このページでは野沢太三参議院議員の16期(1992/07/26〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は16期国会活動統計で確認できます。
○野沢太三君 ただいま議題となりました条約につきまして、外務委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。 この条約は、有害廃棄物及び他の廃棄物の国境を越える移動及びその処分の規制について国際的な枠組みを定め、これらの廃棄物によってもたらされる危険から人の健康及び環境を保護することを目的として、平成元年、スイスのバーゼルにおいて作成されたものであります。 その内容は、有害廃棄物等の輸出入の規制、越境移動についての手続、不法取引等の場合における再輸入等の義務、廃棄物処理に関する国際協力等について定めるものであります。 委員会におきましては、廃棄物発生の抑制と国内処理の促進、不法取引に……
○野沢太三君 ただいま議題となりました法律案につきまして、外務委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。 本法律案は、旧ソ連、ユーゴスラビア、チェコスロバキアを構成していた各国の独立に伴い、グルジア、クロアチア、スロベニア、チェコ及びスロバキアに大使館を新設すること、ロシアのナホトカ総領事館を廃止し、ウラジオストクに総領事館を新設すること、在外職員の在勤基本手当の基準額を改定すること等を主な内容とするものであります。 委員会における質疑の詳細は会議録によって御承知願います。 質疑を終え、採決の結果、本法律案は全会一致をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 以上、……
○野沢太三君 ただいま議題となりました条約二件につきまして、外務委員会における審査の経過と結果を御報告いたします。 まず、ネパール王国との航空協定は、我が国とネパールとの間の定期航空業務の開設を目的として、そのための権利を相互に許与すること、業務の開始及び運営についての手続及び条件等を取り決めること、両国の指定航空企業がそれぞれの業務を行うことができる路線を定めること等を内容とするものであります。 次に、日中航空協定の改正議定書は、近年の両国間の航空輸送需要の増加等に対応することを目的として、定期航空業務の運営のため、両国が指定できる航空企業の数を現行の「一又は二」から「一又は二以上」に改……
○野沢太三君 ただいま議題となりました条約三件につきまして、外務委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。 まず、商業及び事務所における衛生に関する条約は、商業事業所及び労働者が主として事務作業に従事する事業所等における建物の清潔の保持、十分かつ適当な換気、照明等に関する一般原則及びその実施について定めるものであります。 次に、国際的なコスパス・サーサット計画との地上部分提供国としての提携に関する通告の書簡は、我が国が遭難警報及び遭難の位置の情報を提供するコスパス・サーサット衛星制度に地上部分提供国として参加することを目的として、我が国の義務及び責任に関する事項等を定めるものであ……
○野沢太三君 ただいま議題となりました条約四件につきまして、外務委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。 まず、トルコとの租税協定及びイスラエルとの租税条約は、我が国と両国との間における二重課税の回避を目的として、事業所得に対する相手国の課税基準、投資所得に対する源泉地国の限度税率、二重課税の回避方法等を定めるものであります。 次に、気候変動枠組条約及び生物多様性条約は、昨年六月、リオデジャネイロにおいて開催された国連環境開発会議における主要な成果として署名のために開放されたものであります。 気候変動枠組条約は、大気中の温室効果ガスの濃度の増加によってもたらされ、自然の生態系……
○野沢太三君 私は、自由民主党、日本社会党・護憲民主連合を代表して、ただいま上程されました内閣総理大臣村山富市君問責決議案に対し、断固として反対の討論を行うものであります。 まず、冒頭、国難とも言うべき阪神・淡路大震災の復興、オウム・サリン事件が重大段階にあり、対外的にハリファクス・サミットを目前に控え、懸命にこれら内外の重要課題に取り組んでいる最中、村山総理に対して問責決議案が提出されたことは、国益を無視して党利党略に走った暴挙と言わざるを得ないのであります。村山内閣は、昨年六月に、民意を代表し得ない少数連立政権により、政局が混迷をきわめる中、責任と安定の政治により火急の重要課題を処理すべ……
○委員長(野沢太三君) ただいまから外務委員会を開会いたします。
議事に入るに先立ちまして、この際、一言ごあいさつを申し上げます。
このたび、さきの本会議におきまして本委員会の委員長に選任されました野沢太三でございます。どうかよろしくお願い申し上げます。
ふなれではございますが、委員の皆様方の御指導、御協力を賜り、本委員会の公正円満な運営に努め、その重責を全うしてまいりたいと存じます。どうか皆様方の格段の御支援を心からお願い申し上げまして、簡単でございますが、ごあいさつとさせていただきます。
【次の発言】 ただいまから理事の選任を行います。
本委員会の理事の数は四名でございます。
理……
○委員長(野沢太三君) ただいまから外務委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る四日、松前達郎君が委員を辞任され、その補欠として谷本巍君が選任されました。
【次の発言】 次に、理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に磯村修君を指名いたします。
○委員長(野沢太三君) ただいまから外務委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る一月二十二日、石渡清元君が委員を辞任され、その補欠として北修二君が選任されました。
【次の発言】 次に、国政調査に関する件についてお諮りいたします。
本委員会は、今期国会におきましても、国際情勢等に関する調査を行いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 在外公館の名称及び位置並びに在外公館に勤務する外務公務員の給与に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。
政府から趣旨説明を聴取いたします。……
○委員長(野沢太三君) ただいまから外務委員会を開会いたします。
在外公館の名称及び位置並びに在外公館に勤務する外務公務員の給与に関する法律の一部を改正する法律案を議題とし、これより質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 午前の質疑はこの程度にとどめ、午後一時まで休憩いたします。
午前十一時五十七分休憩
【次の発言】 ただいまから外務委員会を再開いたします。
休憩前に引き続き、質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 立木君、時間が参りました。
【次の発言】 他に御発言もなければ、質疑は終局したものと認めて御異議ございませんか……
○委員長(野沢太三君) ただいまから外務委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
昨五日、松前達郎君が委員を辞任され、その補欠として藁科滿治君が選任されました。
【次の発言】 航空業務に関する日本国とネパール王国との間の協定の締結について承認を求めるの件、日本国と中華人民共和国との間の航空運送協定を改正する議定書の締結について承認を求めるの件、商業及び事務所における衛生に関する条約(第百二十号)の締結について承認を求めるの件、以上三件を一括して議題といたします。
政府から順次趣旨説明を聴取いたします。柿澤外務政務次官。
○委員長(野沢太三君) ただいまから外務委員会を開会いたします。
去る四月八日、カンボジア総選挙の監視員として活躍してこられました国連ボランティア中田厚仁氏が凶弾に倒れ、亡くなられました。まことに痛惜哀悼の至りにたえません。
本委員会といたしまして、この際、議事に入るに先立ちまして、中田氏の御冥福を祈り、黙祷をささげたいと思います。
御起立を願います。黙祷。
【次の発言】 黙祷を終わります。御着席を願います。
【次の発言】 委員の異動について御報告いたします。
去る六日、藁科滿治君が委員を辞任され、その補欠として松前達郎君が選任されました。
また、去る七日、松谷蒼一郎君が委員を辞任さ……
○委員長(野沢太三君) ただいまから外務委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
昨二十一日、矢野哲朗君が委員を辞任され、その補欠として加藤紀文君が選任されました。
【次の発言】 商業及び事務所における衛生に関する条約(第百二十号)の締結について承認を求めるの件を議題といたします。
本件につきましては、前回の委員会におきまして質疑を終局いたしておりますので、これより討論に入ります。――御意見もなければ、討論は終局したものと認め、これより直ちに採決に入ります。
商業及び事務所における衛生に関する条約(第百二十号)の締結について承認を求めるの件に賛成の方の挙手を……
○委員長(野沢太三君) ただいまから外務委員会を開会いたします。
去る五月四日、カンボジアにおいて、文民警察官として国際平和協力業務に従事してこられました岡山県警警視高田晴行君が凶弾に倒れ、亡くなられました。まことに痛惜哀悼のきわみでございます。
また、負傷された方々には、心からお見舞いを申し上げる次第でございます。
本委員会といたしましては、御遺族に衷心よりお悔やみ申し上げるとともに、ここに高田君の御冥福を祈り、黙祷をささげたいと存じます。
御起立を願います。黙祷。
【次の発言】 黙祷を終わります。御着席を願います。
【次の発言】 委員の異動について御報告いたします。
去る四月二十……
○委員長(野沢太三君) ただいまから外務委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る五月十四日、松谷蒼一郎君が、また去る六月八日、松前達郎君、田英夫君、猪木寛至君が、また本日、久保田真苗君が委員を辞任され、その補欠として北修二君、森暢子君、竹村泰子君、井上計君、肥田美代子君がそれぞれ選任されました。
【次の発言】 児童の権利に関する条約の締結について承認を求めるの件を議題といたします。
まず、政府から趣旨説明を聴取いたします。武藤外務大臣。
【次の発言】 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。
これより質疑に入ります。
質疑のある方は順次御発言願います。
○野沢太三君 一言ごあいさつを申し上げます。 皆様の御推挙を受けまして昨年八月に委員長に就任して以来、今日まで無事に職務を全うすることができましたことは、ひとえに皆様の御協力、御指導のたまものと存じます。ここに委員各位に深く感謝を申し上げ、ごあいさつとさせていただきます。 皆様、本当にどうもありがとうございました。(拍手)
○野沢太三君 羽田大臣におかれましては、御就任以来大変多忙な毎日をお過ごしてございます。かねてから、普通の言葉で普通の人の考え方を代表して政治を行うという姿勢につきましては大変私といたしましても感銘しておりまして、わかりやすい政治という点につきましてはこれからもひとつぜひともその方向で御努力をいただきまして、お国のためあるいは世界のために御健闘をお祈りする次第でございます。 そういう中でエリツィン大統領をお迎えして歴史的な会見をやっていただいたわけでございますが、エリツィン大統領が来日前に大変な流血の惨事を起こして、そしてこちらへ来たと。しかも、飛行機に乗る直前に領土問題には触れないでほしい……
○野沢太三君 質問に入ります前に、議事の運営につきまして一、二、委員長にお尋ねをいたしたいと思います。
先ほどの吉川議員の動議につきまして理事会において協議というお話でございますが、昨日は、委員長の不信任あるいは公聴会の設定等につきまして与党、野党から活発な動議が提案され、それがこの場におきましてしっかりと議決をされたということで大変わかりやすい運営ではなかったかと、久しぶりにこの委員会が活性化したと評価しているわけですが、これを理事会協議になさりました理由につきましてお差し支えない範囲でひとつお話を伺いたいと思います。
【次の発言】 吉川委員は納得をしてないように思うんですが、その点はいか……
○野沢太三君 野沢でございます。 鈴木、山本両参考人におかれましては、御多用中のところ当委員会に御出席いただきましたことを厚く御礼申し上げます。また、長いこと審議会におきまして、地方分権を初め当面する行政の諸課題についてのお取り組みまことにありがとうございました。本日は、また貴重な御意見をお聞かせいただきましたことを重ねて御礼申し上げる次第でございます。 まず最初に、この答申をおまとめいただく際に一番苦心した点、あるいはこれに盛り込みたくて盛り込めなかったことがあるんじゃないか、非常に表現で御苦心をされているところも何件かあるように思いますが、率直にその辺のことをお伺いできれば幸いでござい……
○野沢太三君 このたび、カーター元大統領が北朝鮮を訪問しまして、金日成主席と会談をし、行き詰まり状態になっておりました北朝鮮の核開発問題について突っ込んだ話し合いが行われました。その結果、これまで何回も提案されながら実現しなかった南北の首脳会談が、カーター氏の仲介ということで合意されましたことはまことに画期的なことと思います。 また、米国が、核兵器の開発の凍結を条件に第三次の米朝高官協議に応ずる姿勢を示し、そのための実務者協議が近々行われる見通しが出てきたことも注目すべき点と思いますが、この一連の動きについて、外務省は米国、韓国等から何らかの報告や連絡を受けておるでしょうか。
○野沢太三君 昨日、政府は、北朝鮮の核開発疑惑に関する羽田総理の発言に関して統一見解を発表しておられますが、これにかかわりかつ最近の情勢の中で、米国が北の過去のプルトニウム抽出問題は高官会談の中で協議をするということで、開催の前提条件にはしないということが報道されているわけでございます。マイヤーズ報道官がワシントンからそのような話があった、こういうことでございますが、しかも新たに三条件としてIAEAの査察官の残留問題、それから抜き取りました燃料棒を再処理しないということ、また新たなる燃料棒の挿入をしない、こういったことも提案したと言われておるわけでございます。 一方、韓国の政府の動きを見ます……
○野沢太三君 昨日の夜遅くでございますが、北朝鮮が、IAEAを脱退する、しかも制裁ということであればこれは宣戦布告とみなすということをおっしゃっているわけでございます。この事態について、総理、何らかの御連絡あるいは情報の収集はございましたでしょうか。
【次の発言】 外務大臣におかれましては、この土曜、日曜、お忙しい中をやりくって韓国、中国へ行っていただいたことは、これはもう大変多とするわけでございますが、このときに、韓国当局あるいは中国の関係筋から、このような事態が起こるという予兆あるいは何か情報等はなかったかどうか、外務大臣、お願いします。
○野沢太三君 一九九五年ということになりますと来年になりますが、国連ができてから五十年という大変大事な節目の年であると思います。 ことしの四十九回総会におきまして、外務大臣におかれましては総会での御演説をやっていただきまして、日本として武力を使わない、あるいは地球規模での貢献について、環境、開発、さらには難民問題、エイズ、麻薬対策等々、大変大事な分野が日本としてお役に立てるんだという主張をしていただき、さらには国連改革のあり方についても言及をされまして、その上で常任理事国入りの用意がある、こういったごあいさつをしていただきまして、私どももつぶさに拝見をしたわけでございます。 そこで、私ども……
○野沢太三君 野沢でございます。 先日趣旨説明をいただきました許可、認可等の整理及び合理化に関する法律案について若干の質疑を申し上げます。 活力のある経済社会を構築し直しまして、国際的にも開かれた国としてさらに日本が伸びていくためには、規制緩和という事柄は非常に重要であると考えるわけでございますが、この事柄が我が国の行財政改革の中でも重要な柱として挙がっているわけでございます。このたびの法律では百七十七事項、四十法案が廃止あるいは緩和または合理化ということになっておりまして、前国会で個別法で既に通っております成果と合わせますと一定の前進が見られたということでございます。 これによります行……
○野沢太三君 まず最初に、震災関係の問題につきまして、先般の総括質疑の際少し残っておりました課題を含めまして、御質問を申し上げます。 去る三月六日から十二日にかけましてコペンハーゲンで開催されました社会開発サミットにおきまして、村山総理が演説をしていただきまして、今回の阪神・淡路大震災に寄せられました各国の支援に対し感謝の意を表明していただきました。この際に、閣僚レベルによりますアジアの防災政策会議をできるだけ速やかに開催をいたしまして、このような大災害に対する知識や経験、対策等の交流を行うように提言をされております。 この件につきましては、三月三日に総括質疑の中で私も総理にお願いをし、実……
○野沢太三君 野沢でございますが、化学兵器禁止条約ほか、オウムあるいはNPT等の問題について質問をさせていただきます。 この化学兵器祭止条約につきましては、これまで大変長い時間をかけまして御議論をいただき、ようやくここまでこぎつけていただいたわけですが、時あたかも日本においてこの化学兵器に類するようなテロ行為が発生をしているということで、まことにまずい意味での時宜を得た条約になったかなと、こう思うわけでございます。一刻も早く成立をさせまして、その効果を上げなければならないと心得ておるわけでございます。 この条約が成立するまで、たしか一九六九年に生物・化学兵器の廃絶を目指して軍縮の討議を始め……
○野沢太三君 自由民主党の野沢でございます。 外務大臣におかれましては、連休を返上されまして、旧ユーゴあるいはハンガリーまで足を延ばされまして、問題にたっております当地区の紛争に絡みまして明石代表や紛争当事国の要人と会談をされてまいりましたこと、まことに御苦労さまでございました。顔の見える外交を展開していただくという意味で大変有意義な出張であったかと思うわけでございます。 そこで御質問を申し上げたいわけでございますが、せっかく東西の冷戦構造が停止になりたがら、旧ユーゴにおきましては民族紛争が呼び起こされまして大変な悲劇が続いているわけでございます。何とかこれを話し合いで解決ができないか、我……
○野沢太三君 質問に入ります前に、先般サハリンの北部で起こりました大地震につきまして、大変な被害が出ており犠牲者が多数に上っているということを伺いまして、さきの阪神・淡路大震災に照らし大変心を痛めているものでございます。亡くなられました方々に対するお悔やみと被災者に対するお見舞いをはるか日本から申し上げるとともに、できる限りの救援、御支援、御協力をしていかなければならないだろうと決意をしておるものでございます。議会人としてできるだけのことを今後も努めてまいりたいと思います。 政府におかれましても、既に物資の供給あるいは要員の派遣等についてお申し出をしていただいているようでございますが、なかな……
○野沢太三君 自由民主党の野沢でございます。 地方分権の今の流れは先生方のお話でも明らかでありますが、県と市町村を考えた場合に、当面、県へ権限の移譲あるいは財源の移譲という流れになっておりますけれども、やはり市町村がよくならないと地方分権の実が上がったことにならない、この点では共通の御認識のように例えるわけでございます。 それでは、市町村に力をつけるにはどうしたらいいか。これがもう一番これからの課題になってくるかと思いますが、権限、財源をおろすということは当然必要ではございますが、それを実行していくための人材の確保あるいは配分、そういったことが非常に重要ではないかと思うわけでございます。 ……
○野沢太三君 自由民主党の野沢太三でございます。地方分権推進法の制定意義についてお伺いをいたしたいと思います。
日本国憲法九十二条には、「地方公共団体の組織及び運営に関する事項は、地方自治の本旨に基いて、法律でこれを定める。」と規定しておりますが、明治憲法にはなかったことでございますけれども、ここで言う「地方自治の本旨」とは何か、自治大臣の所見をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 この憲法が施行されましてから既に半世紀近くを経過したわけでございますが、ただいまお話のありましたような地方自治の本旨がいまだ十分生かされているとは申せない状況にあると思います。
地方自治制度に関して、これまで……
○委員以外の議員(野沢太三君) ただいま議題となりました臨時大深度地下利用調査会設置法案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 現在、我が国においては、国民一人一人が農かさとゆとりを実感できる生活大国の実現が大きな課題となっておりますが、そのためには立ちおくれが見られる生活に関連した社会資本整備を重点的に図っていくことが必要不可欠であります。 しかしながら、特に大都市圏においては、土地利用が高度化、複雑化していることから、鉄道、道路等の整備を進めるに当たって地権者との権利調整に手間がかかるばかりでなく、地価が依然として高水準にあることから、用地買収が困難であり、また……
○野沢太三君 自由民主党の野沢でございます。 質問に入ります前に、このたびの阪神・淡路大震災でお亡くなりになられました方々の御冥福をお祈り申し上げ、御遺族の皆様に心からお悔やみを申し上げる次第でございます。また、今なお避難生活で不自由な毎日をお過ごしの皆様に衷心よりお見舞いを申し上げるところでございます。 そして、阪神・淡路地区が未曾有の大災害を受けながら、今、市民の皆様が瓦れきの中から立ち上がりまして、助け合い、復興に向けて歩み出しておられることに心から敬意を表する次第でございます。 この中で、みずからも被災者でありながら、日夜周辺被災者の皆様のお世話に奔走されております警察、消防、自……
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