市川正一 参議院議員
11期国会発言一覧

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市川正一[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは市川正一参議院議員の11期(1977/07/10〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は11期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院11期)

市川正一[参]本会議発言(全期間)
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第81回国会(1977/07/27〜1977/08/03)

第81回国会 参議院本会議 第4号(1977/08/02、11期、日本共産党)

○市川正一君 私は、日本共産党を代表して、いま国民が切実に解明を求め、解決を求めている緊急の諸課題に関し、総理並びに関係閣僚の見解をただしたいと思います。  その第一は、当面する深刻な不況打開の緊急対策についてであります。  福田総理、あなたが総理になってから、一部大企業の顕著な伸びと対照的に、中小企業の倒産は、この一―六月期に対前年比で三〇%以上も増加しております。これでは「経済の福田」とはまきに「倒産の福田」なりと言わざるを得ないではありませんか。昨日、衆議院でわが党工藤議員が、今日の構造的経済危機を打開する方策として、わが党が提起した「日本経済への提言」に基づく代表質問を行いましたが、私……


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第87回国会(1978/12/22〜1979/06/14)

第87回国会 参議院本会議 第14号(1979/05/23、11期、日本共産党)

○市川正一君 私は、日本共産党を代表して、ただいまの総理報告に対して、また、総理の政治姿勢に関して、質問を行うものであります。  最初に、外交問題でありますが、共同声明には、アジアの平和と安定ということが述べられております。今日、アジアの平和と安定にとって最も重大な脅威は、核戦力を軸とするアメリカのアジアにおける軍事支配でありますが、それとともに、中国の大国主義的、覇権主義的行動があります。  昨日の衆議院本会議でこのことをただしたわが党の工藤議員の質問に対して、総理はまともに答えないでおります。しかし、この五月に入ってからも、中国のケ小平副首相は、一日のワルトハイム国連事務総長との会談、十日……

市川正一[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院11期)

市川正一[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第82回国会(1977/09/29〜1977/11/25)

第82回国会 商工委員会 第3号(1977/11/01、11期、日本共産党)

○市川正一君 皆さん方の御意見を承って、今日的に緊急な課題になっております不況問題について、深刻な現状とともに、その原因及びその打開策という点で、今後問題を探求する上でも、きわめて貴重で有益な御意見だったと存じております。これは政府としても大いに傾聴さるべきものでありますし、また私、本委員会の一員としても、今後真剣に取り組んでいきたいというように考えております。  さて、そういう立場から若干お尋ねいたしたいんでありますが、第一点は、川元参考人にお伺いいたしますが、先ほどのお話では、資金問題とかあるいは線材ロッドの価格問題だとか、さらには線材二次製品の輸入規制など、本来経営者が責任を持って当たる……

第82回国会 商工委員会 第4号(1977/11/17、11期、日本共産党)

○市川正一君 四年越しの不況、それに追い打ちをかけている今日の円高問題、そういう中で、先日当委員会といたしましても参考人の意見聴取を行い、衆参両院でも集中審議を行いましたが、私はそれを踏まえて、きょうは時間もございませんので、一般論のやりとりでなしに、火急でかつ具体的な問題について、特に大臣その他の御見解を伺いたい、こう考えております。  まず最初に、いまも問題になりましたが、円高による為替差益に関連してでありますけれども、輸入品価格は、たとえば日銀統計によりましても、八月現在において昨年比で約一四ポイント下がっております。そこでお伺いするわけでありますが、中小メーカーの使用する輸入原材料価格……


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第84回国会(1977/12/19〜1978/06/16)

第84回国会 商工委員会 第2号(1978/01/30、11期、日本共産党)

○市川正一君 私は、この法案が円高不況に苦しむ中小企業の関係者、その深刻な要求が一定程度反映されているものとして、これを是としてこの質問に立っておるわけでありますが、同時に、一層この内容を充実さしていく、かつまた、ここに提起されている問題だけでは解決し得ない問題に対して、どう考えるかという御見解も伺うという形で、以下の質疑を進めさしていただきたいと思います。  当然、法案に関しての、あるいはそれに即しての、言いかえれば円高問題、中小企業問題でありますので、そのつもりではあったのですが、先ほど大臣の方から、今日の課題として二つの点を指摘され、産業全体の操業率を高め、雇用率を高める点が第一だ。第二……

第84回国会 商工委員会 第3号(1978/03/02、11期、日本共産党)

○市川正一君 午前中の通産大臣の所信表明は、内需の拡大によって景気を回復させるために公共投資の拡大を軸にして云々というふうに述べておられまして、公共投資の拡大を景気対策の重要な柱に据えておられます。この点に関して私はさきの本委員会で、この公共投資なるものが、従来型の産業基盤優先なのか、それとも生活密着型なのか、そこが問題である、従来型の公共投資の流れを変えていくことが、国民の購買力を高めることともに、景気回復のかなめであることを指摘し、大臣との間で若干のやりとりを行いました。御記憶のところだと思います。そうした前提に立って、かつ現実の実態に即して、私は公共投資における来年度の公共事業の発注問題……

第84回国会 商工委員会 第19号(1978/06/05、11期、日本共産党)

○市川正一君 参考人の皆さん遅くまで御苦労さまでございます。  今度のこの法案は非常に重要でありますので、なお私はきょう出された問題は腹が決まったどころか、ますます重大な問題として審議を深める必要があると、かように私は結論づけるものでありますが、参考人の皆さん方は決して多数決で決められるものではなくて、あえて私ども今回日石開発の伊藤さんを、賛否は別として、この重大な問題に関していわば審議を深めていくという見地から御推薦を申し上げお越しをいただいたわけでありますが、もともと瀧口日石社長をお願いしておりましたのですが、御都合で伊藤さんがお越しいただいてまことにお忙しいところありがとうございますが、……

第84回国会 商工委員会 第22号(1978/06/13、11期、日本共産党)

○市川正一君 私は、ただいま議題になりました楠委員長不信任動議を支持し、安武委員の提案に全面的に賛成する立場から討論を行うものであります。  申すまでもなく、国会法第四十八条は「委員長は、委員会の議事を整理し、秩序を保持する。」と明確にその任務を規定しております。にもかかわらず楠委員長は、議事を整理するどころか、矢田部委員の質問のさなか、突如として発言を求めた自民党委員を指名し、正常な議事運営を妨害し、秩序を保持するどころか議場を混乱に陥れたことは、当日の事態から明白であります。  これに対して、私ども共産党初めその他の委員諸君が委員長不信任の動議を提出したのは、委員会運営の最低限のルールを守……

第84回国会 商工委員会 第25号(1978/06/16、11期、日本共産党)

○市川正一君 きょうは、本国会最終日でありまして、最後の質問の機会でもありますので、この際、私は、通産大臣もお見えでありますので、中小企業金融に関する緊急問題について一言だけ伺いたいというふうに考えております。  御承知のように、中小企業の金融は長期の不況できわめて困難を深めておりますが、少なくない中小零細業者がいわゆるサラリーマン金融――サラ金、これに走り、その結果、悪徳業者のえじきになって暴利をむさぼり続けられ、ついには一家心中あるいは夜逃げ、こういう悲惨な事態が続出しております。  こうした問題を重視しまして、わが参議院、本院では先ほど午前十時から開かれました本会議において、いわゆるサラ……


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第85回国会(1978/09/18〜1978/10/21)

第85回国会 決算委員会 第閉会後1号(1978/10/27、11期、日本共産党)

○市川正一君 きょうは通産、経企などの部の決算審議に当たりますので、私はその分野に即しながら若干の質疑を行いたいと思います。  まず、ロッキード問題であります。きのうのロッキード事件、児玉・小佐野ルートの公判において証拠採用決定されました嘱託尋問調書の最後の部分が、一連の灰色高官の名前及びその役割りをも含めて公表されました。その中で、昭和四十七年十月五日、六日のいわゆる陰謀による逆転劇のことがきわめてリアルに明らかにされており、中曽根氏に対する疑惑が改めてクローズアップされております。  そこで、まず法務省にお伺いいたします。  嘱託尋問調書によれば、十月五日から六日にかけての出来事の中で、当……

第85回国会 商工委員会 第2号(1978/10/19、11期、日本共産党)

○市川正一君 安武委員が午前、提案理由を御説明申し上げましたけれども、わが党は当委員会に大店法、商調法の二法について抜本的な強化改正案を提案いたしております。ところで、政府案は確かに基準面積の引き下げとか都道府県知事権限の一部導入、あるいは衆議院における若干の修正など、一定の改善がなされていることは事実であります。しかし、他方、重大な改悪部分をも含んでいるというふうに考えます。  そこで、私は、政府案とわが党案との対比を軸にしながら、幾つかの問題について御質問いたしたいと思います。  まず、昭和四十八年に百貨店法が廃止になって大店法が制定されたわけでありますが、それ以来全国各地でまさに無秩序と……


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第87回国会(1978/12/22〜1979/06/14)

第87回国会 商工委員会 第3号(1979/02/15、11期、日本共産党)

○市川正一君 私は、この機会に、通産大臣の所信表明に即しながら、主として通産行政における政治姿勢に関して若干の御質問をいたしたいと思います。  きのう、きょうと、衆議院では、航空機購入をめぐる疑惑解明のための証人喚問が行われておりますけれども、さきのロッキード事件における丸紅、今回のダグラス、グラマン事件における日商岩井あるいは三井物産、住友商事など、大総合商社が中心的な役割りを果たしております。総合商社の企業活動に大きなかかわり合いのある通産省としても、当然重大な関心を払われておられるでありましょうし、また、ある意味では責任をも感じておられるというふうに私所存するところでありますが、そこで通……

第87回国会 商工委員会 第7号(1979/04/26、11期、日本共産党)

○市川正一君 私は、経済協力基金法改正案の審議に関連いたしまして、わが国の経済協力、経済援助のあり方について、この際、長期的視点といいますか、巨視的見地から参議院のこの場において政府に対する質問を若干行います。  今回の法改正は、昨年七月西ドイツのボンで開かれた先進国首脳会議や、またIMFあるいは世銀総会などでの公約を実行するためのものであるというふうに承知いたしております。また、東京で開かれるサミットあるいはUNCTADのマニラ総会も予定されておって、政府としても一定の行動が求められているところであると思いますが、わが国の経済協力に対する発展途上国の批判、いろんな意見というものは単に資金額の……

第87回国会 商工委員会 第10号(1979/05/31、11期、日本共産党)

○市川正一君 私は、法案の審議に関連いたしまして、その前提となるエネルギー政策の基本について若干の質問を行いたいと思います。  最近のイランの政変などに見られる中東情勢あるいはOPECの新しい動向などに伴い、石油危機の深化、そしてまたアメリカのスリーマイル島原子力発電所の事故などに見られる原子力発電所のいわゆる安全神話の崩壊など、わが国のエネルギー問題は重大な状況に直面いたしております。私は、こうしたことがわが国のエネルギー問題を解決する上で、海外のさまざまな事件とか事情によってエネルギーの供給が左右されるという状態をどうしても改善する必要がある。言いかえれば自主的エネルギー供給基盤の強化をも……

第87回国会 商工委員会 第11号(1979/06/05、11期、日本共産党)

○市川正一君 どうも御苦労さまです。  時間が非常に限られておりますので、私きわめて集約的な御質問になるかと思いますが、御了承いただきたいと思います。  先ほど川上参考人の御意見の中で、世界の原油の七〇%を握っている国際石油資本、いわゆるメジャーでございますが、その支配、及びこれに従属している日本のエネルギー政策というものが、今日のわが国のエネルギー危機の一つの大きな原因になっているという点を指摘なすったんでございますが、その上に立って川上参考人にお伺いいたしたい第一点は、最近産油国の原油価格の引き上げに伴って、国際石油資本――メジャーが相次いでわが国の石油会社に値上げを通告してまいっておりま……

第87回国会 予算委員会 第8号(1979/03/15、11期、日本共産党)

○市川正一君 関連。
【次の発言】 ただいまの問題について、共産党として現地調査に参りまして、私も参加いたしたのでありますが、それに関して関連の質問をいたします。  告発状にも明らかでありますけれども、被告発人の職務を見ますと、たとえば外注管理課長、これは下請の外注関係を管理しております。こういう立場にある者が勤務時間中に下請関連会社の代表を集め、そして新日鉄の経済的支配力に支えられた商取引関係あるいは雇用関係をバックにして特定候補を支持する方針を伝え、そして紹介者の名簿の提出を指示しております。現にその結果として、当日集められた下請の一つである奥村組では、ここにありますが、関西支社の庶務課、……


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第88回国会(1979/08/30〜1979/09/07)

第88回国会 予算委員会 第1号(1979/09/06、11期、日本共産党)

○市川正一君 簡単にちょっと、大事な問題なので私どもの態度だけを表明させていただきますが、先ほど理事会においても申し述べたのでございますけれども、閉会中の必要な手続をとることは、これは当然のことでございます。ただ、今国会、会期が三十日ございまして、その中で伝えられる衆議院の解散を前提とした日程あるいは運営については、これはわれわれとして慎重に対応すべきだ。しかも参議院でいま代表質問の本会議が行われている際に、また野党の中でも党略解散反対という声が一致して叫ばれておる中で、それを前提としたような日程、運営については私ども疑問を持っております。  ただし、理事会で委員長一任をいたしました上は、ただ……


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第91回国会(1979/12/21〜1980/05/19)

第91回国会 エネルギー対策特別委員会 第2号(1980/02/22、11期、日本共産党)

○市川正一君 私は、両大臣、特に通産大臣の所信表明に即してエネルギー政策の基本点、そのあり方について質問を準備いたしたのでありますが、遺憾ながら通産大臣への質問時間がこの後に、しかもごく短時間ということに相なりましたので、急遽論点を変えて具体的な事実を素材としながら質問を進めたいと考えるものであります。  政府は、昨年八月、長期エネルギー需給暫定見通しを、先ほど与党の岩動委員からも問題提起がございましたが、発表いたしました。私はこれについて、従来の実績を見ると、その計画のずさんさあるいは見通しの甘さ、こういうためにエネルギー政策において効率的でない投資、いわば多大な浪費というものが招かれている……

第91回国会 エネルギー対策特別委員会 第6号(1980/05/09、11期、日本共産党)

○市川正一君 私は、日本共産党を代表して、石油代替エネルギーの開発及び導入の促進に関する法律案に対する修正案の提案理由とその趣旨について御説明申し上げます。  もとより、わが党は、今後二十一世紀にもわたっての長期間、わが国の国民生活安定の土台となるエネルギー政策の基本方向を示すものとして本法案をきわめて重視いたしております。したがって、本法案が提起している一連の代替エネルギーの開発が、従来、政府の進めてきた大企業任せ、アメリカやメジャー任せのエネルギー政策、実はそれこそ今日のエネルギー危機をもたらした最大の根源でありますが、これを転換し、わが国のエネルギー供給基盤の強化を自主的、民主的かつ総合……

第91回国会 決算委員会 第2号(1980/01/24、11期、日本共産党)

○市川正一君 昨日、電力八社が行った値上げ申請はかつてない大幅なものになっている。そしてその影響は、これはある新聞の表現でありますが、配慮なく家庭直撃型というふうに言っております。まさに家計に直接影響するばかりでなく、これも別のある新聞でありますが、産業界の反応として製品価格へ転嫁を図る、こういうふうに指摘しておりますように、まさに玉突き式に製品価格あるいは運賃その他に波及して国民生活は二重三重に打撃を受けることになります。  そこで伺いますが、今回の値上げが仮に認められた場合に、一般家庭が新たに負担増になる、その電気料金はいかほどになりましょうか。

第91回国会 商工委員会 第3号(1980/03/18、11期、日本共産党)

○市川正一君 今回の電力・ガス料金の値上げ問題でありますが、特に電力料金の値上げ申請について、先ほど来問題になっておりますように、五〇%台という大幅な値上げに落ちつくということが伝えられています。この五〇%台というのは、二カ月前に申請されたその時点からあらかじめ喧伝されているところで、世上、五〇%の攻防などとうわさされております。たとえば一月二十七日の読売新聞などでは、結局認可するのは電力五〇%と最初から政府と業界の間で落ちつき先ができている、ということまで指摘している向きもありますが、もしこのままで伝えられているような五〇%台で認可されるとするならば、まさに筋書きどおりと言われても仕方がない……

第91回国会 商工委員会 第6号(1980/04/17、11期、日本共産党)

○市川正一君 今日の経済状況下で中小企業の経営はきわめて深刻な事態にございます。三月の倒産件数は千四百件を超え、これで八カ月連続して倒産件数が前年同月を上回るという高水準で推移していることからも、事態の深刻さはもう明らかであります。そこで、それだけに国としての中小企業対策の強化、充実が求められており、その一翼を担う中小企業事業団の役割りもまた一層重要さを増していると考えます。  そこで私は、まず中小企業事業団が行ういわゆる高度化事業などの振興業務、これは現在中小企業振興事業団が行っておられる業務でありますが、これに関連して質問をいたします。  中小企業振興事業団の新規分の年度別貸付件数を七四年……

第91回国会 商工委員会 第7号(1980/05/13、11期、日本共産党)

○市川正一君 まず法案に即して若干の質問を行います。  ことしに入ってからの企業倒産件数は一月千百八十八件、二月千二百七十六件、三月千四百四十五件といずれも前年同月を上回る高水準となっており、中小企業の経営の実情は依然として厳しいものになっています。  そうした現状に立って、これまでの審議とダブらない形で幾つかの点にしぼって伺いたいのでありますが、まず今回のこの改正によって、中小企業倒産防止共済法でありますが、掛金総額の最高限度、共済金の貸付限度額のそれぞれ引き上げ、また掛金の積立期間の短縮、完済手当金制度の創設などが盛り込まれております。こうした改正が中小企業の要求を一定程度反映したものとし……

第91回国会 内閣委員会 第10号(1980/04/24、11期、日本共産党)

○市川正一君 私は、法案とも関連いたしまして、若干の問題について質問いたします。  まず、旧陸海軍従軍看護婦への年金問題であります。昭和五十五年度に調査費がつけられたわけでありますが、陸海軍従軍看護婦さんたちのいま一番切実な願いは、一刻も早く実現してほしいということに尽きると思います。私、ここに資料を持ってまいりましたが、元陸海軍従軍看護婦の会、この調査によりますと、会員が千六名おられますけれども、そのうち八十歳台が三人、そして七十歳台が三十八人、こうなっております。こうした人たちは何とか生きている間に早く年金を支給してほしい、こう願っておられるわけでありますが、政府としては支給のめどをいつと……

第91回国会 内閣委員会 第11号(1980/05/06、11期、日本共産党)

○市川正一君 今回の改正案で、生糸検査所は農林規格検査所に合体され、職員も五十五年度には三十人が農林規格検査所へ移ることになっております。また、生糸検査部門の定員については六十二年度末までに百九十人程度に減員するということにいたしておりますが、こうした統廃合の場合に、国民生活にかかわる必要な機能はきちんと残す、また職員の配置転換などについては労働基本権をあくまでも尊重して本人の意向を十分に聞く、こういうことが必要であると思いますが、以下幾つかの御質問をする前提としてまずこのことを確認いたしたい。
【次の発言】 その際の原則を……。
【次の発言】 繰り返しますが、きちんと国民生活にかかわるような……

第91回国会 予算委員会 第2号(1980/02/13、11期、日本共産党)

○市川正一君 ただいま内藤委員が取り上げました鉄建問題もそうでありますが、KDD問題あるいは税理士法問題等々、どれ一つ国民の前にいまだにその実態が解明されておりません。KDD事件ではすでに二人の自殺者が政官界工作を行った旧社長室から出ておりますように、問題の本質、核心は関税法違反などにあるのではなく、贈賄等による政官界の工作であります。  そこで、総理に伺いたいのでありますが、これまで総理も、KDDの指導監督、実態解明及び改善の方途は政府の責任であると、ここに会議録もございますが、答弁されております。では具体的に、KDD法の改正あるいは会計検査院法の強化改正など、どう改善しようとしておられるの……


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第84回国会(1977/12/19〜1978/06/16)

第84回国会 科学技術振興対策特別委員会、商工委員会連合審査会 第1号(1978/06/05、11期、日本共産党)

○市川正一君 今回の原子力基本法一部改正案は、原子力行政における最初にしてかつ根本的な変更を内容とするきわめて重要なものであると考えます。私は、この機会に、日本の原子力行政の基本にかかわる若干の問題についてお伺いしたいと思います。  まず、科学技術庁長官にお伺いしますが、日本の原子力利用は自主・民主・公開の三原則に基づく平和利用が義務づけられ、原子力委員会はそのかなめになっているというふうに考えますが、どうお考えでしょうか。
【次の発言】 したがって、原子力の研究あるいは開発に携わる者は、民間とか政府関係者あるいは研究開発機関を問わず、この原子力の平和利用の基本に立って、これを逸脱するような行……


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第87回国会(1978/12/22〜1979/06/14)

第87回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1979/03/28、11期、日本共産党)

○市川正一君 江崎大臣にお伺いしますが、ゆうべ午後十一時十五分からNHKのテレビで「日米摩擦を解消する方法」という番組があったのですが、ごらんになりましたですか。
【次の発言】 まことに連日御苦労さまですが、その番組を私は拝見しまして非常にいろいろ考えさせられるところ多かったのですが、愛媛のミカン農民の方、それから鹿児島の畜産農民、牛を飼っておられる方ですが、この農民が、わしらテレビと車、要するに自動車でしょうね、の犠牲、しわ寄せを受けるというのはもう実際がまんできぬということを非常に怒りをもって言っておられたのですが、こういう農民の声をお聞きになったらわかるのですけれども、どういうふうな感想……

第87回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1979/03/29、11期、日本共産党)

○市川正一君 OPECの値上げ問題など新しい事態の進展の中で、エネルギー問題について真に正しい意味での国民的合意という問題が非常に大事になってきているというように私思いますが、その一つとしての電源開発問題について、きょう午後から電源開発調整審議会いわゆる電調審が行われる予定というふうに伺っております。そこで、この電源開発問題に関連して電調審の幹事役としていろいろ調整の任務に当たっておられる経企庁に若干の御質問をいたしたいのであります。  最初に、大臣の基本的な姿勢をお伺いしたいのでありますけれども、これまでの電源開発問題をめぐって多くの汚職事件が残念ながら続発して、いわゆる電力会社の強引な立地……


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第90回国会(1979/11/26〜1979/12/11)

第90回国会 商工委員会資源エネルギー対策小委員会 第1号(1979/12/10、11期、日本共産党)

○市川正一君 今日、エネルギー問題に関する政策決定やその執行を真に国民の信頼のもとに進めていくに当たっては、綱紀の粛正、また関係の企業、業界の姿勢を正すことが不可分の前提になっております。私はその前提問題にしぼって、時間がありませんので、若干の質問をいたしたいと思います。  まず公益事業部長に伺うが、電力会社各社が、消費者の批判や公益事業としての性格から、去る一九七四年八月に東京電力を皮切りに政治献金全廃の方針を打ち出していることは御存じでしょうか。
【次の発言】 現に実際に全廃しているのか、実際に実情をつかんでおられるのかどうか、及びその全廃の方針に関してどういうふうに評価されているのか、そ……


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第91回国会(1979/12/21〜1980/05/19)

第91回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1980/03/29、11期、日本共産党)

○市川正一君 まず浜田問題でありますが、K・ハマダなる人物が浜田幸一衆議院議員であることは、法務省の前田刑事局長がおとといの参院法務委員会でも認めておられます。もはやこれは公知の事実であります。国会の会期中に請暇をとってバカラという賭博にふけっていたことに国民の憤激と非難が集中しているのは当然であります。しかも重大なことは、この賭博ツアーに、小佐野などとともに警視庁が広域暴力団に指定している稲川会の理事長の石井進、稲川会会長補佐の林喜一郎らが同行していたことであります。暴力団と賭博ツアーに同行することだけでも国会議員として断じて許されないところであります。もともと、賭博行為は国内で行うならばこ……



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データ更新日:2022/12/18

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