このページでは板垣正参議院議員の16期(1992/07/26〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は16期国会活動統計で確認できます。
○板垣正君 まず、PKO、平和維持活動派遣について承りたいと思いますが、報道等によりますと、きょう正式に国連から我が国連代表部に派遣要請が行われたといわれておりますが、その点について御確認をいただきたいと思います。 さらに、実施計画について、もう既に相当内容的には詰められつつある、八日の閣議で決定をする、こういうことも報道されているわけであります。また、十一日には関係政令の施行をする、こういうことで、このことが着々と進められておる。大変おくればせでありますけれども、我が国もようやく国連平和維持活動に具体的に協力をする時期を迎えたということはまことに意義深いことであると思います。過般の参議院選……
○板垣正君 第百二十四回国会閉会中の九月九日から十一日までの三日間、大浜委員長、北理事、三石理事、風間理事、鈴木委員、吉川委員、池田委員及び私、板垣の八名は、北方領土及び隣接地域の諸問題に関する実情調査のため北海道に派遣されました。つきましては、その調査の概要を報告いたします。 まず第一日目は、新千歳空港ターミナルビルを視察した後、札幌において、北海道、北海道開発庁、地元経済団体及び水産団体の各代表から、それぞれ概況説明を聴取するとともに、要望を受けました。その後、北方領土隣接地域に入り、根室港花咲港区を視察しました。 第二日目は、納沙布岬の北方館等を視察し、続いて、根室市内において、北海……
○板垣正君 私は、まず開発庁長官にお伺いいたします。 去る四月二十三日から四日間にわたりまして天皇皇后両陛下には沖縄を御訪問になり、第四十四回植樹祭の御参列ということでございましたが、それに先立って二十三日にはまず国立墓苑に御参拝になり、戦没者の霊を弔い、また平和祈念堂におきまして県下遺族の代表に対し大変優渥なるお言葉をいただき、かつ二十五日の植樹祭は、かつてあの戦禍によりまして荒れ果てたあの糸満の地区において改めて沖縄復帰二十年、この記念の意味も込めての植樹祭が行われましたことは大変意義深いことであったと思います。特に、亡き昭和天皇には、ぜひ沖縄には伺わなければ、参りたい、こういう思いを最……
○板垣正君 私は、現在問題になっております防衛庁の檜地区から市ヶ谷台への移転に伴ういわゆる市ヶ谷台一号館の保存の問題につきまして、お尋ねをし、要請をいたしたい、こう思うわけであります。 まず、基本的に私は、国の平和と安全のために防衛庁、自衛隊の果たしている役割は高く評価するものであります。同時に、その機能を十分果たされるために、今後の装備の強化を図られる、あるいはその配置を合理化される、こういうことについては基本的には決して異議のあるものではありません。ただ、今回の問題が、自衛隊の本拠と申しますか、中央の機能を市ヶ谷台に持っていかれる、これに伴ってあの歴史的な存在ともいうべき市ヶ谷一号館を全……
○板垣正君 私も、今話題になりました厚生年金の問題についてお願いしたい、こう考えておりましたが、御論議があり、また経過も説明され、伊江先生からは大変建設的な御提案もあった次第であります。 いずれにいたしましても、私は、やはりこの問題の基本にありますものは、沖縄県民が経てこられたあの戦後の苦難ですね。戦前、戦中、戦後。この年金格差の問題も、やはり二十七年間にわたって米国の施政下にあった、そういうもとで本土の制度が適用されなかった。 私は、遺族会の関係を担当いたしておりますけれども、こういう面については幸い遺族援護法あるいは恩給法、これはやはり沖縄県復帰以前からもう本土と全く同様の姿、否むしろ……
○板垣正君 例年よりも大分早く給与法の審議が行われ、恐らく採決の運びとなろうと思いますが、このことについて担当大臣として御感想があれば承りたいと思います。
また、人事院総裁におかれても感慨もおありじゃないか、その点承りたいと思います。
【次の発言】 官房長官がお見えになりましたので。去る九月十六日の当委員会におきまして人事院勧告を受けての審議が行われました。その際、官房長官も何とか例年よりも早く給与関係閣僚会議等も開いて早くやりたいんだという気持ちを訴えておられた。きょうここで恐らく審議成立まで行くと思いますけれども、このことについての官房長官としての御感想、いかがですか。
○板垣正君 きょうは、市ヶ谷一号館の問題を中心といたしまして、相当の時間をとって政府の見解をただし、またいろいろお伺いをいたしたい。 こうした委員会の開催はなかなか異例ではなかろうかと思います。衆議院におきましては既に法案の審議に入る、こういう段階でございます。また、いわゆる市ヶ谷一号館の問題につきましては、かねてから問題となり請願等も提出されてまいりましたけれども、これは再三出されましたが保留に終わる、この保存を強く願っている立場の人にとってはその話の持っていき場がない、しかもこの既成事実は着々と進められておる、こういう中で、あえてこの委員会が一日の審議時間をとって改めてこの問題について何……
○板垣正君 私は、総理のいわゆる侵略戦争発言、この重大な問題について、焦点を絞っていろいろお尋ねしてまいりたい。 これは、総理の発言に対する日本遺族会の抗議の声であります。その一部でありますが、「戦没者遺族は、今日までわが身をかえりみることなく一途に祖国の安泰と繁栄を願って、尊い生命を国家に捧げた肉親に、誇りをもって茨の道をひたすら生きてきた。しかるに総理のこの暴言は、この心の支えさえ根底から踏みにじったものであり、われわれ戦没者遺族は、断じて、これを容認することはできない。」。 いろいろまだございますけれども、これが遺族の多くの声であります。 戦没者遺族が戦後たどってきた道はまことに厳……
○板垣正君 先般の、日本が二千万人の害を与えたと、この発言は全く根拠のない事実無根なことであることが明らかにされ、これを撤回し謝罪をされた。このことについては極めて重大な問題であります。 しかも、極めてこれは象徴的なことであって、従来、社会党を初めとする各党が、いかにして日本の戦争が誤りであった、犯罪国家であった、侵略国家であった、そういうことを言い続けてきたその一つのあらわれでございましょうし、この二千万という数字は既にひとり歩きをして教科書にまで取り上げられておる。来年の高校の教科書でこれが取り上げられている事実があるようですけれども、これは撤回をしてもらいたい。 文部大臣、いかがです……
○板垣正君 沖縄の問題、また北方領土の問題、具体的な点で若干お伺いいたしたいと思いますが、沖縄関係で開発庁長官にまずお伺いしたいのは沖縄開発庁の存続の問題でございます。 これはいろんな経緯があり、また非常に注目されている問題でございますが、伝えられるところによりますと、政権与党の税制改革協議会、ここでいろんな角度から検討中でございましたが、報道によりますと、この報告書として、中央省庁の再編問題の中でも沖縄開発庁、国土庁、北海道開発庁、いわゆる三庁統合を優先的にやるんだと、こういうことが報ぜられておりまするけれども、この統合の問題について長官のまず御見解を承ります。
○板垣正君 官房長官に冒頭申し上げます。
過般の石川県知事選挙に際しまして、防衛庁長官が公務の名において現地に赴かれました。また、後は政務に切りかえたという極めて不明朗な、特に自衛隊を総括する立場にある防衛庁長官の行動としては極めて不適切であり、遺憾であります。官房長官からもこういうようなことについて十分な注意をお願いしたい。このことについての長官の御見解を承ります。
【次の発言】 ただいまの御認識に対しては極めて不満であります。ただ、この問題についてはまた改めて申し上げたい。
そこで、まず恩給法の問題でございます。総務庁長官に申し上げたい。
この恩給の改善、特に関係者の戦没者遺族等を中……
○板垣正君 まず防衛庁長官に、自衛隊改正法、この経過はどうなっているんでしょうか。
この法案は、この内閣委員会でも成立直前まで行った経緯、いろいろございますし、また邦人救出という、当然成立させなければならない。この国会においても何か継続審議というふうな見通しも聞いております。国会の動きではございますけれども、政府の当局としてどういう受けとめ方をしておられますか。
【次の発言】 この法案は昨年六月、忘れもしません六月十一日の内閣委員会で、当時の自公民同意のもとに、ある時間の審議を尽くして成立を、そういうぎりぎりのところまで、衆議院でもちろん審議を尽くされ、しかし六月に内閣不信任案等が出た経緯、……
○板垣正君 板垣であります。 予定にはありませんが、まず外務大臣に。 この四月に中華航空の悲惨な事故がございました。二百数十名の方が犠牲になり、去る十五日に名古屋において追悼の会が行われ、台湾側から閣僚二人、あと党の代表等々十何名かの方がその追悼のためにお見えになったわけであります。 そして、台湾側としてのああした事故の起こったことについて申しわけないという気持ちなり、今後の対処なりというようなことについてのお気持ちを、幸い運輸大臣にはお会いできて、そうした経過があったようでありますが、外務大臣はどうしてもお会いにならない、お会いできない。これはまさに政治を超えた人道的な問題であります。……
○板垣正君 ただいま人事院総裁から人事院勧告についての御説明がございました。過去最低の勧告率、これは民間の非常に厳しいものを反映しながら、ただいま御説明のとおり、いろいろきめの細かい御配慮をいただき、措置をとられ、かつ今後のあり方等についても適切な勧告をしていただいていると思うわけでございます。
ほかの問題もございますので細部に入ることはできませんが、基本的にこの勧告はやはり早期に完全実施をしてもらいたい、そうあるべきではなかろうか。こういうことにつきまして、総務庁長官、官房長官の基本的な御見解を承ります。
【次の発言】 ただいまは、早期に関係閣僚会議等も開かれ、完全実施の方向でお進めいただ……
○板垣正君 私は、安全操業の問題とそれから地震に伴う北方領土支援の問題、これを中心に承りたいと思います。
まずその前に、山口総務庁長官が十月一日から二日にかけて社会党御出身の閣僚としてはまさに初めて現地視察をされた。そしてまた、閣僚としては五年ぶりに保安庁の船で洋上からロシアの監視船を目の前にしながら御視察になった。これはある意味で大変歴史的なことだと思うのでございます。
一番お感じになったことを承りたいと思います。
【次の発言】 それでは、安全操業、この問題はるる申し上げる時間もありませんけれども外務大臣に。
とにかく、平和な時代に平和であるべき海に、平和な漁船に対して銃撃が加えられる……
○板垣正君 派遣委員の報告をいたします。 岡部委員長、寺澤理事、木宮委員、瀬谷委員、大久保委員、聴濤委員及び私、板垣の七名は、去る九月十二日から十四日の三日間の日程で、広島県、山口県における国の地方支分部局及び自衛隊の業務運営並びに国家公務員制度等の実情について調査を行ってまいりました。 第一日目は、海上自衛隊呉地区を訪れ、呉地方総監部で業務説明を聴取するとともに、掃海艇「ひめしま」の艦内を視察いたしました。次いで、海上自衛隊江田島地区を訪れ、幹部候補生学校、第一術科学校、自衛隊江田島病院から業務説明を聴取するとともに、同地区内の各種施設及び教育参考館を視察いたしました。 第二日目は、海……
○板垣正君 質疑に入ります前に、議題と別でございますけれども、官房長官に台湾の確定債務の問題について特にお伺いいたしたいと思います。 これは十一月六日の日本経済新聞に報道されました。対台湾債務返済で政府が方針を固めた、未払い給与百倍、軍事郵便貯金、簡易保険等は二十倍、当時の価格をそういう形で払い戻しをする、これが極めて突然新聞に報道されまして、大変私どもも驚いております。 これは官房長官もよく御存じのとおりに、政府としてもこの台湾の確定債務問題は日本国政府の責任においてこれは処理しなければならない。これを取り上げ、また我々はかねて超党派の議員懇の立場において政府の足らざるところを側面的にい……
○板垣正君 私は、まず初めに総理に。 去る十月三十日、朝霞におきまして自衛隊の観閲式がございました。総理としては初めて臨まれたわけでございます。私も列席をいたしまして、総理の統括ぶりを篤と拝見いたしておったわけでございます。 いろいろな意味で注目をされました。特に、昨年の観閲式においては、元総理は平服で行って、しかも原稿抜きのその場のスピーチというふうな形で大変ふさわしくない姿、しかも自衛隊の士気にかかわるような印象を私ども率直に受けたわけでございます。今回、総理の出処進退、私は拝見をいたしておりまして大分板についてきたな、こういう感じを持ったわけでございますけれども、総理の率直な御感想を……
○板垣正君 外務大臣お見えでありますから外交の問題について、北方問題も後から伺いたいと思いますが、まず第一番目が米朝協議の現状でございます。
この問題については、二十一日に北鮮側が引き揚げた、決裂という中で、今度は高官会議をやろうという文書の交換が行われた。向こうの外務次官の文書がアメリカ側に渡されたと。その内容についても推測がいろいろ記事にも出ておりますけれども、現時点で把握しておられるところをお話しいただきたい。
【次の発言】 外務省としての見通してはどうでしょうか。この米朝協議内容は北側にとっても非常に有利なものだから、これをぶっ壊してしまうようなことはまずないだろうという観測が主流に……
○板垣正君 初めに、恩給の改善についてお伺いいたしますが、昨年年末、平成七年度の予算編成をめぐりまして、恩給の扱いにつきましても受給者の立場からいろいろな心配もあったわけでございます。特に、財政が極めて厳しい、かつ公務員の給与も例えばボーナスをカットするとか、こうした民間と相呼応しながら、必要やむを得ざる措置でございましょうが、そういう中で恩給の成り行きについてもいろいろな折衝の経緯があったとも承っておりますが、総務庁長官の格段の御尽力によって基本線を貫いて受給者も非常に安心いたしておるわけでございますが、改めてこの改善、増額措置についての総務庁長官の基本的なお考えと申しますか、姿勢と申します……
○板垣正君 初めに、過般の阪神大震災、これに関連をしてお伺いしたいと思います。 一月十七日に勃発をいたしましたまさに未曾有と言っていい阪神・淡路大震災、絶大なる災害をもたらし、五千四百を超えるとうとい人命が失われ、また今なお八万を超える被災者の方々が非常な不自由な生活を強いられておる。その他もうあらゆる面で大変な状態が続いているわけでございます。こうして亡くなった方々に改めて心からお悔やみ申し上げ、また罹災者の方々にお見舞いを申し上げる次第であります。 私がきょう特に申し上げたいのは、自衛隊の皆さん方の大変献身的な活動であります。初期の出動が遅かったとかいろいろなことを言われたりいたしてお……
○板垣正君 初めに、ただいま御説明のございました国家公務員等共済組合の改正案について、大蔵大臣、この法律によりまして、いろいろな経緯を経ながら、また関係の方々の御尽力によりまして、育児休業手当が創設をされるということは大変意義深いことと思うのでございます。従来は、女性教職員とか看護婦さんとか一部限られた方に掛金相当のものを差し上げるという程度のものでございましたのが、今回は官、公、反すべて掛金は免除される、かっこうした手当を差し上げると、こういうふうな姿に相なるわけでございます。 そこで、やはり高齢化社会の到来、女性の方の職場進出と家庭との両立という形、特に子育ての問題、それが近年生まれるお……
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