検討いたします。」、こう答……

第71回国会 地方行政委員会 第8号(1973/06/05、9期、日本社会党)

○和田静夫君 この自治大臣の所信表明を聞きまして、実はこうした所信表明といったものの意味についてあらためて考えさせられたわけであります。で、たいへん時間がたって古ぼけてしまいましたからあれですが、というのは、第一に、大臣がかわっても地方自治行政について何の新味もないということであります。それから第二に、現代の深層にある問題とでもいいますか、そういう深層にある問題に切り込むという切迫感が全く感じられない。何かお役人の書かれた作文をそのまま自治大臣が自分の所信としたようにさえ見受けられる。あなたに対する期待感というのが非常に大きかったがゆえに、実は痛切にそのことを感ずるわけです。そこでまず、自治行……

第71回国会 地方行政委員会 第9号(1973/06/07、9期、日本社会党)

○和田静夫君 ことしの二月二十一日の日本経済新聞に、教員給与引き上げのための特別措置法の実施に伴う財源措置についての自治省の方針について書かれていたわけですが、そこで、まず、自治省は交付税率の引き上げについてどのような展望をお持ちですか。
【次の発言】 この記事には、「交付税率の引き上げには大蔵省の反対が強いため、むしろこれを機会に昭和二十九年度以来手をつけていない地方交付税制度そのものを抜本的に改革すべきだとする意見も省内に出ている。その方向としては、四十一年の地方制度調査会答申で打ち出された「国債収入も含め、国の総収入の一定割合(二三%程度)を地方に交付する」という構想を実現すべきだとの意……

第71回国会 地方行政委員会 第12号(1973/06/28、9期、日本社会党)

○和田静夫君 まず、自治大臣にお尋ねをいたしますが、この六月の東京都の「総合交通対策について」という総合交通対策担当専門委員報告、これをごらんになりましたか。
【次の発言】 このレポートは、いわゆるシビルミニマムの確保を基準にして公共交通サービスの供給を考えることを基本原則としています。そして、独立採算制の原則にこれを対置をしていますが、この点、大臣はまずいかがお考えになりますか。
【次の発言】 公営交通問題を論ずるときに、独立採算制問題というのは非常に大きな問題になりますし、本来的には独立採算制そのものを許容しない部分について、同一企業内で独立採算を求めるというところに無理がある、こういうこ……

第71回国会 地方行政委員会 第15号(1973/07/10、9期、日本社会党)

○和田静夫君 六月の二十八日の私の質問、さらに今月になって五日の神沢委員の質問、それとのかね合いで、まず、一、二お聞きをいたしますが、第三条との関連で、この法律は地方公営交通事業の経営の健全化の促進に関する法律、こう銘打たれているわけであります。政府がこうした法律を出すに至った背景というのには、地方公営交通事業に対する国の責任意識というものが強く働いていたと、こう思うんですが、そう理解してよろしいですか。
【次の発言】 ある自治省の役人の方が、都市交通問題と都市問題というのはイコールである、こういうふうに渇破しているのをどこかで読んだ記憶があるのでありますが、そういう意味では、今日の都市交通問……

第71回国会 地方行政委員会 第16号(1973/07/12、9期、日本社会党)

○和田静夫君 まず、公私社会福祉の分離の原則というのがあるそうでありますが、それはどういうようなものですか。
【次の発言】 地方公共団体が設置した社会福祉施設の社会福祉事業団あるいは社会福祉法人等への経営の移管ですね、この経営の移管というのは、いまの原則に反しませんか。
【次の発言】 いまの答弁にありましたように、自治省、まず定数の問題で引っかかってこういう状態をつくった。それから、地方公共団体から強い要望があったからこうだと、こういう答弁なんです。自治省、それはそのまま受けられますか。
【次の発言】 定数問題は、あとからちょっと触れますが、厚生省、いま言われたとおり、昭和四十六年七月十六日付……

第71回国会 地方行政委員会 第19号(1973/08/28、9期、日本社会党)

○和田静夫君 きょうの新聞によりますと、二十七日、日本政府は韓国の政府に対して、金大中事件に関する韓国政府による捜査の状況を早急に通報するように要請をされたようでありますが、これは、わが国としても一応の捜査ができて、そしてその発表の前に韓国側の態度を知っておきたい、そういうことでやられた行為になりますか。
【次の発言】 このいろいろの情報を総合的に読み、考えてみますと、警察では一応すでに一定の犯人像がもう持たれた、そういう犯人像を持っておって、友好国の謀略機関にからんだそういうような事件という、まあ言ってみれば一種の特殊な事情から、それを明確に打ち出せない状況にある、こういうふうに考えられる向……

第71回国会 地方行政委員会 第20号(1973/08/30、9期、日本社会党)

○和田静夫君 前の委員会での質問について、いわゆる源泉徴収の対象者との関係で片手落ちではないかという質問をしているわけですけれども、まず答弁を承ります。
【次の発言】 公共企業体等職員共済組合は、退職時の給料となっているわけですね。したがって、この三年平均の公務員共済と比べてみて、年金額においても実質的に一五%程度の格差が生じている、こういうことになります。そこで、これは提案ですが、そろそろ退職時一年前の一号上ぐらいの給料に改めるべきではないかと、こう考えますが、いかがですか。
【次の発言】 これは考えておるだけではなくて、もうそろそろやるべきだ。やりますね。

第71回国会 物価等対策特別委員会 第8号(1973/06/27、9期、日本社会党)

○和田静夫君 関連して。いまの公共料金問題ですが、これは経済企画庁の高官たちがいろいろな意見を持って、たとえば運輸省であるとかあるいは大蔵省、通産省に何か言ったところで、決して経企庁の意見というのは通らないんだというように自嘲めいて言っている状態であり、いま総理が言われたとおり物価局はつくられた。そこで、私は、具体的にその提案があればという総理のいまの御発言ですから、きょうここで二つのことが約束できますか。  その第一は、公共料金の値上げが問題になったら、経済企画庁長官は必ず関係行政機関の長に対して資料の提出及び説明を求めて、それに基づく勧告をすること。もう一つは、この勧告が出されたら、物価局……

第71回国会 予算委員会 第10号(1973/03/24、9期、日本社会党)

○和田静夫君 関連。  自治大臣、いま竹田委員から質問があったように、すでに藤沢市なら藤沢市が、この問題について独自の費用を、いわゆる負担をして、危険度をなくするために作業をやっている。そうしますと、これはもう地方自治体が独自に出すべき費用ではありませんから、前にさかのぼって特別に補助を考える、こういうことがやっぱり必要になってくると思うのです。そのことについて了とされますか。

第71回国会 予算委員会 第11号(1973/03/26、9期、日本社会党)

○和田静夫君 去る二月の二十七日の衆議院予算委員会で、わが党の楢崎弥之助議員が、三光汽船の株価操作について疑いを披瀝をいたしました。このことに関連して若干私もお尋ねをいたします。  三光汽船は、昭和四十六年、四十七年、二年間で、時価発行と第三者割り当てで五百七十億円のプレミアムをかせいでおりますが、ここに、いわゆる株価操作の事実はございませんか。  外務大臣、急いでいるようですから、外務大臣にちょっとお尋ねしますが、わが国によるベトナム援助問題との関連なんですがね、いわゆる第三勢力の南ベトナム政界における力について、どういう判断をお持ちですか。


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第72回国会(1973/12/01〜1974/06/03)

第72回国会 予算委員会 第16号(1974/03/25、9期、日本社会党)

○和田静夫君 まず、自治大臣に伺いますが、参議院選挙の投票日はいつになります。
【次の発言】 報ぜられる記事というのは、いろいろまちまちです。で、選挙を管理される自治大臣にお聞きをするわけですが、たとえば福田大蔵大臣は、六月中に終わらせるほうがよいと、こう述べられる。あるいは橋本幹事長は、平日にやったらどうかと言う。これらを勘案をしながら、自治省としての検討はどの辺まで進んでいますか。平日か、日曜か。
【次の発言】 自治省としては、いつごろまでに結論を出されますか。
【次の発言】 選挙の執行に支障のない期日というのは、いつですか。
【次の発言】 大蔵大臣にお聞きをしますが、六月中に投票を終えた……


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各種会議発言一覧(参議院9期)

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第68回国会(1971/12/29〜1972/06/16)

第68回国会 予算委員会第一分科会 第4号(1972/04/26、9期、日本社会党)

○和田静夫君 非常に限られた時間ですから、答弁は結論的に簡単にいただきたいと思います。  そこで、大蔵省に聞きますが、今年度の行(一)の移行数が、衆・参・図書館とも、昨年と比較して減っているばかりではなくして、移行当初と比べると逓減傾向になっています。この理由はどういうところにありますか。
【次の発言】 再度申しますが、今年度の衆・参・図書館、この行(一)の移行数が昨年と比較をして減っているわけですね。同時に、移行当初に比べるとずっと逓減の傾向であります。たとえば四十一年が、衆議院で四十八だったのがことしは二十、あるいは参議院が三十一であったものが十二、図書館が十四であったものが六などというよ……

第68回国会 予算委員会第三分科会 第3号(1972/04/25、9期、日本社会党)

○和田静夫君 まず、法務省にお尋ねをいたしますが、昨年の十二月の初めから約二カ月間にわたって金沢地検が追及をした金沢競馬場をめぐる一連の不正事件の概要をお示しください。
【次の発言】 この発覚の動機は何ですか。
【次の発言】 これはいわゆる一般的にいって投書ですか。
【次の発言】 これは農林省にもそういう意味での申し出、投書が出ているわけですね。
【次の発言】 そこで、被疑者のうち一般の競馬場関係者が全員起訴されていますね。ところが県の職員は、まあ二人の起訴にとどまった。で、金沢地検の武安検事正は二月一日の午後の記者会見で、起訴しなかった職員については、すでに社会的制裁を受けており、さらに刑事……


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第71回国会(1972/12/22〜1973/09/27)

第71回国会 運輸委員会、地方行政委員会、大蔵委員会、農林水産委員会、商工委員会、物価等対策特別委員会連合審査会 第1号(1973/07/14、9期、日本社会党)

○和田静夫君 昭和四十六年度の決算検査報告、会計検査院、九〇ページの「日本国有鉄道」に関する問題、「不当事項」、九五ページの「(196)送電線路新設工事の施行にあたり、橋上式トラフの基礎および支持杭を設計と相違して施工したもの」、この問題について伺いますが、国鉄の電気工事を請け負っている最も大きな大手の一つであります日本電設工業、これは並木社長、川上副社長とも元国鉄の常務理事、それから元長野、元四国鉄道管理局長が専務に名前を連ねる計二十名の取締役、監査役中十五人が国鉄のOB、職員も三千人中六百人が国鉄のOBと、こういわれていますが、これは事実ですか。

第71回国会 予算委員会第一分科会 第1号(1973/04/05、9期、日本社会党)

○和田静夫君 まず、各地で刑務所の移転問題が起こっているようでありますが、どういう状態ですか。
【次の発言】 あとはどうなっていますか。
【次の発言】 いま言われたのでは、何カ所か足らないのじゃないですか。
【次の発言】 そこで、折衝中というのはどういう状態になっているのですか。
【次の発言】 どういう事情からこの移転問題というのは起こっていますか。
【次の発言】 幸いにして自治庁長官経験者ですからね、法務大臣は。したがってこの問題、あえて取り上げたのですが、費用負担ですね、これは原則として大臣、どういう指導をされます。
【次の発言】 実は後段のほうで問題だと思うのですよね。逐次後段のほうに触……

第71回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1973/04/06、9期、日本社会党)

○和田静夫君 まず、最初に、衆参の事務総長及び国会図書館長から、それぞれの分野の最高の責任者として、国会職員の職務の性格並びにそのあり方をどのようにお考えになっているのか、概括的に御説明ください。
【次の発言】 まあ立法府のことでありますが、一般的な行政官庁職員を所掌範囲としている人事院、人事局、大蔵省は、いまの設問の問題についてどういうふうにお考えになっておりますか。
【次の発言】 そうしたら、人事院の管理局長とそれから総理府の人事局長はけっこうです。  いま、大体答弁がほぼ統一をしていますように、国会職員というのは国家公務員ではあるが、しかし、国会という国権の最高機関で働くところの職員であ……

第71回国会 予算委員会第三分科会 第4号(1973/04/09、9期、日本社会党)

○和田静夫君 去る三月二十二日、東京で木材、建築資材の価格引き下げ要求中央決起大会が開かれて、大会に続いてこの大会の集会者は、三菱商事、伊藤忠、丸紅等におもむいて、商社による建材の買い占め反対を申し入れたことはすでに周知のところです。そこで、建築資材の値上がりがどこに原因があるかということですが、商品の種類によって実態が違い、あるいはいろいろ論議をされているところで真相は非常につかみにくいわけでありますが、建設大臣はこの問題、すなわち値上がりの原因についてどのように考えているのか、まず、所見を簡単に伺います。
【次の発言】 木材について言いますと、これは、商社では買い占めなどとんでもないなどと……

第71回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1973/04/06、9期、日本社会党)

○和田静夫君 たいへんな時間の制限でありますから、きょうは主として診療報酬の看護料にかかわる問題に限って質問をして、その他の問題は決算委員会でみっちりやらせていただきますが、昭和四十八年年度の予算では、一般会計から国立病院特別会計への繰り入れの措置として、国立病院、療養所等、看護婦増員等経費六十四億九千九百万円計上されていますが、その内訳を、まず。
【次の発言】 看護婦の増、いまありましたが、四十八年度何名見込んでおりますか。
【次の発言】 その九百五十五人と、さっきの増員等経費六十四億の中に占める額は。
【次の発言】 この試算の単価の根拠は。

第71回国会 予算委員会第二分科会 第3号(1973/04/07、9期、日本社会党)

○和田静夫君 冒頭、愛知大蔵大臣にお尋ねをいたしますが、あなたが十ヵ国蔵相会議でアメリカに行かれた際に、ニクソン・アメリカ大統領から天皇の訪米について何かお話がありましたか。
【次の発言】 まあ、最近いろいろにぎわっておりますんですが、外務大臣の経験者であり、しかも田中内閣の最重要閣僚である愛知大蔵大臣ですから、そういうことをちょっと考えたんですが、この天皇のアメリカ訪問が実現した場合の効果といいますか、意味合いについて、どのように御判断になりますか。
【次の発言】 私、この天皇のアメリカ訪問の裏には二つの問題があるように思われます。一つは、日本の天皇を初めて自国に呼ぶことによって、ニクソン大……



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※このページのデータは国会会議録検索システム参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/18

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