沓脱タケ子 参議院議員
11期国会発言一覧

沓脱タケ子[参]在籍期 : 9期-10期-|11期|-12期-14期-15期
沓脱タケ子[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは沓脱タケ子参議院議員の11期(1977/07/10〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は11期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院11期)

沓脱タケ子[参]本会議発言(全期間)
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第84回国会(1977/12/19〜1978/06/16)

第84回国会 参議院本会議 第16号(1978/04/17、11期、日本共産党)

○沓脱タケ子君 私は、日本共産党を代表して、日韓大陸だな協定の実施に伴う特別措置法案について、総理並びに関係大臣に質問を行います。  私は、この法案がわが国の主権にかかわる重大な問題を持つことにかんがみ、いま尖閣列島をめぐって起こっている事態について、まず質問をしておきたいと思います。  言うまでもなく、尖閣列島及びその周辺海域は、明確なわが国の領土領海であり、かつ、現在主権を行使している地域であります。したがって、今回の中国漁船団の行為はわが国の主権に対する乱暴な侵害行為であり、このような事態をそのままにして日中平和友好条約を締結することは、国民のとうてい納得できることではありません。中国漁……

沓脱タケ子[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院11期)

沓脱タケ子[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第81回国会(1977/07/27〜1977/08/03)

第81回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第閉会後1号(1977/09/14、11期、日本共産党)

○沓脱タケ子君 委員長、ちょっと政府委員に資料を配付したいと思います。
【次の発言】 それでは、限られた時間ですので端的にお伺いをしていきたいと思います。  まず、お伺いをいたしたいと思っておりますのは、本年の一月に環境庁保健部がまとめられましたこの「複合大気汚染健康影響調査 調査の概要及び主要調査結果のまとめ」ですか、これが一月に発表されましたが、その後国会内でもしばしば論議を呼んでおりますし、また環境庁も、その後こういった結果に基づいての行政方針が次々ととられているように思うわけでございます。その際に、国会論議等を通じて明らかになっておりますのは、このまとめでは四十九年度を除いて統計上有意……


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第82回国会(1977/09/29〜1977/11/25)

第82回国会 決算委員会 第4号(1977/11/16、11期、日本共産党)

○沓脱タケ子君 それでは最初に税務行政についてお伺いをいたします。  国税庁御発行の「税務運営方針」によりますと、税務行政というものは公正でなければならないというふうな文言というのが随所に出ております。で、公正というのは、いかなる個人、いかなる団体に対しても差別扱いをしない。そういうことが最低の条件であろうと考えますが、税務行政、そのように行われておりますか。まず最初にそれをお聞きしたいと思います。
【次の発言】 国税庁では前々から「民主商工会−その姿と動き」というようなものが印刷して発行されております。しかも、この文書は「取扱注意」というふうに書かれておりますが、こういうものが毎年出ているよ……

第82回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第2号(1977/10/26、11期、日本共産党)

○沓脱タケ子君 それでは、初めに石原長官にお聞きをしたいと思います。  長官は過日、二十三日のフジテレビでの対談の発言以後、予算委員会、また昨日は衆議院の公環特、またきょうも朝から次々といろいろと質疑の中で、弁明をされたりあるいは訂正をされたりしておられるわけでございますし、公害対策基本法を守りますということをお答えになっていただいたわけでございます。しかし、私は、あえて長官にお伺いをしておきたいと思いますことは、単に言葉だけではなくて、国民が、今日環境行政の後退というのが次々起こっていっているという認識のもとにさらに長官の発言があったという点で、非常に問題がきわめて大きい、重大だというふうに……

第82回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第3号(1977/11/18、11期、日本共産党)

○沓脱タケ子君 それでは、限られた時間でお伺いをしたいんですが、最近の報道を見ておりますと、実は私ちょっと異例なことだなあというふうに感じるわけです。といいますのはね、石原環境庁長官に対する罷免要求決議だとか、それから罷免要求あるいは抗議というのが各団体から非常に多いわけです。これは報道で見る限りでもずいぶん多い。今月になってから報道されている分を見ましても、総評の評議員会で石原長官罷免要求することを満場一致で決議したと、これは十一月の九日です。それから十一月の十一日には、環境週間・全国公害被害者総行動デー実行委員会、ここでは環境庁に石原長官の辞任要求の申し入れがやられております。それから、十……

第82回国会 逓信委員会 第3号(1977/10/27、11期、日本共産党)

○沓脱タケ子君 きょうは私、限られた時間でもございますので、郵政省関係には大変多岐にわたる諸問題がございますが、特に国民の目から見ておりますと、いま郵便料金の引き上げだとかあるいは電話料金の引き上げだとか、あるいは最近では一番問題になっております郵便貯金の金利の利下げの問題、また郵便物の遅配あるいはその他のトラブルを含めてのサービスの低下の問題等々、確かに郵政省に関連する諸事業といいますのは国民生活に非常に密接な関係を持つサービス部門が多うございますので、そういう点で国民の非常に注目の的になっておりますし、特に最近のこれら一連の行政のいろいろなあり方については、国民の非常に強い批判または不満と……

第82回国会 逓信委員会 第4号(1977/11/01、11期、日本共産党)

○沓脱タケ子君 私は、NHK四十九年度決算審議に関連をいたしまして、大変限られた時間でございますので、二、三点お伺いをしたいと思います。  まず第一点は、朝からの審議でも各委員の先生方から問題が提起をされておりますように、やはりテレビ障害の問題というのが国民生活の中で非常に大きな問題になっております。私は、いま問題になっております池袋のサンシャイン60の高層ビルによるテレビ障害に関連をいたしましてお伺いをしたいと思います。  郵政省は五十一年の三月に「高層建築物による受信障害解消についての指導要領」ですか、を御発表になっておられます。それによりますと、「受信障害解消の対象範囲について」というと……


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第83回国会(1977/12/07〜1977/12/10)

第83回国会 決算委員会 第閉会後1号(1977/12/15、11期、日本共産党)

○沓脱タケ子君 それでは、私は、きょうは社会保険の診療報酬についてお伺いをしたいと思います。  健康保険財政の赤字を理由に、つい先日の臨時国会では国民の反対を押し切りまして改悪が強行されました。さらに追い打ちをかけて、保険料率の引き上げ案などを含むような改悪案が通常国会に上程される模様だというふうなことが報ぜられておりますし、けさの大臣の御答弁によりましても、抜本改正を含む改正案を鋭意検討中だというふうなことでございます。私は、これはきわめて重大な課題が含まれていると思うのですけれども、きょうは残念ながら時間がありませんから、これは別の機会に譲ることにしたいと思うんです。  私は、政府は、いま……

第83回国会 決算委員会 第閉会後2号(1977/12/16、11期、日本共産党)

○沓脱タケ子君 質問に入る前に、きょうは私は大蔵省の主計官の御出席をお願いをしていたのですけれども、予算編成のためにどうしても出られないというふうなお話でございます。全くこれはけしからぬ話だと思うのでございます。私は決算委員会は初めて今期参加をしたんですけれども、昨日も厚生省の主管で厚生省の決算委員会をやりましたけれども、その際にも、同僚議員に対する答弁の中で国会軽視の発言があったり、また、御出席をお願いをすると予算編成で忙しいと、こういうことがぬけぬけと言われるというふうなことは、私は許しがたいことだと思うんです。少なくとも決算審議というのは、決算審議によって予算編成に諸問題を生かさなければ……


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第84回国会(1977/12/19〜1978/06/16)

第84回国会 決算委員会 第閉会後1号(1978/07/05、11期、日本共産党)

○沓脱タケ子君 それでは最初に、国税局の幹部職員の退職後の顧問税理士問題が、これは報道関係でも連日報道をされておりますし、また去る七月の三日には、大阪専業税理士協会から告発をされるというふうな事件も起こっております。すでに同僚委員からもお尋ねがございましたので、私端的にこの問題についてお聞きをしていきたいと思うわけです。  こうして報道関係の中でずいぶん報道され、実態がいろいろな形で解明をされてきているという事態を見ておりまして、納税者である国民の立場から言いますと、これは税務行政上に対する非常に深い疑惑と不信というのが広がっているわけです。これは大変重大だと思いますので、少なくともこれだけ社……

第84回国会 決算委員会 第3号(1978/02/10、11期、日本共産党)

○沓脱タケ子君 それではまず最初に、大臣の政治姿勢についてお伺いをしておきたいと思います。  ちょうど十二年前でございましたか、大臣就任に当たって非常にはでなお国入りをされて国民の非難を浴びて辞任をされたという、上林山という防衛庁長官がおいでになったということを大臣御存じですね。なぜあのときに国民の非難を浴びたかといいますと、これはやはり一個人のいわゆる出世祝い、そういうものに、そういう私的行事に国民の税金を使ったということで非難を浴びたと思うのでございますが、税金を使ってのお国入りの行事、祝賀行事をするというふうなことについて、まあこれは非常に単純なことでございますけれども、よいと思っておら……

第84回国会 決算委員会 第閉会後3号(1978/08/31、11期、日本共産党)

○沓脱タケ子君 それでは、最初に国税庁の幹部職員の天下り税理士問題と言われていた問題についてお伺いをしたいと思います。  七月五日に、本委員会におきましてこの国税庁の幹部職員の天下り税理士問題というのを取り上げましたが、そのときに、本委員会で実態調査を含めて善処方を、これは国税庁長官も、また大蔵大臣も表明をされておられます。その後どのような措置をなさったのか、報告を最初にお伺いをしたいと思います。
【次の発言】 八月の一日に国税局長会議を開いて、その後八月の三日に通達をお出しになったと。この通達を拝見いたしますと、2に、「退職職員に対する顧問先あっせん等に当っては、納税者等から批判や疑惑を招く……

第84回国会 決算委員会 第4号(1978/02/15、11期、日本共産党)

○沓脱タケ子君 それでは、きょうは私会計検査院に対しまして御質問をしたいと思っているわけですが、会計検査院は、特に昨今非常に論議の俎上に上りまして、会計検査院としても、これは新しい機構等をつくられて、検査の進め方等についても鋭意御検討中でございますが、進めておられますが、きょうは私お伺いをしたいと思っておりますのは、こういった会計検査の分野の問題についてひとつ御見解をお伺いしていきたいと思っております。  といいますのは、御承知のように、昭和四十四年以来、いわゆる同特法と言われております同和対策事業特別措置法の実施が四十四年からやられまして、五十二年度、ことしでまる九年になります。五十三年度に……

第84回国会 決算委員会 第7号(1978/03/24、11期、日本共産党)

○沓脱タケ子君 それでは大変制約された時間でございますので、きょうは雇用における平等といいますか、むしろ働く婦人の男女差別に関する問題をお尋ねしたいと思います。  一九七五年に、国際婦人年を契機にいたしまして、国会では御承知のように、「国際婦人年にあたり、婦人の社会的地位の向上をはかる決議」というのが全会一致で衆参両院で採択をされました。  その後、メキシコでは、国連におけるいわゆる国際婦人年世界会議で、世界行動計画が採択をされました。わが国の政府代表もとれには賛成をなさいました。その後政府におかれましては、世界行動計画に呼応いたしまして国内行動計画を策定をされ、さらにそれの具体化を図るという……

第84回国会 決算委員会 第8号(1978/03/27、11期、日本共産党)

○沓脱タケ子君 それでは、私は同和対策事業に関連をいたしましてお尋ねをしたいと思います。  今国会では、政府は同特法の延長について、三月六日の衆議院の予算委員会では、総理の答弁で、「地方公共団体、関係者等の強い要望、同和対策協議会特別委員会の中間経過報告にかんがみまして、政府といたしましては、今後も、同和対策事業特別措置法の延長も含め、積極的に努力してまいる所存でございます。」ということで総理はお述べになっておられます。三月八日の参議院の予算委員会におきましては、稻村総務長官は、「政府としましては延長すべきものと考えておりますが、ただし、過去の経過もございますので、各政党間の意見を聞きまして、……

第84回国会 決算委員会 第10号(1978/04/10、11期、日本共産党)

○沓脱タケ子君 それでは大変限られた時間ですので、二つほどの問題を簡単にお聞きしたいと思います。  まず第一に、ロッキード事件を契機に、わが国の内外の新聞あるいはテレビ等の報道で、日本も関係していることを示唆した不正支払い事件というのがよく取り上げられるわけでございます。こういうニュース、報道というものを耳にされた場合には、大体一般論として、外務大臣はどのように対処されますか。
【次の発言】 そうしますと、そういう報道、また国会でも指摘されるとか、あるいは事態の疑惑の解明に取り組むというふうなことは当然の問題として、これは外務大臣の権限と任務から照らしましても当然のことであると思うんですが、そ……

第84回国会 決算委員会 第12号(1978/04/17、11期、日本共産党)

○沓脱タケ子君 私は、限られた時間でございますので、かんばん方式による下請管理を中心に質問をしたいと思っております。  で、わが国の下請中小企業というのは、製造業では出荷額の六〇%近くを占め、日本経済の中で果たしている役割りというのはきわめて重要になっております。しかも、大企業とこれら下請企業との関係というのは、大企業にとってもっぱらコストダウンと国際競争力の強化、それから収益の増大のための仕組みであって、また、さらには景気変動の安全弁として利用されているという関係にございます。そして、これを規制すべき下請代金支払遅延等防止法、現行行われておりますこの法律は、発注元の親企業の責任というのは全く……

第84回国会 決算委員会 第13号(1978/04/24、11期、日本共産党)

○沓脱タケ子君 それでは、私は地方税における同和減免についての質問を行いたいと思います。  わが党はかねがね国税につきましても問題にしてまいりましたが、ちょうど昭和五十年三月十二日の衆議院の大蔵委員会でも、わが党の東中議員が、国税における同和地区の税務行政についての質疑を行っております。そのときには、大阪国税局が部落解放同盟の指揮下にあります大阪府同和地区企業連合会、略して大企連と言っておりますが、ここを窓口にした確定申告書につきましては、所轄の税務署ではなくて、直接国税局が一括して受けつけをする。それから二番目には、法律で定められている提出日の三月十五日を過ぎても受け付けを行う。それから三番……

第84回国会 決算委員会 第14号(1978/05/29、11期、日本共産党)

○沓脱タケ子君 それでは、最初に、国連軍縮特別総会に関連をいたしまして、若干のお尋ねをいたしたいと思います。  国連史上初の軍縮特別総会がこの二十三日、日本時間では二十四日ですが――から始まっております。核兵器を中心とした軍拡競争が恐るべき勢いで進められており、核戦争の危機がなくならない。しかも、他方では広島、長崎における被爆者の多くがいまだに放射能障害に苦しみ続けておる、こういう現状でございますが、このときに軍縮総会が開かれるということはきわめてその意義が重大であると考えます。日本政府代表といたしまして、園田外務大臣が三十日に演説をすることになっております。民間からも、約五百人の国連に核兵器……

第84回国会 決算委員会 第15号(1978/06/07、11期、日本共産党)

○沓脱タケ子君 それでは、最初に円高問題についてお伺いをしたいと思います。  今国会でも、急激な円高による差益の国民への還元問題というのが大変論議をされてまいりました。ところが、最近、関係企業の三月期決算、これの発表を見てみますと、その為替差益の大きさに、一層、国民への還元、つまり、原価が下がったんだから値下げをしろという声というのが非常に大きくなってまいっております。最近の発表を見ますと、電力九社では、直接の輸入差益だけで、五十二年度の下期決算は七百七十二億円、これらの電力会社というのは、直接差益だけではなしに、間接差益を含めますと、四千億に上るであろうということが、通産省の関係者からも言わ……

第84回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第閉会後1号(1978/07/06、11期、日本共産党)

○沓脱タケ子君 それでは、大変限られた時間ですので、端的にお聞きをしていきたいと思います。  最初に、伊東参考人に、ごく簡単にお聞きをしたいと思います。と申しますのは、午前中からの審議の中でも問題になっております中公審の答申の末尾三行ですね、これがどうなったかという問題というのは、これはもう衆参両院、毎回問題になっておるわけです。先ほどのお話を伺いますと、論議をなさって、そしてそれを事務局である環境庁に書かせた、こういうことでございますか。――そういうことであれば、だれが御提案になったのか、これをちょっと伺いたいわけです。
【次の発言】 きのうの衆議院の公環特では、橋本局長は、これは案文という……

第84回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第閉会後2号(1978/07/27、11期、日本共産党)

○沓脱タケ子君 それでは、初めに、去る七月の十一日にNO2の環境基準の告示を強行されましたことについて、私は本当に憤りを感じますと同時に、心から長官に抗議をしたいと思います。 あの七月十一日以来、全国から集まられた公害患者被害者の皆さん方の夜を徹しての悲痛な叫びも顧みない。それだけではありません、中公審答申の指針値の科学性、これが問われている。そういう疑問が提起をされている。  もう一つは、午前中からの審議の中でも問題になっておりますように、専門委員の中の四人の委員の方々が、鉄鋼連盟のNOx基金だとか、あるいはトヨタ財団からの研究費あるいは経団連のいわゆる産業環境科学研究会、そういうところから……

第84回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第5号(1978/02/22、11期、日本共産党)

○沓脱タケ子君 それでは、長官の所信表明に対しまして若干の質問を行いたいと思います。  実は、きょうはもう朝から、環境行政大変だから環境庁しっかりしないとどんどん後退をしていくじゃないかというふうに各委員からもすでに御指摘がございました。長官は所信表明でこうおっしゃっているんですね。「現在景気回復のため大規模な公共投資による経済産業活動の刺激が要請されているのでありますが、このような情勢にあっても、環境保全の基本的条件が保持されるよう十分留意してまいる所存であります。」と、ここが非常に大事だと思うわけでございますが、御承知のように、五十三年度予算案ですね、国全体の予算案は、公共投資の伸びという……

第84回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第6号(1978/03/22、11期、日本共産党)

○沓脱タケ子君 それでは、時間の制約がございますので、簡単に、最初に質問事項をお二人の参考人に一遍に申し上げておきます。ひとつ簡潔にお述べをいただきたいと思います。  一つは、流域下水道等の大規模下水道の建設についてのデメリットというのがずいぶんいろいろと論議をされてきております。そこで、これはまあ久保参考人はお立場上、基本的に大規模流域下水道をお進めになっておられる立場の方でございますし、この機会に、流域下水道等大規模にしていくことでのメリットは一体何なのか、それをひとつお述べをいただいておきたいと思います。  もう一つは、それに関連をいたしまして、混合処理についての弊害、これはずいぶんいろ……

第84回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第7号(1978/03/29、11期、日本共産党)

○沓脱タケ子君 それでは、公害健康被害補償法の一部改正の法律案審議に関連をいたしまして、お伺いをしたいと思います。  去る二十二日に、山田環境庁長官に対しまして中公審からNO2の答申がございました。今度の答申の中身というのは、いわゆる今回の指針値というのは、短期暴露の影響の場合には一時間値が〇・一ないし〇・二PPm。長期暴露の影響の場合が年間平均値で〇・〇二ないし〇・〇三PPmという二本立ての指針値として提案をされているわけでございます。で、この指針値の提案は、日平均値、つまり現在の環境基準は日平均値ですからね、これに換算をいたしますと約〇・〇四ないし〇・〇六PPmとなるということから、現在の……

第84回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第8号(1978/03/31、11期、日本共産党)

○沓脱タケ子君 私は、日本共産党を代表して、公害健康被害補償法の一部を改正する法律案に対する修正案の提案理由とその概要の説明を行います。  政府案は、補償費等の一部に充てるため、自動車重量税の収入見込み額の一部に相当する金額を交付するという四十九年度以来の臨時措置を、五十一年に続き再び二年間延長するというものであります。  日本共産党は、この臨時措置を決めた四十九年、五十一年の過去二回の審議におきまして、この自動車重量税収の一部引き当て措置は、自動車メーカーを免罪し、ユーザーに責任を転嫁するものであること、また、この措置は一般会計から支出される国費でもって補償費を負担することであることを指摘し……

第84回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第10号(1978/04/19、11期、日本共産党)

○沓脱タケ子君 それでは、鳥獣保護法の一部改正に関連いたしましてお伺いをしたいと思います。前回から非常に多面的に質疑がなされておりますので、私はごく二、三点についてお伺いをしたいと思っております。  先ほども御質疑の中で出ておりましたように、元環境庁長官から大変厳しい御批判や御意見が出ておるという問題、あるいはそのためにわざわざ議員連盟などができているというふうな問題も含めまして考えてみなければならないと思うのです。で、本法の改正の必要性というのは、これは鳥獣の生息環境が国土開発などで急速な変化をして、また、猟銃などによる事故等も起こっておるというふうな事情から、狩猟制度の適正を期すという立場……

第84回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第11号(1978/04/26、11期、日本共産党)

○沓脱タケ子君 それでは、限られた時間でございますので、端的にお聞きをしていきたいと思っております。  きょうは、三月二十二日に中公審から答申をされましたNO2の指針値についてお聞きをしたいと思っています。  三月二十二日に中公審答申が出て、NO2について、「短期暴露については、一時間暴露として〇・一―〇・二PPm」、それから、「長期暴露については、」「年平均値として〇・〇二―〇・〇三PPm」というのが答申をされました。それにつきましては三月二十九日の本委員会で、私、一定の批判と意見を付した質問を行ったわけでございます。さらに、四月の十八日に、これは公害弁連と全国公害患者の会連絡会から、あの指……

第84回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第12号(1978/05/10、11期、日本共産党)

○沓脱タケ子君 それでは、大変限られた時間でございますので、端的にお伺いをしていきたいと思うんです。  鈴木参考人にお伺いをいたしたいと思います。これはいままで冒頭でのお話をいただいたり、また質疑応答の中で、いろいろとそれぞれの局面で御答弁をいただいておる問題も含めまして、私、お尋ねをしていきたいと思うんです。  まず最初にお伺いをいたしたいと思いますのは、お述べになったと思うんですけれども、今回答申をなさいました、いわゆる指針値というその数値の性格ですね、これは何でしょうか。念のためにお聞きをしたいのです。
【次の発言】 お話の中でもそういうふうに伺っておりますんですが、改めて実はお伺いを申……

第84回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第15号(1978/05/31、11期、日本共産党)

○沓脱タケ子君 それでは、一定の限られた時間でございますので、幾つかの点について質問をしたいと思います。  瀬戸内海環境保全臨時措置法が、延長期間もいよいよ近づきまして、その後継ぎ法がやっと審議の日の目を見るという段階に来たわけでございます。幾つかの新しい点という形で、水質の総量規制、それから赤潮対策、海浜保全、こういった点は出ておるわけでございますけれども、しかし今日置かれております瀬戸内海の深刻な状況から見ますならば、今回出されてまいりました後継ぎ法というのは、現状との対比をいたしますと、きわめて不十分だと思うわけでございます。すでに衆議院でも、また本院におきましても、同僚委員からそれぞれ……

第84回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第16号(1978/06/02、11期、日本共産党)

○沓脱タケ子君 それでは、大変限られた時間でございますので、お伺いする点をそれぞれ申し上げたいと思います。  まず、水野参考人にお伺いをしたいと思うんですが、これはすでにお述べになっておられますけれども、埋め立ての問題というのが非常に重大な問題です。今回の法案でも規制については何ら現行の臨時措置法とは変わらないという状況になっております。で、この五年間の埋め立ての面積あるいは件数等は減っておりますけれども、現実に見てみますと、ちょうど臨時措置法施行以前からの計画が表面化をしていて、それがそっくりそのまま臨時措置法施行の期間に申請をされあるいは許可をされていると、こういうことになっているわけです……

第84回国会 地方行政委員会 第5号(1978/03/30、11期、日本共産党)

○沓脱タケ子君 それでは、法案審議に関連をいたしまして、ごく簡単な点を二、三点お伺いをしたいと思います。  まず最初に、固定資産税の関係についてお伺いをしたいんです。  最初にお伺いしたいと思いますのは、固定資産税の性格というのは一体何なのかという点、これについてお伺いします。
【次の発言】 物税ということで、その資産を所有する所有者にかかるという物税なんですね。  次に、固定資産税の課税標準の特例についてお伺いをしたいんです。その具体的な問題としては、国際線の航空機の特例について、これはいまどういうふうになっていますか。
【次の発言】 それはいつからやられているんですか。

第84回国会 逓信委員会 第4号(1978/03/28、11期、日本共産党)

○沓脱タケ子君 それでは、NHKの五十三年度予算案の審議に関連をいたしまして質問をしたいと思います。  私は、NHKの予算案審議は初めてでございますので、基本的なところからひとつ教えていただきたいというふうに思いますので、最初にお願いをしたいと思います。  NHKというのは、放送法に基づく特殊法人という経営体で、わが国唯一の公共放送事業体だというふうにNHKの概況には述べておられます。そしてNHKというのは、国の出資を受けない、まだ、特定の資本によることなく、全国の視聴者から受信料を受け取って、それを財源として築き上げられてきたものだ。したがって、NHKの財政的基盤というのは、日本の公共放送と……

第84回国会 逓信委員会 第7号(1978/04/11、11期、日本共産党)

○沓脱タケ子君 それでは、限られた時間でございますので、最初にロランC基地の電波障害についてお伺いをしたいと思うんです。  現在、米軍が千葉県の柏市に設置を計画しておりますロランCの危険性というのは、すでにわが党の不破書記局長が予算委員会で明らかにいたしましたが、最近の情報では、このロランCが電波障害を起こす事実が明らかにされている。そして地元柏市を初め周辺の住民に大変不安を与えておるのでございます。郵政省は、このロランCの柏市設置の決定以来、日米合同委員会の合意に基づいて米軍と協議を進めておられますね。この協議の内容、それから電波障害の実態について、まず最初にお伺いをさしていただきたいと思い……

第84回国会 逓信委員会 第9号(1978/04/18、11期、日本共産党)

○沓脱タケ子君 それでは、きょうは国際電電と電電公社あわせてお伺いをしたいと思っておりますが、それに先立ちまして一言どうしても申し上げておかなければならないと思いますのは、昨日公労協に対するベースアップの回答ですね、平均三・八%という超低額回答がなされた。驚くべきことだと私も思いますが、そういう点では、これは見てみますと、予算が七・二%組んである、それの約半分ですね、昨年と比べましても半分以下。こういう驚くべき状態になっておるわけでございますが、今日の日本の深刻な不況と経済危機の中で、これを打開していくための一つの重要な柱というのは、何といいましても国民の購買力を豊かにしていくということで、こ……

第84回国会 逓信委員会 第10号(1978/04/25、11期、日本共産党)

○沓脱タケ子君 それでは、皆さんもおっしゃいましたけど、きょうから郵便貯金の金利引き下げが断行されたわけです。国民の目から見ますと、いろいろな御意見がありますけれども、こう短期間にたびたび、しかも連動的に利下げがやられるということになりますと、政府機関がやっておる郵便貯金ということで国民の皆さんからはやはり民間金融機関とは違う一種の信憑性というか信頼性というものがあったのが、これはそういう点では大きく損なわれたのではないかと思うわけです。そういう点では、国民のための郵便貯金と常々おっしゃっておられるわけですけれども、全く口先だけじゃないかということに国民の立場からは受け取られざるを得ない、きわ……

第84回国会 逓信委員会 第12号(1978/05/11、11期、日本共産党)

○沓脱タケ子君 それでは、法案審議でございますので、大臣もどうも大蔵にしてやられたと言うておられるわけですけれども、法案改正の目玉であります進学ローンについてお聞きをしていきたいと思います。  私はそれをお聞きするに当たって、前提として、大臣も先ほどちょっと触れられましたけれども、今日の教育で進学ローンをつくらなければならないという情勢になっておる文教行政というのは、ひとつ片方に重大な問題があると思うわけですね。そういう点で、進学ローンの条件とも非常に深い関係があろうと思いますので、そういった点も勘案をしまして、少しその面でも先に前提としてお聞きをしたいと思っております。  調査の資料等を見て……

第84回国会 逓信委員会 第14号(1978/06/01、11期、日本共産党)

○沓脱タケ子君 それでは、若干の時間をちょうだいいたしまして、前回の委員会に引き続きましてお伺いをしたいと思います。  前回の委員会におきまして、私、郵便貯金法の第二条におきましては、「郵便貯金は、国の行う事業であって、郵政大臣が、これを管理する。」と明記をされておりますが、「管理」とは一体何をするのかということについての御質疑を申し上げまして、御答弁を実は預けておるわけでございますので、その点を最初にお伺いをいたしたいと思います。
【次の発言】 これは大臣に答弁を預けたので、本来大臣から御答弁をいただかなければならない筋合いなので、まあ事務的な御答弁を局長からお伺いしたと了承いたします。  ……

第84回国会 逓信委員会 第15号(1978/06/06、11期、日本共産党)

○沓脱タケ子君 それでは、非常に限られた時間でございますので、二、三点集約してお伺いをしたいと思っております。  せっかく大蔵大臣においでをいただいておりますので、まあそれは、財政金融問題を含めてのお話を伺いたいというふうに思いますけれども、時間の制約がございますから、端的に伺っていきたいと思います。  一つは、今日、私ども日本の国民生活の実態の中で、子供たちの教育というのは、大変な事態になってきているということでございます。これは、すでに御承知のように、特に私立大学の入学一時金というのが、文部省の統計によりましても、三十三万から九十五万というのがことしの統計でございます。これは医科歯科系を除……


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第85回国会(1978/09/18〜1978/10/21)

第85回国会 決算委員会 第1号(1978/09/27、11期、日本共産党)

○沓脱タケ子君 それでは最初に厚生行政また環境行政等に絡むサラ金被害の問題についてお伺いをしたいと思います。  すでにサラ金問題、特にサラ金被害者の問題というのはたびたび国会でも問題になっていっておりますし、特にサラ金被害は依然として広範かつ深刻になってきているわけでございます。ところが、対策というとさっぱり進まないという状況になっております。  最初に、ちょっと大蔵省にお聞きをしたいのですけれども、再々問題になっておりますが、その後対策がどのように進んでいるのか。特に昨日は六省庁の会議も持たれたやに伺っておりますが、どういうことが、どういう対策が進んでいるのか、簡潔にお伺いをしたいと思います……

第85回国会 決算委員会 第2号(1978/10/13、11期、日本共産党)

○沓脱タケ子君 それでは、国際電信電話株式会社についてお伺いをしたいと思います。  実はきょう、国際電電から参考人として御出席をいただいて、一つずつ確認なり、あるいは御参考の意見を聞かしていただきたいと思っていたんですけれども、理事会で御承認をいただけませんでしたので、これは大変残念なことになっております。  国際電電の沿革を見てまいりますと、以前はいわゆる国際電信電話事業というのは、国内も国際も含めて国営事業でございました。戦後、特にサンフランシスコ条約が結ばれました直後、いろいろな事情のもとで、国内の電気通信というのはいわゆる日本電信電話公社、それから国際関係のものについては国際電信電話株……

第85回国会 決算委員会 第閉会後2号(1978/10/31、11期、日本共産党)

○沓脱タケ子君 それではお伺いをしていきたいと思います。  いま婦人労働旬間の行事が進められております。やはり依然として職場における男女差別というのは多様な形であらわれてきております。昨日や本日の新聞報道などを見てみましても、女子の学卒者の就職というのはきわめて厳しい狭い門になっております。一昨日の報道によりますと、女子の学卒者の就職というのは、採用ゼロの企業というのは昨年と比べましても、昨年は三〇%であったのが六〇%にふえているということで、非常に厳しいわけでございますが、さらにそれに加えて、女子の場合には自宅通勤者を採用条件にする、あるいは浪人経験者を排除する、そういう傾向が出てきていると……

第85回国会 決算委員会 第3号(1978/10/16、11期、日本共産党)

○沓脱タケ子君 それでは、限られた時間でございますから、端的にお伺いをしていきたいと思います。  農漁村協会というのがございますね、この農漁村協会は農林水産省の認可法人であるのかどうか、それをまず最初に……。
【次の発言】 この法人、農漁村協会というのは昭和二十二年に設立をされた。所在地とか役員、それから事業内容、それから財政収支の報告等はどうなっているのか、ちょっと簡単、簡潔にお伺いしたい。
【次の発言】 それで、そうすると農水省としては、これは休眠協会だと、休眠法人だということなんですね。で、役員も期限切れだとおっしゃるわけですね。これは五十一年の五月二十日で任期を満了したということなんで……

第85回国会 決算委員会 第閉会後3号(1978/11/14、11期、日本共産党)

○沓脱タケ子君 それではきょうは、所在地が東京都豊島区東池袋一の十五の二の大和スキー開発株式会社という会社に関連する問題をお伺いをしたいと思っております。  大和スキー開発株式会社というのは、新潟県の塩沢町、長野県の山ノ内町にスキー場の開発をということで、そしてロッジだとか別荘なぞの甘いキャッチフレーズで庶民の夢をかき立てて、悪徳商法の数々を重ねて膨大な被害者を出している、こういう問題に関連をいたしましてお伺いをしていきたいと思います。  まず、被害の実態でございますけれども、実は私、大阪を中心にする被害者の皆さん、また関東――東京、神奈川等を中心にする被害者の皆さん方からその実態をつぶさに拝……

第85回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第閉会後1号(1978/11/07、11期、日本共産党)

○沓脱タケ子君 限られた時間でございますので、本題に入る前に若干NO2に関連をしてお聞きをしておきたいと思います。  端的にお聞きをしておきたいんですが、朝からこれはずっと問題になっておりますので、ちょっと記憶をたどってみますと、七月十一日、いわゆる数々の疑惑に包まれたままで、しかも疑惑が未解明のままで、厳しい国民的な批判を浴びながらNO2の基準緩和というのが強行をされたわけです。告示直後に患者会との話し合いの中で、これは前橋本大気保全局長が四項目の確認事項をお約束されたんですね。その一項目に、NO2の基準緩和をめぐって明るみに出た数々の疑惑については納得のいく説明をするということ、それからも……

第85回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第2号(1978/10/20、11期、日本共産党)

○沓脱タケ子君 それでは、限られた時間でございますので端的にお伺いをしていきたいと思うわけでございます。  大体チッソ株式会社がこれはもう利潤追求のためにたれ流した有機水銀によって起こった水俣病、これはもう私がここで改めて申し上げるまでもなく世界に全く類例を見ない大規模な公害でございます。この水俣病の患者さんが公式に認められてからすでに二十二年なんです。政府が認定をしてからでさえも十年。ところがいまなお申請者の中で滞留者がことしの八月現在で四千九百九十二名。この人たちの処分終了までどのくらいかかるかということについては、これは熊本県で言っておりますように、いまのテンポでいけば二十年以上かかると……

第85回国会 逓信委員会 第閉会後1号(1978/11/17、11期、日本共産党)

○沓脱タケ子君 それでは、電話料金についてお伺いをしたいんですが、電話料金が不明朗だという国民の声というのは年々大きくなっておりますし、料金に対する苦情も年々ふえてきております。公社の資料等を拝見いたしましても、昨年二十四万七千件、加入電話台数比がそれでも〇・七%というところだそうですね。で、まあそこ一、二年と見ますと、大分急速にふえてきております。七五年では十三万一千件であったのが二十四万七千件になっているということで、約二倍近く。もちろん電話加入台数がふえているから、パーセントとしたら大してふえていないということですね。で、これらの解決についても、公社の資料等を拝見していってみますと、二十……

第85回国会 逓信委員会 第2号(1978/10/17、11期、日本共産党)

○沓脱タケ子君 それでは、日本放送協会五十年度決算に際しまして、二、三点のお尋ねをしたいと思っております。  NHKは、放送法に基づく特殊法人で国の出資を受けない、また特定の資本にも頼らない、もっぱら全国の視聴者からの受信料を受け取って、これで運営をする日本ではただ一つの公共放送事業体でございます。したがって、公共放送として国民の信頼にこたえるためには、これは何と言っても言論・報道機関として番組編成の自由、経営の自主性の確保というのが何よりも大切であるということがNHKの基本的性格であると理解をしておりますが、会長、これは変わってないですね。

第85回国会 逓信委員会 第3号(1978/10/19、11期、日本共産党)

○沓脱タケ子君 それでは最初に、ちょっと大臣に一言お伺いをしたいのですが、去る十三日の決算委員会で、私質疑をいたしましたいわゆる国際電電ですね。これは大臣の監督下にある国際電電でやられております労務対策、非常に重大な問題があるということを私事実をもって指摘をいたしましたが、大臣はそれが事実であれば重大問題だというお答えがございました。直ちに調査をしてということのお話でございましたが、その後御調査をなさられたのかどうか、そして調査の結果、認識はどうであったのか、あるいはそれに対する対処をどのようにお考えになっているか、それを簡潔にお伺いしたいと思います。


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第86回国会(1978/12/06〜1978/12/12)

第86回国会 決算委員会 第閉会後1号(1978/12/20、11期、日本共産党)

○沓脱タケ子君 それでは、最初にダグラス社にかかわる問題についてお伺いをしたいと思います。  従来から疑惑が持たれておりました、ダグラス社の海外秘密支払いの件を追及しておりましたアメリカの証券取引委員会の報告が十二月十五日に公表されました。その中に日本関係も含まれているということが報道されまして、非常に重大問題になっておるわけでございます。  この件につきましては、実は私ごとしの四月の十日の本決算委員会で取り上げまして、外務大臣を初め運輸省、防衛庁の見解をお聞きしておりました。そのときは、まだわが国の政府高官に秘密支払いの金が流れたかどうかということが明確になっていなかった。しかし、ロッキード……


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第87回国会(1978/12/22〜1979/06/14)

第87回国会 決算委員会 第1号(1979/02/14、11期、日本共産党)

○沓脱タケ子君 それでは、私、きょうは政治資金、特に企業献金についてお聞きをしたいと思っております。  最初に、自治省にお伺いをしたいんですけれども、いま問題になっております日商岩井の政治献金ですね、これについて、昭和四十三年から五十二年までの十年間にわたる政治献金先ですね、これをひとつおっしゃっていただけませんか。
【次の発言】 官房長官がちょっとおくれるらしいんですね。  それで、それじゃ先に入りますが、日商岩井から二十五の政治団体に一億二千余りの政治献金が企業献金としてやられているということです。私はちょっと少し角度を変えてお伺いをしたいんですが、日商岩井は昭和四十八年から五十二年までに……

第87回国会 決算委員会 第5号(1979/05/30、11期、日本共産党)

○沓脱タケ子君 私は総理に金大中事件についてお伺いをいたしたいと思います。  総理は、二月の八日の衆議院の予算委員会におきまして、金大中問題についての質問に対して、「私は主権侵害について、それに対する疑惑がないと言っているわけじゃないのです。そういう疑惑」つまり、KCIAによる主権侵害の「疑惑は広く深くあることは認めます」と答弁をしておられます。いまもこのお考えに変わりはないのでございましょうか。
【次の発言】 そうしますと、疑惑ありという御認識に立ちますならば、日本政府の総理・総裁としてとるべきお立場というのは、その疑惑を徹底解明をし、主権侵害をうやむやにしないことしかないんじゃないかという……

第87回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第4号(1979/03/16、11期、日本共産党)

○沓脱タケ子君 それでは、私は大臣所信に関連をいたしまして、三月五日に大分地裁から判決が出ました大分新産都第二期計画の問題についてお尋ねをしていきたいと思います。短かい時間でございますので端的にお伺いをしていきたいと思います。  まず、大分新産都第一期計画の一号地から四号地までの進出企業が操業を開始した昭和四十年代の中ごろから一号地、二号地の後背地であります三佐地区、それから家島地区の環境破壊が急テンポに進行いたしました。三月五日の大分地裁の判決は、第一期計画の結果発生した公害のひどい状態について明確な事実認定を行っているわけでございます。  そのポイントを時間がありませんから簡単に申し上げま……

第87回国会 逓信委員会 第3号(1979/03/01、11期、日本共産党)

○沓脱タケ子君 きょうは、先日来同僚委員からも質疑が各角度からやられております郵便事業の大問題について、実は御承知のように昨年の十二月十七日以来、きわめて重大な問題ということで本委員会でもたびたびその機会を設けたわけでございますけれども、当局の御努力の問題もあるということ等もありまして、実は本委員会での審議はきょうが初めてでございます。  で、私は、各委員からもおっしゃっておられますように、昨年来からことしの年初にかけてのこの著しい混乱というのは非常に大変だったと思うんです。政府・郵政省の発表でも、最大の滞貨が千三百三十一万通、おくれの最大が一週間とおっしゃっておるんですけれども、実情はもっと……

第87回国会 逓信委員会 第5号(1979/03/29、11期、日本共産党)

○沓脱タケ子君 それでは、NHKの昭和五十四年度予算案の審議に当たりまして、若干の問題をお聞きをしておきたいと思います。  会長の予算説明によりますと、今回、この昭和五十四年度は百五十一億七千万円の支出超過になると、それの帳じりを合わせるのに、いわゆる昭和五十二年、五十三年度の繰越金百二億円と、それから借入金の四十九億七千万円ということで収支の帳じりを合わせて、受信料の引き上げというのはやらずに据え置くことにしたと、こういうふうにお述べになっておられるわけです。そうしますと、国民、特に視聴者サイドでまず問題になるのは、それでは昭和五十五年度はどうなるのかということですが、その点についてはどうな……

第87回国会 逓信委員会 第6号(1979/04/26、11期、日本共産党)

○沓脱タケ子君 きょうは、総理が訪米前に国民の声をちゃんと聞いて訪米をしてもらいたいということで本委員会が開かれたわけですけれども、残念なことに総理の御出席が得られない。 きわめて遺憾だと思っております。  最初に、官房長官にお聞きをしたいんですけれども、東京ラウンドをめぐって、特に本委員会で問題になっております電電公社の全面開放の問題というのが大問題になっておるわけですが、まずお聞きしておきたいと思いますのは、日本の国の、日本外交の姿勢ですね。日本外交の姿勢として、当然対等、平等、自主性というものを確立するということ。それから、経済主権の確立ということが不可欠だと思うのですけれども、まず、内……

第87回国会 逓信委員会 第7号(1979/05/24、11期、日本共産党)

○沓脱タケ子君 それでは、私は実は昨年の十月の十三日に本院の決算委員会で質疑を行いましたKDDの労務対策についてお伺いをしたいと思っております。  決算委員会の当日は、委員会運営の御都合で、KDDの皆さん方に御出席を得られないままで審議がなされました。事がきわめて重大な問題点だと思いますので、私は欠席裁判のままではこれはKDDにとってもよろしくなかろうと思いますので、きょうは事実関係について皆さん方に御確認をいただいて、そして対策をお伺いいたしたい、そう思っているわけでございます。  で、ごく集約的にまとめて申し上げますと、私が昨年の十月にお尋ねを申し上げました内容といいますのは、KDDの労務……

第87回国会 逓信委員会 第8号(1979/05/29、11期、日本共産党)

○沓脱タケ子君 それでは、きょうは私、三月一日の本委員会における質疑に関連をいたしましてお聞きをいたしたいと思っております。  昨年の年末からことしの年初にかけましての郵便事業の混乱は大変なものでございまして、国民に大きな迷惑をかけました。しかも、国民に迷惑をかけた責任というのは郵便事業の責任を持つ郵政省にあるという指摘というのは、これは私も三月一日に申し上げましたし、御当局もそのことをお認めになられたわけでございます。  で、その後、私どもそういった点での解決を当局が鋭意進められているのであろうというふうに御信頼を申し上げておるわけでございますが、しかし、私どもの目に触れますのは、四月二十八……

第87回国会 逓信委員会 第9号(1979/06/05、11期、日本共産党)

○沓脱タケ子君 それでは、わが国でも人工衛星が、特に通信衛星、放送衛星の実用化を行うという段階で、これの運営に関する機構法をつくろうということで法案が提起をされているわけです。大変重要な問題を含んでいる機構法案でございますので、いただいておる時間の範囲で幾つかの点を指摘しておきたいと思っているわけです。  まず最初に、機構についてお聞きをしたいと思いますが、今度の機構については、特殊法人にしないで認可法人にした理由でございますね。これを最初にお聞かせを願いたい。
【次の発言】 認可法人にした理由というのは、民間が参加ができるという状況を確保するということが中心でございますね。ところが、初年度の……

第87回国会 予算委員会 第9号(1979/03/16、11期、日本共産党)

○沓脱タケ子君 三月の十二日に日産自動車に対する中本ミヨさんの定年差別撤廃の訴えについて東京の高裁の判決がありました。私は、きょうは労働大臣に要請をしておきたいと思うんですが、会社は上告をしないように、そしてまた定年差別を是正するように、この御指導をなさることを冒頭に労働大臣に要請をしておきます。  きょうは時間がありませんから直ちに本題に入ります。  今日、百万人を超す完全失業者が二十五カ月も続いておるわけでございます。特に中高年労働者の有効求人倍率というのは、これは五十三年の十月で〇・二一と依然として深刻でございます。しかも減量経営と言われております大企業の戦略ラインに沿って不況産業を先頭……


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第88回国会(1979/08/30〜1979/09/07)

第88回国会 決算委員会 第閉会後2号(1979/10/12、11期、日本共産党)

○沓脱タケ子君 それでは最初に鉄建公団のいわゆる不正経理に関連して指摘をしていきたいと思います。  昨日の運輸委員会以来の本委員会も含めての報告によりますと、カラ出張による裏金というのが三億九千五百万円、そしてそのうちの職員支給分というのが二億五千九百万円、雑費というところの使用分が一億三千五百万円ということの報告がなされております。職員支給分を何に使ったかという点で、これは会計検査院は超過勤務、超勤見合いだという表現をしておられるんですね、職員支給分の金額というのは超勤見合いだと。そうじゃないんですか。それは何ですか。
【次の発言】 そうすると、公団は、職員支給分というのは職員の超勤に支給し……

第88回国会 逓信委員会 第閉会後1号(1979/10/29、11期、日本共産党)

○沓脱タケ子君 それでは、短時間ですから端的にお伺いしていきたいと思います。  鉄建公団の不正経理を初め、特殊法人の一連の事件に引き続きまして、今度出てまいりましたKDDの密輸事件に絡む今回の事件については、国民の皆さん大変苦々しく、またあきれ返っております。そして、何といってもまず国民的関心の一つは、起こっている事態をまず明確にせよ、そして、こういうものが起こってきた根源は一体何なのか、これを明らかにせよ、そしてその根源を断ち切れ、こういう立場で非常に強い御関心を示しておられるというのが今日の問題でございます。  そういう観点でお伺いをいたしますが、まず、けさほど来の三つの御報告を承りました……


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第89回国会(1979/10/30〜1979/11/16)

第89回国会 決算委員会 第1号(1979/11/15、11期、日本共産党)

○沓脱タケ子君 それでは新しい事態を迎えておりますので、最初にKDDに関連をいたしまして法務省に若干お聞きをしたいと思います。  昨日、東京税関が佐藤陽一前社長室長を初め三人の社員とKDD本社を関税法違反及び物品税法違反容疑で東京地検に告発をされました。  そこで、刑事局長にお聞きをしたいのですけれども、告発前から数日来接触をしていたというふうに言われておりますが、それは事実なのかどうかということ、及びそれでは捜査の現状というのはどういうふうになっているのかという点ですね、それを最初にお聞きしたい。
【次の発言】 それで、関連をいたしましてお聞きをしたいのは、社員三人の告発にとまっているわけで……


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第90回国会(1979/11/26〜1979/12/11)

第90回国会 決算委員会 第閉会後3号(1979/12/20、11期、日本共産党)

○沓脱タケ子君 それでは、私最初に防衛庁に環太平洋合同演習、リムパックについてお伺いをしたいと思います。  防衛庁がリムパックに参加をするという発表をなさって以来、国民の中では疑問が広がっておりますと同時に、反対の意見が大きくなっております。また、マスコミでもいろいろな批判が出るようになっております。  そこで、リムパックというのは一体どういうことをやるのかというのが国民の中に明らかになっていない、そういう点で私そのことについて簡単にお聞きをしていきたい、そう思うわけです。  最初にお伺いをしたいのは、過去六回すでにリムパックというのがやられておりますね。前回リムパックに参加をした国別の規模を……

第90回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第2号(1979/12/05、11期、日本共産党)

○沓脱タケ子君 環境庁というのは、昭和四十六年に、公害から国民の健康と命、そして生活環境を守る正義の味方として発足をしたのでございますが、最近では大分様相が変わってきております。特に最近の事情を見ましても、昨年のNO2環境基準の大幅緩和、あるいはアセスメント法の四回に及ぶ流産、いずれも鉄綱業界あるいは自動車工業会など、産業界の強い圧力によってなされてきたということはいまや周知のことになってきております。また、特に重大だと思いますのは、公害に苦しんでおる患者の救済のためにあります健康被害補償法、これに対しても加害企業あるいは産業界の強い意図が働いて、法の見直しだとか、あるいは指定地域解除、患者救……

第90回国会 逓信委員会 第1号(1979/12/06、11期、日本共産党)

○沓脱タケ子君 十二月の四日に警視庁はKDDの強制捜査に踏み切りました。密輸品及び国内購入の装身具、絵画、骨とう、それから高級インテリアなど、これは全部で幾らあるのか知りませんけれども、いろいろな報道を総合いたしましても一万点に近い品物の行方についての疑惑、これは依然として残されております。  十月の二十九日の本委員会での審議以来国会内外で取り上げられ、また問題になっておりますのをちょっと考えてみますと、一つは贈答品の行方、それからパーティー券の購入、三つ目は二千万近いと言われる商品券の行方、それから現金授受の疑い、さらには政治家への各種の便宜供与あるいは利益供与などが出てまいっておるようでご……


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第91回国会(1979/12/21〜1980/05/19)

第91回国会 決算委員会 第1号(1980/01/22、11期、日本共産党)

○沓脱タケ子君 それでは、質問に入る前にちょっと委員長にお願いをしておきたいと思いますが、きょうは休会中の決算委員会でございますけれども、関係大臣の委員会での御出席というのが、出たり入ったりで非常に審議のしにくい状況が続いているわけでございます。特に朝の理事会の中でもいろいろと御意見が出た点につきましては協議をして、国会側としても協力をするという立場をとってまいったわけでございますけれども、そういう理事会での協議の中に出ていなかったにもかかわらず、その当該の決算対象である官房長官がまた途中で御退席になる、こういうことになりますと、これは国会における決算審議というのがまともにできない。こういう不……

第91回国会 決算委員会 第9号(1980/04/14、11期、日本共産党)

○沓脱タケ子君 それでは、最初に住宅金融公庫の問題について簡単にお聞きしたいと思うんですけれども、公営住宅法が改正をされまして単身者も入居できるようになりました。これにつきましては、これはもうわが党もかねがね主張しておりましたし、多くの大衆団体、国民の皆さん方の運動が実ったものとして大変喜ばれております。たとえばこの問題で長い間取り組んでこられました独身婦人連盟という一つの団体がありますが、この独身婦人連盟の方々も、まだ問題は残っているとしながらも、長年の労苦が報われたということで大変喜んでおられるところでございます。  ところが、住宅金融公庫の個人住宅資金の貸し付けについては同居予定者が一人……

第91回国会 決算委員会 第11号(1980/04/23、11期、日本共産党)

○沓脱タケ子君 大平総理にただすべき問題というのは非常にたくさんございますが、本日は時間がきわめて限られておりますので、国民がいま政治に求めている最重要課題の一つでございます政界の浄化、これについて、自民党の総裁でもおいでになります大平総理にお聞きをしたいと思います。  最近、KDD問題、日税連の法案の買収問題、浜田氏の賭博問題など一連の事件を通じまして政界の腐敗に対する国民の批判はますます高まり、政治不信はいよいよ深まっておるのでございます。 いまこそ政治への信頼、議会制民主主義への信頼を回復するというための努力、これはわが国すべての政党に求められていると考えるわけでございます。  そこで、……

第91回国会 決算委員会 第12号(1980/05/14、11期、日本共産党)

○沓脱タケ子君 それでは、大変時間が制約されておりますので、二、三点お聞きをしたいと思います。  わが国の財政運営というものは、財政民主主義に基づいて運営をされ、その具体的な内容は憲法の第七章に規定をされております。たとえば、憲法第八十七条に定められた予備費については、その使用は本来国会の議決を経るべき予算の例外だと。したがって、予備費の使用というのは緊急で必要やむを得ない経費であって、政策的性格のある経費は避けるべきであると考えますが、その点はいかがですか。
【次の発言】 そこで論議をしていると時間がかかりますので、具体的なところでお伺いをしたいんですが、具体的に五十五年度予算の修正に関しま……

第91回国会 公害及び交通安全対策特別委員会 第3号(1980/03/19、11期、日本共産党)

○沓脱タケ子君 それでは、きょうは環境庁長官の所信に対してお伺いをしたいと思っております。  所信表明の第一項目には、「長期的総合的な視点に立った環境政策の展開を図ってまいりたいと思います。経済の安定成長への移行、エネルギーの需給構造の変化等社会経済条件の変化を踏まえ、一九八〇年代の環境政策の基本的方向について展望を行うこととしております。」と述べておられまして、「とりわけ、エネルギー問題は、わが国が当面する非常に重大な問題でありますが、これに対しても環境保全の面からの配慮を加え、かつての公害の苦い経験を繰り返さないようにしてまいらなければなりません。」ということで、「総合的な検討を行うことと……

第91回国会 公害及び交通安全対策特別委員会 第5号(1980/04/18、11期、日本共産党)

○沓脱タケ子君 それではきょうは、私、交通安全対策というのはずいぶん多岐にわたる問題を抱えておりまして、いろいろな点でお聞きをしたかったのですが、大衆輸送機関の一つでありますタクシーの問題について限られた時間でございますので、お尋ねをしたいと思っております。  初めにお伺いをしたいと思っておりますが、タクシーは今日、大衆輸送機関としての任務を果たしておりますが、この中で一番重点的な課題というのは、何といいましても乗客の安全輸送、安全運行が第一であろうと思うわけでございます。少なくともそのためには、道路運送法あるいは道路運送車両法等の運輸関係法令、これはまあもちろんのこと、それから労働関係法令が……

第91回国会 社会労働委員会 第9号(1980/05/07、11期、日本共産党)

○沓脱タケ子君 それでは、限られた時間でございますので、被爆者援護法の制定についての問題点から伺っていきたいと思います。  一九七七年には国連NGOの被爆者問題の国際シンポジウムを初め、一九七八年には国連軍縮特別総会ということで、被爆後三十数年たちまして国際的な問題としてもクローズアップをされてきている。今日、全国的に被爆者団体また平和団体、市民団体等が中心になりまして、被爆者援護法の制定を要望する二千万人署名というのが運動として展開をされています。きょうも日本原水協の幹事の方々が大臣にも申し入れがございましたように、今日では国民挙げての要求になっておるわけでございます。  ところが一方、わが……

第91回国会 逓信委員会 第2号(1980/03/06、11期、日本共産党)

○沓脱タケ子君 それでは、きょうは大変限られた時間でございますので、ずばりお聞きをしていきたいと思います。  参考人にお聞きをしたいと思いますが、最初にお聞きをしますのは商品券についてでございます。実は、衆議院の予算委員会でわが党の東中議員の質問に対してKDDから資料が出されました。それは伊勢丹六十六万円、三越六百八十五万円という資料でございましたが、その具体的な内訳というのは、これはKDDからいただいた資料ですね、これちょっと委員長、資料を渡してもらった方が早いので……。
【次の発言】 ちょっと参考人に渡してください。――これに内訳をいただいたわけですけれども、購入年月日と券面金額、枚数、合……

第91回国会 逓信委員会 第4号(1980/04/22、11期、日本共産党)

○沓脱タケ子君 それでは、大臣の所信についてただしたいと思います。  大変時間がきょうは限られておりますので、所信の中の冒頭に触れられておりますKDD――「国際電信電話株式会社をめぐる事態は、きわめて遺憾であります」ということでお述べになっておられるわけでございますので、この点についてきょうは大臣の御見解を伺いたいと思っております。  最近の報道によりますと、KDD事件は政界強制捜査せずという報道などが出てまいっております。三月二十六日の参議院の予算委員会におきまして、私の質問に対して、そのときに倉石法務大臣はこう言われたんですね。「厳正公平にりっぱに国民の御期待に沿うような捜査をしてまいりま……

第91回国会 逓信委員会 第5号(1980/04/24、11期、日本共産党)

○沓脱タケ子君 それでは、NHKは、今後三カ年の収支の均衡を図るためだとして、三年間に千六百二十億の増収を図るために受信料の引き上げを提案されております。で、普通契約を四百二十円から五百二十円、カラー契約を七百十円から八百八十円に。この料金改定、料金の引き上げというのは、今日国民生活の上では電気、ガス、国鉄、たばこなどなど、公共料金のメジロ押しの値上げラッシュの中で重圧を受けている中ではきわめて慎重に対処する必要がある問題だと思うわけでございます。  値上げの提案に当たって、特に私ども、NHKにも申し上げておきたいと思いますことは、少なくともみずからの努力というのがどのようになされ、十分成果を……

第91回国会 逓信委員会 第6号(1980/05/13、11期、日本共産党)

○沓脱タケ子君 限られた時間ですから端的にお聞きをしておきたいと思っております。  いま同僚委員から出ました米軍基地内の受信料の問題というのは、実は私も昨年――一昨年もそうだったかな、かなり詳しくお聞きをいたしましたし、それから、園田当時外務大臣御自身から、これは外交問題だから地位協定の通信委員会でしたか、そこの議題にでもしてやらなければならないし、考えるというふうなお話もあったんですね。  その後進んでいるのかと思ったらさっぱり進んでいなくて、いま電監局長のお話を伺いますと、NHKからは何の申し入れもないというようなお話ですが、一体事態はどうなっておるんですか。私ども引き続き審議に参加をして……

第91回国会 内閣委員会 第12号(1980/05/08、11期、日本共産党)

○沓脱タケ子君 それでは、最初に郵政省設置沖の一部を改正する法律案について簡単にただしておきたいと思います。  それは、今回の設置法の改正の内容というのは、午前の質疑でもいろいろと疑問が出されておりましたように、電監室と通信政策課を合わせて電気通信政策局とするというのですけれども、その理由というのがいろいろお聞きをしておりましても非常によくわからない抽象的な内容なんですね。なぜそういうふうに変えなければならないのか、その点もっと端的に聞かしていただきたい。電気通信監理官室から局に改めなければならない理由ですね、さっぱり、午前中も聞いていまし方けれども、もう一つ理解を十分しにくいわけです。その点……

第91回国会 内閣委員会 第13号(1980/05/13、11期、日本共産党)

○沓脱タケ子君 それでは、大変限られた時間でございますので、私は二点についてお伺いをしたいと思います。  遺族年金を八割にという国民的な要求というのは年来強い要求になっておりますが、今回の改正案で寡婦加算を増額するというのは大変よいことだと思うんです。年間四万八千円から十二万円にということであります。しかし一方で、本人が他の年金を受給するようになった場合に、寡婦加算の支給制限をするというのは一つの問題点だと思うわけです。  改正案によりますと、政令で定める額以上の年金受給者は寡婦加算が支給されないことになっておりますが、その額は幾らをめどにしておられますか。

第91回国会 予算委員会 第16号(1980/03/26、11期、日本共産党)

○沓脱タケ子君 それでは、わずかな時間ですので端的に御質問をしていきたいと思っております。  政府は綱紀粛正というのを最重点施策の柱にしておられます。しかし、いま国民は、航空機疑獄を初め、また鉄建公団あるいはKDD、また政府各省庁のカラ出張を初めとする乱脈経理、こういうものが次から次へと出てくるという中で、大変政治不信が深くなっている。そうして、もう端的に言えば税金を納めるのはいやになったというのが端的な声になっているわけでございます。しかも、そういう中で国民は、何とかしてこれら数々の疑惑についての究明、これを徹底的にやり、そうして清潔な政治の確立をというのが切望されているというのが今日の姿で……

第91回国会 予算委員会 第21号(1980/04/04、11期、日本共産党)

○沓脱タケ子君 私は、日本共産党を代表し、ただいま議題となっております昭和五十五年度の一般会計予算、特別会計予算及び政府関係機関予算三案について反対の討論を行います。  本来、五十五年度予算は、国民生活擁護と財政再建が求められているのであります。ところが、本予算案はアメリカの圧力と財界の要求にこたえて負担と犠牲を国民にだけ転嫁した反国民的予算案になっております。  以下、反対の理由の主要点を申し上げます。  その第一は、本予算案が財政再建の第一歩を踏み出すことを口実にして、国民に対して三重の苦しみを押しつけていることであります。  三重苦の一つは、三年連続の所得税減税見送りによる実質的大増税で……


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第87回国会(1978/12/22〜1979/06/14)

第87回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1979/03/30、11期、日本共産党)

○沓脱タケ子君 それでは、ちょっと最初にお伺いしておきたいことがあります。  それは、大阪の新日鉄の堺製鉄所の外注管理課長らが公選法違反で告発をされた事件がございます。これについて、三月十五日の予算委員会で国家公安委員長は、「警察で捜査中でございます。」というふうに御答弁をされたようでございます。で、今日までの捜査状況でございますね。それを簡単にちょっと最初にお伺いをしておきたいと思います。
【次の発言】 実は、その告発者の弁護人から伺ったんですが、すでに告発者側は二回にわたって事情聴取を受けているということです。これはきのう私の方に連絡があった。で、そういうことで、そのときに府警の捜査二課の……


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第91回国会(1979/12/21〜1980/05/19)

第91回国会 予算委員会公聴会 第1号(1980/03/18、11期、日本共産党)

○沓脱タケ子君 私は、共産党の沓脱タケ子でございます。  鷲見公述人にまとめて三点ほどお伺いをしたいと思います。  五十五年度予算案というのは、国民生活の防衛と財政の国民本位の再建をどのように進めていくかという点が最大の課題でございます。私ども日本共産党は、総額三兆六千億の組み替え予算案を提案をいたしまして、この最大の課題に対処すべきであると主張をしてまいったところでございます。  まず第一点としてお伺いをしていきたいと思っておりますところは、私ども提案をしてまいりました中にも、不要不急の予算というものの削減の課題の一つとして、防衛予算――軍事費ですね、先生のお話の中にもありました軍事費の分野……

第91回国会 予算委員会第三分科会 第4号(1980/04/02、11期、日本共産党)

○沓脱タケ子君 それでは、きょうは私、都市農業の問題について、主として農水省の見解をただしたいと思います。  都市農業の果たしてきた役割りでございますが、これは私も大阪出身なものでよくわかるのですけれども、一つは生鮮食料品、特に野菜類、果物などの供給源としての役割り、これは私ども大阪で、大阪府の統計等を見ましても、これは府民全体の約二〇%の供給をやっておるというデータが出ておりますし、東京都でも一〇%を超す、物によっては、野菜等では多摩あたりでは四〇%になんなんとする供給源を、役割りを果たしていると。さらに防災関係、災害防止ですね、特にたんぼというものが、今日では水害時における遊水帯としての役……



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※このページのデータは国会会議録検索システム参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/18

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