このページでは本岡昭次参議院議員の15期(1989/07/23〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は15期国会活動統計で確認できます。
○本岡昭次君 私は、委員長に中村太郎君を推薦することの動議を提出いたします。
○本岡昭次君 いよいよきょうで二日目の、消費税廃止法案を含む関連九法案の委員会審議が始まったわけであります。四党を代表される八人の発議者の皆さん、本当に御苦労さまでございます。 日本では、納税者である国民が国民みずから主張する税法をかち取った歴史はありません。私たちは、民主主義の原点に立ち返り、民主的に民主的な税制の再改革を国民とともにかち取っていく歴史的なスタートを今、切ったのであります。経済は一流、政治は三流と言われる日本の政治を一流にしていくため、私たちは今この議員立法の審議を始めております。議院内閣制のもとでの議員立法は、政府が提案する法律に比べ、法案の作成から審議、そして採決におい……
○本岡昭次君 今総理から自民党の党のけじめのお話がありましたけれども、私は、自民党が党内の問題としてつけられたけじめ、その評価は別にして、それと国会みずから国会としてつけるけじめとは別の問題だと思います。だから、国会のけじめは果たしてついたとお考えになるのかどうか、それをまず聞いてから入ります。
【次の発言】 けじめのつけ方は決めますけれども、総理大臣として、国会としてけじめがついたかどうか、どういうふうにあなたは判断されますかということを聞いておるんです。
【次の発言】 リクルート事件は五月二十九日に捜査が一応終了して、六月十三日にこの参議院でもその捜査報告が行われました。延べ三千八百人が取……
○本岡昭次君 まず最初に、災害遺児育英制度問題について伺います。
どのような人たちを災害遺児と言うのか、政府側の説明を求めます。
【次の発言】 今説明のあった災害遺児の実態はどのようになっているか、政府は調査をしておるようですから報告していただきたい。
【次の発言】 その遺児たちの生活状態はどういう状態ですか。
【次の発言】 内閣の方で、政府として調査をやったのじゃないんですか。
【次の発言】 中曽根元総理がこの実態を調査するように指示をしたというように僕らは聞いているんですが、どうですか。
【次の発言】 そういうことを聞いてないですよ。
○本岡昭次君 法案の質問に入る前に、NTT分割問題について一、二伺っておきます。 NTTからの市外部門分離は、三月二日電気通信審議会が最終答申として打ち出し、九五年度に分割を実現するとの政府方針策定の方向で郵政省が大蔵省などと話し合いを進めてきたという経過があります。その中で大蔵省は、NTT株価への影響、あるいはまたこれからJTとかあるいはJRの株の放出等への影響をいろいろ勘案してNTT分割に反対し、その決着がつかず、今後三年程度話し合った上で結論を出すことになったというふうな意味の報道がけさの新聞の中で見られるのでございますが、この問題について大臣に伺いたいのであります。 私は、大蔵委員……
○本岡昭次君 私は、ただいま可決されました所得税法の一部を改正する法律案及び租税特別措置法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、日本社会党・護憲共同、公明党・国民会議、連合参議院、民社党・スポーツ・国民連合、参院クラブ及び税金党平和の会の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 所得税法の一部を改正する法律案及び租税特別措置法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、次の事項について、十分配慮すべきである。 一 税制に対する国民の理解と信頼を確保するため、今後とも税制全般にわたり不断の見直しを行うこととし、特に課税の公平を図る見地か……
○本岡昭次君 私は、ただいま可決されました国際金融公社への加盟に伴う措置に関する法律及び国際開発協会への加盟に伴う措置に関する法律の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、日本社会党・護憲共同、公明党・国民会議、連合参議院、民社党・スポーツ・国民連合、参院クラブ及び税金党平和の会の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 国際金融公社への加盟に伴う措置に関する法律及び国際開発協会への加盟に伴う措置に関する法律の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、次の事項について、十分配慮すべきである。 一 開発途上国の発展を支援していくため、世界経……
○本岡昭次君 私は、まず初めに、国連の子供の権利条約の意義、その批准の問題について総理に伺います。
昨年の十一月二十日、第四十四回国連総会において、満場一致で今申し上げました子供の権利条約が採択されたわけであります。この子供の権利条約は、一九五九年、児童の権利宣言が採択されて以来三十年かけてやっと実現しました実効的な国際条約であります。国際人権規約の子供版とも言える極めて意義の高いものであるというふうに私たちは思っておりますが、総理はこの条約の意義をどのようにとらえておられますか。
【次の発言】 総理もその意義を認められているわけであります。
この条約をつくるときに国連で人権委員会が開かれ……
○本岡昭次君 まず、海部総理に伺います。
総理は五日朝、アメリカのブッシュ大統領と電話会談をされたようです。その中で、七月九日から開かれるヒューストン・サミットに先立って日米首脳会談を行うことで一致したということのようですが、その会談での主要なねらいは一体何ですか。
【次の発言】 それでは、今総理の答弁の中にありました韓国・ソビエト首脳会談について総理と外務大臣に若干伺います。
四日の韓ソ首脳会談は、近い将来両国が国交を樹立することで原則合意したと報じられております。このことは、戦後四十五年間にわたって続いていた朝鮮半島の南北対立という冷戦構造に根本的な変化をもたらし、朝鮮民主主義人民共和……
○本岡昭次君 第一班、東北班の委員派遣について、その概要を御報告申し上げます。 第一班は、去る八月二十七日から二十九日までの三日間にわたり、大河原委員長、吉川委員及び私、本岡の三名をもって、東北財務局、仙台国税局、仙台国税不服審判所、横浜税関及び日本たばこ産業株式会社仙台支店からそれぞれ管内の概況説明を聴取するとともに、民間金融機関及び納税協力団体との意見交換を行ったほか、秋田酒類製造株式会社等を視察してまいりました。 以下、その概要について申し上げます。 東北六県は、面積が国土の約一七%を占めるものの、人口は全国の八%足らずと人口密度は低く、地形的には南北に長く、その中を三列の山脈が走……
○本岡昭次君 まず初めに、関税定率法等改正の問題についてお伺いをいたします。 その一つは、牛肉の輸入自由化に伴う問題であります。 平成三年四月から牛肉の輸入自由化が始まります。この自由化の国内対策として、牛肉等の関税率を、現行の二五%を平成三年度に七〇%、その後四年度に六〇%、五年度五〇%と段階的に引き下げていくことになっております。問題は平成五年度以降の関税率がどうなるかということでありますが、五〇%を維持していくということになるのか、それともさらに引き下げていくということになるのか、そのあたりについての見解を聞かしていただきたいと思います。
○本岡昭次君 地価税の質問の前に、最近の重要問題としてSDRと消費税是正の問題が出ておりますので、若干大蔵大臣に伺っておきたいと思います。
大臣は今月下旬にワシントンで開かれるG7においてSDRの新規創出を提案されると報道されておりますが、事実ですか。
【次の発言】 我が国は今回の湾岸戦争に対して四十億ドル、そして九十億ドルと追加支出をして、計百三十億ドル拠出をしたわけで、今後中東復興の問題なり、あるいはソ連、東欧、中南米、またフィリピンとかバングラデシュ、インド等等、アジア各国への経済支援を求められていく立場に立つと思います。
それで、結局その場合の資金をどうするのか、今回のように増税に……
○本岡昭次君 私は、ただいま可決されました地価税法案に対し、自由民主党、日本社会党・護憲共同、公明党・国民会議、連合参議院、民社党・スポーツ・国民連合及び参院クラブの各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 地価税法案に対する附帯決議(案) 政府は、次の事項について配慮すべきである。 一 土地基本法の基本理念を踏まえ、土地に関する税負担の適正・公平を確保しつつ、土地政策に資する観点から、土地の資産価値に着目した地価税を土地税制の重要な柱と位置付け、より望ましい土地税制の確立のため不断の努力を続けること。 一 地価税については、その創設の趣旨に照ら……
○本岡昭次君 まず初めに、けさの一部の新聞に、大塚建設大臣のところにリクルートから四千万円の政治献金があったという報道があります。ゆゆしきことであります。総理、 一体これはどういうことなんですか。
【次の発言】 私も不愉快なんですよ。大体、リクルート議員を排する、そして清潔でクリーンな内閣をという海部内閣のもとでこういう話が出てくる。また別のところでは、公用住宅の転用、又貸しというようなことで出てくる。海部総理、本人はああおっしゃっているけれども、秘書が秘書がというのはずっとおたくらの専売特許なんですよ。だから、やはり私は政府としてきちっとこのことは事実であるのかないのかということを政府の責任……
○本岡昭次君 まず、総理に伺います。
最近、総理は国連中心主義を強調されておりますが、我が国の外交、国際的対応の軸は、国連尊重、国連中心主義外交と考えてよろしいか。
【次の発言】 それでは、総理は国連本来の目的と原則は何であると考えておられますか、この際それを聞かせておいていただきたい。
【次の発言】 人権問題はどういう認識ですか。
【次の発言】 総理に伺いたいんです。
国連憲章から見ても、今も外務大臣が述べましたように、人権問題が一つの大きなテーマであります。私は、世界における人権保障の活動力の強化というものが紛争や戦争の抑止力となる、このように考えておりますが、総理はどうですか。
○本岡昭次君 今も証券スキャンダルの再発防止ということでいろいろ議論がありました。今の段階で再発防止に向けた第一弾として国民が期待しているのは、証券取引法改正案がこの臨時国会に提出されるであろう、こういうことなんでありますが、新聞等を見ますと、大蔵省は改正案の原案をつくる、そうすると自民党がそれに対してあれこれと注文をつけてなかなか改正案がまとまらないという状況のようであります。一体いつこの改正案が国会に提出されるのか、そしてまた、自民党がぐあいが悪いと言っている、注文をつけている中身は一体何なのか、そこを教えていただきたい。
【次の発言】 この特別委員会を参議院で今やっているわけですが、この……
○本岡昭次君 それでは、大臣を中心に質問させていただきたいと思います。 まず、羽田大蔵大臣、御就任おめでとうございます。期待をしておりますので、ひとつよろしくお願いをいたしたいと思います。 宮澤内閣が発足をいたしましてはぼ一カ月を経過しようといたしております。宮澤総理の所信表明演説を聞かせていただきました。その中で私が一番印象に残っていることは、世界が今大きく動いている、冷戦から和平へ、対立から協調へということで、国連を中心に平和でそして共存共栄できる新しい国際秩序をつくっていく時代になった、こういうふうに宮澤総理はおっしゃったわけで、私も文字どおりそのとおりだ、こう思っています。時の政府……
○本岡昭次君 過日の大蔵大臣の所信表明に関連しまして二、三の質問をさせていただきます。 今、平成四年度の予算案の審議が衆議院で行われております。その中で、私が大蔵委員会のメンバーとして心配しています一つは、歳入の税収にかかわる問題であります。一般会計予算の規模は七十二兆二千百八十億円となっています。その歳入の大部分を占める税収予算は、法人特別税、普通自動車に係る消費税等の増税五千三百七十億円を含めて、六十二兆五千四十億円となっているのであります。しかし、現在の経済動向から見て、この六十二兆五千四十億円の税収を果たして確保できるのだろうかと心配をしております。 そこで、まず経済の動向について……
○本岡昭次君 本日は平成四年度予算の委嘱審査ということで大蔵委員会が開かれました。今、大臣の方から簡単な説明がございましたが、ことしの租税及び印紙収入が六十二兆五千四十億円ということであり、そしてまた消費税についても四兆九千六百八十億円を計上したというふうなことも述べられております。 それで、私は所得税の減税問題と消費税是正の問題について、与えられた時間、大臣と若干議論をしてみたいと思っております。 そこで、まず所得税減税についてお伺いをいたします。 所得税減税の問題を考えてみますと、昭和三十年代、四十年代、大変古く、昔のことで恐縮でございますが、このあたりをずっと調べてみますと、例外の……
○本岡昭次君 総理、御苦労さまでございます。 本題に入る前に、せっかく総理においでいただいたのでどうしてもお尋ねをしておきたいと思うことがございますので、しばらく本題以外のことでおつき合いをいただきたいと思います。 私は、ここでPKO協力法案の内容の問題なり、あるいは審議の仕方等について総理と議論をするつもりはございません。ただ、きょうの新聞記事として次のような中身のものが出ております。表題だけ読みますと、「PKO協力法 「違憲なら万死に値」 多国籍軍参加は「違憲」 別組織も論議の対象と示唆」という活字が躍っております。これは、宮澤総理が昨日、日本新聞協会総会で講演なさったことをこのように……
※このページのデータは国会会議録検索システム、参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。