このページでは八代英太参議院議員の13期(1983/06/26〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は13期国会活動統計で確認できます。
○前島英三郎君 私は、参議院の会を代表いたしまして、総理並びに関係大臣に対し、福祉と教育の問題を中心に質問をいたします。 質問に先立ちまして、先般の異常気象により豪雪の被害に遭われた皆さんに、参議院の会同志とともに心からお見舞いを申し上げます。 四年前、私は、散大平総理に対しこの演壇から質問する機会を与えられました。その際、車いすの私が遠回りをして登壇せざるを得なかったことから述べ始めたのでありますが、本日、その四年前と同じように、私は遠回りをしてこの席に着きました。この間、何の進歩も変化もなかったのでしょうか。 いや、そうではありません。この目の前にある六段の階段は、四年前にはまだ、社……
○前島英三郎君 四分しかありませんから、大韓航空機撃墜事件に関連いたしまして二、三お伺いします。 事件そのものにつきましては大変悲劇でございました。それと同時に、今後再発防止、それからまた有効な処置をいろんな意味で講じていただきたいことを強く要望しておきますが、さて、それにまつわることで防衛情報につきまして、私は可能な限りこれは機密の部分を小さくして、多くを国会と国民に知らせるべきだというふうに思っているんですけれども、一連の国会質疑なんかを通じて感じますと、非常に国家機密を民間機の安全よりも優先したんじゃないかという印象がどうも私自身ぬぐい去れない、そんな気がするんです。今後にこれは問題を……
○前島英三郎君 時間が短いので、十五分でございますからすぐ本題に入りたいと思います。 総理府と行政管理庁の組織改革に伴いまして障害者対策関係のものも影響を苦干受けるようでございます。障害者対策推進本部並びにその担当室は新総理府の方に属することになるようなんですけれども、現在は長期行動計画を踏まえまして、総理大臣が推進本部長、それから総務長官並びに厚生大臣が副本部長、こういう形になっているわけなんですけれども、しかし現在の副本部長の一人の総務長官のポストが閣僚でなくなるということでございますが、その後の手当てについてはいまだはっきりしない、線が出ていないようでございます。 一方、現在総理府に……
○前島英三郎君 いま栗林委員の御質問に対しまして自治大臣は、定数を変えていくと候補者もたまったものじゃない、政局の安定にも非常に差しさわりがあるというようなお答えがありましたけれども、主役はどっちであるかというのをずいぶん勘違いされているんじゃないかというような気がするのです。主役はあくまで有権者であるということを、私たちはやっぱり何となく違いを感ずるのです。 その有権者にとって、選挙制度のあり方というのはこれはもう最も大切な財産でありますし、しかもこの制度というのは民主主義の根幹にかかわるものだというふうにも思うのですけれども、その制度改定に当たってはより公平に有権者の意向が反映されるよう……
○前島英三郎君 参考人の皆さんのお話を聞けば聞くほど、間もなくこの改正案も成立をするというマスコミの論調でございます。しかし、もっともっと審議を尽くさなければならないと思います。かけがえのない有権者の一票を思いますと、ますますそういう気持ちになっていくのです。皆川さんは全国の選管の事務総長さんだということでございますけれども、選管の事務総長さんにしてからが、あたかも事前運動をあたりまえのような、現状をそういう認識でいるということになってしまいますと、私も交通違反を何回かしたことがありますが、その都度しかられて罰金を払うんです。交通法規があるから守ろうとしますけれども、ふっと谷間の中に人間が埋没……
○前島英三郎君 私は、参議院の会を代表しまして、総理並びに各大臣に質問をいたします。 行革問題、減税問題あるいは政治倫理問題、伺いたいことはたくさんございますけれども、論議の重複を避ける意味から、そしてまた、いま福祉と平和が非常に危ないという状況の中を痛切に感じておりますので、やはり私の福祉問題、障害者福祉問題を主軸に質問をしてみたいと思うんです。 まず、総理に伺いたいんですが、私は三月の当委員会で総理の障害者福祉観をお尋ねいたしました。私がそのころ心配しておりました点は、軍拡志向じゃないかなと言われる総理が、障害者など社会的に弱い立場にある人たちを社会の仲間として考えるのではなく、単に手……
○前島英三郎君 初めて外務委員会で質問さしていただくんですけれども、私は経済協力、技術協力を初めとする各国との協力のあり方を中心にお尋ねしたいと思います。 我が国は、きょうもいろいろな形で討論されましたけれども、自由世界第二位の経済力を有するところまで発展をいたしましたが、その発展、繁栄は各国との相互依存関係の上に成り立ってきたものであることは、これは言うまでもないことだと思うんですね。しかし、相互依存関係という言葉は耳ざわりがいいんですけれども、特に発展途上国との関係を考えますと、必ずしも正確に相互という言葉が当てはまるかどうか疑問な点もあるんじゃなかろうか、このように思います。そんな気が……
○前島英三郎君 きょうは朝から身体障害者福祉法につきまして、同僚委員からいろいろな質疑応答を伺っておりまして、また、厚生省のお考えとするところもいろいろと伺ってきたところでございます。 いずれにいたしましても、この社会は健康な人たちを標準としてつくられているだけに、だれ一人としてみずから障害を持つ身を望んだ者はいないはずなのに、なかなか社会の障壁というものは多岐にわたっている。そういう中でこうした法律が、そうしたものを除去し、そしてまたすべての人が「完全参加と平等」という国連のテーマにのっとって人間として社会参加、自立をしていく、そういうことが大切であると思いますけれども、「者」になる前身、……
○前島英三郎君 まず、総理府と行政管理庁の統合再編成、それから総務庁の設置に関連しましてちょっとお尋ねしてまいりたいと思うんですけれども、昨年の第百回臨時国会におきまして私は行政改革に関する特別委員会でこの問題にちょっと触れて質問いたしました。その際、総理は障害者対策に関する我々の熱意は変わらないと断言をなされている。また、当時、丹羽総務長官も、従来どおり、より以上に推進してまいる考えがあり、御安心いただきたいと、こういう答弁をいただきました。私は、その気持ち、その姿勢に疑いを差し挟むつもりは全くございません。しかし、本年七月に 新しい体制に移行するその時期が近づいてまいりましたので、改めてそ……
○前島英三郎君 私は本改正案に賛成なんですけれども、きょうもいろいろ開かれた皇室という問題、国民に開かれた皇室であってほしいといういろんな願い、そういう観点からの議論が行われておりますので、そうした部分も含めまして幾つか質問してまいりたいと思います。 皇室そして皇族の方々が一方におありになりまして、それからこちら側に私たち国民がいる。その間に宮内庁というものがありまして、開かれた 皇室というものを実現せしめる。図式的にはこういうことになるのだろうと思っているんですが、皇室と国民の間の関係を基本的にどのような姿でありたいとその間におる宮内庁としては思っておるのか、その役割を果たそうとしておるの……
○前島英三郎君 時間も大分経過しておりますが、最後になります。 初めに、共済年金の額の改定に関する法律の改正案につきまして質問をしてみたいと思います。 五十七年度の人勧凍結、五十八年度のわずか二%の公務員給与改定、これらに伴って年金の方も昨年度の改定はなく、また本年度におきましても二%の引き上げにとどまっていることは、私も甚だ残念に思う者の一人であります。 さて、共済年金につきましては昨年その統合が図られたところでありますが、今後、さらに厚生年金、国民年金との統合へ向かう途上にあると理解しているわけであります。きょうも、その辺は同僚委員からいろいろと質疑応答がなされておりますが、そこで年……
○前島英三郎君 今回の機構改革に当たりまして、今後の運輸行政のあり方をどういう方向に持っていこうとしているのか、基本的な姿勢をまずお尋ねしておきたいと思います。 きょうは、いろいろな形で運輸行政につきまして先輩諸氏の御意見を伺っていたところでありますけれども、運輸を取り巻く諸情勢の大きな変化、経済の安定成長への移行、あるいは国際化、経済のソフト化の進展等々、大変大きく変化しておりまして、これらに伴って輸送サービスの質的向上への要望が強まっているという認識についてはそのとおりであろうと私も思います。 そして、今回の機構改革におきまして、そうした変化に対応していこうという見地から、縦のものを横……
○前島英三郎君 二日間にわたりまして、先輩委員、それから政府とのやりとりをいろいろと拝聴してまいりました。 初めに、恩給制度の性格につきましてお尋ねしたいと思うんですけれども、今日の恩給の実態を見ますと、受給者の構成の面から見ましても、また公務員の共済制度が整ってきているという制度的な面から見ましても、旧軍人軍属恩給制度といっても差し支えのない実情に近いだろうと思うんです。一兆数千億円の九十数%のそういう形の制度の中身を見ましても、そのようにとられるわけです。 ところが、恩給制度の歴史的な経緯を見てみますと、太平洋戦争の終結後、GHQの指令によりまして、一部の傷病者の恩給を除いて数年間空白……
○前島英三郎君 いろいろ防衛問題が論議されておりましたけれども、私は特に福祉に関心を持つ立場から、大変防衛問題というのも福祉につながりがあるように思っております。 したがって、どうしても防衛費が膨らんでまいりますと福祉が切り詰められていくというのは、過去の歴史的な数字が示しております。GNP一%問題もいろいろな形で論議をされているんですけれども、いずれこの一%はやっぱり壁は破られていってしまうであろうという懸念は国民の多くが持っているわけです。今までいろいろお話を聞いてみますと、五六中業も非常に中途半端の嫌いがある、あるいは五九中業もなかなか完成は難しいであろうというような一般的な議論を聞い……
○前島英三郎君 長い時間でございますが、私が本日はラストバッターでございますので、おつき合いのほどをお願いしておきます。 臨教審設置法案、それにまた国教審設置法案に対しまして、私はまだ賛否につきましては結論を出しておりません。結論を出しておりませんので、本委員会における審議は私にとりまして態度を決定するための重要な委員会でございますし、審議でございますから十分議論を煮詰めたい、こう希望しております。ですから、答弁の方もぜひ懇切にお願いしたいということをまず申し上げておきたいと思うんです。 さて、一般論といたしましては、教育改革についてきちんと議論をして実のある改革を進めていくということ自体……
○前島英三郎君 先日、二十六日の当委員会におきまして、二十三年前の古い本の記述でございますが、それから三年前に文部省が出したメモ、この二つを取り上げまして対比させていただきまして、そこはイントロの部分でございましたから、きょうゆっくりといろいろお話を伺っていきたいと思うんですが、そこに共通する文部省の考え方、つまり障害児が小中学校に来ると小中学校の教育に差し支えるから困るのだという一つの見解なんですけれども、これをお持ちいただきながらやっていただいた方がいいと思うんですが、委員長、お配りしてよろしいでしょうか。
【次の発言】 つまり、障害児が一般の小中学校に来ると小中学校の教育に差し支えるから……
○前島英三郎君 臨教審の審議もだんだん大詰めを迎えつつございますけれども、まず臨教審につきまして何点かお尋ねしておきたいと思うんです。
これは重複するかもしれませんが、委員の人選についてなんですけれども、一応二十五人以内ということでありますが、これまで多くの質問も出たわけなんですけれども、その人選の基準、方法につきまして改めて伺っておきたいと思います。
【次の発言】 いろいろな人選につきまして大臣のお考えを今伺ったわけでありますけれども、まさしく広く各界各層からというのが今の中にも盛り込まれていたようであります。やっぱり私は福祉を考える立場からいろんな人間社会を見詰めていくわけですが、そこで……
○前島英三郎君 長時間御苦労さまです。私も二、三お伺いさしていただきますが、ほとんど各委員の皆さんが御質問いたしておりますから、重複を避けたいと思います。 いろいろ私も審議に臨んでおりまして、これは「委員は、人格識見共に優れた者のうちから、文部大臣の意見を聴いて、内閣総理大臣が任命する」と。そして、それは国会、両議院の承認を得て選ぶ。二十五人ぐらいの規模でその審議委員は選ばれるのだけれども、その審議委員の会長もこれもまた審議委員二十五人が選ぶのじゃなくて総理大臣が任命をする。それから、いろいろ審議をしていくんですが、審議していく中においては「委員は、職務上知ることのできた秘密を漏らしてはなら……
○前島英三郎君 いよいよ私が最後になりますけれども、今国会におきまして総理に質問する機関を得られましたのは、二月十日の本会議におきます代表質問以来およそ半年ぶりのことでございます。 代表質問の際にも、私は教育改革の問題につきましてお尋ねをさせていただきました。その答弁の中で、総理は大変すばらしいことを述べておられたんです。御記憶があるかどうかは別としましても、大変すばらしいことを述べておられました。「障害児が持っておる直感的なセンシビリティーというものは、我々から見れば非常に貴重な人間の宝のようなものが自然にそこに埋蔵されているということを感じた」と、こうお述べになっておられたわけです。障害……
○前島英三郎君 大変限られた時間ですから、幾つか質問させていただきますが、時間までおつき合いください。
まず、身体障害者福祉法の改正について伺いたいと思うんですけれども、先月本会議で私も質問さしていただきましたが、今国会に改正案を提出すべく今検討中であるということでございますが、その後の検討状況並びに今後の予定などにつきまして、まず厚生大臣にお伺いしたいと思います。
【次の発言】 改正につきましてはいろいろな声もございますので、そうした声を踏まえてひとつ改正案をやっていただきたいと思います。
次に、身体障害者雇用促進法についてお尋ねいたしたいと思うのですが、これもさきに本会議で私も質問さし……
○政府委員(前島英三郎君) 科学技術政務次官の前島英三郎でございます。 ただいまの河野大臣の所信にもございましたとおり、我が国にとりましてエネルギーに関する科学技術の振興を図ることは極めて重要な課題であります。 委員長初め委員の諸先生方の御指導を賜りまして、誠心誠意努力をいたしまして大臣を補佐してまいる所存でございますので、何とぞよろしくお願い申し上げます。
○政府委員(前島英三郎君) 科学技術政務次官に就任いたしました前島英三郎でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 座ったままごあいさつすることをお許しいただきたいと思いますが、ただいまの大臣の所信にもございましたとおり、我が国にとりまして科学技術の振興は極めて重要な課題でございます。 委員長初め委員の諸先生方の御指導を賜りまして、誠心誠意努力をいたしまして大臣を補佐してまいる所存でございますので、何とぞよろしく御指導のほどをお願い申し上げます。 ありがとうございました。
○政府委員(前島英三郎君) 原子力委員会委員西堀正弘及び渡部時也の両君は四月十四日任期満了となりますが、両君の後任といたしまして藤波恒雄及び門田正三の両君をそれぞれ任命いたした と思いますので、原子力委員会及び原子力安全委員会設置法第五条第一項の規定によりまして、両議院の同意を求めるため本件を提出いたしました。 両君は、原子力の利用に関してすぐれた識見を有する者でありますので、原子力委員会委員として適任であると存じます。 何とぞ、御審議の上、速やかに同意されますようお願いいたします。 続きまして、原子力安全委員会委員大山形及び御園生圭輔の両君は四月二十日任期満了となりますが、両君を再任い……
○政府委員(前島英三郎君) 科学技術会議議員の任命につき両議院の同意を求める件につきまして、お願い申し上げます。 科学技術会議議員岡本道雄及び山下勇の両君は五月二十七日任期満了となりますが、両君を再任いたしたいので、科学技術会議設置法第七条第一項の規定によりまして、両議院の同意を求めるため本件を提出いたしました。 両君は、科学技術に関してすぐれた識見を有する者でございますので、科学技術会議議員として適任であると存じます。 何とぞ、御審議の上、速やかに同意されますようお願い申し上げます。
※このページのデータは国会会議録検索システム、参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。