沓脱タケ子 参議院議員
10期国会発言一覧

沓脱タケ子[参]在籍期 : 9期-|10期|-11期-12期-14期-15期
沓脱タケ子[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは沓脱タケ子参議院議員の10期(1974/07/07〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は10期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院10期)

沓脱タケ子[参]本会議発言(全期間)
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第75回国会(1974/12/27〜1975/07/04)

第75回国会 参議院本会議 第21号(1975/07/03、10期、日本共産党)

○沓脱タケ子君 私は、日本共産党を代表いたしまして、前田佳都男副議長に対する不信任決議案に対して賛成の討論を行います。(拍手)  前田副議長不信任決議案に賛成する第一の理由は、前田副議長が、河野議長の補佐役、協力者としてその職責をないがしろにしたことは、国会法第二十一条の規定に照らしまして許されないからであります。  御承知のように、去る六月二十八日、公職選挙法特別委員会調査小委員会では、参議院地方区定数是正問題について野党が一致して要求している二十六名増員案と、自民党のいわゆる剱木試案なるものとの論議が進んでいたのであります。しかるに、河野議長は、国会の正規の機関である公職選挙法特別委員会調……


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第77回国会(1975/12/27〜1976/05/24)

第77回国会 参議院本会議 第4号(1976/01/28、10期、日本共産党)

○沓脱タケ子君 私は、日本共産党を代表いたしまして、三木総理並びに関係大臣に質問をいたします。  まず私は、昨日の衆議院本会議におきまして、民社党春日一幸議員が行いました質問と、それに対する稻葉法務大臣の答弁についてただしたいと思います。  昨日、春日議員は、わが党の宮本委員長に対する三十一年前の軍国主義下の暗黒裁判の不当きわまる判決を取り上げ、それを判断する何らの権限もない内閣に、あえてその判決内容の真否を問うという不当な質問を行いました。この質問に名をかりた卑劣な反共攻撃と、これに積極的に呼応した稻葉法務大臣の答弁は断じて許すことのできないものであります。  法務大臣、あなたはきのうの衆議……


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第80回国会(1976/12/30〜1977/06/09)

第80回国会 参議院本会議 第5号(1977/02/22、10期、日本共産党)

○沓脱タケ子君 私は、日本共産党を代表して、ただいま議題となりました政府提出の昭和五十一年度補正予算三案に対して反対の討論を行うものであります。  不況の長期化とインフレ、物価高によって、勤労者、中小企業者など、国民大衆の生活と営業は極度の苦しみを味わっております。中小企業の倒産は三年間も戦後最高の水準を続け、労働者の失業もきわめて深刻であります。二けたに近い激しい物価上昇により、勤労者世帯の実質収入は長期にわたって前年を下回り、老人世帯、生活保護世帯、母子世帯などの生活はさらに困難を加えております。しかも、北海道、東北を初め、全国を襲った冷害や豪雪の被害も重なって、国民生活は一層深刻になって……

沓脱タケ子[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院10期)

沓脱タケ子[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第73回国会(1974/07/24〜1974/07/31)

第73回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第閉会後2号(1974/09/20、10期、日本共産党)

○沓脱タケ子君 それでは短時間でございますから、端的にお伺いをしたいと思うわけでございますけれども、いま問題になっております五十一年規制の問題がこれほど重要課題になっておるのは、明らかに国民の健康と命を守っていくという立場、それから生活環境を保全していくという立場でぎりぎり一ぱいのところへきておるというところできわめて重大な問題になっているわけでございます。  そこで、最初にお伺いをしておきたいと思いますのは、いわゆる移動発生源の車排ガス公害の人体に及ぼす影響の寄与率でございますけれども、この点で東京都では、先ほどの御報告では約七割近いというふうなお話でございましたし、私大阪ではかねがね大阪は……

第73回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第閉会後3号(1974/10/18、10期、日本共産党)

○沓脱タケ子君 それでは最初に、大阪国際空港周辺の公害問題について若干お伺いをしたいと思います。  端的にお伺いをいたしたいのですけれども、去る八月の十九日に毛利長官、大阪空港の騒音公害の実態を視察のために空港周辺を御視察いただきました。そうして伊丹市や川西市、豊中市などをずっと回られて、最も至近距離にあって被害の激甚地であります豊中の勝部地区、ここへ御視察をいただきまして、住民の声を直接お聞きをいただいた際に、そのあとで大阪空港事務所での記者会見で、豊中市の勝部地区の鼻出血被害の調査結果を待たずに救済の手を差し伸べたいというふうに記者会見でお述べになられたということで、これは国として初めて、……

第73回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第閉会後4号(1974/11/11、10期、日本共産党)

○沓脱タケ子君 それでは時間がだいぶおそうございますし、各委員からそれぞれの分野についての御質疑がありましたので、短時間でお伺いをしたいと思っておりますが、まず最初に板倉参考人にお伺いをしたいんですが、午前中のお話の中でも、平常運転では実質的な放射能の有害な量というのは出していないということを言われておりますけれども、そういうふうに言われると、全くまともに原子炉というのは運転されておるというふうな感じがするわけですけれども、十月末現在では、商業運転開始中の七基の炉のうち六基は事故あるいは点検中で、発電停止をしているというふうな状況に現実にあるということですね。そういうことと関連しましてお話を聞……

第73回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第閉会後5号(1974/11/25、10期、日本共産党)

○沓脱タケ子君 それでは最初に五十一年規制についてお伺いをしたいと思います。自動車の排ガスの五十一年度規制というのは完全実施がやられるのかどうかというところが大体山場に差しかかってきているというふうに思うわけです。一方では、大都市ではもう公害問題というのはたいへん深刻の度合いを加えておりますし、特に自動車の排ガスを主原因といたします光化学スモッグの多発、広域化の傾向、さらには大気汚染公害患者の激増等々、市民生活環境に多大の悪影響を及ぼしていることはもう周知であります。このような大気汚染を何としてもこれ以上悪化させてはならないという段階に来ていると思うわけでございます。そういう段階でございますか……

第73回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第閉会後6号(1974/12/06、10期、日本共産党)

○沓脱タケ子君 それでは時間が限られておりますので、端的にお伺いしていきたいと思います。  昨晩の専門委員会での報告が出ましてから、かねがね企業寄りだといわれていたのが、全くメーカーの言いなりの結果が出たということで、たいへん大きな批判が出かかっております。特に公害病患者の方々あるいは排気ガスの汚染で苦しんでいる国民の皆さん方の中には、失望と憤激が起こっております。そういう中で端的にお伺いをしていきたいと思うんですけれども、まず最初にちょっと確かめておきたいところを一、二先にお伺いをしたいんですが、東洋工業さんですけれどもね、きょうのお話の中では、〇・六が、これは一トン以上も一トン以下も可能で……

第73回国会 社会労働委員会 第閉会後2号(1974/11/14、10期、日本共産党)

○沓脱タケ子君 それでは最初に沖繩県の労働問題についてお尋ねをしたいと思います。  先ほど派遣報告がありましたように、私も今回の調査団の一員として沖繩県の実情の調査に参加をいたしました。そして率直に痛感をいたしましたことは、戦後二十七年の長期にわたる米軍の直接軍事占領下に置かれた沖繩県というのは、ほんとうに政治も経済もあるいは社会的にも文化の面でも、全くあらゆる面において本土と比べて大きな格差ができておるという点ではまさに胸の痛む思いがいたしました。さらにこれに加えて復帰後には、御承知のようにいわゆるドルショックによるたいへんなきびしい影響、さらにはいち早く独占資本、大資本の経済支配が強められ……


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第74回国会(1974/12/09〜1974/12/25)

第74回国会 社会労働委員会 第2号(1974/12/23、10期、日本共産党)

○沓脱タケ子君 それでは、ただいま上程をされております雇用保険法案に対しまして最初にお尋ねをしたいと思います。  この雇用保険法案に対しましては、七十二国会に上程をされたころから、ずいぶんいろいろと異論のあるところでございます。そして、この法案については、これは社会政策学会の有志などからも、いろいろと意見が出ております。これは七十二国会の審議の際にも、若干審議の過程に出たかと思いますけれども、この学会の学者の方々の反対の声明の内容にも、非常に明確に言われているわけですね。この雇用保険制度の目的というのは、労働者が失業した場合に、その生活の安定をはかるだけではなく、むしろ求職活動を容易にするなど……

第74回国会 社会労働委員会 第3号(1974/12/24、10期、日本共産党)

○沓脱タケ子君 私は、日本共産党を代表して、雇用保険法案外一件に反対する討論を行ない、あわせてわが党の提出した修正案の趣旨を説明いたします。  現在の雇用状態の悪化はきわめて深刻な社会問題となっています。とりわけ、インフレ、不況のもとで本年一月から八月までで事業主の都合による解雇は五十六万一千人に及んでおり、労働省の見通しでも来年一月から三月期には完全失業者が百万にのぼるとされております。しかも、十月の求人倍率は〇・九六と求人数が求職者数を下回るに至っております。職を追われた労働者は、再就職も困難で、先行きの生活のめども立たない状態に置かれています。こうした状態の中で、失業者の生活の保障、失業……

第74回国会 社会労働委員会 第4号(1974/12/25、10期、日本共産党)

○沓脱タケ子君 それでは日雇労働者健康保険法の一部改正でございますが、これは七十二国会で廃案になりまして、全国の日雇い労働者の皆さん方が、何とかして政管健保、健康保険に早く、せめて追いついてもらいたいという強い念願があったわけでございます。ただいま上程されております本法案につきましては、これはまあ、そこへ追いつくという非常な努力がなされているという内容が見えますので、基本的にはもちろん賛成ではありますけれども、すでに各委員から指摘をされておりますように、適用の拡大の問題、あるいは受給資格要件の緩和の問題、それから給付内容の改善の問題、保険料がちっと高過ぎるじゃないかということで、もっと引き下げ……


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第75回国会(1974/12/27〜1975/07/04)

第75回国会 外務委員会 第15号(1975/06/19、10期、日本共産党)

○沓脱タケ子君 それでは、時間をちょうだいいたしまして、ILO百二号条約批准に当たりまして、まず外務御当局にお伺いをしたいと思うわけなんです。  ILO条約等にするわが国政府の基本姿勢は一体どうなっているのだろうかという点なんです。特に百二号条約というのが先ほどからもずいぶん論議がなされておりますように、社会保障の最低基準に関する条約であり、しかも二十三年前の条約である、そして今回さんざん言われておるように、九部門のうち四部門だけが受諾できるということで批准をするわけですけれども、残る五項目は婦人に関する部門が大部分だと思うのです。それが受諾できないままに批准をしようということになるわけです。……

第75回国会 外務委員会 第16号(1975/06/26、10期、日本共産党)

○沓脱タケ子君 それでは私、ほんのわずかな時間でございますので、前回は実は本委員会の審議の中で外務大臣中心にお伺いをしたのですけれども、ILO条約を批准いたしましても、あと国内対策が十分にやられないというふうなことになりますと、条約は批准をしたけれども、りっぱにやっておりますと、国際的には言っておっても、国内対策がなおざりにされるというようなことになったのでは、これは国民の期待にこたえられないので、今回ILO百二号条約の批准に際しても、そういうことがないようにということで、前回大分申し上げたわけでございます。特に百号条約の批准を引例をいたしまして、私、実はお伺いをしていたんですけれども、これは……

第75回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第2号(1975/02/19、10期、日本共産党)

○沓脱タケ子君 それでは私は、所信表明に関連をいたしまして、緊急課題のいま一つであります五十一年規制に関してお聞きをしたいと思います。時間の都合がありますので、ごく簡単に聞いていきたいと思います。  昨年来、中公審の答申をめぐりまして、企業べったりであるという国民の疑惑が非常に広がっております。で、ことしになりまして、御承知のように、衆議院の予算委員会におけるわが党の不破書記局長を初めその後一連の質疑の中で明らかになったのは、国会や国民に対しては中公審は非公開ではあるけれどもメーカーには全く筒抜けだ、それだけではなくて、業界代表は自由に出入りをしていたということが明らかにされております。しかも……

第75回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第3号(1975/02/21、10期、日本共産党)

○沓脱タケ子君 それでは、限られた時間でございますので、端的にお伺いをしていきたいと思います。  和達参考人に一言お聞きをしたかったんですけれども、おかげんがお悪いそうなんで、これはたいへん残念だと思います。  最初にお伺いをいたしたいのは、豊田参考人にお伺いをしたいんですが、トヨタ自動車のトヨタ新聞という社内報ですね、ことしの一月一日号に豊田社長の「新年のメッセージ」というところに、こういうふうに書かれているんですね。「規制値の決定は総合的かつ慎重にしてもらうよう関係方面に対して大いに働きかけた。」というふうな項目があるわけでございますけれども、関係各方面というのは、具体的にどこへ、どのよう……

第75回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第4号(1975/02/28、10期、日本共産党)

○沓脱タケ子君 それでは最初に露木参考人にお伺いをいたしますが、朝からお伺いをいたしておりますと、三菱石油の事故で社会問題化しておると、まことに申しわけないとおっしゃっておられるわけですけれども、なかなか具体的にはお答えがなくて、事故原因についてもおたくの方では独自に究明はしているけれども、言うのは差し控えさせていただきたいと、こういうふうな形になっておるんですが、そういう社会問題化するような事故を起こして、本当に住民や被害者、損害を受けた人たちに対して全く申しわけないということで、誠実な態度で対処しようというふうにお考えになっておられますか。

第75回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第5号(1975/03/07、10期、日本共産党)

○沓脱タケ子君 それでは井上参考人にお伺いを申し上げたいと思いますが、これは各委員からもすでにいろいろと伺っておられるようなんでございますけれども、特に最初にお聞きをしたいなと思いましたのは、午前中の御意見の中で、このタンクをつくっていくのに日本では設計施工の審査制度がないと、これはまあ大変な問題だということでの御指摘があったわけですが、日本でその大型タンクの設計基準がないということ、特に高張力鋼の設計基準というのばなしにつくられているという問題でございますね。先ほども御指摘がありましたように、従来はアメリカのAPIのいわゆる設計基準に準拠してやってきた、しかし、高張力鋼を使ったやり方というの……

第75回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第6号(1975/03/26、10期、日本共産党)

○沓脱タケ子君 それでは、限られた時間だと思うので端的に聞いていきたいと思うのですけれども、合成洗剤が国民の中で大変に大きく不安が広がってきている。これは従来の政府のこういった化学物質に対する姿勢というのが、たとえばAF2の場合でも、PCBの場合でも国民が信頼できるというふうな行政に近づくためには、実現するためにはかなり大きな国民的な運動が背景にないとなかなか実現できないという政府の行政の姿勢というんですか、そういった点もありまして、非常に国民の不安というのは一層広がっているというのがいま実情だと思うのです。国民の健康と生命に責任を持つ政府、特に直接の厚生省としては早く国民の不安を解消するとい……

第75回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第7号(1975/05/23、10期、日本共産党)

○沓脱タケ子君 それじゃ私は、時間大してありませんが、公害健康被害補償法について若干お尋ねをしていきたいと思います。  昨年の九月に施行されました公害健康被害補償法、これが動き出しましてから八カ月余りを経過いたしました。で、この健康被害補償法は全国の公害被害者や住民にとりましてはせめてもの願いであったのではありますけれども、その施行後の状況を見てみますと、非常に不完全なものであるということが明らかになってきております。各種の給付を見ましても、ほとんどの患者さんは破壊された健康や生活の全面的な回復ということを期待することはできないというふうな状況になっています。しかもなお今日大気汚染と公害はきわ……

第75回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第9号(1975/06/18、10期、日本共産党)

○沓脱タケ子君 それでは本題に入る前に、いま小平委員からも言われましたけれども、先ほどの藤井委員の質疑の中で、公害発生源に対する規制が厳し過ぎるじゃないかという趣旨の御質疑があったわけですよ。その中で長官は、その趣旨はよく理解できるけれども、立法府ではなくていまは行政府の長としておるんで法律を守らにゃならぬので御了解をいただきたいということを繰り返し言っておられたんですが、私大変丁寧に聞いておったわけですけれども、聞けば聞くほど、いまは行政府の長としておるから法律を守らにゃならぬということだけれども、立法府の立場なら御意見には賛成なんだというふうに受け取れるような感じまでしたんですよ。そこで、……

第75回国会 社会労働委員会 第2号(1975/02/27、10期、日本共産党)

○沓脱タケ子君 それでは大臣の所信表明に関連をいたしまして二、三の点についてお聞きしたいと思います。  まず最初に、午前中の審議からずっと問題になっておりましたように、いま雇用・失業情勢の大変不安定な状況の中で、三月には百二十七万の完全失業者が出るという見通しだというようなことまで言われておるという中で、特に午前中も問題になりましたように、一時帰休の問題が非常に問題になっておる。特に雇用保険法案の審議の過程でも私どもいろいろと質疑の中で心配をいたしましたけれども、そういった心配がいろんな形で散見をしてきている。午前中から問題になりましたから繰り返しませんけれども、東洋紡の問題あるいは日立の発言……

第75回国会 社会労働委員会 第3号(1975/03/11、10期、日本共産党)

○沓脱タケ子君 それじゃ、ちょっと関連して津山参考人と坂上参考人と両方からお伺いいたしたいのですけれども、特に整形を御専門になっておられる参考人の皆さんからは、昭和二十一年に初めて症例が報告をされたと、二十七年のあたりでは注射が原因であろうということが明らかにされており、昭和三十七年からは集団発生が起こってきているというふうな経過から見まして、整形外科学会では非常に長い間ずいぶん以前から明らかになっていたと。ところが、それがたとえば小児科学会との関係ではどうだったんだろうかという点でこれは社会的責任という点の反省も含めての御発言がうかがえるわけですけれども、いまの日本の医学界のそれぞれの専門分……

第75回国会 社会労働委員会 第6号(1975/03/18、10期、日本共産党)

○沓脱タケ子君 それでは、限られた時間でございますので、二、三点にわたってお聞きをしておきたいと思います。朝からの質疑でもいろいろ問題になっておりますように、年金制度というのが非常にいま国民の中で関心が高くなっています。これは別の機会にゆっくりお聞きをしなければならないと思うんですけれども、基本的な点についてだけお聞きをしておきたいと思いますのは、特に大臣、本会議等でも福祉年金を五十一年には二万円にすると、きょうもおっしゃっておられましたけれども、その後どういう構想でこれをやっていくのかという問題です。で、特にこの構想を定めていく場合に問題になりますことは、生活を保障する年金制度の実現という点……

第75回国会 社会労働委員会 第9号(1975/03/27、10期、日本共産党)

○沓脱タケ子君 それでは簡単に公労法の一部改正についてお伺いをしたいと思います。  一部改正案の提案理由説明を拝見いたしますと、この紛争の内容も複雑多様化する傾向にありということで、委員の定数をふやすという意味のことが書かれて、お述べになっておられるのですがね。これ、いままでもいろいろと各委員から出ておりますが、複雑多様化しており、あっせんの内容がふえてきておるというのが中身は実際には最近は何なのかという点、ちょっとお伺いしておきたいと思います。
【次の発言】 いまのお話を伺いますと、労使間の紛争、あるいは不当労働行為等による労使間の紛争ということもさることながら、特に昨年等ではインフレ手当だ……

第75回国会 社会労働委員会 第12号(1975/04/22、10期、日本共産党)

○沓脱タケ子君 すでにいまも柏原委員並びに前回の審議で、質疑でいろいろ問題になっておりますように、児童手当及び児童扶養手当、特別児童扶養手当の一層の増額、それから内容の改善等についてはこれはもう当然のことだと思うわけです。それから特に私は、やはり児童手当制度はいまもずいぶん厳しく御質疑がありましたけれども、ILO条約百二号条約の基本的な事項の一つであるという点でこれはやはり積極的に早くその水準に達するというところまで努力をされるということ等、問題点もう御指摘が従来あったとおりだと思います。私どももそういった点繰り返すことを避けたいと思いますので、その点については特別に触れませんけれども、その点……

第75回国会 社会労働委員会 第13号(1975/05/08、10期、日本共産党)

○沓脱タケ子君 それでは勤労者財産形成促進法の一部を改正する法律案について若干質問をしたいと思います。  で、ずいぶん問題点も質疑の中で明らかにされてきておりますので、できるだけ簡潔にやっていきたいと思うんですが、勤労所得しかない労働者、勤労者にとってはインフレは最大の敵だということ、これはまあ先ほどからの論議の中にも出ておるわけですが、しかしそのインフレというのが大変な社会的不公正を起こしているという点も先ほども御意見の中に出ておりましたが、たとえば国民生活白書の七四年度版を見てみますと、いかにひどいかというのを見て驚かされたんですが、昭和四十五年と四十八年で対比をしてみますと、高額所得上位……

第75回国会 社会労働委員会 第15号(1975/05/29、10期、日本共産党)

○沓脱タケ子君 それでは最初に、中小企業退職金共済法の一部改正案についてお尋ねをしたいと思います。  中小企業、特に三十人以下の小企業におきましては、経済変動の影響というものはきわめて深刻に受ける立場にあります。しかも事業主は従業員対策については大変苦慮しているのが実情でございます。従業員の福祉について、これはたまたま大阪の吹田市という市が独自に調査をしました資料を見てみますと、三十人以下の企業六百五十カ所を対象にして調査をしておる資料を見ますと、従業員福祉について現在の重点についてということがこういう順番で言われているのですね、健康管理、それから住居施設、退職金制度、それから事業内施設、貸付……

第75回国会 社会労働委員会 第16号(1975/06/03、10期、日本共産党)

○沓脱タケ子君 それでは国民年金法の一部改正について質問を行いたいと思います。  けさほどからの質疑でも明らかになっておりますように、五十一年度年金制度の見直しをやるというふうに言われておるわけですが、国民の期待や要望、情勢の変化、こういった点に対応して必要な改善を加えるということが非常に重大な段階に立ち至っちおると思うわけでございます。  そこで、わが国の老人が置かれている現状、これは一体どうなっているかという点なんですが、若干資料を見てみますと、たとえば、総理府の統計局「わが国の人口」というこの資料によりますと、六十五歳以上で働いている人の数というのは外国に比べて大変率が高いわけですね。こ……

第75回国会 社会労働委員会 第18号(1975/06/17、10期、日本共産党)

○沓脱タケ子君 それでは、被爆三十周年に当たりまして、きょう皆さん方の大変貴重な御意見をたくさんお伺いをいたしまして、深い感銘を受けましたと同時に、実は施策の緊急性というのを一層痛切に感じさせられました。先ほど高野参考人からも午前中おっしゃられましたように、原子爆弾が国際法に違反しておるという点で判決がすでに出ておるし、それに至る法的論拠等についても解明をされましたが、そういった点で国家補償という立場で当然私ども四党で提案をしておる援護法を制定すべきであるという立場をとっておるものでございますけれども、ずいぶんたくさんの御質疑の中でいろいろと解明をされてまいっておりますので、大変貴重な機会でご……

第75回国会 予算委員会 第15号(1975/03/25、10期、日本共産党)

○沓脱タケ子君 私は、予算に関連をいたしまして三点ほど政府の見解をただしたいと思います。  まず最初に、私は昨年の五月七日の社会労働委員会におきまして、学童保育制度の確立について質問をいたしております。齋藤前厚生大臣は、学童保育の重要性、必要性をお認めになって、五十年度から実現できるように最大の努力をしますと答弁をなさっておられます。ところが、五十年度予算を拝見いたしますと全くゼロであります。なぜ予算をつけて大臣のお約束どおり制度化をしなかったのかという点について、最初に大蔵大臣の御見解をお伺いをしたいと思います。
【次の発言】 大蔵大臣に伺いたいんですが、これは五月七日の社会労働委員会での齋……


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第76回国会(1975/09/11〜1975/12/25)

第76回国会 運輸委員会 第6号(1975/12/16、10期、日本共産党)

○沓脱タケ子君 それでは、大阪国際空港の公害関係、特に去る十一月二十七日の大阪の高裁判決をめぐりまして若干お伺いをしていきたいと思っております。  十一月二十七日の判決というのは、大阪国際空港をめぐる被害住民百七十万の、まさに先兵として訴えを起こしておられた原告団の皆さん方の、全く完全な勝利だというふうに評価をされておりますけれども、私ども、被害住民百七十万を代表して、まさにささやかな要求を、しかも長い間深刻な被害をがまんしてきておったのが、今度裁判の法廷で住民被害というささやかな要求が認められるという判決であったというふうに思うわけです。  私は、この今度の判決をめぐりまして、せんだっても実……

第76回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第3号(1975/12/10、10期、日本共産党)

○沓脱タケ子君 それじゃ本題に入る前に、先ほど森下委員の御発言の中で、本委員会における野党委員の発言というのは納得ができないということで、いろいろ御趣旨の御発言がありましたので、念のためにちょっと申し上げておきたいと思うわけです。  といいますのは、私ども本委員会で公害対策を推進するための発言をし、あるいは政府に対して施策を迫っているというのは、公害を未然に防ぎ、そして人間の命と健康を守っていくために必要な施策を迫るという立場を常に堅持をしているわけで、その限りにおいて、少なくとも経済発展が望ましくないだとか、あるいは企業は悪だとかいうふうな立場で問題を論じておるというわけではないという点をひ……

第76回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第4号(1975/12/17、10期、日本共産党)

○沓脱タケ子君 それではわずかな時間でございますし、ちょうどたまたま内田委員が私もお伺いをしたいと思っていた点を大部分聞いていただきましたので、簡単にお聞きをしたいと思っております。  NOxの第二次規制が十二月四日に公表されまして、そして新設分については十二月十日から、そして既設分については五十二年の十二月一日から実施するということに決定をされました。で、これを見てみまして、いまの質疑応答を拝聴しておりまして、その中でも感じるわけですけれども、やはり現状では技術的に困難ということで、全体として総量の規制を約五%弱という程度に押さえざるを得なかったという御説明を拝聴したわけでございますが、まあ……


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第77回国会(1975/12/27〜1976/05/24)

第77回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第3号(1976/03/31、10期、日本共産党)

○沓脱タケ子君 私は日本共産党を代表して、公害健康被害補償法の一部を改正する法律案に対するわが党の修正案の提案理由とその概要の説明を行います。  本改正案は、大気汚染による非特異的疾患に係る健康被害補償給付の支給等に必要な費用のうち、自動車負担分については、昭和四十九、五十年度に引き続き、五十一、五十二年度も自動車重量税の収入見込み額の一部に相当する額を充てるというものであります。  日本共産党は、この暫定措置を定めた第七十二国会での政府提出の改正案について、自動車重量税は、もともと自動車の所有者に賦課する大衆課税であり、それ自体にも反対であること、しかも、その収入見込み額の一部に相当する額を……

第77回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第4号(1976/05/14、10期、日本共産党)

○沓脱タケ子君 それでは所信表明に関連をいたしまして二点ほどの問題についてお聞きをいたします。  所信表明の第五に「環境保健対策の充実」ということをお述べになられて、今国会で公害健康被害補償法の一部を改正する法律等によって公害健康被害補償制度の実施に必要な財源の確保を図るとともにということで、被害者の保護の充実を図ったということをお述べになったわけでございます。それに関連をいたしまして、短い時間でございますのでできるだけ端的にお聞きをしていきたいと思うわけでございますが、公害健康被害補償法の中で、きょうは公害保健福祉事業に限ってお伺いをしていきたいと思っております。  実は私、公害健康被害補償……

第77回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第5号(1976/05/19、10期、日本共産党)

○沓脱タケ子君 それでは公害対策基本法が施行されて以来、規制をされていなかったためにずいぶん国民が大変な被害を受けてまいったわけですが、この振動公害に対して今度規制措置がとられるようになった。それは非常にその点では期待が強いわけですが、振動に対する苦情というのが、これは先ほどからもたびたび数値として出ておりますように、昭和四十九年で環境庁調査の統計を拝見いたしますと、四千九十五件になっておる。これを考えてみますと、大体振動に関する苦情というのは一件が一戸というのではないわけですね。大部分十戸なり、二十戸なり、多いときには二百戸なりと、一件というのが十戸から百戸、二百戸というふうな規模になるわけ……

第77回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第6号(1976/05/21、10期、日本共産党)

○沓脱タケ子君 それでは最初にお伺いしたいんですが、各参考人にお伺いをする点を最初に申し上げたいと思います。  五十嵐参考人にお伺いをしたいんですが、先ほどもちょっと出ましたけれども、振動公害というのはほとんどその一つ一つの公害で人体影響を及ぼすということではなくて、人間が生活をしていく場合に公害として感じられる場合には、振動あるいは騒音、その他のたとえば大気汚染、その他の複合的な公害として人体に被害を与えてくるというのが通常のいまの現象でございます。そこで、お伺いをいたしたいのは、振動についての基準等を設定されていく場合に、これは振動一つの問題としてお考えになり、たとえば騒音その他と複合して……

第77回国会 社会労働委員会 第3号(1976/05/11、10期、日本共産党)

○沓脱タケ子君 それでは最初に廃棄物処理に関する法案についての質問をしていきたいと思います。  すでに午前の質疑でも言われておりますように、昨年の六価クロムによって環境汚染並びに人体被害が起こりまして、これを契機にして大変重大な社会問題になったわけでございますが、そういう中で廃棄物、特に産業廃棄物の対策の強化というのが焦眉の急になってきているという中で、会同の法案の一部改正については、厚生省としては大変御努力をいただいておるということがよくわかるわけでございますが、せっかくのこの法案改正に当たりまして、少しでもこれは本来の趣旨を充実させていくという立場で私ども幾つかの点でお伺いをしていきたいと……

第77回国会 社会労働委員会 第4号(1976/05/13、10期、日本共産党)

○沓脱タケ子君 それでは、最初に身体障害者雇用促進法の改正案についてお尋ねをしていきたいと思います。  今回の改正は身体障害者など関係者が大変熱心に、また強く要求をしておられましたことが実りましたというふうなことで、当然のことだとは言いながらも、私どもも一定の評価をしておる次第でございます。身体障害者対策というのは、特に雇用対策というのはこれは労働省の身体障害者雇用審議会の答申にも明確に書かれておりますが、まさに心身障害者の雇用対策の水準いかんが福祉国家のバロメーターと言われているというふうに明記をされておりますが、まさにそのとおりであろうと思いますが、この雇用対策を論じていく場合に、どういう……

第77回国会 社会労働委員会 第5号(1976/05/18、10期、日本共産党)

○沓脱タケ子君 それでは最初に労働者災害補償保険法等の一部改正案からお尋ねしたいと思います。  前回の改正に当たりまして、私いろいろと改善策等についてお尋ねをいたしたのでございますが、今回その幾つかが改善をされているということで、大変喜んでおります。それに関連をいたしまして二、三点お尋ねをしたいわけでございます。  前回も私、質疑の中でぜひ実現をしてもらいたいということでお願いを申し上げていたのは、一つはスライド率の改定の問題で、従来二〇%ということになっていたのをせめて五%にするべきではないかということで意見を申し上げていたわけでございますが、今回改定をされまして一〇%ということで、一応の改……

第77回国会 社会労働委員会 第6号(1976/05/20、10期、日本共産党)

○沓脱タケ子君 それでは最初に、原子爆弾被爆者に対する特別措置に関する法律の一部を改正する法律案と、四党提案の被爆者等援護法案に関連をいたしまして、最初に質問を申し上げたいと思います。  で、きょうは非常に大きなといいますか、重要な法案を四本ないし五本というふうなのを非常に限られた時間でお尋ねをいたしますので、ひとつ御答弁も簡潔にしてお願いをしたいと思います。  で、いま御提案になっております政府提案の被爆者特別措置法案については、これはまあ私拝見をして驚いたわけですけれども、特別手当が三千円の引き上げ、それから健康管理手当は千五百円の引き上げ、保健手当は八百円の引き上げというふうなことになっ……


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第78回国会(1976/09/16〜1976/11/04)

第78回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第2号(1976/10/20、10期、日本共産党)

○沓脱タケ子君 私は、きょうは水俣病についてお聞きをしたいと思っております。  で、きょう冒頭に丸茂新長官が、公害行政を進めていく上で、国民の健康の保護と環境保全を目途として、しかも国民の声に率直に耳を傾けてということで所信をお述べいただいておりますので、まあ大変意を強くしてお伺いをしていきたいと思っている次第です。  水俣病が発見をされましてからすでに二十年になり、厚生省が公害認定してからすでに八年、で、歴史的な水俣裁判の原告の勝利の判決が下りましてからもすでに三年半を過ぎるという状況になっております。しかしながら、水俣病の実態というのはいまなおきわめて深刻であります。で、私はたまたま昭和四……

第78回国会 社会労働委員会 第2号(1976/10/14、10期、日本共産党)

○沓脱タケ子君 それでは本題に入る前に、まず最初に浦野労働大臣にお尋ねをしたいと思います。  大臣は就任されたのは九月十五日でございますね。就任の前の九月四日に愛知県の足助町の役場で開かれた演説会で、次のような演説を行っておられる。これはわが党に対しても聴衆の中からけしからぬということで実は幾つも通報があったわけでございますが、その中身は、田中角榮前総理が外為法で逮捕されたが、外為法違反というのは形式犯で、たとえば足助のたんぼで立ち小便をするようなものだというふうなことを言っておられる。そのことは「日刊ゲンダイ」、これにも報道されておりまして、地元選挙民に向かってこう演説している。田中逮捕はち……

第78回国会 社会労働委員会 第3号(1976/10/19、10期、日本共産党)

○沓脱タケ子君 それでは本題に入る前に、まず最初に大臣にお伺いをいたしたいと思うわけですが、きょうも各紙一斉に報道されておりますが、大蔵省は十八日に開かれました財政制度審議会の第二特別部会で、五十二年度予算編成に当たって、一、老人医療費無料化の廃止、二は初診料、入院費など患者負担の大幅アップ、三は薬剤費の有料化を骨子とする医療費の改定に本格的に取り組む方針を明らかにしたということで一斉に報道されておるのは御承知のとおりです。で、三木総理は今国会でも本会議答弁などでは、老人医療の有料化というのは当分はやる考えはないという点をしばしば明らかにしておられますけれども、報道されている大蔵省の方針という……

第78回国会 社会労働委員会 第4号(1976/10/21、10期、日本共産党)

○沓脱タケ子君 それでは、私は大阪におけるタクシー労働者の問題についてきょうはお伺いしたいと思います。去る六月の二日に、これは読売新聞に報道されたのですけれども、 「タクシー運転手 路上で集団とばく」、大変に大きな新聞報道がなされたわけでございます。で、これにはこう書いてある。「大阪府警浪速署は、タクシー運転手が大阪市浪速区内の路上でサイコ口とばくをしている事件を内偵していたが、二日早朝、とばくにふけっていた十一社、十七人の運転手を一斉に検挙した。運転手らは午前零時ごろから近くの路上に車を〃放置〃、午前八時ごろまでサイの目が出るたびに「勝った」「負けた」と大騒ぎ。多いときには二十数台のタクシー……

第78回国会 社会労働委員会 第5号(1976/10/26、10期、日本共産党)

○沓脱タケ子君 それでは、最初にちょっと時間をいただきまして、トルコ売春の問題についてお伺いをいたします。  午前、午後に引き続きまして論議が出ましたように、トルコぶろが売春の温床になっていると。もう見過ごすことができないところまできているという問題が起こってきております。私ほんのわずかの時間で、本当にこののんびりしておれないんだという実情を少し知ってもらいたいと思う。これは、先ほどもお話に出ておりましたが、「売春問題ととりくむ会」という会に駆け込んで来られたトルコ嬢の訴えの一端を申し上げたいと思います。  私が働く埼玉県のSトルコでは、経営者が吉原で働いていた人なので、やり方が赤線システムだ……

第78回国会 社会労働委員会 第6号(1976/10/28、10期、日本共産党)

○沓脱タケ子君 それでは、しばらくの時間をちょうだいして質問したいと思います。  雇用、失業対策問題というのは依然として重要でございます。労働省の発表では、有効求人倍率が〇・六五内外をどうやら上下をしておるようでございます。ところが、私ちょっと驚きましたのは、海上つまり船員の有効求人倍率というのが〇・二七だということで、陸上の半分以下あるいは三分の一というふうなことになっておって、いま日本人船員で船員保険法で失業手当をもらっている人が約六千人、その他の求職者等を含めて失業をしていると言われている日本人船員というのが一万人にも達しているということでございます。しかも、それで一体どうなっているんだ……


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第80回国会(1976/12/30〜1977/06/09)

第80回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第4号(1977/03/25、10期、日本共産党)

○沓脱タケ子君 それでは、非常に限られた時間ですので、きょうは大臣の所信表明に対して若干の質問を行いたいと思うわけです。  まず最初に、石原長官が感覚的暴力だとかあるいはアメニティだとか、いろいろおっしゃっておられるわけですが、そういう中でごみ収集のチャイムもやめるべきだというふうな御意見までおっしゃっておられるわけですが、ごみ収集のチャイムと全く比較にならない航空機の騒音によって環境破壊に苦しめられている住民こういう人たちにとってはまさに長官の抱負とは格段の開きのあるところで生活をしているわけですが、こういった人たちの生活環境破壊についてはどういうふうにお考えになりますか。

第80回国会 社会労働委員会 第4号(1977/03/03、10期、日本共産党)

○沓脱タケ子君 それでは、最初に小岩参考人にお伺いをいたしたいと思うのですが、地方自治体で直接住民の救急医療問題を含めて、地域住民の医療を保障するために大変御苦労いただいておりますことを、御報告を伺って一層つぶさに感じておるわけでございます。非常に詳細な経過、経営状態、あるいは収支状況改善についての御要望等につきましてお伺いをいたしましたので、その中の一つ二つについてさらにお伺いを申し上げたいと思うわけでございます。  その一つは、国公立病院の積極的参加が望まれるということの御意見でございました。これは国会におきましてもこれを実現させるためにということで、最大の隘路になっておる独算制の問題、あ……

第80回国会 法務委員会 第8号(1977/05/19、10期、日本共産党)

○委員以外の議員(沓脱タケ子君) ただいま議題となりました民法及び戸籍法の一部を改正する法律案について、その趣旨を御説明いたします。  婦人の経済的、社会的地位の向上を目指す運動が一昨年の国際婦人年を一つの契機として新たな高まりと広がりを示しています。両性の本質的平等をうたった憲法の規定が、従来の政治のもとで、現実の社会生活に生かされず、依然として法制的にも男女の同権が貫かれていない面が残されています。  この中で、いま国民の関心を呼んでいる問題の一つに妻の法的地位を向上させることがあります。  わが党の提出する今回の法律案は、民事法の分野において、妻の法的地位の向上を図るため、相続分の改正、……

第80回国会 予算委員会 第3号(1977/02/22、10期、日本共産党)

○沓脱タケ子君 五十一年度補正予算案に関連をいたしまして質問をいたします。  まず最初に、婦人の地位向上、国内行動計画に関連をいたしましてお尋ねをしたいと思っております。  国内行動計画の策定に当たりましては、わが党を含め諸団体、六十団体にわたる諸団体から要望が寄せられておるのであります。二月一日に発表されました国内行動計画に対する評価でございますが、これは総理は自賛をしておられますけれども、多くの婦人団体、これは非常に厳しい批判が出ております。また同時に、各紙からも主張等におきましてきわめて厳しい批判が出ております。総花的な婦人問題の施策だとか、あるいは方向づけを欠く婦人の行動計画、あるいは……


沓脱タケ子[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第77回国会(1975/12/27〜1976/05/24)

第77回国会 予算委員会公聴会 第1号(1976/05/06、10期、日本共産党)

○沓脱タケ子君 それでは大分遅くなっておりますので、安恒公述人に簡単にお伺いをしたいと思います。  先ほどからの論議でも、五十一年度予算案をめぐりまして、高負担低福祉なのか、高負担高福祉なのかということが大変論議になったわけでございます。安恒公述人は、福祉袋だたき予算だと、こうおっしゃっておられたわけでございますが、私どもも福祉憎む予算だとこういうふうに申しておりますので、まさに御見解はよくわかるわけでございます。  特に国民は、大変なインフレと深刻な不況の中で、生活防衛に大変な努力、苦労をしているわけでございますが、そういった中で、ごく一般的に言いまして、やはり老後の不安、それから疾病に対す……


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第80回国会(1976/12/30〜1977/06/09)

第80回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1977/04/13、10期、日本共産党)

○沓脱タケ子君 それでは最初に大臣に御所見をお伺いしたいんですが、ことしの三月の自治省がまとめられました「地方財政の状況」によりますと、いわゆる人口急増市町村ですね、そこでは義務教育の施設などとともに廃棄物処理施設の整備費に多額を要しているということが言われております。これについて自治大臣としてはどういう御所見を持っておられるか、簡潔にちょっとお伺いをしておきたい。
【次の発言】 最初にちょっと環境庁にお伺いをしたいんですが、まあ大阪のような大都市地域におきましては、大気汚染を防止するためにはいろんな規制がやられておるわけでございます。市町村が行うごみの焼却に当たっても、実際にはごみとして紛れ……



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※このページのデータは国会会議録検索システム参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/18

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