このページでは野沢太三参議院議員の17期(1995/07/23〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は17期国会活動統計で確認できます。
○野沢太三君 私は、自由民主党・自由国民会議を代表いたしまして、先日御報告のありましたAPEC大阪会議につきまして御質問をいたします。 まず、村山総理初め関係閣僚におかれましては、APEC大阪会議の運営に当たり、大変御苦労さまでございました。各国首脳を大阪に集めたこの大規模な国際会議が、目的を十分達成して無事終了しましたことをまず安堵いたしますとともに、議長国としての大役を果たされましたことに心より敬意を表する次第であります。 また、事前の準備を初め、警備、おもてなし等の面でこの会議を支えられました多くの方々の労を多とし、皆様に対して心より感謝申し上げる次第でございます。 戦後五十年の節……
○野沢太三君 ただいま議題となりました自由民主党、平成会、社会民主党・護憲連合、新緑風会、二院クラブ及び新党さきがけの各派共同提案に係る国連海洋法条約の実施に伴う体制の確立等に関する決議案につきまして、発議者を代表し、提案の趣旨を御説明申し上げます。 まず、案文を朗読いたします。 国連海洋法条約の実施に伴う体制の確立等に関する決議案 本院は、海洋に関する安定的な法的秩序を確立し、海洋に係る我が国の活動を円滑にすることが、世界の主要な海洋国家である我が国の国益に沿うものであることにかんがみ、海洋に関する諸問題について包括的に規律する国連海洋法条約の締結を承認し、これに関連する八法律……
○野沢太三君 ただいま議題となりました平成六年度決算外二件につきまして、決算委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。 平成六年度決算は、平成八年一月二十二日に提出され、同年五月十五日、委員会に付託となり、また、国有財産関係二件は、同年一月二十二日に提出され、同日、委員会に付託となりました。 委員会におきましては、国会が議決した予算及び関係法律が適正かつ効率的に執行されたかどうかを審査し、あわせて、政府施策の全般について広く国民的視野から実績批判を行い、その結果を将来の予算策定及びその執行に反映させるべきであるとの観点に立って審査を行ってまいりました。 全体で十二回に及んだ委員……
○野沢太三君 ただいま議題となりました平成六年度一般会計予備費使用総調書及び各省各庁所管使用調書(その2)外五件につきまして、決算委員会における審査の経過と結果について御報告申し上げます。 予備費関係六件は、憲法及び財政法の規定に基づき、平成七年二月から平成八年三月までの間の予備費の使用等について、国会の事後承諾を求めるため提出されたものであります。 それらの主な費目について申し上げますと、まず一般会計の予備費使用は、老人医療給付費負担金の不足を補うために必要な経費、水俣病対策に必要な経費、災害救助負担金の不足を補うために必要な経費、特定原料用カンショ集荷特別対策に必要な経費などであります……
○野沢太三君 ことしは戦後五十年の節目の年に当たるわけでございます。五十年前ということになりますと、私はまだ小学生でございましたが、終戦の詔勅を聞きまして、これで戦争が終わったなというほっとした安心感と同時に、これからの日本がどうなるかなという不安に駆られたこともよく覚えているわけでございます。 しかしながら、その後の日本が、政治では民主主義、経済は市場経済、そして外交は平和主義を持ちまして世界じゅうの皆様とつき合ってきた。こういう中で、日本外交のあり方という面で振り返ってみた場合には、吉田総理の時代に、もう西側との単独講和でいいと、いろいろあのときも世論がございました。全面講和やるべしとい……
○野沢太三君 大臣が所用でおくれているようでございますが、時間でございますので、差し当たり政府委員の皆様方からの御答弁を主体に、穀物協定から御質問を始めさせていただきます。
世界の主要穀物の生産量、これは少しずつ伸びているわけですけれども、この生産量の全体量がどのくらいあるか、あるいはその中で輸出可能量はどのくらいあるのか、最近の穀物年度で、わかる範囲で結構ですからお答えをいただきたいと思います。
【次の発言】 ありがとうございました。
その中で、今、世界の人口は、九四年度の統計ですが、五十六億三千万人というふうに言われております。しかし、今後の増加見通しは非常に厳しい数字が出てくると思う……
○野沢太三君 河野外務大臣におかれましては、週末を返上されましてロンドンにおきまするボスニアの和平実施会議に御出席をいただきまして、まことに御苦労さまでございました。 今回の和平実施会議は、これまで何遍も繰り返されましたボスニアに関する停戦とまたそれの破棄、こういった繰り返しの中ではもう絶望的と見られていたボスニアの和平について、開かれた展望が得られたというふうに言われております。その意味で大変大きな意義があろうかと思いますが、今回の和平実施会議の果たす役割、意義と、その中で日本は何ができるのか、また何をなさねばならないか、この点につきまして大臣の所見をお伺いしたいと思います。
○野沢太三君 池田外務大臣におかれましては、去る三月十九、二十日の両日にわたりましてロシアを訪問され、プリマコフ外相あるいはサスコベッツ第一副首相、またエリツィン大統領とも直接お目にかかって数々の御協議をしていただきましたこと、まことに御苦労さまでございました。冒頭、このロシア問題について一、二お伺いし、質疑を始めたいと思います。 最近の日ロ関係を見てみますると、ひところの、東京宣言が出ましたころのエリツィンさんが見えまして平和条約締結へ向けての熱気が相当盛り上がった状況と比べましたときに、どうも少し冷え込んでいるのではないかという気がするわけでございます。特に、ロシアの新しい議会の選挙等が……
○野沢太三君 外務省の予算につきましては、全体が苦しい中で四・三%の伸びを確保したということはまずまずであろうかと思います。ただ、ODAなどに見られまするように、三・五%ということで三年連続低位ということでありますから、まだ相当頑張らないと中期目標等で設定した金額に到達できないというような心配もあるわけでございます。しかし、こういった予算を実施していくいわゆる実施体制の強化というのは非常に重要ではないかと思うんです。 まず、平成八年度予算で定員が五千五人ということで大台に乗ったわけでございますが、先般来議論していますように、出先についてはまだ兼館等のところが大分多いということからいたしまして……
○野沢太三君 自民党の野沢でございます。本委員会最後の案件となりましたので、二日ほどかけてしっかり御質問をし、審議をさせていただきたいと思います。 四月に来日されましたクリントン大統領と橋本総理との間で取り決めました日米安保共同宣言が、冷戦後の日本並びにアジア地域の平和と安全にとって大きな安定要因としていわゆる日米安保条約の再確認という形でしっかりと再確認をされたということは、私どもも大きく評価をしているものでございます。また、これとあわせて締結をされました本日の議題になっております物品・役務の相互提供の協定につきましても、こういった大きな流れの中で具体的に仕事を進めるために極めて大切な協定……
○委員長(野沢太三君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
議事に先立ちまして、一言ごあいさつ申し上げます。
昨日の本会議におきまして、決算委員長に選任されました野沢太三でございます。
甚だふなれではございますが、皆様方の御協力と、また御支援を賜りまして、公正、円滑な運営を心がけてまいりたいと存じます。どうぞ御協力のほどよろしくお願い申し上げます。(拍手)
この際、前委員長の浦田勝君から発言を求められておりますので、これを許します。浦田勝君。
【次の発言】 浦田先生、御苦労さまでございました。
【次の発言】 委員の異動について御報告いたします。
昨十九日、浦田勝君、伊藤基隆君、……
○委員長(野沢太三君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る六月二十一日、有働正治君及び竹村泰子君が委員を辞任され、その補欠として筆坂秀世君及び菅野壽君が選任されました。
また、去る七月十五日、尾辻秀久君及び岡利定君が委員を辞任され、その補欠として西田吉宏君及び塩崎恭久君が選任されました。
また、昨二十二日、筆坂秀世君及び塩崎恭久君が委員を辞任され、その補欠として阿部幸代君及び尾辻秀久君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が三名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いた……
○委員長(野沢太三君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨二十三日、阿部幸代君、本岡昭次君、栗原君子君及び尾辻秀久君が委員を辞任され、その補欠として筆坂秀世君、国井正幸君、山口哲夫君及び岡利定君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任を行います。
昨二十三日の本委員会におきまして、欠員中の一名の理事につきましては、後日、委員長が指名することとなっておりましたので、本日、理事に筆坂秀世君を指名いたします。
【次の発言】 平成六年度決算外二件を議題といたします。
本日は、運輸省、労働省、建設省及び住宅金融公庫の決算について審査を行いま……
○委員長(野沢太三君) ただいまから決算委員会を開会いたします。 委員の異動について御報告いたします。 去る七月二十四日、吉川芳男君及び山崎力君が委員を辞任され、その補欠として塩崎恭久君及び寺澤芳男君が選任されました。 また、去る八月二十二日、国井正幸君、牛嶋正君、武田節子君及び寺澤芳男君が委員を辞任され、その補欠として武田邦太郎君、海野義孝君、加藤修一君及び益田洋介君が選任されました。 また、去る八月二十六日、岡利定君が委員を辞任され、その補欠として吉川芳男君が選任されました。 また、去る八月二十七日、山口哲夫君が委員を辞任され、その補欠として栗原君子君が選任されました。
○委員長(野沢太三君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る三日、続訓弘君、菅野壽君及び武田邦太郎君が委員を辞任され、その補欠として小山峰男君、朝日俊弘君及び国井正幸君が選任されました。
また、昨十日、海野義孝君、益田洋介君及び小山峰男君が委員を辞任され、その補欠として林久美子君、渡辺孝男君及び和田洋子君が選任されました。
【次の発言】 平成六年度決算外二件を議題といたします。
本日は、大蔵省、農林水産省、北海道開発庁、沖縄開発庁、国土庁、国民金融公庫、農林漁業金融公庫、北海道東北開発公庫、沖縄振興開発金融公庫、日本開発銀行及び日本輸出入……
○委員長(野沢太三君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨十一日、林久美子君、渡辺孝男君及び筆坂秀世君が委員を辞任され、その補欠として海野義孝君、益田洋介君及び西山登紀子君が選任されました。
また、本日、海野義孝君、益田洋介君及び水野誠一君が委員を辞任され、その補欠として渡辺孝男君、友部達夫君及び堂本暁子君が選任されました。
【次の発言】 平成六年度決算外二件を議題といたします。
本日は、厚生省、環境庁及び環境衛生金融公庫の決算について審査を行います。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。
議事の都合により、これら決算の概要説明及び……
○野沢太三君 このたび、日米首脳会談におきまして、沖縄基地の整理、統合、縮小について事前の協議を重ねられまして、十数項目の合意と二〇%に及ぶ基地面積の縮小が図られることになりました。 米軍基地の問題は日米安保にとって非常に重要な位置づけと考えられるわけでございますが、今回、特に普天間の全面返還が決まりましたことは、この基地の重要性にかんがみましてまだまだ困難であろうと思っていたところ、大きな喜びでございます。沖縄県民の期待にこたえられまして、事前にサンタモニカまで飛んでクリントン大統領に普天間の重要性を直接訴えられました橋本総理のリーダーシップに心から敬意を表するものでございます。 しかし……
○委員長(野沢太三君) ただいまから決算委員会を開会いたします。 委員の異動について御報告いたします。 去る九月十二日、西山登紀子君が委員を辞任され、その補欠として筆坂秀世君が選任されました。 また、去る九月十三日、渡辺孝男君、友部達夫君、和田洋子君、堂本暁子君及び朝日俊弘君が委員を辞任され、その補欠として海野義孝君、益田洋介君、小山峰男君、水野誠一君及び菅野壽君が選任されました。 また、去る十月三十一日、田英夫君が委員を辞任され、その補欠として椎名素夫君が選任されました。 また、去る十一月七日、今井澄君及び陣内孝雄君が委員を辞任され、その補欠として朝日俊弘君及び大木浩君が選任されま……
○委員長(野沢太三君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨十八日、国井正幸君、筆坂秀世君、加藤修一君及び須藤良太郎君が委員を辞任され、その補欠として本岡昭次君、山下芳生君、渡辺孝男君及び亀谷博昭君が選任されました。
【次の発言】 平成六年度決算外二件を議題といたします。
本日は、通商産業省、経済企画庁、中小企業金融公庫及び中小企業信用保険公庫の決算について審査を行います。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。
議事の都合により、これら決算の概要説明及び決算検査の概要説明の聴取は、いずれもこれを省略して、本日の会議録の末尾に掲載すること……
○委員長(野沢太三君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨十九日、山下芳生君、渡辺孝男君、亀谷博昭君、景山俊太郎君及び朝日俊弘君が委員を辞任され、その補欠として阿部幸代君、福本潤一君、須藤良太郎君、依田智治承及び中尾則幸君が選任されました。
【次の発言】 平成六年度決算外二件を議題といたします。
本日は、文部省及び郵政省の決算について審査を行います。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。
議事の都合により、これら決算の概要説明及び決算検査の概要説明の聴取は、いずれもこれを省略して、本日の会議録の末尾に掲載することにいたしたいと存じます……
○委員長(野沢太三君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る二十日、福本潤一君、阿部幸代君及び中尾則幸君が委員を辞任され、その補欠として加藤修一君、筆坂秀世君及び川橋幸子君が選任されました。
また、去る二十一日、馳浩君が委員を辞任され、その補欠として景山俊太郎君が選任されました。
また、昨二十五日、筆坂秀世君及び水野誠一君が委員を辞任され、その補欠として吉川春子君及び堂本暁子君が選任されました。
【次の発言】 平成六年度決算外二件を議題といたします。
本日は、皇室費、国会、会計検査院、内閣、総理府本府及び総務庁の決算について審査を行いま……
○委員長(野沢太三君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨二十六日、本岡昭次君、川橋幸子君、堂本暁子君及び吉川春子君が委員を辞任され、その補欠として国井正幸君、峰崎直樹君、水野誠一着及び緒方靖夫君が選任されました。
【次の発言】 平成六年度決算外二件を議題といたします。
本日は、法務省、自治省、警察庁、裁判所及び公営企業金融公庫の決算について審査を行います。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。
議事の都合により、これら決算の概要説明及び決算検査の概要説明の聴取は、いずれもこれを省略して、本日の会議録の末尾に掲載することにいたしたいと……
○委員長(野沢太三君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る十一月二十七日、緒方靖夫君が委員を辞任され、その補欠として筆坂秀世君が選任されました。
また、去る十一月二十八日、武見敬三君及び菅野壽君が委員を辞任され、その補欠として清水嘉与子君及び田英夫君が選任されました。
また、去る十一月二十九日、国井正幸君、清水澄子君及び峰崎直樹君が委員を辞任され、その補欠として本岡昭次君、大脇雅子君及び今井澄君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選……
○委員長(野沢太三君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨二十五日、本岡昭次君が委員を辞任され、その補欠として川橋幸子君が選任されました。
【次の発言】 平成六年度一般会計予備費使用総調書及び各省各庁所管使用調書(その2)、平成六年度特別会計予備費使用総調書及び各省各庁所管使用調書(その2)、平成六年度特別会計予算総則第十四条に基づく経費増額総調書及び各省各庁所管経費増額調書(その2)、以上三件を一括して議題とし、説明を聴取いたします。三塚大蔵大臣。
【次の発言】 以上をもちまして説明の聴取は終了いたしました。
○委員長(野沢太三君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る十二月二十七日、菅野久光君及び小山峰男君が委員を辞任され、その補欠として本岡昭次君及び魚住裕一郎君が選任されました。
また、去る十日、椎名素夫君が委員を辞任され、その補欠として末広真樹子君が選任されました。
また、去る十四日、上山和人君が委員を辞任され、その補欠として大渕絹子君が選任されました。
【次の発言】 平成六年度決算外二件を議題といたします。
本日は、総括的質疑第二回として、内閣総理大臣に対する質疑を行います。
まず、私が決算委員長として若干の質疑をさせていただきます……
○野沢太三君 自由民主党の野沢でございますが、運輸大臣におかれましては、本日、羽田の新しい滑走路の竣工にお出ましになった上駆けつけて審議に参画していただきましたこと、まず御礼を申し上げます。 今回の財政構造改革会議の中におきまして、橋本総理の方から財政構造改革五原則が提示をされております。この内容は、今年度予算はもちろんですが、私どもが来年度以降の予算を構成していく中で憲法として考えていかなければならないような大事な考え方だと理解をしておりまして、私ども党の側でもこれを全員しっかりと受けとめましてお支えをしなきゃいかぬ、こう思っておるところでございます。 我が国の財政の現状というのは、九年……
○野沢太三君 新幹線整備法の一部改正に当たりまして、最初に、新幹線という鉄道がいかなる性格を持ち、またいかなる経緯があり、今後どのようにこれが伸びていくのか、その辺についての展望をまず明らかにしてまいりたいと思うわけでございます。 私は昔、国鉄に昭和三十一年に入社をした者でございます。三十三年から東海道新幹線の建設を開始いたしまして、これが五年余りの経過の後、三十九年に開業、こういうことでありましたが、当初、私どもが入社したころは鉄道斜陽論というのが世の中に大分流布されておりまして、確かにアメリカの鉄道などはもう軒並み会社がつぶれていく、あるいは航空機に取ってかわられる、まことにさような中で……
○野沢太三君 国鉄改革十年目という節目を迎えまして、いよいよその総仕上げをするときが参りました。 最大の課題は、当初から言われておりましたような債務の処理をどう合理的に解決するか、この問題だけが大きく残っているわけでございます。そして、この問題の解決には広く国民の皆様に御理解をいただき、また御協力をいただくということが私は一番のかぎであると思うわけでございます。 そこで、ここで改革の原点に帰ってこの実態を明らかにすることが一番大事である。既に改革十年目を迎えまして、あのときの経緯を十分御存じでない方々も世の中にふえておりますので、第一にその点について、債務の実態と今後の方向について明らかに……
○野沢太三君 自民党の野沢太三でございます。 先生方には、大変お忙しい中、貴重な御意見を開陳していただきまして、当委員会の法案審議に御協力をいただきましたことを心から感謝を申し上げます。 それぞれの先生方からの御意見、肝に銘じておるわけでございますが、これより与えられました時間、十五分程度でございますけれども、各先生方に一つずつお伺いをしてまいりたいと思います。 最初に杉山先生にお伺いいたしたいんですが、先ほどからお話しのように再建監理委員会の答申では、土地、株を売りまして、あるいは新幹線の評価差益等の差額を充当しまして、なお残る債務は国民負担という答申が既に監理委員会から出され、それを……
○委員長(野沢太三君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る一月十六日、大渕絹子君が委員を辞任され、その補欠として上山和人君が選任されました。
また、去る一月二十日、本岡昭次君、今井澄君及び上山和人君が委員を辞任され、その補欠として朝日俊弘君、小川勝也君及び萱野茂君が選任されました。
また、去る一月三十日、末広真樹子君が委員を辞任され、その補欠として椎名素夫君が選任されました。
また、昨四日、栗原君子君が委員を辞任され、その補欠として山口哲夫君が選任されました。
【次の発言】 国政調査に関する件についてお諮りいたします。
本委員会は、……
○野沢太三君 お許しをいただきまして、一言ごあいさつを申し上げます。 この一年間、決算委員長として皆様の御協力をいただき、大役を果たすことができました。御協力に改めて感謝申し上げる次第でございます。 委員長として公平、公正な委員会運営を志したつもりでございますが、その実が上がったかどうか、甚だ心もとないわけでございます。何よりも審議日程の確保に大変苦心をいたしましたことを一つ申し上げたいと思いますが、大変各党の御協力あるいは各省庁の御協力をいただきまして、おかげさまで次年度の審議に入る前に平成六年度決算が終了することが一つの成果としてできましたことを大変感謝いたしておる次第でございます。 ……
○委員長(野沢太三君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る二月二十八日、筆坂秀世君が委員を辞任され、その補欠として緒方靖夫君が選任されました。
また、昨三十日、岩井國臣君及び須藤良太郎君が委員を辞任され、その補欠として上杉光弘君及び村上正邦君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
○委員長(野沢太三君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨一日、山口哲夫君が委員を辞任され、その補欠として栗原君子君が選任されました。
また、本日、上杉光弘君が委員を辞任され、その補欠として宮崎秀樹君が選任されました。
【次の発言】 平成七年度決算外二件を議題とし、昨日に引き続き、全般的質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 午前の審査はこの程度とし、午後零時五十分まで休憩いたします。
午前十一時五十一分休憩
【次の発言】 ただいまから決算委員会を再開いたします。
休憩前に引き続き、平成七年度決算外二件……
○委員長(野沢太三君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る六日、宮崎秀樹君が委員を辞任され、その補欠として岩井國臣君が選任されました。
また、本日、長峯基君が委員を辞任され、その補欠として武見敬三君が選任されました。
【次の発言】 平成七年度決算外二件を議題といたします。
本日は、通商産業省、経済企画庁、中小企業金融公庫及び中小企業信用保険公庫の決算について審査を行います。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。
議事の都合により、これら決算の概要説明及び決算検査の概要説明の聴取は、いずれもこれを省略して、本日の会議録の末尾に掲載す……
○野沢太三君 まず最初に、国鉄の長期債務について運輸省に質問をいたします。 国鉄改革から十年を経過し、残されました最重要課題が国鉄清算事業団の抱える長期債務の処理であります。当初三十七兆を超える債務をJR各社と清算事業団に振り分けまして、二十五・五兆円が清算事業団に残されました。この債務の処理方策としては、土地処分等の自主財源を充ててもなお残る債務等については最終的に国において処理するとの方針が改革の当初から再三にわたる閣議決定として確認され、また国会審議で承認をされているところでございます。 清算事業団債務は、この十年間に事業団の努力にもかかわらず累増しまして、平成九年度年初においては二……
○委員長(野沢太三君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る五月十三日、武見敬三君が委員を辞任され、その補欠として長峯基君が選任されました。
【次の発言】 継続審査及び継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。
平成七年度決算外二件の審査並びに国家財政の経理及び国有財産の管理に関する調査につきましては、閉会中もなお審査及び調査を継続することとし、継続審査要求書及び継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
なお、これらの要求書の作成につきましては、……
○野沢太三君 自由民主党の野沢でございます。 平成十年度予算の審議につきましては、この一月以来、総理を初め各閣僚の皆々様には大変御苦労をいただきましたが、ようやく四月八日、打ち上げということに相なったわけでございます。しかし、この間に経済情勢は大変大きく動いておりまして、これに対する適切な政策が何よりも今緊要でございます。 本日は、まず最初に、総理の経済政策に関する今回の決断につきまして確認をいたしたいと思います。 政府は、昨今の金融システムの不安あるいは景気低迷に対しまして、三十兆円の公的資金注入を柱とする金融システム安定化措置や二兆円の特別減税等の景気対策を実行に移してまいりました。……
○野沢太三君 確かに住専問題は大変厳しい課題ですが、これは別途その議論の場がございますし、今その問題で国会が不正常になっているということは、もう委員御案内のとおりでございます。 一方、私どもの外務委員会の課題といたしましては、大変たくさんの緊迫した課題が幾つかございまして、この機を逸すると議会としての責任が果たせなくなるんじゃないかということを私ども心配しておるわけです。たまたまそういうことで、私どもとしてはいつでも正常化したら開催できるように公報掲載も連日行いまして、呼びかけも進めてきたわけですが、昨日になりまして連立三党の方といたしまして、やはり開けるところは開いていこうということで、衆……
○野沢太三君 それでは、簡単に申し上げます。 平松参考人にお伺いしたいんですが、最近台湾に御滞在をなさったと伺っておりますが、今回の中国の演習が中国の意図に反してむしろ台湾の皆様が李登輝さんを支持するという動きを強めているというふうに伺っております。中国の意図は逆効果ではなかったかと思われますが、いかがでしょうか。この一点。 それから小島先生に最初に質問をお願いしておきたいんですが、最後のところの日本の選択として何があるかという中で、ネガティブカードが円借凍結、ポジティブカードが安保の明示であると、こういうふうに御指摘をいただいております。先ほどの御説明ではここがちょっと時間の関係で御省略……
○野沢太三君 私は自由民主党の野沢でございますが、諸先生方には大変貴重なお話を賜り、まことにありがとうございました。 四月になりますと、クリントン大統領が来日をされまして、日米の安保条約の再定義をしようという準備をただいま進めております。この動きと今回の台湾海峡における紛争といいましょうか緊迫した情勢というものは、私は無縁ではないと思うわけでございます。 この安保条約は、日本の安全を守るということがまずございますけれども、あわせて東南アジアの安定のために大変意義のある条約ではないか。これは先生方が既に指摘されているとおりだと思いますが、現段階でこの日米安保条約の果たす役割についてそれぞれの……
○野沢太三君 自民党の野沢でございます。 両先生、大変貴重なお話をありがとうございました。 まず最初に若林先生にお伺いいたしますが、中国は一つの中国、二つの制度というスローガンのもとにこれまで台湾を見てきたわけでございますが、五十年にわたる間、実効的な支配を北京が台湾に対してやっていないという中で台湾が今日の地位をつくってきたことを考えますと、一つの中国とは言いながら実際は二つの政府が続いてきて、今回の選挙で一層これが明確になったというふうに理解できるわけでございます。 そこで、将来仮に統一をするということになりますと、先生が今おっしゃいましたように、中国が台湾の現実をのみ込んでくれると……
○野沢太三君 まず、アジア局長さんにお願いしたいんですが、台湾の存在というのは中国にとって非常に大切なものだと思うわけです。いずれ自分のところと一緒になるんだと言っている以上は、やはり我々としてはこれは平和的にやってほしいと。一つのモデルが香港ではないかと思うわけですが、その香港で一国二制度が可能ならば台湾でなぜそれができないか、武力までなぜ持ち出すかということですが、香港と台湾の違いといいましょうか、これをどうお考えになりましょうか。お考えがあったら聞かせてください。 それから、防衛局長さんに先ほどミサイルのお話を伺いまして大変参考になりました。私どもも、台湾侵攻ということになれば、制海権……
○野沢太三君 大変結構だと思いますので、これをもって報告書として了承いただければ幸いでございます。
○野沢太三君 外務省にお伺いしますが、先般の情報ですと、アメリカの国防総省で北朝鮮の崩壊がもういつ起こるか、起こるかもしれないというイフの段階ではなくて、いつ起こるか、ウェンの段階であるという情報がもたらされたという一方で、昨今は、今度は国務省の方の意見として、当面そのような心配はないんだと、金正日書記は統率力を維持しておるということで崩壊の心配はなさそうだという話をしておると。アメリカの北朝鮮に対する考え方についてこのところどうも多少の混乱といいますか、見方にいろいろと違いが出ているように伺っておるわけでございますが、この辺についていかがでございましょうか。
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