このページでは板垣正参議院議員の12期(1980/06/22〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は12期国会活動統計で確認できます。
○板垣正君 私は、まず、昨日の衆議院の外務委員会における外務大臣の御発言に関連をいたしましてお伺いいたしたいと思います。 日韓関係、きわめて重大な関係でございまして、過般外相会議が行われ、近く閣僚会議が行われる。こうした形で、いわゆる全斗煥体制のもとで一年間を経まして、韓国はやはり世代がわりがし、新しい建設の大変な気負いを持って取り組もうとしている。こういうことで、わが国にとりましても非常に大事な関係であろうと思います。そうした中で伝えられるところによりますと、昨日の外務委員会におけるやりとりの中で、金を借りる方が一文も値切らないというのはおかしいじゃないかとか、場合によっては共同声明も出さ……
○板垣正君 私はまず初めに、去る四月十三日の日に、自衛隊の制服の幹部の人たちと総理の、三回目と承りますが懇談が行われたということでございます。長官も御出席ということでございますが、その趣旨を簡単に、どんな話し合いだったのか承りたいと思います。
【次の発言】 私もそういった機会を持たれることは大変結構なことだと思いますので今後も継続をしていただきたいと思いますが、さらにそれを一歩進めて、そうやって懇談をするということも結構でしょうけれども、正式に自衛隊の制服の代表、統幕議長なら統幕議長が定例的にたとえば週に一回なら一回、月に二回なら二回、総理に直接会って、制服の立場から世界の軍事情勢、懸案事項、……
○板垣正君 まず初めに、第二次沖繩振興開発計画、これは現在沖繩県で作業を進めておられる、近く上がってくるということでございますが、三月三十一日に全会一致をもってこの十年間の延長を中心とする改正案が成立されたことは非常に意義のあることだと思います。これからの十年、第二次沖繩振興開発計画をどういう基本的な考え方のもとで進めていかれるかということについて、まず政府のお考えを承りたいと思うわけでございます。 第一次計画がまず沖繩振興開発の方向と基本施策として、本土との格差を是正する、沖繩の自立的発展を可能とする基礎条件の整備をする、こういう基本方向のもとで、社会資本の整備、産業の振興が図られてきたこ……
○板垣正君 私は、初めに箕面市の判決につきまして文化庁、法制局、自治省に承りたいと思います。 その前に、三月の二十五日に、総務長官の私的諮問機関である戦没者追悼の日に関する懇談会が、終戦記念日の八月十五日を戦没者を追悼し平和を祈念する日として制定するのが適当である、こういう報告書をまとめて総務長官のもとに提出された。内容についてはすでに報道されているとおりでございますが、私はこの報告書を拝読いたしまして、特に「先の大戦においては、多くの同胞の尊い命が失われた。軍人、軍属はもとより、一般民間人の方々を含めると、その総数はおよそ三百十万人に達する。国家・社会のために生命をささげられたこれらの同胞……
○板垣正君 私は、公務扶助料と恩給等につきましては毎年のように改善措置が行われてきておりますが、今後も引き続いて高齢化を迎えつつある遺族等に対する処遇の問題について御配慮いただくように冒頭お願いを申し上げたいと思います。
きょうお伺いしたいことは、前の予算審査のときの内閣委員会でもお伺いしたわけでございますが、その後予算の成立を見ましたが、例の戦後処理問題についての懇談会経費ですね、これについてすでに総理府の方では具体的な作業に入っておられると思いますが、その状況についてまずお伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 今後のこれに対する取り組み、そうしたことについては一応の構想はおありじゃな……
○板垣正君 初めに、外務大臣にお伺いいたしたいと思いますが、中曽根総理が十日間ASEANを歴訪されましていろいろ大きな成果を上げられたことを評価いたしておるものでございますが、その中で防衛問題に関連をして、わが国の防衛政策について各国首脳の理解と支持を得ることができたと総理も言明しておられる。報道もいろいろ取り上げられたわけでありますが、まず第一にお伺いしたいのは、各国との首脳会談でこの防衛の問題というのがどの程度の論議になったのか。どうもマスコミ等では大きく取り上げられておりますけれども、きわめて当然なわが国の自衛の問題でありますから、ASEANの諸国はこれについて異議のあるべきはずもないと……
○板垣正君 私は、沖縄並びに北方問題について若干お伺いいたしたいと思います。 沖縄の問題につきましては、十年前に復帰をいたしまして、第一次振興で、私も何回も参っておりますが、確かに沖縄は非常に明るくなりました。そうして第二次振興に入ると。財政は非常に厳しい中でありますけれども、予算の面でも相当な努力がなされたと思うのであります。しかも、昨年、引き続き西銘県政のもとで沖縄の振興開発を図っていくという沖縄県民の皆さん方の選択の中には、やっぱり沖縄県民の手で沖縄の県づくりを進めていこうという意欲が示されているということを非常に心強く思うものでございます。 いろいろな問題がございますが、これは与党……
○板垣正君 私は、いろいろお伺いしたいことはございますが、きょうは、いわゆる自衛隊のクーデター未遂事件、この問題にしぼっていろいろお伺いをいたしたいと思うのでございます。 と申しますのは、御承知のとおり、これは去る二月二十一日の衆議院の予算委員会において、楢崎委員の発言によって突然飛び出した問題であります。しかし、いやしくも国会の場において、そしてきわめて具体的な内容を伴うその計画なり、それが未遂に終わった経緯なり、あるいはそのために処分が行われた、そういうようなことについていろいろ述べられたことはきわめて重大であります。現在の民主主義社会、議会制民主主義のもとにおいてあり得べからざること、……
○板垣正君 きょうは大変貴重な御意見を賜りましてまことにありがとうございました。限られた時間でございますので、簡単に簡明に御質問申し上げます。 まず第一に、社会保障の問題でございます。松本先生に伺います。 わが国の社会保障制度は、そのレベルにおいてはもうすでに国際的水準に達しておると思いますが、今後の質的な改革等図っていかなければならないと思います。そうした面におきまして、何と申しましてもいわゆる高齢化社会、先ほど比率を挙げられましたが、もう二十年ならずして日本も欧米並みに十数%という高齢化社会になるわけであります。しかも生産年齢者がどんどん低下をしてきております。ほとんど一人か多くても二……
○板垣正君 ただいまいろいろ有益なお話承りましてありがとうございました。 私は、外交の問題について畑田公述人に一点だけお伺いいたしたいと思います。 遺憾ながら、畑田公述人のお立場と私は百八十度立場を異にするわけであります。しかし、私はやはり基本的に、相対的に力は弱ったといいながら、米ソの対話と妥協によって平和を維持する、戦争を回避する、こうした世界秩序の基本的な構図は、八〇年代といえどもまだ変わらないのではないか。このそれぞれの国の力によって平和を昔のように維持するということは困難としても、しかし、いま迫りつつあるいわゆる第三次世界大戦の危機と言われておるこれを回避するためには、この両国の……
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