このページでは野沢太三参議院議員の19期(2001/07/29〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は19期国会活動統計で確認できます。
○野沢太三君 私は、自由民主党・保守党及び公明党を代表いたしまして、ただいま議題となった平成十三年度第二次補正予算二案に対し、賛成の立場から討論を行います。 小泉総理は、昨年春の就任以来、聖域なき構造改革の基本方針の下、懸案となっていた諸課題に対し、積極果敢に取り組んでこられました。中でも、特殊法人改革についてはかつてない思い切った改革に踏み込み、また、経済面でも、昨年十一月に雇用、中小企業のセーフティーネットの整備拡充を中心とした平成十三年度第一次補正予算を編成するなど、国民生活安定のための環境づくりに尽力されております。 しかしながら、我が国経済は、昨年秋以降、米国の同時テロなど不測の……
○野沢太三君 私は、自由民主党・保守新党、公明党を代表して、福田内閣官房長官に対する問責決議案に断固反対の立場から討論いたします。 まず、冒頭、強く申し上げねばならないのは、国会の会期末において、最重要法案であるイラク支援特別措置法案に対し、野党が福田官房長官等の法案担当大臣の問責決議案を連発し採決を阻止しようとすることは、野党の党利党略を最優先したものと断ぜざるを得ません。 一昨年の四月、国民の大きな期待を担って小泉内閣がスタートし、小泉総理の信任の下で福田官房長官は引き続き再任され、山積する重要政策の基本的な方針の企画立案、総合調整の中心として、また内閣のスポークスマンとして活躍されて……
○国務大臣(野沢太三君) 出入国管理及び難民認定法の一部を改正する法律案について、その趣旨を御説明いたします。 近年、外国人犯罪の深刻化に伴い、その温床とされる不法滞在者を大幅に減少させることが求められており、また、我が国に適法に在留している外国人の中にも不法就労活動を行ったり犯罪を犯す等、公正な出入国管理を阻害する者も少なくなく、これらの者に適正かつ厳格に対処する必要性が生じてまいりました。 さらに、近時における国際情勢の変化に伴い、我が国の難民認定制度を取り巻く状況が大きく変化したことにかんがみ、より公正な手続で難民の適切な庇護を図る観点から、難民認定制度の見直しを行うことが求められて……
○国務大臣(野沢太三君) 裁判員の参加する刑事裁判に関する法律案について、その趣旨を御説明いたします。 国民の中から選任された裁判員が裁判官とともに刑事訴訟手続に関与することは、司法に対する国民の理解を増進させ、また、その信頼の向上に資するものと考えられます。そこで、この法律案は、刑事裁判に裁判員が参加する制度を導入するため、裁判員の参加する刑事裁判に関し、裁判所法及び刑事訴訟法の特則その他必要な事項を定めるものであります。 以下、法律案の内容につきまして、その概要を御説明申し上げます。 第一に、裁判員の参加する合議体で取り扱う事件を定めるとともに、当該合議体の構成は、原則として、裁判官……
○国務大臣(野沢太三君) 行政事件訴訟法の一部を改正する法律案について、その趣旨を御説明いたします。 現行の行政事件訴訟法は、昭和三十七年に制定されたものでありますが、近年においては、行政需要の増大と行政作用の多様化に伴い、行政による国民の利益調整が一層複雑多様化するなどの変化が生じており、このような中で、国民の権利利益のより実効的な救済手続の整備を図る必要性が指摘されております。 この法律案は、このような近年における変化に対応し、行政事件訴訟について、国民の権利利益のより実効的な救済手続の整備を図る観点から、国民の権利利益の救済範囲の拡大を図り、審理の充実及び促進を図るとともに、これをよ……
○野沢太三君 自由民主党の野沢太三でございます。 小泉総理におかれましては、構造改革の旗印を掲げられまして、国民の大きな期待を担いながら、四月末に内閣を発足させてから半年余りたったわけでございます。この間、総理におかれましては、強いリーダーシップを発揮されまして、財政、構造改革に関する基本方針、これは六月でございましたが、九月には改革工程表ということでこれをさらに具体化をされ、そして十月には改革先行プログラムということで、これを時間の要素をつけて具体化するべく方針を指し示していただいたわけでございます。 今回の補正予算は、こういった総理の掲げられた構造改革を具体的に裏づける大事な予算と理解……
○野沢太三君 おはようございます。自民党の野沢太三でございます。 本日は道路運送車両法の改正が議題でございますが、最近発生いたしました不正車検問題について緊急に質問をさせていただきます。 扇大臣におかれましては、去る七月四日、東京陸運支局の現場を視察されて、関係者のお話を聴取されたと伺っております。 六月二十一日付けの国交省のプレスリリース等によりますと、全国に及ぶ不正車検の実態調査を今回発表されまして、六月二十八日には二百十七人に及ぶ関係職員の処分が発表されております。安全にかかわる車検制度の信頼性を揺るがすこのような事件は徹底的に解明いたしまして、二度と再発しないよう指導をしていただ……
○野沢太三君 自由民主党の野沢太三でございます。 小泉内閣が発足以来、一年余りを経過いたしたところであります。この間に、内外、実に多端でございまして、昨年の九月の同時多発テロ、さらには不審船事件、国内的にはデフレ不況の中でBSE問題等も発生し、また、今回は瀋陽の総領事館に五人の男女が侵入し、これが中国側に連行されるという事件が発生しているわけでございます。また、本国会開催中には政治と金にかかわる問題が生じまして、複数の国会議員の秘書が逮捕され、目下、司法当局によって調べが続いている、誠に残念な事件も出てきているわけでございます。 本日は、このうち外交問題と政治倫理にかかわる問題について集中……
○野沢太三君 自由民主党の野沢太三でございます。 短時間、十分ではございますが、小泉総理に御質問をさせていただきたいと思います。 小泉総理には、御就任以来、構造改革なくして成長なしとの旗印の下に聖域なき構造改革を提唱されまして、民間でできるものは民間へ、地方でできるものは地方へ任せるとの方針でこれまで改革を進めてこられたわけでございます。 特に、特殊法人の関係につきまして見ると、百六十三ほどありましたものがこれまでに既に六十九が整理済みとなっておりまして、残る九十四につきましても、今国会で四十九法人について特殊法人化あるいは独立行政法人化若しくは民営化ということで、法律ももうほとんど成立……
○野沢太三君 自由民主党の野沢太三でございます。 今日は、先日お伺いしました各閣僚の所信に関しまして御方針を承りたいと思いますが、質問の順序は大臣の御都合によりまして前後いたしますので、この点ひとつ御了承をいただきたいと思います。 まず最初に、谷垣国家公安委員長にお伺いいたしたいと思います。 ここ数年の犯罪統計を見ますると、重要犯罪が増加する一方で、逆に検挙率の方は年々下がっているという余りうれしくない統計がございますが、このままいきますと、日本が世界一安全な国だという伝統があるわけでございますが、この看板もどうも怪しくなるわけでございまして、どうしたらいいか誠にこれ悩ましい問題でござい……
○野沢太三君 自民党の野沢太三でございます。 法案の審議に入る前に交通安全一般の質問をさせていただきますが、昨年の交通事故の死者数が八千三百二十六人で、過去最悪を記録しました昭和四十五年の一万六千七百六十九人の半分以下となりました。この結果は、これまで政府を始め関係の皆様が営々と努力をされました安全対策の成果が現れたものと考えられますが、小泉総理は、今国会の冒頭の施政方針演説におきまして、今後十年間で交通事故死を更に半減させ、道路交通に関して世界で一番安全な国とするということを目指すと、この旨表明されておるわけでございます。 交通安全を担当されます国家公安委員長谷垣大臣として、今後十年間で……
○国務大臣(野沢太三君) このたび、法務大臣に就任いたしました野沢太三でございます。 法秩序の維持と国民の権利の保全を基本的使命とする法務行政が一層重要となってきておりますこの時期に法務行政を担当することとなり、その責務の重大さを痛感しております。平素から法務行政の運営について格別の御尽力を賜っております委員長を始め委員の皆様方に厚く御礼申し上げるとともに、私の法務行政に対する思いの一端を申し述べさせていただきます。 まずは、司法制度改革についてです。 国民にとって身近で頼りがいのある司法制度を構築するため、司法制度改革推進本部を中心に、政府を挙げて改革の実現に取り組んでいるところですが……
○国務大臣(野沢太三君) 委員御指摘のとおり、裁判官の報酬の減額につき、憲法第七十九条第六項及び第八十条第二項が、「在任中、これを減額することができない。」と規定しております。 法務省は憲法の解釈一般について政府を代表して見解を述べる立場にはございませんが、当省なりの考え方を申し上げますと、これらの憲法の規定は、裁判官の職権行使の独立性を経済的側面から担保するため、相当額の報酬を保障することによって裁判官が安んじて職務に専念することができるようにするとともに、裁判官の報酬の減額については、個々の裁判官又は司法全体に何らかの圧力を掛ける意図でされるおそれがないとは言えないことから、このようなお……
○国務大臣(野沢太三君) 江田委員にお答えします。
こちら側でお答えするのは初めてでございますので、どうぞよろしく。
成田空港の、特に航空機の到着が重なる時間帯に入国審査のために行列ができるとの問題がこれまでも指摘をされておりますが、かねてからその改善については努力をしてきたところでございます。
法務省といたしましては、近時の不法残留の状況やテロ対策などの治安維持の観点から厳正な出入国審査を実施する必要があり、この点にも留意しつつ、なお一層円滑な外国人の上陸手続を実施するため改善を図っていく所存でございます。どうぞよろしく。
【次の発言】 お答えします。
今月の十八日に、熊本県庁から熊……
○国務大臣(野沢太三君) 円先生には、かねてから女性問題あるいは家族問題につきまして御造詣が深く、また、今回も戸籍の問題につきまして御関心をいただきましたことを感謝いたしております。
御指摘のその裁判所の判断……
【次の発言】 ああ、そうですか。
今の点はよくわきまえておりますので。
【次の発言】 今度は御質問にお答えします。
御指摘の裁判所の判断につきましては、これは私どもとしては真摯に受け止めまして、よりプライバシーの保護に配慮した続き柄の記載の在り方を検討してまいりたいと考えております。そろそろこの辺は前進させるべきときが来ていると思っております。
○国務大臣(野沢太三君) 平成十六年一月一日現在の不法残留者数は約二十二万人でありまして、韓国、中国、フィリピン、タイの順になっております。これは最高の数字では二十九万人まで行ったことがございますが、逐次減らしてはおりますが、今まだ、委員御指摘のとおり、高水準になっております。また、このほか、密航等による不法入国者がおよそ三万人と推定されまして、我が国の不法滞在者数は約二十五万人と推測されております。 我が国社会の治安対策上、外国人犯罪の温床となっていると指摘されています不法滞在者を減少させることが喫緊の課題となっておりますが、不法就労等を目的とする外国人を水際で排除することは極めて重要であ……
○国務大臣(野沢太三君) 今回のにわかな上陸という事態に際しまして取りました措置でございますが、あくまで出入国管理及び難民認定法の規定にのっとって粛々とこの退去強制手続を進めたものでございます。国外退去を強制するというのは難民認定法、出入国管理法でもしっかり規定されているところでございますので、特別に政治的判断を加えたという筋ではございません。
○国務大臣(野沢太三君) 委員長を始め委員の皆様方には、平素から法務行政の運営について格別の御尽力を賜っており、厚く御礼を申し上げます。 私は、昨年九月の就任以来、司法・法務が抱える様々な課題に微力ながら精一杯取り組んでまいりましたが、引き続き、皆様方の一層の御理解と御支援の下、司法制度改革を始めとする諸改革を推し進め、国民の期待と信頼にこたえ得る法務行政の実現に向けて、全力を傾注する決意でございます。 それでは、所信の一端について申し述べさせていただきます。 第一は、司法制度改革についてです。 国民にとって身近で頼りがいのある司法制度を構築するため、政府を挙げてその改革の実現に取り組……
○国務大臣(野沢太三君) 委員御指摘のとおり、日本の治安の状況については誠に憂慮すべき状況にあると認識しております。 我が国は、かつて世界有数の安全な国と考えられていたものの、御指摘のとおり、最近における刑法犯の認知件数は急増いたしまして、過去最高の水準にありまして、特に凶悪重大事犯が多発しております。平成十四年に二百八十五万件ということで過去最高となりまして、十五年には少し減って二百七十九万件ということにはなりましたが、その内容ではむしろ凶悪化しているという点で良くないということでございますが、この治安悪化の原因というものを一概にこうだと言うのはなかなか難しい問題でございますが、やはり、社……
○国務大臣(野沢太三君) 委員御指摘のとおり、国民の期待にこたえる司法を構築するためには司法の人的基盤を充実強化することが必要不可欠であると認識しております。そのためには、法曹人口を現状より大幅に増加させると同時に、裁判所の職員、検察庁職員などをより一層充実強化して体制を整えることが必要であると考えております。 現在、司法制度改革推進計画に従いまして、司法試験合格者の増加による法曹人口の大幅な増加に加えまして、裁判所等の人的体制の充実等の必要な体制の整備を行っているところでありますが、今後もその時々における事件数等を考慮いたしまして、関係省庁とも御相談しつつ、裁判官等の増員を含めた必要な体制……
○国務大臣(野沢太三君) 委員御指摘のとおり、今回の司法制度改革の中で、法曹人口の増加、いつでも御相談できる弁護士さんが身近にいるということ、これはもう極めて重要な前提でございまして、おかげさまで、これまで法科大学院の発足等によりまして、そのまず段取りができたことについては大変有り難く思っておるところでございます。法科大学院に対する志望者も大変な数に上っておりまして、恐らく優秀な学生が選抜され、期待にこたえていただけるものと、私どももこれは楽しみにしておるところでございますが。 まず、その法曹人口の問題につきまして、平成二年まで司法試験合格者が五百人程度でございましたけれども、その後徐々に増……
○国務大臣(野沢太三君) お尋ねの日米地位協定の下における刑事裁判手続に関する日米協議の内容にかかわる事柄につきましては、現在交渉中ということもあり、答弁に、具体的な答弁は控えさしていただきますが、我が国の刑事手続一般におきます弁護人の取調べへの立会い問題ということについてはかねてから話題になってきたことでもございますが、現在進めております司法制度改革審議会の意見に基づく諸改革の中で、この御意見でも、刑事手続全体における被疑者の取調べの機能、役割との関係におきまして慎重な配慮が必要であるという理由から将来的な検討課題ということにされておるところでございまして、先生方の御意見あるいは国民世論を含……
○国務大臣(野沢太三君) ただいま可決されました裁判所職員定員法の一部を改正する法律案、裁判所法の一部を改正する法律案及び弁護士法の一部を改正する法律案のそれぞれに対する附帯決議につきましては、その趣旨を踏まえ、適切に対処してまいりたいと存じます。
また、最高裁判所に係る附帯決議につきましては、最高裁判所にその趣旨を伝えたいと存じます。
【次の発言】 最初に、破産法案につきまして、その趣旨を御説明いたします。
現行の破産法は、大正十一年に制定されたものであり、昭和二十七年に免責の制度が導入される等の改正がされたほかは、これまで特段の見直しがされることなく現在に至っております。しかし、この間……
○国務大臣(野沢太三君) 倒産法制の全体的な見直しを開始しました平成八年十月の時点では、我が国の倒産法制は破産手続、和議の手続、会社更生手続、会社整理手続及び特別清算手続から成っておりましたが、これらの五つの制度につきましては、大正十一年に制定されました破産法を始めとしまして、制定の時期が異なるだけでなくて、立法思想や時代的背景をも異にしていたものでございます。 また、これらの制度については、昭和二十七年に成立した会社更生法等により導入されました破産手続に付随して免責制度が採用され、さらには昭和四十二年に主として乱用防止の観点から会社更生手続の見直しがされたほかは実質的な見直しがされておりま……
○国務大臣(野沢太三君) 確かに、委員御指摘のとおり、包括根保証ということで再起ができないという経営者、多く見られるわけでございますので、この問題につきましては、一番、この日本の中小企業を主体とする経済構造の中で大事な私は融資制度の根幹を成す一つの制度であると思っておりますが、その融資の可能性と併せて、やはり立ち直り可能な形にするという意味で、責任の限度を明確にするということはやっぱり大事なことではないかと思っておりますが、この点につきましては、法制審におきます御審議の経過を十分見極めまして、できるだけ早いうちに対応を法務省としても取るつもりでございます。
○国務大臣(野沢太三君) 出入国管理及び難民認定法の一部を改正する法律案について、その趣旨を御説明申し上げます。 近年、外国人犯罪の深刻化に伴い、その温床とされる不法滞在者を大幅に減少させることが求められており、また、我が国に適法に在留している外国人の中にも不法就労活動を行ったり犯罪を犯す等、公正な出入国管理を阻害する者も少なくなく、これらの者に適正かつ厳格に対処する必要性が生じてまいりました。 さらに、近時における国際情勢の変化等に伴い、我が国の難民認定制度を取り巻く状況が大きく変化したことにかんがみ、より公正な手続で難民の適切な庇護を図る観点から、難民認定制度の見直しを行うことが求めら……
○国務大臣(野沢太三君) 御指摘のとおり、この違憲という判決が出たわけですが、詳細伺ってみると、これは損害賠償ということが主訴になっておるということからいたしまして、これはもう国の方の主張が認められて退けられているということからいたしますと、これについて私どもが控訴する立場にはないということがまず一つございますが。 もう一つ大事なことは違憲かどうかということでございますが、これまで同種の訴訟というものが各地で幾つもございまして、地裁レベルでも判決が出ておりますが、このような判断が出たのは初めてかと思いますが、内容的に見れば、今回の判決の中で、憲法二十条で規定しております内容に抵触するという御……
○国務大臣(野沢太三君) 法務省の入国管理局におきましては、これまでも公正中立を旨といたしまして難民認定業務を実施してきたものと承知をしているところでございますが、今回の改正案では、現在の行政上の不服申立て制度を前提としつつも、審理、判断の公正性、中立性をより一層確保するため、法務大臣は不服申立てに対する決定を行うに当たりまして、必ず第三者である難民審査参与員の意見を聴いた上で決定を行うこととしております。 また、異議申立て棄却等の場合には、難民審査参与員の意見の要旨を理由付記の中で明らかにし、これは、このことによりましてこの考え方が世の中に公表されるということになりますので、委員御指摘の御……
○国務大臣(野沢太三君) 現行法上、株式会社の公告方法として認められているのは、官報と時事に関する事項を掲載する日刊新聞紙の二つでございます。これらはいずれも紙媒体でありますことから、公示内容は原則として一回しか掲載されず、掲載された日の紙面を見逃すと当該公告があったことを知らずに終わるおそれがあり、また公告を閲覧するためには、それぞれの公告媒体を購読するか図書館等に閲覧に出掛けなければならないといった制約がございます。 これに対しまして、電子公告の場合には、インターネットに接続された端末さえあれば、ホームページに公告が掲載されている期間はいつでもどこからでもアクセスして公告を閲覧することが……
○国務大臣(野沢太三君) お答えいたしますが、今回の法改正によりまして、条約を締結する米国との関係におきましては、外務当局を介さずに中央当局間で直接共助の要請及び証拠の提供を行うことができるようになりまして、今までより迅速に共助を実施することが可能となります。 また、共助の要件が緩和されまして、さらには刑事手続における証人尋問に証人として出頭させる目的で刑の執行として拘禁されている者を移送することができるようになるなど、共助を実施し得る範囲が拡大しまして、より一層緊密な協力、捜査協力体制を構築することが可能となるわけでございます。 今後、米国以外の国とも条約を締結していけば、その国との間で……
○国務大臣(野沢太三君) 労使関係の安定と健全な発展ということは社会の安定にとって欠くことのできない大事な制度と考えておりまして、今回のこの司法制度改革の中でも大変これは身近で利用しやすい制度として私どもは御提言を申し上げているわけでございますが、社会経済情勢の変化に伴いまして、解雇に関する紛争など個々の労働者と事業主との間での権利関係をめぐる個別労働関係に関する民事の紛争が増加をしているところでございます。 そこで、個別労働関係紛争は継続的な労働関係について生じますし、労働者の生活や事業主の事業活動に大きな影響を及ぼすことから、事案の実情に即した迅速かつ適正な解決が求められているところでご……
○国務大臣(野沢太三君) まず、裁判員の参加する刑事裁判に関する法律案について、その趣旨を御説明いたします。 国民の中から選任された裁判員が裁判官とともに刑事訴訟手続に関与することは、司法に対する国民の理解を増進させ、また、その信頼の向上に資するものと考えられます。そこで、この法律案は、刑事裁判に裁判員が参加する制度を導入するため、裁判員の参加する刑事裁判に関し、裁判所法及び刑事訴訟法の特則その他必要な事項を定めるものであります。 以下、法律案の内容につきまして、その概要を御説明申し上げます。 第一に、裁判員の参加する合議体で取り扱う事件を定めるとともに、当該合議体の構成は、原則として、……
○国務大臣(野沢太三君) 総合法律支援法案について、その趣旨を御説明いたします。 我が国においては、内外の社会経済情勢の変化に伴い、法による紛争の解決が一層重要になっております。この法律案は、このような状況にかんがみ、裁判その他の法による紛争の解決のための制度の利用をより容易にするとともに、弁護士及び弁護士法人並びに司法書士その他の隣接法律専門職者のサービスをより身近に受けられるようにするための総合的な支援、すなわち総合法律支援の実施及び体制の整備に関し、この基本理念、国等の責務その他の基本となる事項、その中核となる日本司法支援センターの組織及び運営について定め、もってより自由かつ公正な社会……
○国務大臣(野沢太三君) 法律上、守秘義務の範囲は明確に規定されているものと考えております。ただ、委員御指摘のとおり、裁判員として参加する国民の負担を軽減し、またその不安を取り除くために、どのようなことは話してはならず、どの範囲であれば問題がないのかということはきちんと理解してもらえるようにすることが極めて重要であると思われます。 その具体的な方法につきましては政府としても今後検討してまいりたいと思いますが、例えばパンフレットにおいて守秘義務に反する行為とそうでない行為を分かりやすく解説をいたしまして、趣旨の徹底を図ってまいりたいと考えております。
○国務大臣(野沢太三君) 委員から御示唆をいただきまして早速見たわけでございますが、全部見終わった結論といたしましては、改めて、一般の人の参加する裁判の信頼性ということについて、やっぱりこれでいいんだという再確認をした思いでございます。 具体的には、専門の裁判官が事務的に最初対応していてロボットのようだと言われていたのが、評議を重ねるうちにだんだん変わってきたと。で、心証が最終的には変わったというこの一つ。それから、目撃していました証人が二人、全く反対の証言をしておられますが、そのどちらを裁判員の方が信用するかという、これが大変ドラマチックに浮き彫りになりまして、結論がいい方向に行ったと。こ……
○国務大臣(野沢太三君) 今回の司法制度改革の一番のねらいといいますか、目的、趣旨は、司法制度全体を国民の皆様のより身近なものにするということ、そして公平公正な裁判が迅速に行われる、そういったことを目標にして他の裁判員制度その他も作られているわけでございますが、国民の、利用される国民の皆様にとって、まず第一に、どこに行って相談したらいいか、だれに頼んだらいいのか、何が問題で、どのくらいの時間と費用が掛かるのかという、一番実はその入口のところでこれまで国民の皆様御苦労をされておったと、私自身もそういった経験もあるわけでございますが。そこで、今御指摘のとおり、国民の皆様が、地域的あるいは経済的な障……
○国務大臣(野沢太三君) 長年、行政の中心におられ、しかも、なおかつ最大の事業官庁での御経験に基づかれた岩井委員の御指摘は厳粛に受け止めさせていただきたいと思いますが、現行の行政事件訴訟法につきましては、御承知のとおり、昭和三十七年に制定されたものでございます。それから四十年余りを経まして、行政需要の増大と行政作用の多様化に伴いまして、行政による国民の利益調整が一層複雑多様化するなどの変化が生じております。 三十七年当時から今日までの予算規模という面で見ても、数十倍という予算の増大があり、また手掛けている仕事の内容も大変多様化しているのは委員御承知のとおりでございますが、今回のその改正案につ……
○国務大臣(野沢太三君) たしか委員の今御指摘のとおり、これは息が詰まるような行政事件訴訟法のこれまでの状況と、これについては私どももそれはそれなりの認識は持っていたわけでございまして、また審議会の中でも、とにかくこれはやらなきゃいかぬという位置付けではございましたが、この内容審査に当たっては引き続き相当な各方面からの御意見をちょうだいして進めていくことということではございましたが、それぞれの分野の皆さん方は、やはりこれは放置しておけないと、何としてもここをこの際一緒に議論していただいて、各党からの御意見もちょうだいしてまとめようじゃないかと、こういうことでここまでこぎ着けたものと考えておりま……
○国務大臣(野沢太三君) まず、知的財産高等裁判所設置法案について、その趣旨を御説明いたします。 我が国の経済社会において、知的財産の活用が進展するに伴い、その保護に関して司法の果たすべき役割がより重要なものとなっております。この法律案は、こうした状況にかんがみ、知的財産に関する事件についての裁判の一層の充実及び迅速化を図るため、これを専門的に取り扱う知的財産高等裁判所を設置するために必要な事項を定めることを目的とするものであります。 以下、法律案の内容につきまして、その概要を御説明申し上げます。 第一に、東京高等裁判所の管轄に属する事件のうち、知的財産に関する事件を取り扱わせるために、……
○国務大臣(野沢太三君) 最初に、不動産登記法案につきまして、その趣旨を御説明いたします。 不動産登記制度は、国民生活や経済活動の基盤である不動産について、その権利関係などを公示することにより、国民の権利の保全及び取引の安全と円滑を図るための制度であります。この法律案は、不動産登記制度について、登記の正確性を確保しつつ、国民の利便性の一層の向上を図るため、インターネットを利用したオンライン申請の手続を導入するとともに、片仮名、文語体の法文を現代語化する等の規定の見直しを行い、不動産登記制度を高度情報化社会にふさわしい制度にしようとするものであります。 この法律案の要点を申し上げますと、第一……
○国務大臣(野沢太三君) お答えをいたします。 お尋ねのいわゆる告発につきましては、刑事訴訟法上は、何人でも犯罪があると思料するときは告発できる旨、規定されているところと承知しております。 以上です。
○国務大臣(野沢太三君) 日ごろから荒木議員の治安対策にかかわる取組について敬意を表しておるものでございますが、今回の諮問は、近年の人の生命や身体等に重大な危害を及ぼす凶悪犯罪その他の重大犯罪の増加傾向が続いておる中で、この種犯罪についての刑法等の規定が近年の犯罪動向や国民の規範意識に合致しているのかどうかという指摘がありますことを踏まえまして、犯罪に強い社会の実現のための行動計画に掲げられました他の諸施策と一体のものとして、我が国の治安回復に資するべく、法制審議会に御検討をお願いしたものであります。 もとより、この諮問にかかわる犯罪のみならず、各種犯罪における刑罰の在り方は、その犯罪によっ……
○国務大臣(野沢太三君) この数年急増しておりまして、五年間に五割増しという状況でございます。
【次の発言】 中国始めとして、東南アジア諸国からの入国者、特に不法滞在者が多うございます。
【次の発言】 御指摘のとおり、我が国社会の治安対策上、外国人犯罪の温床となっております不法滞在を減少させることが今非常に重要であるということでございまして、緊急の課題と心得ております。
この不法滞在者を減らすことが言わば外国人犯罪を減らす非常に大きなかぎになるということで、法務省といたしましては、問題のある外国人は日本に来させない、それから入国させない、あるいは滞在させないということが必要でありまして、法務……
○国務大臣(野沢太三君) 社会の複雑多様化あるいは国際化が一層進む中で、行政改革を始めとする社会経済の構造改革が目下盛んに進められているわけでございますが、その中で、司法制度改革は構造改革を進め、明確なルールと自己責任原則に貫かれたいわゆる事後チェック・救済型社会への転換を図る、事前規制というような形でなくて、要するに自由濶達な、しかも公正な、国民各層が安心して暮らせる社会を実現するためにこの司法制度改革は必要なものと考えております。 このような社会を実現するためには、その基礎となり基盤となる司法の基本的制度が新しい時代にふさわしく、国民にとって身近なものとなるよう司法の機能を充実強化してい……
○国務大臣(野沢太三君) 我が国に入国し在留しておられる外国人の大多数の方がルールを守っておられるということは言うまでもありませんが、残念ながら、我が国、現在約二十五万人の不法滞在の外国人の方がいらっしゃるわけでございますが、この皆様に対しては何とかひとつお帰りをいただこうかということで、既に内閣ではこの不法滞在を半減させるという方針を打ち出して取り組んでおる次第でございます。 そのためには積極的な摘発活動を行う必要がありまして、これまでも電話やお手紙で国民の方々からお寄せいただく様々な情報は貴重な情報として活用させていただいておりますが、その中から電子メールで情報提供したいというお声もあり……
○国務大臣(野沢太三君) 不動産登記法は法務省所管でございますので、私の方から御答弁をいたします。 北方領土地域に所在する土地又は建物についての登記簿は、現在、釧路地方法務局の根室支局において保管されておりますが、同地域については、戦後、事実上我が国の統治権、行政権を行使することができない状況に置かれまして、不動産登記法に基づく登記ができないことから、現在は同地域に所在する不動産についての登記事務は行っておりません。 御指摘の事件につきましては、このような取扱いに基づいて行われました登記申請却下処分の取消しを求める訴えについて請求を認容する一審判決がされたことから、これを不服として控訴を提……
○野沢太三君 自由民主党の野沢太三でございます。 ただいま同僚の山本一太議員の若々しくまた使命感あふれる質問を感銘を受けながら伺った次第でございます。 私は国土交通委員会に属しておりますが、せっかくのこの連合審査のチャンスでございますので、テロ関連あるいは自衛隊法改正につきましても言及させていただきながら質問を進めていきたいと思います。よろしくお願いいたします。 小泉総理におかれましては、このたび上海で開かれましたAPECの首脳会議に御出席いただきまして、まことに御苦労さまでございました。 発表されました首脳宣言の内容を拝見いたしますと、APECが本来環太平洋の経済協力会議と、こういう……
○野沢太三君 自由民主党の野沢太三でございます。 本年九月五日から十三日にかけて行われました特定事項調査第一班、憲法調査の概要を報告いたします。 調査目的は、ドイツ連邦共和国、スペイン及び英国の憲法事情につき実情調査をし、さらに、これらの国の政治経済事情等の視察をすることでありますが、本憲法調査会の調査に資する観点から、御報告をさせていただきます。 本班は、憲法事情に関する具体的な調査項目として、一、ドイツ連邦共和国においては、議会制度、特に立法過程及び二院制、連邦制度及び地方自治制度、特に連邦政府と州との関係、人間の尊厳の不可侵と基本的人権、環境権等の新しい人権、安全保障、特にNATO……
○野沢太三君 自由民主党の野沢太三でございます。 先生、ただいま貴重なお話をありがとうございました。 ただいまいただきましたお話と、事前にちょうだいしております先生の著書、論文、それから我々が抱えております今日的な課題等を含めまして、二、三の質問をさせていただきたいと思います。 日本の現行憲法がアメリカの憲法の思想並びに成立過程において相当大きな強い影響を受けて成立したことは既にこの場でも議論がなされておりますが、特に人権条項について見ましても、憲法十三条の基本的な人権にかかわる取決めとアメリカの独立宣言の中でうたわれております基本的な人権が生まれながらの権利という考え方、これがもう全く……
○幹事(野沢太三君) ただいまから憲法調査会を開会いたします。
上杉会長から会長辞任の申出がございましたので、私が暫時会長の職務を行います。
会長の辞任の件についてお諮りいたします。
上杉会長から、文書をもって、都合により会長を辞任したい旨の申出がございました。これを許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。よって、辞任を許可することに決定いたしました。
これより会長の補欠選任を行います。
つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの峰崎君の動議に御異議ございませんか。
○会長(野沢太三君) ただいまから憲法調査会を開会いたします。
日本国憲法に関する調査を議題といたします。
先般、憲法事情に関する実情調査のため、本院よりイタリア共和国、ベルギー王国及びフランス共和国に議員団が派遣されました。
この際、本調査会において、海外派遣議員から報告を聴取することといたします。
なお、御発言は着席のままでお願いいたします。
まず、派遣議員団の団長を務められました谷川秀善君から総括的な報告を聴取いたします。谷川秀善君。
【次の発言】 引き続き、他の派遣議員の方々からも御発言をいただきたいと存じます。市川一朗君。
○会長(野沢太三君) ただいまから憲法調査会を開会いたします。 日本国憲法に関する調査を議題といたします。 本日は、「基本的人権」のうち、「経済的自由」について、早稲田大学法学部教授の戸波江二参考人及び大阪市立大学大学院法学研究科教授の西谷敏参考人から御意見をお伺いした後、質疑を行います。 この際、参考人の方々に一言ごあいさつを申し上げます。 本日は、御多忙のところ本調査会に御出席をいただきまして、誠にありがとうございました。調査会を代表いたしまして厚く御礼を申し上げます。 忌憚のない御意見を承り、今後の調査に生かしてまいりたいと存じますので、よろしくお願いいたします。 議事の進め……
○会長(野沢太三君) ただいまから憲法調査会を開会いたします。 日本国憲法に関する調査を議題といたします。 本日は、「基本的人権」のうち、「市民的自由」について、東京大学大学院情報学環教授の濱田純一参考人及び上智大学文学部教授の田島泰彦参考人から御意見をお伺いした後、質疑を行います。 この際、参考人の方々に一言ごあいさつを申し上げます。 本日は、御多忙のところ本調査会に御出席をいただきまして、誠にありがとうございます。調査会を代表いたしまして厚く御礼を申し上げます。 忌憚のない御意見を承り、今後の調査に生かしてまいりたいと存じますので、よろしくお願いいたします。 議事の進め方でござ……
○会長(野沢太三君) ただいまから憲法調査会を開会いたします。
日本国憲法に関する調査を議題といたします。
本調査会は、現在、「基本的人権」をテーマに取り上げ、調査を進めているところでありますが、本日は、二時間程度、今までの議論を踏まえつつ、「基本的人権」を中心として、委員相互間の意見交換を行いたいと存じます。
なお、御発言は着席のままでお願いいたします。
それでは、御意見のある方は順次御発言願います。舛添要一君。
【次の発言】 次は、江田五月君。
【次の発言】 高野博師君。
【次の発言】 続いて、小泉親司君。
【次の発言】 次は、平野貞夫君。
○会長(野沢太三君) ただいまから憲法調査会を開会いたします。 日本国憲法に関する調査を議題といたします。 本日は、「基本的人権」について、参考人の方々から御意見をお伺いした後、質疑を行います。 御出席をいただいております参考人は、社団法人日本経済団体連合会専務理事矢野弘典君、日本労働組合総連合会事務局長草野忠義君、同企画局長熊谷謙一君、社団法人アムネスティ・インターナショナル日本理事長和田光弘君及び同事務局長寺中誠君でございます。 この際、参考人の方々に一言ごあいさつを申し上げます。 本日は、御多忙のところ本調査会に御出席をいただきまして、誠にありがとうございました。調査会を代表い……
○会長(野沢太三君) ただいまから憲法調査会を開会いたします。 日本国憲法に関する調査を議題といたします。 本日は、「基本的人権」のうち、「「人」の保障」について、関西学院大学法学部教授の平松毅参考人及び青山学院大学法学部助教授の申ヘボン参考人から御意見をお伺いした後、質疑を行います。 この際、参考人の方々に一言ごあいさつを申し上げます。 本日は、御多忙のところ本調査会に御出席をいただきまして、誠にありがとうございます。調査会を代表いたしまして厚く御礼を申し上げます。 忌憚のない御意見を承り、今後の調査に生かしてまいりたいと存じますので、よろしくお願いいたします。 議事の進め方でご……
○会長(野沢太三君) ただいまから憲法調査会を開会いたします。 日本国憲法に関する調査を議題といたします。 本日は、「基本的人権」のうち、「人権保障の在り方と方法」について、北海道大学大学院法学研究科教授の常本照樹参考人及び神戸大学大学院法学研究科教授の三井誠参考人から御意見をお伺いした後、質疑を行います。 この際、参考人の方々に一言ごあいさつを申し上げます。 本日は、御多忙のところ本調査会に御出席をいただきまして、誠にありがとうございました。調査会を代表いたしまして厚く御礼を申し上げます。 忌憚のない御意見を承り、今後の調査に生かしてまいりたいと存じますので、よろしくお願いいたしま……
○会長(野沢太三君) ただいまから憲法調査会を開会いたします。 日本国憲法に関する調査を議題といたします。 本日は、「基本的人権」について、参考人の方々から御意見をお伺いした後、質疑を行います。 御出席をいただいております参考人は、社団法人北海道ウタリ協会副理事長秋辺得平君、川崎市代表人権オンブズパーソン目々澤富子君、全国労働組合総連合常任幹事・女性局長中嶋晴代君及び弁護士東澤靖君でございます。 この際、参考人の方々に一言ごあいさつを申し上げます。 本日は、御多忙のところ本調査会に御出席をいただきまして、誠にありがとうございました。調査会を代表いたしまして厚く御礼を申し上げます。 ……
○会長(野沢太三君) ただいまから憲法調査会を開会いたします。 日本国憲法に関する調査を議題といたします。 本調査会は、平成十四年四月より、「基本的人権」をテーマに取り上げ、調査を進めてまいりました。 これまで、学識経験者のみならず、人権問題に実際に携わっている各界各層の方を含めて二十五名の参考人をお招きしたのを始め、委員相互間の意見交換を行うなど、広範な調査を重ねてまいりました。 また、平成十四年五月十五日には、「私たちにとっての人権」をテーマに公聴会を開会し、八名の公述人をお招きしております。 本日は、これまでの調査を踏まえ、「基本的人権」の自由討議を行います。 御意見のある方……
○会長(野沢太三君) ただいまから憲法調査会を開会いたします。 日本国憲法に関する調査を議題といたします。 本日は、「平和主義と安全保障」のうち、「憲法前文と第九条」について、駒澤大学法学部教授の西修参考人、龍谷大学名誉教授の上田勝美参考人及び一橋大学大学院社会学研究科教授の渡辺治参考人から御意見をお伺いした後、質疑を行います。 この際、参考人の方々に一言ごあいさつを申し上げます。 本日は、御多忙のところ本調査会に御出席をいただきまして、誠にありがとうございます。調査会を代表いたしまして厚く御礼を申し上げます。 忌憚のない御意見を承り、今後の調査に生かしてまいりたいと存じますので、よ……
○会長(野沢太三君) ただいまから憲法調査会を開会いたします。 日本国憲法に関する調査を議題といたします。 本日は、「平和主義と安全保障」のうち、「憲法前文と第九条」について、東京大学名誉教授の坂本義和参考人、元国連事務次長の明石康参考人及び神戸大学大学院法学研究科教授の五百旗頭真参考人から御意見をお伺いした後、質疑を行います。 この際、参考人の方々に一言ごあいさつを申し上げます。 本日は、御多忙のところ本調査会に御出席をいただきまして、誠にありがとうございます。調査会を代表いたしまして厚く御礼を申し上げます。 忌憚のない御意見を承り、今後の調査に生かしてまいりたいと存じますので、よ……
○会長(野沢太三君) ただいまから憲法調査会を開会いたします。 日本国憲法に関する調査を議題といたします。 本日は、「平和主義と安全保障」のうち、「憲法と自衛権、自衛隊」について、流通経済大学法学部教授の植村秀樹参考人、帝京大学法学部教授の志方俊之参考人及び財団法人平和・安全保障研究所理事長の渡辺昭夫参考人から御意見をお伺いした後、質疑を行います。 この際、参考人の方々に一言ごあいさつを申し上げます。 本日は、御多忙中のところ本調査会に御出席をいただきまして、誠にありがとうございます。調査会を代表いたしまして厚く御礼を申し上げます。 忌憚のない御意見を承り、今後の調査に生かしてまいり……
○会長(野沢太三君) ただいまから憲法調査会を開会いたします。 日本国憲法に関する調査を議題といたします。 本日は、「平和主義と安全保障」のうち、「憲法と緊急・非常事態法制」について、元内閣安全保障室長の佐々淳行参考人、早稲田大学法学部教授の水島朝穂参考人及び同志社大学法学部助教授の村田晃嗣参考人から御意見をお伺いした後、質疑を行います。 この際、参考人の方々に一言ごあいさつを申し上げます。 本日は、御多忙中のところ本調査会に御出席をいただきまして、誠にありがとうございました。調査会を代表いたしまして厚く御礼を申し上げます。 忌憚のない御意見を承り、今後の調査に生かしてまいりたいと存……
○会長(野沢太三君) ただいまから憲法調査会公聴会を開会いたします。 日本国憲法に関する調査を議題といたします。 本日は、「平和主義と安全保障」につきまして、お手元の名簿の八名の公述人の方々から御意見を伺います。 午前は、東京大学学生大井赤亥君、横浜国立大学教授北川善英君、開倫塾塾長林明夫君及び主婦藤井富美子君、以上四名の公述人の方々に御出席をいただいております。 この際、公述人の方々に一言ごあいさつを申し上げます。 本調査会は、本年五月から「平和主義と安全保障」について調査を開始したところでございますが、本日は、「国民とともに議論する」という本調査会の基本方針を踏まえ、我が国の平和……
○国務大臣(野沢太三君) 保護命令制度は、被害者の生命又は身体の安全を確保するために、裁判所が刑罰で担保された接近禁止命令などの保護命令を簡易迅速に発するという特別な制度でございます。このような保護命令の発令の要件となる行為に脅迫を含めることとしますと、例えば夫婦の一方が、ぶん殴ってやるというような感情的な発言をしたにすぎない場合でも脅迫に含まれ得ることになりますので、このような場合に、現に殴るけるなどの暴行を加えているという切迫した場合と同様に刑罰で担保されている保護命令を発するということには問題があると考えられます。 なお、加害者の行為が脅迫にとどまっている場合であっても、被害者の生命又……
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