このページでは八代英太参議院議員の16期(1992/07/26〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は16期国会活動統計で確認できます。
○前島英三郎君 先般の委員派遣について御報告申し上げます。 去る九月八日から十日までの三日間、細谷委員長、尾辻、菅野、木庭の各理事、日下部、勝木、西山、粟森各委員と私、前島の九名で、秋田県及び青森県における地域医療及び高齢者、障害者の保健医療・福祉等に関する実情を調査してまいりました。 本調査団は、秋田県及び青森県より、それぞれ保健医療・福祉行政の実情についての概況説明を聴取するとともに、両県内の七つの関係諸施設を現地視察いたしました。 まず、概況説明から両県の高齢者対策について申し上げます。 平成三年の秋田県及び青森県の高齢化率は、一六・四%及び一三・五%と、ともに全国平均一二・六%……
○前島英三郎君 私は、自由民主党を代表して、ただいま議題となりました心身障害者対策基本法の一部を改正する法律案に対し、賛成の討論を行うものであります。 現行の心身障害者対策基本法は、昭和四十五年、議員立法で成立したのでありますが、その制定に当たり御尽力された先人の御努力に対して、まず初めに深く敬意を表するものであります。 当時、高度成長の真っただ中であり、障害者福祉の問題に余り関心が寄せられていなかった中で、障害者の生活全般にわたる施策の基本的な方向を示すものとして制定されたものでありますが、その内容は画期的、先駆的であり、規定の多くは現在でも依然貴重なものとして高い評価を受けているのであ……
○前島英三郎君 我々は、今、議会制民主主義の土俵づくり、ルールづくりを真剣に議論しておるわけでありますけれども、しかるにここ二、三日の特別委員会のあり方はどういうことでありましょうか。まことに恥ずかしい限りであります。 上野委員長に私はまず申し上げたいと思います。 先ほどの公聴会日程の採決のあり方といい、午前中の本岡前委員長の不信任案可決に至るプロセスといい、我々は改めて議会のあり方、委員会のあり方あるいは委員長職務のあり方等々、イロハから学び直す必要があるとさえ思っているのであります。我が党の松浦理事の御推挙によって円満に選ばれた新委員長が、いきなり職権の乱用、公聴会動議可否同数にもかか……
○前島英三郎君 自由民主党の前島でございます。よろしくお願いいたします。
今月七日の本委員会におきまして大臣の就任のごあいさつと科学技術振興の基本施策についての所信を承りました。大臣は、「社会や経済の構造改革を推進」しなければならないとか、「新しい理念のもとに、国際的協力体制を」とか述べておられますが、どう改革したいと考えているか、新しい理念とは一体何なのか、内容をもう少し具体的に、どちらを向いているのかわかるように示していただきたいと思うのでございますが、大臣の科学技術に対する基本認識を改めてお伺いしたいと思います。
【次の発言】 大臣は、この委員会のごあいさつでは「昨年来連立政権が継承し……
○前島英三郎君 夜遅く、委員長初め御苦労さまでございます。十七年間、国会に通っておりますけれども、この委員会でナイターは初めてじゃないかと思います。外は雨でもございます。こよいは私だけで終わるということでありますから、私が終わるころ雨がやむのを期待いたしまして、またお急ぎの方、お忙しい方はどうぞ途中退席されても結構でございます。五十分間ほどおつき合いをいただければと、このように思っております。 我々は、二十一世紀に向けまして、活力ある高齢化社会を迎えるために、社会全般にわたってリストラを進め万全の備えを行おうとしているところでございます。 年金、医療、福祉、そして雇用、教育などの重要な各種……
○前島英三郎君 今、我が党の大浜理事から大変格調高い質問が行われまして、私は各論の中でいろいろと大臣初め厚生省の見解をただしてまいりたいと思っております。 衆議院における修正を受けての参議院の審議でございますから、入院時の食費に係る一部負担問題に直接は触れません。ただ、付添看護・介護の差額負担の解消や、在宅医療の推進、食事の改善などをおっしゃるとおりにきちんと改革を進めていただきたいということを、まず冒頭率直に申し上げておきたいと思っております。 ところで、制度改正というものは多くの場合よいことばかりとはいきません。給付があれば負担がある。きょうも本会議で適正給付と適正負担というやりとりが……
○前島英三郎君 委員長、先ほど証人喚問の取り扱いにつきましての御発言がございました。理事会におきましても、連日のように証人喚問、特に創価学会元弁護士の山崎さんの証人ないし参考人としての院への招致につきましては、いろんな議論が展開されたと思っております。 私たちは、二十年前にさかのぼるいわば宮本議長宅盗聴事件というような小さい問題としてこの問題をとらえているわけじゃありません。私たちは、今、日本の政治の中におきまして、新生そして公明党主導と言われるこの羽田内閣が新たに誕生する、その中に本当に政教が分離されているのだろうか、あるいは、総理が先般五月十日の船上での公明党の御紹介の中には、日本の宗教……
○前島英三郎君 おはようございます。よろしくお願いいたします。 私は、これまで主に障害者福祉を初めとした社会福祉の問題を中心課題として厚生行政の分野に取り組んでまいりましたけれども、その立場から見ましても、社会保障制度全体の中で年金の占める比重というものは大変大きい。それがつまり所得保障の各種の福祉サービスの基盤であって、やっぱりその基盤が採るんでは他のいろんな福祉サービスというものもぐらぐらしてしまうという思いに立ちますと、所得保障というのは大変重要だということを常々感じておりましたし、年金制度の大切さを実感してまいりました。 そのような大切な年金をすべての人に保障するという国民皆年金の……
○前島英三郎君 参考人の先生方、大変きょうはお忙しい中ありがとうございます。私は、自由民主党の前島と申します。 若干の御質問をさせていただきながら、一日も早くこの年金法が成立することに私たちも努力をしてまいりたいと思っております。 村上、河口、庭田各先生はおおむね、いろいろ問題はあるにしてもぜひともという思いと同時にある程度の評価をいただいておりまして、草島参考人はかなりぼろくそに言われましたけれども、私は私としてわからぬところもないわけではありませんが、またいろいろお話を伺いたいと思っております。 そこで、まず村上先生に伺いたいのですけれども、外国の基礎年金の国際比較の表をいただきまし……
○前島英三郎君 私は、社会労働委員会から厚生委員会へと原爆被爆者の方々の問題を所管する委員会に所属してまいりまして、質問もいたしましたしあるいはまた発言もさせていただきましたので、再びこの問題でこうして質疑に参加することはいろんな意味で感慨深いものがございます。 そして、戦後四十九年の長きにわたって被爆者の方々が言葉に言いあらわせない御苦労を重ねまして、今日においても健康障害に苦しんでおられる方々が数多くいらっしゃる。私としても本当に胸の痛む思いがいたします。 今日までの原爆被爆者の皆様方のための政策を振り返ってみますと、原爆被爆者の方々が原爆の放射線を浴び、そのために健康障害に苦しんでお……
○前島英三郎君 自由民主党の前島英三郎でございます。 四人の参考人の先生方、きょうは大変お忙しい中をありがとうございます。 昭和二十年八月六日広島、八月九日長崎、米軍によって原子爆弾が投下されて半世紀がたつわけであります。多くの亡くなられた方々、今なお後遺症に苦しんでおられる方々の心情を思いますと、戦争であったとはいえ、広島、長崎に投下された原爆に対する憎しみは、私たちもはかり知れない思いを抱いているわけであります。 私は、当時小学校二年生でございました。以後、闘病を伝えた永井博士の映画「長崎の鐘」とか、あるいは関川監督の映画「ひろしま」、あるいは広島を訪ねた折に見せていただきました資料……
○前島英三郎君 まず、震災で犠牲になられた多くの方々の御冥福を心からお祈りするとともに、被災されて毎日苦しい生活をされている皆様方に厚くお見舞い申し上げたいと思います。また、ボランティアとしてあるいは職務で救援や復興に向けての仕事に寝食を忘れて取り組んでおられる皆様に対しても、心から御苦労さまと申し上げたいと思います。この中には、厚生省の皆さんも含めて申し上げておりますことを念のため申し添えます。 さて、地震災害全般につきましては、衆参のそれぞれの予算委員会でも集中審議等が行われておりますので、私は被災された障害者あるいは高齢者、つまり災害弱者ということに問題を絞って二、三質問してみたいと思……
○前島英三郎君 おはようございます。よろしくお願いします。 国民健康保険制度は、健康保険、共済組合などの被用者保険の加入資格を持たないすべての国民を対象としておりまして、我が国の国民皆保険体制のいわばかなめになっておるわけであります。 私はもう十八年もこの永田町に勤めておりますが、当初地方行政委員会に属していまして、これは大変よかったと思っておるんです。というのは、市町村こそが福祉の最後のとりでであるということを十分に学ぶことができましたし、自来、福祉関連八法も、市町村へ権限が移行されたり、いわば福祉は向こう三軒両隣型福祉がこれからの二十一世紀には大変重要ではないかというようなこともいろん……
○前島英三郎君 おはようございます。どうぞよろしくお願いいたします。 ただいま議題となりました二法案のうち、精神保健法の一部を改正する法律案に関しまして私は質問させていただきます。結核予防法改正案につきましてはベテランの宮崎先生に我が党はお任せすることにいたしまして、前半を私が担当させていただきます。 精神保健法は、前回の改正が平成五年でありましたのでまだ二年しかたっていないわけでございますが、さらにその改正法の施行が平成六年、去年の四月でございましたので、実質的には約一年で再改正ということになるわけでございます。このため、今回の法案の提出に対しましてやや唐突な印象を受けた人も中にはおられ……
○前島英三郎君 きょうの新聞は、二つの信用組合の問題、ずっと大蔵大臣も眠れない毎回であったろうと思うんです。私は、都議会のあの決着法はあれはあれなりで大人の解決法だというふうに思います。 この内閣は細川内閣のいろいろ後始末が、ガットの問題あるいはまた政治改革の問題、あるいは税制の問題、何かもう後始末がずっと続いていまして、私たちもそういう意味では、あの信用組合の問題は一昨年のあの時点で本当にわずかな不良債権という形で決着できたという思いを持ちますと、何かしら大蔵大臣、村山内閣だけが責められているような質問のあり方を見ていますと非常に不愉快な思いもするんですが、今、率直に、けさを迎えた大蔵大臣……
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