このページでは八代英太参議院議員の15期(1989/07/23〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は15期国会活動統計で確認できます。
○前島英三郎君 私は、自由民主党を代表いたしまして、ただいま議題となりました育児休業等に関する法律案につきまして、総理並びに労働大臣にお伺いをいたします。 我が国の輝かしい経済の発展に伴い、所得水準、生活水準の向上、生活環境の改善など、全般的には国民の暮らしもかなり向上してまいりました。国際連合は昨年から、社会のあらゆる構成員の能力を引き出し、かつ個性を生かす全員参加の社会を提唱しておりますが、我が国が国際社会において、すべての国民の暮らしを大切にする福祉国家の名に恥じない地位を占めるためには、労働時間の短縮を初めとするゆとりの創造を一層進めることが不可欠であります。特に、現在の我が国の状況……
○前島英三郎君 浜本新委員長のもとに初めて質問させていただきますが、また、以前に国会の中に補聴器を使用しておられる方々のために磁気ループをつけていただきまして、きょうも午前中試聴していただいたそうで、まだいろいろ問題点もあるようですが、私も委員長時代に各会派の皆様の御協力をいただいて、議院運営委員会の皆さんのお許しをいただいて、この委員会室に試験的につけたわけですが、これから高齢化時代を迎えますので、ぜひここを一つの発火点としてまた委員長よろしく御協力をお願いしたいと思います。
【次の発言】 さて、私は障害者の雇用促進対策ということに絞りまして質問させていただきたいと思いますが、まずことし六月……
○前島英三郎君 それではお伺いをします。 どうも参考人の皆様、意見の開陳御苦労さまでございました。ありがとうございました。 まず、電動車いすで八王子からおいでいただいた今岡参考人にお伺いします。 障害者の所得保障の運動、そしてこの障害基礎年金の導入、そのプロセスの中で私も深くかかわり合いを持った一人として、基礎年金というものには大変感慨深いものがあります。 きょうはちょっと写真のパネルを持ってまいりましたが、(パネル提示)さっき竹下大蔵大臣の話をされましたが、私の部屋で、今岡さんを含めてみんなで竹下大蔵大臣をお迎えして最後の詰めをし、そして、だれしもみずから障害者になりたくてなったわけ……
○前島英三郎君 発議者の皆さん、早朝から御苦労さまでございます。私は、自民党の立場から、原子爆弾被爆者等援護法案につきまして提案者に対して幾つか質問をさせていただきます。 今日までの原爆被爆者の皆さんへの政策を振り返ってみますと、原爆被爆者の方々が原爆の放射線を浴び今なお健康障害に苦しんでおられるなど、健康上特別の配慮を必要とするという特殊事情に着目いたしまして、昭和三十二年に原爆医療法、続いて昭和四十三年には原爆特別措置法が制定され、健康診断あるいは医療の給付が行われるとともに、医療特別手当、特別手当、原爆小頭症手当あるいは健康管理手当、保健手当、介護手当、葬祭料の支給等の対策が講じられて……
○前島英三郎君 連日御苦労さまでございます。 先ほどは北先生、きのうは佐々木委員の質問がございましたが、私の関心分野ときのうの佐々木質問は大変重なっておりますので、随分勉強いたしたところでございます。佐々木委員は、その見識が高いのみならず、人格も極めて温厚でありまして、心は寛大でありまして、あらゆる場面で思慮深い方でもございます。それに引きかえ私は、同じような社会保障とか社会福祉の分野にかかわりは持っておりますけれども、佐々木委員のように温厚な人間ではございませんで、またその心は佐々木委員のように寛大にはなれない部分も多々ございます。さらに、思慮も深くなく、どちらかといえば行動の方が先に立つ……
○前島英三郎君 去る十一月三十日に、私の質問時間におきましていわば給付と負担の問題をお伺いいたしたわけであります。それは、発議者を代表して久保さんが、この社会党の「伯仲新時代へ」、これはいわば公約であると、こういうことを申された。その公約に基づいて私たちも、年金、社会保障についてこの税制改革は大変重要な位置づけをしているだけに、その問題に限って議論をさせていただき、そしてまた、いわば最低保障年金も私たちの考えは九万二千七百円であるという言葉も聞きましたし、あるいは国民負担率も小川さんの方から四〇%前後でいきたいというふうな言葉もあった。 ですから、一体そうすると、最低保障年金を今の五万五千五……
○前島英三郎君 参議院自由民主党を代表いたしまして、海部総理並びに関係閣僚に緊急の課題を質問させていただきます。
まず冒頭、一昨日のアメリカ西海岸サンフランシスコ大地震は大変驚きました。最も友好国であるアメリカでありますし、そしてまた、被害の大きさ、犠牲者の多さ、こういうことを見ますと、心からお見舞いを申し上げたい次第でございます。この地震に対する日本政府の取り組みをまず伺いたいと思います。海部総理。
【次の発言】 今総理が援助態勢、取り組みについてお話しくださいましたけれども、外務省、何か補足することがございますか。
【次の発言】 歴史的に見ましても、かつてのサンフランシスコ大地震、そして……
○前島英三郎君 あと十分少々でありますけれども、これから幾つか質問させていただきますが、冒頭私、どうしても申し上げたいことは、私の審議時間中に一方的に質疑を打ち切られたこと、このようなことが二度と起こってはならない、このように思います。二度とこのようなことがないよう私は委員長に申し入れておきたいと思います。委員長いかがでございますか。
【次の発言】 パチンコ疑惑、また朝鮮総連の問題、まだ幾つか私たちも質問したいことがございますが、これは同僚議員とともに後日に留保させていただくといたしまして、私のこれからの質問は、特に障害者福祉の問題につきまして総理並びに関係大臣に伺っておきたいと思うのでありま……
○前島英三郎君 政府与党にはなかなか割り当ての時間が少のうございますが、大変重要法案でございますので、きょうは清水委員と一緒に分けまして十分、二十分という短い時間でいろいろただしてまいりたいと思います。 今回の法律改正案が国会に提出されましてから今日まで、非常に多くの福祉関係団体や障害者自身の皆さんから、法改正の成立促進の陳情や要請をいただきました。それだけ皆さんにとって今回の法改正に期待するところが大きいと受けとめられているわけでもございます。恐らく二十一世紀を目前にした一九九〇年代という新しい年代の、地域に密着した新しい、より望ましい福祉のあり方が示され、その輪郭がそこに見え始めたからだ……
○前島英三郎君 私は、ただいま可決されました老人福祉法等の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、日本社会党・護憲共同、公明党・国民会議、日本共産党、連合参議院、民社党・スポーツ・国民連合、参院クラブの各会派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 老人福祉法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、次の事項について、適切な措置を講ずべきである。 一、市町村における実施体制を確保するため、地方交付税等による十分な措置を講ずること。また、在宅福祉サービスの都道府県・市町村間の格差の是正に努めること。 二、老人等が寝たきりになるのを防ぐとと……
○前島英三郎君 去る九月十九日から二十一日までの三日間、福間委員長、対馬理事、高桑理事、尾辻委員、糸久委員、沓脱委員、乾委員と私の八名は、高齢者、障害者の保健医療・福祉等及び最近の雇用失業情勢等に関する実情調査のため、北海道に行ってまいりました。 以下、調査の概要について御報告いたします。 第一に、北海道における高齢者、障害者の保健医療・福祉等の概要について申し上げます。 道におきましては、昭和六十三年度から平成九年度までの十カ年を期間とする北海道新社会福祉長期計画を策定し、現在、これに基づき福祉に関する施策を進めております。 まず、道の社会福祉施設の整備状況につきましては、全国水準を……
○前島英三郎君 私は、ただいま可決されました戦傷病者戦没者遺族等援護法及び戦傷病者等の妻に対する特別給付金支給法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、日本社会党・護憲共同、公明党・国民会議、日本共産党、連合参議院、民社党・スポーツ・国民連合、参院クラブ、各会派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 戦傷病者戦没者遺族等援護法及び戦傷病者等の妻に対する特別給付金支給法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、次の事項につき、速やかに格段の努力を払うべきである。 一、国民の生活水準の向上等に見合って、今後とも援護の水準を引き上げ、公平な援……
○前島英三郎君 私は、自由民主党、日本社会党・護憲共同、公明党・国民会議、連合参議院、民社党・スポーツ・国民連合、参院クラブの六会派を代表いたしまして、育児休業等に関する法律案に対し、六会派共同提案に係る修正の動議を提出いたします。その内容は、お手元に配付されております案文のとおりであります。 修正の要旨は、政府は、この法律の施行後適当な時期において、育児休業の制度の実施状況、育児休業中における待遇の状況その他のこの法律の施行状況を勘案し、必要があると認めるときは、子を養育する労働者の福祉の増進の観点からこの法律に規定する育児休業の制度等について総合的に検討を加え、その結果に基づいて必要な措……
○前島英三郎君 自由民主党の前島と申します。 参考人の先生方、きょうはまことにありがとうございます。 私は、まずお三方に質問をしたいんですが、岡本先生、五十嵐先生、莇先生、今後も老人医療費の増大が見込まれる中で、これをだれがどのように負担していくことが公平にかなうことなのかということでございます。 御承知のように、我が国の老人医療費は平成二年度で約六兆円という形になります。これは年々増加の一途をたどっているわけでありますが、人口の高齢化に伴いましてこれは増大し続けていくことでありましょうし、試算では平成十二年度には約十六兆円ぐらいになるだろう、こういうぐあいに推計されておるわけであります……
○前島英三郎君 私は、本案に対し、自由民主党、日本社会党・護憲共同、公明党・国民会議、連合参議院、民社党・スポーツ・国民連合を代表いたしまして、修正の動議を提出いたします。その内容は、お手元に配付されております案文のとおりでございます。 これより、修正の要旨を申し上げたいと思います。 第一に、老人医療の公費負担割合を三割から五割に拡大する対象として、精神病院のうち痴呆性老人の心身の特性に応じた適切な看護が行われるものに係る給付に要する費用を加えることとし、平成四年四月一日から施行すること。 第二に、老人保健法の規定による一部負担金の額の改定に当たって、一部負担金の額が老人の負担能力等を考……
○前島英三郎君 私は、本案に対し自由民主党、日本社会党・護憲共同、公明党・国民会議、連合参議院、民社党・スポーツ・国民連合を代表いたしまして、修正の動議を提出いたします。その内容は、お手元に配付されております案文のとおりでございます。 これより、修正の要旨を申し上げます。 第一に、製造、加工、販売事業者等は、その製品、容器等が廃棄物となった場合における処理の困難性についてあらかじめみずから評価し、適正な処理が困難にならないような製品、容器等の開発を行うこと、その製品、容器等に係る廃棄物の適正な処理の方法についての情報を提供すること等により、その製品、容器等が廃棄物となった場合においてその適……
○前島英三郎君 谷川長官、御就任おめでとうございます。どうぞひとつ頑張ってください。 我が国は、国土が狭く、資源も少ないながら歴史上世界に例を見ない速さで成長いたしまして、現在ではGNP世界第二位の経済規模を占めるに至っておるわけでございます。これを支えてまいりましたのは技術革新でありまして、技術革新への国民のたゆまぬ努力であったと考えます。 私は昭和六十年の年末から科学技術政務次官の職にありましたが、当時既に日本の技術水準は相当向上しておりまして、貿易摩擦が問題となるなど、社会の成熟とともに産業構造の変革が求められた時代でもございました。そのような時代の要請に呼応しまして、科学技術政策も……
○前島英三郎君 先般の委員派遣について御報告申し上げます。 去る一月十六日から十八日までの三日間、田渕委員長、西田、竹村、高桑各理事、菅野、沓脱、粟森、勝木各委員と私、前島の九名で、京都府及び兵庫県における高齢者及び心身障害者の保健医療・福祉等に関する実情を調査してまいりました。 本調査団は、京都府及び兵庫県より、それぞれ保健医療・福祉についての概況説明を聴取するとともに、京都府におきましては、老人保健施設「博寿苑」及び身体障害者福祉工場「太陽の家」を、兵庫県におきましては、総合福祉ゾーン「しあわせの村」及び県立健康センターの各施設を現地視察いたしました。 以下、調査のうち主要な点につい……
○前島英三郎君 おはようございます。 早速質問に入らせていただきます。国際障害者年も一九八三年から十年、始まりましていよいよことしは最終年を迎えるわけでございますけれども、私たちはまだまだ日本におきましては未解決の問題も多うございますし、でき得ればこの最終年が新たな始まりであってほしい、こういう気構えのもとに、ことしは国の内外においていろいろなイベントが計画されております。 宮澤総理が「生活大国」ということを打ち出しまして、いろいろと施策に取り組み頑張っておられるわけでございますが、大臣は所信演説の中で、総理が高々と掲げられました「「生活大国」の実現に全力を傾注」すると述べられております。……
○前島英三郎君 参考人の先生方、大変きょうはありがとうございます。
私は自由民主党の前島英三郎でございます。私と清水嘉与子委員がきょう参考人の先生方に御質問をさせていただきます。
まず、板山参考人にお伺いしたいんですけれども、厚生大臣が基本指針を定めることとなっておるわけでありまして、民間の立場から、この指針で定める中身といたしまして何が一番肝心であるとお考えでございましょうか、まず冒頭伺いたいと思います。
【次の発言】 小笠原参考人にお伺いをいたしたいと思います。
これからの社会福祉にとって、看護婦さんの問題は清水委員が専門家でございますから後ほどお尋ねすると思うんですが、いろんな意味……
○前島英三郎君 私は、ただいま可決されました産業廃棄物の処理に係る特定施設の整備の促進に関する法律案に対し、自由民主党、日本社会党・護憲共同、公明党・国民会議、日本共産党、連合参議院、民社党・スポーツ・国民連合各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 以下、案文を朗読いたします。 産業廃棄物の処理に係る特定施設の整備 の促進に関する法律案に対する附帯決議 (案) 政府は、速やかに次の事項の実現に努力すべ きである。 一、特定施設の設置に当たっては、必要に応じ て環境に与える影響を調査、検討し、その結 果を特定施設の整備に反映させるよう指導し ……
○前島英三郎君 この法案は、二十一世紀の本格的な高齢社会の到来に向けまして国民の医療を確保するための法案でありますし、その基本的な内容や目指している方向は十分に評価できるものではないかと思います。 これまでの長時間にわたる審議によりまして、この法案の意味、内容などにつきましては十分に議論されてまいりました。その中で、この法案を円滑に施策に移すための努力や、さらに今後の医療供給体制の改革に向けての政府への課題が新たに問題として提起されたように思います。そこで私は、これまでの審議を通じまして明らかとなった幾つかの点につきましてお尋ねいたしますが、重複する内容もあろうかと思います。 医療は、国民……
○前島英三郎君 今、自民党ということでございましたので、我が党の育児休業問題等の検討の経過などを含めまして今日までの流れを御紹介したいと思います。 平成元年、昨年の十一月に労働部会に育児休業問題等検討小委員会というのを設けまして委員長は元労働大臣の堀内光雄先生、それからことしの四月にはこれまた元労働大臣の福島譲二先生に委員長をお願いいたしまして設置をしたわけです。それから、平成二年一月には育児休業制度や介護休業制度の普及促進を図るために法的整備を含めて実効ある措置を講ずる必要がある旨の中間的な取りまとめを御案内のように公表いたしたような次第でございます。 公表いたしますと、当然いろいろな反……
○前島英三郎君 私の方から我が党の考え方を御説明したいと思うのですが、あらかじめ御了承を得なければならないと思うのですが、自民党の法案要綱を出したらという意見もありまして、検討もいたしまして、前回の育児小委員会に二枚のペーパーをお出ししたところでございます。また、御質疑を各委員の先生方から伺ったところでございますが、そこで、さらにそれに沿いまして、具体的に整理をいたしまして、野党四党の皆さんから提出されている法案、そして自民党の考え方、これらを対比しながら御説明させていただきますが、後ほどまた皆さんからの御質問をお受けしたいと思っておるところでございます。 私たちの考え方は、育児休業制度に関……
○前島英三郎君 お手元に私たちの考えの二枚ペーパーがお配りしてあると思うのでございますが、前回この場でお話しいたしましたように、自民党といたしましても昨年十一月に労働部会に育児休業問題等検討小委員会を設けまして、元労働大臣の福島譲二小委員長を中心に、育児休業問題等の今後のあり方について検討を進めてきたところでございます。約八回ぐらいこの小委員会は開かれてまいりまして、十一月一日の当小委員会で私が申し上げましたように、議論は大詰めに来ておったわけでございますが、去る十一月六日のこの福島小委員会におきまして、育児休業制度の確立等に向けて早急に法的整備を図るということを内容とする最終取りまとめが行わ……
○前島英三郎君 今、小委員長の方から議論の整理につきまして取りまとめた結果が御報告されたわけでございますが、また、何回かの小委員会を開くに当たりまして各委員の先生方の御意見も私ども伺ったわけでありますが、自民党といたしましては、これ以上の議論が行われましても各党各会派がこの小委員会の場で歩み寄るというのはなかなか難しいのではないかという感じがいたします。この辺で政府に預けていただきまして、そしていろんな時間的な制約もあると思いますので、立案作業を行わせてはどうかということを、この席で私どもは御提案申し上げたいと思いますので、お取り計らいをいただきたいと思います。
※このページのデータは国会会議録検索システム、参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。