このページでは田代富士男参議院議員の12期(1980/06/22〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は12期国会活動統計で確認できます。
○田代富士男君 私は、公明党・国民会議を代表して、総理の所信表明演説に関して、内政、外交の重要課題について質問をいたします。 私どもは、激動の八〇年代に迎える新しい政治を構築するために一層の努力を傾けるとともに、多数におごれる政府・自民党を今後とも厳しく監視してまいる所存であることをまず申し上げたいと思います。 以下、鈴木内閣は今後いかなる政治を行わんとするのか、順次お尋ねをいたします。 第一には、政治姿勢についてお伺いします。 鈴木総理は、長らく党総務会長として党内にあって常に調整の役に徹してこられたのであります。また、総理は、総選挙や総裁選出に当たって何一つ政治理念、政策目標を表明……
○田代富士男君 私は、公明党・国民会議を代表して、ただいま議題となっております昭和五十七年度予算三案に対し、反対の討論を行います。 激動きわまりない現代社会に的確に対応し、国民生活の安定と福祉の向上並びに国際関係の友好を図るととは、政治に課せられた最大の使命であると思います。しかし、五十七年度予算においては、たとえば年度内に計上すべき社会保障関係費等の一部が五十八年度以降に繰り延べられたり、一部予算の地方公共団体へのツケ回しが行われるなど、予算の伸びを意図的に低く抑えてつじつまを合わせるというその場しのぎが随所に見られるほか、何よりも国民の負託にこたえるべき減税、行財政改革、外交・防衛などの……
○田代富士男君 私は、公明党・国民会議を代表して、政治姿勢、外交及び内政の重要課題について、すでに多くの方から質問もございましたので、重複を避けて、中曽根総理並びに関係各大臣に若干の質問をいたします。 いま国民は、中曽根総理の政治経歴から、総理が自民党の派閥力学を巧みに応用、機敏に身をこなすことに大変危惧の念を抱いています。それはすでに組閣人事、政治倫理についての所信表明、改憲発言などに端的にあらわれています。私どもは、中曽根内閣の前途に厳しい目を向けていることをまず申し上げ、質問に移ります。 まず初めに、政治の最も根本である政治倫理についてであります。 私は、政治倫理が確立されたならば……
○田代富士男君 最初に私はECとの問題につきまして質問をしたいと思います。 もう御承知のとおりに、日米間の自動車を初めといたします貿易摩擦が恒常化している現在でございますが、これとともに日本とEC間にも自動車あるいはカラーテレビ、そういうものを中心といたしまして輸出が今年当初より急激に増加いたしまして、現在貿易の不均衡の問題が起きておりまして、一つの大きな問題になっております。そういう意味からEC諸国の対日感情というものが予想以上に悪化しつつあり、また現実に悪化しているというのが今日であります。政府といたしましても、何らかの対応をしなくてはならないのではないかと思いますが、先日天谷審議官がE……
○田代富士男君 私は、きょうは二点についてお尋ねをしたいと思います。 第一点は、工業立地対策の問題でございます。 第二点は、雑誌フォトの「新製品ガイド」の問題についてでございます。 最初に、工業立地対策の問題でございますけれども、ゆとりある地域社会をつくるためには、地方産業の基盤を確かなものにして、雇用の場を確保することが必要不可欠な要件ではないかと思います。そのため行政のバックアップが必要であることは言うまでもございません。 そこで、故大平総理は、政治理念といたしまして田園都市構想を掲げられまして、その具体的推進に関しましては、国が地方における雇用機会の創出に資するための産業の地方分……
○田代富士男君 私は日米自動車問題について少しお尋ねをしたいと思います。 日本の自動車生産はこの数年、年率一〇%前後の伸びを続けておりますが、五十五年度には、御承知のとおりについに年産一千万台に達しました。その中で、対米輸出は百八十万台を含め日本の自動車輸出の輸出貿易全体に対する貢献度はまことに大きいと言わねばなりません。しかし、国内需要の伸び悩みのほかに、自動車摩擦の激化によりまして欧米輸出の伸びの鈍化などのほか、日本の得意分野でございます小型車につきましても、アメリカのワールドカー戦略によりまして一九八五年には米国製小型車が出そろうと言われておりまして、小型車における日米競合時代を迎えよ……
○田代富士男君 法案の質疑の前に、いま問題になっております敦賀の原発事故の問題について質問をしたいと思います。
この問題は重大な社会問題になっておりまして、わが党もこの事故を重大視いたしまして、昨日調査団を派遣いたしまして、綿密な調査をいたしました。この放射性廃液大量流出は、廃液が部屋の床のひび割れなどから一般排水路に流れ出たのか、または職員や下請労働者がマンホールから故意に流したのか、不明な点が多いわけでございますが、通産省の調査によりまして、現時点までに判明した事故の概要について、最初に御説明願いたいと思います。
【次の発言】 ただいまも、いま大臣からお話がございましたが、これだけの大事……
○田代富士男君 最初に、中小企業向け金融におきまして、いわゆる政府系三機関と言われているものは、御承知のとおりに国民金融公庫、中小企業金融公庫、商工組合中央金庫でございますが、これらの三機関のうちで商工中金の貸出金利が高い。そこで、この貸出金利についてお伺いしたいと思いますが、これらの三機関の中で金利が最も高い理由は何なのか。特に、構成員貸しにつきましてはより高いことが明らかにされておりますけれども、この点、最初にお伺いしたいと思います。
【次の発言】 ただいまもいろいろお話がございましたが、国民金融公庫、中小企業金融公庫は資金運用部資金をもとに政策的に低利貸し出しをしていらっしゃいますが、片……
○田代富士男君 私は、公明党・国民会議を代表して、ただいま議題となりました昭和五十五年度補正予算三案に対し、反対の討論を行います。 現下の経済情勢の中で国民生活に脅威を与えているのは、物価の高騰であります。 政府は、五十五年度当初、経済見通しにおいて消費者物価の対前年度上昇率を六・四%と見込み、その抑制に全力を尽くすと明言しておりました。ところがわが党の指摘どおり、物価の上昇は六・四%ではおさまらず、昨年十一月には実に八・四%にも達するなど、国民生活に重大な圧迫を加える結果になっております。 しかも昨年十二月には、政府は当初の見通しの誤りに気づき、五十五年度の実績見込みで七%程度に変更せ……
○田代富士男君 ただいま矢追議員から質疑がございましたが、関連いたしましてお尋ねをいたします。 自民党の参議院拘束名簿式比例代表制が、いまもお話が出ておりますとおりに、開票事務がきわめて複雑となり混乱が生じてくる。たとえばある地方区で政党、政治団体、無所属三人連合等で十人立候補した場合には百二十種類以上の投票が生じ、二十人立候補すれば四百四十種類以上の投票が生ずることになりまして、集計がきわめて困難になる。また選挙のやり方を複雑にすれば白紙投票、無効投票がふえてまいります。その実態を明らかにするためにいまからのことを御説明いただきたい。 第一点は、五十二年七月参議院選挙と五十五年六月の選挙……
○田代富士男君 私は、財政再建につきまして最初にお尋ねをいたします。
政府は、貴重な国民の血税を預かり、予算を執行する以上は、むだなく効率よく執行しなければならないことは当然でございます。財政がきわめて重大な状態になっておるときに、財政運営に当たる政府の責任というものは大きいのではないかと思いますが、最初に総理のお考えをただしたいと思います。
【次の発言】 ところで、年々多額の不用額が発生いたしまして、それが増加の一途をたどっております。しかし、従来この不用額というものは等閑視されてまいりましたが、ここで見直すことは大事なことではないかと思います。
そこで私は、まず昭和五十年度から五十四年……
○田代富士男君 最初に通産大臣にお尋ねいたしますが、去る十一月の十七日、経済対策閣僚会議が行われまして、関係閣僚から出された意見の調整がつかなかったという意味の報道がされておりますが、会談の内容についてかいつまんで御報告をお願いしたいと思います。 また、報道によりますと、貿易問題は現内閣で処理すべきという財界の要望もありますが、関係各省の対立する利害の調整もありまして、具体的には内閣改造後という話もありますが、現在の厳しい経済状況の中におきまして、通産大臣として一刻も早く解決を見出すべきだと思いますが、その決意をお尋ねしたいと思います。 それと同時に、ただいま内閣改造が云々されておりますが……
○田代富士男君 じゃ、まとめてお尋ねをいたします。 最初に松永参考人にお尋ねいたしますが、ただいま御説明のありましたアルミニウム製錬業の救済策の中心は何といっても電力問題の解決にある、このようなことでございます。まず、産構審においては電力の政策価格が見送られたのですが、これについて松永参考人の御意見をお伺いしたいと思います。 第二点ですが、コスト低減策の一つといたしまして余剰電力の活用があると思われますけれども、余剰電力の活用については電力会社間ではよく行われるところでございます、御承知のとおりだと思いますが。これをアルミ業界全体を見渡した場合には、どの程度活用されていると言えるのか、お伺……
○田代富士男君 時間がありませんからまとめてお尋ねをしてまいります。 衆議院あるいは参議院の審議を通じましていろいろ御発言なされておりますが、まず最初に、大澤参考人には管財人に就任以来大変な御苦労をお引き受けいただいたわけでありますが、現在の心境を端的にお聞かせいただきたいと思います。これが第一点でございます。 次に、大澤参考人は、三井観光を初め北炭グループの資金援助があれば夕張炭鉱は合理化を徹底して立ち直らせることができたはずだとの趣旨の発言を何回か行っていらっしゃいます。また、参考人は、ここに持っております提案の中に書いてありますとおりに、提案においても既往の労務債、ただいま問題になっ……
○田代富士男君 爆発事故の緊急質問をしたいと思いますが、経企庁長官が何か外交的な問題でお会いになる人があるという申し出がございましたものですから、最初に経企庁長官に対する質疑を終わりまして爆発事故の問題に移りたいと思います。
三月中旬に発表されました国民所得統計の速報によりますと、五十六年度第三・四半期の実質GNEは前期比で〇・九%、年率で三・五%のマイナスになったことから、再び景気が落ち込むのではないかと懸念されておりますが、まず最初に景気の先行きについての基本認識をお尋ねいたします。
【次の発言】 最近の国際収支は内外の金利差を反映いたしまして長期資本流出が引き続き高水準で推移しているこ……
○田代富士男君 ただいまも同僚議員から質疑がございましたが、機械類信用保険法の一部を改正する法律案につきまして改正の目的の一つでありますソフト流通の促進の観点からお尋ねをしてまいりたいと思います。 最初に機械情報産業臨時措置法に基づきまして昭和五十三年に策定されましたソフトウエア業の高度化計画では、その柱の一つといたしまして、ソフトウエア流通の促進を掲げまして、汎用ソフトウエアの売上高比率を高めるためにソフトウエア流通に関する情報提供体制の強化に努めているところでありますが、その効果についていま一つと言われている現状ではないかと思いますが、その理由は何であるのか、端的にお答えいただきたいと思……
○田代富士男君 最初に安倍通産大臣に申し上げておきますが、何かきょうはミッテラン大統領との会談が予定されていらっしゃるということを聞いておりまして、私の質問の時間と重なっておりますが、時間が参りましたら立っていただいて結構でございますから、前もって私から申し上げておきます。いらっしゃる間は御答弁をいただきたいと思います。 最初に、今回の法改正は同僚議員からも午前中から質疑が行われておりますが、行政改革の一環であるということでありますが、アルコール事業の製造部門が特殊法人に移管されるといたしましても、私もいろいろ資料を集めて検討いたしましたが、全体としての軽量化が進められているわけではないし、……
○田代富士男君 五十四年の八月二十一日に策定されました長期エネルギー需給暫定見通しは、その後の省エネルギー努力、また世界的な需給の緩和によりまして、エネルギー需要はかなり下方修正される見通しとなっておりますが、通産省で現在改定作業を進めているわけでありますが、また、去る四月十五日の商工委員会のときも私はこのことで一応は伺っておりますが、ここで長期的なエネルギー需要に関しまして、通産省の見通しの基本的な考え方をお聞かせいただきたいと思います。
【次の発言】 長期エネルギー需給見通しではエネルギー弾性値をどの程度に見ていらっしゃるのか、御説明をお願いしたいと思いますが、また現在進められております改……
○田代富士男君 私は、公明党・国民会議を代表して、ただいま議題となりました昭和五十六年度補正予算三案に対して反対の討論を行います。 まず冒頭、鈴木内閣の経済運営並びに防衛政策について申し上げたい。 政府は、昨年一月における当初予算審議以来内需主導による経済運営を確約され、五月には早くも景気底離れを宣言され国民に期待感を抱かせました。しかし、その後の経済の展開は、この期待を大きく裏切り、内需不振、外需依存を改めることができないまま景気の低迷のうちに推移しました。 すなわち、企業規模、業種、地域によって景気に格差を生じた跛行状態が続き、政府の五十六年度当初の経済見通し五・三%をすでに大きく下……
○田代富士男君 公明党・国民会議を代表いたしまして、鈴木総理並びに各大臣に質問を行います。 まず初めに、鈴木内閣の政治姿勢につきまして、減税問題、行政改革、選挙制度を通じまして、順次質問を行ってまいりたいと思います。 衆議院における自民党と五野党の合意は、五十八年度の減税とともに、五十七年度の減税実施の手がかりをつけたものと評価することができるのではないかと思っております。この合意の背景には、減税に対する国民の強い要望がありました。鈴木総理は、減税に対する国民の強い要望をどのように受けとめられていらっしゃるのか、まずお答えいただきたいと思います。
○田代富士男君 ただいま太田委員から発言がございましたF4の試改修の問題でございますが、官房長官も補正予算審議の折に、二月の十七日でございましたでしょうか、防衛庁長官から、審議に入るに当たりまして、「F4試改修に係る五十六年度予算は横行を停止しておりますが、引き続き御審議をいただき、政府としては一日も早く執行されることを希望いたします。」と、こういうような防衛庁長官の発言によりまして補正予算の審議に入ったわけでございますが、その後、このF4試改修において、昨日、大川委員が質問しましたとおりに執行されるというような、これは新聞報道と言ってしまえばそれまででございますが、やはり火のないところに煙が……
○田代富士男君 私は総括に引き続きまして、一般質問で最初に、不用額と不当事項の問題、第二番目に談合問題、第三番目に年金価題、第四番目に農業問題、第五番目に中小企業問題、第六番目に国鉄問題を取り上げたいと思います。
最初に、会計検査院長にお尋ねいたしますが、院長として決算検査を実施するに当たっての決意、また検査報告をするに当たって閣内に期待することは一体何であるかお答え願いたいと思います。
【次の発言】 政府は、財政再建の重要課題を抱える今日、特に決算がどのように重きを置かれているかということに対してお考えになっていらっしゃるのか、また検査報告についていかなる基本精神でこれを受けとめられておる……
○田代富士男君 今日の未曾有の核の危機によりましていろいろな問題が議論されておりますが、地球の防衛について真剣に考えた数少ない政治家の一人に、ジョン・ケネディ大統領がおられました。彼は一九六一年九月二十五日、第十六回国連総会で次のように演説をされました。「偶発、誤算、あるいは狂気によって、いまにも切り落とされそうな、ごく細い糸で吊り下げられたダモクレスの核の剣のもとで、すべての男、女、そして子供たちが暮らしている」と叫んだのであります。私は、核保有国の指導者は身ぶるいするような最後の決断を下す義務がいつどんなとき必要になるかと、極度の不安な生活を余儀なくされているに違いないと思うのでございます……
○田代富士男君 私は、造幣局の電気銅の入札について最初にお尋ねいたします。
大蔵省造幣局の買い入れる電気銅の入札の仕方はどうなっているのか、会社名等明確にしてお答えいただきたい。
【次の発言】 入札の結果はどうなっているのですか。
【次の発言】 大蔵大臣、ただいまこれは指名競争入札といったてまえをとっているけれども、同一価格の入札になっている、抽せんする、これはなぜそういうことになるのですか。
【次の発言】 おかしいじゃないですか、大蔵大臣も知らなかった、こういうことがなされているということを。いま私も知らないと言う、事務方に聞いてくれと言う。
そこで、公正取引委員会にお尋ねしますが、電気……
○田代富士男君 委員長。
【次の発言】 大蔵大臣と法制局長官にお尋ねいたしますが、同僚の竹田委員からも質問がされておりましたが、予算の空白というのは法律上認められておりますかどうか。それは法治国家で許されますか。また、憲法七十三条一号の「法律を誠実に執行し、」という規定を遵守したことになりますか。この点、明確にお答えください。
【次の発言】 いつも法制局長官の答弁を聞いていたらはっきりおっしゃるから、あのくらい頭がいい人はいないと思っておりましたが、ただいまの答弁は何となくはっきりしないんです。まあ一番はっきりされているお方がそういう答弁だから、あとどなたに聞いてもこれはそれ以上のものは出てこ……
○田代富士男君 同僚議員に関連して質問いたしますが、ただいま全国区制の選挙法の問題が出されましたが、各紙の報道によりますれば、七月上旬のXデーというような言葉が使われておりますが、このXデーに強行採決されるということが言われておりますが、Xデーなどということが言われ始めるということは、世間にも、火のないところに煙は立たないということが言われますが、これらの報道は自民党の強行採決をはっきり示唆したものと思われるような感じがしてならないのですが、総理はただいま全国区制の法案は各党で審議中でありますということでございますが、総理は総理であると同時に総裁でありますが、強行採決を許されるのかどうか、はっ……
○田代富士男君 私は、公明党・国民会議を代表して、ただいま議題となっております昭和五十七年度補正予算二案について、反対の討論を行います。 第一には、政府・自民党の政治責任についてであります。 鈴木総理の突然の辞任、四十日に及ぶ政治空白は、現下の内外の厳しい諸情勢を全く無視した無責任政治のあらわれであり、いま国民はこのことを厳しく批判しております。 また、引き続き発足した中曽根内閣には、清廉高潔な政治を待望する国民世論をいささかも省みようとしない姿勢が随所に見られ、まことに遺憾に思います。 私は、発足直後の中曽根内閣がきわめて低い支持率であることに総理は深く思いをいたされるよう、まず申し……
○田代富士男君 私は最初に景気対策の問題についてお尋ねをしたいと思いますが、経企庁長官が三月の八日でございますか、これまで思い切った対策を打ち出さずにきたけれども、景気重視型の経済運営を推進する方針を固められたということで、具体的な策といたしまして、一つには五十八年度の公共事業について、五十七年度と同様、上期に七五%を集中契約する、またこれに伴いまして地方自治体にも単独事業の上期集中契約を要請する、それから公定歩合の早期引き下げによりまして金利水準の全面的低下を促して、住宅建設と民間設備投資を刺激する、こういうことが固まりつつあると。これらの対策を実行することによりまして、悪化する景気情勢を打……
○田代富士男君 私は、最初に中小企業問題についてお尋ねをしたいと思います。 去る三月の四日に発表されました日銀短観によりますと、中小企業、製造業の動向は、業況判断につきましていろいろな角度から述べられておりますけれども、五十八年度の伸びは低いという予測がされておることはすでに御承知のとおりでございます。また、マスコミ等の報道によりましても、景気てこ入れ策の柱といたしまして公共事業と金融政策弾力化が考えられておりますけれども、予算成立後に直ちに経済対策閣僚会議を開き、具体策をまとめるということでございましたが、昨日も私、経企庁長官にもお尋ねいたしましたけれども、後藤田官房庁長官が、予算成立後こ……
○田代富士男君 最初に山中通産大臣にお尋ねをしたいと思いますが、去る四月の十六日中曽根総理から指示のありました対日産業政策批判に対する対策としての反論を発表されたことについてお尋ねしたいと思いますが、対日批判が産業政策に及んだ背景なりまた理由についてどのようにお考えになっていらっしゃるのか、また、このことをどう受けとめていらっしゃるのか、発表された内容を知った上でこのことをあえてお尋ねいたします。
【次の発言】 いま重ねてお聞きいたしましたけれども、反論の内容というものは妥当なものであると私も理解をいたします。しかし、いまも通産大臣申されましたとおりに、特定国への名指しを避けられて、これはどこ……
○田代富士男君 私は、公明党・国民会議を代表し、ただいま議題となりました特定不況産業安定臨時措置法の一部を改正する法律案について、社会党提出の修正案に反対し、原案に賛成の討論を行います。 第一は、本法律案の速やかな成立が構造的困難に直面する基礎素材産業の再活性化に必要であると考えるからであります。 言うまでもなく、基礎素材産業は、わが国の産業構造の中核としてこれまで重要な役割りを果たしてきております。ところが、この重要なる基礎素材産業は、二度にわたる石油危機に見舞われ、その経営環境はきわめて厳しいものがあります。これをこのままに放置するならば、国民経済、とりわけ地域経済、関連中小企業及び雇……
○田代富士男君 私は、引き続いて国会についてお尋ねをしたいと思います。 御承知のとおりに、国会は立法権を有しまして国権の最高機関であるわけでございますが、しかし、この実態というものが具体的にどのように行われているかとなりますと、特定な関係者以外にはほとんど知られていないというのが実情ではないかと思います。 そこで、現在は情報公開の必要性が叫ばれ、また開かれた国会ということが盛んに求められておる今日でございますから、広く国民に国会を知っていただくという観点から国会の広報活動についてまず取り上げてみたいと思います。 そこで、五十六年度予算におきまして国会活動啓発費が衆議院に三千万円、参議院に……
○田代富士男君 最初に、伊木先生にお尋ねをしたいと思いますが、五十七年度の政府見通しは五・二%と、民間機関のそれに比較して高いと思われますが、先ほども同僚議員からも関連した質疑が出ておりましたが、先生のお考えをもう一度お尋ねをしたいと思います。そして、GNPの五十七年度の見通しは政府見通しとどれくらいのギャップが生じるとお考えになっていらっしゃるのか。 また、そうなりますと、租税収入への影響が大きいものと思われますけれども、先生のお考えをお聞かせいただきたいと思います。 第二点は、ただいま伊木先生のお話の中にも、第一次オイルショックと第二次オイルショックとの違う点をお話しいただいた中に、現……
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