このページでは本岡昭次参議院議員の13期(1983/06/26〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は13期国会活動統計で確認できます。
○本岡昭次君 私は、日本社会党を代表して、ただいま議題となりました健康保険法等の一部を改正する法律案並びに自民党提出の修正案のいずれに対しても、断固反対する立場から討論を行うものであります。 中曽根総理は、去る七月十六日の本院本会議において、我が党の質問に対し、本法案は医療保険制度の基盤を揺るぎなきものとするために必要であり、単なる財政対策ではないと述べられました。しかし、これは真実を語っていません。一〇〇%所得を捕捉されるサラリーマンの自己負担増を強いることによってのみ医療保険制度の基盤を揺るぎなきものにするなどと言う前に、改めるべき問題が山積しているではありませんか。 まず、世上批判が……
○本岡昭次君 ただいま議題となりました昭和五十九年度における道路整備費の財源の特例等に関する法律案につきまして、建設委員会における審査の経過と結果を御報告いたします。 本案は、最近の経済情勢等にかんがみ、道路整備事業の実施を促進するため、昭和五十八年度の揮発油税等の収入額の決算額が予算額を上回ったことによって生じた決算調整額を、本来充当される昭和六十年度から一年繰り上げて、昭和五十九年度の道路整備費の財源に充てることとし、道路整備緊急措置法の適用について特例を設けようとするものであります。 委員会におきましては、第九次道路整備五カ年計画の進捗状況、特定財源制度のあり方、自動車重量税をめぐる……
○本岡昭次君 ただいま議題となりました二法律案につきまして、建設委員会における審査の経過並びに結果を御報告いたします。 まず、農地所有者等賃貸住宅建設融資利子補給臨時措置法の一部を改正する法律案は、賃貸住宅の供給を促進するとともに、水田の宅地化に資するため、農地の所有者がその農地を転用して行う賃貸住宅の建設等に要する資金の融通について政府が利子補給金を支給する旨の契約を結ぶことができる期限を昭和六十三年三月三十一日まで三カ年延長しようとするものであります。 次に、特定市街化区域農地の固定資産税の課税の適正化に伴う宅地化促進臨時措置法の一部を改正する法律案は、特定市街化区域農地の宅地化を促進……
○本岡昭次君 ただいま議題となりました道路整備緊急措置法及び道路整備特別会計法の一部を改正する法律案につきまして、建設委員会における審査の経過と結果を御報告いたします。 本法律案は、昭和五十八年度を初年度とする第九次道路整備五カ年計画の整合のとれた推進を図るため、国は地方公共団体に対し、昭和六十年度以降三カ年間は、毎年度、一定の地方道路の整備に要する経費の財源に充てるため、地方道路整備臨時交付金を交付することとし、その財源については、揮発油税の収入の一部を道路整備特別会計の歳入に組み入れようとするものであります。 委員会におきましては、緊急地方道路整備事業の創設経緯と対象、国と地方の負担割……
○本岡昭次君 ただいま議題となりました住宅金融公庫法及び北海道防寒住宅建設等促進法の一部を改正する法律案につきまして、建設委員会における審査の経過と結果を御報告いたします。 本法律案は、宅地造成資金貸し付けの対象者の拡大、災害復興住宅購入資金貸し付けの新設及び住宅改良資金貸し付けの償還期間の延長を行うとともに、貸付手数料の徴収に関する規定の新設、特別損失に関する規定の整備等を行おうとするものであります。 委員会におきましては、住宅建設戸数の推移と今後の見通し、公庫融資制度の拡充策、貸付手数料新設の背景と住宅建設への影響、公庫補給金及び特別損失に係る補てん措置、宅地供給の促進策、公営住宅の入……
○本岡昭次君 ただいま議題となりました半島振興法案につきまして、建設委員会における審査の経過と結果を御報告いたします。 本法律案は、半島地域における産業基盤及び生活環境の整備等が他の地域に比較して低位にある実情にかんがみ、これらの地域について広域的かつ総合的な対策を実施して、地域住民の生活の向上と国土の均衡ある発展を図ろうとするものであります。 その主な内容は、第一に、内閣総理大臣は、都道府県知事の申請に基づき、二以上の市町村の区域からなり、一定の社会的・経済的規模を有する等所要の要件に適合する半島地域を半島振興対策実施地域として指定すること。第二に、その地域指定があったときは、関係都道府……
○本岡昭次君 ただいま議題となりました日本道路公団法等の一部を改正する法律案につきまして、建設委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。 本法律案は、日本道路公団、首都高速道路公団、阪神高速道路公団、本州四国連絡橋公団及び住宅・都市整備公団の業務上の余裕金の運用先として、建設大臣の指定する金融機関を追加するとともに、日本道路公団が、道路債券を失った者に交付するため、新たに債務を負担することとなる代わり債券を発行する場合、建設大臣の認可を受けることを要しないこととしようとするものであります。 委員会におきましては、本法律案の提出者である衆議院建設委員長より趣旨説明を聴取し、別に質疑……
○本岡昭次君 私は、日本社会党を代表して、ただいま趣旨説明のありました農林漁業団体職員共済組合法改正案並びに私立学校教職員共済組合法等改正案に対しまして、総理並びに関係各大臣に御質問を申し上げます。 まず、総理、大蔵大臣に伺います。 御承知のように、私学共済は昭和二十九年に、また農林共済は三十四年に厚生年金から分離、独立したものであります。この独自の制度を設立しました背景には、いわゆる民間であります両職域の中に、職員の相互扶助によって高い負担をしても、より充実した老後保障を確保したいという要請が強かったことがあります。したがいまして、積立方式を前提にし、また、保険数理に基づき給付に応じた掛……
○本岡昭次君 私は、日本社会党を代表して、中曽根総理並びに文部大臣に対し、特に教育と人権の問題に絞って質問を行うものであります。 総理は、行政改革、財政改革と並んで教育改革に特別の熱意を示しておられます。しかし、総理の熱意にもかかわらず、教育をめぐる現実を見るとき、事態は何ら改善されておりません。今日、学校の実情と子供たちが置かれている環境の深刻さは、もはや一刻もゆるがせにできないものであります。 まず第一に、高等学校入試の問題であります。 文部省の調査では、五十九年度における高校中途退学者の総数は十万九千百六十人、そのうち公立高校は六万七千九人であります。一年間に百校近い学校が消滅して……
○本岡昭次君 文部省にお伺いします。 文部省は九月十六日国士舘大学の柴田梵天総長を呼んで、「運営体制の刷新等」、「法人全体の円滑、適正な運営」、「海外事業の慎重な実施」など六項目の改善勧告を口頭で行っています。こうした改善勧告は昭和五十三年にも行っていますが、五十三年に行った改善勧告は事実上国士舘大学側から無視をされ、その上私学本来の目的を逸脱し、疑惑に満ちた海外への資金送金、武道館建設、さらには現職の常務理事が学園内で学校OBに刺殺されるという最悪の事態がついに起こっております。いま少し文部省がこの問題の深刻な状況を把握して、私どもが追及している段階で積極的に改善に乗り出していれば、人一人……
○本岡昭次君 本法案にかかわる基本的な問題点は、午前中わが党の片山委員が詳細にわたり政府にただしましたので、私は残された若干の問題点、またこの法案の基本にかかわる周辺の問題について質問をさせていただきます。予定された質問時間がただいま大幅に縮小されて持ち時間の三分の一がなくなったということで、質問も簡便にいたしますが、答弁の方もそのつもりでお願いしたいと思いますし、質問を予定しておりました中身を次々削ってまいりますので失礼になるかと思いますが、了解を初め賜っておきたいと思います。 まず、午前中の審議で、社会保障制度審議会答申の意向がどのように本法案に尊重され、本法案の中に反映されているかとい……
○本岡昭次君 私も原子力船「むつ」の問題について質問します。 大臣の所信表明について、まず初めに聞いておきます。 大臣は、所信表明の中で、原子力船「むつ」の問題については自民党内の検討委員会で今論議中だからということで、所信表明のあの文章の中に、自民党がこれを決めるからそれまで黙っておれと言わぬばかりの文言があって、私は非常に奇異に感じ、そして、原子力船問題、この「むつ」の問題は自民党だけの問題というふうな認識をもってそこで出しておられることについて納得ができない。なぜあそこにわざわざ「自民党」ということを、「政府」でいいじゃないですか、なぜ「自民党」と入れたんですか。
○本岡昭次君 まず初めに、米国からの衛星購入問題をお伺いします。
日米経済問題の焦点となっている米国からの通信衛星の購入問題について、政府は、二十四日最終方針を決めて、本日、午前中に開かれた経済対策閣僚会議で正式に決定される運びであると聞いておりますが、どのような内容が決定されたのか、アメリカからの通信衛星購入問題に限ってお答えをいただきたいと思います。
【次の発言】 宇宙開発を担当する科学技術庁は、我が国の衛星開発利用政策が、五十三年に閣議決定した宇宙開発政策大綱により国産の自主技術開発を基本路線としているという立場から考えてみて、今回のアメリカからの衛星購入をどのように考えていますか、長……
○本岡昭次君 私は、日本社会党を代表して、ただいま議題となりました日本原子力船研究開発事業団の解散に関する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 原子力船「むつ」は、基本設計に着手されてから既に満二十年が過ぎ去っております。その設計は余りに古く、しかも陸上で先行させるべき基礎研究をほとんど省いており、単に遮へい装置だけでなく、原子炉本体に重大な欠陥があろうと推察されております。完成されてから無為に過ごした十二年の間には、炉本体や燃料棒や制御棒等が経年変化によって脆化していることもないとは言えません。しかも、所定の出力上昇試験等を実施してからでは、発生する核分裂生成物……
○本岡昭次君 私は、まず日本原子力研究所法の一部を改正する法律案の審議に重大な関係を持っています原子力船「むつ」の存廃問題についてただしていきたいと思います。 我が党の本会議質問に対し、中曽根総理は、「むつ」の処理については自民党内に特別委員会をつくり、夏までに結論を得られるようにしているが、この結論の結果を見て原子力委員会あるいは政府におきまして適切な措置を講じたいと考えている、このように答弁されています。我が党は、廃船こそが最も適切な措置であると判断し、その英断を政府に求める一方、原子力船研究開発事業団の解散を行う法律案を提案をしております。 そこで、お伺いをいたします。自民党内につく……
○本岡昭次君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題となりました日本原子力研究所法の一部を改正する法律案に対し、反対の討論を行うものであります。 以下、反対理由を要約して申し述べます。 まず第一の理由は、「むつ」の存廃の結論がいまだ出ていない段階での法案提出という問題であります。 「むつ」は当初百億円程度で実験を終了することになっていたにもかかわらず、その計画のずさんさ、ミスとむだの積み重ね、対応措置の不手際等々により、これまでに六百億円もの多額の国費を投入しながら、いまだ何ら実験船の役割を果たしていないのであります。しかも、今後これを継続するにはさらに一千億円も要すると言われ……
○本岡昭次君 私は、官房長官に人勧問題と現在国際問題になりつつあります精神障害者の人権問題の二点について伺います。 まず人勧問題ですが、五十七年度決算の審議がきょうから始まります。その重要問題の一つに五十七年度の人事院勧告四・五八%、金額にして三千三百二十億円の凍結問題があると考えます。五十七年当時、予算委員会で中曽根総理は、五十七年度単年度として六兆一千億という歳入欠陥を前にして、やむを得ず人勧の凍結を行わねばならないとしてこの人勧を見送りました。また、昨年は昨年で六・四七%の勧告に対して二・〇三%という値切りを行い、憲法違反とも言うべき暴挙を政府は二年続けて行いました。このために五十六年……
○本岡昭次君 まずNHKにお伺いをいたします。 NHKが、放送衛星など新メディアの開発と受信料問題がどうかかわっていくのかということについて尋ねたいと思っています。 四日後の一月二十三日には初めて実用放送衛星BS2aが種子島宇宙開発センターから打ち上げられ、ことしの五月ごろには衛星からの放送が開始される予定と聞いています。打ち上げ当日私も科学技術特別委員会のメンバーとして種子島に視察に参りますので、この問題については私は非常に大きな関心を持っております。これによって放送界は、過去のラジオからテレビへの変革にも匹敵する革新的なニューメディアの時代に入り、新たな質的転換を遂げるものと私は思って……
○本岡昭次君 厚生省に質問をさせていただきます。 まず、年金問題について若干伺います。年金問題は、年金の制度が幾ら立派にできましても、それが実際に運営される段階で制度の対象となる者が、その制度を現実に利用できるようになっていなければ意味がないのであります。現在、衆議院段階で継続審議になっております年金法改正案も、政府は早期に成立をさせたいということで非常に慌てておられるようでありますが、現行の年金制度がどのように運営されているのかもう一度点検をする必要があると私は見ています。そういう観点からきょうは国民年金の保険料免除の運用について若干ただしたいと思います。 現在、国民年金について保険料免……
○本岡昭次君 文部省にお伺いします。
現在言われております教育改革論では、六・三・三・四制の見直しということが盛んに言われています。戦後学校教育法が制定されて現在の六・三・三制の体制がしかれて三十数年が経過をしております。文部大臣も戦後の六・三・三制教育を受けてこられた一人であるわけですが、大臣はこの六・三・三制という学校制度、これに対してどのような認識を持っておられるか、まず伺いたいと思います。
【次の発言】 大臣の教育に対する慎重な構え、配慮、また戦後の六・三・三制教育に対する認識、また評価と問題点、まあいまのお話は、私はそれはそれなりに受け取りたいと思います。
そこで、もう一点聞いて……
○本岡昭次君 私の質問時間は十分ですので一点だけ農水省に質問します。 その内容は、兵庫県の加古川西部水利事業の問題であります。昭和四十二年に着手したこの事業は、二十年の長年月を経過して昭和六十二年度末までに水の供給がやっとできるというふうな状況でございます。しかし、二十年もの長い年月を要したことによって、この受益者である地元の農家の皆さんの多くが率直に喜べないという気持ちを持っておられるようであります。二十年の長期にわたった責任は挙げて農水省にあるということを率直に認め、完成後に起こる諸問題について誠意を持って対応をしていただきたいということをまず強く要望し、今地元の皆さんが問題にされている……
○本岡昭次君 きょうは厚生省と防衛庁に質問をいたします。
まず初めに、厚生省に宇都宮病院の問題について若干お伺いをしておきます。
宇都宮病院の入院患者預かりの金についてであります。私が調査を厚生省にお願いしましたその金額と土曜日の新聞に出ております地元の県議会において明らかになったその内容が相当違っているんですが、正確なこの患者の預かり金会計にかかわる問題を報告していただきたい。
【次の発言】 私に対する報告では、その預かり金について不突合があったということを報告されておる。不突合という部分はどのくらいの金額ですか。
【次の発言】 その差はどういうところから生じたのか、現在はその差はどうな……
○本岡昭次君 最初に、昭和五十七年度決算検査報告での郵政省に関する指摘について伺っておきます。 郵政省に関する検査報告での指摘は、相も変わらず職員による不正行為事件が多発していることが中心になっています。これは他省庁には見られない郵政省独特のものではないかと思います。昭和五十七年度決算検査報告指摘の職員による不正行為については、私は去る一月十九日、当決算委員会でただし、郵政大臣等の対処を伺いました。このとき郵政大臣でありました奥田さんは、こうした犯罪の撲滅のため、監察官はもとより職員のモラル高揚に全力を挙げる、こう答弁し、不正行為の絶滅を約束をされました。また、五十六年度決算議決に際し当決算……
○本岡昭次君 私は、国鉄の余剰人員問題と部外委託の二点について若干の質問をいたします。 まず、国鉄の余剰人員問題について、雇用の安定と創出に携っている責任官庁である労働省に伺います。 国鉄では今日二万五千人という余剰人員問題を抱えています。二万五千人というと、この労働者の家族も含めますとこれは数万人を超える、一つの都市の総人口にも当たるわけです。国鉄の余剰人員問題はこのような膨大な人々の生活を脅かしていることになります。そしてその関係者は今不安と焦燥の日々を送り、国鉄の余剰人員問題は極めて深刻な社会問題化しつつあると私は見ています。加えて、五十九年八月の国鉄再建監理委員会の第二次提言では、……
○本岡昭次君 まず、宇都宮病院事件についてお伺いをいたします。 法令により拘禁下にある精神障害者に対し、病院ぐるみの暴力支配体制をつくり、リンチ、殺人、暴行などを行っていた宇都宮病院事件は、国民に対し名状しがたい衝撃を与えてきました。事件は、三月十五日、本院予算委員会で取り上げられまして以降、かなりのテンポで解明されつつありますが、まだ必ずしも全体像が浮き彫りにされるまでには至っておりません。そこで私は、これを解明し、きちんとした決着をつけるために幾つかの点に対し政府の見解を伺い、責任ある対応を求めるものであります。 まず、宇都宮病院事件に関する捜査の現況を伺います。 これまでの告訴、告……
○本岡昭次君 まず最初に、政府の五十九年度厚生省予算、これは言いかえれば社会保障予算と言えると思いますが、この厚生省予算に対する基本的な方針はどのようなものであるのか。また、その方針は、中長期に物を考えていく上で整合性を持ったものと言えるのかどうかといった基本的な点について、まず厚生大臣に二、三お伺いをしておきたいと思います。 昨年の八月に閣議決定された「一九八○年代経済社会の展望と指針」では、社会保障に関して、「経済成長率が低下し、財政も厳しい状況にある等、社会保障を取り巻く環境は厳しく、先行きについての不透明感がある。こうした時期にこそ社会保障の基盤を固め、国民の不安感を払拭することが肝……
○本岡昭次君 まず初めに、神戸精糖の不当労働行為の問題についてお伺いします。 労働大臣は所信表明の中で、今日の労働行政の重点の第一に「雇用対策の積極的推進」を挙げておられます。そして、「雇用の安定を確保し、労働者が安んじて働けるようにすることは、国政の最重要課題であります。」と述べておられます。私もまさにそのとおりであると思います。私は、労働者が安んじて働けるようにするという労働行政の使命に立って、ここ数年来国会の中で論議をされている神戸精糖の問題の解決を初村あるいは大野歴代労働大臣に訴えてきたところでありますが、坂本労働大臣は、この神戸精糖問題に対してどのような認識を持っていただいているの……
○本岡昭次君 まず初めに、労働者派遣事業の問題について幾つかお伺いをいたします。
労働省は、労働者派遣事業制度化の法案を今国会に提出するということで検討し、準備を進められてきたと聞いておりますが、現在の状況と、いつそれを国会に提出する用意があるのかという点についてまず質問をいたします。
【次の発言】 労働省が現在掌握している労働者派遣事業の実態について、報告をしていただきたいと思います。
【次の発言】 職業安定法の第四十四条は、労働者供給事業を明確に禁止をしています。しかし、今報告があったように、警備保障、ビルメンテナンス、一タイピストや受付嬢などの一般事務、さらには情報サービス業などの分野……
○本岡昭次君 まず初めに、前回の当社会労働委員会において厚生省が事実と異なる資料を事前に私に渡して、また、その資料に基づいて質問を行わせて、私の食品添加物に対する審議を実質的に妨害したという点について、大臣のお考えをお聞きしておきたいと思います。 私は、厚生省が指定した食品添加物が、指定した後数多く取り消しになっている事実を聞き及びまして、その資料を求めました。ところが、厚生省の方は、私の資料提出要求に対して、勝手に発がん性の疑いがあるという物のみに絞って、取り消したものが六品目であるという資料をつくって私に渡し、また、当委員会でも、六品目が取り消されたものであるという趣旨の答弁を行っていま……
○本岡昭次君 まず、官公庁における身障者雇用の問題について質問をいたします。
昭和三十五年に身障者雇用法が制定されて以降、雇用率制度改正の経緯を報告をしていただきたい。
【次の発言】 一般の民間企業よりも特殊法人あるいは官公庁の現業、非現業がそれぞれ〇・三%あるいは〇・四%上乗せしてその雇用率を決定をしておるということは、特段原則的な物の考え方があるのでなく、公的な事業体として、官公庁としてこれだけ努力をしようというその努力のあらわれを数字にあらわしているんだ、こういうことに考えていいんですか。
【次の発言】 そうすると、上乗せを例えば〇・六%あるいは〇・八%あるいは一%というふうにしても差……
○本岡昭次君 まず初めに、「障害者に関する世界行動計画」の問題についてお尋ねをいたします。
ことしは国際障害者年から三年を経過をいたしております。国際障害者年という祭りの域を脱して本格的な障害者福祉を展開させる、我が国の真価が問われている、このように考えています。そこで、政府として障害者の十年にどのように取り組む決意であるか、まず大臣にその決意を明らかにしていただきたいと思います。
【次の発言】 一九八二年十二月の国連第三十七回総会では、国連のポスト障害者年、今後の十年の問題、今も大臣がお触れになりましたこの十年の運動のガイドラインともいうべき「障害者に関する世界行動計画」というのを採択をい……
○本岡昭次君 きょうは、四月十七日の当委員会に引き続きまして、医療法人報徳会宇都宮病院の問題並びに関連する群馬県の田中病院について伺ってまいります。
まず初めにお伺いをしたいのは、現在時点、宇都宮病院、あるいは群馬県の田中病院、またそれに関連して同じ群馬県の上毛病院、これも問題になっておりますが、この三病院は、必要とする医師、看護婦、看護士などの医療従事者が現在どのような充足状況になっていますか。まずそれを明らかにしていただきたいと思います。
【次の発言】 今お伺いしましたこの三病院とも、必要とする医師、それから看護婦、これは看護士も含んでいると思うんですが、それぞれが不足をいたしております……
○本岡昭次君 ただいま議題となりました育児休業法案につきまして、日本社会党を代表いたしまして、提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 我が国における人口の高齢化は急速に進んでおり、出生率の低下と相まって、来たるべき社会の担い手となる児童の健全育成が一層重要な問題となっております。 また、近年、婦人の職場進出は目覚ましく、昭和五十八年には、雇用されて働く婦人の数は千四百八十六万人に達し、そのうち有配偶者が約六割を占めるに至っており、今後も乳幼児を持ちながら働く婦人の増加が見込まれております。 しかし、働く婦人の職場環境を見ますと、出産後も勤続する意志を持ちながら、育児のために職場を離……
○本岡昭次君 私は、日本社会党を代表し、ただいま討論に付されました雇用保険法等の一部を改正する法律案及びその修正案について、いずれも反対する立場から、その理由を簡潔に申し述べたいと思います。 まず第一に、今回の改正案は、今後の産業経済、雇用失業情勢の具体的長期見通しに立ったものではなく、財政事情に合わせた保険給付総額の削減を目的とした制度改正であるという点であります。委員会の質疑においても、何ら政府より明確な将来展望が示されず、全く不満であります。現在、離職者、失業者を減らすための雇用政策の確立こそが検討されなければならない緊急の課題であるはずであります。 第二に、今回の改正が、保険料負担……
○本岡昭次君 冒頭に、健康保険法の審議に入る前に、どうしても解明したい問題がありますので、それを問題にします。 先日七月二十五日、私どもの部屋に、「年金法案は今国会で是非成立を図る必要がある。 仮に成立しなかった場合次のような問題がある。」という囲みの表題で、怪文書が配付されました。あえて怪文書と言うのは、何の署名もない文書でありますから怪文書と言います。この点を問題にしたいと思います。これはある意味では、行政府と立法府のかかわり合い、突き詰めれば議会制民主主義のあり方にもかかわる問題であると思いますから、健康保険法の審議に入る前に、厚生省の、あるいは厚生大臣の明確な返事をいただきたいと思う……
○本岡昭次君 戦傷病者戦没者遺族等援護法等の一部を改正する法律案に関係する問題を、若干、残された時間質問をいたします。
昭和五十九年度予算における戦傷病者戦没者遺族等援護法対策の概要について、二、三伺っておきます。
まず、戦没者の遺骨収集についてであります。予算には三億一千四百万円計上されていますが、この戦没者の遺骨収集の実施状況と今後この遺骨収集問題をどのように進めていこうとされているのか、御説明をお願いしたいと思います。
【次の発言】 その遺骨収集の問題なんですが、戦場になったところで漏れなく遺骨収集は今行われているんですか、まだ行われていないところもあるんですか。
○本岡昭次君 まず、臨時教育審議会の公開、非公開の問題について伺います。 法律が制定された後、その法律の解釈が問題になるときは必ずと言ってよいほど立法者の意思が重要な目安になってまいります。そこで、きょうは本委員会でもしばしば取り上げられながら、しかしなお明確でない点についてただしていきたいと思います。 最初に、修正案提案者にお伺いします。修正された本法案の第三条は答申や意見の国会報告を総理に課したわけでありますが、その意味するものは、設置される臨時教育審議会の審議は非公開で行わざるを得ないので答申や意見を国会に報告することにより幾分かでも公開制に近づけるという立法の趣旨であるというふうに……
○本岡昭次君 午前中、理事会で確認をされて私たちに配付をされました「日本育英会の奨学生に対する救済措置について」というこの文書について若干お伺いをしたいと思います。 この救済措置は、衆議院からの審議の経緯では、在学八万二千人のうち、特別貸与相当数の四万七千人についての具体化であって、残りの三万五千人については現在なお検討中ということであります。この点について、先ほど我が党の同僚委員が残りの三万五千人はどうなっているのかという問題についての重ねての質問についても現在なお検討中ということであり、また委員長の方もそれは「可能な限り採用するものとする。」という、「可能な限り」というところに今後の検討……
○本岡昭次君 今の委員長の報告、私は理解も了解もできませんけれども、とにかく先へ進めてみます。また戻るときがありましたら戻らしてもらいます。 本論に入る前に、若干関連する問題を大臣に直接お伺いをしたいと思います。 七月十六日に出された「昭和六十年度行財政改革小委員会報告」を見ますと、文教関係の方に私学助成の総額抑制というのがあります。私学助成と育英奨学制度には、私学に学ぶ学生の教育の機会均等、就学保障という関係で深く私はかかわっていると見ています。この私学助成は、昭和五十九年度大学三百三十一億円、高校七十九億円減額をされております。六十年度予算がこれ以上私学助成を減額してはならないと私は考……
○本岡昭次君 今の宮地局長の説明によって、一応十九日の質問を中断せざるを得なかった日本育英会奨学生の学習成績の評定の文章記述についての経緯は明らかになりましたので、今の経緯に従って三点ほど確認の意味も含めて質問をいたします。 まず、その第一は、学習成績の評定の文章記述問題について、理事会決定に基づく事務処理が適切を欠き極めて遺憾であったというふうに述べられている点であります。適切を欠き極めて遺憾と言わざるを得ない事務処理がされたことについて、これは内部の問題でありますが、文部大臣としてこの点について今後どのように処理されようとしているのか、大臣の所見を伺っておきたいと思います。
○本岡昭次君 私は、原子力船「むつ」の研究開発の問題に絞って質問いたします。 政府は、私たち社会党を初め多くの科学者、国民が廃船を求めた原子力船「むつ」の処遇について、日本原子力船研究開発事業団を去る三月三十一日付で日本原子力研究所に統合し、「むつ」の研究開発を昭和六十五年まで続けることにいたしました。果たして統合により原研における研究開発体制は万全になったのか、今後の原子力船「むつ」の実験計画は順調に進められるのか疑問に思っています。さらに将来の原子力商船の実用化に確たる見通しを持ってのことかどうか、科学技術庁長官の御所見をまず伺いたいと思います。
○本岡昭次君 放送衛星問題について若干の質問をいたします。 放送衛星BS2aは昨年一月二十三日、宇宙開発事業団のNIIロケットで種子島宇宙センターから打ち上げられました。当委員会も種子島へ打ち上げの視察を行いました。私も参加をしまして、初めて放送衛星BS2aの打ち上げを目の当たりに見て、ある意味では感動し、また別の意味では今後のニューメディア時代というものについていろんな意味で関心を持ったのであります。 しかし、その打ち上げは成功したものの、その後、中継器等の故障が起こって、BS2aは、放送衛星が試験放送ということになってしまいまして、国民は国民なりに期待をしておったのが裏切られたというこ……
○本岡昭次君 まず、人事院総裁に人事院勧告抑制問題について、一問だけお伺いしておきます。 総裁も昭和五十七年の人事院勧告凍結以来、五十八年、五十九年の値切りと三年越しで人事院勧告が完全実施されていないことを異例の事態としてその解消を強く求められていることは私も多とします。 今年も八月の人事院勧告の時期が近づいてきました。ある新聞記事ではもう既に公務員ベアは六%弱であるとか、いろいろ報道されていますが、しかし政府はもう既に昨年残三%を値切って、六十一年度にならないと完全実施はできないという基本方針で人事院勧告に対応しようとしておるわけで、実にけしからぬと思います。 人事院勧告制度がこのよう……
○本岡昭次君 持ち時間がわずかでございますので、きょうは端的に国際人権B規約の選択議定書への我が国の加入の件と、アジアに対する我が国の人権活動強化のあかしとしてアジア人権センターの設立問題の二点について、まず外務大臣の見解を伺っておきたいと思います。 それに先立ちまして、先月私ども日本社会党人権調査団の訪米、訪欧に関しまして、関係在外公館の大使、館員の皆さんに大変にお世話をいただきまして、この機会に感謝の意を表しておきたいと思います。本当にありがとうございました。 それで、ジュネーブでいろいろ私ども勉強してきたんでありますが、そのことにかかわって質問いたします。 私も先月アメリカからジュ……
○本岡昭次君 まず初めに、臨時教育審議会のあり方の基本にかかわる問題について官房長官に一点伺っておきたいのです。 九月十八日の読売新聞の朝刊に、臨教審の第一部会が今後の審議において日教組活動も審議対象にする、こういう記事があります。その日の朝、NHKのニュースでも報道がされたようでございます。 私は、この報道は何かの間違いであろうと信じています。臨教審が日教組を審議対象にするはずがない、こう考えているからであります。マスコミの一方的な勝手な解釈だと考えていますが、念のために官房長官のお考えを聞いておきたいんであります。 臨教審の設置目的なりあるいは特に第一部会の任務、役割からしても、労働……
○委員長(本岡昭次君) ただいまから建設委員会を開会いたします。
この際、一言ごあいさつを申し上げます。
去る八月八日の本会議におきまして建設委員長に選任され、その重責を痛感しております。
本委員会の運営に当たりましては、皆様方の御協力を賜りまして、公正、円滑に行ってまいりたいと存じますので、何とぞよろしく御指導、御支援のほどをお願い申し上げます。ありがとうございます。(拍手)
【次の発言】 この際、木部建設大臣及び河本国土庁長官兼北海道開発庁長官からそれぞれ発言を求められておりますので、順次これを許します。木部建設大臣。
【次の発言】 河本国土庁長官兼北海道開発庁長官。
○委員長(本岡昭次君) ただいまから建設委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る四日、村田秀三君が委員を辞任され、その補欠として青木薪次君が選任されました。
【次の発言】 次に、理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に青木薪次君を指名いたします。
○委員長(本岡昭次君) ただいまから建設委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る五日、安武洋子君が委員を辞任され、その補欠として山中郁子君が選任されました。
【次の発言】 昭和五十九年度における道路整備費の財源の特例等に関する法律案を議題といたします。
まず、政府から趣旨説明を聴取いたします。木部建設大臣。
【次の発言】 これより質疑に入ります。
質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 暫時休憩いたします。
午後一時二十二分休憩
【次の発言】 ただいまから建設委員会を再開いたします。
休憩前に引き続き、質疑を行います。
質疑のある……
○委員長(本岡昭次君) ただいまから建設委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
本委員会は一名欠員となっておりましたが、このたび当選されました服部安司君が、去る二月十三日、本委員会の委員に選任されました。
また、同日、藤田栄君が委員を辞任され、その補欠として志村哲良君が選任されました。
【次の発言】 建設事業並びに建設諸計画に関する調査を議題といたします。
まず、建設大臣から建設行政の基本施策について所信を聴取いたします。木部建設大臣。
【次の発言】 次に、国土庁長官から国土行政の基本施策について所信を聴取いたします。河本国土庁長官。
○委員長(本岡昭次君) ただいまから建設委員会を開会いたします。
農地所有者等賃貸住宅建設融資利子補給臨時措置法の一部を改正する法律案及び特定市街化区域農地の固定資産税の課税の適正化に伴う宅地化促進臨時措置法の一部を改正する法律案、以上二案を便宜一括して議題といたします。
まず、政府から順次趣旨説明を聴取いたします。木部建設大臣。
【次の発言】 以上で説明の聴取は終わりました。
両案に対する質疑は次回に譲ることといたします。
なお、次回の委員会は明後二十八日午前十時開会することとし、本日はこれにて散会いたします。
午後二時三十八分散会
○委員長(本岡昭次君) ただいまから建設委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
昨二十七日、山中郁子君が委員を辞任され、その補欠として下田京子君が選任されました。
【次の発言】 農地所有者等賃貸住宅建設融資利子補給臨時措置法の一部を改正する法律案及び特定市街化区域農地の固定資産税の課税の適正化に伴う宅地化促進臨時措置法の一部を改正する法律案、以上両案を便宜一括して議題といたします。
前回、両案に対する趣旨説明は聴取しておりますので、これより直ちに質疑に入ります。
質疑のある方は順次御発言を願います。
○委員長(本岡昭次君) ただいまから建設委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
昨一日、馬場富君が委員を辞任され、その補欠として中西珠子君が選任されました。
【次の発言】 ここで御報告いたします。
去る三月二十九日、予算委員会から、本日二日午後一時から明三日午後三時までの間、昭和六十年度一般会計予算、同特別会計予算、同政府関係機関予算中、建設省所管、総理府所管のうち国土庁、北海道開発庁並びに住宅金融公庫、北海道東北開発公庫について審査の委嘱がありました。
この際、本件を議題といたします。
【次の発言】 まず、参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたしま……
○委員長(本岡昭次君) ただいまから建設委員会を開催いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
昨二日、松本英一君が委員を辞任され、その補欠として梶原敬義君が選任されました。
【次の発言】 昭和六十年度一般会計予算、同特別会計予算、同政府関係機関予算中、建設省所管、総理府所管のうち国土庁、北海道開発庁並びに住宅金融公庫、北海道東北開発公庫を議題といたします。
【次の発言】 参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
委嘱審査のため、本日、住宅・都市整備公団及び本州四国連絡橋公団の役職員を参考人として出席を求めたいと存じますが、御異議ございませんか。
○委員長(本岡昭次君) ただいまから建設委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る四日、梶原敬義君が委員を辞任され、その補欠として松本英一君が選任されました。
また、昨十五日、山田勇君が委員を辞任され、その補欠として小西博行君が選任されました。
【次の発言】 道路整備緊急措置法及び道路整備特別会計法の一部を改正する法律案を議題といたします。
本案に対する趣旨説明は既に聴取しておりますので、これより直ちに質疑に入ります。
質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 午後三時より再開することといたしまして、休憩いたします。
午後零時九分休憩
○委員長(本岡昭次君) ただいまから建設委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る四月十六日、小西博行君が委員を辞任され、その補欠として山田勇君が選任されました。
また、昨十七日、松本英一君及び山田勇君が委員を辞任され、その補欠として赤桐操君及び柄谷道一君が選任されました。
【次の発言】 参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
住宅金融公庫法及び北海道防寒住宅建設等促進法の一部を改正する法律案の審査のため、本日、住宅金融公庫の役職員を参考人として出席を求めたいと存じますが、御異議ございませんか。
○委員長(本岡昭次君) ただいまから建設委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る四月十八日、赤桐操君及び柄谷道一君が委員を辞任され、その補欠として松本英一君及び山田勇君が選任されました。
また、去る四月十九日、宮島滉君が委員を辞任され、その補欠として服部安司君が選任されました。
【次の発言】 半島振興法案を議題といたします。
まず、提出者衆議院建設委員長保岡興治君から趣旨説明を聴取いたします。保岡興治君。
【次の発言】 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。
それでは、これより質疑に入ります。
質疑のある方は順次御発言を願います。
○委員長(本岡昭次君) ただいまから建設委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る五日、佐藤栄佐久君及び矢野俊比古君が委員を辞任され、その補欠として志村哲良君及び安孫子藤吉君が選任されました。
【次の発言】 次に、参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
建設事業並びに建設諸計画に関する調査のため、本日、本州四国連絡橋公団の役職員を参考人として出席を求めたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 次に、建設事業並びに建設諸計画に関する調査を議題といたします。
これより質疑を行……
○委員長(本岡昭次君) ただいまから建設委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
昨十七日、上田耕一郎君が委員を辞任され、その補欠として内藤功君が選任されました。
また、本日、安孫子藤吉君が委員を辞任され、その補欠として佐藤栄佐久君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
○委員長(本岡昭次君) ただいまから建設委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る十八日、内藤功君が委員を辞任され、その補欠として上田耕一郎君が選任されました。
また、去る十九日、佐藤栄佐久君が委員を辞任され、その補欠として安孫子藤吉君が選任されました。
【次の発言】 これより請願の審査を行います。
第一三六号町村の実施する公共下水道の整備促進に関する請願外百七十三件を議題といたします。
本委員会に付託されております請願は、お手元に配付の付託請願一覧表のとおりでございます。
これらの請願につきましては、理事会において協議の結果、第六六二六号町村の実施……
○本岡昭次君 まず、教育改革に関する第一次答申の中にあります「教育改革の意義」について、石井、有田両部会長にお伺いをいたします。
私は、教育改革はすべての人間の未来にかかわる歴史的事業であり、教育は子供や青年の希望を育て、人間の尊厳と平和の確立に寄与するものでなくてはならないと考えています。したがって、教育改革を行うに当たっては、子供たちが経済成長のみに寄与する人間の育成を求める要求に屈することなく、また教育を政党、政治的権力の介入から擁護することが最も重要であると考えますが、その点についてはいかがお考えでございますか。
【次の発言】 きょうは一つ一つの問題を論議する気はありませんので、ずっ……
○本岡昭次君 本日は、法務省、最高裁判所に関係のある幾つかの問題についてお尋ねを申し上げます。 在日朝鮮人の方々の問題、児童生徒の問題、さらには精神障害者の問題にかかわって、広く人権のあり方について伺いたいと思います、 まず、在日外国人に課せられている指紋押捺制度及び外国人登録法の運用について伺います。 我が国には現在約八十万人の在日外国人が生活しています。しかし、これらの人々のうち大部分は、日本国民一般と全く同様に日本に生活の基盤を持ち、一生を日本で生活するのであります。このような在日外国人に対して差別的に課せられております指紋押捺制度はまさに重大な人権問題であります。外国人に対しての……
○本岡昭次君 まず最初に、通産省の本庁舎建設工事の積算、ミスの問題について建設省に伺います。 十一月十九日付の各新聞紙上に、この工事で建設省の積算ミスがあり、これを会計検査院が指摘したというふうに出ているのでありますが、その内容を新聞から読み取りますと、「ミスがあったのは中央監視設備、自動制御設備などで約一億六百万円の工事費積算。担当者が設備費の一部を二重に計算してしまい、その額を受けて業者が相応の工事を行った。一方、別の工事で約二千九百万円の過少見積もりをしていることもわかり、差し引き七千七百万円の払い過ぎがあることが分かった。」、こういう報道であります。全体の工事がこの新聞報道によると約……
○本岡昭次君 質問の中身を若干前後しまして、残された時間内に終わりますので、ひとつよろしくお願いしたいと思います。 初めに少額貯蓄非課税制度について伺います。 まず大臣にお聞きをしたいのであります。最近民間金融機関にはこの少額貯蓄非課税制度を廃止して一律分離課税導入の動きが出ています。また一方では、自民党の中にも少額貯蓄非課税制度を廃止して今度は低率分離課税を導入する動きが強まっているように聞いています。来年一月一日より限度額管理の強化を実施しようとするこの時期にあって、この少額貯蓄非課税制度を廃止をせよとかあるいは一律分離課税を導入せよ、また低率分離課税と、こういう状況は朝令暮改もよいと……
○本岡昭次君 まず登校拒否児と精神病院の問題について伺います。
去る十一月十日放送のTBSテレビ「報道特集登校拒否児をなぜ精神病院に」を私は見まして大変ショックを受けました。私は今精神障害者の人権問題を国会で集中的に取り上げていますだけに、大人の問題から子供の問題へと移りつつあるこの人権問題というようなことで本当に驚きました。
そこで、まず文部省に伺いますが、この登校拒否をしている児童生徒の人数ですが、これは五十年度から五十九年度までどのように数字であらわれていますか、報告していただきたい。
【次の発言】 大変な増加ぶりであります。大臣、よく聞いていただきたいと思うんですが、私は先日、東京……
○本岡昭次君 私は、二十分という短い時間ですので、主として岡本会長に伺います。 先ほど久保委員の方からもお話が、あるいは質問がありました。私もこの「臨教審だより」の十月号ですか、これを読んだわけであります。会長が第二次答申に向けて教育基本法をしっかり勉強した、夏はすべてのことをやめてこれに集中したとお書きになっておられるんで、私も大変興味を持ち関心を持ちました。 それで、きょうは二十分程度の時間なので、この教育基本法の問題を中心に、岡本会長がしっかり勉強なされたそのことについてお伺いしたい、こう思います。 それで、まず第一点ですが、今なぜ教育改革を必要とする現実があるのか、つまり、それは……
○本岡昭次君 三年前に学校安全会と学校給食会を統合し、さらに今回日本日本学校健康会と国立競技場の二つの特殊法人を統合する。それで新しく日本体育・学校健康センターを設置するという法律を今私たちは審議をしております。 私の感じとして、ただ臨時行政調査会の答申を金科玉条のものとしてひたすら数合わせ、そして文部省は他省庁に並んでの数減らし、そういうことだけが目的となっているような今回の統合には賛成できないんであります。法案のこの提案理由には統合の利点がもっともらしくこう述べられていますが、統合しなくてもやる気が文部省なり大蔵省にあれば十分できる現況にあると私は見ています。要するに、やる気がないからで……
○本岡昭次君 まず厚生大臣に伺います。 質問通告をしていなかったんですが、本会議の大臣答弁について非常に重要な問題に気づきましたので、先にそのことについて質問をいたします。 私は九日の本会議で厚生大臣についてこのような質問をしております。「この四月に国民年金、厚生年金法の改正に際し、基礎年金の導入に当たって、政府は社会党の提案で基礎年金の水準、費用負担のあり方などについては今後検討するというこの附則の法律修正をしています。私学共済、農林共済にも附則を入れて修正すべきだと考えますが、厚生大臣いかがですかと、こういう質問をいたしました。それに対して厚生大臣は、「御指摘の国民年金法附則の規定につ……
○本岡昭次君 前回の議論の蒸し返しになるかもしれませんが、同じような問題をさらに詰めていきたいと思います。
まず第一に、スライド停止の問題であります。
まず初めに文部省の方から、このスライド停止の影響がどのような形で出るか、具体的な例を挙げて説明をしてもらいたいと思います。
【次の発言】 六年以上停止する人が、三・四%のスライドであれば出てくるんじゃないかという想定であります。
それで共済年金を、現在私学共済を受給している一万四千五百二十七人のうち、およそ何人ぐらいが裁定がえによって現給保障のみでスライド停止になるのか、およそでいいです、それは全体の何%になるか。さらに四年以上、三・四と……
○本岡昭次君 今、委員長の方の計らいで配ってもらいました「私学共済基礎年金拠出金額の推移」、これについて御質問をいたします。 この資料は、これしか出ないということでもらいました。しかし、私たちは、拠出額に見合うものとして、私学共済の組合員が何人基礎年金をその年度にもらうのか、その年金額の総額は幾らになるのかということがわからなければ、この拠出額だけ示されても何の意味も持たない。こういう資料をもらってもどうしようもないんです。これは中西委員も一緒だと、こう思うんですがね。私はやはり、二日間でこれだけのことしかできなかったと。しかし、これだけのことをしていただいたその御苦労は多とし、ありがとうご……
○本岡昭次君 関連で、中曽根総理以下大臣に伺います。
今、厚生大臣が精神病院問題、一部の病院とおっしゃいましたが、そうではないのでありまして、またそれは別の機会に明らかにいたします。
最近、国連人権小委員会を舞台に我が国の精神衛生行政が世界の人権宣言、国際人権B規約に反する、日本は経済先進国ではあるが人権後進国ではないかという指摘が相次いております。総理はこの国連における批判をどう受けとめ、どう改善されるか、基本的なお考えを聞かしていただきたいと思います。
【次の発言】 私の質問したことに正確に答えていないんですが、時間がありませんから、一番肝心な問題を質問いたします。
私はことしの八月……
○本岡昭次君 本日の決算委員会は、内閣改造後初めての国会での質疑であります。今井厚生大臣は国会における御経験からも厚生行政には大変知識も豊富でございますし、我々も期待を持ってその手腕を見守っていきたいと思っております。 そこで今、二十一世紀に向けてということがどんな場合にもまくら言葉のようになって出てくるわけですが、この厚生行政の場合も、二十一世紀に向けて高齢化社会あるいは長寿社会という状況を見て、現在のこの財政状況では毎年大変厳しい予算編成を迫られておりまして、それがいろんなところにしわ寄せが起こり、そして本当の意味の二十一世紀に向けての高齢化社会に備えていかなければならないことがほとんど……
○本岡昭次君 文部省に質問をさしていただきます。 海部文部大臣、このたびは教育改革の最重要段階に再度文部大臣の大役、大変御苦労さんでございます。私は私なりの気持ちで一つの期待を持っておりますが、これからの一年間のおつき合いの中でいろいろと論議をさしていただきたいと思います。 大臣は、自民党文教制度調査会長として、臨教審に対してかなり批判的であられたようでございます。まず、その臨教審について伺います。 昨日、臨教審は、審議の経過の概要ですか、その三を発表いたしました。私もこれをさっと一読いたしまして、新しく教育制度の根本である教育の地方分権というのを改めて取り上げているところに大変興味を持……
○本岡昭次君 まず私は、円高不況によって深刻な打撃を受けている輸出関連の中小零細企業、地場産業に対する政府の対応策について伺います。 中曽根総理が、去る三月三十日、参議院選挙立候補予定者である御長男の選挙応援のために群馬県へ地元入りをされています。その際に、同行記者団を前に次のような発言をされたというふうに私は新聞を通して知りました。それは秋にかけて円高の安定、景気の安定が出てくる、円高デフレの心配はないという趣旨の発言であったようでございます。この中曽根総理の発言がいろいろな意味にとれるわけでありますが、経企庁長官と通産大臣は、この発言をどのように受けとめておられますか、まず初めにお伺いし……
○本岡昭次君 農林水産省の進めています農業生産基盤整備事業について伺います。
この農業生産基盤整備費は、昭和六十一年度予算で事業費一兆五千四百四十四億円、うち国費八千六百八十六億円という膨大なものになっています。しかし会計検査院は、五十八年度においてもこの国営かんがい排水事業の長期化と著しい遅延問題を取り上げています。また、五十九年度にも農用地開発事業の未利用地問題を指摘し、農林水産省に意見を表示して処置を求めています。農林水産大臣のこれらの問題に対する所見を伺っておきたいと思います。
【次の発言】 まあ工事の遅延問題は、私も昭和五十七年から指摘しているんですが、五十九年にできます、いや六十……
○本岡昭次君 それでは私はきょう、平和相互銀行と住友銀行の合併問題及び平和相互銀行が購入した金まき絵びょうぶ「時代行列」の経緯について質問をいたします。後藤田官房長官が質問の後半どうしても退席されなければならぬという状態のようでございますので、質問の順序を変えまして、後半の部分から質問をさしていただきたいと思います。 まず、金まき絵びょうぶの「時代行列」問題から伺ってまいります。法務省に伺います。社会党の安恒氏が三月十二、十四の両日にわたって予算委員会で質問されたこの「時代行列」購入の件ですが、この「時代行列」購入のためにコンサルティング・フォーラム社へ四十一億円、平和相互銀行が問題融資をし……
○本岡昭次君 文部大臣の所信の中身について、若干の質問をさしていただきます。 この所信につきまして、私は幾度となくこれを読み返しました。その中で、たくさんのお尋ねしたいことがあります。しかし、時間の関係がございますので、その中の二点だけに絞ってお伺いをしておきます。 まず第一は、具体的な課題のトップに掲げられております児童生徒のいじめの問題でいございます。かなりのスペースを使ってここに大臣の所信として書かれてございます。しかし、いま少し私たちの心にじんとしみわたるような、あるいはまた、なるほどそうかとうなずくようなものがなくて、非常に抽象的な言葉の羅列になっているのではないかと思うのであり……
○本岡昭次君 前回、十一月にも岡本会長に御質問させていただきました。その関連ということで、きょうも二、三の点について御質問させていただきます。 まず、臨教審の「審議経過の概要(その三)」が一月二十二日に出されました。大変御苦労でございました。そこで、「本年春を目途に、第二次答申を取りまとめる予定」とありますが、私たちの方には、四月二十三日ごろではないかというふうな話が耳に入ります。四月の下旬ではないかというふうな話も入ります。第二次答申は「本年春」ということしかこの「概要」には書いてないんですが、いつごろそれを中曽根総理に提出される予定で今作業を進めておられますか。
○本岡昭次君 まず初めに、第五次教職員定数増及び四十人学級の問題について伺います。
一月三十一日の私の代表質問に対して海部文部大臣は、昭和六十六年度までには達成できるよう全力を尽くす、昭和六十六年度には達成できるように全力を尽くすと答弁をしておられます。六十六年まであと五カ年でございますが、これから五カ年、どのようにして四十人学級を達成していくのか、あるいは第五次教職員定数増を達成していくのか、年度別計画というようなものを持ってやっておられるのかどうか、お伺いします。
【次の発言】 海部文部大臣にこの点については念を押しておきたいのです。
法律は、六十六年度までにこれを完成するということで……
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