このページでは粕谷照美参議院議員の11期(1977/07/10〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は11期国会活動統計で確認できます。
○粕谷照美君 私は、日本社会党を代表して、国立学校設農法及び国立養護教諭養成所設置法の一部を改正する法律案に反対の討論を行います。 本改正案は、教員大学の創設のほか、放送教育開発センターの設置並びに医科大学を初め、大学・学部の新増設を内容としておりますが、わが党が本案に反対するのは、教育の根幹とも言うべき教員養成の基本にかかわる教員大学の創設がその内容に含まれているからであります。 最初に、このような重要な問題については、医科大学の創設など国民的合意に基づく問題とは分離して国会の審議を求めるのが至当であって、教育界を初め、国民の多くに論争のある教育の基本問題を他の案件と一括して提案する政府……
○粕谷照美君 私は、日本社会党を代表して、教育問題を中心に、婦人労働問題、農政問題について質問をいたします。 質問に先立ちまして、ダグラス・グラマン航空機不正輸入事件に関して、母親が家庭で子供に、教師が学校で子供たちに、日本の政治を信頼し、政治家を尊敬する教育ができるように、総理の毅然たる態度を求めたいのであります。 政治の責任者が百万言の言葉を費やして道徳教育を説くよりも、この汚職の根源を大胆にえぐり出し、政治的責任を明らかにすることこそ、真に国民の信頼と合意をかち得る道と信ずるものでございます。総理の具体的な御決意をお願いいたします。 第二に、大平内閣の教育に対する基本姿勢について伺……
○粕谷照美君 私は、日本社会党を代表して、ただいま趣旨説明のありました放送大学学園法案に関して質問いたします。 放送大学の構想は、放送を媒体として学問と教育を広く国民一般に公開するとともに、大学教育を希望する勤労者及び社会人に広く大学教育の機会を提供することを目的としたものであります。日本社会党は、このような放送大学の構想を、国民のために開かれた大学を目指すものとして、その意義については積極的に評価いたします。しかし、そのためには、学問、教育の自由と、これを保障するための大学の自治が確立されると同時に、国民が真に望んでいる高度で多様な教育の提供が必要であります。 そこで、最初に総理に基本的……
○粕谷照美君 管理局長にお願いをいたしますけれども、午前中の宮之原委員の質問に関連して。それは、具体的には愛知医科大の認可申請書、四十五年の九月の三十日に出されたという、その中に入っていた理事予定者はだれかという質問に対して、あなたはいろいろなお名前を挙げましたが、その中に竹下登、安倍晋太郎の名前を読み上げられましたね。私は、非常に文部省のこの資料提出の姿勢というものについて大変な疑惑を感じているんですが、特にいま管理局長がそのお名前を挙げられたということに関連して、さらに深い疑惑を感じないわけにはまいりません。それは私もこの問題をきょう質問しようと思って資料を集めておりました。で、最初に参議……
○粕谷照美君 いまの原理事の御意見あるいは質問に関連をするわけですけれども、長官が公害対策基本法を遵守し、尊重し、行政に反映をさせていくと、こう言明をされましたので、一応安心をしましたけれども、ずっとこの新聞記事を見ておりますと、やっぱり不安が出てくるわけです。こういうふうなところで御答弁をなさっていらっしゃることが、心の底からそう思っていらっしゃるのか。この国会を切り抜けるためにそういうふうにおっしゃっているのかという、この辺の不安もあるわけですから、もう一度きちんとお話しをいただきたいと思います。
【次の発言】 たしか三木首相のときだったと思いますけれども、憲法記念の日に、憲法を変えていこ……
○理事(粕谷照美君) ただいまから公害対策及び環境保全特別委員会を開会いたします。
本日、委員長には、お身内に御不幸があったために委員会に出席できないとのことですので、委託を受けまして私が委員長の職務を行います。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る十四日、内田善利君が委員を辞任され、その補欠として中野明君が選任されました。
【次の発言】 公害及び環境保全対策樹立に関する調査を議題といたします。
これより質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 環境庁長官は、松枯れ防止対策のための特別防除の法律ができる前に、自然保護団体の方々とお会いされまして……
○粕谷照美君 文教委員会にとりましては本質的ではない問題、そして、あってはいけないというふうに考えている問題でありますこの私立の医科・歯科大学の乱脈な実態に対する質問はもうこれで終わりにしたい、そう私は考えておりますし、文部省の方も、もうそんな問題について質問がない、答弁がないような状況をつくってほしいというふうにお考えだと思いますが、そういう願いを込めて質問をいたします。 例年であれば、いまごろ受験用の要項がパンフあるいは受験用の雑誌に載る時期だというふうに思います。まだなかなか出ていないわけですけれども、それに対して受験生の心配あるいは父母の心配などというのが非常に高まっているときである……
○粕谷照美君 私は日本社会党、公明党、日本共産党、民社党、第二院クラブ並びに無所属クラブを代表して、ただいま議題となりました女子教育職員の出産に際しての補助教育職員の確保に関する法律の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容を御説明申し上げます。 学校教育がその目的を達成するためには、児童・生徒に対する指導活動のほか、財務・管理・環境整備や子供の安全福祉にかかわる活動が一体として機能しなければなりません。そのため、学校内に教諭のほか養護教諭、栄養職員、寮母等いろいろな職種が法律に基づいて配置されております。事務職員につきましても、学校教育法第二十八条に原則として置かなければならない……
○粕谷照美君 いま世耕委員がおっしゃいましたけれども、お産の休暇は三ヵ月でございますし、それぞれの県によって条例がありまして六週間八週間あるいは八週間八週間、違いますけれども、大体平均して三ヵ月というふうに理解をしていただきたいというふうに思います。 それから、各県ではどうかといいますと、文部省の方ではそのような理解でもって配置をしないという態度でおりますけれども、各県は自分の学校がよく見えるわけですから、もうすぐそこに学校があるわけですから実態がよくわかります。特に県よりは市町村がよくわかるものですから、市町村独自でもってお金を出したり、県独自でもってお金を出したりしまして、これはまさに超……
○粕谷照美君 わが党はここ数年間にわたって私立の医大、歯科大学の不正入試問題を追及してやってまいりました。そして、それに対する文部省の対策、さらには当該大学側の反省を促してきたつもりで、ようやく少しではありますけれども展望が見られるようになったかなと、こう考えておりましたやさきに、公立医大であります奈良県立医大の不正入試事件が持ち上がっております。これは、非常に国民に大きなショックを与えたというふうに考えますけれども、文部省も学長を呼んで事情聴取をしたということが報ぜられておりますけれども、その事情聴取によって明らかになった点をここで報告をしていただきたいと思います。
○粕谷照美君 関連。
【次の発言】 文部大臣にお伺いしますけれども、あなたは、愛知医大認可申請をするに当たって、たとえば理事予定者だとかいろいろな役職があるわけですが、そのときに評議員としてお名前が挙がっていたように思いますけれども、御本人は御存じでその評議員の中に入っておられたのかどうかということをお伺いします。
【次の発言】 予定者であったと言うからには、愛知医大がこんな大変な状況にあるというふうにはお考えにならないで、純粋にりっぱな大学をつくろうとしてやられたものだというふうに思いますけれども、さて文部大臣になられまして、いま片山委員がいろいろと御質問をなさっているようなこの条件は、愛知……
○粕谷照美君 私は、最初に、環境庁長官の環境行政に対する姿勢の問題について、いろいろとお伺いをしておきたいというふうに思います。 最近、環境庁の大変な努力にもかかわりませず、国民の間には環境行政が後退しているのではないかという不安の声が高まっております。特に、さきの石原長官の公害対策基本法に真っ向から対決するような開き直った問題のある発言だとか、あるいは住民運動等の緊張感の高まりなどは、そのことを肯定しているというふうに私たちは判断をせざるを得ませんが、新長官においては、この公害基本法の法の番人として、他省庁や財界あるいは企業などの圧力に屈せず、断固としてがんばっていかれるおつもりかどうかを……
○粕谷照美君 最初に、土壌への還元方式に対する態度について、有元さんと中西さんにお願いをしたいと思いますが、午前中新見さんの方からもいろいろと御発表がありまして、なるほどそういう新しい発想があるものかというふうに感心をして伺っておりましたけれども、そのデータなどについて私もちょっと調べてみたんですけれども、どうも大きいところ、大都市などでは余り実験がされていないようですね。そして、されている実験の結果というのは、まあわりと小さなところですけれども、非常に効果があったという結論になっているわけです。有元さん自身も、土壌還元そのものについては、一切の有害物質をなくしていけばそれについてはいいという……
○粕谷照美君 関連してお伺いいたしますけれども、きのう、おとといと、ずっとトキのことについて大きくマスコミが取り上げています。実は私、佐渡島の新穂生まれですから、トキの生息地なんで、二週間前にあそこへ行って見てまいりました。一羽のキンちゃんという鳥のために、一人の係官が常駐をし、さらに一人の男性が特配され、そしてジープが買われ、運転手が付き添われ、地元の方々の努力も非常に大変だと思いますし、市町村の努力も大変です。そしてまた環境庁のこのトキに対する姿勢というものも私は非常にりっぱな、というふうに思いますが、それでも地元の人にしてみれば、本当に人間が大事なんだろうか、トキが大事なんだろうかという……
○粕谷照美君 長官にお尋ねをいたしますけれども、先月の末、約百五十人余りで自然保護議員連盟が再発足をしております。この自然保護議員連盟の再発足にこんなに大ぜい集まったことは大変びっくりしているということを、わが党の岩垂寿喜男さんも言っておられますけれども、一体なぜこんなふうに大ぜいの議員が集まったのか、そして、この議員連盟の再発足を環境庁の長官としてはどんな気持ちで受けとめていらっしゃるのか、最初にお伺いをいたします。
【次の発言】 ここにお集まりの方々は、地元のいろいろな問題を控えまして、それぞれ相対する考え方をお持ちの方もいらっしゃろうかと思います。けれども、私などもそうですけれども、やっ……
○粕谷照美君 長官にお尋ねをいたします。 長官、私は小学校のころ文部省唱歌を習いまして、その幾つかの心に残る歌の中で、「のどけき春の朝ぼらけデッキに立ちてながむれば朝日きらめく波の上」というこの瀬戸内海の歌を何度も何度も歌いましてね、そのときに、ああ私も死ぬまでのうちには一度瀬戸内海へ行ってみたいものだと、こういうことを思っておりました。それだけに、いまの瀬戸内海を見まして本当に幻滅を感じております。そしてまた、その幻滅があればこそ、いままでのこの瀬戸内海環境保全臨時措置法の第二章の第三条というものは非常に心を打たれて、りっぱな崇高な精神を盛り込んだ法律であるということをいつも思わないではい……
○粕谷照美君 先回の委員会に引き続きまして、私はきょうは第十七条関係の、「海難等による油の排出の防止等」に関連をして、最初に、大型タンカーの規制に関してお伺いをします。
今回の改正案には大型タンカーの航行規制が盛り込まれていないわけですけれども、いろいろな話によりますと、この大型タンカーの航行規制をすることを環境庁は初めに考えていたと、こういうことなんですが、それは事実ですか。
【次の発言】 環境庁が検討をして、他省庁と話し合いをしましたか、あるいはしませんでしたか。
【次の発言】 それでは、話し合いをしたということですから、話し合いの結果落としたということになろうかと考えられます。それで、……
○委員以外の議員(粕谷照美君) 公衆浴場法の一部を改正する法律案提案趣旨説明。 この法案は、参議院日本社会党、公明党、日本共産党、民社党、第二院クラブの各党各派提案によるものでございます。 公衆浴場法の一部を改正する法律案の提案趣旨を説明申し上げます。 売春防止法制定より二十二年を経過した現在、政府公認の集娼制度は解体されましたが、売春の形態は多様化し、潜在化して、第三者による女性の搾取は後を断ちません。中でも、個室付浴場業の業態は売春の温床と化し、特殊浴場業の距離規制の悪用によって新たに全国各地に集娼地域を発生させており、そこで役務を提供する女性に対して、浴場業者及び彼らと結託するヒモ……
○粕谷照美君 大臣にお伺いをいたしますが、きょうの文教委員会は国士館大学の暴力問題に関する件についてでありまして、午前中が参考人、午後からはそれをめぐって文部省との間にわれわれが討論をするということになっておりました。しかし参考人が急に来れなくなったということで、きょう、あすの日程を大幅に変更せざるを得ません。非常に残念なことだと思うのですが、このことについてお伺いをするわけです。 まず、きょう、参考人の出席については、委員部の方から御説明がありましたけれども、六月の二十三日の委員会にぜひ出席をされるようにという要請をした。しかし、大学側の方からは七月の七日か八日ごろに学内対策委員会が発足を……
○粕谷照美君 大臣の所信表明からきょうまでずいぶん長い時間がたってしまいました。その間に大臣、大変精力的に現場を見ておいでになったようです。私はこのことは非常にすばらしいことだというふうに高く評価をします。やっぱり水戸の黄門様ではありませんけれども、大臣が本当に現場を見て歩かれて、現場にどんな問題点があるかということを体で把握するということは、これからの教育行政の上で非常に大きな価値になるのではないだろうか、そういう気持ちでいっぱいです。 そして、ただいまも坊主憎けりゃけさまで憎いなんということはないと、こうおっしゃった言葉は、日教組が憎いからみんな憎いというわけでもないというような言葉にお……
○粕谷照美君 日本社会党は一九五五年、第二十二国会に義務教育諸学校の児童及び生徒の災害補償法を提出してきた経過から考え、互助共済の安全会制度ではなく、学校災害補償制度の創設を要求してまいりました。その立場では、基本的に安全会ということではなくて、補償法など救済措置について十分な討議を重ねていきたいと思いますが、これまでに補償の額の面では前進をしてきた部分もあります。また、病院や自宅で一日も早くこの給付を待ちわびていられる方々のことなども考えまして、年度内に成立をさせなければならないという立場から本日の審議に入ります。 衆議院の学校災害に関する小委員会で討議が行われ、木島小委員長による、一、特……
○粕谷照美君 私は、ただいま可決されました著作権法の一部を改正する法律案に対し、各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 著作権法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、次の事項について、適切な措置を講ずるべきである。 一、著作隣接権保護の徹底を図るため、「実演家、レコード製作者及び放送事業者の保護に関する条約」にすみやかに加盟すること。 一、商業用レコードの二次使用料については、実演家及びレコード製作者と二次使用者との間に十分な協議が行われ、適正な基準が設けられるよう配慮すること。 一、放送・レコード等から複製する録音・鏡面が盛んに行われている実態にかんが……
○粕谷照美君 大臣にお伺いいたしますけれども、私もおとといこの書類を手にしたものですから、自分で実態を調査するところまで至っておりません。それからまた、問題点はやっぱりみんなの前で明らかになった方がいいのではないかというような考え方もありまして、きょうは大方のお考えをお伺いしたいと思うんですが、国士館大学教職員三百三十六名代理人、弁護士・法学博士木川統一郎さん、それから同じく石川明さんから、大臣あてに上申書が出ておりますけれども、お読みになりましたでしょうか。そしてその内容というのは一体どのようなことになっておりましょうか。
【次の発言】 大学局といたしましては、このような事実が四十八年以降、……
○粕谷照美君 このたびの政府提案の法案は、一つには国立学校設置法の一部改正、二つ目には国立養護教諭養成所設置法の一部改正から成っていると思います。 また、国立学校の設置の一部改正の中身は、一つには放送教育開発センターの設置であり、二つには福井、山梨に医科大学を新設することを初めとして、大学の新設、既設大学の増設などであり、三つ目には新しい構想の教員養成のための教員大学、大学院の問題であると考えます。 それぞれの部門については、わが党の各委員が質問をいたしますので、私はその中でもきわめて問題が多いと考えます新構想の教員大学について質問をいたします。 教育基本法の前文に、「われらは、さきに、……
○粕谷照美君 私は、ただいま可決されました昭和四十四年度以後における私立学校教職員共済組合からの年金の額の改定に関する法律等の一部を改正する法律案に対し、各派共同提案に係る附帯決議案を提出いたします。 昭和四十四年度以後における私立学校教職員共済組合からの年金の額の改定に関する法律等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 私立学校教育の重要性と私立学校教職員共済組合の実情にかんがみ、政府は左記の事項について検討し、速やかにその実現を図るべきである。 一、長期給付に要する費用に対する国の補助率を百分の二十以上に引き上げるよう努力すること。 二、長期給付に対する日本私学振興財団……
○粕谷照美君 最初に、養護教員の養成計画についてお伺いいたします。 昭和四十七年の七月に教養審建議がありまして、その中に「その職務の特殊性やその養成確保について特別の事情があることなどを考慮し、今後さらに検討をすすめる必要がある。」と、こういった養護教員の養成計画に触れております。養護教員については、特別の事情を考慮するというのは一体何であったのか。それから、「今後さらに検討をすすめる」と、こうなっておりますけれども、その後六年間に、養護教員の養成計画についての検討及び現実の養成というものはどのような形で行われたでしょうか。大学局長にお伺いいたします。
○粕谷照美君 私は、四月の二十五日、文教委員会におきまして、国士舘大学教職員三夏二十六人が弁護士を代理人として上申書を出した、その内容について文部省に調査をお願いをいたしました。その調査内容についての質問は後でいたしますが、実はそれに関して、きょうは国士舘の責任者の方にも来ていただきたいと思ったのですが、文部省に調査も依頼したことでありますし、文部省がどれだけのことをつかんできたかということできょうは終わりたい。この次には、ぜひ責任者の方を呼んでいきたいと、こう言われましたが、まあ私学の内政干渉になるのではないかとか、いろいろなことがあって、大変むずかしいというような理事会の話し合いでありまし……
○粕谷照美君 私は、六月八日の文教委員会に引き続きまして、国士舘大学の問題を質疑いたします。 最初に、六月十日の毎日あるいは朝日、いろいろな新聞を、あるいはニュースを見ますと、国士舘大学の柴田総長が、博士の学位取得に対して疑問を持つという記事が載っておりました。九日の夜など私十二時半ごろ起こされまして、その感想を求められたわけですけれども、非常にショックを受けているわけです。国士舘大学の柴田総長が博士の学位取得に当たって、論文を代作で済ませて、二人の方に対して謝礼金を払った、こういう記事について文部省は前々から話を知っていたのではないかと思うのですが、大学局長はいつごろからこのようなうわさ、……
○粕谷照美君 私は五十三年度の教育予算を中心にして質問をいたしますが、その前に、最近子供たちの非行の問題あるいは低学力の問題が世の中で大きく取り上げられております。そういうときに、先月の十五日、目黒区の東山小学校が社会科の見学に裁判所に行きました。東京地裁に行きまして、七〇三号法廷でいろいろと説明を聞いておりましたところが、その説明が途中で打ち切られて外に出されてしまったという事件があったわけです。翌日の読売新聞によりますと、その原因がいろいろと書いてありましたけれども、その内容について御報告をいただきたい。
【次の発言】 私はその学校に直接電話をして聞いたわけですよ。そうしましたら、これから……
○粕谷照美君 関連して。
よく私は説明を聞くたびに頭が混乱をしてくるんですけれども、四十六年のその「否定し得ない」という通達の内容をめぐって患者団体からもいろいろな意見があった、それに対して環境庁が説明をした、その説明はある程度皆さんは納得をしていらしたわけでしょう。四十六年の「否定し得ない」をめぐっていろいろと疑問が出てきた。国会の中でもそれについて疑問が出てきた。そうしてそれに対する答弁については大体皆さん内容としては納得をされたわけですね。その辺はどうですか。
【次の発言】 それで御了解をいただいているわけですから、新しい通知を出すということは本当に皆さんがよくわかるという形で言葉が選……
○粕谷照美君 最初に、勝又委員の質問に関連してお伺いをいたします。 私は文部省の、このような悪徳歯科大学経営者、あるいは医科大学経営陣に対する事情聴取、あるいは指導というものは非常に弱腰ではないのだろうかという危惧を持ちます。たとえば、昨日いただきました「松木歯科大学の事情聴取について」、「五十三年度入学者からの寄附金及び学債の受入れ状況について」という文についても、野本事務部長の判断でその金を預かって――十三人分ですね。長野朝鮮信用組合に口座を設けて振り込んでいた。そのことは理事が知らないでいたということが本当に事実なのかどうなのという確かめがないように思います。理事が関知しないと、こう言……
○粕谷照美君 私は、最初に教職員の定数の問題について質問をいたします。 これは、わが日本社会党としましては、勝又委員が専門家でありまして、五月、八月に質問をしておりますので、内容については文教委員会の中でも十分理解ができていると考えます。 来年度の定数法改正についてに焦点をしぼって質問をいたします。 まず最初に、わが国がGNP世界第二位である、経済大国である、こう称しまして、国民もそう思っておりますし、福田総理なんかも国会の中でしばしばそう先進国を誇っておられるわけです。そして、また教育の面では、ついていけない子供たち、あるいは学校ぎらい、自殺、非行の増加、受験地獄などのこの問題を抱えつ……
○粕谷照美君 私は、国際人権両規約締結に対しまして主として十三条、十四条、教育に関する問題について質問をいたしますが、その前に日本政府の基本的な態度をお伺いしたいと思っております。
いわゆるA規約の第二条第一項、これと関連いたしまして、日本政府がこの規約を誠実に実行するための具体的な行動をとられるに当たっての御決意をお伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 そういたしますと、この留保をするということは一体どういうことになるのでしょうか。
【次の発言】 私も先ほどの御答弁と同じような感じがするんですけれども、白紙ということと漸進的に達成するための努力をすること、絶えず前へ進むということ、絶え……
○粕谷照美君 公衆浴場法の一部を改正する法律案提案趣旨説明をいたします。 この法案は、参議院日本社会党・公明党・日本共産党・民社党・第二院クラブの各党各派提案によるものでございます。 公衆浴場法の一部を改正する法律案の提案趣旨を説明申し上げます。 売春防止法制定より二十三年を経過した現在、政府公認の集娼制度は解体されましたが、売春の形態は多様化し、潜在化して第三者による女性の搾取は後を絶ちません。中でも、個室付浴場業の業態は売春の温床と化し、特殊浴場業の距離規制の悪用によって新たに全国各地に集娼地域を発生させており、そこで役務を提供する女性に対して、浴場業者及び彼らと結託するヒモ、暴力団……
○粕谷照美君 最初にお伺いしたいことは、内藤文部大臣の本当のお名前はどういうふうにお呼びすればよろしいのでしょうか。
【次の発言】 文部大臣に初めておなりになったときに、新聞記者がいろいろと雑談をされて、そのエピソードなどを紹介している中に、本当は「ヨサブロウ」なんだと文部大臣が言われたということが書いてあったんで、私などはびっくりしたわけです。「タカサブロウ」でずうっともうここ二十年も覚えてきたものですから、なぜ「ヨサブロウ」に突如としてなったのだろうかと、こういうふうに不思議に思いました。その新聞の後、ちょっと、日教組の機関紙が参りまして、そのコラム欄を見ましたらね、「タカ」だとか「ヨ」だ……
○粕谷照美君 厚生省の方に来ていただいておりますから、最初に岡山、長崎両大学に歯学部ができる問題点と、それから歯科医養成のことに関連して質問をいたします。 大臣のところにもこういう要望書が行っておりますでしょうか。昨年の九月の十五日、日本歯科医師会から要望書というものがありまして、それは一体どういうことを言っているかといいますと、昭和四十年前後からこの十年余りの間に二十もの歯科大学が設立をされた。非常に歯科医の数がよけいだ。よけいになり過ぎたものですから、開業医が非常に無用の混乱を起こしている。そういう状況をつくり出したのは文部省の責任だと、こう言い切っているわけですね。それで、以後、歯科大……
○粕谷照美君 最初に、社会から非常に厳しい批判を浴びました国士館大学の暴力的な体質及び管理機構のあり方等に対しまして、文部省から八項目にわたる改善指示がされていると思います。それで、参考人の各位におかれましては、文部省指示の改善指示事項が実効を上げたと、こうお考えになれる部分がありますでしょうか、最初にお伺いします。
【次の発言】 国士館大学では、その文部省の指導をもとにいたしまして、とにかく何とかしなければいけないという姿勢は見られたように思います。だからこそ学内諸問題対策委員会が発足をしたと思いますけれども、この学内諸問題対策委員会というのは、理事者側は全然関係がないのですか、組合とか学部……
○粕谷照美君 ただいま議題となりました学校教育法の一部を改正する法律案について、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 学校には、校長、教頭、教諭のほか、養護教諭、学校事務職員、学校栄養職員、司書、給食調理員、用務員、警備員など各種の職員が配置されており、これらの職員が一体となって活動しなければ、学校教育の目的を十分に達成することはできません。これらの職種のうち、特に養護教諭及び事務職員につきましては、その職務の重要性にかんがみ、小中学校及び盲・聾・養護学校には原則として置くべきことを学校教育法において定めているのであります。 しかるに、学校教育法制定以来、三分の一世紀を経過し……
○粕谷照美君 最初に、総理にお伺いをいたします。 大平総理になられてから各方面にいろいろなお話が載っておりますが、その中で教育に関して、いわゆる英才教育も重要であろうが、これまでの教育が国民全体の教育水準を非常に高いものとしてきたことは評価されなければならない、こうおっしゃって、前福田総理の英才教育論とは微妙な違いを持っている発言になっております。それで、私は、園田外相の所信表明ではありませんけれども、日本国の平和憲法は世界に誇るものであるという、その憲法、そして教育基本法によりどころを置いております戦後の民主教育の評価についてお考えをお伺いしたいと思います。
○粕谷照美君 最初に、ダグラス・グラマン等航空機の不正輸入に関する問題について、本日、日商岩井に対する東京地検の強制捜査が行われたと聞いておりますけれども、捜査の状況と容疑事実についての御報告をお願いしたいと思います。
【次の発言】 午前中にもすでに質問がありましたけれども、大清水トンネル内での火災事故についてお伺いをいたします。
労働大臣、亡くなられた方々に対しては心から御冥福をお祈りをしますと同時に、また御遺族の方々にも心からのお悔やみを申し上げるわけですが、トンネルの中で火を出してはならないというこの大原則がありながら、しかも、労働省としては、基準監督官が中を前日に点検をしていながらこ……
○粕谷照美君 私は、予算委員会の一般質問で、教育問題についての質問を終わりましたので、きょうは特に同和に関係する部分についての質問をしたいというふうに思います。 もう一九七八年、じき二〇〇〇年を迎えるという、二十一世紀を迎えるというこの年に、まだ地名総鑑をつくる、つくったら売れるというような状況が日本の中にはある。非常に悲しいことだというふうに思うわけです。そういう背景を考えてみますと、先日のあの稻村総務長官の失言問題、これはもう単なる失言だというふうには私どもはとれない、許せないというふうに思いますが、きょうは御本人もいらっしゃらないわけですから、その点については触れないで、特に教育基本法……
○粕谷照美君 最初に、勝田先生にお伺いをいたします。 第一点は、オーバードクターの問題で大変困っているというお話でありますけれども、そのオーバードクターの数の中に、なぜ私立大学卒業生の数を入れてお話をなさらなかったのか、そこがわからない第一点です。それとあわせまして、そのオーバードクター解消の一つの例として、まあ中国にというようなお話がありましたけれども、あの中で武器の組み立てもできないからという点については私ども日本社会党としては非常にこだわるところですが、たまたま出たお話というふうにお伺いいたしますけれども、根本的にこのオーバードクターを解消していくためには、どのようなことが必要なのかと……
○粕谷照美君 最初に、私は公立大学に対する国庫補助についてお伺いをいたします。各大学におきましては、国立は全額国庫、私学は私学振興助成法で、公立大学に対する助成というものを文部省としては一体どのような形で考えていらっしゃいますか。基本的な理念はどうなっておりますでしょうか。
【次の発言】 基本的に大臣がおっしゃったような時代からはずっと情勢が変化してきていると思うのですね。やっぱりその情勢の変化に対応するような補助政策というものが行われなければならないと、こう思っておりますけれども、いただきました公立大学協会の資料、昭和五十三年度予算というのを見ますと、学生現員一人当たりの経費だとか、いろいろ……
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