このページでは井上裕参議院議員の14期(1986/07/06〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は14期国会活動統計で確認できます。
○井上裕君 ただいま議題となりました昭和六十年度歳入歳出の決算上の剰余金の処理の特例に関する法律案につきまして、委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。 昭和六十一年度におきましては、給与改善費を初めとする追加財政需要が相当程度に上る一方、税収は当初予算をかなり下回り、補正予算編成において既定経費の節減を行ってもなお財源不足の状況にあります。 本法律案は、このような厳しい財政事情のもとで特例公債の追加発行を回避するため、昭和六十年度歳入歳出の決算上の剰余金の全額を六十一年度補正予算の不足財源に充当することができるよう、財政法第六条第一項の特例を定めようとするものであります。 ……
○井上裕君 ただいま議題となりました昭和六十二年分の所得税に係る配偶者控除の臨時特例に関する法律案につきまして、委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 本法律案は、衆議院大蔵委員長提出によるものでありまして、さきに関係各党派間で合意を見たいわゆる所得税減税問題の措置として、昭和六十二年分の所得税について、その負担の軽減を図るため、同年分の所得税に係る配偶者控除の額については、三十三万円に五万円を加算することとし、同年分の年末調整または確定申告を通じて行おうとするものであります。 なお、本法施行に伴う租税の減収額は、昭和六十二年度約千三百三十億円と見込まれております。 委員……
○井上裕君 ただいま議題となりました昭和六十一年度の水田利用再編奨励補助金についての所得税及び法人税の臨時特例に関する法律案につきまして、委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 本法律案は、衆議院大蔵委員長提出によるものでありまして、昭和六十一年度に政府から交付される水田利用再編奨励補助金について、個人が交付を受けるものはこれを一時所得とみなし、農業生産法人が交付を受けるものは、交付を受けた後二年以内に固定資産の取得または改良に充てた場合には圧縮記帳の特例を認めることにより、それぞれ税負担の軽減を図ろうとするものであります。 なお、本法律施行に伴う昭和六十一年度の租税の減収……
○井上裕君 ただいま議題となりました資金運用部資金法の一部を改正する法律案につきまして、委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 本法律案は、最近における内外の経済金融環境の変化に対応して、いわゆる財政投融資の原資として国民経済に重要な役割を果たしている資金運用部資金について、その機能を円滑に発揮し、国民経済の要請に一層的確にこたえるため、資金運用部預託利率の法定制に改め、これを政令に委任することによりその弾力的な変更が行えるようにするとともに、同資金の運用対象を拡大し、外国債にも運用できるようにしようとするものであります。 委員会におきましては、預託金利率を法定制から政令委……
○井上裕君 ただいま議題となりました両法律案につきまして、大蔵委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 まず、関税定率法及び関税暫定措置法の一部を改正する法律案は、最近における内外の経済情勢の変化に対応し、我が国の市場の一層の開放を図る等の見地から、紙巻きたばこ、アルコール飲料等の関税率の引き下げを行うとともに、鉱工業品に対する特恵関税の適用停止方式の改善等所要の措置を講じようとするものであります。 次に、租税特別措置法の一部を改正する法律案は、最近における社会経済情勢にかんがみ、産業構造調整の円滑化、民間活力の推進、住宅税制の拡充等内需の拡大等に資するための措置を講ずるとと……
○井上裕君 ただいま議題となりました通貨の単位及び貨幣の発行等に関する法律案につきまして、委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 本法律案は、金本位制度を前提とする貨幣法をもとに構成されている現行通貨法体系が、管理通貨制度に移行している我が国の通貨制度の現状に即応しない面があること等にかんがみ、貨幣法等を廃止し、通貨の単位、貨幣の製造、発行等に関し必要な事項を定める等、所要の措置を講じようとするものであります。 委員会における質疑の詳細は会議録に譲ります。 質疑を終了し、討論なく、採決の結果、本法律案は全会一致をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 以上、……
○井上裕君 ただいま議題となりました両件につきまして、大蔵委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 まず、国有財産法第十三条第二項の規定に基づき、国会の議決を求めるの件は、故高松宮宣仁親王殿下の所有であった財産を遺贈により総理府所管の皇室用財産として取得するため、国有財産法第十三条第二項の規定に基づいて、国会の議決を求めようとするものであります。 次に、商品の名称及び分類についての統一システムに関する国際条約の実施のための関係法律の整備に関する法律案は、各国の関税率表に採用されている商品分類について、その国際的統一を図るとともに貿易構造の変化等に対応することを目的とした、いわ……
○井上裕君 ただいま議題となりました両法律案につきまして、大蔵委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 まず、国際開発協会への加盟に伴う措置に関する法律の一部を改正する法律案は、国際開発協会 が第八次増資を実施することとなるのに伴い、政府が同協会に対し追加出資ができることとしようとするものであります。 なお、このうちの三分の一相当額は我が国の国際復興開発銀行出資シェア引き上げを条件とする条件つき出資とすることとしております。 次に、多数国間投資保証機関への加盟に伴う措置に関する法律案は、開発途上国への民間対外投資を保証するため、これに係る戦争、収用等の非商業的危険を保証する……
○井上裕君 ただいま議題となりました両法律案につきまして、大蔵委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 まず、郵便貯金特別会計法の一部を改正する法律案は、郵便貯金の事業につきまして、金融自由化に適切に対応した健全な経営の確保に資するため、金融自由化対策資金を郵便貯金特別会計に設けるとともに、同資金に係る経理を明確にするため、同特別会計を一般勘定と金融自由化対策特別勘定とに区分し、これに伴う所要の規定の整備を行おうとするものであります。 委員会における質疑の詳細は会議録に譲ります。 質疑を終了し、討論に入りましたところ、日本共産党を代表して吉岡吉典委員より反対する旨の意見が述……
○委員長(井上裕君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。
この際、一言ごあいさつを申し上げます。
私、このたび当委員会の委員長に選任されました。何分ふなれでございますが、皆様方の御協力を得まして、当委員会の公正円滑な運営に努めてまいる所存でございます。
何とぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)
この際、山本前委員長から発言を求められておりますので、これを許します。山本富雄君。
【次の発言】 それでは、これより理事の選任を行います。
本委員会の理事の数は五名でございます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長にその指名を御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか……
○委員長(井上裕君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
本日、村沢牧君が委員を辞任され、その補欠として中村哲君が選任されました。
【次の発言】 次に、国政調査に関する件についてお諮りいたします。
本委員会は、今期国会におきましても、租税及び金融等に関する調査を行いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 この際、宮澤大蔵大臣から発言を求められておりますので、これを許します。宮澤大蔵大臣。
【次の発言】 次に、大蔵政務次官からそれぞれ発言を求められております。順次これを……
○委員長(井上裕君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
本日、多田省吾君が委員を辞任され、その補欠として鶴岡洋君が選任されました。
【次の発言】 次に、昭和六十二年分の所得税に係る配偶者控除の臨時特例に関する法律案を議題とし、提出者衆議院大蔵委員長池田行彦君から趣旨説明を聴取いたします。池田行彦君。
【次の発言】 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。
これより質疑に入ります。
質疑のある方は順次御発言を願います。――別に御発言もないようですから、質疑はないものと認め、これより討論に入ります。
御意見のある方は賛否を明らかにしてお述べ……
○委員長(井上裕君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。
議事に入るに先立ちまして一言申し上げます。
本委員会の委員であられました岩動道行君は、去る一月二十五日逝去されました。まことに哀悼痛惜にたえません。
ここに、委員各位とともに謹んで黙祷をささげ、哀悼の意を表し、御冥福をお祈り申し上げたいと存じます。
どうぞ御起立をお願いいたします。黙祷を願います。
【次の発言】 黙祷を終わります。御着席ください。
【次の発言】 まず、委員の異動について御報告いたします。
本日、吉岡吉典君が委員を辞任され、その補欠として内藤功君が選任されました。
○委員長(井上裕君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
本日、吉岡吉典君が委員を辞任され、その補欠として諌山博君が選任されました。
【次の発言】 次に、参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
資金運用部資金法の一部を改正する法律案の審査のため、本日の委員会に参考人として日本銀行理事青木昭君の出席を求めたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 次に、資金運用部資金法の一部を改正する法律案を議題とし、宮澤大蔵大臣から趣旨説明を聴取いたします。宮澤大蔵大臣。
○委員長(井上裕君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。
関税定率法及び関税暫定措置法の一部を改正する法律案及び租税特別措置法の一部を改正する法律案の両案を便宜一括して議題といたします。
まず、政府から順次趣旨説明を聴取いたします。宮澤大蔵大臣。
【次の発言】 以上で両案の趣旨説明の聴取は終わりました。
これより質疑に入ります。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 午前の質疑はこの程度にとどめ、午後一時まで休憩いたします。
午後零時十八分休憩
【次の発言】 ただいまから大蔵委員会を再開いたします。
休憩前に引き続き、関税定率法及び関税暫定措置法の一部を改正す……
○委員長(井上裕君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。
租税及び金融等に関する調査を議題とし、財政及び金融等の基本施策について、宮澤大蔵大臣から所信を聴取いたします。宮澤大蔵大臣。
【次の発言】 次に、通貨の単位及び貨幣の発行等に関する法律案を議題とし、政府から趣旨説明を聴取いたします。宮澤大蔵大臣。
【次の発言】 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。
これより質疑に入ります。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 この際、委員の異動について御報告いたします。
本日、吉岡吉典君が委員を辞任され、その補欠として佐藤昭夫君が選任されました。
○委員長(井上裕君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。
参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
本日の議案審査のため、参考人として日本銀行理事青木昭君の出席を求めたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 国有財産法第十二条第二項の規定に基づき、国会の議決を求めるの件及び商品の名称及び分類についての統一システムに関する国際条約の実施のための関係法律の整備に関する法律案の両案を便宜一括して議題といたします。
まず、政府から順次趣旨説明を聴取いたします。宮澤大蔵大臣。
○委員長(井上裕君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
本日、福田幸弘君が委員を辞任され、その補欠として寺内弘子君が選任されました。
【次の発言】 国際開発協会への加盟に伴う措置に関する法律の一部を改正する法律案及び多数国間投資保証機関への加盟に伴う措置に関する法律案の両案を便宜一括して議題といたします。
まず、政府から順次趣旨説明を聴取いたします。宮澤大蔵大臣。
【次の発言】 以上で両案の趣旨説明の聴取は終わりました。
これより質疑に入ります。
質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(井上裕君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。
郵便貯金特別会計法の一部を改正する法律案を議題とし、政府から趣旨説明を聴取いたします。宮澤大蔵大臣。
【次の発言】 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。
これより質疑に入ります。
質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 この際、委員の異動について御報告いたします。
本日、斎藤十朗君が委員を辞任され、その補欠として大城眞順君が選任されました。
【次の発言】 他に御発言もなければ、質疑は終局したものと認めます。
それでは、これより討論に入ります。
御意見のある方は賛否を明らかにしてお述べ願います。
○委員長(井上裕君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。
昭和六十二年度の財政運営に必要な財源の確保を図るための特別措置に関する法律案を議題とし、政府から趣旨説明を聴取いたします。宮澤大蔵大臣。
【次の発言】 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。
これより質疑に入ります。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 志苫君。
【次の発言】 おたくの理事もいらっしゃいませんし、まあ質問続けてください。
【次の発言】 御意見として伺っておきます。
どうぞ質問を。
【次の発言】 ちょっと速記とめて。
【次の発言】 速記起こして。
どうぞひとつ御質疑をお願いします。
○井上裕君 本委員会の委員派遣第一班につきまして御報告を申し上げます。 第一班は、穐山委員長、寺内委員、宮崎委員及び私、井上の四名で、九月二十九日から十月一日までの三日間、国家財政の経理及び国有財産の管理に関する実情等を調査するため、山梨県及び長野県に参りました。 調査の概要を申し上げますと、九月二十九日は、甲府市におきまして、山梨県から財政状況等県勢全般について説明を聴取いたしました。県内の経済情勢は、全国一であった製造品出荷額の伸び率が、円高の影響で六十一年度以降に若干の落ち込みが見られるなど、回復の兆しはあるものの厳しい状況にあるとのことであります。また、農産物はブドウ、桃等、果物に……
○井上裕君 一言ごあいさつを申し上げます。 この一年間大過なく委員長の職責を全うすることができましたことは、ひとえに理事の皆様方また委員の皆様方の御協力のたまものと深く感謝申し上げる次第でございます。 今後も当委員会に引き続きお世話になりますので、どうぞよろしくお願いをいたします。 大変ありがとうございました。(拍手)
○井上裕君 中島文部大臣、御就任おめでとうございます。今日の我が国の発展は、特に明治以来、国民の教育に対します先人の努力によって今日あるわけでございますが、大臣就任早々でございますが、教育行政全般についてのひとつ御抱負をお願いいたします。また、特に大臣は私学の道を歩んでまいりまして、旧制慶応普通部、そして大学と私学なんです。そこで、私学振興に取り組む大臣の抱負をまずもってお伺いをいたしたいと思います。
【次の発言】 大変ありがたい御抱負をちょうだいいたしまして、非常に力強い限りであります。順を追いまして御質疑をいたしたいと思います。
まず教育改革について。我が国の教育は戦後、国民の教育に対し……
○井上裕君 通常国会を終わりましての決算委員会、大蔵大臣初め各大臣大変御苦労さまでございます。きのう、きょう総括でございますが、私は当面の問題二、三につきまして御質問をいたしたいと思います。 初めに厚生大臣にお伺いいたしたいと思いますが、まず医師、歯科医師の養成と国家試験の問題についてお伺いいたします。 昭和二十二年にこの国家試験制度が行われたわけでありますが、ことしの医師国家試験の合格率は八一・二%であります。約九千七百人の受験者のうち千八百人が不合格となっております。また、歯科医師国家試験について見るとことしの合格率は八四・四%であります。約三千五百人の受験者のうち五百五十人が不合格と……
○井上裕君 ただいま配付いたしました資料のとおり本日の本会議の議事を進めること、及び今後起こる事態につきましては議場内交渉で対処することの二点を提案いたします。
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