このページでは鈴木省吾参議院議員の10期(1974/07/07〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は10期国会活動統計で確認できます。
○鈴木省吾君 私、時間をいただけないものですから、関連で一問だけ、大臣の決意を伺っておきたいと思いますけれども、その前に大臣、こういう「油断」という小説読みましたか。
【次の発言】 読んだ。それでは、この中の第八章に米騒動のことが出てきますね。それから第九章にいって、いよいよ米が足りなくなって国民の栄養も不足する、餓死者が出るという、こういうくだりがありますが、しかもこの小説は、中央官庁のエリート課長あたり、あるいは専門家何人か集まっていろいろ検討した結果出た数字、それをもとにして、小説という形ではあるが、予測だということが後書きにも書いてあります。こういうことが日本でもあるいは起こり得るか否……
○鈴木省吾君 私は、俗に言う植物特許、これについて特許庁並びに農林省の農産園芸局長ですかに質問をいたします。 去る十一月の十四日の新聞に、特許庁は、従来言われておる植物特許というものをこれから積極的に取り扱うというんですか、というような方針で、その審査基準というものを新聞に発表されました。しかも従来もし特許出願でもあったならば、あのブドウの巨峰とか米のコシヒカリなんかも特許になったはずだと。こういうような、新聞で伝えられるような姿勢をお示しになりましたが、いままでは、この工業所有権法逐条解説――特許庁で印刷されているようですが、これによりますと、植物特許というものはもう特許しないんだというこ……
○鈴木省吾君 私は三点質問をいたします。 一つは食糧自給の問題、一つは畜産の問題、さらに蚕糸の問題、この三つですが、大臣が何かお急ぎのようですから、私は四十分あるんですけれども、なるべく大臣が出られるまでに、この三点をできるならばやってしまいたい、かように考えております。 第一の食糧自給の問題でありますけれども、今回の大臣の所信表明におきまして、大臣は「食糧問題は、今や農林水産業やそれに携わる者のみの問題にとどまらず、広く国民の安全保障にかかわる問題であると申さねばなりません。」こういうような認識をしておることをお示しになりました。まことにこの点は同感であり、心強く考えます。しかしながら、……
○鈴木省吾君 私は、二点ほどなるべく簡単に、時間の都合もありますから。質問いたしたいと思います。 一つは、後継者対策、もう一つは、生産者米価の決定の仕方といいますか、それについてお尋ねをいたします。 昨年の十二月の末に大臣が、最終の農林省予算の決定について大蔵大臣と折衝された最後の段階で、最初要求に入っておらない、原案になかった五十億という金を大臣折衝において獲得され、そしてそれを後継者対策に使うんだと、内容についてはこれからいろいろ検討して使うというような新聞発表等もございまして、大変全国の青少年なり後継者は期待を持ったと思うんですけれども、その五十億の使い方といいますか、それをどうされ……
○鈴木省吾君 調査の概要を御報告申し上げます。 第一班は、私と神沢、藤原、塚田、喜屋武委員の五名が十月五日より八日まで岩手、宮城、福島県下に派遣されました。宮城県では戸田議員、福島県では野口議員が現地参加されました。 まず、各県とも県庁において県下全体の被害状況を聴取し、あわせて陳情を受けました。 次いで、被害度の大きい町村の現地を視察するとともに、被災農民との懇談をいたしました。各県とも被害は農林省発表の作況指数よりはるかに低く、被害度を多く見積もっております。しかも、日がたつにつれて深刻化していると訴えておりました。 われわれの視察した現地は、岩手県では花巻市の西方、奥羽山脈山麓の……
○鈴木省吾君 まず、中村参考人にお伺いしたいと思います。 中村参考人のお話を伺いますと、松林、松の木を保存するということ、これは自然環境の保存、そういう皆さんのお考えからしてもこれは重要なことだという御意見、ただ、空中散布する問題、これに問題があると。特に、突き詰めて言うならば、散布する薬剤の毒性あるいは影響ということだろうというふうに伺ったわけでございますけれども、スミチオンというのはわれわれ――私は農業も営んでおるんですが、米もリンゴなどもつくっておるのですけれども、いま使っておるんです、現実に。それで、中村参考人は、この松林に散布したどっかへ行ってそういう影響なり何なりを御調査になられ……
○理事(鈴木省吾君) ただいまから農林水産委員会を再開いたします。この際、委員の異動について御報告いたします。
本日、塚田十一郎君及び梶木又三君が委員を辞任され、その補欠として山本茂一郎君及び吉田実君が選任されました。
【次の発言】 領海法案及び漁業水域に関する暫定措置法案、以上両案を一括して議題といたします。
休憩前に引き続き、両案に対する質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言を願います。
○鈴木省吾君 私は、当面する麦価並びに米価、それに関連して先ほど鶴園委員から水田総合利用、とりわけ大豆、麦等の問題が出ましたけれども、私もその問題についてお尋ねをいたしたいと思います。私の持ち時間は非常に限られておりまして、十分意見を申し上げることにはまいりませんので、項目的に簡潔に質問いたしますので、どうぞお答えいただく方も、要領よくひとつお願いをしたいと思います。 まず、麦価でございますけれども、先ほどその諮問方式についていろいろ御質問がございましたけれども、いつひとつ審議会を開いて決定するつもりですか。麦、それから米も含めてそのスケジュール等決まっておりましたら、どうぞお答えを願いたい……
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