このページでは玉置和郎参議院議員の9期(1971/06/27〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は9期国会活動統計で確認できます。
○玉置和郎君 皆さん、ありがとうございます。 私は、自由民主党を代表いたしまして、ただいま議題となっております琉球諸島及び大東諸島に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定の締結について承認を求めるの件の賛成討論を行なうものであります。 この協定は、戦いに敗れた国家が、全くの平和と互いの信頼の上に立って、失った国土の返還を実現し、主権の確立をかちえたものだけに、わが国の外交史上最もすぐれた成果であると確信いたします。と同時に、戦後はいまここに初めて終わったという深い感慨を込めて本協定に心から賛成の意をあらわしたいと思います。(拍手) 振り返って考えてみますと、沖繩の歴史は長く苦しいイバラ……
○玉置和郎君 閉鎖性のものも回収可能なものに限定したので、これ以上の汚染は出ないと思う。すでに出回っているものについては極力回収し、研究機関を総動員して実態の解明に当たる。食品汚染については一、二カ月のうちに暫定基準をつくり、これを上回るものは摂取しないように指導したい。休廃止鉱山の有害物については、実情が明らかになり次第、毒物排出に対する規制方法、環境基準の問題等あらゆる点から検討を行ない、遺憾なきを期したい。無過失損害賠償法案については、三年越しの懸案であるので、まず、無過失責任の思想を確立することが第一と考え、いわゆる複合汚染の状態を持つものを対象にし、適用対象も範囲の明確な健康被害だけ……
○政府委員(玉置和郎君) このたびはからずも新設されました沖繩開発の政務次官に就任いたしました玉置和郎でございます。まことにまだ不勉強でございまして、いろんな点におきまして諸先生方の御指導、御鞭撻をお願いしなければならぬこと多々あろうと思いますが、よろしくお引き回しのほどをお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 沖繩における復帰直後からの異常な物価騰貴でございますが、これは私どもの山中長官が記者会見ですでに述べておりますが、大体三つの点からとらまえておるわけであります。その第一は、沖繩県民の心理的な不満であります。これは三百六十円でこれが計算をされていくという受け取り方をしておったにもかか……
○政府委員(玉置和郎君) 私も国会議員として、いわゆる平場におって、いろいろな意見を聞いてきたときに、党という立場からするならば、それなりのやはり見解がいままでありました。しかし、実際に沖繩開発というものを引き受けまして、そうして現地に飛んで見まして、あの戦跡のあとに立っていろいろと思いをめぐらしてみますると、沖繩の県民が持つ反戦に対する根強い感覚というもの、これがやはり胸にしみるほど痛く感ずるのであります。また、しかし、日本の国会議員として、日本全体の防衛というものがどうあるべきか、また、いま日本外交の中軸であります日米の関係がどうあるべきかということを考えましたときに、そこにまた、その考え……
○玉置和郎君 ちょっと時崎さんにお聞きしますが、いま非常に詳細にわたるお話がありまして、われわれも非常に参考になった点、まずお礼を申し上げますが、時崎さんのお話を聞いておりますと、労政課の主事で参考人においでになったのですか、その点をまずお伺いしたいと思います。
【次の発言】 いま私は時崎さんのお話の中にわれわれは、われわれはというのが盛んにこう出てきまして、「われわれは」という場合には、これはやっぱり「われわれのほう」の「ほう」をさすわけでありまして、労政課の主事という形になりますと、「われわれは」というのはどうかと思いまして、あなたはこれは労政課主事のほかに何か関係をしておられるのですか、……
○玉置和郎君 この際、所見を述べる機会を与えられましたことを、心から感謝申し上げます。ありがとうございます。 総理は、戦後の重要課題でありましたILO、日韓条約、建国記念日、また沖繩の返還、こういった大きな問題を次々解決されたのであります。私は、古来わが国の宰相の中で最もすばらしい実績をあげられたと常々高く評価しておるものであります。ところが、最近に至りまして、国民が政治を退屈なものとして考えるようになってきております。また、政治を客体としてながめるような状態も出てきております。これはわが国の将来に対して憂うべき現象であると思います。ことに、今次の衆議院予算委におきます一連のもたつき、これな……
○玉置和郎君 関連。 おとといこの委員会で、ぼくは新聞の自由という問題でまず触れたのは、新聞の倫理綱領のことであります。そうして総理に、新聞の倫理綱領について御存じでございますかということを私はただしたと思います。総理は、知っておると、こう言われました。しかし、もう一度私は確認をする意味で申し上げたいと思いますが、新聞の倫理綱領というのは、これは終戦の翌年、日本の新聞社全部が集まって自主的につくった、世界に誇るべきものだというふうに私は認識をいたしております。その新聞の倫理綱領の第一条に「公共の利益を害するか、または法律によって禁ぜられている場合を除き」――このことが大事です。「法律によって……
○玉置和郎君 関連。 総括質問の中で、おそらく、与党のこういった問題についての質問は、私はこれが最後だと思いますので、あえていま先輩の西田、白井両議員からお許しを得てそうして関連に立たしていただきたいと思います。ですから、簡単にやりますので、委員長、途中で差しとめることのないようにお願いします。 実は、最後の上田議員の発言でありますが、私は党が違いましても、最後のところはさすが上田君だなと、こう思いまして傾聴したわけであります。それだけに、この際に、知る権利を確保していくという、これは近代国家の私は必須要件だと思います。そこで、総理にお願いするわけでありますが、やっぱり、与党の立場からも、……
○玉置和郎君 一番最初に、須藤さんが発言されましたことについて言及したいと思いますが、私は昼めし食っておるからこの会議をやるな、やってもらっては困るというふうにとられるような発言があったということは、私まことに残念だと思う。もうすでに院の議長、副議長が出られて、そうして、問題を起こしたのは共産党のほうなんです。須藤君なんです。その須藤君が反省の色一つもなしに、おれが昼めし食って、サンドイッチ食っている間やるなというような、それに近いような、これは暴言ですよ。こういうことで委員会を開くということについて、私ははなはだ疑問を持つ。この辺から私は委員長の見解をまず聞きたい。 それから二番目に、この……
○玉置和郎君 私は、ただいま可決されました駐留軍関係離職者等臨時措置法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、日本社会党、公明党、民社党、日本共産党の各派共同提案による附帯決議を提出いたします。 駐留軍関係離職者等臨時措置法の一部を改正する法律案に対する附帯決議案 政府は、本法の施行に当たり、次の事項について努力すること。 一、ドルの切下げ、円の変動相場制移行に伴う米軍関係労務予算の不足及び基地の整理統合等を理由とする人員整理が予想される状勢にかんがみ、 1 駐留軍関係離職者等臨時措置法施行令第十条に基づく特別給付金についてその増額及び支給区分の上位ランクの設定を考慮するこ……
○玉置和郎君 小平議員の閻錫山軍に参加した、そうして病気でなくなったとかいうような方に関連してでありますが、ぼくはちょうど、その当時曙兵団の参謀部におりまして、あの当時の事情というのはこれは実際やった者でないとわからない。当時は私も太原に約半年ぐらいおったんです。太原のどこの部隊か私わかりませんが、私たちは石家荘に兵団司令部があって、そしてあの石太線の井けいまでが警備区域だったわけです。それだけに閻錫山軍との接触は井けいというあの場所を中心にしてやられておった。私自身もまた、太原におりましたから、閻錫山軍という存在、これもよく知っておりました。終戦になりまして、あの混乱期は日本の軍隊は八路軍が……
○玉置和郎君 私は、前に沖繩の開発政務次官をしておりまして、沖繩のことにはやはり大きな関心を持っております。そうしたときに、毎日新聞に「十二人、就学できず、住民票拒まれた自衛隊員の子弟」という見出しが出た。コザ市では仮入学手続をとった。まあこれは仮入学になったそうでありますが、テレビで入学式に参加できないあのがんぜない子供を見まして胸痛むものがありました。そこで、私は私なりに沖繩の私たちの同志に頼みまして、この入学を拒否した、そういう背景、またその関係者の意見、ことにその被害者的な立場にありました自衛隊員の気持ち、家族の心情、そういったものを中心にして収録をさしたのでありますが、きょうはテープ……
○玉置和郎君 菊田先生こうしてお出かけくださいまして、われわれにたいへん示唆に富む御意見を先生の体験を通じてお聞かせいただきますことを非常に私たちはありがたいと思っております。 ことに、いま鈴木委員とのやりとりの中で、私は非常に心を打たれましたものは、あくまでも生命を守る、生命を尊重するというこの大前提に立っておるということであります。私たち立法府の者としましては、いま先生のお話を聞いておりまして、もっと勉強せないかぬなあという感じを受けたんでありますが、そこで先生にちょっとお伺いしますが、先生は生命尊重というものと法律という関係、これはどのようにお考えになっておりますのか、非常に失礼な話で……
○玉置和郎君 自由民主党を代表しまして総括質疑に立たしていただきましたことを心から感謝申し上げます。
そこで、私の本論に入ります前に、当面大きな問題になっております、いわゆる順法闘争と称する不法な実力行使について三、四点お伺いいたしたいと思います。
まず、運輸大臣にお伺いしますが、順法闘争というのは一体これは何なんですか、お伺いしたいと思います。
【次の発言】 いまの大臣の見解にもありましたが、安全運転を確保するという趣旨のものだ、それが順法闘争だというようなことでありましたが、私は、この安全運転というのは、国鉄にとりましても、あらゆる交通機関にとりましても、これは第一の要件であるというこ……
○玉置和郎君 両法律案は、適切な措置と思いますので賛成いたします。
なお、結核予防法等の一部を改正する法律案は、昭和四十九年四月一日から施行するということになっておりますので、これを公布の日から施行するというような、こういう修正案を提出いたします。
【次の発言】 私は、ただいま可決されました結核予防法等の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、日本社会党、公明党、民社党、日本共産党の五派共同提案による附帯決議案を提出いたします。案文を朗読いたします。
結核予防法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)
政府は、次の事項について格段の努力を払うべきである。
一、各地域における……
○玉置和郎君 私は、ただいま可決されました児童手当法等の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、日本社会党、公明党、民社党、日本共産党の五派共同提案による附帯決議案を提出いたします。案文を朗読いたします。 児童手当法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、次の事項の実現に努力すべきである。 一、児童手当制度の立ち遅れの現状にかんがみ、今後一層拡充強化すること。 二、児童扶養手当、特別児童扶養手当及び特別福祉手当の支給額を一層増額すること。 三、特別児童扶養手当の支給対象児童については、障害福祉年金との均衡からみて、二級障害まで拡大することを検討すること。 右……
○玉置和郎君 関連。
いまの文部大臣のだんだんの話を聞きまして、ぼくらは大体のことは知っておりましたが、実は現場における教育のあり方というものにびっくりいたしております。これは総理にお聞きしますが、私は、との傾向が激しくなったというのは、破防法の適用容疑団体である日本共産党、これに籍を置く教員が非常に多くなってきた(「ばかなことを言うな」と呼ぶ者あり)ばかなことじゃないよ、現実ですよ、これは。そんなこと知らぬでどうするのか。
【次の発言】 そこで、小中高の公立学校の先生方が共産党に籍を置いて、そのために、いま文部大臣が答えたような内容のこと、たとえば議会制民主主義を破壊するような、こういう暴……
○玉置和郎君 関連質問。 いま鬼丸さんの話の中にありましたが、国旗を掲揚することを否定したり、君が代を歌わさないようにしようという日教組の現場の先生方の中に、リーダー的な役割りをするのは、ほとんどこれは共産党に籍を置く連中であるということであります。(「ばかを言え」と呼ぶ者あり)ばかを言えというのは、これはそういうことを言うのがばかなんだ。それで、(「委員長取り消させろ」と呼ぶ者あり)いや、そういうことはない。絶対取り消せない。それで、この予算委員会でもって発言をする自由、これをやっぱり否定をするということはいけない。それはあとの問題だ。委員長、そういう共産党のなにを取り上げてはいかぬよ。そ……
○玉置和郎君 議事進行。
【次の発言】 参考人の皆さん方、まことに御苦労さんでございます。ありがとうございます。
国会が参考人を招致して意見を聴取できる根拠、これはもう十分御存じだと思いますが、これは議員の諸権能であります立法権、条約承認権、予算審議権、行政の監督権など、有効適切に行使できるようにするために、憲法が認めた補助的権能であります。したがって、国政調査権の乱用は厳に慎むべきであるということ、これは前にここでわが党の委員が申し述べたとおりであります。それだけに、この運用にあたっては十分注意しなければならないものであります。
衆議院の集中審議は、事実究明に熱心のあまり、参考人を糾弾す……
○玉置和郎君 参考人の皆さん方におかれましては、お忙しい中をこうしてお出かけをいただきまして御意見をお聞かせいただきますこと、まことにありがたいことだと思っております。そこで、以下お尋ねいたしますことについて率直に御見解を御披瀝いただきたいと、こう思います。 冒頭から恐縮でございますが、銀行協会の代表であります横田参考人にお尋ねいたします。 最近の銀行はどこでも愛される銀行というキャッチフレーズで、銀行大衆化路線を歩んでおられるようでありますが、これが真実であれば、私は御同慶の至りだと、こう思うんです。しかし、私の調査では、なかなかそうまいらないというところがたくさん出てきております。で、……
○玉置和郎君 公述人の先生方にはまことにありがとうございました。清水先生、衛藤先生、戸川先生にそれぞれお尋ねいたしたいと思います。 清水先生にこれはぜひ教えていただきたいのですが、戦争した両国の間で戦後処理の外交交渉をされますが、その際に協定が成立するということは、敗戦国の要求というものがその協定の中に一〇〇%盛られたというふうなものが古今東西を通じてあるんでしょうか、その点をお伺いしたい。 衛藤先生でありますが、核の問題に触れられましたので、その問題についてお伺いしたいと思います。返還ができないというふうなことでありますと、先生が御心配になりました核が依然として沖繩に存在するということに……
○玉置和郎君 与党でありますが、質問を許していただきましたことを心から感謝いたします。 大臣、私は去年予算の総括をやらしてもらったんです。そのときに、昭和十五年から日本が戦いに敗れるまでの国会の会議録、これをずっと詳細にわたって、約三週間かかって調べ上げた。それから新聞論調も調べたわけです。そうしますと、非常に貴重な意見を出しておられる国会の先輩がおられるわけです。しかし、それが日がたつに従って色あせていくんです。だんだんだんだんそういう発言がなくなっていくんです。そしてついに、新聞論調とともに日本が敗戦のうき目をみるんです。私は、この厳粛なる事実、これを私自身が体験をいたしましたので、この……
○玉置和郎君 関連。
【次の発言】 関連するのに何で簡単にと言うんですか。そういうことを言いなさんな。間違っています、そういうこと。発言せぬ前に簡単に願いますなんて、何を言うんですか、訂正しなさい。
【次の発言】 訂正しなさい、訂正しなければ発言しないよ。そういう発言もしない前に簡単に願いますって、どういうことなんですか。訂正しなさい、それは。
【次の発言】 いや、関連はわかっていますよ、関連だから。きのうやきょう出てきたんじゃないんだ。何を言ってるか。
大木さんにちょっと関連して質問します。あなたは弱者救済ということを言われました。これはもっともだと思うんです。私は、社会保障というのは、こ……
○玉置和郎君 大平大臣にお聞きしますが、日中航空協定交渉が核心に入っておると、こう報ぜられております。総理も外務大臣も相当な自信を持っておられるやに承っておりますが、この際、調印までの手続というか、手順というか、これを先にお聞きしたいと思います。
【次の発言】 大臣はもう御承知のように、現在は政党内閣です。そこで、外交は政府の専権だということになっていますが、この前から、まあ、もみにもんで、党議といけものが一応出ておりますが、これについてどういうふうに見解を持っておられますか。
【次の発言】 党議に、日中航空協定締結と同時に日台間の民間協定もやってほしいという、こういう党議になっておりますが、……
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