このページでは白浜一良参議院議員の15期(1989/07/23〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は15期国会活動統計で確認できます。
○白浜一良君 私は、公明党・国民会議を代表して、財政演説及び当面する重要課題について、総理並びに関係大臣に質問いたします。 まず初めに、中東湾岸危機について伺います。 湾岸情勢は、イラクの人質全員解放の決定によって大きな節目を迎えました。これを契機として戦争が回避され、早期の平和解決がなされるよう、我が国も最大限の努力を払わねばなりません。総理、伝えられているところによりますと、イラクは紛争解決への仲介を我が国に求めていると言われています。ぜひイラクに意向を確かめ、なし得るすべての努力を講じるべきであります。総理の御所見を伺いたい。 なお、中東貢献策として決定したGCCへの拠出金について……
○白浜一良君 私は、公明党・国民会議を代表して、ただいま議題となりました三法律案に対して質問を行うものであります。 我が国経済は、設備投資の減少、住宅着工戸数の低迷、企業の軒並みの収益悪化などに見られるように、バブル崩壊を受けて景気後退局面に入っており、これは政府の二月の月例経済報告が認めるところであります。このような厳しい経済環境を憂慮して、自民党首脳からは、日銀総裁の首を切ってまで公定歩合を引き下げるべきなどの暴論が飛び出す始末であります。総理としては、現下の経済状況をどのようにとらえているのでしょうか。 また、金融政策や公共事業の前倒しなどを盛り込んだ総合経済対策を四月にも決定すると……
○白浜一良君 国土庁長官にお伺いいたします。
ただいま審議中の基本法案、御存じのようにこれは土地に関する基本理念を示されたものでございまして、大事なことは今後これがどう具体的に運用されていくかということが大事でございます。先ほどからもいろいろ話しされておりますが、そのためには土地及び住宅関連法案の問題、それから土地税制の問題、それから土地利用計画を明確にしなければならない。これらについて実施大綱を示していくべきだ、このように考えますが、どのようにお考えになっているかお伺いしたいと思います。
【次の発言】 法案の中に適正かつ合理的な土地利用の責務というものが明示されておりますが、これも先ほどお……
○白浜一良君 午前中も質疑をされておりましたけれども、先日建設省でお示しになりました「大都市地域における住宅・宅地供給の促進に関する特別措置(大綱案)」、また「平成二年度建設省税制改正追加要望概要(案)」。 午前中も質疑されていたわけでございますが、当然本審議中の土地基本法案、衆議院で修正をされまして宅地の供給ということが大きなテーマであるという、そういうふうになっております。ですから、今後この両案がいろいろ政府で検討されていくと思うわけでございますが、長官といたしましては土地基本法案成立をもって臨まれるわけでございますので、まず冒頭にこの両案についての長官の御所見を伺いたいと思います。
○白浜一良君 まず初めに、入管法の改正の法案が現在審議されているわけでございますが、この入管法改正に至る経過を伺いたいと思います。
特に近年、外国人居住者に関する諸問題がさまざまな形で出ているわけでございますが、これを改正される段階でこれらの問題をどのようにとらえてこられたのか、伺いたいと思います。
【次の発言】 御趣旨はよくわかりました。
それで、現在この入国管理に関係しましてさまざまな問題が起こっているわけでございますが、今回の法改正でそれらがすべて解決されるのか、どういった問題が残るとお考えになっているのか、この点をお伺いしたいと思います。
○白浜一良君 このたび裁判官の報酬また検察官の俸給等の改正案が審議されているわけでございますが、この改正案が通過いたしまして、いわゆる民間ですね、弁護士さんでございますが、その民間との格差がどうなるのかお伺いしたいと思うわけでございます。私が聞きますところによりますと、初任給段階では十万円ほど違う、こういう話も伺っているわけでございますが、どのようになっているのかお伺いしたいと思います。
【次の発言】 待遇面だけが原因であるとは思いませんが、最近特に検察官の方の任官者数が少ないという話を伺っているわけでございます。また、欠員がございまして補充も難しいという、そういう現状があるというふうに聞いた……
○白浜一良君 前回に引き続いて少し御質問をさせていただきたいと思います。 今、単純労働者という呼称がございますが、明快であるわけでございますが、言われた本人からすると余りいい感じはしませんですね、単純労働者というのは。西ドイツの例を見ましても一般労働許可という一般という呼称が使われておりますが、やはり人権尊重という立場から、こういうふうにちょっと見下したような表現を今後変えられないものか。一般労働者という呼称にしてもいいわけでございますが、その辺は人権尊重という立場から私非常に問題であるというふうに思うわけでございますが、できましたら法務大臣の御所見を伺いたいと思います。
○白浜一良君 私はこの七月の選挙におきまして消費税撤廃を公約に掲げまして本院に初めて議席を得た者でございますが、その意味ではこの臨時国会、私も何としても消費税は撤廃したいという強い決意で臨んでおるわけでございますが、本委 員会でずっと政府の答弁を聞いておりまして全くわからない、私自身納得できないことが多いわけでございまして、きょうは時間がございません、いわゆる税率一点に関しましてお伺いをしたいと思います。 政府は、消費税導入の理由としていわゆる高齢化社会への対応ということを挙げられておりますが、また大蔵省と厚生省でその根拠として展望を示されております。六十三年度と平成二十二年度だけで結構です……
○白浜一良君 まず、本論に入る前に平成元年度の補正予算でございますが、先刻参議院におきましては否決をされたわけでございまして、この補正予算、財政法二十九条に違反しているということもございますし、また連年の税収の過小見積もりによります政策的経費が補正予算に盛り込まれている、そういう観点で我が党も反対をしているわけでございます。この住宅金融公庫法の一部改正案、その補正予算の関連として今回出てきているわけでございますが、まず初めにその点に関しまして大臣の御所見を伺いたいと思います。
【次の発言】 住宅金融公庫貸付金利、今月の十九日に引き上げられたわけでございますが、元年度の第四回募集、これのみがいわ……
○白浜一良君 ただいま奈良県の明日香村に関しまして明日香法の審議をしているわけでございますが、きょうは官房長官に来ていただいておりますが、官房長官は明日香村に行かれたことはあるでしょうか。
【次の発言】 御存じのように、いわゆる日本で最古の都というところでございますし、日本の文化の発祥の地と言ってもいいわけでございまして、実は私は生まれも育ちも奈良県でございまして、大和郡山というところで生まれ育ったんです。ですから子供のころからあの明日香村には何回も足を運んだんです。確かに子供のころと比べましたら、例えば甘樫丘というところがあるんですけれども、非常に整備されてきれいになりました。部分的にはきれ……
○白浜一良君 私は十二時からの質問の予定でございましたが、ただいま十二時九分でございまして、これから一時間質疑があるということ、非常に心苦しく思っております。大臣の御都合でどうしても一時からだめだということらしいんですけれども、しかしここにいらっしゃる皆さん方の心情を考えれば、これから一時間私頑張ってやるということは苦痛にたえません。皆さん方の心情を思いはかりまして、私、四十五分前後には質疑を終わりたい。非常に譲った気持ちで、私、これ全体の流れの上から言っているわけでございまして、まず皆さん安心していただくためにお話をさせていただきます。 まず最初に、建設大臣、また国土庁長官にお伺いしたいん……
○白浜一良君 既に何回も話が出ておりますが、まず冒頭に、公共投資の十カ年計画ということで今作業をされているわけでございますが、この十カ年計画策定に伴いまして、建設省、国土庁のそれぞれ基本的な省庁としての考え方、まずそれをお伺いしたいと思います。
【次の発言】 基本的な考えはお伺いいたしました。
今も若干話が出ましたが、四全総に基づきまして、いわゆる公共施設整備の長期的目標という、これは建設省からお出しになったわけでございますが、これは六十三年から平成十二年までの計画というふうに伺っておりますが、これとの関係性ですね、全くこれがベースになっているのかどうかという、これをまずお伺いしたいと思いま……
○白浜一良君 きょうはお忙しいところ、ありがとうございます。公明党の白浜でございます。私、東京のツケを払っております大阪の選出でございまして、ただいま自民党の先生から非常に格調の高い、時間をオーバーした質問がございました。私、単純明快に少し御質問させていただきたいと思います。 まず本吉先生に、先ほどお話伺っておりましたら、住宅問題というのは広域圏で考えるべきだというお話ございました。私も大阪に住んでおりまして、奈良県だとか和歌山とか一部滋賀まで非常に広域的な問題になっていますね。ところが、先生御存じのように、いわゆる府県単位の行政である、それからもう非常に縦割り行政になっているわけですね。で……
○白浜一良君 今回、補正予算に五百億円の芸術文化振興基金というのが盛られておりますが、その点に関しまして若干御質問したいわけでございますが、その前に総理、古代ローマの方でガイウス・キリニウス・マエケナスという方は御存じでございますか。――御存じないと思います。今盛んに語られておりますが、メセナという言葉がございます。芸術文化振興をサポートするという意味に使われておりますが、このマエケナスという方の名前が由来でございまして、古代ローマにおきましてホラティウス等の大詩人を庇護して育成したという、それに由来しているわけでございます。 総理も御存じだと思いますが、ミッテラン大統領が誕生されたときに、……
○白浜一良君 まず初めに、私は外交防衛問題から若干お伺いしたいわけでございますが、総理も御存じのように、今世界は冷戦から対話へ、対決から協調へという安全保障という面から見れば流れがあるわけでございますが、これからの時代を考えましたら、一層こういう軍縮の流れが強くなっていくのではないか、このように私は考えるわけでございますが、総理はこの点どのようにお考えになりますか。
【次の発言】 そのようにおっしゃっているわけでございますが、昨日、衆議院の予算委員会で同僚議員が質問いたしましたら、このアジア地域においてはソ連の脅威はなくなっていないというそういう見解であったと伺っておりますが、今総理がおっしゃ……
○白浜一良君 まず初めに、ただいま行われております花の博覧会、大阪で行われておりますが、このことに関しまして御質問したいと思います。
当然、戦後日本では四回目の国際博覧会でございまして、総理みずから名誉会長についていらっしゃいます。この大阪の花博に関しまして、総理はどのように意義を感じていらっしゃいますか。
【次の発言】 ただいまお述べになりましたように、大阪の行事ではございません。国内的にもまた国際的にも非常に大事な行事であるわけでございますが、御存じのように開幕されまして二日目に人身事故が起こりました。以来ずっと事故が起っているわけでございます。そこで、この大事なイベント、この事実経過を……
○白浜一良君 私は、公明党・国民会議を代表して、ただいま議題となりました政府提出の平成二年度予算三案に対し、反対の討論を行います。 本委員会の審議を通じて明らかになったことは、政府の国民生活の実態に対する認識と国際情勢に対する判断が極めて誤ったものであるということであります。加えて、海部総理の標榜される対話の重視がどこにも見出せない点であります。私は、政府のこれら基本的な姿勢に強く猛省を求めるとともに、以下反対の理由を申し述べます。 まずその第一の理由は、消費税の存続を前提として編成されたことであります。 消費税反対の声は昨年の参院選で明確となり、本院の意思も、昨年十二月消費税廃止法案を……
○白浜一良君 私は、まず初めにその後の花博について伺いたいと思いますが、九月三十日で、いろんな問題を抱えながら当初の予定を上回りまして我が大阪におきまして花博が終わったわけでございますが、その後の問題で、新聞報道によりますと、この花博の剰余金が五、六十億余るであろう、いろいろ跡地整備した上で、そういう報道がなされているわけでございます。いわゆる今までの博覧会もそうでございましたが、剰余金等を利用いたしまして記念財団ができておりますが、この花博に関しましてもこの剰余金を利用いたしまして記念財団をつくられる意図があるのかどうか。また、つくられる場合はどういう趣旨でつくられるのか。まず、この点の見解……
○白浜一良君 まず最初に、大臣にお伺いしたいのですけれども、今回の公庫法の改正は、住宅建設を促進するという、そういう側面から言えば決して反対するわけではないんですが、この公庫法そのものの趣旨、目的から考えて、私は適切に運用されているかどうかということをまず冒頭にお伺いしたいわけです。 と申しますのも、大臣も当然御存じだと思いますが、公庫法の第一条第一項でございますが、それには「住宅金融公庫は、国民大衆が健康で文化的な生活を営むに足る住宅の建設及び購入に必要な資金で、銀行その他一般の金融機関が融通することを困難とするものを融通することを目的とする。」、このように「銀行その他一般の金融機関が融通……
○白浜一良君 私は、十四分しか持ち時間がございませんので、重複を避けまして御質問したいと思いますが、単純明快にお答えをお願いしたいと思います。 まず最初に、お伺いしたいことはこの五カ年計画ですね、初年度の事業に比べましたら、さまざまな公共事業が計画されておりますが、公園整備だけ特に一三・六%という進捗率、ほかは大体一六%、一八%進んでいるわけでございますが、この公園整備が特別低い、これは特に意味がございますか。意味があれば意味をおっしゃっていただきたい。これでちゃんと五カ年で七平米できるという、そういう御意見がございましたら、まずお願いしたいと思います。
○白浜一良君 総論的な話で午前中いろいろ指摘されましたので、私は具体的な話を伺いたいんですけれども、まずその前に、局長、下水道事業の目的、決まり切っていることですけれども、それまず言ってください。
【次の発言】 そこで、公衆衛生の向上ということも当然大事なんですけれども、特に私は水質の保全ということに関しましていろいろ質疑をしたいわけでございます。
私も大阪に住んでおりますが、関西地域で約一千三百万人の人間が琵琶湖の水を飲料水にして生活しているわけです。御承知のとおり、非常に琵琶湖の水質が年々悪くなっておりまして、昭和六十年に湖沼法指定湖沼に琵琶湖がなったわけでございますが、きょう総務庁の方……
○白浜一良君 きょうは自治省からも来ていただいていますので、まず事実認識を伺いたいと思います。
今回の生産緑地法の改正でいわゆる対象となる農地の範囲でございますが、三大都市圏の特定市ということになっております。現行の三大都市圏の特定市の指定の基準ですね、それはどのような考え方に基づいているのか、お考えを示してください。
【次の発言】 この制度ができましたときと現在で、特定市の数はどういうふうになっていますか。
【次の発言】 それは今後もふえる可能性があるのかどうかということと、三大都市圏で今後市に昇格するようなところが出た場合、従来のいわゆる相続税の猶予制度とか固定資産税の取り扱い、これはど……
○白浜一良君 河川審議会の答申を見ましても、いわゆる超過洪水対策で第一番目に挙げられておりますのがこの高規格堤防でございまして、また本改正案の趣旨、建設省の書類を見ましても、「効果」ということでイの一番に「超過洪水時の破堤による激甚な被害の発生が防止され、治水安全度の著しい向上が図られる。」このように書いてあるわけでございます。
いわゆる治水面での堤防整備でございますが、従来の堤防でございましたらどの程度危険度があるのか、まず述べていただきたいと思います。
【次の発言】 御趣旨はよくわかるんですけれども、私は大阪ですから、枚方市の出口地区ですか、これはほぼ完成されているらしいんですけれども、……
○白浜一良君 今回の不公正な証券市場というのは、当然でございますが、国民に多大なる疑惑を招いたわけでございます。国際的にも信頼の回復を図らなきゃならないという重大な問題があるわけでございますが、当然のことながら、そのためには一つは事実、全貌解明がどうしても必要なことでございます。また、二つ目には責任の所在を明らかにする、三つ目にはいわゆる再発防止のためにあらゆる手を尽くす。当たり前のことでございますが、この三つが私は非常に大事である、このように思うわけでございます。 時間がございませんので何点かだけまず伺いたいと思いますが、全貌解明という観点で申し上げまして、二十二社のうち十七社出たわけでご……
○白浜一良君 私は戦後復興の問題でお伺いしたいんですけれども、ただいまの太田委員の指摘を聞いていまして、まず冒頭に一つだけ総理に確認したいんですけれども、そういう被災民、避難民救済のニーズ、今後のニーズというのはどういうことですか、言うてください。
【次の発言】 私の理解では、その避難民の数の問題じゃないんですよ、ニーズというのは。なぜ自衛隊が行かなきゃならないのかというのは、民間機ではああいう戦争状態では危ない、だから民間機では日本の航空会社も行けない、だから自衛隊を出すんだという、そういうニーズじゃないんですか。
【次の発言】 自衛隊機を、軍用機を出さなけりゃならないという、それはどういう……
○白浜一良君 私は、まず最初に今後の政治日程について総理に伺いたいんです。
きょうも一部報道されておりましたが、今国会は延長されないという報道もありました。総理、今国会、延長されるお考えはございますか。
【次の発言】 私そう申しますのは、海部総理はいわゆるリクルート事件のあの渦中で誕生されたわけでございます。ですから、政治改革に命を注ぐということで、全力を挙げるということを標榜されたんですね。ところが、政治改革に関する問題が全く出ていない。今国会でそれが取り上げられなかったとしたら、臨時国会を開かれるのか。総裁任期は一応十月ですよね。それまでの見通しを私は伺っているわけでございます。
○白浜一良君 ただいまも村田委員からお話ございましたが、東燃の子会社トーネン・エナジー・インタナショナル、米国籍でございますが、二億九千三百万円の補てんをされたということでございます。今少しお話しされたのですが、当初は東燃側と山一さんと立場が違いまして、一任だ一任しゃない、補てんだ補てんはないと対立していたのでございますが、現段階で山一さんとしてはどういう認識にたっていますか、この問題は。
【次の発言】 わからないから聞いているのです。要するに、こううやむやにたっていることを言っているわけでございまして、私たちが理解する範囲では山一さんの方がもう折れた、これは補てんではございません、山一が勝手……
○白浜一良君 公明党の白浜一良でございます。 時間がございませんので、端的に御質問しますのでお答えをいただきたいと思います。 まず初めに私伺いたいのは、要するにこの尾上縫容疑者と御社との関係が非常に不可解である、わかりにくいということなんです。先ほども答弁されておりましたが、興銀さんにおきましてはいわゆる二百番目の株主である、〇・一%だと。大したつながりじゃない、それほどの相手でもないのだと。 私は頭取の発言にこういう印象を受けるわけでございますが、しかし、それにしては一方で非常に密接な事実関係があるということを私理解ができない。 具体的なことを申し上げましたら、一つは、昨年の八月に御社……
○白浜一良君 まず最初に、大蔵大臣にお伺いしたいんですが、既に大臣も御承知だと思いますが、今回のいわゆる証券スキャンダル、また金融問題等、いわゆるバブル経済のツケがさまざまな形で出ているということなのでございます。 昭和五十六年から六十年のいわゆる平均値と平成元年度の数値、これを比較してみましたら、例えば資金運用面で申し上げますと、全産業分野で五十六年から六十年、五年の平均は七五・七%が設備投資に回っているわけでございます。それに比べまして金融資産というのは一九・六%、資金運用面ではそういう比率になっているんですね。ところが、平成元年度におきましては、設備投資は四五・二%、本当に三十数%設備……
○白浜一良君 まず、私は冒頭に大蔵大臣にお伺いしたいと思うんです。 昨日、いわゆる東急株売買における野村証券の省令違反、これが認定をされたと発表されたわけでございますが、本日審議されていますように、証取法百二十五条違反の疑いもあるということで徹底した調査を引き続きやっていただく、これは当然でございますが、少なくとも一歩前進ということで省令違反を認定されたということでございます。 まず、これから審問が始まるということでございますが、いつごろ審問されて、いつごろすべて含めた行政処分なりいわゆる指導なりを発表されるのか、このことをお伺いしたいと思います。
○白浜一良君 私は関連質問といたしまして、二点政府にお伺いをしたいと思うわけでございます。一点は、いわゆる公的機関に対する補てん問題でございます。二点目は、いわゆる大阪で今事件となっております異銀の問題、この二点に関しまして御質問をしたいと思うわけでございますが、まず第一点目でございます。 いわゆるこの特金運用による利回り保証、これは証取法で違反、これは明記されているわけでございますが、これはもう当然の理でございます。特に公的機関におきまして、昭和六十一年にいわゆる行政指導によりまして運用が認められて、そこからばっと拡大しておるわけでございます。そのときのいわゆる自治省の行政通達、内部通達を……
○白浜一良君 羽田大臣、御就任おめでとうございます。公明党の白浜でございます。どうかよろしくお願いいたします。
質問に入る前に、私一つだけ確認をさせていただきたいんですが、午前中の質疑で、財源不足ということで安易な消費税の税率アップをしてはならない、こういう質疑がございまして、なかなか大臣慎重なお答えをされたわけでございますが、昼のニュースで、大臣の答弁に関しまして非常に消費税税率アップに含みを残す、こういうふうに報道されました。これはその報道のまま受け取っておいていいんですか。
【次の発言】 これは報道ですから、いろいろな主観があるわけでございますけれども、従来の総理にしても、朝も質疑がご……
○白浜一良君 私、法案の内容に入る前に、最近の国際金融の動向に関しまして、三点ばかりまず初めに大蔵大臣にお伺いをしたいと思うわけでございます。
まず第一点目は、これはアメリカにいらっしゃるイスラエルの外交筋の話ということで、アメリカが百億ドルの信用供与を非常に渋っておるということでございます、これは中東和平の絡みがございまして。そういう状況のもとで、日本の民間銀行にイスラエルがいわゆる融資を打診しているという、こういう情報がアメリカから伝えられておりますが、この件は大蔵省は御存じでございましょうか。
【次の発言】 大臣、よく聞いてくださいよ、要するに、一つは、それは知らないとおっしゃいますけ……
○白浜一良君 私は、公認会計士の試験制度が今回改正になりまして、幅広く人材登用されるということは、それは是とするところでございますが、まず初めに問題にしたいのは、そういう人材登用もさることながら、現実の公認会計士の皆さんが行っていらっしゃるいわゆる監査業務の機能強化という面でお伺いをしたいと思うわけでございます。 先ほども若干の問題が指摘されておりましたが、例えば損失補てんの問題がございました。このときに、公認会計士協会の方、理事という方でございましたが、当然こういう事実はもう公認会計士は知っていると明言されていたわけでございます。知っていながらなぜ手を打てないのかということを問題にしたいと……
○白浜一良君 まず、本論に入る前に大蔵大臣にお伺いしたいと思いますが、昨日、本院の本会議におきまして、本年下半期の追加的な景気対策ということで補正予算の話が出ましたですね。それで総理が、将来不十分な場合は適切な措置を考えなきゃならない、たしかこのように答弁をされたわけでございます。また昨日、自民党の金丸副総裁が、今秋の臨時国会で補正予算を提出すべきだ、このようにコメントされているわけでございますが、財政担当の大蔵大臣としては、本年の補正予算に関しましてどのようなお考えか、まず冒頭にお伺いしたいと思います。
【次の発言】 きょうはこれを論じる日ではございませんのでこれでやめますが、いずれにいたし……
○白浜一良君 本題の質疑に入る前に、二点ほど大臣に伺いたいんです。 一つは、所得税制の見直しの件でございまして、これは八八年の税法改正のときに、総合課税への移行問題も含めて、施行後五年を経過した後見直し、こういう案文が盛り込まれているわけでございますが、最近の報道によりましたら、「政府税調 金融関連所得課税見直し 総合課税含め検討」と、こういう報道もされているわけでございます。ちょうどこの五年後の見直しの時期にも当たりますし、大蔵省といたしましても今、明年度の予算編成の作業に入られているということでございまして、この所得税制の見直し、総合課税を含めまして利子所得課税の見直しということもござい……
○白浜一良君 私も、本題に入る前に二点ほど総理にお伺いしたいと思います。 第一点目は、PKOのことに関しましてでございますが、今UNTACの明石代表が帰国されておりまして、昨日、明石代表のお話で、具体的に工兵部隊が四百から七百とか、文民警察が七十五とか、具体的な日本に対する要請の構想を発表された、このように報道されております。法案も通過したわけでございますし、その上で、この明石代表の具体的ないわゆる要請、これをどのように具体化されようと考えていらっしゃるのか、これが一つです。 もう一つは、具体的な派遣の時期を含めまして、今後の大きなスケジュールの流れ、どのようにお考えになっているのか、この……
○白浜一良君 午前中も審議されておりましたが、外務大臣、第一回のコズイレフ外相との会談を終えられまして率直な感想を伺いたいわけです。午前中は三条約の確認、それから条約を破らないこと、我が国の基本的なお考えを述べられました。しかし、北方領土の返還または日ロ平和条約の締結、これは具体化せにゃいかぬわけでございますが、交渉に第一回目当たられまして、率直な感想をまず伺いたいと思います。
【次の発言】 午前中の答弁でも外務大臣おっしゃっておりましたが、もう既に具体論を詰めていく段階だということで、今も個々にはお話しされているということでございました。
そういうことで、総理も先日、ロシアの新聞のインタビ……
○白浜一良君 私は、さきの七月の選挙におきまして初当選いたしまして、本参議院に初めて席を設けたわけでございますが、もちろん当調査会における発言も私初めてでございまして、本日テーマになっております石炭問題に関しましては、御列席の諸先輩の皆様と比べまして甚だ浅学の身でございますが、若干基本的な問題につきまして御質問をさせていただきたいと思います。 当調査会も既にレポートが出ておりまして、私も拝見させていただきました。それを読みましたら、石炭政策というのがいかに極めて重大な問題であるか、政府にとりましても非常に存在意義を問われる問題である、そのように私は理解をしたわけでございます。 実際問題、過……
○白浜一良君 公明党の白浜でございます。きょうはお忙しいところ貴重な御意見を賜りまして、心から感謝を申し上げております。 時間もございませんので、概括的な問題を少しお伺いしたいと思いますが、まずシーグさんにお伺いしたいわけでございますが、最近アメリカでは、管理貿易論とか日本特殊社会論というような主張が出ているということを報道で知っているわけでございますが、要するに、日本はもう特殊な社会であると。だから、いわゆる平等な意味での自由貿易の対象国にはならない、だから結局管理貿易しかないのであると。そういうお考えだと伺っておりますが、なぜそのような主張が出てくるのか、その根本原因はどのようなものであ……
○白浜一良君 公明党の白浜でございます。 たくさん問題出ておりますので、多少重複しますがお伺いをしたいと思います。 まず、小山先生にお伺いしたいわけでございますが、流通構造が日本の特色として多数性がある、多段階である、小規模であるというお話でございました。ところがいわゆる非効率性にはつながらない、こういうお話でございました。先ほどこれ問題出まして、欧米の場合はメーカーが卸を兼ねている、マージン率が高い、こういうお話をされておりましたけれども、この多段階である、多数であるという意味ですね、日本におきまして何か特色があるんでしょうか。こういう商品が非常に傾向として多いとか、そういう多段階である……
○白浜一良君 きょうはお忙しいところを貴重な御意見を賜りましてありがとうございます。公明党の白浜と申します。 随分お話が出ましたんで多少重複いたしますが、まず唯是先生にお伺いしたいんです。 先ほど米に関する外交の確信ある御指導を賜りまして、貴重な御意見でございました。しかし、今月の二十二日にある新聞にウルグアイ・ラウンドについてちょっと記事が載りまして、この記事によりますと、先生は自由化の問題は早くて二十一世紀初頭だとお述べになっておりますが、具体的にアメリカとECの話し合いが非常に進んでおりまして、ヨーロッパの課徴金もやめよう、すべて関税一本でやっていこう、その関税も十年で全廃していこう……
○白浜一良君 公明党の白浜でございます。
きょうは参考人の皆さん、本当にお忙しいところありがとうございます。
ちょっと補足的に何点かお伺いしたいんですけれども、まず澤田さんにお伺いしますが、経歴見さしていただきましたら、長瀬産業からコダック社に行かれたということで、特にアメリカの企業に行かれて、いわゆるマネジメントというんですか、経営感覚が全くこの点が一番違うなというようなこと、感じられたことございますか。経営感覚ですね、この点が日本とアメリカの企業では一番違うなと感じられたことがございましたら、ひとつお教え願いたいんですが。
【次の発言】 もう一点お伺いしたいんですが、私ら子供のころの感……
○白浜一良君 議長及び副議長の選任は、選挙管理者の指名に一任することの動議を提出いたします。
○白浜一良君 レジュメに即しまして何点かお伺いいたしたいと思います。 まず最初に、イラク、クウェートから石油が輸入されてないわけでございますが、全体としては他国が増産いたしまして需給は逼迫していないと、このようにレジュメには書かれておるわけでございますが、量的には不足はないという。しかしながら、実際石油価格は上昇しているわけでございますが、このレジュメによりましたら、「言わば心理的要因によるものとも言うべきと思われる。」、このように書いております。 確かにそういうことなんでしょうけれども、要するに実際コストが上がっているこの原因ですね、それをどのようにお考えになっているのか。心理的要因とい……
○白浜一良君 きょうはお忙しいところ、貴重な御意見をありがとうございます。時間が非常に押しておりますので、簡単に御質問をさしていただきたいと思います。 まず高木参考人にお伺いしたいと思いますが、先ほど意見も出ていたんですけれども、いわゆるエネルギーの需給の見通しで原発がベースになっているわけですね。二〇〇〇年で五千五十万ですか、二〇一〇年で七千二百五十万キロワットですか、この資料によりましても、実際現在準備中のものを含めて四千五百万ぐらいしかないわけですね。ですから、二〇〇〇年まで考えてもあと五百万キロワットぐらいの原発が要るということになるわけですね、計算上は。 そうした場合、先ほど話も……
○白浜一良君 私は、議長に安恒良一君を、副議長に及川順郎君を推薦することの動議を提出いたします。
○白浜一良君 私、大阪なんですけれども、既に御存じだと思いますが、小売店たくさんございます。非常に繁盛している、にぎわっている小売店もございましたり、非常に寂れていっているという小売店もたくさんございます。従来からの施策といたしまして、私どもが見ておりましても、例えばアーケードをつくったり、また街灯をつくったり道路を舗装したり、そういう補助を今までされてこられたんですが、そういう領域では商店街がにぎわうというような段階ではもうないわけですね。もっと抜本的に考えなきゃならないという段階に実際きているわけでございます。大型店とのいわゆる競合関係、当然そういうこともあるんですけれども、日本の消費者の……
○白浜一良君 流通問題をずっと学習してまいりまして、何点か基本的な問題に関しまして見解を述べたいと思います。 多少重複するわけでございますが、まず初めに、中小小売店の問題でございます。 私たち子供のころのいわゆる商店街とか小売店が集積した場所を考えましたら、そういうところに子供たちが集まったり、また人の触れ合いがあったわけで、非常にそういうにぎわいもございましたし、ある意味で町のコアになっていたわけでございます。しかし、御存じのように、非常に大量で多品種で非常に廉価であるという、そういう大型店がさまざまな形でたくさん出現してきたということもございますし、また何よりも消費者のニーズが非常に多……
○白浜一良君 委員派遣の概要を御報告申し上げます。 去る二月四日から六日まで三日間にわたり、田会長、古川理事、星野委員、北村委員、庄司委員及び私の六名が沖縄県の本島並びに宮古島において、産業・資源エネルギー問題に関し、沖縄総合事務局、沖縄県、平良市及び城辺町等の関係者より概況説明の聴取、エネルギー関係施設等の視察など所要の調査を行ってまいりました。 以下、その主なる概要について申し上げます。 最初に、沖縄総合事務局管内における経済動向及びエネルギー事情等について申しますと、本県における最近の経済動向は、海洋博後の昭和五十四年度以降十年間については全国平均の実質経済成長率三・六%を上回る五……
○白浜一良君 議長及び副議長の選任は、選挙管理者の指名に一任することの動議を提出いたします。
※このページのデータは国会会議録検索システム、参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。