増原恵吉 参議院議員
9期国会発言一覧

増原恵吉[参]在籍期 : 4期- 5期- 6期- 7期- 8期-| 9期|-10期
増原恵吉[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは増原恵吉参議院議員の9期(1971/06/27〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は9期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院9期)

増原恵吉[参]本会議発言(全期間)
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第66回国会(1971/07/14〜1971/07/24)

第66回国会 参議院本会議 第4号(1971/07/20、9期、自由民主党)【政府役職:防衛庁長官】

○国務大臣(増原恵吉君) 私に対する御質問は三点であったと思います。  第一番の核抜きの点検の問題は、ただいま総理からお答えをしたとおりでございます。核抜きの確認の問題は、総理がたびたび衆参の国会において御答弁になっておりまするように、佐藤・ニクソン会談における共同声明あるいは沖繩返還協定の明文に照らしまして、核抜きの確保は十分にされるものと考えてしかるべきものと考えておるわけでございます。  次に、四次防の策定にあたりまして、今度とりました防衛庁の措置がシビリアン・コントロールに反するものではないかという御質問でございます。このたびの防衛庁の四次防策定の手順は、従来のものとは少々変わっており……


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第71回国会(1972/12/22〜1973/09/27)

第71回国会 参議院本会議 第3号(1973/01/30、9期、自由民主党)【政府役職:防衛庁長官】

○国務大臣(増原恵吉君) 防衛問題に関しまするただいまの御質問につきましては、内閣総理大臣から各項目にわたり詳細に御答弁がございましたので、私のほうで特に蛇足を加える必要がないように考えます。  総理大臣の申されましたように、四次防を中止するという考え方は持っておりません。これはあくまでも憲法に基づく防衛的な自衛力の整備をしていこうということでございまして、諸種の有効な条件のもとに無制限に大きくなるようなものではなく、四次防としての論議をさきの臨時国会においても相当御論議を願っておるということであるのでございます。したがいまして、安保条約を日本の将来の平和確保のアジアにおける安定のワク組みの重……

第71回国会 参議院本会議 第12号(1973/04/13、9期、自由民主党)【政府役職:防衛庁長官】

○国務大臣(増原恵吉君) 日米軍事有償援助による契約が、仰せのとおり、昭和四十七年十二月末現在で約五十一億円相当分、八十件の未納入がございます。このうち約三十六億円相当分、十件は、出荷予定時期がまだ到来をしておらないものでございます。したがって、残余の約十五億円相当分、七十件が、米国側の事情により納入がおくれているものでございます。しかし、これらも本年に入りまして逐次納入をされておりまして、四十三年度から四十五年度までの未納入分については、最後のものもおおむね四十八年中に納入される見通しでございます。  有償援助調達物品の納入促進につきましては、例年格別努力をしておるところでございまして、米国……

増原恵吉[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院9期)

増原恵吉[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第66回国会(1971/07/14〜1971/07/24)

第66回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号(1971/07/24、9期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(増原恵吉君) ニクソン大統領の訪中決定ということ、そうして遠からず訪中が行なわれるであろう、そうして米中間の話し合いでアジアにおける緊張が緩和をされるということを期待をし、希望をするという日本の立場であるわけでございます。そういうことが期待どおり実現をされますることは、沖縄というものの戦略的な立場に相当な変化があると見るべきものであろう、かように考えております。
【次の発言】 どういうような形で米中の話し合いが実を結びまするか、いま私どもがある程度的確な予想をすることはまだ困難でございます。どういう形で話し合いができ緊張緩和ができるのかということによってきまると思います。いま、どの……

第66回国会 内閣委員会 第1号(1971/07/23、9期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(増原恵吉君) このたび防衛庁長官を拝命いたしました増原恵吉でございます。皆さまの格別の御指導、御協力をつつしんでお願いをいたします。
【次の発言】 このたびのレアード国防長官の訪問は、先般の中曾根防衛庁長官訪米の際招請をいたしましたのにこたえて、訪問をされたわけでございます。その際行なわれました会談では、日米両国の国際情勢に対する見方、両国の防衛政策についての説明、意見の交換というふうなことがあったわけでございます。
【次の発言】 全体戦略構想としてレアード長官が中曾根長官に話をいたしたことを中曾根長官から聞きますと、いわゆるニクソン・ドクトリンと申しまするか、の考え方でありまして……

第66回国会 予算委員会 第1号(1971/07/22、9期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(増原恵吉君) お答えをいたします。  一番最初の御質問の沖繩における募集のやり方、これはあとで防衛局長から御説明をいたします。  沖繩における自衛隊の配備計画は、返還されましてから二、三カ月までの間という一応の目標で配備を考えておりまするものは約三千二百名でございまして、陸上自衛隊については、民生協力のための普通科、施設科からなる部隊、局地航空輸送のためのヘリコプター部隊、募集並びに広報に当たる地方連絡部等約一千百名。海上自衛隊は、沿岸哨戒のための対潜哨戒機部隊、これはP2J六機、港湾防備及び離島輸送のための小型艦艇部隊並びにこれらの支援に当たる基地部隊等約七百人。航空自衛隊は、領……


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第69回国会(1972/07/06〜1972/07/12)

第69回国会 決算委員会 第閉会後2号(1972/08/10、9期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(増原恵吉君) ちょっと一言ごあいさつをさせていただきます。  このたび防衛庁長官を拝命をいたしました増原でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  いまの御質問でございまするが、安保条約に、何といいまするか、基本的な問題として自由の制度を確保、尊重するということばが使ってあることはまことにそのとおりでございまするが、これは日本の国が自由主義、民主主義のたてまえでこれから参る、そういうたてまえの国として国の安全、防衛に努力する、米国と協力をしてまいるというたてまえをうたっておるわけでありまして、ただいま防衛局長が申しましたように、防衛というものの前提とする脅威というものは、戦後……

第69回国会 決算委員会 第閉会後5号(1972/09/14、9期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(増原恵吉君) 前回の委員会で非常用糧食の備蓄量が膨大ではないかという問題と、主食の中でめしかん詰めを非常用糧食とすることが不適当ではないか、妥当であるかどうか、備蓄の目的、用途は何かという御指摘があったわけでございますね。検討いたしました結果、防衛上の見地から見て、現在の非常用糧食の備蓄量はこれはほぼ二十日分でありまするが、膨大に過ぎるものではあるまい、膨大に過ぎるものではない。有事の際を考慮して現状程度の備蓄は必要であるということでございます。また、めしかん詰めは保存性、携行性にすぐれており、日本人の嗜好にもかなったものでありまするので、非常用糧食としては適当なものであろうという……

第69回国会 内閣委員会 第閉会後2号(1972/08/23、9期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(増原恵吉君) このたび防衛庁長官を拝命いたしました増原でございます。不敏の者でございますが、どうぞよろしくお願いをいたします。
【次の発言】 私どもの所管と少々あれのようでございますが、安保条約の解釈の見地からいいまして、日本の安全に全然関係がないというふうには言えないのではないかというふうに考えます。
【次の発言】 日本の自衛隊が行動を起こすような必要があるように思うかと言われましたが、そういう必要があるような事態とは考えておりません。安保条約の問題としての考え方としては、全然安全に関係がないというふうにはちょっと言い切れないのじゃないかというふうに考えるわけでございます。

第69回国会 内閣委員会 第閉会後3号(1972/08/31、9期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(増原恵吉君) ただいまの御質問の趣旨は、各関係省庁と協議をいたしまして統一見解としてお手元に差し上げた「北富士演習場内国有地の入会について」ということでそれを差し出してあるわけでございます。
【次の発言】 さようでございます。
【次の発言】 いまの御質問の問題は、何と申しますか、安保条約、地位協定等に関することでございますので、所管の外務省のほうで安全保障課長にお答えをしてもらったと、こういうことでございます。
【次の発言】 そうした問題は、いわゆる施設提供の関係ではないので、ここにおります者ではっきりわかりかねましたのですが、仰せになったことのようでございます。仰せになったとおり……

第69回国会 内閣委員会 第閉会後4号(1972/09/19、9期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(増原恵吉君) 先般は北方の部隊を御視察をいただきましてありがとうございました。また御懇篤なおことばをいただきまして恐縮に存じます。第一線部隊にその旨を伝えたいと思います。  第二次大戦というものをどういうふうに教訓として受け取っておるかというお尋ねでございます。およそ過去の戦史というものはやはり私どもが将来の防衛を考えまする場合に十分もって範とすべきものでございます。第二次大戦のいろいろな事態というものが、われわれの将来の防衛の装備をつくる上におきましても、国民的な合意の上で防衛力を整備をしていくという上におきましても、これを運用していく上におきましても、あるいは、私どもが常々申し……

第69回国会 内閣委員会 第閉会後5号(1972/10/17、9期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(増原恵吉君) 先ほど来、出席をいたしかねておりましたので、施設庁長官から申し上げさしたいと思います。
【次の発言】 文書で御回答いたします。
【次の発言】 自衛隊の車両に関するお尋ねでございましたが、先ほど官房長官も、米軍の車両及び国内の車両の問題についても若干不備というか、穴があるというふうに申されました。ことし四月一日に施行になりました改正に、たとえば「緊急の用務」に供するものという制限令の政令がある、それが改正になってそういうことばになったわけですが、これを受けまする省令は改正にならなくて、自衛隊の教育訓練に供するものはよろしいというふうなことになっておるわけですが、いろいろ……


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第70回国会(1972/10/27〜1972/11/13)

第70回国会 内閣委員会 第2号(1972/11/10、9期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(増原恵吉君) ただいま議題となりました防衛庁職員給与法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  この法律案は、このたび提出されました一般職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案の例に準じて、防衛庁職員の給与の改定を行なうものであります。  すなわち、参事官等及び自衛官の俸給並びに防衛大学校学生の学生手当を一般職の職員の給与改定の例に準じて改定するとともに、営外手当についても従前の例にならい改定することとしております。  なお、事務官等の俸給、扶養手当、通勤手当、医師及び歯科医師である自衛官または事務官等に対する初任給調整手当等に……

第70回国会 予算委員会 第3号(1972/11/10、9期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(増原恵吉君) このたびの車両制限令の場合の公共の用務ということばの中には、防衛庁の職務を遂行するための諸般の行動を含むというふうに解釈をすると、こういうふうに考えております。
【次の発言】 防衛庁といたしましては、日米安保条約のメリットは、申すまでもないことでございまするが、わが国の防衛を……。
【次の発言】 一応やっぱりメリットを申し上げませんと、デメリットも……。  わが国を防衛しまするのは、憲法のたてまえもございまして、必要最小限度の自衛に徹するというたてまえでいくべきものでございます。そういう意味の日本の防衛を考えまする場合には、世界の大勢もあることでございまするが、どうし……

第70回国会 予算委員会 第4号(1972/11/11、9期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(増原恵吉君) 私の答えをしましたのは、衆議院の内閣委員会で和田委員の質問に対して答えたのでありまするが、いま御引用になりましたところは、「有事駐留というふうなことばで意味される方向にだんだん向かっていくのじゃないかというふうな考え方もされるわけであります。」という答えをしたわけであります。ことばの意味が少し明確でなかったかもしれませんが、いま外務大臣が言われましたように、運用の問題についての意見として私はこのことを申し述べたのであります。安保条約を堅持するというたてまえについての――これ、まあニクソン・ドクトリンその他の進展等を考え合わせまして、私どもが安保条約の基本を堅持するとい……

第70回国会 予算委員会 第5号(1972/11/13、9期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(増原恵吉君) 何といいますか、文字の意義といいますか、広い意味と申しまするか、そういう意味で戦力を解釈しますると、やはり、おっしゃるように、戦う力、近代戦遂行能力という意味を持っておる、これはいま法制局長官も申しましたように、そういうふうに解釈をしていいと考えます。
【次の発言】 木村防衛庁長官時代にそういう御答弁を申し上げた趣旨、経過、及び現在憲法九条二項にいう戦力は、自衛、防衛のための備え、自衛力というものを否定するものではないという意味は、先ほど法制局長官が御説明を申し上げた趣旨でございます。
【次の発言】 日本憲法九条に関連する問題を別にしての御論議と思いまするが、そういう……


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第71回国会(1972/12/22〜1973/09/27)

第71回国会 運輸委員会 第9号(1973/04/24、9期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(増原恵吉君) 具体的な事実については、大西参事官からまず申し上げて、それから私が…。
【次の発言】 いまも冒頭に運輸大臣から、閣議でどういうふうなことであったか答えをはっきりおっしゃった、閣議の扱いは。これは同じことを繰り返して恐縮ですが、七月の二十八日の閣議では、航空事故の報告について、從来の慣例に從って報告書を閣議に配付し、事故の重大性と特殊性にかんがみ、総務長官から報告書は事故の推定原因を示しておること、そうして航空交通の安全を確保するための必要な勧告を行なっていること、このことを二つ述べて、及び今後の勧告事項の実現につき、関係各省庁の一そうの協力を要請する旨の発言を行なった……

第71回国会 決算委員会 第2号(1973/02/23、9期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(増原恵吉君) 先ほど通産省側から御説明のありました大型プロジェクト制度における工業所有権の帰属というふうなことについてのお話がございました。防衛庁でやってまいりましたことはいままで御説明をしたとおりでございます。防衛庁がやりまするものは、大体自衛隊、自分が使う装備品というものが主たるものでございまして、いま先生御指摘のように、兵器類というわけでございます。まあそういうこともあったことであると私は考えるのでございまするが、最初この問題をきめまするときに、主として企業側、会社側で発明、くふうをなしたものについてはそのほうに工業所有権を与える、防衛庁のほうで主として指導をしたものは防衛庁……

第71回国会 内閣委員会 第2号(1973/02/22、9期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(増原恵吉君) 昨年十二月の田中内閣の改造で、引き続き防衛庁長官に再任をされることになりました。まことに不肖でございまするが、引き続きましてよろしくお願いを申し上げます。  本日は、昭和四十八年度防衛庁予算案につきまして、その概要を御説明いたします。  一 まず、防衛本庁について申し上げます。   (一) 昭和四十八年度の防衛本庁の歳出予算額 は、八千五百四十九億八百万円で、前年度の 当初予算額に比べますと一千二百四十二億六 千七百万円の増加となっております。    次に、新規の継続費は、昭和四十八年度甲 IV型警備艦建造費等で三百七十八億七千八百 万円、国庫債務負担行為は、航空機購……

第71回国会 内閣委員会 第5号(1973/03/29、9期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(増原恵吉君) ただいま官房長官からお話のあったとおりでございまして、私どもとしては、防衛庁の立場としては、そこを演習場として使わしてもらうという立場でございます。これは御承知のように三十六年の方針決定の際にも、二4(a)で使っておるものは、やはりなるべくならば二4(b)にするほうが適当であるという大体の考え方もそのとききまっておるわけでございます。そういうことで、もちろんこの北富士の問題は、山梨県知事が私どものほうへも参られました際――これは官房長官のほうへ行かれる前ですけれども、全面返還を要求されたわけでございますが、私どものほうでは私どもの、いま官房長官の申されたような事情を述……

第71回国会 内閣委員会 第7号(1973/04/17、9期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(増原恵吉君) 昭和四十七年八月二十二日、当委員会において文書で提出いたしました北富士演習場内国有地の入り会いに関する政府の統一見解につきましては、昭和四十八年三月十三日の最高裁判所において、大正四年三月十六日の国有地入り会いに関する大審院判決とは異なる新たな判決が示されたことに伴いまして、当委員会及び予算委員会において質疑のありましたことについて、今回あらためて統一見解を文書にして提出をいたす次第でございます。  なお、その内容について申し上げます。  北富士演習場内の国有地については、明治初年の地租改正の際、官民有区分によって官有に編入された後、公有または民有となり、さらに国が買……

第71回国会 予算委員会 第5号(1973/03/17、9期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(増原恵吉君) 朝鮮民主主義人民共和国に限らず、ただいま私どもは周辺の諸国を日本に対する軍事的脅威というふうな見方では考えておりません。
【次の発言】 防衛庁は、所掌事務の一つとして、装備品等の技術的な調査研究、考案設計、試作などを行なうことになっておりまするが、こういう施設、機材等の能力の面から、必要とする場合には、防衛庁の指導監督のもとに調査研究及び試作を民間に実施をさしておるのが一番でございます。  なお、国立大学については、調査研究及び試作を実施をさしておらない実情でございます。
【次の発言】 T2高等練習機開発は、現在自衛隊が使っておりまする、戦闘機パイロットの養成に使うて……

第71回国会 予算委員会 第7号(1973/03/20、9期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(増原恵吉君) 三次防が終わりまして四次防をつくるという段階になりまして、たいへん、何といいますか、全体の金額など一応倍のような額というものになると、とどまるところを知らぬのではないか、防衛力の限界を示せという声が国会の中の質疑応答においてもしばしば御質問になるようになりました。その段階で、総理から、平和時の防衛力の限界について勉強をしてみろというお話がありまして、私どもがこの指示に基づきまして勉強をいたしたものでございます。防衛力の限界は、いままで御議論になりましたように、憲法上の限界というものが一つ厳然たるものがあるわけでございまして、これはわが国を防衛する最小限度必要のものとい……

第71回国会 予算委員会 第8号(1973/03/22、9期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(増原恵吉君) 御指摘のまことに申しわけのない事件が発生をいたしました。目下警察で取り調べ中でございまするが、部隊から報告をしてまいりました概要は、次のとおりでございます。  第九特科連隊の所属一等陸尉三上英一が、三月十八日午後七時ごろ、自宅から自分の自動車で盛岡方面に進行中、岩手駐とん地付近の国道で、外出から帰隊途中の戦車大隊第一中隊の陸士長鶴飼秋雄をはねて重傷を与えたのでございます。  三上一尉は、病院に収容するため、鶴飼士長を助手席に乗せ、岩手大学附属病院に向かう途中、同士長の体温が冷たくなってしまったので、死亡したと思い、おそろしくなりまして処置に困り、付近において車のトラン……

第71回国会 予算委員会 第9号(1973/03/23、9期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(増原恵吉君) 基地の集約とからんでいまの御質問が出てきたわけでございまするが、ガイラー将軍の申したところは日本だけをさしたものではないと思いまするが、友好同盟の関係にある諸国に対する援助、軍事的援助を引き続き行なうという意味を申しておるわけでございまして、日本における最近のいわゆる基地集約、横田に一番象徴的にあらわれておりまするものは、やはり日本にありまするいまの米軍の基地の周辺が、事情の変化によりまして、日本のわれわれの立場において返還を要請したいということで横田に集約をする。主として住宅等の施設が集約をされて、これも返還される分よりはうんと少ないものでございまするが、そういう形……

第71回国会 予算委員会 第10号(1973/03/24、9期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(増原恵吉君) あれはあとで聞いてみましたが、防衛庁で所管をし、あるいは調査をするという性質のものでないということのようで、防衛庁ではつかんでおりません。
【次の発言】 スクランブルは何と申しますか、原則としてといいますか、通常二機で参ります。一機に何というか、編隊長というかが乗っておりますので、この編隊長に特別の事故ができない以上は、編隊長がその指揮をすると、編隊長に事故ができたような場合には単独でやると、もう一つの僚機がやる、こういうことでございます。
【次の発言】 先般の三上一尉の事件というのは、まことに申しわけない事柄でありまして、委員会の質問に対しまして、私も心から遺憾の意……

第71回国会 予算委員会 第13号(1973/03/28、9期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(増原恵吉君) 昨日、三月二十七日午前二時ごろ、佐世保港に停泊中の米軍のタンカー「ピスカタクア号」で火災が発生しました。火災は約十分後に鎮火をしたのでありまするが、その後、事故点検中にエンジン部分が爆発をし、そのために海軍消防隊副隊長外一名が死亡するほか、五人が重軽傷を負ったのであります。  当庁としては、現地長崎県から十時に報告を受け取りますと同時に、直ちに事故発生原因の究明をなすよう指示をいたしますとともに、とりあえず労務調査官から米軍府中司令部に対して、今後かかる事故の再発を防止し、安全措置の徹底がなされるよう厳重に申し入れをした次第でございます。  なお、当庁としても、当該被……

第71回国会 予算委員会 第14号(1973/03/31、9期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(増原恵吉君) 御要請になりました資料、中には私企業の秘密に属する部面で、こういうものは公のものとして提出することをいままで差し控えさしていただいておるものがございますが、そういうことも含めまして検討をいたしまして、できるものを全部提出をいたします。

第71回国会 予算委員会 第15号(1973/04/02、9期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(増原恵吉君) 水戸の射爆撃場につきましては御承知のように返還になりまして、返還になりましたあと、今度は爆撃演習場として三年間だけ使わしてもらいたいということでございます。芦屋の射爆撃場につきましては、前々、地元の方々にこれが返還になりましたあと御相談をいたしまして、防衛庁のほうでぜひ使わしてもらいたいというお話し合いをいたしました結果、二、三の条件を付しまして、条件のうちの重要な一つは、五年たったらば周囲の開発状況等を考慮してあらためて協議をするという条件が、重要な条件があったわけでございます。そういうことで一応了承を得たわけでございます。得たわけでございまするが、その後、地元とし……

第71回国会 予算委員会 第16号(1973/04/03、9期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(増原恵吉君) 試作または技術研究を企業に委託して生じました工業所有権の取り扱いにつきましては、研究委託契約または試作契約に伴う工業所有権の取り扱いに関する訓令というのをつくっておりまして、これに基づきまして、工業所有権の対象となる発明または考案が、主として防衛庁の技術的指導による場合には、所有権は防衛庁に帰属する。主として企業の創意研究による場合には、企業側に属することとしておる。その判定が困難な場合には、両者が協議してその帰属をきめるという扱いにしておるわけであります。したがいまして、試作または技術調査研究によって得られた工業所有権のすべてが企業側に属するわけではございません。で……

第71回国会 予算委員会 第17号(1973/04/04、9期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(増原恵吉君) 去る三月二十二日の当委員会における久保防衛局長のF4EJ空中給油装置に関する答弁におきまして、実際に行なっていない空中給油装置を使っての地上給油を自衛隊が行なっているかのごとく答弁いたしましたことは、事実に反する説明であり、国会に対して失礼でありましたので、深くおわびを申します。  また、給油時間については、実測に基づかないものを説明したものでありますので、これを取り消させていただきます。  なお、昨日の当委員会において、三菱重工において右の地上給油時間を実測したと申し上げたのでありまするが、同社において空中給油装置から地上給油はしておりまするが、時間の計測をしたこと……

第71回国会 予算委員会 第19号(1973/04/10、9期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(増原恵吉君) 私から申し上げて、あと総理にお答えを願いたいと思います。  二点給油の問題につきましては、ただいま総理からもお答えをいたしましたが、この前の上田委員の御質問に対しまして、初めからの経緯はありまするが、最後に、この空中給油はやらないのだと、やらなくていいんだと、しかし、二点給油はやらしていただきたいと私どもが言ったのに対して、それであれば、空中給油はできない、地上給油だけできるようにするかという御質問でありましたから、簡単にそういうことができるようであるならば、改造することに、そういう装置をつけることにやぶさかでないと申し上げた、いまおっしゃったとおりであります。これに……

第71回国会 予算委員会 第20号(1973/04/11、9期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(増原恵吉君) いまお述べになりましたことは、日航製がYS11を開発試作をいたしまして、これに成功した、こういうことの中に、いま申し上げましたような必要な要素、開発に必要な能力、要素が、他の会社に比べまして一番整っておるというふうに判断をいたしたわけでございます。
【次の発言】 いま参事官から申し上げましたように、会社側の創意くふうが主となっておる場合には会社側に工業所有権を認め、防衛庁の技術指導が主となっておるときは防衛庁に帰属せしめるということでいままでやってまいりまして、実績はほとんど防衛庁の工業所有権になっていないという実情でございます。  そういうことで、予算委員会その他で……


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各種会議発言一覧(参議院9期)

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第71回国会(1972/12/22〜1973/09/27)

第71回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1973/04/06、9期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(増原恵吉君) 御承知のように、四月二日に――まあそれまでいろいろと連絡をとっておったわけですが、四月二日に立川市長と話し合いができることになりました。市のほうからは市長、市議会議長、市議会各派代表が見えられ、当方は箕輪政務次官以下が参りましてお話をいたしたのでございます。この場合は、二時間余りにわたって話し合いをいたしまして、相互に理解を深めることはできたのでありまするが、残余部隊の移動につきましては、双方の立場を述べ合ったということで平行線にとどまったのでございます。しかし、近いうちにさらに話し合いをしようということでそのとき合意を見ましたので、さらに話し合いをいたしてその移駐を……



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データ更新日:2022/12/18

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