このページでは小山邦太郎参議院議員の9期(1971/06/27〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は9期国会活動統計で確認できます。
○小山邦太郎君 はなはだ僭越ではございまするが、慣例によって、年長のゆえをもちまして、来たる七月七日をもって任期満了の議員を代表して、私が一言ごあいさつを申し上げます。 ただいまは、議長並びに副議長より、われわれに対し御丁重なごあいさつをいただきまして、まことに感謝にたえません。 私どもは、参議院議員として、今日まで、誠を傾けてその使命達成の上に全力を尽くしてまいりました。その間、議長、副議長をはじめ、同僚の各位より御懇切なる御協力、絶大なる御支援をいただきましたことは、深く感謝いたす次第でございます。 顧みて、日本の現下の情勢に思いをいたしますれば、内政の上にも外交の上にもまことに多事……
○小山邦太郎君 関連して。いまお話しを伺いましてどうもふしぎだと思う。私も防災街区の問題はいままで関係するところも多く、しかも成果は相当あげてたいへん喜ばれておる、そういうものがあるのですが、いままでそのためにせっかくいい防災街区の計画がやや消極的になるというようなことになってははなはだ遺憾だ。さればといって、いまの問題を伺うとそれは監督の点において、ことに計画が非常に変わってきた、途中で。にもかかわらず区が積極的に力をどんどん入れるということは区の重大な責任ではないかと私は感ずる。しかし、いまのお話を伺うと、いかにも規模が大き過ぎて区だけでは始末ができぬではないか、これは都にもひとつ十分あな……
○小山邦太郎君 関連をして、田中君の御質問は当面の問題としてはもっともらしくも聞えますが、私は大かた田中君の主張には賛成のほうであったが、いまの御要望には、私は無条件に賛成できない。要望としては都市に集中し過ぎたのが政治の重大な責任である、したがって、事業も工場も疎開をさせよ、そうすれば、そこらにまた余ったところがあるからそれもいいけれども、これっばかりの小さな一町歩にも足りない五カ年計画を大都会が集中してやったらもうたちまちにして、こんなものではわずかやったらすぐつきちゃう、むしろ都会では空気が悪いです、無理な生活をしているのだから、周辺地方をよくして、そこへ工場もつくれば人も喜んで行けると……
○小山邦太郎君 ちょっと関連でいいですか。――ただいま大臣の説明を伺って、私は事業団である以上に、このセンターというものは、運営のしかたによっては妙味があるということを感じたんですが、ただ問題は、財政の点であります。それは地方がいまでも悩んでいる。地方にこれがため万一にも負担を多くさせるということがあってはゆゆしき問題である。これらは利子負担であるならば、利子はおのずから、この地方交付金の中に入れるということ、入れるには、どういう形でもっていったら入れられるのか、これは技術上の問題だからひとつ好意を持って考えてもらわなけりゃいかぬ、このようなことであれば、事業団以上に、その精神が生きて、そして……
○小山邦太郎君 委員各位の御同意をちょうだいしてひとつ提案をいたしたいと思う。 これは田中内閣と申しますか、田中総理自身の政治上の大目的の一つとして日本列島改造論をもって社会に訴えておる。この方向は私は何人も認めるであろうと思うが、これを行なうのに最も大事な問題は地価対策である。その地価対策に対して、一体どうなるのかということの見通しもつかないで、ただ列島改造というようなことでごたごたしておることは、これははなはだ遺憾なことで、とりわけわれわれ建設に関係を持っております委員として、むしろこの問題を中心として、一党一派の問題ではないので、これは各党一致してひとつ十分に検討を重ねてすみやかにその……
○小山邦太郎君 関連質問。 中村委員の質問に関連してですが、水の多い、雨量の多い日本で、もう水不足を各方面で感じているということは、だれも認めているところで、それにはもろもろの施策がありましょうけれども、とりわけ下水道が最も必要で、一回使ったらあとはたれ流しでなしに、何回も使うようにしなければいかぬじゃないか。のみならず、公害問題等もからんで、これは非常に大事なことだ。これに対して政府は下水道五カ年計画を立てられたが、あの当時から、これは小さ過ぎていかぬなあと――当時、道路五カ年計画が五カ年といっても三年ごと、あるいは二年ぐらいでもう変えている。こちらのほうは初めから小さいのに、もう何年です……
○小山邦太郎君 しろうとの私が有力な専門家を前にして愚かな質問をいたすようですが、しばらく時間をちょうだいいたしたいと思います。 このたびの改正で地価公示地域の飛躍的な拡大と、それから土地の取引業者に対して公示価格を指標として土地取引の円滑化をはかることにつとめるようその責任を持たしたということは、まさに一応の前進ではあると思われますが、最近における土地の異常な高騰を見ますると、どうも地価公示法だけでは地価対策に対して十分な役割りを果たし得ないではないか、それには力がまだ足りないものがあるんではないかと思いまするので、とりあえず今日までにおける公共用地の取得の状況及び一般土地取引の実情を具体……
○小山邦太郎君 ただいまから予算委員会第三分科会を開きます。
本院規則第七十五条により、年長のゆえをもちまして私が主査及び副主査の互選につき議事を主宰いたします。
これより正副主査の選任を行ないます。
選任は、投票によらないで、主宰者の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、主査に松永忠二君を、副主査に山内一郎君を指名いたします。どうぞよろしく。
○小山邦太郎君 時間もありませんし、また同僚から有意義な質問があり、啓発される点も多かったので、私は農林省所管のうち蚕糸業の一点にしぼりまして、しかもそのうちでも昨年の暮れにあの会期末で六十七議会がわずか数日を余すのみというときに、長く蚕糸業を通じて国家に貢献しておりました有志が、このままではもう蚕糸業はやっていけない。この危機を突破するにはというので大会を開かれた。その大会の趣旨に議員全体が非常に動かされ、議員提出として、わずかに四日の間で両院をみごとに全会一致通過をさせましたあの繭糸価格安定法の一部改正のその効果がその後どのようにあらわれているか。またこれに関連いたしまして、自分の私見を訴……
○小山邦太郎君 関連して。 いまの円の問題は産業構造につながると、ごもっとものお話だと思います。その構造はどういうふうに持っていけばいいのか。素材だけをこちらに持ってきて、あとはピンからキリまで最後までやるということは、これはどうももう通用しない。しからば、第一次、第二次ぐらいまで、あるいは物からいえば、重工業は別として、軽工業などはもうむしろ向こうへ出かけてそうしていくのでなければ、仕事はなくなった、一億の民はこの中に住んでおるというのでは、これは口では構造改善なんということは楽だけれども、なかなかできないと思うのです。そうすると、国際的にも、先ほどのお話に、アジアのほうに大いに思いをもっ……
○小山邦太郎君 それじゃ、ただいまから予算委員会第三分科会を開会いたしたいと思います。
本院規則第七十五条によりまして、私が年長のゆえをもって主査及び副主査の選任につきその議事を主宰いたします。
これより主査及び副主査の選任を行ないますが、選任は投票によらないで主宰者の指名に御一任を願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ありませんようですから、しからば御指名申し上げます。
主査に森中守義君を、副主査に山内一郎君を指名申し上げます。
○小山邦太郎君 ただいまから予算委員会第二分科会を開会いたします。
本院規則第七十五条によりまして、年長のゆえをもって私が主査及び副主査の選任につきその議事を主宰いたします。
これより主査及び副主査の選任を行ないますが、選任は、投票によらず、主宰者の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、主査に嶋崎均君を、副主査に今泉正二君を指名いたします。
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