このページでは野沢太三参議院議員の18期(1998/07/12〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は18期国会活動統計で確認できます。
○野沢太三君 このたび小渕総理におかれましては、二十日から二十三日という極めて短い時間の中で渡米をされまして、国連総会への御出席、それから国連関係者との会談、さらにはイギリスのブレア首相との会談をこなされまして、二十二日にはクリントン大統領との初めての首脳会談を行われてまいりました。まことに御苦労さまでございました。 また、国連総会におきましては、二十一世紀に向けまして新しい国際秩序を構築するために国連改革の必要性を強調されまして、とりわけ今次会期中に安全保障理事会改革に伴う枠組みの合意という点を訴えてこられましたことは、まことに時宜を得たものと考えられまして、敬意を表する次第でございます。……
○野沢太三君 自由民主党の野沢太三でございます。 私は、NHKの取り組んでおられます国際映像放送に関して若干の御質問を申し上げたいと思います。 NHKにおかれましては、既に国際放送に関してはラジオ等を通して世界的なネットワークを展開しておるわけでございます。一九九〇年の湾岸危機の折、私は、イラクに人質の取り返しに伺った折にも、唯一の情報源が短波ラジオによる情報でございまして、皆さん非常に乏しい情報の中で短波ラジオにかじりついて正しい情報を聞き取っていた、こういう思い出がございます。 九四年には放送法が改正になりまして、NHKの必須業務として取り上げられるようになったわけでございます。特に……
○野沢太三君 自由民主党の野沢でございます。
本日は電波法の一部改正が主題でございますが、その前に、国際映像放送関係の質問を二、三させていただきたいと思います。
ことしから施行することになっております二十四時間放送の中に日本語の教育・普及番組が組み込めれば大変有益であると考えておりますが、これに対する準備あるいは可能性はいかがでございましょうか。
【次の発言】 先日、私はペルーに参りまして日系人社会の皆さんと御懇談を申し上げたのですが、そこで、日本語教室が開かれておりますが使っております教材が大変古い、しかも先生が不足しておるということでありまして、日系人社会で日本語が忘却をされていくこと……
○野沢太三君 自由民主党の野沢太三でございます。 法案の質疑に入ります前に、かねてから懸案となっております基本的な問題について若干の質問をさせていただきます。 最初に、まず国鉄改革でございますが、国鉄改革は、赤字で行き詰まっておりましたいわゆる公社という形の経営スタイルを地域分割六社と全国一社で運営する貨物、そのほか関連の業務を二十数社に機能分割いたしまして再出発をした、こういうものでございますが、早いものでもう十二年目に入っております。がんじがらめでありました国としての法体系から、民間の考え方に基づいた八つの法案に再編成をして再出発と、こういう経緯であったわけでございます。きょうも議題に……
○野沢太三君 自民党の野沢太三でございます。 最初に、ハイジャック事件の方から質問をさせていただきたいと思いますが、このたびの全日空六一便のハイジャック事件におきまして殉職されました長島直之機長は、交信記録等から判断いたしまして、最後まで最善の努力を尽くしたものと推定されるわけでございます。不幸にも犯人の凶刃に倒れましたが、五百二名の乗客並びに他の乗務員も助かることができまして、心から御冥福をお祈りし、御遺族にお悔やみを申し上げるものでございます。 また、機体の異常降下に気がつきまして、操縦室の犯人を取り押さえました乗務員の行動と勇気は称賛に値するものと思いますが、この点につきまして運輸大……
○野沢太三君 自由民主党の野沢でございます。 予算委員会からの運輸関係予算に関する委嘱審査について若干の質問をさせていただきます。 十三日に発表されました平成十一年の十月から十二月期の実質経済成長率を見ますと、前期に比べて一・四%の減、これは年率換算では五・五%減ということになるようですが、二期連続でマイナスということでございます。 この原因に幾つか挙げられておりますけれども、個人消費のマイナス一・六と公共投資が伸び悩んでマイナス五・四、この辺が大分響いたと、こういう分析があるわけでございますが、民間設備投資の方が頑張りまして四・六%の増加ということで、対前同期に比較しても三・一%ほどの……
○野沢太三君 自由民主党の野沢太三でございます。 質疑に先立ちまして、今回の日比谷線脱線衝突事故でお亡くなりになりました五人の犠牲者の方々に心から御冥福をお祈り申し上げ、御遺族の皆様にお悔やみを申し上げる次第でございます。また、負傷されました方々の一日も早い御回復を願い、お見舞いを申し上げる次第でございます。 大臣並びに総裁におかれましても、犠牲になられた方々への補償あるいはお見舞いに万全を期して取り組んでいただきたいと思います。 本委員会といたしましても、事故原因の徹底的解明と有効適切な再発防止策を確立することが何よりものこの委員会に課せられた責務であると認識しまして、審議を尽くすこと……
○野沢太三君 自民党の野沢太三でございます。
平成十二年度の重要事項の一つといたしまして、衛星デジタル放送の開始と衛星・ハイビジョン放送の充実が挙げられているわけでございますが、これによってNHKの番組の放送時間がどのぐらいふえるか教えていただきたいと思います。
【次の発言】 大変結構なことでございまして、この技術的な成果、果実をいろんな面に活用していただきたいわけでございますが、現在、NHKテレビが何時間くらい国会中継をしていただいているのか。きょうは非常に丁寧に各人全員の映像が出るようですけれども、私はこの問題が非常に重要だと思いますので、どのぐらいの時間数をやっているかちょっと教えてい……
○野沢太三君 時間が押しておりますので、ごく簡単に最初申し上げまして、残りの質問は次回に回したいと思っております。 まず、このバリアフリー法案でございますが、昨年来私ども党の政務調査会においても勉強してまいりまして、今回提案をいただきましたが、なかなかよく考えていただいているという点で大変感謝をいたしております。 特に、四省庁共管として運輸、建設、警察、自治ということでやっていただいたことが、これまでのどうもお役所の縄張りというような面から見て大変これは結構なことだと思いますが、この間の参考人のときにも、高齢者団体や身障者団体の方々から、できれば厚生省が入ったらどうかという意見も出ておるわ……
○野沢太三君 自由民主党の野沢太三でございます。 思いがけないバス乗っ取り事件が発生いたしたために、冒頭に乗っ取り関連の質問を行いまして、その後にバリアフリー法案にかかわる質問に入りたいと思います。 バスは、私どもにとりまして最も身近な公共交通機関でありまして、利用者にとりましても、家庭や隣組のつき合いの延長ということで利用されている方が多いのではないかと思います。 今回のような事件は全く想像を超えるものでございますけれども、過去にさかのぼって調べてみると、幾つかやはり事例があるわけでございます。また、諸外国等では相当厳しい事件も発生をしているような状況にございまして、これに対してしっか……
○野沢太三君 自民党の野沢太三でございます。 参考人の皆様には、お忙しいところ御出席くださり、貴重な御意見をお述べいただきまして、まことにありがとうございました。 私どもに与えられております時間はおのおの十五分ずつでございますので、簡潔に要点をお答えいただければ幸いでございます。 まず最初に、井口参考人にお尋ねいたしますが、過日の地下鉄日比谷線脱線事故の原因究明とその対策につきまして、多大な御指導と御尽力をいただきましたことに、まことに感謝にたえない次第でございまして、改めて御礼を申し上げる次第でございます。 そして、先生には、この報告書を取りまとめられる中で、平成十二年の七月に事故調……
○野沢太三君 自民党の野沢太三でございます。 本日は、航空事故調査委員会設置法の一部改正ということで、鉄道事故の調査を対象に加えるために必要な法改正を行う趣旨であると伺っておるわけでございます。 ことしは国鉄改革がスタートしてJRグループ七社に分かれてからちょうど十四年目に当たります。改革の仕上げとも言えます本州三社の完全民営化の法案も別途提出されておりますが、安全対策に大きな力を持つ今回のこの法律案が、そもそも国鉄が解体してJRや三セク鉄道各社等に分かれた昭和六十二年当時から、鉄道と乗客の安全を守るために必要な法律ではなかったかと、かように私は考えるわけでございます。それにしても、今出て……
○野沢太三君 自民党の野沢でございます。 五月二十二日の大臣発言に関しまして、幾つか御質問をさせていただきます。 国土交通省が発足して四カ月余り経過いたしましたが、国土交通省は、これまでの建設省、運輸省、国土庁、北海道開発庁の四省庁が担ってまいりました国土保全あるいは社会資本の整備、陸海空の交通政策等を総合的に推進しまして縦割り行政をできるだけ一元化して効果を上げよう、こういう趣旨でつくられたものと理解をいたしております。 そこでお尋ねしたいのは、現在この四省庁統合の効果をどのような形で実現しようとしているのか、大変リーダーシップを持って御指導いただいております扇大臣のお考えをお伺いした……
○野沢太三君 自民党の野沢太三でございます。
きょうは倉庫業法の一部を改正する法案について若干の質問をいたします。時間が限られていますので、端的に伺いますので、簡潔にお答えくださるようお願い申し上げます。
国土交通省に関係いたしております規制項目は、これまで見直しに努力をされてこられたところでございますが、いまだ相当あるように思います。そのうち、許認可の総件数はどのくらい現在ございますか。よろしくお願いします。
【次の発言】 規制の見直しに当たりましては、自由化によりまして競争を促すということ、さらには企業の活力を呼び起こしまして、コストを下げてその変化する環境に適応して、結果的に消費者の……
○野沢太三君 おはようございます。自民党の野沢でございます。 扇大臣におかれましては、おけがにもめげず御出席をいただき、審議に応じていただきますことをまことに私ども多とするところでございます。どうぞひとつ大事に、一日も早い御回復を願っております。 さて、国鉄改革の八法案を審議して成立を見た昭和六十一年九月の第百七回国会から既に十五年目を迎えておるわけであります。私は、国鉄改革がより実りあるものになるようにということで国政を志しまして、当選した直後にこの国鉄改革の特別委員会に所属をさせていただきまして、改革の議論に参画することができたわけでございます。 この八法案の成立によりまして昭和六十……
○野沢太三君 おはようございます。自民党の野沢でございます。 扇大臣には、大変足元御不自由の中、きょうも一日御審議に御出席賜り、ありがとうございます。 前回の質問では、私は、国鉄改革の趣旨と成果についてお尋ねをいたしまして、分割・民営化という厳しい方針が大変有効に機能いたしまして行き詰まっていた鉄道経営がJR各社の活躍という形でよみがえったということの一端を確認させていただいた次第でございます。 本日は、先日の参考人の御意見等を参考にしながら、鉄道の未来を開くためにという観点から若干の質問をさせていただきたいと思います。 十二日の参考人意見の中で、岡田清参考人が、鉄道が二十一世紀に生き……
○野沢太三君 おはようございます。 自賠責関係の法案について若干の質問をさせていただきますが、我が国の道路交通事故によります死者数が昭和四十五年には一万六千七百六十五人に達しまして、最悪の記録となったわけでございます。その後、官民挙げての努力が実を結びまして、昭和五十四年には八千四百六十六人まで減少することができました。しかし、その後、各般にわたる施策、努力にもかかわらず漸増しまして、平成十二年には死者九千六十六人、死傷者合計で百十六万人を超えまして、最近十年間では四二%増という深刻な事態にございます。また、重度の後遺障害者数が千九百三十五人ということで、最近十年、二倍という増加でございます……
○野沢太三君 自民党の野沢太三でございます。 本日は、参考人の皆様には、お忙しいところ参議院国土交通委員会に御出席をくださり、貴重な御意見を陳述していただきまして、まことにありがとうございました。各先生に御質問を申し上げたいと思いますので、簡潔なお答えをお願いしたいと思います。 まず、西崎参考人におかれましては、平成十一年の九月に「今後の自賠責保険のあり方について」という報告を座長としておまとめいただいておりますが、この中で提案されました事故防止対策やあるいは被害者救済対策につきまして、このたびの法改正がどの程度こたえているのかどうか、御感想をお伺いいたしたいと思います。 事柄的に、保険……
○野沢太三君 自民党の野沢でございます。 このたび、与党三党がこの九日の日に緊急経済対策を政府に提案をいたしまして、これに基づきまして十五日には緊急経済対策本部が設置をされまして、これを進めようと、こういう運びになったわけでございますが、現在の厳しい経済状況を脱するためには、目下審議中のこの平成十三年度予算を一日も早く成立させることが何よりも大事と考えております。 しかしながら、あわせまして、不良債権の処理であるとか金融緩和施策が急務であると考えられるわけでございますが、政府は十六日の月例経済報告の中で、デフレについて改めて持続的な物価下落と定義づけをされまして、現在の日本経済の状況は緩や……
○野沢太三君 では、簡潔に御質問します。 功刀先生にお伺いしたいんですが、国連が政府間機構としてこれまでやってきたものが行き詰まって機能不全になっていると先生は論文でも御指摘されておられます。そこで、市民の参加を促し、あるいは民主化をし、予防外交を含めて広くもう少し国連そのものを市民の手に取り戻そう、こういう御提言をなさっておられること、まことに私、これは当を得た御提言だと思うわけですが、それを集約する形で第二総会というものをつくったらどうか、こういう御提案もあるわけであります。 しかしながら、今の総会が逆にそれは自己否定になるんじゃないかということとか、現在の安保理事会がそれを承認するか……
○野沢太三君 小和田参考人におかれましては、国連の一番大事な立場で大変御苦労をされてこられたわけでございますが、きょうは大変いいお話をお伺いいたしましたが、一、二、ちょっとお伺いしたい問題がございます。 先ほどから同僚の委員からも出ておりますが、国連がサンフランシスコで憲章の署名をし、そしてニューヨークに本部を置いていると。いわばアメリカは生みの親であり育ての親である、こういう役割で来たと思われるんですが、最近の動きを見ると、ユネスコやUNIDOを脱退するとかあるいは分担金を滞納する、こういう状況で、アメリカの国益にそぐわない国連はどうも余り意味がないんだ、こういう状況が生まれているんじゃな……
○野沢太三君 自民党の野沢でございます。 国連の費用に関して、きょう大変貴重なお話を伺いました。また、職員の問題につきましても、本当に現場で御苦労された伊勢参考人のお話、大変私どもにとっても心しなければいかぬ課題だと思うわけでございます。 そこで、簡潔に一点お伺いしたいんですが、国連の分担金は各国にGNPを基準に割り当てるということで割り切っておられるんですが、これはもう少し収入をふやすという意味からしたら、もちろんGNP基準だと思いますが、例えば先日も小和田さんのお話を聞けば、責任比率といいましょうか、例えば常任理事国は一定のパーセントを維持してもらう、こんなのも一つあると思います。それ……
○野沢太三君 先生のお話、大変私どもとしては示唆に富む内容でございまして、これからのまた活動にも大いに参考にさせていただきたいと思います。 そこで、国連改革につきまして先生は国際民主主義を確立すべきだと、こういう提唱をしておられます。それから、インフォーマルセクター、NGO等を取り込んで組織を強化し、あるいは国連の中の討議を活性化するという、これは大変我々も納得できることでございますし、三つ目が文化の多様性、世界じゅういろんな文化があるわけですから、これをそれぞれ生かしながら活動する、経済社会理事会あたりの活動をもう少し盛り上げたらどうかと。それに今の人権関係、人間の安全保障ということで、立……
○野沢太三君 自由民主党の野沢太三でございます。 きょうは、大変貴重なお話をありがとうございました。 そこで、中江参考人にまずお伺いいたしますが、参考人からいただきました資料の中に、日中双方における読み違えというペーパーがございますが、さきに江沢民さんが来たときにも、歴史認識を余りにも強調し過ぎたために日本の国民としては少し白けた気分になってしまった。あれほど寛大な、あだに対して恩をもって報いよということで終戦の処理をし、それで今も御指摘のように賠償をとにかくとらないというところまでやって国交回復にこぎつけたという中で、今日、逆に冷え込むような状態が出ているということはまことに残念に私思う……
○野沢太三君 自由民主党の野沢でございます。 時間もございませんので端的にお伺いをいたしたいと思います。 横田先生にお願いしたいのは、このアナン事務総長のミレニアム報告書の中で最終段階の国連の再生ということをうたい上げておるわけですが、安保理の改革あるいは必要な資源の確保、さらなる利用可能な最良の慣行、これをすべての加盟国の利益となるようやるんだと、こう言っておるわけですね。 こういうことをやっていくために、日本の役割もさることながら、アメリカの存在が極めて大きいと私は思うわけです。サンフランシスコで署名しニューヨークの土地建物を提供して、国連をいわば産んで育ててくれたというアメリカが、……
○野沢太三君 自由民主党の野沢でございます。 これまで各委員からそれぞれ貴重な御意見をちょうだいいたしておりますけれども、ほとんど私としても共感、共鳴をすることが大部分でございますが、これまでの議論と重なりもあろうかと思いますが、私なりの考えを申し上げてみたいと思います。 国連が結成されましてから半世紀余りを経過してまいりまして、この間、やはり国連が果たした役割、特に世界の平和維持機構としての仕事では大変大事な役割を演じたのではないかと思います。 冷戦の続いていた時代には、大国の対立から安保理そのものも余り機能しなかったという問題もございましたが、冷戦終結後はまた逆に、内戦、内紛あるいは……
○野沢太三君 自由民主党の野沢太三と申します。 きょうは、参考人にお見えの各先生方には、大変貴重なお話を賜りましてまことにありがとうございました。 それぞれ一問ずつお伺いをさせていただきたいと思います。 まず、大芝先生におかれましては、今後の世界の開発、その他あらゆる面でグローバルガバナンスというものの重要性を指摘していただきましたが、開発援助を効果的に進めるためにもこのグローバルガバナンスの重要性というものは私どももよくわかるわけでございます。そして、しかも市場がグローバル化をしているという中で、このガバナンスのシステムもグローバル化せねばならない。そうすると、それぞれどうやって対応す……
○野沢太三君 自由民主党の野沢太三でございます。 江田団長初め訪米調査団の皆様には、正月早々から米国のワシントン、サンフランシスコを訪問されまして、多数の要人と面会され、政府、議会、研究所などを訪れて意見を交わしてこられました。ただいまその報告をお聞きし、感銘を新たにしたところでありますが、まことに御苦労さまであり、改めて御礼を申し上げます。 米国の憲法は、皆様御承知のとおり、一七八七年に制定以来二百年以上経過した世界最古の成文憲法でありますが、今日まで二十七項目の修正を経まして、今なおアメリカ社会を支える国家原理として機能していることは注目に値するところと思います。 アメリカの憲法成立……
○野沢太三君 自由民主党の野沢太三でございます。 本日は、両先生におかれましては有益なお話をいただき、まことにありがとうございました。私ども自由民主党は、昭和三十年十一月に保守合同で結党して以来、立党の基本といたしまして、平和主義、民主主義及び基本的人権の原則を堅持し、現行憲法の自主的改正を図ることを党是としてまいりました。 このたび、平成十一年七月に両院に憲法調査会の設置が決まりまして、日本国憲法について広範かつ総合的に調査を行うことになりました。我が党は、現行憲法の基本理念は尊重しつつも、新しい時代にふさわしい憲法のあり方について調査検討し、改正に向けて努力を重ねてまいるものでございま……
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