このページでは和田静夫参議院議員の12期(1980/06/22〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は12期国会活動統計で確認できます。
○和田静夫君 私は、日本社会党を代表して、ただいまの昭和五十五年度補正予算三案に対し反対の討論を行います。 今日、「危機の時代」と言われる八〇年代の二年目を迎え、わが国を取り巻く情勢には一段と厳しいものがあります。よって、いままでより以上に精密かつ大胆な政策運営が明晰なビジョンに基づいて行われることが求められております。 政府は、五十五年度当初予算の編成に当たって、経済の課題は物価の安定を図りつつ景気の拡大基調を維持して国民生活の安定を図ることにあるとしておりました。これらの課題は果たして達成されたでありましょうか。いま景気全体のかげりは色濃い様相を強めております。年間ベースでは住宅投資の……
○和田静夫君 私は、日本社会党を代表して、ただいま議題になりました政府提案の五十六年度一般会計予算、同特別会計予算及び同政府関係機関予算に対し、反対する討論を行います。 総理は、施政方針演説において、二十一世紀への足固めを図る決意を明らかにされ、軍事大国にならず、温かい思いやりある社会にすると約束をされました。しかし、本予算案は、このような美しい言葉とはうらはらのものであると言わなければなりません。 今日、わが国を取り巻く状況はきわめて厳しくかつ流動的であります。私たちの前には七〇年代とは全く様相を異にした世界が広がっています。とれまでの定規でははかることのできない状況が現出していると言っ……
○和田静夫君 ただいま議題となりました昭和五十三年度決算外二件につきまして、決算委員会における審査の経過及び結果について御報告申し上げます。 昭和五十三年度決算は、昭和五十四年十二月二十五日国会に提出され、同五十六年四月十日当委員会に付託となり、また、国有財産関係二件につきましては、同五十五年一月二十九日国会に提出され、同日当委員会に付託されました。 当委員会は、決算外二件の審査に当たりましては、国会の議決した予算が所期の目的に沿い適正かつ効率的に執行されたかどうかについて、広く国民的視野からの実績批判を行い、その結果を内閣による将来の予算策定に反映させるべきであるとの観点に立って審査を行……
○和田静夫君 私は、日本社会党を代表して、ただいま議題となりました昭和五十六年度決算及び昭和五十六年度決算調整資金からの歳入組入れに関する調書について質問いたします。 昭和五十六年度決算は、一般会計において、補正後予算に比べ二兆四千九百四十八億円の実質不足額が生じ、この不足額は、決算調整資金の取り崩しと国債整理基金からの借り入れで穴埋めするということで確定したのでありますが、このように巨額の実質赤字決算となったのは、わが国財政史上かつて例を見ないところであります。 なぜこのような巨額の歳入欠陥が生じたのか。当時の渡辺大蔵大臣は、その責任をとるとして一たんは辞意を表明しましたが、その際でも、……
○和田静夫君 引き続いて経済、税制問題などを通告をしてあるんですが、その前に、昨日の参議院決算委員会で東京信用金庫問題をめぐって幾つかの論議があったようでございますので、私は昭和五十二年の五月二十六日、五十三年の七月六日の決算、五十四年の五月二十二日、実は三回にわたって昨日御論議があったような問題をつぶさに委員会で取り上げて質問を展開をしてきたわけであります。ところが、その都度大蔵省なり警察庁なりは、調査をして善処すると答弁をされてずっときたわけです。しかし、それが一向に改められない結果、昨日の決算委員会というような形になったんだろうと実は思います。 私は視点を変えて、金庫全体の責任問題をき……
○和田静夫君 前川日銀総裁の時間の都合もありますから、通告の順序を若干変えまして、冒頭、経済、財政問題の根幹について少し総理にお尋ねをいたしたいと思うんです。 さきの衆議院予算委員会の論議、さらに私もきょう憲法問題、あるいは外交、防衛問題を後ほど続けることになりますが、まあ非常に危険な状態というものがあらわれている。それに対して鈴木総理が明確なかじ取りの方針を示されない、それが混乱をたくさん生んでいると思うので、経済、財政、国民生活についても私は同じことを述べることができると実は考えています。もちろん、単にこれが鈴木内閣に始まったことでないことは理解をしているつもりですが、根はその意味では非……
○委員長(和田静夫君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る六月五日、野田哲君が委員を辞任され、その補欠として、丸谷金保君が選任されました。
【次の発言】 次に、昭和五十三年度決算外二件を議題とし、本日は総括質疑第二回を行います。
これより質疑に入ります。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 この際、委員の異動について御報告いたします。
本日、黒柳明君が委員を辞任され、その補欠として藤原房雄君が選任されました。
【次の発言】 午前の質疑はこの程度とし、午後一時十分まで休憩いたします。
午後零時九分休憩
○委員長(和田静夫君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
昨二十日、藤原房雄君が委員を辞任され、その補欠として黒柳明君が選任されました。
【次の発言】 次に、昭和五十三年度決算外二件を議題といたします。
本日は、自治省、警察庁及び公営企業金融公庫の決算について審査を行います。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。
議事の都合により、これらの決算の概要説明及び決算検査の概要説明は、いずれもこれを省略して、本日の会議録の末尾に掲載いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
○委員長(和田静夫君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
昭和五十二年度決算外二件を議題といたします。
本日は、労働省の決算について審査を行います。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。
議事の都合により、決算の概要説明及び決算検査の概要説明は、いずれもこれを省略して、本日の会議録の末尾に掲載いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 それでは、これより質疑に入ります。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 午前の審査はこの程度とし、午後一時三十五分まで休憩いたします。
午後零時三十三……
○委員長(和田静夫君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
この際、派遣委員の報告に関する件についてお諮りいたします。
先般、当委員会が行いました国家財政の経理及び国有財産の管理に関する実情を調査するための委員派遣について、各班からその報告書が委員長の手元に提出されておりますが、口頭報告はこれを省略し、本日の会議録の末尾に掲載することにいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう取り計らいます。
【次の発言】 昭和五十三年度決算外二件を議題といたします。
本日は、運輸省及び日本国有鉄道の決算について審査を行います。
○委員長(和田静夫君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
昭和五十三年度決算外二件を議題といたします。
本日は、厚生省、環境庁、医療金融公庫及び環境衛生金融公庫の決算について審査を行います。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。
議事の都合により、これらの決算の概要説明及び決算検査の概要説明は、いずれもこれを省略して、本日の会議録の末尾に掲載いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 質疑通告のない北川医療金融公庫総裁及び加藤環境衛生金融公庫理事長は退席していただいて結構です。
それでは、これより質疑……
○委員長(和田静夫君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
この際、一言ごあいさつを申し上げます。
このたび院議によりまして、本委員会の委員長に選任されました和田静夫でございます。微力でございますが、委員会の運営につきましては、皆様の御協力を得まして、本委員会の持つ重要性を認識しつつ、厳正、公正に行ってまいりたいと存じます。どうぞよろしく御指導、御鞭撻のほどお願いいたします。(拍手)
この際、前委員長野田哲君から発言を求められております。野田哲君。(拍手)
【次の発言】 次に、委員の異動について御報告いたします。
去る五月十一日、岩本政光君、江島淳君、梶原清君及び沓脱タケ子君が委……
○和田静夫君 まず、予算委員会で時間切れになったものを二、三最初に質問いたしたいと思いますが、東洋信販のあの事件ですけれども、その後の検討結果、大蔵省か厚生省どうですか。
【次の発言】 建設省見えていますね。――これはさまざまな情報、その後ずっと私のところにも入ってきているんですが、不動産業の認可について再検討されるつもりはありませんか。
【次の発言】 ちょっと東洋信販の事件について厚生省、調査結果報告してください。
【次の発言】 別荘地の分譲に関してかなり多くの詐欺事件の被害者が出ています。警察としても私は捜査を開始すべきだと思っているんですが、第一に警察はどう考えていらっしゃいますか。まだ……
○和田静夫君 まず佐々木会長にお願いをしますが、一九七九年六月に答申をされた「普通銀行のあり方と銀行制度の改正について」の基本的な考え方と申しますか、そのプリンシプルとは一体一言で言ってどういうものなのか。私の印象では、どうも金融の効率化、自由化という点に力が入っている。これまでのいわゆる護送船団方式といいますか、過保護行政とまあ世上言われてきた、そういうような現在の金融制度と、それを前提とした制度を市場原理に基づく自由化体制へと転換させる、そういうようなトーンが非常に強いのではないかと感ずるのですが、いかがですか。
【次の発言】 答申を読ませていただきまして、効率化という概念と自由化という概……
○和田静夫君 恐縮ですが、五月十二日の本委員会で質問が許されませんでしたので、若干用意をしておった問題に触れておきます。
その前日の十一日の各紙夕刊で、予算委員会以来論議をしてまいりました東洋信販が会社更生法を申請をいたしました。すでに何度か私はこの問題を取り上げて、出資法の違反あるいは住宅ローン名義貸し、詐欺などの疑いがあることを指摘をしてきたわけですが、銀行局、この出資法の検討はどうなりましたか。
【次の発言】 この会社に対しても新しい一つの疑惑が生じています。
東洋信販の子会社に有限会社一途という会社がありまして、所在地は渋谷区代々木四の二十七の二十五、これは東洋信販と同じ番地であり……
○和田静夫君 二十一日の銀行法関連諸法案の続きとして、若干の質問をいたすわけであります。 まず冒頭に、けさ報道をちょっと見てあれですが、東京信用金庫について、私はこれまでしばしばこの席上で問題提起をしてまいりました。浅野会長のインターナショナル・リベート事件についても、その疑惑が依然として解かれていないことは先たっても指摘をいたしました。第一に、浅野さん側の説明というのは後からどうも創作したつじつま合わせにすぎないのではないだろうか。第二に、三越側が発行した領収書と称されるものは便せんに品物、金額、担当者名を書いただけのものであって収入印紙も張ってない、そういう意味ではずさんきわまりないもの……
○和田静夫君 私は、衆議院の予算委員会で予算案が強行採決をされたあのしぐさを見て以来、実はここで政府の関係者あるいは委員の皆さんの前で論議をしていく、そういうことに対する不信感をぬぐい去ることができないいら立ちをずうっと覚えてまいりました。まあ端的に言って、予算案の強行採決というのは、私は木を見て森を見ざる、そういう行為であると言わなければならないと思います。 今日、歴史の大きな転機に当たって、わが国において最も必要なことは何だろうということを、あの予算案の強行採決で考えてみました。やはり民主主義のための政治の復権だろうと、私はこう思うんです。政治的リーダーシップの確立であるということをつく……
○和田静夫君 議事進行について発言をいたしますが、理事会としては、委員長も御存じのとおりに、たとえば労働大臣が公務でお出かけになると。届け出があればそれはもう内閣全体の運営、あるいは予算委員会のいろいろのことがあっても良識的にちゃんと善処をきょうもしてきました。ところが、さっきから黙って見ていますと、経企庁長官は二十分以上もいなくなる。その他の皆さんも、何の理由か知らないが、予算委員会を無視されて、とにかくいつまでたっても帰ってこられない。もう忍耐の限界があったからこういう措置をとったわけです。これはやはり官房長官なり総理から、鈴木内閣の参議院予算委員会に対する態度というものをこの機会にもう一……
○和田静夫君 まず厚生大臣、今日医療法の改正が必要な理由は何ですか。
【次の発言】 この改正案要綱の第二、改正の要点、医療計画の作成の「ウ」ですね。「都道府県知事は、医療に関する専門的科学的知見に基づいて医療計画を作成するため、診療及び調剤に関する学識経験者の団体の意見を聴取したうえで、」、この「学識経験者の団体」とは何ですか。
【次の発言】 具体的に「団体」ですよ、「団体」。方々と言われましたが、これは「団体」になっている。
【次の発言】 私もそう思ったんですよね、大臣。まさに、この医師会に行政が御意見を拝聴するということですね。現在でも医療審議会を医師会が牛耳っています。その上、医療計画の……
○和田静夫君 ちょっと議事進行について一言だけ述べますが、ちゃんと事前に時間が予告されているのですからね、政府側がそろうために休まされるというよりもおくれちゃいかぬですから、委員長一遍政府側に注意してくださいよ。
【次の発言】 いろいろと運営を考えながら予算委員会は運営されているのに、政府側の都合によって時間が狂っていくというんじゃ。どんなに協力しようと思ったってできなくなってくるわけですから、十分に注意をしていただきたいと思います。
○和田静夫君 その前に、官房長官にちょっと申し上げますが、非常に長い間予算委員会がとまっていたわけです、あなたの出席がないがゆえに。けさ、この予算委員会の理事会としても、官房長官のこの参議院予算委員会に対するところの答弁その他をめぐりましてたくさんの注文がつきました。与党の筆頭理事からすでに注意が喚起をされていると思いますが、参議院の予算委員会があなたのような行為を通じて軽視をされる、こういうことはもう許せません。この機会に、委員長から強く注意を喚起していただきたい、そう思います。
○和田静夫君 第二分科会における審査の経過を御報告申し上げます。 当分科会の担当は、防衛庁、経済企画庁、大蔵省及び通商産業省所管の予算であり、三月二十七、三十、三十一、四月一日の四日間にわたり審査を行ってまいりました。以下、審査順に従い、質疑の主な事項について簡単に御報告申し上げます。 まず、通商産業省につきまして、「経済安全保障の観点から、ニッケル等希少金属の備蓄を進めてはどうか。窪川町長のリコールは従来の原発推進に反省を求めるもので、今後の政府の方針を聞きたい。自動車の対米輸出規制は経済や雇用に悪影響を及ぼすが、どのように対処するつもりか」との質疑があり、これに対し、田中通商産業大臣及……
○和田静夫君 総理、あなたは三月二十六日に行われた自民党議員との懇談で次のように発言をされたと報道されています。
憲法のどこを改正すべきかいま自民党内で検討中だ。成案を得れば党大会で議決し、世論を喚起する。世論が成熟すれば発議できる。私は消極的ではない。
その後いろいろと訂正されているんですが、あなたは改憲に消極的ではないとお考えなんですか。
【次の発言】 低姿勢ですか。
【次の発言】 ことしは憲法施行三十五周年であるわけです。で、五十二年以降憲法記念日の政府式典が行われていません。ことしは私は開催すべきではなかろうかと思うんです。宮澤官房長官は衆議院の予算委員会で検討を約束されたんですが……
○委員長(和田静夫君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る九月二十四日、喜屋武眞榮君が委員を辞任され、その補欠として中山千夏君が選任されました。
また、九月二十六日、石本茂君が委員を辞任され、その補欠として森山眞弓君が選任されました。
また、九月三十日、坂元親男君が委員を辞任され、その補欠として三浦八本君が選任されました。
また、十月二十日、安武洋子君が委員を辞任され、その補欠として山中郁子君が選任されました。
【次の発言】 次に、理事の辞任についてお諮りいたします。
降矢敬雄君から、文書をもって、都合により理事を辞任したい旨……
○委員長(和田静夫君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
まず、参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
昭和五十三年度決算外二件の審査のため、本日の委員会に財団法人国際科学技術博覧会協会事務総長伊原義徳君の出席を求めたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 昭和五十三年度決算外二件を議題といたします。
本日は、文部省及び科学技術庁の決算について審査を行います。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。
議事の都合により、これらの決算の概要説明及び決算検査の概要説明は、いずれもこれを省略して、本日……
○委員長(和田静夫君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
まず委員の異動について御報告いたします。
十月二十一日、山中郁子君が委員を辞任され、その補欠として安武洋子君が選任されました。
【次の発言】 次に、昭和五十三年度決算外二件を議題といたします。
本日は、皇室費、国会、会計検査院、大蔵省、日本専売公社、国民金融公庫、日本開発銀行及び日本輸出入銀行の決算について審査を行います。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。
議事の都合により、これらの決算の概要説明及び決算検査の概要説明は、いずれもこれを省略して、本日の会議録の末尾に掲載いたしたいと存じますが、御異議ございませんか……
○委員長(和田静夫君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
十二月十六日、目黒今朝次郎君が委員を辞任され、その補欠として対馬孝且君が選任されました。
【次の発言】 次に、昭和五十三年度決算外二件を議題といたします。
本日は通商産業省、経済企画庁、中小企業金融公庫及び中小企業信用保険公庫の決算について審査を行います。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。
議事の都合により、これらの決算の概要説明及び決算検査の概要説明は、いずれもこれを省略して、本日の会議録の末尾に掲載いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
○委員長(和田静夫君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
継続審査及び継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。
昭和五十三年度決算外二件並びに国家財政の経理及び国有財産の管理に関する調査につきましては、閉会中もなお審査及び調査を継続することとし、継続審査要求書及び継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
なお、要求書の作成につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
○和田静夫君 今度の地方公務員法の改正案が通りますと、一九八五年から地方公務員に定年制が導入をされるということになるわけでありますが、私はまず最初に、一九八〇年代の後半、昭和六十年代というのは一体いかなる時代になるのだろうか、あるいはいかなる時代なのかということが考えられなければならないと実は思うのであります、また政策も、政府の側は責任を持ってそういう時代の展望というものを明らかにすべきだと、そういうような時代認識を持たなかったならば、私は法律案が立案をできるそういう状態にはない時代である、こういうふうに考えます。 特に、私は本委員会のきょうの質問を命ぜられて、十二年前に皆さん方と定年制法案……
○和田静夫君 前の委員会の最終段階を思い浮かべてみますと、砂子田行政局長は私の質問に対して、資料がないと答えられたわけです。それはそうはならない。もう二十年間もこの問題については論議をしてきていますし、十三年前に私は指摘をした経過もありまして、ここのところ、はっきりさせなさい。 後ほど論議に入りますが、八百八十八団体が、地公法が制定をされるときには定年制を持っておった。そこからアクションが起こらないはずもないし、意見が述べられないはずもない。自治大臣は、早くから市町村段階におけるところの定年制を求める声は非常に強かったということを何遍も答弁をされている。そうすると、そういう意見が開陳をされな……
○委員長(和田静夫君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
昨年十二月十八日、成相善十君が委員を辞任され、その補欠として岡部三郎君が選任されました。
また、一月十八日、安武洋子君が委員を辞任され、その補欠として下田京子君が選任されました。
【次の発言】 次に、理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い、理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例に、より、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
○委員長(和田静夫君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
昨十九日、下田京子君が委員を辞任され、その補欠として安武洋子君が選任されました。
【次の発言】 次に、昭和五十三年度決算外二件を議題といたします。
本画は法務省及び裁判所の決算について審査を行います。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。
議事の都合により、これらの決算の概要説明及び決算検査の概要説明は、いずれもこれを省略して、本日の会議録の末尾に掲載いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
○委員長(和田静夫君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る一月二十二日、丸谷金保君及び穐山篤君が委員を辞任され、その補欠として山田譲君及び本岡昭次君が選任されました。
【次の発言】 次に、昭和五十三年度決算外二件を議題といたします。
本日は、外務省及び防衛庁の決算について審査を行います。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。
議事の都合により、これらの決算の概要説明及び決算検査の概要説明は、いずれもこれを省略して、本日の会議録の末尾に掲載いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
○委員長(和田静夫君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る三月二日、山田譲君が委員を辞任され、その補欠として瀬谷英行君が選任されました。
【次の発言】 次に、理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い、現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に目黒今朝次郎君を指名いたします。
○委員長(和田静夫君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
本日、安武洋子君が委員を辞任され、その補欠として市川正一君が選任されました。
【次の発言】 次に、理事の辞任についてお諮りいたします。
三浦八水君から、文書をもって、都合により理事を辞任したい旨の申し出がございました。これを許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
この際、理事の補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
○委員長(和田静夫君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
昭和五十三年度決算外二件を議題といたします。
本日は、農林水産省及び農林漁業金融公庫の決算について審査を行います。
この際お諮りいたします。
議事の都合により、これらの決算の概要説明及び決算検査の概要説明は、いずれもこれを省略して、本日の会議録の末尾に掲載することにいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう取り計らいます。
質疑通告のない中野農林漁業金融公庫総裁は退席していただいて結構です。
それではこれより質疑に入ります。
質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(和田静夫君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
本日、中山千夏君が委員を辞任され、その補欠として山田耕三郎君が選任されました。
【次の発言】 次に、昭和五十三年度決算外二件を議題といたします。
本日は締めくくり総括質疑第一回を行いますが、質疑に先立ち、まず昭和五十二年度決算における警告決議に対し、その後内閣のとった措置につきまして、大蔵大臣から説明を聴取いたします。渡辺大蔵大臣。
【次の発言】 それでは、これより総括質疑に入ります。
質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(和田静夫君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る四月二十四日、山田耕三郎君が委員を辞任され、その補欠として中山千夏君が選任されました。
【次の発言】 次に、昭和五十三年度決算外二件を議題といたします。
前回に引き続き、締めくくり総括質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 午前の質疑はこの程度とし、午後一時まで休憩いたします。
午前十一時三十二分休憩
【次の発言】 ただいまから決算委員会を再開いたします。
休憩前に引き続き、昭和五十三年度決算外二件を議題とし、これより締めくくり総括質疑の……
○委員以外の議員(和田静夫君) お許しをいただきまして、一言御礼を申し上げます。 私が本委員会の委員長を仰せつかりまして以来一年間、理事、委員各位、事務局の皆様の御支援と御鞭撻により、決算審査も順調に推移いたしました。この間、私は財政運営における決算審査の意義を高めることに努力いたしたつもりであります。それがもし成果あるものであったとすれば、これはひとえに皆様方の御支援、御鞭撻のおかげでございます。心からこの際感謝を申し上げます。 今日、財政再建が重要な局面に差しかかっておりますし、本委員会の役割りは前にも増して重要さを高めております。明敏な新委員長を中心に、皆様方の御研さんによりまして、……
○和田静夫君 大蔵大臣に、まず経済の概括的な動きについての見解をお尋ねをいたします。 大臣は、よく経済は生き物だと言われる、私も全くそのとおりだと思うのですが、実際のところ、大臣が財政方針演説をされた時点から一月ぼどの間に、すなわち昨年末からことしの年初めにかけて日本の経済の実態が明らかになってきているわけでありまして、それは一月前とはある意味では大きく異なった様相を呈しているのではなかろうか。 二月十六日の本委員会で、景気については「次第に改善し、明るさが増してくる」と大臣は述べられているわけであります。今日の時点から見ますと、明るさが増してくるどころではない、停滞、私はむしろ後退、リセ……
○和田静夫君 法人課税についてお尋ねをするわけですが、税の専門家でいらっしゃる大蔵大臣に企業会計と税務会計とでは原則的にどういう違いがあるのか、まず教えていただきたいんですが。
【次の発言】 そうすると、こういうふうに理解しておいてよろしいですか。企業の利益から一定額を加減をして課税所得が出るわけですね。そこで問題は、企業利益を算出する企業会計に、いま言われたように、税法は基本的にはやっぱり依拠している、それはいいわけですね。
【次の発言】 そこで、法人税の転嫁問題なのですが、これは昨年の委員会で現次官とるるやりとりを私はいたしました。しかし、どうしても明確なお答えにはならなかったわけです。そ……
○和田静夫君 本院における予算審議も最終段階を迎えようとしていますので、まず減税問題に関連する諸問題について質問いたします。
所得税減税が必要であることは政府の側もお認めになっている。問題はその額と時期であります。同時にその財源であるわけですが、まずこの時期の問題ですけれども、これは参議院におけるところの与野党合意のとおりできるだけ早く実施をする、今年度補正の時期を含みとしながらそういう時期を一応見通す。大臣、これはこういうことでいいですか。
【次の発言】 参議院におけるところの与野党国対委員長などの折衝を通じての合意もあることでありますので、できるだけ早い時期にそれは当然組まれるのならば、……
○和田静夫君 まず初めに、経企庁長官に尋ねるところでしたがお見えになりませんので、局長の方から答弁をいただきますが、現状の問題については調査局長が答弁可能だということを聞いていますから、見通しについてはいま調整局長が入るという約束になっていますから、栄たくの方で選択をしてもらえば結構だと思うんです。 最近の経済の動きについて、まあ中長期的な視点から尋ねてみたいんですが、私は、日本の経済は第一次オイルショック以降おおむね五%水準の中成長をとってきたと考えています。ところが、八〇年代に入って、これがさらに下方にシフトしてきたと思うんですね。そういう疑問を私は率直に持っているわけですが、つまり日本……
○和田静夫君 ちょっと御質問の間で申しわけないんですが、外務省のアジア局長、外交日程が入ったようですから一、二問だけ質問をいたしますが、まず在日朝鮮人・韓国人六十六万七千人のうち強制連行で日本に連れてこられた人及びその子供、孫は今日何人ですか。
【次の発言】 いわゆる一九三九年に国民徴用令が出されて、それに基づいて半島の人たちが、たとえば職場の帰りに街頭でもって日本の警察なりに連行をされながら強制的に内地に持ってこられる、そして炭鉱業務に従事をする、そういうような形のことはたくさんあったわけでありますが、その辺の資料というのは今日全然ありませんか。
○和田静夫君 まず厚生省の関係で、昨年の十二月に報道されました大分県の歯科医師会の振替請求をめぐる諸問題について質問をするのでありますが、実は委員長、いま私がここへ座りましたら、国税庁の国会の担当の方が見えまして、要求をしてありました国税庁長官が出席をできないと、こういうことであります。 きょうとあしたは参議院の決算委員会を開くということはもう十二月から決めていることです。大蔵大臣も実はきょうは、これは外国でありますが、しかもまあ私たちが知らぬうちに出かけられた。国税庁長官は国内のどこかにいる。出てこれない。冒頭の質問は実は国税庁長官なのであります。決算委員会を予算委員会並みに重視をするとい……
○和田静夫君 実はこの一月八日の朝日新聞を読んで非常にびっくりしたわけですが、見出しは、「官僚OBの新人「指定席」確保に狂奔 出身省庁バックに業者も駆り出す」こういうふうになっているわけです。 この記事の中で、各省の皆さんは、正直というか、あるいはふてくされているのか、法律なんか どうでもいいと思っていらっしゃるのかしらぬけれども、現役の高級官僚の皆さんが驚くほど率直にOBの選挙運動について述べられています。自治省と郵政省は、この八日の記事ではすこぶる冷ややかですし、ある意味では非常に深謀のある発言をされている、こういうことになっているわけであります。 そこで、この問題からまず運輸大臣以下……
○和田静夫君 まず、警察庁――国家公安委員長ですが、中川一郎代議士が衝撃的な自殺、余韻がまだ非常に残っているわけでありますけれども、中川一郎さんが死を選ばれた理由というのが必ずしも明らかになっていないようです。
まず警察庁に伺うのは、警察は自殺ということを知っておられながら、なぜこの病死発表等を黙認をしたのだろうか。
【次の発言】 検視には立ち会われたわけですね。それで、自殺ということを御存じになりながら黙っていたという話になるわけでありますが、これ一般民衆の場合はなかなかそうはなりませんでね、すぐ自殺は自殺という形になるわけですが、情報が操作される、マスコミで言う情報操作とでも言いますかね……
○和田静夫君 一月の決算委員会以来、私は高級公務員OBの選挙活動、地位を利用しての入党勧誘、あるいは政治資金づくりなどというものを問題にしてきたわけでありますが、郵政省に関して幾つかの事実が指摘をされています。したがって、官房副長官の日程の都合ありますので、冒頭若干時間この問題に触れますが、これは案内状です。昨年十月の三十日に秋田市において、秋田県の中部郵政協力会という組織が通常総会を開催をされた。この会合には特定郵便局長九十七人が参加した。総会の議事の方はもう全く短時間、十分もかからなくて終わった。来賓の元郵政の官僚の比例代表区立候補予定者と言われる方が五十分間にわたって講演をした。郵政省と……
○和田静夫君 まず、財形還元融資ですが、これはなかなかどうも進んでいないようであります。
まず財形貯蓄残高はどのくらいか。
【次の発言】 こういう形で六兆五千億ですね。
【次の発言】 五千億弱でいわゆる還元融資が停滞をしているということは、せっかくの財形制度がどうも私は生かされていないのではないだろうかという感じがいたします。いわば宝の持ちぐされであるという感じがするわけでありまして、この点については、労働大臣あちらこちらで何か座談会に出ていらっしゃいますが、所見をお持ちですか。
【次の発言】 余り深い立ち入りはしたくはないと思っていますが、事務代行会社として財形住宅金融株式会社が発足をいた……
○和田静夫君 まず外務大臣、アルゼンチンで軍事政権の左翼弾圧に巻き込まれて日系人がわかっているだけでも十人、実際には二十人ほど、もちろん日本国籍を持っている人を含んで行方不明になっているという報道がございます。まあイタリアやフランスなどヨーロッパ政府関係議会も調査を進めている模様でありますが、これはぜひ日本政府としても前向きに真相究明に取り組まれるべきだと考えるのですが、いかがでしょう。
【次の発言】 南北朝鮮のクロス承認に外務大臣は意欲を非常に燃やされているそうでありますが、これは中国やソ連にも大臣自身お働きかけになる、そういうことと想定してよろしいですか。
○和田静夫君 まず宮内庁ですが、浩宮様の留学が、おたくの言葉では修学が決まって渡英される、こういうことのようでありますが、まずこの留学目的というのを。
【次の発言】 留学の予算というのは幾らぐらいになるわけですか。
【次の発言】 もう一つ気にかかることは、国内を御旅行になるときのような形でおつきの者がぞろぞろつく、あるいはSPがつくというようなことで、伝統あるオックスフォードのキャンパスの、いわゆる学園の自由とでもいいますか、そういうものがこの留学を契機にして乱されていく。そういう意味で国際的な批判を受けるというようなことは起こらないと思いますけれども、当然御配慮になっていると思いますが、そう……
○和田静夫君 まず大蔵大臣、増税なき財政再建について今国会予算委員会以来、あるいは本会議などでさまざまな議論を交わさせていただきましたが、五十七年度の税収の見込みでございますけれども、大体どういうような目標をお持ちでしょうか。
【次の発言】 五十八年度の景気の見通しですが、底入れして今後上向くだろうというようなことが言われてますが、どうも読んでいると、日銀、大蔵、経企それぞれの見通しに若干のニュアンスの違いがあるように思われるんですが、大臣としてはいかがですか。
【次の発言】 景気の動向と五十八年度の税収の関係ですが、これは年度が始まったばかりでありますからあれですが、全く一般論として大臣とし……
○和田静夫君 法務大臣、お急ぎのようですから先に法務大臣に一問お伺いいたしますが、ことしの三月三日に、在日朝鮮人の少女、横浜市在住の辛仁夏さんという方が、長洲神奈川県知事あてに次のような嘆願書を出されたわけであります。十五歳の少女ですが、 やさしい瞳の長洲知事さんの顔を思い浮かべながら書いています。 私は横浜市港北区に住んでいる十五歳の朝鮮人少女です。日本で生まれ、日本で育ちました。朝鮮の名前を持ち、楽しく明るく生きてきました。 去年の八月十一日に区役所に行き、登録書の切り替えをしました。その時、指もんを押さなければいけないことになっています。 私はいやだったので押しませんでし……
○和田静夫君 まず、けさの毎日新聞で入国警備官が摘発情報を流したという事件が報道されていますが、法務省は事実関係について簡単にちょっと述べてください。
【次の発言】 私の調査も加えての話でありますが、赤坂見附にある高級韓国クラブMで酒食のもてなしを受けていた。その見返りとして摘発情報を流したということではありませんか。
【次の発言】 いや、私は、いわゆる摘発情報を流すということを――それでは、一般的にはどういうような問題が起こりますか。
【次の発言】 どうも国公法に基づくところの処分をされなかった。懲戒の対象としなかった。恐らく厳重注意というような形のものは内規に照らしてでありましょう。私は、……
○和田静夫君 議員立法であるところの趣旨を当然わきまえながら、若干の質疑をいたしたいと思います。 浄化槽法案についてでありますが、これまでの無規制といいますか、そういうような状態に比べてみれば私は一歩前進であると、この法律案について思います。しかし、この法律によって、やはり新しい問題がかなり出てくることが予想されます。 そこで、まず厚生省でありますが、浄化槽の規制は、本来廃棄物処理法の中で私はきちんと行われるべき筋合いのものであっただろうと思うのであります。浄化槽の規制を廃棄物処理法の改正という形で進めることがなぜできなかったのだろうかということは、やはり疑問として残ると思うのであります。……
○和田静夫君 まず通産大臣に、限られた時間でありますので若干のお伺いをいたしますが、先ごろIEA理事会でソビエトの天然ガスへの依存について一定の妥協案が成り立ったと言われています。欧米でも何か玉虫色の表現があるのだというような感じで、私も感心しているんですが、ところがどうもよくわからないわけでありまして、一つは通産大臣の解釈をお尋ねするとともに、わが方としてはいかなる方針で臨まれましたか、あるいは今後サミットなどでどのような御主張をなされますか。
【次の発言】 私は、ソ連との経済協力というのはもっと進めるべきであると考えていますし、経済安保という観点から考えてみても、経済協力を進める方が安全を……
○和田静夫君 まず警察庁、過日の決算委員会で調査を約されました大分県の歯科医師不正請求事件について報告を願います。
【次の発言】 同じことでKNSPによる国内捜査疑惑について報告願います。
【次の発言】 兵庫県警本部尼崎中央署、北署の架空調書事件、これは把握されている事実、調査の概要を御説明願います。
【次の発言】 これは一般論ですが、この関係というのはかなり詳しく報道をされていまして、非常に疑惑があるのですが、当然この警察関係幹部職員の責任問題というのが出てくる、そういうふうに思われますが、その辺はどういうふうにお考えになっていますか。
○和田静夫君 五月十六日の決算委員会で、法務省入管職員の摘発情報リーク事件について、法務省側の答弁と事実との間に食い違いがあると思われますので、きょうは引き続いてこの問題を取り上げ、法務省の見解を伺います。 五月十六日の答弁は、法務省側としては酒食のもてなしを受けたことはお認めになったわけでありますが、摘発情報をリークしたことについては認めなかったのであります。ところがその後、法務省関係者の新聞記者会見などのまとめの報道によりますと、問題の警備官自身も、またその警備官を調べた平山警備二課長も、二回クラブ「マノン」に摘発情報を流したことを認めています。法務省はこの食い違いをどういうふうに説明を……
○和田静夫君 関連。
【次の発言】 一つは中曽根総理、午前中の徴兵制論議との関連で一言聞きたいのですが、一九七〇年十一月五日参議院決算委員会で防衛庁長官のあなたと私とで徴兵制論議をやりました。それはもう御記憶にあるところでしょう。そこで、けさ来の答弁を一応了解をするとすれば、今度は新しい防衛白書に徴兵を行わないと明記をすべきだという指導をあなたはなされるか。あのときは、防衛白書原案の中には日本国憲法との対応において徴兵制はしけないと、こうあったのを、防衛庁長官であったあなたはそれを消したんですから。
【次の発言】 後藤田官房長官、あなたは二月九日の記者会見で、大型間接税については検討していない……
○和田静夫君 委員長。
【次の発言】 総理、やはり増税なき財政再建を堅持したいといまも御答弁になりました。それで、まず確認をしておきたいのは、財政再建を達成する指標というのは一体何なんだろうか、それはやはり赤字国債発行をゼロにするということがまず第一の目標であるということですか。
【次の発言】 そうすると、それまでの財政再建期間中は増税をしない……。
【次の発言】 ここの部分は、私は自分のときにもう一遍やります。
そこで、臨調の増税の定義ですが、これはかなりあいまいですね。大蔵大臣、現行の租税負担率一二二・七と考えておいてよろしいですか。
○和田静夫君 総理、あなたが総理になられましてから、中曽根さんはこういうことをおやりになるんではないだろうかという、あれこれのうわさが非常に立ちました。たとえば内政に限って言えば、デノミをやられるのではなかろうか、あるいは解散・総選挙をやられるのではなかろうか、改憲を政治日程にのせるのではなかろうか、あるいは増税なき財政再建を軌道修正するのではないかなどなどたくさんあるのでありますが、これらの中には総理自身が記者会見などで示唆されたものもございました。どうも私は、そういう意味では不透明な感じが、一体どうなっているんだろうかということで、いたします。 そこで、中曽根内閣は、国民に安心を与える、……
○和田静夫君 総理、組閣以来中曽根内閣は仕事をする内閣という形で標榜されてこられました。昨日、私に対する冒頭の答弁でも、仕事本位で官房長官、国土庁長官は選ばれた旨も述べられました。ところが、いまありましたように、国会提出資料すら満足に出せないという、私は大変困ったものだと思うのでありますが、資料は間に合いませんから補助金の基本的な論議は来週出てきたときに精査をして、一般質問で繰り返さなきゃなりませんが、総理は一般質問にお出ましになりませんので、ここのところで見解を承っておきます。
【次の発言】 ちょっと一言だけ補助金で聞いておきますが、補助金とは一体何かということでありますが、これは全大臣にお……
○和田静夫君 官房長官、人事院勧告を五十八年度は完全実施されますか、五十八年度人勧。
【次の発言】 人事院総裁、五十七年度で退職する公務員には、五十七年度人側凍結によって著しい不利益が出ることについての御見解。
【次の発言】 官房長官の御認識は、いまの問題の認識。
【次の発言】 不利益。
【次の発言】 せんだっての勝又質問に対しまして、五十七年度の人勧凍結、人事院総裁は労働基本権の代償措置がなくなるとお認めになったわけですね。
【次の発言】 そこのところ、ちょっとあれですが、この前の答弁とちょっと違いますが、官房長官、代償措置がなくならない、ただ五十七年度に限って作動しない、こう述べられたんで……
○和田静夫君 厚生大臣、明治製菓のエクセラーゼの調査結果、処分関係を御報告願います。
【次の発言】 私は厚生省添付資料と学会誌とをしさいに検討してみました。厚生省添付資料の十六ページには有意差検定、いわゆるT検定というのがあるのですが、これは日薬理の雑誌には出ていません。したがって、T検定というのは統計処理には欠かすことのできないものだと私は考えますが、いかがですか。
【次の発言】 学会誌にはなくて添付資料にあるということは、これは明確に明治製菓がやった可能性が出てくるのではありませんか。
【次の発言】 これは大学側のだれもが手をつけてないのです。
○和田静夫君 まず、警察庁ですが、兵庫県警のいわゆる架空調書事件について伺います。
尼崎中央署のスナック「ミネ」風俗営業法違反事件、「尼崎ロンドン」の同法違反事件、歌舞伎書店わいせつ図画販売所持事件について、これは有罪が確定をしている。竹林兵庫県警本部長は、松葉らが架空の名前や住所の参考人調書をつくっていたのは指摘のとおりで深く反省していると事実関係を認めて、その非を認めているわけですが、警察庁いかがですか。
【次の発言】 警察内部のでき事でありますから、調査中調査中として答弁を逃げるわけにはいかないと思うんです。
三つの事件だけではなくて、尼崎中央署では調書を洗い直した結果、架空調書が続……
○和田静夫君 まず、警察庁。一昨日の私の質問を新聞報道等で知って訴えてこられた方々が何人かいらっしゃるのでありますが、本題に入る前にその一件についてだけちょっとお尋ねをしておきます。 熊本県上益城郡にお住いの中林太利さんからの訴えですが、この人は昭和五十六年九月、熊本県警御船警察署に逮捕された。事件は、九州高速道路の建設にまつわる土地問題で紛争があった。道路公団側が建てたフェンスを中林さんが五十六年七月に公団高速道路警ら隊及び御船署刑事課長らの立ち会いのもとで撤去した。このときには立会人はとめなかった。ところが九月十日になって突然御船署刑事部長上杉さんという人がやってきて逮捕した。これは九月……
○主査(和田静夫君) ただいま皆様の御推挙によりまして主査を務めることに相なりました。皆様の御協力を得ましてその責務を果たしたいと存じます。
よろしくお願いを申し上げます。
【次の発言】 審査に入ります前に、議事の進め方についてお諮りいたします。
本分科会は、昭和五十六年度一般会計予算、同特別会計予算、同政府関係機関予算中、通商産業省、経済企画庁、防衛庁及び大蔵省所管を審査することになっております。
来る四月一日の委員会において主査の報告を行うことになっておりますので、議事を進める都合上、主査といたしましては、本日は通商産業省、三月三十日は経済企画庁、同三十一日は防衛庁、四月一日は大蔵省……
○主査(和田静夫君) ただいまから予算委員会第二分科会を開会いたします。
分科担当委員の異動について御報告をいたします。
去る二十七日、中西一郎君、対馬孝且君、中尾辰義君及び伊藤郁男君が分科担当委員を辞任され、その補欠として岩動道行君、竹田四郎君、馬場富君及び柳澤錬造君が選任されました。
また、一昨日、竹田四郎君、安恒良一君、及び柳澤錬造君が分科担当委員を辞任され、その補欠として山田譲君、寺田熊雄君及び井上計君が選任されました。
【次の発言】 昭和五十六年度総予算中、経済企画庁所管を議題といたします。
それではこれより質疑に入ります。
質疑のある方は順次御発言を願います。
○主査(和田静夫君) ただいまから予算委員会第二分科会を開会いたします。
分科担当委員の異動について御報告いたします。
昨三十日、片山甚市君、大川清幸君及び井上計君が分科担当委員を辞任され、その補欠として山崎昇君、和泉照雄君及び栗林卓司君が選任されました。
また、本日、丸谷金保君が分科担当委員を辞任され、その補欠として松前達郎君が選任されました。
【次の発言】 昭和五十六年度総予算中、防衛庁所管を議題といたします。
それでは、これより質疑に入ります。
質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 午前の質疑はこの程度とし、午後一時十五分まで休憩いたします。
午後零時十四分……
○主査(和田静夫君) ただいまから予算委員会第二分科会を開会いたします。
分科担当委員の異動について御報告いたします。
昨三十一日、山崎昇君、和泉照雄君及び栗林卓司君が分科担当委員を辞任され、その補欠として村沢牧君、中野明君及び井上計君が選任されました。
また、本日、松前達郎君が分科担当委員を辞任され、その補欠として安恒良一君が選任されました。
【次の発言】 昭和五十六年度総予算中、大蔵省所管を議題といたします。
それでは、これより質疑に入ります。
質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 そうしたら泉総裁、いま約束をされました調査報告は予算委員会に提出をしてください。よろ……
○和田静夫君 まず、公取委員会にお尋ねをいたしますが、本委員会でもすでに一、二論議がありましたが、競争入札のたてまえがみごとに崩れている、そういうことが次々に明らかになってきています。発注官庁などの談合の団体がつくられて規約まである、これが世間の常識に今日なっているわけです。私は、この問題は建設業界の体質が一つあるとは考えていますが、それ以上に問題なのは、役所と業界の癒着だと思うのです。この問題は後で触れますけれども、談合というのは公正な取引とは言えない、全く不公正な取引だということであると私は考えますが、まず公取委の見解を伺います。
※このページのデータは国会会議録検索システム、参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。